JPS6393245A - 送受話器付通信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばファクシミリ装置や電話器または音声
信号による通信機能を有するワードプロセッサやコンピ
ュータ等で送受話器を有する通信装置、特に装置内部に
電源装置等発熱源を有し、かつ装置の筐体の上面に、送
受話器を保持する凹部を有する通信装置の放熱および断
熱機構に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、ファクシミリ装置等送受話器を有する通信装置は
、ある程度の大きさを有しており、送受話器を保持する
部位を装置の任意の場所に設けることができていた。し
かるに昨今のように装置の小型化、偏平化が急速に進み
、装置の投影床面積が小さくなるとそれぞれの構成ユニ
ットの配置が制限される。

例えば、ファクシミリ装置の場合、原稿搬送機構や記録
紙搬送機構、および光電変換装置、印字装置は装置の外
観や操作性などからそれらの配置が決定され、他の網制
御装置や電源装置および装置の制御用プリント板等は上
述した原稿搬送機構等が配設された部分以外の空間に配
置せざるを得す、自ずと限られた配置構成になってしま
う、特にデスクトップの機械においては、使いやすさの
点から装置の奥行きをあまり大きくすることができない
ことや、装置の高さもまたあまり高くすることはできな
いことなどから、比較的横長の装置になる。そのような
構成の通信装置では送受話器を装置の上面左端近傍に配
置するのが、操作性から考えて最も良い。また前述した
ようにＪｉｍ用プリント基板や電源装置等は装置の左右
の端近傍、特に原稿や記録紙の搬送経路から考えると送
受話器の下の空間に配置するのが装置の小形化を達成す
るのに最も効果がある。

しかるに制御用プリント基板上や電源装置にはＤＣ−Ｄ
ＣコンバータやＦＥＴ等発熱量が大きい素子が実装され
ており、それらの発熱源から放出される熱によって装置
内部の温度が上昇する。特に発熱源の真上の部分の温度
上昇が著しく、室温よりも２０℃以上も高くなることも
ある。一方、上述したように電源装置の真上近傍には送
受話器を配置しているので、前記発熱源の熱によってま
ず上側カバーが加熱され熱伝導によりその熱が送受話器
にまで達する。したがって、送受話器に内蔵されている
マイクやスピーカおよびその制御回路等の温度特性によ
り音質が悪くなったり、または送受話器の受話部のよう
な直接人体に触れる部分の温度が上昇することによって
操作者に不快感を与えるというような欠点を持っていた
。

〔発明の目的〕

本発明は上述従来例の欠点に鑑みてなされたもので優れ
た通信装置を提供することを目的とする。

〔実施例〕

以下１図示した実施例に基づいて木発明を説明する。

第１図〜第６図は本発明の第１の実施例を有した、ファ
クシミリ装置を示し、第１図は本発明の特徴を最もよく
表わす装置縦断面図である。

１は装置の上部外装（上カバー）、３は装置下部外装（
底カバー）、４は送受話器で前記上カバーに設けられた
凹部１ａに受話部４ａがはまり合い送受話器が使用され
ない場合、常にここに位置する。１９は同図上方向に付
勢されていて、前記送受話器４の荷重を同図には図示さ
れていないフックスイッチに伝え、前記送受話器が使用
中か否か、を知るためのオンフックノブ、１８は本装置
に電気を給する電源であり、前記送受話器置台の直下に
位置している。

そして、木発明の特徴である処のリブ１ｃが、上カバー
の凹部底面に位置していて、前記送受話器の受話部底面
と、上方バー凹部との間には、わずかな空気層が構成さ
れる。

そして、その空気層は上カバーの四部の一部を切り欠＜
（ｌｂ）ことにより、外気と交流可能な構成となってい
る。

以上の様な構成に於いて、ファクシミリ装置は通常、い
つでも受信できる様、電源スィッチをＯＮにしたまま放
置しておく、夜間、人間がいない時も時差のある外国か
ら通信が来ることも多いため同様電源スィッチをＯＮに
したまま放置する。

通常、ファクシミリ装置は交換器より呼が来たり、オペ
レーションパネル上のキートップが印加されるまではそ
れらの動作を確認するだけの回路のみを動作させ、メイ
ン電源はＯＦＦになっているスタンバイ状態となってい
るが、この時でも、５Ｗ〜１０Ｗ程度の消費電力があり
、電源は常に発熱し放熱していることになる。この熱に
より電源内部あるいは周辺の空気が熱せられ、上カバー
の下側にたまる。あるものはそのまま熱い空気のまま装
置外に放出され、あるものは上カバーに熱を伝達する。

その熱は上カバー内を伝達してゆき、拡散したりもする
が主にその上に位置する送受話器の受話部をあたためよ
うとする。前述の様に人間にとって最も温度の低い部位
の一つである耳に直接接する受話部の昇温は人間に不快
感をあたえることになる。

しかし、前述の構成であるならば空気という非常に熱を
伝えにくい層を一段所持し、その空気をさらに外気と交
流しやすい構成としたため、多少あたためられた空気も
すぐ外気と交換され、よって送受話器に熱は伝達しない
。

第２図は第１図を斜視図にしたもので、同じ部材は同じ
番号になっているので前述していないもののみ説明する
。

１８ａは電源のパワースイッチ、つまり本装置のメイン
スイッチである。

第３図は本実施例を有するファクシミリ装置の外観を示
す斜視図である。

２は後述する記録紙ロールのカバー、５は本装置のオペ
レーションパネル部、６は下側が画情報であるところの
原稿、７は上側印字面で、熱により発色する感熱記録紙
であり、記録紙ロールから供給されている。１１は原稿
の紙パスを解除させるためのレバーである。

第４図は本実施例を有するファクシミリ装置の譬断面図
である。

８は前記原稿に光を当てその反射光の強弱を電気信号に
変換することにより画情報を読みとる密着型イメージセ
ンサ−ユニット、９は電気信号に変換された画信号を熱
エネルギーに変換し、前述感熱記録紙に転写させる記録
系サーマルヘッドユニット、１０は前記サーマルヘッド
と紙を介して当接し、紙をサーマルヘッドに押しつけ印
字の助けをするとともに、サーマルヘッド表面よりも高
い摩擦係数をもち図示されない駆動系により図中時計回
りに回転し、記録紙を装置外を排出する役目を兼ねたプ
ラテンローラ、１２は感熱記録紙ローラ、１３は本装置
の制御用プリント板、２０はそのプリント板上に配され
たフックスイッチで、前述オンフックノブ１９からの動
作力が図示されないリンクを介して２０ａに伝わり、オ
ンフックオフフックによりオン・オフする。

１４１＊Ｃ５ｏ−ラで、前記密着型イメージセンサ−ユ
ニットと原稿を介して接して、原稿と密着型イメージセ
ンサ−ユニットとの距離を一定に保つとともに、図示さ
れない駆動系により図中反時計回りに回転し、密着型イ
メージセンサ−モジュール表面より高い摩擦係数をもつ
ため原稿を搬送する。

１５は原稿給紙ガイド、１６は原稿排出ガイド、１７は
本装置の主構造体である。

第５図は本発明実施例を有するファクシミリ装置の上カ
バーを除いた平面図である。

第６図は本発明実施例を有するファクシミリ装置の上カ
バーを除いた時の本体の斜視図である。

以上の用な構成に於いて、Ａから装置に挿入された原稿
は原稿給紙ガイド１５に沿って上方に方向を変えてゆき
、ＣＳプラテンローラ１４と密着型イメージセンサ−ユ
ニットとが当接している点にまで達する。ＣＳプラテン
ローラは前述の様に反時計回りに回転していて、原稿は
これにくわえこまれＢ方向に排出される。その間、密着
型イメージセンサ−ユニットは原稿の画情報を読み取り
、送信あるいはコピーを行う。

又、受信あるいはコピーで電気信号に変えられた画情報
は制御プリント板１３にて処理され、サーマルヘッドで
印字されながら、プラテンロールｌＯの回転により装置
外Ｃ方向に排出される。

〔発明の効果〕

以上説明した様に、上カバーを有する送受信器芒台、特
に受話部門部に一部分切欠きを設けるという非常に簡単
な構成で、受話部下にある空気層を外気と交流させるこ
とができるようになり、装置の発する熱を送受話器特に
受話部に伝わらなくなる効果を発し、人間に不快感を与
えずにすむ構成となった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施したファクシミリ装置送受話器置
台部縦断面、第２図は回部斜視図、第３図はファクシミ
リ装置外観を示す斜視図、第４図はファクシミリ装置の
縦断面、第５図はファクシミリ装置の内部平面図、第６
図はファクシミリ装置内部を示す斜視図である。 １は上カバー、３は底カバー、４は送受話器、６は原稿
、７は感熱記録紙、８は密着型イメージセンサ−ユニッ
ト、９はサーマルヘッドユニット。 １０はプラテンローラー、１４はＣＳローラー、１７は
主構造体（フレーム）、１８は電源、１９はオンフック
ノブ、２０はフックスイッチ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）電源装置等の発熱源を装置内に設け、かつ該装置
   の筐体の上面に送受話器を保持する凹部を有する通信装
   置において、 その凹部の一部に切欠きを設けてあることを特徴とする
   送受話器付通信装置。