JPS6390025A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPS6390025A
JPS6390025A JP23458586A JP23458586A JPS6390025A JP S6390025 A JPS6390025 A JP S6390025A JP 23458586 A JP23458586 A JP 23458586A JP 23458586 A JP23458586 A JP 23458586A JP S6390025 A JPS6390025 A JP S6390025A
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magnetic
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Yasutaro Kamisaka
保太郎 上坂
Yoshihiro Shiroishi
芳博 城石
Hiroyuki Suzuki
博之 鈴木
Sadao Hishiyama
菱山 定夫
Kenji Furusawa
賢司 古澤
Katsuo Abe
勝男 阿部
Makoto Sano
誠 佐野
Yasushi Kitazaki
北崎 容士
Takaaki Shirokura
白倉 高明
Sakae Ota
太田 栄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野〕 本発明は磁気記録に用いる記録媒体、とくに高密度記録
に好適な記録媒体に関する。
〔従来の技術〕
磁気記録の記録密度を高める新しい方式として垂直磁気
記録方式が提案されている。しかし、この垂直磁気記録
方式には従来と異なる磁気ヘッドが必要なことや、垂直
磁化膜の下部に設ける高透磁率膜から生じる雑音(スパ
イク状雑音)のために、磁気ヘッドを再生ヘッドとして
用いる場合にAC消去を行うことや、高透磁率膜の下部
あるいは上部に永久磁石膜や1反強磁性体膜を設けるこ
とが必要となる〔ジャーナル オブ アプライドフイジ
クス(J、Appl、Phys、 )第57巻第8号パ
ートIIB、第3925頁(1985年)〕。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この様な欠点を避ける一つの方法として記録媒体の表層
が垂直磁化膜(磁化容易軸が膜面垂直方向に向く膜)で
あり深層が面内磁化膜(磁化容易軸が膜面内に存在する
膜)であるような磁気記録媒体が考案されている〔第9
回2日本応用磁気学会学術講演概要集第98頁(198
5年)〕。しかし、この技術は磁性粉の塗布により行っ
たものであり、磁性膜の膜厚を薄くすることが困菫であ
るため、記録密度特性を充分良くすることができず、ま
たオーバーライド特性も不充分であることが予測される
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、記
録密度特性の良い、またオーバーライド特性の秀れた磁
気記録媒体を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明者等は、第1図に示す
ように基板上1に、体心立方構造、あるいは面心立方構
造、ヒ素型構造、あるいはダイヤモンド構造を有する非
磁性金属材料2を設け、その上に磁化容易軸が面内に存
在する磁性膜3を設け、さらにその上に、4b族の元素
からなる薄膜4を設けた後、磁化容易軸が膜面垂直方向
に向く磁性膜51を設けたことを特徴とする磁気記録媒
体を製造した。
〔作用〕
金属の結晶構造には、立方最密充てん構造、六方最密充
てん構造、体心立方構造2而心立方構造ダイヤモンド構
造、ヒ素型構造、単純立方構造がある。このうち、立方
最密充てん構造、六方最密充てん構造の非磁性金属材料
上に磁性膜、とくにCo系磁性膜を設けると、該Co系
磁性膜は垂直異方性を有しやすい。これは六方晶構造c
oのC軸が磁化容易軸であり、立方最密充てん構造、六
方最密充てん構造の材料上に作製したco系材料の六方
晶C軸は膜面垂直方向に配向するためである。
このことから、面内磁化膜は、体心立方構造。
面心立方構造、ダイヤモンド構造あるいはヒ素型構造の
材料上に設ける必要がある。なお、単純立方構造の材料
はPOのように非常に特殊な場合であるので、上記構造
からは除外した。
なお、面内磁化膜として非晶質材料を用いる場合にはこ
の非磁性金属材料は必ずしも必要はない。
4b族の元素は、垂直磁化膜の結晶成長に対する面内磁
化膜の影響を打ち切り、六方晶構造を有する垂直磁化膜
のC軸を膜面垂直方向に配向しやすくする効果を有する
ものである。
【実施例〕
以下、本発明を実施例により詳しく説明する。
実施例1 外径130wn、内径40ne、厚さ1.9mのAQ円
板上に厚さ15μmのN i P膜を設けたものを基板
として用い、この基板上に膜厚0.3μmのCr膜をス
パッタ法により設け、つぎに、膜厚Q、Q4  pmの
G O7ON i ao膜をスパッタ法により設けた後
、膜厚0.005μmのC膜を同じくスパッタ法により
設けた。さらに、膜厚0.10μmのCo soN i
 2o膜をスパッタ法により設けた後、膜厚0.02μ
mのC膜を保護膜として設けた。
この記録媒体とギャップ長0.2μmのMnZnフェラ
イト製リングヘッドを用い、浮上量0.05μmで記録
再生特性の実験を行なったところ、1kfciにおける
再生出力は0.11/AVpp/(μm−N−m/s)
であり、1kfciにおける再生出力の1/2の再生を
与える記録密度Ds。
は130kfciであり、スパイク状雑音は全く見られ
なかった。さらに1kfcilOOkfciにおけるオ
ーバーライド特性は一31dBと非常に小さな値であっ
た。
なお、本実施例において用いた基板と同様の基板に膜厚
0.3μmのCr膜をスパッタ法により設け、つぎに膜
厚0.04μmのCo7oNiso膜を設けた試料の磁
気トルク曲線よりこのCo7ON i go膜の磁化容
易軸は膜面内を向いていることがわかった。さらに、こ
のG O7ON i so膜の磁化曲線と、本実施例の
Cosoc rxo/Co7oNiao膜の磁化曲線よ
り、Co5o−Crz。
膜の磁化曲線を求めたところ、膜面垂直方向の角型化は
0.31、保磁力は8500 eであり、膜面平行方向
の角型比は0.09、保磁力は180Oeであり、磁化
容易軸は膜面垂直方向に向いていることがわかった。
実施例2〜9 前記実施何重において基板直上に設けたCr膜の代りに
MO膜、W膜、Bi膜、■膜、Nb膜を用いた場合の結
果ならびに前記実施例1において面内磁化膜として用い
たGo−Ni膜の代りにCo7ON i sac r 
x◎膜を用いた結果を第1表に示す。使用した磁気ヘッ
ドおよびヘッド浮上量は実施例1の場合と同じである。
実施例1と同じ手法により、実施例2〜9の記録媒体中
のCo7ON i xoCr 1o膜も面内磁化膜であ
り、CoaoCrzo膜は垂直磁化膜であることを確認
した。
実施例10 実施例1に用いた基板と同一形状、同一材質の基板上に
、膜厚0.04μmのCoaoCrzo膜を一200V
のDCバイアス電圧を印加しつつスパッタ法により作製
した後、膜厚0.10μmのCo5oCrxo膜を一8
0VのDCバイアス電圧を印加しつつ作製した。その後
、膜厚0.02μmのC膜をDCバイアス電圧を印加し
ない状態でスパッタ法により作製した。
この記録媒体と実施例1の磁気ヘッドを用い、実施例1
と同一ヘッド浮上量で記録再生実験を行った結果、1k
fciにおける再生出力は0.07μvPP/(μm・
NIIm/s)であり、DIIOは120kfci、オ
ーバーライド特性は一31dBであり、スパイク状雑音
は観測されなかった。
なお、実施例1と同じ手法により、本実施例の試料中の
下層のConoCrxo膜は面内磁化膜であり、上層の
Co5oCrzo膜は垂直磁化膜であることを確認した
実施例11 実施例1に用いた基板と同一形状、同一材質の基板上に
、膜厚0.10膜m のCo5oCrpo膜を、DCバ
イアス電圧を一200vから一80Vまで連続的に変化
させつつスパッタ法により作製した後、膜厚0.04μ
m のCo aoc r 20膜をDCバイアス電圧−
80vの条件下でスパッタ法により作製した。さらに、
膜厚0.02μmのC膜をDCバイアス電圧を印加しな
い状態でスパッタ法により作製した。
この記録媒体と実施例1で用いた磁気ヘッドを用い、実
施例1と同じ磁気ヘッド浮上量で記録再生実験を行った
ところ、1kfciにおける再生出力は0.08μvP
P/(μm−N−m/5ec)であり、D5(+は12
0kfci、オーバーライド特性は一31dBであり、
スパイク雑音は観測されなかった。
なお、DCバイアス電圧を一200■から一170Vま
で連続的に変化させつつ作製した0、025μm のC
o5oCrxo膜(A)、−200Vから一140vま
で連続的に変化させつつ作製した0、05 ttmのC
oaoCrzo膜(B) 、 −200Vから一110
vまで連続的に変化させつつ作製した0、075 p 
m のCogoCrzo膜(C)および、−200Vか
ら一80Vまで連続的に変化させつつ作製した膜厚Q、
10μmのCoaoCrzo膜(D)の膜面垂直方向(
土)および面内方向(//)の角型比ならびに保磁力を
第2表に示す。第2表より、電圧値が大きくなるにつれ
て膜の垂直成分が大きくなることが分る。
第 2 表  各試料の磁気特性 比較例 実施例1と同じ形状のAQ円板上に膜厚15μmのN 
i −P膜を設けたものを基板として用い、この基板上
に膜厚0.7μmのCoaoMotoZrt。
膜を設けた後、膜厚0.005μmのC膜を設け、さら
に膜厚0.15μm のCo5oCrzo膜を設け、そ
の上に膜厚0.02μmのC膜を設けた。各薄膜はすべ
てスパッタ法により作製した。
この記録媒体と第2図の形状の磁気ヘッドを用゛ いて
記録再生実験を行なった。なお、磁気ヘッド中の主磁極
6の厚みtは0.2μmである。1kfciにおける再
生出力は0 、02 μVpp/・(μm−N−m/s
) であり、DBoは170kfci、オーバーライド
特性は一29dBであった。また、ディスク全面にスパ
イク状雑音が観測された。
〔発明の効果〕
以上述べてきたように、本発明によれば、磁気ヘッドと
してリングヘッドを用い、Dsoが100kfci以上
、再生出力0.1 μVpp/ (μm ”N−m/5
ec)以上、オーバーライド特性−30dB以下と、D
r+0は若干劣るが、その他は純粋な垂直磁気記録媒体
の場合とほぼ同等でありしかも、スパイク状雑音の全く
ない磁気記録媒体を得ることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例になる記録媒体の断面図、第2
図は、比較例において、記録再生実験を行う際に用いた
磁気ヘッドの要部斜視図である。 1・・・基板、2・・・非磁性金属材料、3・・・面内
磁化膜、4・・・4b元素からなる薄膜、5・・・垂直
磁化膜、6・・・主電極、7・・・主磁極厚み。 第 /良

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基板上に体心立方構造、あるいは面心立方構造、ヒ
    素型構造、あるいはダイヤモンド構造を有する非磁性金
    属材料を設け、その上に磁化容易軸が面内に存在する磁
    性膜を設け、さらにその上に、4b族の元素からなる薄
    膜を設けた後、磁化容易軸が膜面垂直方向に向く磁性膜
    を設けたことを特徴とする磁気記録媒体。 2、基板上に設ける非磁性金属材料として、Cr、Mo
    、W、Bi、V、Nbのうちの一種類またはそれ以上か
    らなる材料を用いることを特徴とする第1項記載の磁気
    記録媒体。 3、磁化容易軸が面内に存在する磁性膜がCoとNi、
    またはCoとNiとCrからなることを特徴とする第1
    項記載の磁気記録媒体。 4、特許請求の範囲1において、4b族の元素からなる
    薄膜として、C、Si、Geのうちの一種類または、そ
    れ以上からなる材料を用いることを特徴とする第1乃至
    第3項記載の磁気記録媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0583989A2 (en) * 1992-08-19 1994-02-23 Komag, Inc. Slider for a magnetic head
US5673156A (en) * 1993-06-21 1997-09-30 Komag, Inc. Hard disk drive system having virtual contact recording
US6274233B1 (en) 1998-03-26 2001-08-14 Showa Denko Kabushiki Kaisha Magnetic recording medium
SG93828A1 (en) * 1998-03-26 2003-01-21 Showa Denko Kk Magnetic recording medium

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