JPS6390585A - 水性アクリル系接着剤組成物 - Google Patents

水性アクリル系接着剤組成物

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JPS6390585A
JPS6390585A JP23751586A JP23751586A JPS6390585A JP S6390585 A JPS6390585 A JP S6390585A JP 23751586 A JP23751586 A JP 23751586A JP 23751586 A JP23751586 A JP 23751586A JP S6390585 A JPS6390585 A JP S6390585A
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acrylate
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methacrylate
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JP23751586A
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劉 仲明
福龍 陳
邱 永城
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KOGYO GIJUTSU KENKIYUUIN
Original Assignee
KOGYO GIJUTSU KENKIYUUIN
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/38Improvement of the adhesion between the insulating substrate and the metal
    • H05K3/386Improvement of the adhesion between the insulating substrate and the metal by the use of an organic polymeric bonding layer, e.g. adhesive

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 この発明は、フレキシブル印刷回路(FPC)用の接着
剤組成物に係り、特には、(A)アクリロニトリル、メ
タクリミニトリルまたはその混合物、(B)アルキル基
が1個ないし12儲の炭素原子を有するアクリル酸アル
キルもしくはメタクリル酸アルキルまたはその混合物、
(c)オキシラン含有重合性エチレン系単量体、および
(D)ヒドロキシおよび(または)アミド含有アクリレ
ートもしくはメタクリレートから調製された均質なアク
リル系重合体を含む水性接着剤組成物に間する。この発
明は、接着剤が塗布されたポリイミドフィルム、および
このフィルムおよび金属倍から作られた8I層体にも関
する。
[従来の技術および問題点] 近年、電子工学の発展に伴ない、装置(例えば、通信お
よび防衛工業用の装置)、機器等の小型化、軽量化およ
び高信頼性、並びにパッケージシステムの簡素化が要求
されるようになっている。絶縁基板として軽量で柔軟な
プラスチックフィルムを有する印刷回路基板が望まれて
いる。
FPCに用いて好適なプラスチックフィルムとしてポリ
エステルフィルムおよびポリイミドフィルムが挙げられ
る。ポリイミドフィルムは耐ハンダ性、その他の物性が
優れており、FPC用基板基板て主流を占めるようにな
ってきている。
ところで、多くの接着剤が、ポリイミドフィルムと充分
に接着しないことが当該技術分野で知られている。商業
的に許容し得る程度にポリイミドフィルムを金属箔(銅
、アルミニウム等)に接着できる通常の接着剤は、アク
リロニトリル−ブタジェン共重合体、ブチラール樹脂、
エポキシ樹脂、ナイロン/エポキシ樹脂、アクリロニト
リル−ブタジェン/フェノール樹脂、アクリル/二ボキ
シ樹脂等である。しかし、これら接着剤には、トルエン
、メチルエチルケトン、アセトン等可燃性の有機溶媒を
用いることが必要であり、そのためにいくつかの問題が
生じている0例えば、塗布工程において有機溶媒が蒸発
するので、火災や大気汚染を防止するために特別の手段
を講じる必要があること、あるいは溶媒を回収する装置
を必要とするので、コストが嵩むなどである。
水性接着剤は、上記問題を解決するものである。しかし
ながら、接着性、熱安定性、柔軟性、耐ハンダ性、寸法
安定性、#溶媒性、流動特性および電気特性を全て満足
する水性接着剤を見い出すことは至難のわざである。米
国特許第3.900,662号に開示されているアクリ
ル系三元重合体のラテックスはその代表例である。
しかしながら、このラテックスには架橋剤を添加しなけ
ればならない、さらに、ラテックスが塗布されるべきポ
リイミドフィルムは、米国特許第3.728,150号
に教示されているようなアルカリ溶液を用いた表面処理
等゛渦蓑面処理を施す必要がある。これにより、コスト
が嵩むとともに、汚染の可能性が増す。
特開昭60−118,781号公報には、水溶性エポキ
シ化合物および乳化エポキシ樹脂をアクリル系ラテック
スとともに混合してFPCに有用なりc着剤組成物を調
製することが開示されている。しかしながら、その混合
工程には時間を要し、品質管理が困難である。
この発明の目的は、ポリイミドフィルムを予備処理する
ことなく金属箔をポリイミドフィルムに接着させる優れ
た接着性を有する水性アクリル系接着剤組成物を提供す
ること、にある、この発明は、また、上記接着剤組成物
で被覆されたポリイミドフィルム、およびそのポリマミ
ドフィルムから作られた積層体をも提供するものである
c問題点を解決するための手段] この発明の水性アクリル系接着剤組成物は、水およびフ
ィルム形成性アクリル系重合体から実質的になる。アク
リル系重合体は、(A)アクリロニトリル、メタクリロ
ニトリルまたはその混合物、(B)アルキル基が1個な
いし12個の炭素原子を有するアクリル酸アルキルもし
くはメタクリル酸アルキルまたはその混合物、(c)オ
キシラン含有重合性エチレン系単量体、および(D)ヒ
ドロキシもしくはアミド含有アクリレートもしくはメタ
クリレートの重合生成物であり、良好なフィルム形成性
を有するとともに、流動特性と架橋温度との間の良好な
バランスを保持している。
この発明の接着剤組成物によって、電気特性、熱安定性
、耐溶媒性、耐ハンダ性等の特性に優れた積層体が得ら
れる。特に、この発明の接着剤組成物は、高い柔軟性を
付与するとともに、金属箔とポリイミドフィルムとの間
の高い接着性を示す。
この発明の接着剤組成物でm布されたフィルムは、何ら
予備処理することなくそのまま使用することができる。
この発明の接着剤組成物は乳化重合によって製造するこ
とができる。それ故、汚染に対する管理および溶媒回収
を必要としない。
この発明の接着剤組成物は、約10〜60重量%の固形
分を宥する。残りは水であるが、場合によって少量の稀
釈剤および溶媒をアクリル系重合体の重合中に加え、ま
たは他の成分とともに導入してもよい。
この発明に用いて好適なフィルム形成性アクリル系重合
体は、(A)アクリロニトリルもしくはメタクリロニト
リルのテトラポリマーまたはその混合物15〜60重量
%、CB)アルキル基が1個ないし12個の炭素原子を
有するアクリル酸アルキルもしくはメタクリル酸アルキ
ルのテトラポリマーまたはその混合物30〜85重量%
(c)オキシラン含有重合性エチレン系単量体のテトラ
ポリマー1〜30重量%、および(D)ヒドロキシおよ
び(または)アミド含有アクリレートもしくはメタクリ
レートからのテトラポリマー15重量%以下から製造さ
れる。このアクリル系重合体は、成分(D)を含んでい
ることが好ましいが、成分(A)、(B)および(c)
だけを含むアクリル系重合体もFPCに用いて好適であ
る。この重合体もこの発明の範囲に属する。
上記アクリル酸アルキルおよびメタクリル酸アルキルは
、当該アルキル基が1〜12個の、好ましくは2(1f
〜8個の炭素原子を有するものである。その例を挙げる
と、アクリル加工チル、メタクリル醜エチル、アクリル
酸プロピル、メタクリル酸プロピル、アクリル酸イソプ
ロピル、メタクリル酸イソプロピル、アクリル酸ブチル
、メタクリル酸ブチル、アクリル酸イソブチル、メタク
リル酸イソ・ブチル、アクリル酸ペンチル、メタクリル
酸ペンチル、アクリル酸ヘキシル、メタクリル酸ヘキシ
ル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸2−
エチルヘキシル、アクリル酸ノニル、メタクリル酸ノニ
ル、アクリル酸ラウリル、メタクリル酸ラウリル等であ
る。アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、およびアク
リル酸2−エチルヘキシルが最も好ましい、スチレンを
加えることが望ましい場合がある。
オキシラン含有重合性エチレン系単量体の例を挙げると
、アクリル酸グリシジル、メタクリル酸グリシジル、ア
リルグリシジルエーテル等である、アクリル酸グリシジ
ルおよびメタクリル酸グリシジルが好ましい。
この発明の接着剤組成物に用いて有用なヒドロシキおよ
び(または)アミド含有アクリレートもしくはメタクリ
レートは、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、アクリル
酸2−ヒドロキシプロピル、アクリルアミド、メタクリ
ル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸2−ヒドロキ
シプロピル、N−メチロールアクリルアミド、およびN
−メチロールメタクリルアミドからなる群の中から選ば
れる。アクリル酸2−ヒドロキシエチル、アクリルアミ
ド、N−メチロールアクリルアミドおよびメタクリル酸
2−ヒドロキシエチルが好ましい。
好ましくは、アクリル系重合体は、アクリロニトリルま
たはメタクリロニトリル約30〜40ji量%、アルキ
ル基の炭素数が2〜8であるアクリル酸アルキル50〜
65重量%、メタクリル酸グリシジル2〜15重量%、
およびアクリル酸2−ヒドロキシエチルまたはアクリル
アミド0.5〜10重量%からなる。
アクリル系重合体は、溶媒もしくは乳化重合によって製
造することができる。コストが低く有機溶媒を用いない
ことから、乳化重合が好ましい。
乳化重合はバッチ方式でおこなうことができる。しかし
ながら、半連続的乳化重合が好ましい、単量体の転化率
は1通常、98%を越え、最終的な不揮発分の含宥率は
、普通1組成物の45〜55重量%である6粒径は、友
応容器への初期仕込み中の一次表面活性剤の量によって
測定できる0重合体のTgは15℃ないし45℃の範囲
内にあるべきである。
アクリル系重合体を製造するに当り、成分(A)、CB
)、(c)および(D)を、水中において、過酸化物も
しくはアゾ化合物例えば、過硫酸塩、過酸化ベンゾイル
、t−ブチルヒドロペルオキシド、クメンペルオキシド
、アゾビスイソブチロニトリル、ジメチルアゾビスイソ
ブチレート等を開始剤として用いる遊離基誘導重合によ
って共重合させる。必要であれば、開始剤は、アルカリ
金属スルフェートまたは過硫酸アンモニウムを、変性さ
れた還元剤(例えば、亜硫酸水素ナトリウム、または硫
酸第2鉄)とともにあるいはそれなしで含んでいてもよ
い、好ましい開始剤は過[8アンモニウムまたは過硫酸
カリウムである。
通常、開始剤は、単量体総重量の約0.1ないし3.0
重量%の割合で用いられる0重合は、一般に、約50〜
80℃で約1〜4時間おこない、エマルジョンまたは分
散体を生成する。得られる重合体は少なくとも250.
000、好ましくは400.000ないし800.00
0の分子量を有する。
こうして得られる重合体のpHは約3〜7である。適量
のアミンを用いてpHを約7〜10まで調節してもよい
、用いられる典型的なアミンはトリエチルアミン、ジェ
タノールアミン、エタノールアミン、ジエチレンテトラ
ミン等である。他の添加剤例えば、消泡剤、増粘剤を必
要に応じて加えてもよい。
この発明の接着剤組成物は、スプレー、浸漬、ブラシ、
ロール塗布等通常の手法によってポリイミドフィルムに
適用できる。この接着剤組成物は、塗布されたフィルム
の最終用途により種々の厚さに塗布できる。接着剤組成
物を厚く塗布するには、塗布を繰返す、典型的には、ア
クリル系接着剤は少なくとも0.1ミル、好ましくは約
0.3〜3ミルの厚°さを宥する。現在のところ、ポリ
イミドフィルムに塗布される接着剤の厚さが10ミルを
越える必要はない。
この発明に用いられるフィルムとして好適なポリイミド
が米国特許第3,900,662号に記載されている0
通常用いられるポリイミドフィルムは、例えば、カプト
ン(デュポン社製)およびユピレックス(宇部工業(株
)製)である、この発明の接着剤組成物で塗布されたポ
リイミドフィルムは、種々の端層製品を作製するために
、また銅、アルミニウム、ニッケル等の金属箔からなる
種々の外部層と組合せて有用な印刷回路板を作製するた
めに使用できる。a層製品を作るために、真空バッグラ
ミネート、プレスラミネート、ロールラミネート等の標
準的なラミネート法を用いることができる。
この発明の接着剤組成物を用いてポリイミドフィルムを
金属箔に接着して得た製品は、メチルエチルケトン、ト
リクロロエチレン、塩化メチレン、アセトン、メタノー
ル、トルエン等の有機溶媒に不溶であり、・この性質は
、印刷回路の製造に必須のものである。このラミネート
は、化学薬品例えば10%苛性ソーダ溶液、10%過硫
酸アンモニウム水溶液等に対して耐性を宥し、ハンダ耐
熱性、柔軟性、電気絶縁性および接着性に優れており、
したがって、ベースのポリイミドフィルムの特性を損な
うことのない、フレキシブル印刷回路用の侵れた基板で
ある。
この発明の接着剤組成物は、部品搭載部分の補強を目的
としてフレキシブル印刷回路を硬質基板で裏打ちする際
、回路配線の高密度化および接続の簡略化を目的として
フレキシブル印刷回路を硬質印刷回路と一体積層する際
、およびフレキシブル印刷回路同志を積層する際の接着
剤あるいはフィルム接着剤として右板である。この発明
の接着剤組成物の接着性、流動性および耐熱性は、通常
のフレキシブル印刷回路に必要な品質を満足するもので
ある。
以下、この発明の実施例を記載する。実施例中において
「部」および「%」は重量基準である。
実施例 1 [アクリロニトリル(AN)/アクリル酸2−エチルヘ
キシル(EHA)/メタクリル酸グリシジル(GMA)
/メタクリル酸2−ヒドロキシエチル(HEMA)を含
有するアクリル系エマルジョン共重合体の製造] 脱イオン水250部、5DS(ドデシル硫酸ナトリウム
)2.0部および亜硫酸水素ナトリウム0.1部を反応
器に仕込み、攪拌しながら、窒素下で60℃に熱した。
ついで、アクリロニトリル14部、アクリル酸2−エチ
ルヘキシル30部、メタクリル酸グリシジル1.5部お
よびメタクリル酸2−ヒドロキシエチル1.5部を反応
器に加え、10分間乳化させた後、過硫酸カリウム0.
25部を加えた。この反応混合物を、次の単量体混合物
を仕込む前に20分間反応させた。
上記状の単量体混合物は、AN70部、EHA150部
、GMA7.5部およびHEMA7.5部を含有するも
のであった。この単量体混合物を、3.0時間で添加が
完了するように一定の速度で反応器に仕込んだ、このバ
ッチを反応温度の下で1時間保持し、冷却し、濾過した
。W1集物の量はo、oi部未満であった。
こうして得た接着剤を予備処理を施していない厚さ25
1部mのポリイミドフィルム(ユビレックス25S)に
塗布した。この塗布は、塗布ロール部、乾燥領域および
カバーレイラミネーターが直列に接続した2本ロール塗
布装置によっておこなった。得られた塗布フィルムは約
53pmの厚さであった。この塗布フィルムを、300
psfの圧力の下、180℃で10分間ホットプレスす
ることによって厚さ35ILmの銅箔に接着させた。得
られπフレキシブル銅クラツド積層体は、結合力、化学
的耐性および電気特性に優れており、耐熱性においてき
わだっていた。また、260℃のハンダ浴中の30秒間
浸漬にも耐えた。結果を以下の表1に示す。
実施例 2 実施例1と同様の方法により、以下の成分を用いて接着
剤を製造した。
一皇一 メタクリロニトリル        20アクリル酸ブ
チル         70メタクリル酸グリシジル 
      5N−メチロールアクリルアミド    
5得られた接着剤を予備処理を施していない厚さ50部
mのポリイミドフィルム(カプトン)に全体の厚さが約
80トmとなるように塗布した。
120℃で5分間乾燥した後、ホットプレスにより塗布
フィルムを厚さ35gmの銅箔に接着させてフレキシブ
ル銅クラツド積層体を調製した。その特性を以下の表1
に示す。
実施例 3 実施例1と同様の方法により、以下の成分を用いてラテ
ックスを製造した。
一部− 7クリロニトリル        40アクリル酸エチ
ルへキシル    70スチレン          
   5メタクリル酸グリシジル      8アクリ
ルアミド         10乳化剤SDS    
        1.5イオン           
200 得られたラテックス200部に、ポリアクリル酸ナトリ
ウム0.1部を加えて粘度を2200p5に調節した。
得られたワニスを厚さ257Lmのポリイミドフィルム
(ユピレフクス25S)に全体の厚さが約55μmとな
るように塗布した。150℃で5分間乾燥した後、この
塗布フィルムを9300 p s fの圧力の下、18
0℃で10分間ホットプレスすることによって厚さ3!
5ILmの銅箔に接着させてフレキシブル銅クラツドラ
ミネートを得た。その物性を表1に示す。
実施例 4 実施例1と同様の方法により以下の成分を45%濃度で
反応させて接着剤ワニスを製造した。
一1− 7クリロニトリル         50アクリル酸2
−エチルへキシル  180メタクリル酸グリシジル 
     25メタクリル酸2−ヒドロキシエチル 1
4乳化剤(アペックス183)     12オン  
          300 実施9#lと同様に、この接着剤ワニスを厚さ125I
Lmのポリイミドフィルムに塗布し、この塗布された厚
さ153 pmのフィルムを、ホットプレスすることに
よってフレキシブル銅クラツド積層体を得た。この積層
体の物性を以下の表1に示す。
実施例 5 実施例1と同様の方法により以下の成分を用いて接着剤
ワニスを製造した。
一1− アクリロニトリル         40アクリル酸エ
チル        140メタクリル酸グリシジル 
     10メタクリルアミド         1
0脱イオン水           300SDS  
             6実施例1と同様に、この
接着剤ワニスを厚さ50gmのポリイミドフィルムに塗
布し、この塗布された厚さ78pmのフィルムを、ホッ
トプレスすることによってフレキシブル銅クラツド積層
体を得た。この積層体の物性を以下の表1に示す。
比較例 工 実施例1と同様の方法により以下の成分から接着剤ワニ
スを製造した。
アクリロニトリル         35アクリル酸ブ
チル         60メタクリル融グリシジル 
      5メタクリル酸            
5乳化剤(5DS)           1.5オン
            120 実施例1と同様に、この接着剤ワニスを厚さ50pmの
ポリイミドフィルムに塗布し、この塗布された厚さ78
gmのフィルムを、ホットプレス(180℃、350p
si)することによってフレキシブル銅クラツド積層体
を得た。この積層体の剥離強度を以下の表1に示す。
実施例 6 7クリロニトリル          50アクリル酸
ブチル         60メタクリル酸グリシジル
       5乳化剤(SDS)         
   1.5イオン            120゛
上記成分から作られたラテックスは約8%の凝集物を有
していた。これをろ過してポリイミドフィルム上に塗布
した。実施例1と同様にして銅クラツド積層体を作製し
た。この積層体の物性を以下の表1に示す。
実施例 7 この発明の積層体を用いて、回路部を有するフレキシブ
ル印刷回路をエツチング法により製造した。
この発明の接着剤組成物を厚さ25pmのポリイミドフ
ィルムに塗布し、120℃で5分間乾燥し、回路部に相
当する領域をフィルムから打ち抜いた。こうして得たフ
ィルムを、登録された位置の印刷回路上に設置し、得ら
れた複合体を180℃、350psiのホットプレスに
より60分間加熱圧着した。得られた印#7@路板は、
接着剤で塗布されたカバーレイ中に完全に埋め込まれた
銅箔回路部を有し、接着剤は回路部の露出部分に浸出す
ることはなく、満足できる被覆を示した。この印刷回路
は、可撓線として、ハンダ中における化学品の攻撃に供
してもカバーレイとの境界において問題はなく、また2
60℃における流動ハンダ付けに供しても接着剤結合の
破壊は見られなかった。このことは、この回路は優れた
耐熱性を有していることを示している。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水およびアクリル系重合体から実質的になり、該
    アクリル系重合体は、 (a)アクリロニトリル、メタクリロニトリルまたはそ
    の混合物15〜60重量%、 (b)当該アルキル基の炭素数が1〜12であるアクリ
    ル酸アルキルもしくはメタクリル酸アルキルまたはその
    混合物30〜85重量%、 (c)オキシラン含有重合性エチレン系単量体1〜30
    重量%、および (d)15重量%までのヒドロキシもしくはアミド含有
    アクリレートもしくはメタクリレート を包含してなるテトラポリマーであり、該テトラポリマ
    ーは、全体の約10〜60重量%の割合で存在している
    ことを特徴とする、フレキシブル印刷回路に用いて有用
    な水性アクリル系接着剤組成物。
  2. (2)テトラポリマーがアクリロニトリルまたはメタク
    リロニトリル30〜40重量%、当該アルキル基の炭素
    数が2〜8であるアクリル酸アルキル50〜65重量%
    、オキシラン含有重合性エチレン系単量体2〜15重量
    %、およびヒドロキシもしくはアミド含有アクリレート
    もしくはメタクリレート0.5〜10重量%を含んでな
    る特許請求の範囲第1項記載の接着剤組成物。
  3. (3)アクリル酸アルキルがアクリル酸エチル、アクリ
    ル酸ブチル、またはアクリル酸2−エチルヘキシルであ
    る特許請求の範囲第1項または第2項記載の接着剤組成
    物。
  4. (4)アクリル酸アルキルがアクリル酸ブチルである特
    許請求の範囲第3項記載の接着剤組成物。
  5. (5)オキシラン含有重合性エチレン系単量体がアクリ
    ル酸グリシジルまたはメタクリル酸グリシジルである特
    許請求の範囲第1項または第2項記載の接着剤組成物。
  6. (6)オキシラン含有重合性エチレン系単量体がメタク
    リル酸グリシジルである特許請求の範囲第5項記載の接
    着剤組成物。
  7. (7)ヒドロキシもしくはアミド含有アクリレートもし
    くはメタクリレートが、アクリル酸2−ヒドロキシエチ
    ル、アクリル酸2−ヒドロキシプロピル、アクリルアミ
    ド、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸
    2−ヒドロキシプロピルおよびメタクリルアミドからな
    る群の中から選ばれたものである特許請求の範囲第1項
    またほ第2項記載の接着剤組成物。
  8. (8)ヒドロキシもしくはアミド含有アクリレートもし
    くはメタクリレートが、アクリル酸2−ヒドロキシエチ
    ルまたはアクリルアミドである特許請求の範囲第7項記
    載の接着剤組成物。
  9. (9)スチレンを含む特許請求の範囲第1項記載の接着
    剤組成物。
  10. (10)特許請求の範囲第1項ないし第9項のいずれか
    1項に記載の接着剤組成物を塗布したポリイミドフィル
    ム。
  11. (11)特許請求の範囲第1項ないし第9項のいずれか
    1項に記載の接着剤組成物を塗布したポリイミドフィル
    ム、およびこのポリイミドフィルムに接着した少なくと
    も1つの金属箔を包含してなる積層体。
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