JPS6393292A - デイジタル色信号処理回路 - Google Patents

デイジタル色信号処理回路

Info

Publication number
JPS6393292A
JPS6393292A JP61239820A JP23982086A JPS6393292A JP S6393292 A JPS6393292 A JP S6393292A JP 61239820 A JP61239820 A JP 61239820A JP 23982086 A JP23982086 A JP 23982086A JP S6393292 A JPS6393292 A JP S6393292A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
color
circuit
digital
color burst
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61239820A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetoshi Ozaki
英俊 尾崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP61239820A priority Critical patent/JPS6393292A/ja
Publication of JPS6393292A publication Critical patent/JPS6393292A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はディジタル色信号処理回路に係り、特に記録済
記録媒体から、サーチモードで再生されたディジタル色
信号の位相安定化処理を行なう処理回路に関する。
従来の技術 近年の半導体回路素子技術やIC’jU造技術の急速な
進歩発展に伴い、映像信号の如き天吊の情報を高速で、
安価にディジタル処理できるようになってきた。一方、
ディジタル化によって信号の埴を正確に一時記憶でき、
複雑なフィルタや適応的にパラメータを変える時変フィ
ルタなどを閤単に実現でき、更にICは天吊生産による
大幅な低価格化が可能で、またディジタルICは電源電
圧変動、雑音、温度変化、経時変化等に対して強く、高
信頼性で安定な動作が可能であり、また更にディジタル
化することによって無調整化が図れる等の数々の特長が
ある。このため、VTRも記録再生回路の大部分をディ
ジタル化することが考えられている。
発明が解決しようとする問題点 上記のディジタルVTRは、従来の回転ヘッド式VTR
と同様に複数個の回転ヘッドを順次に使用して磁気テー
プ上に映像信号を記録したり再生する。このため、周知
にように再生時には−の回転ヘッドの再生映像信号から
別の−の回転ヘッドの再生映像信号へと交互に切換えて
連続的に再生映像信号を得ている。
しかし、再生時に上記の再生映像信号の切換えがあると
、その切換え時点(スイッチングポイント)でスキュー
が発生すると共に、ディジタル色信号の位相が変化する
ため、再生ディジタル色信号の時間軸変動を低減するた
めのAPC回路における位相誤差が大きくなり、定常状
態になるまで数日(ただし、Hは水平走査周期二以下同
じ)から10数Hの期間を要する。
通常再生中は、前記スイッチングポイントは垂直帰線消
去期間内に選定されであるので、スイッチングポイント
直後のAPC回路の動作不安定期間による悪影響は画面
内には現われないので問題はないが、記録時よりもテ〜
ブ走行速度を速くして再生を行なうサーチモード時には
上記スイッチングポイントが垂直帰線消去期間外となり
、スイッチングポイントから数H〜10数Hlfl1m
に亘って見苦しい色ムラを発生するという問題点があっ
た。
本発明はスイッチングポイント直前の1H期間のディジ
タル色信号をAPC回路における位相誤差が一定値より
小となるまで出力し続けることにより、上記の問題点を
解決したディジタル色信号処理回路を提供することを目
的とする。
問題点を解決するための手段 本発明のディジタル色信号処理回路は、APC回路とく
し形フィルタを有するディジタル色信号処理回路であっ
て、サーチモードで再生されたディジタル色信号中の本
来の第1のカラーバースト信号が存在する水平帰線消去
期間の次の水平帰線消去期間内に第1のカラーバースト
信号を遅延して第2のカラーバースト信号を付加する手
段と、くし形フィルタ内の遅延回路とAPC回路内の位
相検出器とを共用して構成されており、位相検出器によ
り検出した第2のカラーバースト信号の位相データとメ
モリに記憶保持したスイッチングポイント直前の第1又
は第2のカラーバースト信号位相データとの位相差が予
め設定した一定値よりも小となるまでのスイッチングポ
イント直後の期間、くし形フィルタ回路内の遅延回路を
用いてスイッチングポイント直前の再生ディジタル色信
号を第1のカラーバースト信号と共に出力し続ける手段
とからなる。
作用 記録媒体から回転ヘッドにより再生されたディジタル色
信号の時間軸変動を低減するためのAPC回路内には位
相検出器があり、この位相検出器によりヘッドスイッチ
ング時点より第2のカラーバースト信号の位相が検出さ
れる。また、位相検出器はヘッドスイッチングの直前ま
での時点では第1又は第2のカラーバースト信号の位相
を検出しており、その位相検出データがメモリに逐次書
き込まれているが、ヘッドスイッチング信号の入来によ
り上記書き込みが停止されるので、メモリにはスイッチ
ングポイント直前の第1又は第2のカラーバースト信号
の位相データが記憶保持される。
上記位相検出器とメモリの両位相データの差(すなわち
位相差)が予め設定した一定値よりも小となるまでの、
スイッチングポイント直後の期間は、くし形フィルタ内
の遅延回路を用いてスイッチングポイント直前の1水平
走査周期の再生ディジタル色信号が第1のカラーバース
ト信号と共に出力端子へ出力され続ける。このとき・第
2のカラーバースト信号は位相検出器にのみ供給され、
出力端子へは出力されない。
実施例 第1図は本発明回路の第1実施例のブロック系統図を示
す。同図中、回転ヘッド1により記録済磁気テープ(図
示せず)から再生されたアナログカラー映像信号はプリ
アンプ2を通して低域フィルタ(LPF)3に供給され
る。ここで、上記再生アナログカラー映像信号は、既存
のヘリカルスキャン方式VTRと同様に、互いにアジマ
ス角の異なる複数の回転ヘッドによりガートバンド無く
、又は殆ど無く形成されたトラックから再生され、低域
変換搬送色信号と被周波数変調輝度信号との周波数分割
多重信号である。
上記しPF3は再生された上記の周波数分割多重信号か
ら低域変換搬送色信号のみを分tnF波した後A/D変
換器4へ供給する。なお、プリアンプ2よりの再生アナ
ログカラー映像信号は高域フィルタ又は帯域フィルタ(
図示せず)にも供給され、ここで前記被周波数変調輝度
信号を分#fiP波された後、輝度信号処理回路(図示
せず)に供給されるが、これは本発明とは直接の関係は
ないので、その説明は省略する。
A/D変換器4は所定の標本化周波数で入力低域変換搬
送色信号の標本化を行なった後母子化を行ない、低域変
換搬送色信号をディジタル信号(例えばPCM信号)に
変換する。このディジタル信号は周波数変換器5に供給
され、後述する数値制御発振器(NGO)8よりの信号
と周波数変換された後、帯域フィルタ(BPF)9へ供
給され、ここで不要周波数成分を除去されて、色rlj
搬送波周波数が所定の高域周波数(例えば3.58HH
2)とされた搬送色信号に関するディジタル信号(ディ
ジタル色信号)のみが取り出される。
この再生ディジタル色信号はメモリ10に供給される一
方、スイッチ回路11の端子11aに供給される。この
再生ディジタル色信号は第2図(A)に示す如く、n番
目のライン(水平走査線)ではカラーバースト信号CB
T+と搬送色信号CTIとからなるディジタルデータで
、同様にn+1番目のラインではカラーバースト信号C
Bo+1と搬送色信号C1+1とからなり、n+2番目
のラインではカラーバースト信号CBo+2と搬送色信
号co+2とからなるディジタルデータである。なお、
第2図及び後述する第3図及び第4図に示す波形図は、
理解が容易なようにアナログ信号波形で図示しであるが
、実際にはディジタルデータである。
メモリ10はカラーバースト信号データのみをコントロ
ーラ12よりの制御信号に基づいて書き込み、これを次
の水平帰線消去期間内のタイミングで読み出してスイッ
チ回路11の端子11bへ出力する。メモリ10は−の
カラーバースト信号データを記憶できる8岱(ワード数
)だけあれば良いから、記憶容量の小なるランダム・ア
クセス・メモリ(RAM)又はシフトレジスタを使用で
きる。コントローラ12は再生ディジタル輝度信号中か
ら分離した水平同期信号データとサーヂモードであるか
否かを示すモードデータ2.ヘッド′FJJ換信号デー
タとが、入力端子13.14及び15を介して並列に供
給され、各回路に必要な各種の制御信号を発生する。
スイッチ回路11はコントローラ12よりのスイッチン
グ制御信号に基づき、通常は端子11aの入力再生ディ
ジタル色信号を選択出力するが、メモリ10よりカラー
バースト信号データが読み出される期間のみ端子11b
側へ切換接続されて、そのカラーバースト信号データを
選択出力する。
従って、スイッチ回路11の出力信号は第2図(B)に
示す如くになる。第2図(B)に示すように、スイッチ
回路11の出力ディジタル色信号は、本来のカラーバー
スト信号が存在するべき水平帰線消去期間(具体的には
バックポーチ)にカラーバースト信号が多重されると共
に、次の水平帰線消去期間の一部(具体的にはバックポ
ーチを除いたフロントポーチ及び水平同期信号期間内の
特定位置)にも1日前のラインのカラーバースト信号が
多重されている。
スイッチ回路16はこのスイッチ回路11の出力ディジ
タル色信号が端子16bに供給されると共に、1日遅延
回路17.減算器18及びスイッチ回路19よりなるく
し形フィルタ2oの出力ディジタル色信号が端子16a
に供給され、これらをコントローラ12よりのスイッチ
ングレノ御信号に基づいて選択出力する。すなわち、ス
イッチ回路16は通常再生時にはスイッチ回路11の出
力ディジタル色信号を選択出力して11」遅延回路17
へ供給する。また、スイッチ回路19は端子19aに常
時接続されてスイッチ回路16の出力信号を減算器18
へ供給する。従って、通常再生時には1日遅延回路17
.減算器18及びスイッチ回路19は隣接トラックから
のクロストーク成分を低減するための公知のくし形フィ
ルタ20を構成し、減算器18より第2図(B)と同様
のディジタル色信号を選択出力してスイッチ回路21の
端子21a及び位相検出器22へ夫々供給する。
位相検出器22はコントローラ12の出力制御信号に基
づいて、通常再生時は入力ディジタル色信号中の本来の
カラーバースト信号(第1のカラーバースト信号)及び
付加された方のカラーバースト信号(第2のカラーバー
スト信号)のうち、予め定めたどちらか一方のカラーバ
ースト信号の位相のみを検出し、これにより得られた位
相検出データをAPC@路のループフィルタであるLP
F26を介して加算回路7へ供給する一方、メモリ23
及び減算器24に夫々供給する。メモリ23はコントロ
ーラ12の出力制御信号に基づいて、その入力位相検出
データを書き込み、1HM延して読み出す。減算器24
は位相検出器22及びメモリ23の両位相検出データを
減算して比較器25に供給し、ここで端子27よりの基
準データと比較させる。通常再生時には、この減算器2
4の2人力位相検出データの位相差は略ゼロである。
また、スイッチ回路21はコントローラ12よりのスイ
ッチング制御信号に基づいて、入力ディジタル色信号中
の付加されたカラーバースト信号入来期間中のみ端子2
ib側に接続され、それ以外の期間は端子21aに接続
されて入力ディジタル色信号をそのままD/A変換器2
8へ選択出力する。これにより、スイッチ回路21から
は第2図(C)に示す如く、付加されたカラーバースト
信号のみが除去されたディジタル色信号が取り出される
。このスイッチ回路21は上記の通常再生時及び後述す
るサーチモード時の両方共同じ動作を行なう。
一方、前記しPF26の出力位相検出データは加算回路
7により端子6よりのNCO3のフリーラン周波数を決
めるためのデータと加算された鴇、NCO3へ供給され
、その出力発振周波数を可変制御する。NCO3の出力
発振周波数は周波改変rJ!器5に供給されてA/D変
換器4の出力ディジタル信号と周波数変換することによ
り、公知のAPCループ動作によって、時間軸変動が低
減されたディジタル色信号を得る。
このようにして時間軸変動が低減され、帯域がちとに戻
されたディジタル色信号は、D/A変換器28によりデ
ィジタル−アナログ変換されて、アナログ再生搬送色信
号とされた後、出力端子29へ出力される。
次にサーチモード時の動作について説明する。
サーチモードはテープ走行速度を記録時よりも速くして
再生を行なう再生モードである。コントローラ12はこ
のサーチモード時において、端子15よりのヘッド切換
信号が変化(反転)した時点よりも比較器25からの信
号が所定レベルとなるまでの期間、スイッチ回路16,
19.メモリ23に対して通常再生時と異なる所定の動
作を行なわせるための制御信号を発生出力する。
すなわち、第1図では図示は省略したが、周知の如く、
回転ヘッド1は例えば2個あり、それらの各再生信号は
別々のプリアンプを通してスイッチ回路(図示せず)に
供給されて1フイールド毎に再生を行なっている方の回
転ヘッドの再生信号がスイッチング出力されるが、その
スイッチングのためのヘッド切換信号は、1フイールド
毎に反転し、かつ、その反転時点はスイッチングポイン
トに相当する。コントローラ12はサーチモードにおい
て、このヘッド切換信号が反転したことを検出すると、
スイッチ回路16及び19をスイッ子回路11から付加
されるカラーバースト信号が取り出される期間のみ端子
16b、19bに夫々接続し、それ以外のII間は端子
16a側、19a側に夫々切換接続させる。これにより
、ヘッド切換信号が反転すると、付加されるべき第2の
カラーバースト信号は、通常再生時と同様に、サーチモ
ード時にも常に再生ディジタル色信号の所定の水平帰線
消去期間毎に更新せしめられるに対し、本来の第1のカ
ラーバースト信号と色信号とよりなるディジタル色信号
は1日遅延回路17及び減算器18よりなる回路を巡回
せしめられることになる。
従って、BPF9より取り出されるディジタル色信号を
第3図(A)に模式的に示し、スイッチングポイントが
nラインとn+1ラインの間にありかつ、スイッチング
ポイントからAPC回路の位相誤差がある程度小さくな
るまでの期間を第3図にTで示す(第4図も同様)もの
とすると、減算器18の出力ディジタル色信号は第4図
(B)に模式的に示す如くになる。なお、上記の期間T
内において1ライン毎に位相が反転しているのは、搬送
色信号がNTSC方式の場合、色副搬送波周波数がfH
/2の奇数倍であるからである(ただし、fHは水平走
査周波数)。
また、これと同時に、コントローラ12はメモリ23の
書き込み動作を停止し、一定周期で読み出しを行なう。
これにより、メモリ23にはヘッド切換信号が反転した
直前の、位相検出器22により検出された位相検出デー
タが保持され、かつ、それが繰り返し読み出されること
になる。なお、位相検出器22は通常は第1及び第2の
カラーバースト信号のうちどちらか一方のカラーバース
ト信号の位相を検出するが、スイッチングポイントから
APC回路の位相誤差がある程度小さくなるまでの期間
は、付加された方の第2のカラーバースト信号の位相検
出動作を行なうように制御される。第4図(A)、(B
)は黒く示した方のカラーバースト信号で位相検出器2
2による位相検出を行なうことを模式的に示しており、
第4図(A)は常時筒2のカラーバースト信号の方で位
相検出を行なう場合、同図(B)は通常は第1のカラー
バースト信号の方で位相検出を行なう場合を示す。
従って、サーチモード時においてヘッド切換信号が反転
すると、減痺器24は位相検出器22により位相検出さ
れた常時更新されている第2のカラーバースト信号の位
相検出データと、メモリ23より読み出されたスイッチ
ングポイント直前の位相検出データとの差分データを算
出し、それを比較器25に供給する。比較器25はへP
C回路の位相誤差により画面内に現われる色むらが実用
上問題ない程度の位相誤差に対応した、端子27よりの
予め設定しである一定の基準データと上記の差分データ
とを大小比較し、その比較結果をコントローラ12へ出
力する。コントローラ12は上記差分データが上記基準
データより大のときは前記した動作を引続き行ない、小
となった時点で各回路が通常再生と同様の動作をするよ
うな制御信号を出力する。
これにより、減口器18からはAPC回路の位相誤差が
ある程度小となるまでの期間(前記差分データが眞記基
準データより小となるまでの期間)は、第3図(B)に
期間T内にて模式的に示す如く、スイッチングポイント
直前の1Hの再生ディジタル色信号(第1のカラーバー
スト信号を含む)が繰り返し出力され続け、また第2の
カラーバースト信号は常に更新出力される。そして、A
PC回路の位相誤差がある程度小となった時点(第3図
及び第4図ではn+4ラインの始め)からは通常再生と
同様に再生ディジタル色信号が出力され始める。
スイッチ回路21は前記したように、常に付加された第
2のカラーバースト信号を除去するようなスイッチング
動作を行なうから、出力端子29には第3図(C)に模
式的に示す如く、第2のカラーバースト信号が除去され
た、再生ディジタル色信号が取り出される。これにより
、スイッチングポイント直後のある期間内の色相は固定
され、目障りな色むらの発生を除去することができる。
次に本発明回路の第2実施例について第5図のブロック
系統図と共に説明する。同図中、第1図と同一構成部分
には同一符号を付し、その説明を省略する。本実施例は
本発明者が先に特願昭60−217795号にて提案し
た搬送色信号処理回路を有する構成としたもので、入力
端子30には前記再生ディジタル色信号が入来し、入力
端子31には再生ディジタル輝度信号が入来する。この
再生ディジタル輝度信号は11」遅延回路32及び減算
器33よりなる回路により、1ライン前後の輝度情報の
垂直相関に応じた差分データに変換された後、検出器3
4に供給され、ここでその差分データが所定の基準デー
タと大小比較され、基準データよりも大レベルのときは
垂直相関無しと判断される。この1日遅延回路32.減
算器33及び検出器34よりなる回路は輝度信号垂直相
関検出回路35を構成しており、これよりR度信号の垂
直相関の有無を示す検出信号が取り出されて巡回形カラ
ーノイズ低減回路(CNR回路)37内の制御回路38
へ供給される。
一方、スイッチ回路11より取り出された再生ディジタ
ル色信号及び付加カラーバースト信号はスイッチ回路3
6を通してCNR回路37内の加算回路39及び帰還形
くし形フィルタ40に夫々供給される。帰還形くし形フ
ィルタ40は上記スイッチ回路36の出力ディジタル信
号と乗算器で構成された係数回路44の出力信号とを減
算器41で減算して得た差分データを、乗算器で構成さ
れている係数回路42.1l−1ff延回路43及び係
数回路44を夫々通して減算器41へ帰還人力づ。
る構成とされている。係数回路42.44で各々付与す
る係数に+ 、に2は制御回路38の出力制御信号で適
宜可変設定される構成とされている。
制御回路38は、輝度信号垂直相関検出回路35から供
給される輝度信号垂直相関有無の検出信号により、例え
ば垂直相関がない場合ではに+=4.に2 =Oとして
CNR回路37がカラーノイズ低減動作を行なわないよ
うにして垂直方向の色にじみの発生を防止し、垂直相関
がある場合ではに+ =1.に2 = 0.75に設定
して所定のカラーノイズ低減動作を行なわしめる。ここ
で、垂直相関がない場合のに1=4の設定により、垂直
相関なしから垂直相関ありに切換った場合、その初11
時、フィルタには過去の蓄積された情報レベルと略同−
レベルの情報を保持しくqlこの情報を基点に蓄積が始
まるため、出力信号の立上り特性に劣化を生じることは
ない。
なお、検出器34を、輝度信号の垂直相関の度合に応じ
た複数段(例えば8、又はそれ以上等)の状態の検出信
号を出力するように構成し、この複数段の状態に夫々対
応して係数に+ 、に2を夫々設定するようにしてもよ
い。
また、係数回路44の出力信号と再生ディジタル色信号
及び付加カラーバースト信号は加算回路39で加算合成
された後検出器45に供給される。
検出器45は加算回路39の出力信号レベル(実際には
ディジタル信号だから数値)が所定レベル以上になった
ときは垂直相関ありとし、この所定レベルより小のとき
は垂直相関なしと検出し、その検出結果をt、II御回
路3Bに供給する。制御回路38はこの検出器39より
のディジタル色信号の垂直相関の有無を示す検出結果に
対しても、前記した輝度信号の垂直相関の有無を示す検
出結果に対する動作と同じような動作を行なって、係数
回路42.44の係数値を可変制御する。
このCNR回路37によれば、過去のディジタル色信号
情報を累積加算することにより、低域フィルタと同様の
効果が得られ、ディジタル色信号成分に対する画面垂直
方向のノイズ成分を相対的に低減することができ、また
垂直相関なしから垂直相関ありに切換わった場合の出力
ディジタル色信号の立上り特性の劣化を略除去できる。
本実施例はこのCNR回路37内の1日遅延回路43を
サーチモード時のヘッドスイッチングポイント直後の色
ムラ発生除去にも共用できる(1?S成としたものであ
る。ずなわら、サーチモード時のヘッド切換信号の反転
時点から比較器25よりの信号が所定レベルになるまで
の成る期i′Mは、制御回路38はメモリ23の書き込
み動作を停止し、一定向1111で読み出しり3作のみ
を行なわせる一方、通常は端子36aに接続されている
スイッチ回路36に対して付加された第2のカラーバー
ストイ3号伝送期間は端子36a側に接続し、かつ、そ
れ以外の期間は端子36bに切換接続させるスイッチン
グ制御信号を送出し、更に係数回路42及び44の各係
数を各々“1”に切換設定する制御信号を送出する。
これにより、CNR回路37は上記のスイッチングポイ
ント直後の成る期間は、付加された第2のカラーバース
ト信号が引続き1H周期で供給されるが、第1のカラー
バースト信号と色信号とからなるディジタル色信号はス
イッチングポイント直前の1Hのディジタル色信号のみ
を巡回せしめられる。
このようにして、本実施例の場合は、CNR回路37内
の帰還形くし形フィルタ40を用いて、ヘッドスイッチ
ングポイント直後の大なるAPC回路の位相誤差による
色ムラ発生を目立たなくすることができる。なお、位相
検出器22の出力位相検出データは出力端子46を介し
てAPC回路内のループフィルタ(前記LPF26)へ
供給される。
なお、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく
、例えばPAL方式カラー映像信号に適用した場合は、
11」遅延回路17.43は2l−Inn皿回路なる。
発明の効果 上述の如く、本発明によれば、サーチモードU、7のヘ
ッドスイッチングポイント直後の色ムラを目立たなくす
ることができ、また記録再生装置にもともとあるクロス
トーク低減用くし形フィルタ又はカラーノイズ低減用く
し形フィルタ内の遅延回路を共用しているので、別途専
用の遅延回路を設ける場合に比べ、回路規模を小さく、
安価に構成することができ、ディジタル信号処理回路で
あるから、IC化に適しており、また信頼性が高い等の
特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明回路の第1実施例を示すブロック系統図
、第2図乃至第4図は夫々第1図図示ブロック系統の動
作説明用信号波形図、第5図は本発明回路の第2実施例
の要部を示すブロック系統図である。 1・・・回転ヘッド、4・・・A/D変換器、10゜2
3・・・メモリ、11.16.19,21.36°・。 スイッヂ回路、12・・・コントローラ、17.43・
・・1H遅延回路、18.24・・・減算器、20・・
・くし形フィルタ、22・・・位相検出器、28・・・
D/A変換器、37・・・巡回形カラーノイズ低減回路
(CNR回路)、40・・・帰還形くし形フィルタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 記録媒体から回転ヘッドにより再生されたディジタル色
    信号の時間軸変動を低減するためのAPC回路を有する
    と共に、再生ディジタル色信号の隣接トラックからのク
    ロストーク成分又はカラーノイズを除去するクシ形フィ
    ルタを有するディジタル色信号処理回路であつて、 サーチモードで再生されたディジタル色信号中の本来の
    第1のカラーバースト信号が存在する水平帰線消去期間
    の次の水平帰線消去期間内に該第1のカラーバースト信
    号を遅延して第2のカラーバースト信号として付加する
    付加手段と、 前記くし形フィルタ内の遅延回路と前記APC回路内の
    位相検出器とを共用して構成されており該付加手段より
    該第1及び第2のカラーバースト信号を含む再生ディジ
    タル色信号が供給され、該位相検出器により該第2のカ
    ラーバースト信号の位相データとメモリに記憶保持した
    スイッチングポイント直前の該第1又は第2のカラーバ
    ースト信号の位相データとの位相差が予め設定した一定
    値よりも小となるまでのスイッチングポイント直後の期
    間、該くし形フィルタ内の遅延回路を用いて該スイッチ
    ングポイント直前の1水平走査周期の再生ディジタル色
    信号を該第1のカラーバースト信号と共に出力し続ける
    手段とよりなることを特徴とするディジタル色信号処理
    回路。
JP61239820A 1986-10-08 1986-10-08 デイジタル色信号処理回路 Pending JPS6393292A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61239820A JPS6393292A (ja) 1986-10-08 1986-10-08 デイジタル色信号処理回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61239820A JPS6393292A (ja) 1986-10-08 1986-10-08 デイジタル色信号処理回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6393292A true JPS6393292A (ja) 1988-04-23

Family

ID=17050334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61239820A Pending JPS6393292A (ja) 1986-10-08 1986-10-08 デイジタル色信号処理回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6393292A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6359195A (ja) 磁気記録再生装置
JPS623637B2 (ja)
JPS6023556B2 (ja) カラ−ビデオ信号のドロップアウト補償装置
US4686583A (en) Dropout compensating apparatus using a digital delay circuit
KR920000430B1 (ko) 주기성잡음제거기능을 갖춘 아날로그신호연결부분처리장치
KR0177923B1 (ko) 비디오신호재생장치
JPS6393292A (ja) デイジタル色信号処理回路
JPS63222360A (ja) 磁気記録再生装置
JPS60170393A (ja) 映像信号の記録再生装置
JPS60160276A (ja) 映像信号処理装置
JPS6240912B2 (ja)
JP3241361B2 (ja) Vtr付きビデオカメラ
JPS5833379A (ja) 静止画記録装置
JP2553165B2 (ja) 映像信号再生装置
JP3008630B2 (ja) 色信号処理装置
JP2630141B2 (ja) 映像信号記録再生装置
JPS62224189A (ja) 映像信号記録再生装置
JPH0743884B2 (ja) 情報信号記録再生装置
JPH01221075A (ja) 再生映像信号の処理装置
JPH0476275B2 (ja)
JPS6376691A (ja) 特殊再生装置
JPH01314416A (ja) くし形フィルタ
JPH0564140A (ja) ビデオテープレコーダ装置
JPS5850076B2 (ja) カラ−映像信号記録再生装置
JPH0224437B2 (ja)