JPS6390274A - 磁気テ−プ記録再生方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、従来のｖＴＲ（ビデオ・テープ・レコーダ
）に二つ以上のビデオ信号を記録しかつそのうちの一つ
のビデオ信号を任意に連続する磁気テープ記録再生方式
に関するものである。

〔従来の技術〕

従来例としてこの発明に相当するものはない。

そこで、従来のＶＴＲの記録再生フォーマツトラ第３図
に示す。この第３図（４）は磁気テープ上に記録される
フォーマットを示すもので、ビデオ信号トラックＢ、オ
ーディオ信号トラックＡおよびテープを安定に走行させ
るためのコントロール信号Ｃが存在する。

第３図ＣＢ）は記録時の垂直同期信号、第３図り）はコ
ントロールヘッドを駆動する記録電流、第３図■ハ再生
時コントロールヘッドがコントロールトラックＣよりピ
ックアップする再生電圧を示す図である。

この第３図において、まず記録すべきビデオ信号のうち
、同期分離回路で垂直同期信号が分離される。そのうち
奇数フィールドと偶数フィールドを回転ドラムの二つの
ビデオヘッドが担当する。

すなわち、奇数フィールドをチャンネル１のビデオヘッ
ドが担当し、偶数フィールドをチャンネル２が担当する
。第３図（４）に示すようにそれぞれのビデオトラック
はＣＨ−１、ＣＨ−２，ＣＨ−１゜ＣＨ−２・・・と示
されるように、それぞれのフィールドを担当し順次記録
していく。

一万、奇数フィールドの垂直同期信号を基準に第３図（
Ｃ）に示すように、モノマルチ回路を動作させ、このパ
ルス信号をテープの記録電流以上に駆動し飽和記録させ
る。この飽和電流以上のコントロールノ（ルス信号ヲコ
ントロール信号ヘッドに流し、所定のコントロールトラ
ックに３０Ｈｚのコントロール信号を書き込む。

すなわち、奇数フィールドの垂直同期信号を基準にし、
キャップスタン、ドラムのサーブ系の同期がかかり、さ
らＫ、それぞれのフィールドが定められ、ビデオヘッド
Ｃ）Ｉ−１，ＣＨ−２の担当も決まって記録がされる。

コントロール信号とビデオ信号がサーボ上に記録される
。

また、再生時には、テープに瞥き込まれたコントロール
信号を第３図（２）のように再生し、この微分型の再生
電圧を基準にして、キャップスタン、ドラムのサーボ系
の同期がかかり、かつビデオヘッドＣＨ−１，ＣＨ−２
の担当も決まってビデオ信号が再生される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来のＶＴＲは以上のようなフォーマットで構成されて
いるので、一つのビデオ信号をその中に含まれる垂直同
期信号を基準に順次フィールド毎に二つのチャンネルＣ
Ｈ−１、ＣＨ−２０ビｆ’オヘツドで書き込み、また逆
に再生することが必要であった。

したがって、一つのビデオ信号を順次連続して記録する
には適しているが、異種の二つ以上のビデオ信号を同時
に混在して記録することはできなかった。たとえば、同
一時刻に放送されているＮＨＫのニュースと朝日放送の
ドラマを記録することは不可能であった。

この発明は、かかる問題を解決するためになされたもの
で、同一時刻帯に放送されているＮＨＫのニュースとＡ
ＢＣのドラマを同時に記録し、かつ後程この二つのソー
スを選択することにより再生し、楽しむことが出来る磁
気テープ記録再生方式を得ることを目的とする。

〔問題点を解決するだめの手段〕

この発明に係る磁気テープ記録再生方式は、記録時に異
なる二つ以上のビデオ信号のうちの第１のビデオ信号を
１フィールドまたは１フレーム毎に書き込むメモリ回路
と、残りのビデオ信号のうちの所定の第２のビデオ信号
’ｋｌフレームまたは１フィールド毎に磁気テープに記
録した後、第２のビデオ信号の同期信号にしたがってメ
モリ回路に記憶されている第１のビデオ信号を磁気テー
プに記録し、かつ再生時に磁気サーボに記録された第１
のビデオ信号を再生すると同時にメモリ回路に記憶させ
かつ次のフレームの再生時に再生信号として取り出す手
段とを設けたものである。

〔作用〕

この発明においては、記録時には第１のビデオ信号ｔ−
１フィールドまたは！フレーム毎に磁気サーボに記録し
ている間に第２のビデオ信号を１フレームまたは１フィ
ールド毎にメモリ回路に記憶し、１フレームまたは１フ
ィールドの第１のビデオ信号の記録後次の１フレームま
たは１フィールドにメモリ回路に記憶されている第２の
ビデオ信号を磁気サーボに第１のビデオ信号の同期にし
たがって記録し、又互に第１．第２のビデオ信号を１フ
レームまたは１フィールド毎に記録し、再生時には磁気
テープに記録された第１のビデオ信号を１フレームまた
は１フィールド毎に再生して出力すると同時にメモリ回
路に記憶し、次の１フレームまたは１フィールドにメモ
リに記憶された第１のビデオ信号を出力して２フレーム
毎の再生画像を得る。

〔実施例〕

以下、この発明の磁気テープ記録再生方式の実施例を図
について説明する。第１図はその一実施例の構成を示す
グロック図である。この第１図において、１は二つのビ
デオヘッドを有するドラム、２は磁気テープ、３はコン
トロール信号を記録再生するコントロール信号ヘッド、
４はビデオヘッドによってビツクアンプされたＦＭ信号
を増幅するヘッドアンプである。

このヘッドアンプ４の出力はＹＣ復調回路５に送られる
ようになっている。このＹＣ復調回路５はＦＭ変調され
た白黒信号（Ｙ信号）と低減変換されたクロマ信号（Ｃ
信号）を復調するものでおる。

このＹＣ復調回路５の出力、すなわち、ビデオ信号ハパ
ツファアング６で増幅された後、スイッチ７を経てＡ／
Ｄ　Ｃアナログ／ディジタル）変換回路８に入力される
ようになっているとともに、アナログスイッチ１３に送
られるようになっている。

スイッチ７は記録と再生を切り換えるもので、その固定
端子ａはバッファ６の出力端に接続され、固定端子すは
パツ７アアング２４の出力端に接続され、可動端子Ｃは
Ａ／Ｄ　Ｈ換回路８、同期分離回路１１の各入力端に接
続されている。

Ａ／ｐ変換回路８はアナログビデオ信号をディジタル信
号に変換してメモリ回路９に送出するようになっている
。このメモリ回路９はｌフィールドまたは１フレームの
画素および階調をディジタル的に記憶するもので、約２
メガピツトのメモリから構成されている。

メモリ回路９の出力はＤ／Ａ（ディジタル／アナログ）
変換回路１０に送出するようになっている。

このＤ／、変換回路ｌＯはディジタル信号をアナログ信
号に変換して、アナログスイッチ２５に出力するよりに
なっている。

一７Ｆ、２１はビデオカメラＡである。このビデオカメ
ラＡ２１で被写体を撮像して得られたビデオ信号はパツ
ファビデオアングＡ２３で増幅された後、同期分離回路
２８、アナログスイッチ２５に送出するようになってい
る。

同期分離回路２８はビデオ信号から同期信号を分離し、
この分離された同期信号はシーケンス制御回路１２に送
出するようになっているとともに、アナログスイッチ２
５、コントロール信号ヘッド３に送出するよりになって
いる。

ｔた、アナログスイッチ２５はバッファピデオアングＡ
２３から出力されるビデオ信号と肱変換回路ＩＯから出
力されるビデオ信号とを３０　Ｈｚまたは６０　Ｈｚで
切り換えて、ＹＣ復調回路２６に送出するようになって
いる。

このＹＣ復調回路２６はＹ信号をＦＭ変調し、クロマ信
号を低減変換するもので、この出力信号は記録アンプ２
７で増幅され、ドラム１に取り付けたビデオヘッドを駆
動するようになっている。

また、ビデオカメラ８２２とビデオカメラＡ２１の同期
の関係は独立しており、このビデオカメラＢ２２によっ
て得られたビデオ信号はパツ７アアングＢ２４で増幅さ
れた後、スイッチ７の固定端子すに加えるようになって
いる。

次に、この発明の動作について説明する。まず二つの異
なったビデオ信号（図には放送局でなく二つのビデオカ
メラで説明する。この二つのビデオカメラは同期信号を
異にしているため二つの放送局の信号を検波したビデオ
信号と等しい）がビデオカメラＡ２１．ビデオカメラ８
２２より送出され、それぞれバツファビデオアングＡ２
３、パツファピデオアングＢ２４に加えられる。

このうち、ビデオカメラＡ２１のビデオ信号はアナログ
スイッチ２５のカメラＡ端子を経て１フレーム毎に間び
きされて、ＹＣ復調回路２６に加えられ、このＹＣ復調
回路２６で得られた変調信号が記録アンプ２７で増幅さ
れ、ドラム１上のビデオヘッドに加えられる。

一万、ビデオカメラ８２２のビデオ信号はパツファピデ
オアングＢ２４．ビデオスイッチ７の固定端子ｂ、可動
端子Ｃを経てＡ／１）変換回路８に加見られ、そこで、
ビデオ信号がディジタル信号に変換され、１フレームの
情報がメモリ回路９に記憶される。

この動作は、同期分離回路１１でビデオ信号より分離さ
れた垂直同期信号および水平同期信号が基準になって行
なわれるもので、実際にはシーケンス制御回路１２によ
って制御され、メモリ回路９に１フレームの情報が書き
込まれる。

メモリ回路９に書き込まれた情報はビデオカメラＡ２１
のビデオ信号より分離される同期分離回路２８の出力信
号とシーケンス制御回路１２の動作によりＤ／、変換回
路ｌＯへ送出される。

すなわち、ビデオカメラＢ２２のビデオ信号の１フレー
ム情報はＤ／、変換回路１０を経て出力されるときには
、ビデオカメラＡ２１のビデオ信号の同期と一致したビ
デオ信号となっている。

このビデオ信号はアナログスイッチ２５のカメラＢ端子
に加えられており、アナログスイッチ２５０３０Ｈｚに
よるスイッチ動作によりビデオカメラＡ２１．ビデオカ
メラＢ２２の二つのビデオ信号をフレーム毎に切替選択
している。このスイッチ動作の基準もビデオカメラＡ２
１のビデオ信号よシ同期分離回路２８で分離した同期信
号である。

すなわち、この発明では、記録モード動作時には、第２
図（４）に示すように、まず１フレームＣＨ−１゜ＣＨ
−２のビデオヘッドを使ってビデオカメラＡ２１のビデ
オ信号がアナログスイッチ２５を経てアナログ信号のま
まＹＣ復調回路２６で変調され、記録アンプ２７を経て
記録される。

この間に、ビデオカメ−７８２２のビデオ信号はスイッ
チ７、Ａ／ｐ変換回路２８を経てディジタル信号化され
、メモリ回路９に１フレームの情報を記憶している。Ｃ
Ｈ−１，ＣＨ−２でビデオカメラＡ２１のビデオ信号の
記録が終了すると、このメモリ回路９の情報が隻へ変換
回路ｌＯ、アナログスイッチ２５、ＹＣ復調回路２６、
記録アンプ２７を経て次の１フレームに記録される。

第２図（４）に示すように、１フレーム毎にビデオカメ
ラＡ、ビデオカメラＢの情報が父互に記録される。しか
も、このとき記録時の垂直同期信号は第２図（８）に示
すように、ビデオカメラＡＣＨ−１゜ＣＨ−２は本当の
ビデオカメラＡ２１の垂直同期信号、ビデオカメラＢ　
ＣＨ−１，ＣＨ−２の垂直同期信号は破線で示すように
ビデオカメラＡ２１と同期分離回路２８、シーケンス制
御回路１２で作成されたものであるため、ビデオカメラ
Ａの同期におきかえられている。

また、記録時にこの区別をつけるためコントロール信号
に工夫金こらしである。勿論このコントロール信号は他
のビデオ信号、オーディオ信号と同時にコントロールト
ラックに記録されるものである。

このコントロール信号は垂直同期信号の立下シ点全基準
にしてモノマルチ回路（図示せず）を動作させ、コント
ロール信号ヘッド３へ印加される記録電流は第２図（Ｃ
）のようになる。まず、ビデオカメラＡに相当するコン
トロール信号のデユティについてはＴＯ＞”−とじ、ま
た、ビデオカメラＢ２２に相当するコントロール信号の
デユティについてｕＴｔ＜’Ｘトシ、コントロール信号
ヘッド３により磁気チーブ２のコントロール信号部が確
実に飽和記録レベルに達するように駆動する。

したがって、第２図囚に示すように１フレーム毎にビデ
オカメラＡ、ビデオカメラＢが切り替わると、コントロ
ール信号の記録電流も１フレーム毎に切９替わシ、第２
図Ｃ）に示すようになる。

次に、再生時には、ｌフレーム毎に記録された情報を２
フレームにして再生する。たとえばビデオカメラＢが再
生されると、ヘッドアンプ４、ＹＣ復調回路５、バッフ
ァアンプ６金経てアナログスイッチ１３を経由して、１
フレーム目の再生ビデオ信号が送出されると同時に、こ
のｌフレーム目の情報がスイッチ７、〜を変換回路８を
経てメモリ回路９にディジタル記憶される。この記憶さ
れた情報が次のフレームにｑう、変換回路１０、アナロ
グスイッチ１３を経て送出され、第２図■に示すように
２フレーム毎（１フレームと同じ内容をメモリ回路から
読み出す）の再生画像が得られる。

二つのビデオカメラＡ、ビデオカメラＢの信号が記録さ
れている磁気チーブ２からビデオカメラＡの情報のみｌ
フレーム毎にピックアップするかまたはビデオカメラＢ
の情報のみ１フレーム毎にピックアップするには、コン
トロール信号を再生することで、第２図（２）のように
負パルス信号のデユティ位置で区別することが出来る。

すなわち、ビデオカメラＢを指定して再生した場合はコ
ントロール信号の戻り負ノ奢ルスの位置が百以下である
ため、これによって、ビデオカメラＢのフレームを選択
し、このフレームを２フレーム毎に進めていけばよい。

なお、フレームで実施例全説明したが、フィールドでも
全く同じように構成できる。ビデオカメラＡ、Ｂと二つ
のビデオ信号を例にあげたが、この数はいくら増しても
よい。ただし、時間・分解能がわるくなる（３ビデオ信
号の場合は３フレーム間同じビデオ信号を再生する）し
、コントロール信号の戻りパルスのデユティをさらに細
かく区別するか、または他のコードを入れる必要がでて
くる。

二つのビデオ信号を７レーＡ毎に切シ換えて記録したが
、音声はリニア２チヤンネルに連続して記録し、再生時
この２チヤンネルの一万を切り替えて使うと望ましい。

〔発明の効果〕

この発明は以上説明したとおシ、異なった複数のビデオ
信号のうちの一つをメモリ回路に書き込み、他の所定の
ビデオ信号を１フレームまたは１フィールド磁気テーグ
に記録した後、次の１フレームまたは１フィールドはメ
モリ回路のビデオ信号を磁気テープに記憶したビデオ信
号の同期にしたがって送出して磁気チーブに記録し、再
生時に連続再生するようにしたので、同時に二つ以上の
ビデオ信号を記録できるという効果がｈｖ、１台のＶＴ
Ｒで２台のＶＴＲの役目ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の磁気テープ記録再生方式の一実施例
のグロック図、第２図は同上磁気チーブ記録再生方式の
動作を説明するためのチーブフォーマットおよびコント
ロール信号の記録再生を示す図、第３図は従来のビデオ
・チーブ・レコーダのチーブフォーマットおよびコント
ロール信号の記録再生を示す図である。 １・・・ドラム、２・・・磁気テープ、３・・・コント
ロール信号ヘッド、５・・・ＹＣ復調回路、８・・・Ａ
／Ｄ変換回路、９・・・メモリ回路、１０・・・シリ、
変換回路、１１．２８・・・同期分離回路、１２・・・
シーケンス制御回路、１３．２５・・・アナログスイッ
チ、２１・・・ビデオカメ５に、２２・・・ビデオカメ
ラＢ、２６・・・ＹＣ復調回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 記録時に異なる二つ以上のビデオ信号のうちの所定の第
   １のビデオ信号を磁気テープに１フレームまたは１フィ
   ールド毎に記憶する第１の手段と、上記二つ以上のビデ
   オ信号のうちの第１のビデオ信号以外の第２のビデオ信
   号を１フレームまたは１フィールド毎に第１のビデオ信
   号の周期にしたがって記憶するメモリ回路と、１フレー
   ムまたは１フィールド毎に第１のビデオ信号が磁気テー
   プに記録後に上記メモリに記憶された第２のビデオ信号
   を磁気テープに１フレームまたは１フィールド毎に記録
   させかつ再生時に上記磁気テープに記録された第１また
   は第２のビデオ信号を１フレームまたは１フィールドご
   とに再生すると同時に上記メモリ回路に記憶させるとと
   もに１フレームまたは１フィールドの再生後にメモリ回
   路から１フレームまたは１フィールドの再生内容を読み
   出して２フレームまたは２フィールド毎の再生記録を得
   る手段と、上記記録時に磁気テープのコントロール信号
   トラックに書き込むコントロール信号に第１、第２のビ
   デオ信号の差別化信号を同時に書き込みかつ再生時にこ
   のコントロール信号トラックに書き込まれた差別化信号
   を再生する手段とを備えてなる磁気テープ記録再生方式
   。