JPS639176B2 - - Google Patents
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- JPS639176B2 JPS639176B2 JP55074796A JP7479680A JPS639176B2 JP S639176 B2 JPS639176 B2 JP S639176B2 JP 55074796 A JP55074796 A JP 55074796A JP 7479680 A JP7479680 A JP 7479680A JP S639176 B2 JPS639176 B2 JP S639176B2
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- 238000012360 testing method Methods 0.000 claims description 108
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 3
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 claims 1
- 238000012669 compression test Methods 0.000 description 14
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 12
- 239000011150 reinforced concrete Substances 0.000 description 4
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
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- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N3/00—Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress
- G01N3/22—Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress by applying steady torsional forces
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、試験片に圧縮試験荷重を与える試
験機に関するものであり、特に試験片に圧縮試験
荷重の他にねじり、曲げ等の試験荷重を与えるこ
ともできる圧縮ねじり複合試験機に関するもので
ある。
験機に関するものであり、特に試験片に圧縮試験
荷重の他にねじり、曲げ等の試験荷重を与えるこ
ともできる圧縮ねじり複合試験機に関するもので
ある。
鉄筋コンクリート、形鋼等には圧縮荷重の他に
ねじり、曲げ等の荷重が作用する。従来は鉄筋コ
ンクリート、形鋼等の強度試験として、圧縮試
験、ねじり試験等を夫々別個の試験機で単独に行
なつていた。しかしながら、実際の使用状態下で
は圧縮荷重、ねじり荷重等が単独ではなく同時に
作用するため、従来の試験は十分ではなく、鉄筋
コンクリート、形鋼等に圧縮試験荷重を与えると
同時にねじり、曲げ等の試験荷重を与えて実際の
使用状態に応じた強度試験を行なうことができる
試験機の開発が要望されている。
ねじり、曲げ等の荷重が作用する。従来は鉄筋コ
ンクリート、形鋼等の強度試験として、圧縮試
験、ねじり試験等を夫々別個の試験機で単独に行
なつていた。しかしながら、実際の使用状態下で
は圧縮荷重、ねじり荷重等が単独ではなく同時に
作用するため、従来の試験は十分ではなく、鉄筋
コンクリート、形鋼等に圧縮試験荷重を与えると
同時にねじり、曲げ等の試験荷重を与えて実際の
使用状態に応じた強度試験を行なうことができる
試験機の開発が要望されている。
従つて、この発明の主な目的は、鉄筋コンクリ
ート等の試験片に圧縮試験荷重を与えると同時に
ねじり、曲げ等の試験荷重を与えて試験すること
ができる圧縮ねじり複合試験機を提供するにあ
る。
ート等の試験片に圧縮試験荷重を与えると同時に
ねじり、曲げ等の試験荷重を与えて試験すること
ができる圧縮ねじり複合試験機を提供するにあ
る。
周知のように、圧縮試験では、固定クロスヘツ
ドと可動クロスヘツドの間に試験片が配置され、
可動クロスヘツドに連結されたシリンダ等の駆動
機構によつて試験片に圧縮試験荷重が加えられ
る。一方、試験片にねじり、曲げ等の試験荷重を
与えるには、試験片の両端を夫々チヤツクで把持
する必要がある。従つて、圧縮試験荷重とねじ
り、曲げ等の試験荷重を同時に与えるには、各チ
ヤツクを固定クロスヘツドと可動クロスヘツドに
支持し、圧縮試験荷重はクロスヘツドからチヤツ
クを介して試験片に与えねばならない。この場
合、各チヤツクに大きい圧縮試験荷重がかかるた
め、これを支持できるようにすることが当面の要
件になる。しかしながら、圧縮試験荷重を与える
と試験片に座屈が生じるため、チヤツクをクロス
ヘツドに堅固に固定してしまうことはできない。
チヤツクを固定してしまうと試験片の座屈時に圧
縮試験荷重がチヤツクの横方向に作用し、チヤツ
クが損傷するおそれがある。チヤツクには試験片
の傾きに応じて揺動するいわゆる自動調心性をも
たせる必要がある。
ドと可動クロスヘツドの間に試験片が配置され、
可動クロスヘツドに連結されたシリンダ等の駆動
機構によつて試験片に圧縮試験荷重が加えられ
る。一方、試験片にねじり、曲げ等の試験荷重を
与えるには、試験片の両端を夫々チヤツクで把持
する必要がある。従つて、圧縮試験荷重とねじ
り、曲げ等の試験荷重を同時に与えるには、各チ
ヤツクを固定クロスヘツドと可動クロスヘツドに
支持し、圧縮試験荷重はクロスヘツドからチヤツ
クを介して試験片に与えねばならない。この場
合、各チヤツクに大きい圧縮試験荷重がかかるた
め、これを支持できるようにすることが当面の要
件になる。しかしながら、圧縮試験荷重を与える
と試験片に座屈が生じるため、チヤツクをクロス
ヘツドに堅固に固定してしまうことはできない。
チヤツクを固定してしまうと試験片の座屈時に圧
縮試験荷重がチヤツクの横方向に作用し、チヤツ
クが損傷するおそれがある。チヤツクには試験片
の傾きに応じて揺動するいわゆる自動調心性をも
たせる必要がある。
この発明は、固定クロスヘツドと可動クロスヘ
ツドの間に試験片を配置し、前記可動クロスヘツ
ドに連結したシリンダ等の駆動機構によつて試験
片に圧縮試験荷重を与えるようにした試験機にお
いて、前記各クロスヘツドに夫々球面座を設け、
前記各球面座に球面ジヤーナルを回動可能に嵌合
し、一方のクロスヘツドの球面ジヤーナルの中央
部の孔にねじり軸を挿入し、スラストベアリング
によつて前記ねじり軸を回転自在に軸支するとと
もに、試験片の両端を把持する一対のチヤツクの
うち、一方のチヤツクを前記ねじり軸の一端に固
定し、前記一方のクロスヘツドの球面ジヤーナル
にねじり荷重負荷モータを取り付け、前記ねじり
軸の他端を前記ねじり荷重負荷モータに連結し、
さらに他方のチヤツクを他方のクロスヘツドの球
面ジヤーナルに取り付け、前記各球面ジヤーナル
にその横方向にのびる反力支持アームを設け、前
記各反力支持アームを前記各クロスヘツドに軸支
したコロに係合させ、前記各コロの回転軸芯を前
記各球面座および球面ジヤーナルの中心点を通つ
て横方向にのびる直線上に位置させたことを特徴
とするものである。
ツドの間に試験片を配置し、前記可動クロスヘツ
ドに連結したシリンダ等の駆動機構によつて試験
片に圧縮試験荷重を与えるようにした試験機にお
いて、前記各クロスヘツドに夫々球面座を設け、
前記各球面座に球面ジヤーナルを回動可能に嵌合
し、一方のクロスヘツドの球面ジヤーナルの中央
部の孔にねじり軸を挿入し、スラストベアリング
によつて前記ねじり軸を回転自在に軸支するとと
もに、試験片の両端を把持する一対のチヤツクの
うち、一方のチヤツクを前記ねじり軸の一端に固
定し、前記一方のクロスヘツドの球面ジヤーナル
にねじり荷重負荷モータを取り付け、前記ねじり
軸の他端を前記ねじり荷重負荷モータに連結し、
さらに他方のチヤツクを他方のクロスヘツドの球
面ジヤーナルに取り付け、前記各球面ジヤーナル
にその横方向にのびる反力支持アームを設け、前
記各反力支持アームを前記各クロスヘツドに軸支
したコロに係合させ、前記各コロの回転軸芯を前
記各球面座および球面ジヤーナルの中心点を通つ
て横方向にのびる直線上に位置させたことを特徴
とするものである。
以下、この発明の実施例を図面について説明す
る。
る。
図において、固定クロスヘツド、可動クロスヘ
ツド１ａ，１ｂは互いに間隔を置いて支柱２に支
持される。固定クロスヘツド１ａは支柱２に沿つ
て移動可能に案内され、昇降ジヤツキ３によつて
高さを調節することができる。試験時にはクロス
ヘツド１ａはクランプジヤツキ４によつて支柱２
に締め付けられ、摩擦係合によつて所定位置に固
定される。可動クロスヘツド１ｂは支柱２に沿つ
て移動可能に案内され、ベツド５に収容された圧
縮試験荷重負荷シリンダ６のラム７に連結されて
いる。
ツド１ａ，１ｂは互いに間隔を置いて支柱２に支
持される。固定クロスヘツド１ａは支柱２に沿つ
て移動可能に案内され、昇降ジヤツキ３によつて
高さを調節することができる。試験時にはクロス
ヘツド１ａはクランプジヤツキ４によつて支柱２
に締め付けられ、摩擦係合によつて所定位置に固
定される。可動クロスヘツド１ｂは支柱２に沿つ
て移動可能に案内され、ベツド５に収容された圧
縮試験荷重負荷シリンダ６のラム７に連結されて
いる。
試験片８の両端は互いに対向するように配置さ
れた一対のチヤツク９ａ，９ｂに着脱可能に把持
される。各クロスヘツド１ａ，１ｂは夫々中央部
に球面座１０ａ，１０ｂを有し、各チヤツク９
ａ，９ｂは各クロスヘツド１ａ，１ｂの球面座１
０ａ，１０ｂに回動可能に嵌合された球面ジヤー
ナル１１ａ，１１ｂに取り付けられる。
れた一対のチヤツク９ａ，９ｂに着脱可能に把持
される。各クロスヘツド１ａ，１ｂは夫々中央部
に球面座１０ａ，１０ｂを有し、各チヤツク９
ａ，９ｂは各クロスヘツド１ａ，１ｂの球面座１
０ａ，１０ｂに回動可能に嵌合された球面ジヤー
ナル１１ａ，１１ｂに取り付けられる。
この実施例では、一方のチヤツク９ａは球面ジ
ヤーナル１１ａの中央部の孔１２に挿入されたね
じり軸１３の下端に固定されている。ねじり軸１
３は球面ジヤーナル１１ａの孔１２に適合するテ
ーパを有し、球面ジヤーナル１１ａを貫通しての
び、スラストベアリング１４によつてジヤーナル
１１ａに回転自在に軸支されている。ねじり軸１
３の上端は球面ジヤーナル１１ａに取り付けられ
たねじり試験荷重負荷モータ１５の駆動軸に変速
機等を介して連結される。他方のチヤツク９ａは
図示されてはいないが球面ジヤーナル１１ｂの孔
に挿入されたねじり軸の上端に固定されている。
球面ジヤーナル１１ｂの内部構造は球面ジヤーナ
ル１１ａの内部構造と対称的に構成され、チヤツ
ク９ｂのねじり軸は球面ジヤーナル１１ｂを貫通
してのび、ねじり軸１３と同様にスラストベアリ
ングによつて軸支されている。チヤツク９ｂのね
じり軸の下端は球面ジヤーナル１１ｂに取り付け
られたトルク検出器１６に連結されている。
ヤーナル１１ａの中央部の孔１２に挿入されたね
じり軸１３の下端に固定されている。ねじり軸１
３は球面ジヤーナル１１ａの孔１２に適合するテ
ーパを有し、球面ジヤーナル１１ａを貫通しての
び、スラストベアリング１４によつてジヤーナル
１１ａに回転自在に軸支されている。ねじり軸１
３の上端は球面ジヤーナル１１ａに取り付けられ
たねじり試験荷重負荷モータ１５の駆動軸に変速
機等を介して連結される。他方のチヤツク９ａは
図示されてはいないが球面ジヤーナル１１ｂの孔
に挿入されたねじり軸の上端に固定されている。
球面ジヤーナル１１ｂの内部構造は球面ジヤーナ
ル１１ａの内部構造と対称的に構成され、チヤツ
ク９ｂのねじり軸は球面ジヤーナル１１ｂを貫通
してのび、ねじり軸１３と同様にスラストベアリ
ングによつて軸支されている。チヤツク９ｂのね
じり軸の下端は球面ジヤーナル１１ｂに取り付け
られたトルク検出器１６に連結されている。
各球面ジヤーナル１１ａ，１１ｂは夫々その横
方向にのびる二又の反力支持アーム１７ａ，１７
ｂを有する。各アーム１７ａ，１７ｂの先端は上
下方向に折曲し、各クロスヘツド１ａ，１ｂに回
転自在に軸支されたコロ１８ａ，１８ｂに夫々係
合されている。各コロ１８ａ，１８ｂの軸心は
夫々各球面座１０ａ，１０ｂ、球面ジヤーナル１
１ａ，１１ｂの中心点１９ａ，１９ｂを通つて横
方向にのびる直線２０ａ，２０ｂ上に設定されて
いる。
方向にのびる二又の反力支持アーム１７ａ，１７
ｂを有する。各アーム１７ａ，１７ｂの先端は上
下方向に折曲し、各クロスヘツド１ａ，１ｂに回
転自在に軸支されたコロ１８ａ，１８ｂに夫々係
合されている。各コロ１８ａ，１８ｂの軸心は
夫々各球面座１０ａ，１０ｂ、球面ジヤーナル１
１ａ，１１ｂの中心点１９ａ，１９ｂを通つて横
方向にのびる直線２０ａ，２０ｂ上に設定されて
いる。
前記のように構成された圧縮ねじり複合試験機
において、圧縮試験荷重負荷シリンダ６のラム７
は可動クロスヘツド１ｂを押し上げ、チヤツク９
ａ，９ｂを介して試験片８に圧縮試験荷重を与え
る。圧縮試験荷重は例えばシリンダ６の内圧によ
つて間接的に測定される。各チヤツク９ａ，９ｂ
にかかる圧縮試験荷重はスラストベアリング１
４、球面ジヤーナル１１ａ，１１ｂを介して各ク
ロスヘツド１ａ，１ｂの球面座１０ａ，１０ｂに
支持される。球面座１０ａ，１０ｂは球面ジヤー
ナル１１ａ，１１ｂとの接触面積、すなわち圧縮
試験荷重を受ける面積が大きいため、鉄筋コンク
リートに与えられる圧縮試験荷重のような大きい
圧縮試験荷重でも無理なく支持することができ
る。
において、圧縮試験荷重負荷シリンダ６のラム７
は可動クロスヘツド１ｂを押し上げ、チヤツク９
ａ，９ｂを介して試験片８に圧縮試験荷重を与え
る。圧縮試験荷重は例えばシリンダ６の内圧によ
つて間接的に測定される。各チヤツク９ａ，９ｂ
にかかる圧縮試験荷重はスラストベアリング１
４、球面ジヤーナル１１ａ，１１ｂを介して各ク
ロスヘツド１ａ，１ｂの球面座１０ａ，１０ｂに
支持される。球面座１０ａ，１０ｂは球面ジヤー
ナル１１ａ，１１ｂとの接触面積、すなわち圧縮
試験荷重を受ける面積が大きいため、鉄筋コンク
リートに与えられる圧縮試験荷重のような大きい
圧縮試験荷重でも無理なく支持することができ
る。
ねじり試験荷重負荷モータ１５はねじり軸１３
にトルクを与え、チヤツク９ａを介して試験片８
にねじり試験荷重８にねじり試験荷重を与える。
この時、クロスヘツド１ａのコロ１８ａはモータ
１５が取り付けられている球面ジヤーナル１１ａ
の反力支持アーム１７ａに係合してその回転を阻
止し、アーム１７ａにかかるねじり試験荷重の反
力を支持する作用をする。ねじり軸１３はスラス
トベアリング１４によつて球面ジヤーナル１１ａ
に軸支されているため、ねじり軸１３の回転に対
する摩擦は小さく、従つてモータ１５によつてね
じり試験荷重が試験片８に円滑にかつ有効に与え
られる。
にトルクを与え、チヤツク９ａを介して試験片８
にねじり試験荷重８にねじり試験荷重を与える。
この時、クロスヘツド１ａのコロ１８ａはモータ
１５が取り付けられている球面ジヤーナル１１ａ
の反力支持アーム１７ａに係合してその回転を阻
止し、アーム１７ａにかかるねじり試験荷重の反
力を支持する作用をする。ねじり軸１３はスラス
トベアリング１４によつて球面ジヤーナル１１ａ
に軸支されているため、ねじり軸１３の回転に対
する摩擦は小さく、従つてモータ１５によつてね
じり試験荷重が試験片８に円滑にかつ有効に与え
られる。
試験片８に与えられたねじり試験荷重はチヤツ
ク９ｂを介して球面ジヤーナル１１ｂの内部のね
じり軸に支持され、このねじり軸にかかるトルク
としてトルク検出器１６によつて測定される。ク
ロスヘツド１ｂのコロ１８ｂはトルク検出器１６
が取り付けられている球面ジヤーナル１１ｂの反
力支持アーム１７ｂに係合してその回転を阻止
し、アーム１７ｂにかかるねじり試験荷重の反力
を支持する作用をする。球面ジヤーナル１１ｂの
内部のねじり軸はスラストベアリングによつて軸
支されているため、ねじり軸の回転に対する摩擦
は小さく、ねじり試験荷重は検出器１ｂによつて
高精度に測定される。
ク９ｂを介して球面ジヤーナル１１ｂの内部のね
じり軸に支持され、このねじり軸にかかるトルク
としてトルク検出器１６によつて測定される。ク
ロスヘツド１ｂのコロ１８ｂはトルク検出器１６
が取り付けられている球面ジヤーナル１１ｂの反
力支持アーム１７ｂに係合してその回転を阻止
し、アーム１７ｂにかかるねじり試験荷重の反力
を支持する作用をする。球面ジヤーナル１１ｂの
内部のねじり軸はスラストベアリングによつて軸
支されているため、ねじり軸の回転に対する摩擦
は小さく、ねじり試験荷重は検出器１ｂによつて
高精度に測定される。
各クロスヘツド１ａ，１ｂのコロ１８ａ，１８
ｂの軸心は前述したように各球面座１０ａ，１０
ｂの中心点１９ａ，１９ｂを通つて横方向にのび
る直線２０ａ，２０ｂ上に設定されているため、
各球面ジヤーナル１１ａ，１１ｂの反力支持アー
ム１７ａ，１７ｂはモータ１５の駆動方向に回転
することはできないが、各アーム１７ａ，１７ｂ
が各１８ａ，１８ｂの軸心のまわりを回動し、各
球面ジヤーナル１１ａ，１１ｂが各球面座１０
ａ，１０ｂに沿つて各直線２０ａ，２０ｂのまわ
りを回動することはできない。また、各アーム１
７ａ，１７ｂは各コロ１８ａ，１８ｂに係合され
ているだけであるため、各アーム１７，１８が上
下方向に揺動し、各球面ジヤーナル１１ａ，１１
ｂが各球面座１０ａ，１０ｂの中心点１９ａ，１
９ｂを通つて直線２０ａ，２０ｂと直角に横方向
にのびる直線のまわりを回動することも可能であ
る。すなわち、各球面ジヤーナル１１ａ，１１ｂ
は横方向にはあらゆる方向に回動することができ
るものであり、従つて各チヤツク９ａ，９ｂは球
面座１０ａ，１０ｂの中心点１９ａ，１９ｂのま
わりをあらゆる方向に揺動することができる。各
アーム１７ａ，１７ｂは常時コロ１８ａ，１８ｂ
に係合した状態に保持され、夫々ねじり試験荷重
負荷モータ１５、トルク検出器１６と一体的に球
面座１０ａ，１０ｂの中心点１９ａ，１９ｂのま
わりを揺動する。要するに、球面ジヤーナル１１
ａ，１１ｂのアーム１７ａ，１７ｂとクロスヘツ
ド１ａ，１ｂのコロ１８ａ，１８ｂはモータ１５
の駆動方向への球面ジヤーナル１１ａ，１１ｂの
回転は阻止するが、横方向へのジヤーナル１１
ａ，１１ｂの回動、チヤツク９ａ，９ｂの揺動は
許容する自在継手のような働きをするものであ
る。
ｂの軸心は前述したように各球面座１０ａ，１０
ｂの中心点１９ａ，１９ｂを通つて横方向にのび
る直線２０ａ，２０ｂ上に設定されているため、
各球面ジヤーナル１１ａ，１１ｂの反力支持アー
ム１７ａ，１７ｂはモータ１５の駆動方向に回転
することはできないが、各アーム１７ａ，１７ｂ
が各１８ａ，１８ｂの軸心のまわりを回動し、各
球面ジヤーナル１１ａ，１１ｂが各球面座１０
ａ，１０ｂに沿つて各直線２０ａ，２０ｂのまわ
りを回動することはできない。また、各アーム１
７ａ，１７ｂは各コロ１８ａ，１８ｂに係合され
ているだけであるため、各アーム１７，１８が上
下方向に揺動し、各球面ジヤーナル１１ａ，１１
ｂが各球面座１０ａ，１０ｂの中心点１９ａ，１
９ｂを通つて直線２０ａ，２０ｂと直角に横方向
にのびる直線のまわりを回動することも可能であ
る。すなわち、各球面ジヤーナル１１ａ，１１ｂ
は横方向にはあらゆる方向に回動することができ
るものであり、従つて各チヤツク９ａ，９ｂは球
面座１０ａ，１０ｂの中心点１９ａ，１９ｂのま
わりをあらゆる方向に揺動することができる。各
アーム１７ａ，１７ｂは常時コロ１８ａ，１８ｂ
に係合した状態に保持され、夫々ねじり試験荷重
負荷モータ１５、トルク検出器１６と一体的に球
面座１０ａ，１０ｂの中心点１９ａ，１９ｂのま
わりを揺動する。要するに、球面ジヤーナル１１
ａ，１１ｂのアーム１７ａ，１７ｂとクロスヘツ
ド１ａ，１ｂのコロ１８ａ，１８ｂはモータ１５
の駆動方向への球面ジヤーナル１１ａ，１１ｂの
回転は阻止するが、横方向へのジヤーナル１１
ａ，１１ｂの回動、チヤツク９ａ，９ｂの揺動は
許容する自在継手のような働きをするものであ
る。
圧縮試験荷重によつて試験片８に座屈が生じる
と、試験片８は曲がり、各チヤツク９ａ，９ｂに
よつて把持されている試験片８の両端は横方向に
傾く。この時、各チヤツク９ａ，９ｂは試験片８
の傾きに応じて揺動し、各球面ジヤーナル１１
ａ，１１ｂは球面座１０ａ，１０ｂに沿つて横方
向に回動する。従つて、圧縮試験荷重は各チヤツ
ク９ａ，９ｂに対し常時その軸方向に作用し、支
障なく支持される。すなわち、試験片８の座屈時
に圧縮試験荷重がチヤツク９ａ，９ｂの横方向に
作用してチヤツクが損傷するというおそれは回避
されるものである。各コロ１８ａ，１８ｂはねじ
り試験荷重を支持すると同時に、アーム１７ａ，
１７ｂの揺動に従つて転転し、アーム１７ａ，１
７ｂの揺動を案内する作用をする。なお、試験片
８に座屈が生じると圧縮試験荷重は球面座１０
ａ，１０ｂに対しては横方向にも作用するが、各
球面座１０ａ，１０ｂは夫々クロスヘツド１ａ，
１ｂに直接設けられているため、支障はない。
と、試験片８は曲がり、各チヤツク９ａ，９ｂに
よつて把持されている試験片８の両端は横方向に
傾く。この時、各チヤツク９ａ，９ｂは試験片８
の傾きに応じて揺動し、各球面ジヤーナル１１
ａ，１１ｂは球面座１０ａ，１０ｂに沿つて横方
向に回動する。従つて、圧縮試験荷重は各チヤツ
ク９ａ，９ｂに対し常時その軸方向に作用し、支
障なく支持される。すなわち、試験片８の座屈時
に圧縮試験荷重がチヤツク９ａ，９ｂの横方向に
作用してチヤツクが損傷するというおそれは回避
されるものである。各コロ１８ａ，１８ｂはねじ
り試験荷重を支持すると同時に、アーム１７ａ，
１７ｂの揺動に従つて転転し、アーム１７ａ，１
７ｂの揺動を案内する作用をする。なお、試験片
８に座屈が生じると圧縮試験荷重は球面座１０
ａ，１０ｂに対しては横方向にも作用するが、各
球面座１０ａ，１０ｂは夫々クロスヘツド１ａ，
１ｂに直接設けられているため、支障はない。
圧縮試験荷重、ねじり試験荷重の他に曲げ試験
荷重を試験片８に与えることもできる。試験片８
の両端は試験片８の傾きに応じて揺動する一対の
チヤツク９ａ，９ｂによつて把持されているた
め、曲げ試験荷重によつて試験片８が曲がつても
支障はない。試験片８に曲げ試験荷重を与える機
構については図示されていないが、一般に使用さ
れている普通の曲げ試験荷重負荷機構を使用すれ
ばよい。特に、試験片本体から独立して試験片８
に直接取り付ける種類の負荷機構を使用し、試験
片８に曲げ試験荷重を与えると同時に、その反力
を負荷機構自体に支持させるようにすると、曲げ
試験荷重が試験材本体に影響せず、好ましい。こ
の種の曲げ試験荷重負荷機構は一般に知られてお
り、その構成の詳細については説明を省略する。
荷重を試験片８に与えることもできる。試験片８
の両端は試験片８の傾きに応じて揺動する一対の
チヤツク９ａ，９ｂによつて把持されているた
め、曲げ試験荷重によつて試験片８が曲がつても
支障はない。試験片８に曲げ試験荷重を与える機
構については図示されていないが、一般に使用さ
れている普通の曲げ試験荷重負荷機構を使用すれ
ばよい。特に、試験片本体から独立して試験片８
に直接取り付ける種類の負荷機構を使用し、試験
片８に曲げ試験荷重を与えると同時に、その反力
を負荷機構自体に支持させるようにすると、曲げ
試験荷重が試験材本体に影響せず、好ましい。こ
の種の曲げ試験荷重負荷機構は一般に知られてお
り、その構成の詳細については説明を省略する。
この発明には前記実施例の他に種々の変形例が
考えられる。試験片８に圧縮試験荷重を与えるシ
リンダ６は油圧式のものであつても、空気式のも
のであつてもよい。また、シリンダ６に代えてね
じ送り式の圧縮試験荷重負荷機構を使用してもよ
い。以上説明したように、この発明によれば、固
定クロスヘツド１ａと可動クロスヘツド１ｂの間
に試験片８を配置し、可動クロスヘツド１ｂに連
結したシリンダ６等の駆動機構によつて試験片８
に圧縮試験荷重を与えるようにし試験機におい
て、各クロスヘツド１ａ，１ｂに夫々球面座１０
ａ，１０ｂが設けられ、各球面座１０ａ，１０ｂ
に球面ジヤーナル１１ａ，１１ｂが回動可能に嵌
合される。さらに、一方のクロスヘツド１ａの球
面ジヤーナル１１ａの中央部の孔１２にねじり軸
１３が挿入される。そして、試験片８の両端を把
持する一対のチヤツク９ａ，９ｂのうち、一方の
チヤツク９ａがねじり軸１３の一端に固定され、
一方のクロスヘツド１ａの球面ジヤーナル１１ａ
にねじり荷重負荷モータ１５が取り付けられ、ね
じり軸１３の他端がねじり荷重負荷モータ１５に
連結される。さらに、他方のチヤツク９ｂが他方
のクロスヘツド１ｂの球面ジヤーナル１１ｂに取
り付けられ、各球面ジヤーナル１１ａ，１１ｂに
その横方向にのびる反力支持アーム１７ａ，１７
ｂが設けられ、各反力支持アーム１７ａ，１７ｂ
が各クロスヘツド１ａ，１ｂに軸支されたコロ１
８ａ，１８ｂに係合される。したがつて、反力支
持アーム１７ａ，１７ｂはねじり荷重負荷モータ
１５の駆動方向に回転するこるとができない。し
たがつて、モータ１５によつてねじり軸１３にト
ルクを与え、一方のチヤツク９ａを介して試験片
８にねじり試験荷重を与えることができ、反力支
持アーム１７ａ，１７ｂによつてその反力を支持
することができる。さらに、スラストベアリング
１４によつてねじり軸１３が回転自在に軸支さ
れ、ねじり軸１３の回転に対する摩擦が小さく、
ねじり試験荷重を円滑に与えることができる。さ
らに、この発明によれば、各コロ１８ａ，１８ｂ
の回転軸芯が各球面座１０ａ，１０ｂおよび球面
ジヤーナル１１ａ，１１ｂの中心点１９ａ，１９
ｂを通つて横方向にのびる直線上２０ａ，２０ｂ
に配置される。したがつて、球面ジヤーナル１１
ａ，１１ｂはねじり試験荷重負荷モータ１５の駆
動方向に回転することはできないが、横方向であ
れば、あらゆる方向に回動することができる。し
たがつて、チヤツク９ａ，９ｂは球面座１０ａ，
１０ｂの中心点１９ａ，１９ｂのまわりをあらゆ
る方向に揺動することができる。したがつて、圧
縮試験荷重によつて試験片８に座屈が生じても、
各チヤツク９ａ，９ｂが試験片８の傾きに応じて
揺動し、各球面ジヤーナル１１ａ，１１ｂが球面
座１０ａ，１０ｂに沿つて横方向に回動する。し
たがつて、圧縮試験荷重は常時各チヤツク９ａ，
９ｂの軸方向に作用し、圧縮試験荷重によつてチ
ヤツク９ａ，９ｂが損傷するおそれはない。この
結果、試験片８に圧縮試験荷重を与えると同時
に、ねじり試験荷重を与えることができ、所期の
目的を達成することができるものである。
考えられる。試験片８に圧縮試験荷重を与えるシ
リンダ６は油圧式のものであつても、空気式のも
のであつてもよい。また、シリンダ６に代えてね
じ送り式の圧縮試験荷重負荷機構を使用してもよ
い。以上説明したように、この発明によれば、固
定クロスヘツド１ａと可動クロスヘツド１ｂの間
に試験片８を配置し、可動クロスヘツド１ｂに連
結したシリンダ６等の駆動機構によつて試験片８
に圧縮試験荷重を与えるようにし試験機におい
て、各クロスヘツド１ａ，１ｂに夫々球面座１０
ａ，１０ｂが設けられ、各球面座１０ａ，１０ｂ
に球面ジヤーナル１１ａ，１１ｂが回動可能に嵌
合される。さらに、一方のクロスヘツド１ａの球
面ジヤーナル１１ａの中央部の孔１２にねじり軸
１３が挿入される。そして、試験片８の両端を把
持する一対のチヤツク９ａ，９ｂのうち、一方の
チヤツク９ａがねじり軸１３の一端に固定され、
一方のクロスヘツド１ａの球面ジヤーナル１１ａ
にねじり荷重負荷モータ１５が取り付けられ、ね
じり軸１３の他端がねじり荷重負荷モータ１５に
連結される。さらに、他方のチヤツク９ｂが他方
のクロスヘツド１ｂの球面ジヤーナル１１ｂに取
り付けられ、各球面ジヤーナル１１ａ，１１ｂに
その横方向にのびる反力支持アーム１７ａ，１７
ｂが設けられ、各反力支持アーム１７ａ，１７ｂ
が各クロスヘツド１ａ，１ｂに軸支されたコロ１
８ａ，１８ｂに係合される。したがつて、反力支
持アーム１７ａ，１７ｂはねじり荷重負荷モータ
１５の駆動方向に回転するこるとができない。し
たがつて、モータ１５によつてねじり軸１３にト
ルクを与え、一方のチヤツク９ａを介して試験片
８にねじり試験荷重を与えることができ、反力支
持アーム１７ａ，１７ｂによつてその反力を支持
することができる。さらに、スラストベアリング
１４によつてねじり軸１３が回転自在に軸支さ
れ、ねじり軸１３の回転に対する摩擦が小さく、
ねじり試験荷重を円滑に与えることができる。さ
らに、この発明によれば、各コロ１８ａ，１８ｂ
の回転軸芯が各球面座１０ａ，１０ｂおよび球面
ジヤーナル１１ａ，１１ｂの中心点１９ａ，１９
ｂを通つて横方向にのびる直線上２０ａ，２０ｂ
に配置される。したがつて、球面ジヤーナル１１
ａ，１１ｂはねじり試験荷重負荷モータ１５の駆
動方向に回転することはできないが、横方向であ
れば、あらゆる方向に回動することができる。し
たがつて、チヤツク９ａ，９ｂは球面座１０ａ，
１０ｂの中心点１９ａ，１９ｂのまわりをあらゆ
る方向に揺動することができる。したがつて、圧
縮試験荷重によつて試験片８に座屈が生じても、
各チヤツク９ａ，９ｂが試験片８の傾きに応じて
揺動し、各球面ジヤーナル１１ａ，１１ｂが球面
座１０ａ，１０ｂに沿つて横方向に回動する。し
たがつて、圧縮試験荷重は常時各チヤツク９ａ，
９ｂの軸方向に作用し、圧縮試験荷重によつてチ
ヤツク９ａ，９ｂが損傷するおそれはない。この
結果、試験片８に圧縮試験荷重を与えると同時
に、ねじり試験荷重を与えることができ、所期の
目的を達成することができるものである。
第１図はこの発明の一実施例を示す側面図、第
２図は第１図の縦断面図である。 １ａ……固定クロスヘツド、１ｂ……可動クロ
スヘツド、８……試験片、９ａ，９ｂ……チヤツ
ク、１０ａ，１０ｂ……球面座、１１ａ，１１ｂ
……球面ジヤーナル。
２図は第１図の縦断面図である。 １ａ……固定クロスヘツド、１ｂ……可動クロ
スヘツド、８……試験片、９ａ，９ｂ……チヤツ
ク、１０ａ，１０ｂ……球面座、１１ａ，１１ｂ
……球面ジヤーナル。
Claims (1)
- １ 固定クロスヘツドと可動クロスヘツドの間に
試験片を配置し、前記可動クロスヘツドに連結し
たシリンダ等の駆動機構によつて試験片に圧縮試
験荷重を与えるようにした試験機において、前記
各クロスヘツドに夫々球面座を設け、前記各球面
座に球面ジヤーナルを回動可能に嵌合し、一方の
クロスヘツドの球面ジヤーナルの中央部の孔にね
じり軸を挿入し、スラストベアリングによつて前
記ねじり軸を回転自在に軸支するとともに、試験
片の両端を把持する一対のチヤツクのうち、一方
のチヤツクを前記ねじり軸の一端に固定し、前記
一方のクロスヘツドの球面ジヤーナルにねじり荷
重負荷モータを取り付け、前記ねじり軸の他端を
前記ねじり荷重負荷モータに連結し、さらに他方
のチヤツクを他方のクロスヘツドの球面ジヤーナ
ルに取り付け、前記各球面ジヤーナルにその横方
向にのびる反力支持アームを設け、前記各反力支
持アームを前記各クロスヘツドに軸支したコロに
係合させ、前記各コロの回転軸芯を前記各球面座
および球面ジヤーナルの中心点を通つて横方向に
のびる直線上に位置させたことを特徴とする圧縮
ねじり複合試験機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7479680A JPS57542A (en) | 1980-06-02 | 1980-06-02 | Composite tester for compression and torsion |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7479680A JPS57542A (en) | 1980-06-02 | 1980-06-02 | Composite tester for compression and torsion |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57542A JPS57542A (en) | 1982-01-05 |
| JPS639176B2 true JPS639176B2 (ja) | 1988-02-26 |
Family
ID=13557618
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7479680A Granted JPS57542A (en) | 1980-06-02 | 1980-06-02 | Composite tester for compression and torsion |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57542A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR850001688B1 (ko) * | 1983-09-14 | 1985-11-22 | 한국기계연구소 | 다축피로 시험기 |
| US5379648A (en) * | 1993-07-26 | 1995-01-10 | Sonoco Products Company | Method and apparatus for testing chew-out strength of paperboard core |
| KR100865909B1 (ko) | 2007-02-02 | 2008-10-29 | (주)제이.케이.에스 | 비틀림 피로 시험기용 로터리 엑츄에이터 |
| KR100918664B1 (ko) * | 2007-07-25 | 2009-09-22 | 한국과학기술원 | 암반 동적 물성시험 장치 |
| JP5334056B2 (ja) * | 2009-09-15 | 2013-11-06 | 学校法人福岡大学 | 疲労試験機 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5256069U (ja) * | 1975-10-16 | 1977-04-22 |
-
1980
- 1980-06-02 JP JP7479680A patent/JPS57542A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5256069U (ja) * | 1975-10-16 | 1977-04-22 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57542A (en) | 1982-01-05 |
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