JPS6390318A - テンシヨンレベラの平坦度矯正装置 - Google Patents

テンシヨンレベラの平坦度矯正装置

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Publication number
JPS6390318A
JPS6390318A JP23333486A JP23333486A JPS6390318A JP S6390318 A JPS6390318 A JP S6390318A JP 23333486 A JP23333486 A JP 23333486A JP 23333486 A JP23333486 A JP 23333486A JP S6390318 A JPS6390318 A JP S6390318A
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JP
Japan
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roll
metal strip
width
elongation
strip
Prior art date
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Pending
Application number
JP23333486A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Kajiwara
哲雄 梶原
Nobuyuki Taniguchi
信行 谷口
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、金属ストリップの平坦度不良を張力と曲げの
複合応力で矯正するテンシ1ンレベラに係り、特に金属
ストリップの#A端部の平坦度不良を矯正するテンショ
ンレベラの平坦度矯正装置に関するものである。
〈従来の技術〉 一般にテンシνンレペラは被矯正材の金属ストリップに
張力と曲げによる複合応力を与え、金属ストリップを0
,2〜1.5%程度伸ばすことによって平坦度不良を矯
正する装置である。ところが、このように金属ストリッ
プを曲げロールに沿わせて曲げ伸ばすと、金属ストリッ
プの幅端部ば、板幅中央部に比べ幅方向の拘束がないこ
とや、場合によっては板幅中央部の降伏応力より幅端部
付近の降伏応力が低いなどの理由により板幅中央部より
も1115!端部の方がわずかに伸びが大きくなり板幅
全体の平坦度を矯正しても幅端部には平坦度不良が残り
製品精度の向上や歩留りの向上を妨げている。
この問題を解法する技術の1つに特開昭5515362
2号公報に示される技術がある。
この技術は、第6図の(IIWiJ図、第7図の平面図
に示すように、伸長田−ル11の前後にデフレフタロー
ル31.31’ を設置し、該デフレクタロール31.
31’には互いに反対方向の一方端にクラウニングを施
しておき、金属ストリップ5の幅や降伏応力、板厚等に
応じてデフレクタロール31.31’ を軸方向に互い
に逆向きに移動してクラウニングを施した部分がそれぞ
れ金属ストリップ5の幅端部5a、5cに当るようにし
、板幅中央5bよりも幅端部5m、5cの方が伸長ロー
ル11とデフレクタロール31.31’ を結ぶ長さ、
すなわち通板長さが短かくなるようにして幅端部5m、
5cの張力を減少させることによって幅端部の伸びすぎ
を防止しようとするものである。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかし、上記した方法では、金属ストリップ5が伸び始
める伸長ロール11の入口側の領域では、入口側のデフ
レクタロール31にクラウニングを施した側の幅端部5
cの張力が低いため伸びがおさえられるが、金属ストリ
ップ5が伸張ロール11に接触すると出口側の張力の影
響で張力が次第に上昇し、最も曲げ曲率半径が小さく金
属ストリップ5が最も伸びる伸長ロール11との接触部
では幅端部5cが伸びすぎるため入口側のデフレクタロ
ール31の一方端にクラウニングを施しても効果が得ら
れない。一方、出口側のデフレクタロール31′にクラ
ウニングを施した側の金属ストツリツブ5の幅端部5a
は最も大きな伸びを生じる伸長ロール11との接触部の
張力が低くなるため幅端部5aの伸びすぎをおさえるこ
とができる。この結果、金属ストリップ5の一方端5a
は平坦度が矯正できるが、他方端5cはほとんど矯正で
きない。
さらに、この装置を交互にクラウニングを施す側を逆に
して複数列配置し、直前に設置された装置で平坦度が矯
正されなかった側を矯正しようとすると、既に矯正され
た側が再び伸びすぎ必ず一方端に平坦度不良の部分が残
ってしまう。
発明者等は、この問題を解決する手段を見出すため幅端
部の平坦度が矯正できない原因を詳細に検討し以下の知
見を得た。すなわち、伸長ロールで金属ストリップを曲
げて伸ばそうとすると長手方向に伸びた分は板厚や板幅
が減少しなければならない。ところが、金属ストリップ
は張力で伸長ロールに押し付けられているため幅が縮も
うとするとそれより外側にあるストリップを引き込まね
ばならず変形は伸長ロールとのate力によって拘束さ
れてしまい、中央部では板幅方向にも引張応力が発生す
る。しかし、両端部ではそれよりも外側の拘束がないた
め自由に変形し幅方向応力はぼとんと発生しない。また
、金属ストリップの断面のうち降伏して伸びるのは伸長
ロールと接する面と反対側で長手方向には高い引張ゆ応
力を受けているが、板厚方向応力は零である。このため
幅端部の方が降伏し易く、より1申びること(こなる。
く問題点を解決するための手段〉 上記問題点を解決するための本発明の構成は、金属スト
リップの平坦度不良を矯正するテンシ窮ンレペラの平坦
度矯正装置において、伸長ロールと該伸長ロールの反対
側に押えロールとを設け、前記伸長ロールと前記押えロ
ールとは互いに反対位置になる一方端にそれぞれロール
端に向って直径が減少するクラウニングを施すと共にそ
れぞれ軸方向に移動させる手段を設けたことを特徴とし
ている。
く作   用〉 いま、長手方向応力をσ8、板幅方向応力をσ 、板厚
方向応力をσ とする。
一般に金属ストリップの降伏条件はVon Mises
O式が実際に近く、 で与えられる相当応力σ、が単軸引張りでの降伏応力Y
に到達したとき降伏を開始する。
ここで、材料が降伏するか否かの状態を比較してみよう
。板の弾性曲げ理論から幅方向に変形を拘束すると、拘
束しない場合の長手方向応力σ8に対し、 幅方向応力は   σ、’ 7c、・・・(3)1−ν となり、板幅中央部の応力状態に近い。一方板幅端郷で
は幅方向の拘束がないからσy−0で長手方向の応力σ
。のみが存在する。また、板厚方向応力σ□はともに零
である。これらを(1)式に代入し、中央部と幅端部の
相当応力σ、′。
一方、幅端部では σ、=σ8       ・・・(5)ここに、νは金
属ストリップのポアソン比と呼ばれるもので、0.3〜
0.33である。これらの値を入れて(4)式と(5)
式の大きさを比較すると中央部の値は幅端部の値に対し
、0.95〜0.98であり幅端部が降伏応力に達して
も中央部は降伏しにくいことがわかる。すなわち、金属
ストリップを単に張力下でロールに沿わせて曲げ伸ばす
方法では幅端部は必ず中央部よりも伸び易く平坦度矯正
が出来にくい性質があることがわかる。さらに、幅端部
で降伏点が低い場合はこの性質が助長される。
本発明はこのような知見をもとになされたもので、中央
部を早く降伏させる手段として伸長ロールに押さえロー
ルを設け、該2本のロールには互いに反対方向の一方端
にクラウニングを施しておき、該2本のロールで金属ス
トリップを締め付け、板幅中央部に板厚方向の圧縮応力
を作用させろものである。作用を具体的に説明するため
に、板厚方向の圧縮応力σ3と幅端部での長手方向引張
り応力σ。
の比を□と定義しよう。aは負の値である。
1− ν すなわち、 σ =□σ ・・・(6) −v (21,(3)、 (6)式を(1)式に代入し、中央
部の相当応aは負の値であるから、a(α−シー1)は
必ず正の値でaの絶対値が太き(なるほどσ、′は大さ
くなる。ちなみにν=0.3〜0.33として幅端部と
中央部が同時に降伏するためのこれより大きな力で締め
付けると中央部が早く降伏し伸びることになる。
金属ストリップが伸ばされる領域では、長手方向応力σ
8は降伏応力Yでなければならないから、伸びを均一に
するための板中央部の板厚方向応力は降伏応力の−0,
032〜−0,012倍になるように押えればよく、必
要な金属ストリップの締め付は力は容易に求めることが
できる。
次に、押えロールにクラウニングを施した部分が金属ス
トリップの幅端部に当るよう押えロールを板幅に応じて
軸方向に移動すると幅端部に近づくほど金属ストリップ
の押え力は弱まり板厚方向の圧縮応力によ伸びの増加は
なくな9中央部と邦文ロールにクラウニングを設けた側
の伸びを同じ(し平坦度を矯正できる。
一方、伸長ロールにクラウニングを施した部分では伸長
ロールより後方に当然設置されるロールとを結ぶ金属ス
トリップの走行長さが短くなるためこの部分の張力がゆ
るみ押えロールによる板厚方向の圧縮応力で伸びが増し
た中央部よりも坤びが不足ぎみになる懸念がある。これ
に対しては伸長ロールに施すクラウニングを押えロール
に施すクラウニングよりも小さくしても良いし、伸長ロ
ールのクラウニング部と金属ストリップの幅端部の接触
長を押えロールとのそれよりも短くしても良り、伸長ロ
ールのクラウニング側にある幅端部の板厚方向圧縮応力
をもう一方端のそれよりも高くすることで容易に対応で
きる。
また、幅端部での降伏応力が中央部よりも低く、より呻
び易い場合や圧延された金属ストリップの幅端部の平坦
度が極端に悪い場合には、押えロールと伸長ロールでの
金属ストリップの締め付は力を上昇させ中央部の伸びを
増すことによって容易にしかも安定して平坦な金属スト
リップを得ることができる。
く実 施 例〉 以下、本発明の実施例を、第1実施例の側面図である第
1図および第1図の平面図である第2図および第2実施
例の側面図である第3図および本発明に係るテンシロン
レペラの側面図である第4図および本発明に係る伸長ロ
ールの軸方向移動装置の平面図である第5図に基づいて
説明する。
第1図および第2図において、金属ストリップ5は一方
端にロール端に向って直径が減少するクラウニングを施
した伸長ロール1に沿って曲げ伸ばされる。該伸長ロー
ル1の反対側にはもう一方端にロール端に向って直径が
減少するクラウニングを施した押えロール2を設けてお
り、該2本のロール1,2のクラウニング部が金属スト
リップ5の幅端部5c。
5aに当るように軸方向に移動させている。
また、前後のデフレクタロール3はシリンダ91によっ
て押し上げられ金属ストリップ5を伸長ロール1に沿わ
せる働きをしている。
さらに、押えロール2はシリンダ92によって伸長ロー
ル1に押し付けられ金属ストリップ5の中央部5bに板
厚方向の圧縮応力を与えろ。なお、一般に伸長ロール1
には細径のものが使用されるため本実施例では伸長ロー
ル1のたわみを防止するため2本の補強ロール4で支承
しているが、これをさらに増しても、あるいは、荷重が
小さい場合には省略してもさしつかえない。また、押え
ロール2に細径ものを使用する場合には該押えロール2
を補強ロールで支承してもよく、これら補強ロールの有
無やその数によって本発明が制限されるものではない。
第3図では伸長ロール1,1′を連続して配列し、該伸
長ロール1,1′にはそれぞれ押えロール2,2′を設
けている。この場合、前後の伸長ロール1,1′にクラ
ウニングを施す側はそれぞれ逆位置になるようにしてい
る。また、金属ストリップ5の曲げは又互に反対方向に
行うため、前後の伸長ロール1゜1′は天地は逆でなけ
ればならない。
第4図においては、平坦度矯正ユニット12の前段には
伸長ロール11とデフレクタ0−ル3で構成された伸長
ユニット13、後段には伸長によって生じる反りの修正
ロール6゜6′とデフレクタロール3とで構成される反
り修正ユニット14.14’ を設けている。
このテンシ欝ンレペラではまず前段の伸長ユニット13
で金属ストリップ5に大きな伸びを与九で全体の平坦度
を矯正し、幅端部に残るわずかな平坦度不良を本発明の
平坦度矯正装置12で矯正する。その後段では曲げ伸ば
しによって生じた幅方向や長手方向の反りを反り修正ユ
ニット14,14’で矯正する。
第5図において、伸長ロール1の両側ロールネックにラ
ジアル軸受7を設け、該伸長田−ル1のライン方向の動
きはハウジング8で止めている。伸張ロール1の一方端
には該伸長ロール1を軸方向に移動させるため新たにス
ラスト軸受71を設け、該軸受71と軸受押え72を介
して伸長ロール1をシリンダ9で押引する。押えロール
2の軸方向移動装置も全く同様であるため図は省略する
。ロールの押引ではスクリュを回転して軸方向に押引す
る方法やロールの両端を交互に押引する方法でもよく、
これらの移動装置のptt頚で本発明が制限されるもの
ではない。
〈発明の効果〉 以上述べた如く、本発明によれば、金属ストリップの板
幅、降伏点および圧延畿の平坦度の不良度合にかかわら
ず、容易に幅端部までの平坦度を完全に矯正できるため
、製品精度の向上はもとより、従来、平坦度不良のため
切り落としていた幅端部まで製品として扱えるので大幅
な歩留り向上が図れる。さらに、板幅が異る金属ストツ
リツブが連続してきても、ロールを軸方向に移動するだ
けで対応できるため生産性も大幅に向上し、これらによ
る利益は極めて大きいものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明の実施例に係るもので、第1図
は第1実施例の側面図、第2図は第1図の平面図、第3
図は第2実施例の側面図、第4図はテンシロンレベラの
側面図、第5図は伸長ロールの軸方向移動装置の平面図
、第6図は従来例の側面図、第7図は第6図の平面図で
ある。 また、図中の符号で、1.1’、11は伸長ロール、2
,2′は押えロール、3.31.31’はデフレクタロ
ール、4は補強ロール、5は金属ストリップ、6,6’
は反り修正ロール、7はラジアル軸受、8はハウジング
、9.91,92はシ!Jンダ、10,101,102
はロールの支持フレーム、71ばスラスト軸受、72は
軸受押えである。 特  許  出  願  人 三菱重工業株式会社 復  代  理  人

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 金属ストリップの平坦度不良を矯正するテンションレベ
    ラの平坦度矯正装置において、伸長ロールと該伸長ロー
    ルの反対側に押えロールとを設け、前記伸長ロールと前
    記押えロールとは互いに反対位置になる一方端にそれぞ
    れロール端に向って直径が減少するクラウニングを施す
    と共にそれぞれ軸方向に移動させる手段を設けたことを
    特徴とするテンションレバラの平坦度矯正装置。
JP23333486A 1986-10-02 1986-10-02 テンシヨンレベラの平坦度矯正装置 Pending JPS6390318A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23333486A JPS6390318A (ja) 1986-10-02 1986-10-02 テンシヨンレベラの平坦度矯正装置

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JP23333486A JPS6390318A (ja) 1986-10-02 1986-10-02 テンシヨンレベラの平坦度矯正装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6390318A true JPS6390318A (ja) 1988-04-21

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ID=16953518

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JP23333486A Pending JPS6390318A (ja) 1986-10-02 1986-10-02 テンシヨンレベラの平坦度矯正装置

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