JPS6392611A - 水素化石油樹脂とその接着剤中に於ける使用 - Google Patents

水素化石油樹脂とその接着剤中に於ける使用

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JPS6392611A
JPS6392611A JP62208070A JP20807087A JPS6392611A JP S6392611 A JPS6392611 A JP S6392611A JP 62208070 A JP62208070 A JP 62208070A JP 20807087 A JP20807087 A JP 20807087A JP S6392611 A JPS6392611 A JP S6392611A
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resin
diolefins
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コック リュヴィン
セルジュ モアズ ジョゼフ ピエール マロワ
ミッシェル フェサ
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
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    • C08L2666/04Macromolecular compounds according to groups C08L7/00 - C08L49/00, or C08L55/00 - C08L57/00; Derivatives thereof

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規の改良された水素化石油樹脂およびその製
造に関する。特に、本発明は、接着剤調合物、特にホッ
トメルト接着剤、ホットメルト感圧性接着剤および溶剤
ベース感圧性接着剤、特にエチレン/酢酸ビニルコポリ
マーおよびスチレン/ブタジェン/スチレンまたはスチ
レン/イソプレンコポリマーおよびスチレン/ブタジェ
ンマルチブロックコポリマーをベースとするこれらの接
着剤ならびに水性および溶剤ベースのアクリレートベー
ス接着剤のための粘着付与剤として適当な樹脂に関する
ペンタジェン−1,3および(または)イソプレンのよ
うなC5ジエンの重合によって得られる石油樹脂はホッ
トメルト調合物の成分として用いられるので公知である
。しかし、特にガラスやポリエチレンのような接着しに
くいといわれてきた基体へ適用されるときには、かかる
メルトの接着性を改良する必要がある。樹脂が接着剤系
中の粘着付与剤として有用であるためには、必要な接着
性と一致する所要の軟化点を有しかつ接着剤系の他の成
分と良好な相溶性をも有していなければならない。
従来の技術は、枝分かれオレフィン、アルキル芳香族炭
化水素、ハロゲン化アルキルを重合混合物へ添加するよ
うな重合中の分子量の調節による樹脂の接着性の改良の
ために提案されている。英国特許第1538.057号
および第1537.852号を参照されたい。
これら初期の方法の1つの欠点は、分子量調節用添加剤
が樹脂の軟化点を下げる傾向があり、かくして樹脂をあ
る種の接着剤に不適なものにすることである。その上、
初期の方法は(虹脂と、ホントメルト接着剤系中に通常
存在するエチレン/酢酸ビニルコポリマーおよびろうと
の、特に高酢酸ビニル含量のエチレン/酢酸ビニルコポ
リマーとの相溶性を損なう傾向がある。
日本国特許願第7430489号では石油樹脂供給物と
の共重合のためにα−ピネンを含むことが提案されてお
り、仏国特許第2.368.504号はビニル−ノルボ
ルネンまたはテトラヒドロインデンを含むことを示唆し
ている。英国特許第2.032.442号中には、C,
オレフィンおよびジオレフィン供給物とリモネンを共重
合させることができることも提案されており、ヨーロッ
パ特許第0013060号はC,オレフィンおよびジオ
レフィン供給物とカレンを共重合させることができるこ
とを提案している。本発明者らのヨーロッパ特許出願第
0132291号はCs/C6供給物とテルペンと不飽
和芳香族化合物との共重合による良好な粘着付与性と軟
化点とを有する樹脂の製造を提案している。
石油樹脂の水素化は樹脂の色を改良することが知られて
いる。例えば、本発明者らのヨーロッパ特許第0046
344号および第0082726号は、シクロペンタジ
ェンの熱重合によって製造される樹脂の製造に特に有用
な水素化条件を提案している。同様に、英国特許第1.
413.013号、第1.262.050号、第1、4
47.419号は少なくとも50重量%の芳香族オレフ
ィンを含む供給物から誘導される水素化樹脂の種々の接
着剤組成物中での使用を記載している。
これらの特許は、接着剤系中の他の成分との所望な相溶
性を得るためには、芳香族環の水素化の度合が重要であ
ることを示している。これらの特許中には、水素化樹脂
がテルペンを含むことは示唆されていない。
本発明者らは、その存在が樹脂の性質に悪影響を与える
ことを本発明者らが見いだしたシクロペンタジェンを共
重合される混合物中に実質的に含まないことを条件とし
て、ある量の05オレフインおよび(または)ジオレフ
ィンおよび(または)C6オレフィンおよび(または)
ジオレフィン供給物とテルペンと不飽和芳香族化合物と
の重合によって得られる本発明者らのヨーロッパ特許出
願第0132291号中に記載されている型の樹脂の水
素化によって、特に望ましい性質の組み合わせを有する
樹脂が得られることを今回発見した。
本発明は、 (i)Csのオレフィンおよび(または)ジオレフィン
、および(または)Csのオレフィンおよび(または)
ジオレフィンあるいはC3およびC6のオレフィンおよ
び(または)ジオレフィンの混合物からなる供給物5〜
75重量%と、 (ii)テルペン5〜55重量%と、 (iii )オレフィン系不飽和芳香族化合物3〜55
重量%と の混合物であって、好ましくはシクロペンタジェンまた
はジシクロペンタジェンの含量が2重量%未満である混
合物を、フリーデルクラフッ触媒を用いて共重合させ、
かつ得られた生成物を、得られ生成物の芳香族性の少な
くとも20%が水素化後に残る程度に水素化することか
らなる石油樹脂の製造法を提供する。
得られた樹脂の芳香族性の少なくとも50%が水素化後
に残ることが好ましい。
本発明の方法に使用されるC5および(または)C6の
ジオレフィンおよび(または)オレフィンを含む供給物
は石油原料油のクラッキングから得られるっかかる原料
油にはナフサ、ケロシン、軽油、減圧軽油が含まれる。
これらの原料油は通常20℃〜550℃の範囲に沸点が
ある。
石油原料油は、好ましくは水蒸気の存在下でクラッキン
グされ、推奨されるクラッキング温度は500℃〜87
0℃である。通常20℃〜240℃、好ましくは20℃
〜130℃の範囲に沸点がある不飽和炭化水素を含む生
成物は、一般に、その後で02〜C4軽質端を除去する
ため精留にかけられる。原料が多量のシクロペンタジェ
ンを含む場合には、100〜160℃、好ましくは11
0℃〜140℃の温度で熱ソーキングにかけられねばな
らない。熱ソーキングは、好ましくはシクロペンタジェ
ンまたはジシクロペンタジェンの量を2重量%未満へ下
げるために0.5〜6時間、例えば0.5〜3時間を要
す。環式ジエン(シクロペンタジェンおよびメチルシク
ロペンタジェン)のc5鎖状共役ジエン(イソプレンお
よびペンクジエン−1,3シス−およびトランス−)と
の共2N化(co−dimerisation)を制限
するために低温熱ソーキングが好ましい。精留および行
われるならば熱ソーキングの後、原料油を好ましくは蒸
留にかげてゲル前駆物質である環式共役ジオレフィン(
2量体として除去されるシクロペンタジェンおよびメチ
ルシクロペンタジェン)を除去する。
蒸留後、沸点が通常15℃〜100t、例えば25℃〜
80℃であり、最良の結果が25〜70℃留分て得られ
る塔頂ナフサを得る。この塔頂ナフサは主としてイソプ
レンおよび1,3シス−およびトランス−ペンタジェン
(ピペリレン)、C5〜C6モノオレフインおよび芳香
族炭化水素、例えばベンゼンからなる。一般に、塔頂ナ
フサは下記の組成を有する。
重量% 全パラフィン      1.0〜41.5全ジオレフ
イン    50.0〜14,5全オレフイン    
 33.5〜13.0全芳香族炭化水素   20.0
〜35.0イソプレン      16.5〜6.5ぺ
〉′クジエン−1,315,5〜 4.5正確な組成は
スチームクラブキングにかけられる石油原料油の性質に
依存する。シクロペンテン含量は一般に3.0重量%未
満である。これらの供給物は本発明の工程中で重合しな
いパラフィンおよび芳香族炭化水素のような物質を含む
が、これらの物質は本発明の目的のための反応混合物の
部分でないと考えられることを強調しておく。
供給物は、蒸留、抽出蒸留または共沸蒸留のような通常
の分離方法で前辺て回収されているならば、有意にイソ
プレン無しであり得る。この場合には、供給物は狭留分
ペンタジェンー1,3a縮物であり得る。典型的なかか
る組成は5重量%未満、好ましくは2重量%未滴のイソ
プレン、25〜80重量%のペンタジェン−1,3(シ
ス−およびトランス−異性体)を含む。他のC3および
(または)Cgのオレフィンおよび(または)ジオレフ
ィンが残りを構成し、一般にシクロペンテンで、典型的
には75〜10重量%である。
本発明の方法に於て、Cs/Cs供給物は全不飽和物質
の5〜75重量%を構成する。
本発明に用いられるテルペンはα−ピネン、β−ピネン
、カレン、リモネンまたは他の人手容易なテルペン系物
質(terpinous materials)である
ことができ、α−ピネン、およびリモネンが好ましい。
テルペンは純粋であっても種々のテルペン系物質の混合
物である傾向のあるガムターペンチンやα−ピネン濃縮
物のような市販濃縮物でもよい。例えば、適当な供給物
は約70〜95重量%のα−ピネンを含み、残りは他の
テルペンである。
リモネン流は50重量%以上を含むものが入手可能であ
る。一般に50〜70重量%のリモネンおよびカレン流
は50〜85重量%の△−3カレンを含むものが人手可
能である。これらは本発明に有用な典型的な流である。
リモネンを用いる場合には、多量のジオレフィンが存在
するならば生成物の分子量が高過ぎて接着性および相溶
性が減少するので、Cs/Cs不飽和供給物は高い比率
のオレフィンを含むことが好ましい。好ましくは、C5
/C6供給物は少なくとも10重量%、より好ましくは
20重量%のオレフィンを含む。15〜35重量%のテ
ルペンを用いることが好ましい。
本発明に有用なオレフィン系不飽和芳香族化合物は純粋
な形でも、あるいは石油原料のクランキングから得られ
るような不飽和芳香族炭化水素の混合物としても用いる
ことができる。適当な不飽和芳香族炭化水素の例には、
スチレン、α−メチルスチレン、インデン、ビニルトル
エンおよびそれらの混合物が含まれる。ここでもまた、
混合物を使用する場合、反応器へ供給される不飽和物質
の全重量にたいする不飽和重合性芳香族物質の百分率が
参照される。10〜45重量%の不飽和芳香族化合物を
用いることが好ましい。
提案した比率で供給物流の3成分を組み合わせて使用す
ることによって顕著に改良された樹脂性質が得られるこ
とを本発明者らは発見した。スチレンのような不飽和芳
香族炭化水素をC6供給物と共重合させるとき、たとえ
接着性の改良が達成されたとしても、樹脂の軟化点の望
ましくない低下をもたらす。しかし、本発明者らは、テ
ルペンをも含む場合には、軟化点を劇的に減少させるこ
となく接着性を保持することができることを発見した。
かかる改良は、従来粘着付与が困難であったゴム、特に
市販製品カリフレックス(Cariflex)(登録商
標”)1101および1102のようなスチレン/ブタ
ジェン/スチレンブロックコポリマーの粘着付与を可能
にし、かつエチレン酢酸ビニルコポリマー、特に高酢酸
ビニル含量のコポリマーとろうとを含むホットメルト接
着剤に於けるガラスおよびアルミニウムのような基体上
での改良された接着性を、ホットメルト接着剤系の他の
成分との改良された相溶性と共にもたらすことが発見さ
れた。
さらに、本発明の樹脂は低い色と良好な熱安定性とを有
することが発見された。また、本発明の方法は40重量
%以上、時に75重量%以上の高い収率を有する。
樹脂の製造には、分子量分布を狭くする物質を用いるこ
とができ、例えば本発明者らの英国特許第1.538.
057号の分枝鎖反応性脂肪族オレフィンを用いて狭い
分布を得ることができる。これらのオレフィンはCS 
/ C6供給物の部分を構成することができ、分枝鎖オ
レフィンの使用量は、50℃〜140℃の範囲内の任意
の所望な軟化点の樹脂を得るために変化させることがで
きる。不飽和化合物の全重量に対して50重量%までの
これらオレフィンを用いることが好ましい。分枝鎖オレ
フィンを用いる場合、本出願人らの英国特許第1、53
8.057号の幅広い(例えばcs/cs)留分を用い
ることができる。好ましい分枝鎖反応性脂肪族オレフィ
ンは燐酸触媒で、あるいはフルイド キャタリティック
 クラッカー(Fluid Cataly−ticCr
acker)から得られるプロピレンおよびブチレンの
オリゴマーである。
英国特許第1.537.852号のハロゲン化アルキル
のような池の連鎖移動剤も、随意に触媒系の部分として
用いることができる。
同様に、モノ−またはジーまたはトリー置換フェノール
で、置換基がC1〜C3Gまたは好ましくはC1〜C6
の直鎖または分枝鎖のヒドロカルビル基、例えばメチル
、エチル、プロピル、ブチル、アミルまたはそれらの第
二または第三異性体である置換フェノール(例えば2,
6−ジ第三ブチル−4−メチルフェノール)、アルコー
ノヘエステル、ジアルキルエーテル、アルクアリールエ
ーテルでエーテル中のアルキル基がC1〜C5の直鎮ま
たは分枝鎖ヒドロカルビル基、例えばメチノベエチル、
アミノベまたはそれらの第二または第三異性体であるエ
ーテル(例えばて二ソール)、有機酸または無水物(例
えば無水マレイン酸)のような酸素化移動剤を用いるこ
とができる。酸素化移動剤は、用いる場合、好ましくは
沸点が300℃未満でなければならない。低沸点化合物
、例えばジエチルエーテルを用いる場合には、重合温度
および圧力を注意深く選んでそれらが液体状態に保持さ
れるようにしなければならない。
AlCl2の存在下で最も有効な化合物は、触媒の溶媒
としても作用するので、ジアルキルエーテルまたはアニ
ソールのようなアルクアリールエーテルである。重合は
通常30℃〜80℃で行われるので、かかる添加剤は液
体状態に保たれるように十分な沸点のものでなければな
らない。
移動剤として用いられる酸素化化合物の量は石油樹脂供
給物の重量に対して0.1〜5重量%、好ましくは0.
5〜2重量%にわたることができる。
これらの酸素化化合物は、一般に、前述の分枝鎖反応性
脂肪族オレフィンよりも麩力が少ない。
供給物を混合し、フリーデルクラフッ触媒、例エバ塩化
アルミニウムまたは臭化アルミニウムまたは塩化アルミ
ニウム/塩酸/芳香族炭化水素錯体または塩化アルミニ
ウム/ハロ、ゲン化アルキル/芳呑族炭化水素錯体を用
いて重合させるが、該芳香族炭化水素は好ましくはアル
キル置換であり、例えばo−キシレン、メシチレン、エ
チルベンゼン、イソプロピルベンゼンおよび1也の短鎖
または長鎖のモノ−またはジーまたはトリーアルキルベ
ンゼンが特に適している。アルキル鎖は直鎖または分枝
鎖でよく、1〜30個の炭素原子にわたることができる
ベンゼンまたは任意の他の置換芳香族炭化水素(例えば
トルエンまたはキシレン)の分枝鎖オレフィンによるア
ルキル化中の副生成物として得られる酸液体ARCβ、
スラッジを上記重合法の触媒として直接用いることがで
きる。例えばプロピレンの三弗化硼素オリゴマー化と精
留によって製造される分枝鎖オレフィン、例えばCI2
オレフィンまたはC24オレフインは芳香族炭化水素と
共にアルキル化され、その場でスラッジを生成すること
ができる。1例として、ドデシルベンゼンプラントから
得られる酸性スラッジは他の置換分枝鎖または直鎖芳香
族炭化水素製造からの予め製造された0−゛キシレン、
AlCl!3/HCβ液体錯体スラッジと同様な結果を
与え、例えばm−および(または)p−ジイソプロピル
ベンゼンおよびp−第三ブチルベンゼンも使用すること
ができる。
これらの液体錯体は等画濃度に於てAβC13粉末より
僅かに有効であり、僅かに高い樹脂収率とより低い樹脂
分子量とを与える。
本発明の重合法に於ては、触媒の量は重合させるべき混
合物の重量に対して0.25〜3.0重量%、好ましく
は0.5〜1.5重量%にわたることができる。最適濃
度は触媒の溶解度に影響を与える溶媒の性質ならびに重
合反応器内の撹拌効率に依存する。
三塩化または四塩化チタン、四塩化路、三弗化硼素、三
弗化1M素と有機エーテルまたはフェノールまたは酸と
の錯化合物のような他のフリーデルクラフッ触媒も用い
られるが、これらはむしろ低い樹脂収率を与え、価値の
低い液体オリゴマーが多量に得られる。これらの油状オ
リゴマーは反応性可塑剤または液体可塑剤として品質向
上させることができるが、かかる触媒は推奨されない。
他の可能な触媒は酸性白土である。
通常の重合温度は一20℃〜100℃、好ましくは30
℃〜80℃であり、これより低い温度を用いると樹脂の
色は改良されるが収率が減少することがあり得ることが
わかっている。
重合後、例えばアルカリまたはアンモニアまたは炭酸ナ
トリウムの水溶液で洗うことにより、あるいはメタノー
ルのようなアルコールを添加し、次いで濾過することに
よって残留触媒を除去することができる。
最終樹脂は、スチームストリッピングまたは真空蒸留に
よって、未反応炭化水素〔ベンゼンおよび(または)パ
ラフィン/未反応オレフィンに富む“ラフィネート”〕
および低分子量オリゴマーをストリッピングすることが
できる。最終樹脂は、通常60℃〜125℃、好ましく
は70℃〜110℃の軟化点を有する。
上記のようにして製造された樹脂は芳香族および脂肪族
不飽和の両方を含み、脂肪族不飽和を除去しかつ樹脂の
芳香族性の所要な水素化度に導く任意の適当な方法で水
素化されることができる。
水素化はバッチ式でも連続式でもよい。触媒の典型的な
例にはニッケノベパラジウム、白金、硫化モリブデン、
Ni−WSNi−MoSCo−Mo触媒が含まれ、好ま
しい触媒はアルミナ、キーゼルグーノベ活性炭、シリカ
、シリカアルミナ、チタニアのような担体上で予め活性
化された触媒である。
水素化を行う前に、好ましくは樹脂を飽和炭化水素溶媒
中に溶解する。典型的なバッチ水素化は温度100℃〜
260℃、好ましくは120℃〜200℃に於て、10
〜120気圧(10×98066.5〜120X980
66.5Pa) 、好ましくは20〜90気圧(20X
98066.5〜90X98066.5Pa)の圧力下
で、5〜16時間行われる。典型的な触媒はアルミナま
たはシリカのような不活性担体上に析出させたニッケル
、パラジウム、白金である。触媒の適当な比率は樹脂に
対して0.5〜15重量%、好ましくは1〜10重量%
である。触媒を濾去した後、溶媒を蒸留によって除去し
、再循環のために回収する。
しかし、本発明者らのヨーロッパ特許 第0046634号および第0082726号に記載さ
れているように、触媒、好ましくはガンマアルミナ担体
上のN i −WまたはNi−MoまたはCo−Mo触
媒上を、適当な炭化水素溶媒中の樹脂の溶液を過剰の水
素また水素に富む気体と共に通過させる連続式水素化法
を用いることが好ましい。典型的には、好ましいN1−
WまたはNi−!Joは120〜300m’/gの範囲
の新鮮な比表面積を有し、2〜10重量%のニッケルと
10〜25重量%のタングステン、あるいは2〜10重
量%のニッケルと10〜25重量%のモリブデン、ある
いは2〜4重量%のニッケルと10〜15重量%のモリ
ブデンを含み、触媒担体は(好ましくは)少なくとも全
細孔容積の10%を構成する10−1〜75.10−7
m(1000〜75000A)の範囲の半径を有する細
孔すなわちチャネルを有する。好ましい成分はガンマア
ルミナ担体上のニッケルとタングステンである。
触媒上の金属の濃度は良好な性能のために重要であり、
2〜10重量%、好ましくは4〜5重量%のニッケルと
10〜25重量%、好ましくは16〜20重量%のタン
グステンである。
典型的な条件は 1) 典型的にはエクスツル(εX5OI)  D 4
0またはパルツル(Varsol) 40のような適当
な炭化水素溶媒中10〜50重量%の樹脂希釈、 2) 典型的には0.1〜5、好ましくは0.5〜3の
液体空間速度(VVH:毎時触媒単位容量光たりの供給
物の容量)、 3) 50〜300、最も一般的には約200の反応器
出口に於ける気体比(供給物単位容量当たりの水素の容
量)、 4)180℃〜350℃、好ましくは200℃〜320
℃の選択される反応温度、 5) 反応器はトリクル原型であり、上昇流か下降流か
のいずれかで作動される、 6) 20〜250気圧、好ましくは40〜150気圧
の水素圧 である。
上記の典型的な水素化/脱色条件は商業的実施のために
有用な条件の代表例であるが、限定的と考えるべきでは
ない。水素分圧および全圧を増加すると、所定の最終樹
脂色を得るために池のプロセス変数の値が変化すること
が期待される。例えば、温度を低下させ、あるいは供給
物樹脂濃度を増加し、あるいは反応器空間速度を増加さ
せることができる。別法では、最終樹脂色および(また
は)臭素価または臭素指数で測定される残留不飽和を減
少させる手段として圧力および(または)温度を増加さ
せることイ(できる。これらのプロセス変数を変化させ
て樹脂の芳香族含量を調節することができる。英国特許
第1.202.802号中に記載されているように、1
20気圧(120X98066.5Pa)を越える圧力
が残留樹脂不飽和の実質的減少および(または)熱安定
性のために所要であることが知られている。
水素化処理後、反応器からの混合物をフラッシングし、
さらに分離して溶媒および水素を再循環のために回収し
かつ水素化樹脂を回収する。溶液をフラッシングしかつ
(あるいは)無酸素中でまたは最少酸素3囲気中で蒸留
して溶媒を除去し、その後で、好ましくは最終樹脂の色
および他の性質の劣化を避けるため325℃を越えて樹
脂温が上がらないように注意しながら、水蒸気蒸留して
“フィル(fill)”の名称で商業上知られている低
分子量の存在可能な軽質油状ポリマーを除去することが
できる。
液体のポリマー樹脂は、注型し、冷却粉砕する。
別法では、これをトローチまたはグリルまたはフレーク
にすることができる。
かくして得られた樹脂は1〜3の範囲のガードナー色、
30+までのセーボルト色、約50〜150℃の環球軟
化点および高度の粘着性を有する。これらの性質は、光
沢、他の樹脂との相溶性、通常の溶剤中の溶解度のよう
な他の性質と共に、最も広範囲の産業に用いられる多く
の製品、すなわちあらゆる種類の接着剤、フェス、ペイ
ントの製造ならびにセルロース材料の処理にこれらの樹
脂を用いることを可能にする。
本発明は、オレフィン系不飽和芳香族化合物から誘導さ
れる単位5〜80重量%と、C5のオレフィンおよび(
または)ジオレフィンおよび(または)C6のオレフィ
ンおよび(または)ジオレフィンあるいはC3およびC
6のオレフィンおよび(または)ジオレフィンの混合物
から誘導される単位5〜80重量%と、テルペンから誘
導される単位7〜45重量%とを含むコポリマーの水素
化誘導体からなる樹脂をも提供する。
水素化は、発色団を除去することおよび好ましくはメク
クロロ過安息香酸と皮脂とを反応させることによって測
定される樹脂100g当たり0.02未満の2型詰合へ
減少させるオレフィン系不飽和の減少によって樹脂の色
および熱安定性を改良する。この方法では、樹脂0.1
gをトルエン10gに溶解し、新たに標定したメタクロ
ロ過安息@酸の酢酸エチル溶液の過剰で処理し、室温に
於て暗室中に1晩中放置する。翌日、過剰のヨウ化カリ
ウム溶液を加えて未反応のメタクロロ過安息香酸と反応
させ、過剰の過安息香酸によって遊離されたヨウ素をチ
オ硫酸ナトリウム溶液で逆滴定して定量する。反応した
過安息香酸の量が樹脂の2型詰合金量を与える。同時に
ブランク試験を行って1晩中放置している間の過安息香
酸の量を測定する。
水素化はプロトンNMRで容易に測定することができる
芳香族含量をも減少することができ、例えば水素化は芳
香族含量を未水素化謝脂の芳香族含量の3〜75%に減
少する。
ホットメルト接着剤調合物中での最適使用のだ必には、
樹脂は60℃〜125℃、好ましくは75℃〜115℃
、より好ましくは90℃〜105℃の範囲の軟化点を有
しかつGPCで測定して300〜1500の数平均分子
量を有することが好ましい。
得られた樹脂は、フェノールまたは無水マレイン酸のよ
うな不飽和無水物または不飽和酸(例えばフマル酸)よ
うな極性化合物による化学的変性の前または特に後に低
い粘度と良好な可撓性と伸びとを必要とする多くの用途
に用いることができる。これらの樹脂は広範囲の最終用
途および応用のために設計される。これらの樹脂は紙、
金属、熱可塑フィルム、セロファン(登録商標)、ポリ
エステノベpvc、織布または不織布、ガラスなどに適
用することができ、またかかる材料を一緒に接着するの
に用いられる。典型的な用途はホットメルト、カーペッ
ト裏打ち、乾性油調合物によるコーティング、製本、紙
サイジングであり、あるいは填隙、シーラントまたはゴ
ムの粘着付与のような天然または合成の樹脂およびくま
たは)ゴムを含む任意の用途に用いられる。特に、これ
らの樹脂は天然ゴムまたは合成七脂および(または)ゴ
ムと共に填隙、シーラントまたはゴムの粘着付与のよう
な粘着剤として用いることができる。さらに特別には、
これらの樹脂は、ポリイソプレン、EPDM、ブチル、
タロロブチル、ブロモブチル、ネオブレンおよびブロッ
クコポリマー、例えばスチレン/イソプレンゴム〔シェ
ルカリフレックス(登録商標)TR1107)、かかる
ゴムの混合物、ブタジェン/スチレンコポリマー、マル
チブロックブタジェンスチレンコポリマーならびにポリ
アクリレートの水ベースおよび溶剤ベース接着剤のよう
な天然ゴムまたは合成ゴムと共に粘着付与剤として用い
ることができる。
かかる上指性質を含む他の用途は感圧性接着剤、ホット
メルト接着剤、ホットメルト感圧性接着剤、低温接着剤
、ラベル接着剤、ラテックス接着剤、外科用テープ、マ
スキングテープであり、これらの用途では、本発明の樹
脂をエチレン/酢酸ビニルコポリマーのようなポリマー
および随意にろうとブレンドすることができる。
以下、本発明を実施例によって説馴するが、これらの実
施例は本発明を限定するものではない。
実施例中では下記の供給物が用いられる。
α−ピネン濃縮物 重量% α−ピネン             90i 34カ
ンフエン              4,19β−ピ
ネン              0.21△−3カレ
ン            0.11β−テルピネン 
          0.67p−シメン      
        0リモネン            
   2α−テルピネン           0.3
4テルピルン            0.872、4
.8−メンタジェン        0.11未確認物
質             1.16全重合可能物 
          98.84カレン濃縮物 G、 C,分析 重量% α−ピネン              4.01カン
フエン              1.67β−ピネ
ン             12.36△−3カレン
           60.82α−テルピネン  
         1.57p−シメン       
       1,73リモネン          
     9.05β−テルピネン         
  0.76テルビルン            1.
752、4.8−メンタジェン       0.16
ビペリレン濃縮物 重量% イソプレン             1.17ペンテ
ンー2トランス         1.6ペンテンー2
シス           3.452−メチル−ブテ
ン−23,59 ペンタジェン−1,3トランス   43.36CPD
                 O,59ペンタジ
ェン−1,3シス      23.551.2−ジメ
チルブタン       0.38シクロペンタン  
         14.99シクロペンクン    
        1.584−メチルペンテン−2’ 
0.06 2−メチルペンタン          0.223−
メチルペンタン         0.03上記濃縮物
を下記第1表記載の比率で純ビニル芳香族化合物および
パラフィン系溶媒と混合した後、混合物を、1重量%A
lCf13を触媒として用い、50℃に於て重合させた
。用いた条件は下記の通りであった。
反応混合物(第1表記載)を、機械撹拌機、冷却器、触
媒注入装置を取り付けた2βのガラス製反応器へ供給し
た。供給物の全重量に対して1重量%の粉末状AβCβ
3を触媒として反応器中へ注入した後、50℃〜60℃
に90分間保った。所望の反応時間後、アンモニア溶液
を添加して反応を停止させた。次に、250℃に於て、
窒素雰囲気下でスチームストリッピングした後樹脂を得
た。
使用した溶媒は パラフィン          97重量%芳呑族炭化
水累        0.5重量%ジオレフィン、オレ
フィン   残す を含む。
実施例1〜3では、得られた樹脂を、次に、下降流形式
で作動される断熱連続式管状トリクル床反応器中で水素
化した。
一アルミナ上酸化ニッケル三酸化タングステン不活性形
でカタルコ(Katalco)から購入したNT555
E(広い細孔径分布、1.5875mm (1/16i
n)押出物〕を用い、サルフィゾージョン(Sulph
idation)によって触媒活性形に変える。パルツ
ル(Varsol) 40中に二硫化炭素または二硫化
ジメチルとして硫黄を加え、活性化中の水素圧を20〜
40気圧とする。初期の温度は吸着水を除去するために
200℃であり、次に300〜350℃に上げ、39〜
65時間保つ。
実施例中、樹脂のオレフィン系不飽和は前述した過安息
香酸処理法で測定された。
実施例1 炭化水素樹脂を30重量%樹脂でエクスツル(EXSO
l) D 40に溶解し、次に、180気圧の水素圧を
用い、液体空間速度(VVH)1.5、反応器出口に於
ける気体容量比200水素容量対樹脂溶液、反応器人口
温度215℃〜230℃に於て水素化する。水素化後、
生成物をスチームストリッピングする。得られた樹脂の
水素化前および後の性質を下記第1表に示す。水素化後
、樹脂は残留脂肪族不飽和を示さない。
供給物組成         1  ユカレン α−ピネン          15 →ピペリレン 
        30 →p−メチルスチレン スチレン          15 →VN uopオレフィン      、40 →樹脂収率  
        45 フイル収率         20.5軟化点(t) 
         71ガ一ドナー色        
 3 ろう曇り点          88 !4n (GPC)           720Mw
              1290芳香族含量  
       23 硫黄(p卯)<10 塩素(ppm)         150熱安定性 3時間150℃      5.5 16時間150℃ 水素化後 樹脂、重量%水素化前    30 30水素化後  
  29.5 28.5 軟化点(t)          65  67色、セ
ーボルト        30 30ろう曇り点   
         88  88Mn(GPC)   
          840λiw         
      1080芳香族含量(NMR)     
   18.5硫黄(ppm)           
 5塩素(ppm)           14熱安定
性 5時間175℃        2 2+ろうの曇り点
は下記ブレンドで測定 2 8%V、A、  EV八へ  2 0      
  3 0樹脂       45 マイクロワックス 25 これらの樹脂を、下記組成のシェル(Shell)スチ
レン/ブタジェン/スチレンコポリマー5BSTR11
02をベースとするホットメルト感圧性接着剤用粘着付
与剤として試験した。
TR1102100部 樹   脂                 125
部ブリモル(Primal)          25
部イルガ/−/クス(Irgano×) 1010  
 2.5部ブリモル(Primal)は調合物の粘度を
下げるプロセス油であり、イルガノックス(I rga
nox) 1010は酸化防止剤である。
i−Oつ t’−(’つ h+’つ ボール粘着性(Ball Tack)はPSTC−6試
験s+ で測定される。180℃剥離強さはPSTC−1試験で
測定される。ループ粘着性(Loop Tack)はF
INAT−9試験で測定される。粘度はASTM  D
3236試験で測定される。
熱剪断()lot 5hear)は、12.5+nmX
 25mmの接触面積でステンレス鋼板に接着させた接
着剤調合物で被覆された幅25mmのマイラストリップ
に1000g重りを懸垂して測定される。
試料を40℃の排気式オーブンに入れ、応力破損が起こ
るまで温度を毎30分で10℃上げ、破損温度と破損す
る時間を記録する。
試料6の水素化生成物を20%樹脂/80%アクリレー
トを含む接着剤中の溶剤ベースアクリル系ポリ→−用粘
着付与剤として100%アクリレートを含む接着剤と比
較して試験し、下記の結果を得た。
実施例2 試料5の未水素化樹脂を第2表記載の条件を用いて水素
化し、第2表に示す性質の樹脂を得た。
プロセスパラメーター 樹 脂 濃 度(重量%)       30    
30    30水  素  圧(気圧)      
  180   180   180反応器出口に於け
る気体比      200   200   200
空間速度(容量供給物/容量触媒/時)   1.5 
   1.5    1.5反応器人口温度(’l:)
    217  227  217反応器ピーク最高
温度(t>       267   277   2
57樹  脂  収  率(回収率%)      9
9     97     98.6脂肪族不飽和  
     0.03  0.03  0.0水素化樹脂
の性質 樹脂軟化点(t)      95  94  96色
   (セーボルト)          30   
 30    30塩素含量(ppm)     3 
 3  3硫黄含j1(ppm)     6  .1
  4熱安定性(ガードナー)0 5時間、175℃        <1     <1
     1(抑制jFI 二0.3% イルガノプク
ス1076)芳香族含量(liMR)    30.2
 28.5 35.1脂肪族不飽和     0.00
2 *50重量%トルエン溶液 表 180     180    180   .180
     180    1801.5      1
.5     1.5     1.75     2
      394      98.6    99
.6    97.5     98     98.
33   0.03     0.03   0.03
   0.03     0.03    0.033
     2    6    <1     <1 
   71      14      <1    
  <1       <1      <1<1  
     1      2      2.5   
   4      727.2     38J  
   35.7    37.0     38.1.
38.20.0005 これらの生成物の第1のものを下記の感圧性接着剤調合
物中の粘着付与剤として試験し、カリフレックス(Ca
r i f 1ex)TR1102ゴム       
 100部樹     脂             
  125部プリモル(Primal)       
    25部イルガ/−/りx (Irganox)
 1010     2.5部下記の結果を得た。
175℃に於ける粘度、mPa5  40000ロ一リ
ングボール粘着性、cm      1.5ル一プ粘着
性、N/in         15180℃剥離接着
、g/cm      540熱  剪  断、  ℃
/分    70/20剪断接着破損温度、t    
     78ピツクアツプ、g/m’       
  21これらの生成物を下記の感圧性接着剤調合物中
でも試験した。
ブタジェン/スチレンマルチブロック コポリマー〔ステレオン(Stereon)840A 
]00B 樹     脂              125部
ブリモル(Primol)         25部イ
ルガノックス(Irganox) 1090    2
.5部剪断接着破損温度(Shear Adhesio
n FailureTemperature)は、調合
物を用いて2.54cmx1.27cmポリエチレンス
トリップをステンレス鋼に接着し、試料を25℃に保っ
たオーブン中に吊し、ス) IJツブの下端から500
gの重りを懸垂することによって測定する。温度を毎分
0.4℃上昇させ、接着破損温度を測定する。剪断接着
破損温度は3回の試験の平均である。
下記の結果を得た。
樹脂 175℃に於ける粘度、mPa5    19500ロ
一リングボール粘着性、cm         2ル一
プ粘着性、N/in           22180
度剥離接着、g/cm        640熱剪断、
℃/分          70/l 4剪断接着破損
温度、℃          81ピツクアツプ、g/
m’           21これらの生成物を、下
記のホットメルト接着剤調合物でも試験し、 エチレン/酢酸ビニルコポリマー (ULO2528)、        45部パラフィ
ンろう(軟化点68℃)     10部樹    脂
                  45部イルガノ
ックス(Irganox) 1076     0.5
部下記の結果を得た。
180℃に於ける粘度、mPa5    13500軟
化点                 78曇り点(
t)             <70熱安定性二色(
ガードナー) /皮張り(Skinning)  (%)初期    
            2.025時間、180℃ 
       8〜050時間 180℃      
10.5〜OAβ上のT−ビール、g / am (、へSTM  D1876試験)     850P
E上のT−ピーノベg / ca (ASTM  D1876試験)     400熱剪
断、℃/分          60/30実施例3 下記ポリマーについて低い水素圧を用いて同様な試験を
行い、 樹脂S、P、  (t)        93.5樹 
脂 色(ガードナー)       4.4 +芳香族
含量(NMR)            48塩素含量
 (ppm)             80硫黄含量
 (ppm)             −下記の結果
(第3表)を得た。
プロセスパラメーター 樹脂濃度(重量%)      30  30水  素
  圧(気圧)40    40反応器出口に於ける気
体比       200   200空間速度(容量
供給物/容量触媒/時)     1.0    1.
0人  口  温  度(t>          2
25    240最  高  温  度(℃)   
       249    265樹 指 収 率(
%回収$)       98    97.6水素化
FM指の性質 樹   脂s、p(t>      93  90.5
色 (セーボルト)             24 
   25塩素含量(ppm)      4  2硫
黄含it(12m)       1   <1熱安定
性(ガードナー)0 5時間、175℃          44ta剤:0
.3%  イルカノブクス1076)芳香放念1(NI
IR)      40.3  40.5脂肪族不飽和
             0.OOf*50重量%引
脂トルエン溶液 第   3   表 1.0 1.5 1.O1,01,5 280,5259253268267 96,698,096,696,696,68991,
5919090 21<1       2      5<1    
  <l       <l       <1   
   74 5  2  <1 2 41.9 39,8 41.2 40.7 41.1逼 実施例4 30重量%樹脂溶液、エクスツル(εX5OI)溶剤に
ついて、NiおよびPd触媒を用いてバラ水素化を行っ
た。樹脂は下記の性質を有して樹脂S、P、  (t)
       9樹 脂 色(ガードナー)     
4/芳呑族含量(N!、IR) 塩素含量 (ppm) 第4表記載の条件を用い、同表に示す結果だ。
第−一一し一一表 渉11化1H生 触#Hk%    a、 1.2   a、 2.5 
 a、 2.5  a、 1.2バンチ温度(’C) 
   150   120  150  170バ7チ
時間時−55516 H,圧   ■旧   70    70   40 
  70撹拌速度(RPM)  1000 1000 
1000 1000閾囮炒晧刷愼

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(i)C_5のオレフィンおよび(または)ジオ
    レフィン、および(または)C_6のオレフィンおよび
    (または)ジオレフィンあるいは C_5およびC_6のオレフィンおよび(または)ジオ
    レフィンの混合物からなる供給物5〜 75重量%と、 (ii)テルペン5〜55重量%と、 (iii)オレフィン系不飽和芳香族化合物3〜55重
    量%と の混合物であって、好ましくはシクロペンタジエンまた
    はジシクロペンタジエンの含量が2重量%未満である混
    合物をフリーデルクラフツ触媒を用いて共重合させ、か
    つ得られた生成物を、得られた生成物の芳香族性の少な
    くとも20%が水素化後に残る程度に水素化することか
    らなる石油樹脂の製造法。
  2. (2)供給物中に追加の枝分かれオレフィンが含まれる
    特許請求の範囲第(1)項記載の製造法。
  3. (3)(i)C_5のオレフィンおよび(または)ジオ
    レフィン、および(または)C_6のオレフィンおよび
    (または)ジオレフィンあるいは C_5およびC_6のオレフィンおよび(または)ジオ
    レフィンの混合物からなる供給物5〜 75重量%と、 (ii)テルペン5〜55重量%と、 (iii)オレフィン系不飽和芳香族化合物3〜55重
    量%と の混合物であって、好ましくはシクロペンタジエンまた
    はジシクロペンタジエンの含量が2重量%未満である混
    合物をフリーデルクラフツ触媒を用いて共重合させ、か
    つ得られた生成物を水素化後少なくとも20%の芳香族
    性が残る程度に水素化することによって製造される石油
    樹脂。
  4. (4)生成物を、水素化後少なくとも50%の芳香族性
    が残る程度に水素化する特許請求の範囲第(3)項記載
    の石油樹脂。
  5. (5)供給物中に追加の枝分かれオレフィンが含まれる
    特許請求の範囲第(3)項または第(4)項記載の石油
    樹脂。
  6. (6)オレフィン系不飽和芳香族化合物から誘導される
    単位5〜80重量%と、C_5のオレフィンおよび(ま
    たは)ジオレフィンおよび(または)C_5のオレフィ
    ンおよび(または)ジオレフィンあるいはC_5および
    C_5のオレフィンおよび(または)ジオレフィンの混
    合物から誘導される単位5〜80重量%と、テルペンか
    ら誘導される単位7〜45重量%とを含むコポリマーか
    らなる樹脂の水素化誘導体。
  7. (7)芳香族含量が水素化によって3〜75重量%に減
    少された特許請求の範囲第(6)項記載の水素化樹脂。
  8. (8)60℃〜125℃の範囲の軟化点を有する特許請
    求の範囲第(6)項または第(7)項記載の樹脂。
  9. (9)特許請求の範囲第(6)項記載の樹脂を粘着付与
    剤として含有するホットメルト接着剤。
  10. (10)特許請求の範囲第(6)項記載の樹脂を粘着付
    与剤として含有する感圧性接着剤。
JP62208070A 1986-08-21 1987-08-21 水素化石油樹脂とその接着剤中に於ける使用 Pending JPS6392611A (ja)

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