JPS6392886A - 樹脂系配管類に対する防火区画の構造 - Google Patents

樹脂系配管類に対する防火区画の構造

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Publication number
JPS6392886A
JPS6392886A JP61238499A JP23849986A JPS6392886A JP S6392886 A JPS6392886 A JP S6392886A JP 61238499 A JP61238499 A JP 61238499A JP 23849986 A JP23849986 A JP 23849986A JP S6392886 A JPS6392886 A JP S6392886A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fire
pipe
resin
piping
compartment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61238499A
Other languages
English (en)
Inventor
渡辺 紘一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takenaka Komuten Co Ltd
Original Assignee
Takenaka Komuten Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Takenaka Komuten Co Ltd filed Critical Takenaka Komuten Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Building Environments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C産業上の利用分野〕 本発明は、建築内部の延焼を防ぎ火災を部分的に止める
防火区画に係り、樹脂系配管類を配した場合の構造に関
する。
〔従来の技術〕
近年、建築設備に使用する配管、ダクトなどの材質とし
て、耐久性、耐食性、耐薬品性の観点から樹脂製の材料
が注目されている。ところが、この樹脂1系材料は耐火
性能に欠けており、樹脂系材料で配管やダクトを構成し
、耐火構造の壁、床等の防火区画を貫通するような建築
構造にした場合、例えば第4図に示すものとなる。
図に於て、21は樹脂系の配管で、防火壁22を貫通し
ている。建築基準法により、防火壁22の両側に位置す
る配管21の回りは、防火壁から160m以上に亘って
岩綿23(又はモルタル)で被覆している。岩綿23は
火災時に防火壁22の貫通孔22Aを覆って防火壁22
の一方側に生じた火炎を遮断するようになっている。し
かも、配管21の口径は、火災時の熱の出入りを少なく
するため、1251111以下という条件付のものとな
っている。なお、24は縦管で、建築レイアウト上の理
由により配置される。以上のようにして火災を部分的に
とどめる構造になっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、防火壁22の一方側から火災が発生した場合
、樹脂系の配管21は高温に加熱されると溶けてしまう
。この場合、配管21は、その口径が細くても防火壁2
2を貫通している構造となっていることから、火災の炎
が配管21を通って防火壁22の他方側に伝播し、防火
壁22で完全に炎を遮断することは困難である。
又、防火壁22の貫通部22Aと縦管24とが近接して
いる場合や配管21の口径が1250を越える場合には
、樹脂系の配管21を実際は使用できないことになる。
特に、ユニットバスやトイレユニット等の縦管との接続
ができなくなる。即ち、樹脂系の配管21の使用場所が
他の設備上のレイアウトにより限定され、配管21の口
径を大きくすることもできない。
〔発明の目的〕
本発明は、上述の問題を解決するためになされたもので
、その目的は、火災が発生した場合にその炎を遮断する
ことができ、樹脂系の配管の使用場所が設備上のレイア
ウトにより限定されず、配管の口径を大きくすることが
できる樹脂系配管類に対する防火区画の構造を提供する
ことである。
〔問題点を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、本発明は、樹脂系材料で構
成される配管又はダクトが防火区画を貫通している部分
の防火区画の構造に於て、防火区画の配管又はダクト回
りの部分に発泡性防火材を埋設したものである。
〔発明の作用〕
本発明によれば、防火区画の一方側に火災が発生した場
合、この火災の熱で樹脂性の配管の温度が高くなり、防
火区画の配管回りの部分に埋設された発泡性防火材が発
泡し、防火区画の配管貫通部にスポンジ状の気体断熱層
が形成される。
〔発明の実施例〕
以下、図面により本発明の実施例について説明する。
第1図は本発明の実施例に係る樹脂系配管類に対する防
火区画の構造を示す。
図に於て、1は樹脂系材料で構成される配管で、防火区
画例えば防火壁2の配管貫通部2Aを貫通している。防
火壁2の配管1回りの部分に鉄製カバー3が防火壁2に
固定されるように設けられている。このカバー3は断面
コ字形の円形ドーナツの形状をしていて、その内側部3
Aに発泡性防火材4が埋設されている。
次に、本実施例の作用を説明するに、第2図。
第3図に示すように、防火壁2の一方側に火災Fが発生
した場合(Sl)、この火災の熱で樹脂製の配管1の温
度が高くなり (S2)、配管lが溶けるとともに防火
壁2の配管1回りの部分に埋設された発泡性防火材3が
発泡しくS3)、防火壁2の配管貫通部2Aにスポンジ
状の気体断熱層4Aが形成される(S4)。従って、配
管貫通部2人が遮断され、防火壁2は連続した状態とな
る(S5)  。
以上の如き構成によれば、防火壁1の一方側に火災が発
生した場合、上記の如くスポンジ状の気体断熱層4Aが
形成され、防火壁2は連続した状態になるので、この防
火壁1で火災の炎を遮断することができる。
又、スポンジ状の気体断熱i4Aにより配管貫通部2A
が遮断されるため、従来例のように岩綿又はモルタルが
不要になり、配管貫通部2Aに近接して縦管(図示せず
)を配設することができ、樹脂系の配管2の使用場所が
例えば縦管の如き設備上のレイアウトにより限定される
ことはない。
さらには、火災が発生してもスポンジ状の気体断熱層4
Aにより配管貫通部2Aを完全に遮断し、防火壁2を連
続した状態とすることができるので、配管の口径を大き
くすることができる。
なお、本実施例に於ては、配管1が防火壁2を貫通して
いる場合について説明したが、配管1の代わりにダクト
を使用した場合も適用できる。
又、本実施例に於ては、防火壁2の配管1回りの部分に
鉄製カバー3が防火壁2に固定されるように設けられて
いるが、カバー3がなくても火災により発泡性防火材4
が発泡した時には、防火壁2の配管貫通部2Aにスポン
ジ状の気体断熱層が形成される。
さらに、本実施例に於ては、防火区画の例として防火壁
2を例にとり説明したが、防火壁2のみならず例えば他
に防火床、防火天井の場合にも適用できる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、樹脂系配管類に対
する防火区画の構造にあって、火災が発生した場合にそ
の炎を遮断することができ、樹脂系の配管又はダクトの
使用場所が設備上のレイアウトにより限定されず、配管
又はダクトの口径を大きくすることができる効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る樹脂系配管類に対する防
火区画の構造の断面図、第2図は同樹脂系配管類に対す
る防火区画の構造の火災時の断面状態図、第3図は同樹
脂系配管類に対する防火区画の構造の火災時の作用説明
図、第4図は従来に於ける樹脂系配管類に対する防火区
画の構造の断面図である。 l・・・配管、2・・・防火壁、2A・・・配管貫通部
、3・・・鉄製カバー、4・・・発泡性防火材、4A・
・・気体断熱層。 第1図    □21 第 3 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 樹脂系材料で構成される配管又はダクトが防火区画を貫
    通している部分の防火区画の構造に於て、防火区画の配
    管又はダクト回りの部分に発泡性防火材を埋設したこと
    を特徴とする樹脂系配管類に対する防火区画の構造。
JP61238499A 1986-10-07 1986-10-07 樹脂系配管類に対する防火区画の構造 Pending JPS6392886A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61238499A JPS6392886A (ja) 1986-10-07 1986-10-07 樹脂系配管類に対する防火区画の構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61238499A JPS6392886A (ja) 1986-10-07 1986-10-07 樹脂系配管類に対する防火区画の構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6392886A true JPS6392886A (ja) 1988-04-23

Family

ID=17031154

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61238499A Pending JPS6392886A (ja) 1986-10-07 1986-10-07 樹脂系配管類に対する防火区画の構造

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5710692U (ja) * 1980-06-20 1982-01-20

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5710692U (ja) * 1980-06-20 1982-01-20

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