JPS6389637A - 耐食性高強度ニッケル基合金 - Google Patents

耐食性高強度ニッケル基合金

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JPS6389637A
JPS6389637A JP62249053A JP24905387A JPS6389637A JP S6389637 A JPS6389637 A JP S6389637A JP 62249053 A JP62249053 A JP 62249053A JP 24905387 A JP24905387 A JP 24905387A JP S6389637 A JPS6389637 A JP S6389637A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規ニッケル基合金およびそれから作られる
物品に関し、詳細には高水準の強度、延性などを与えな
がら、各種の腐食剤に対する高い抵抗性を含めて所望の
性質の組み合わせを提供するような合金(合金は深いサ
ワーガスおよび/または油井応用のためのパッカーおよ
びハンガーを含めて管類および関連ハードウェアの製造
に有用)に関する。
発明の分野 化学的悪環境で役立ちながら、強度および他の所望の特
性を保持する合金を必要とする多くの工業的応用および
商業的応用がある。高強度、例えば、降伏強さ100,
0OOpsi(689,5メガパス力ルMPa)以上、
有利には120,000または150,000psi(
1034MPa)以上は、負荷担持サービスにおいて応
力に耐えるのに必要とされる。そして、応力抵抗性と一
緒に、若干の塑性延性は、突然の破断を生じずに少なく
ともささやかな量の合金変形に耐えるのに必要であり、
それによって、例えば、偶然の曲げに対して保護するか
、冷間成形操作を適用可能にさせる。
高強度金属物品に重要ななくて困っているものの若干は
、化学的破壊腐食剤、例えば、塩化物、酸および他の水
素化合物、例えば、硫化水素と接触して使用するためで
ある。本発明の応用の特定の根本的部分、即ち、ガスお
よび/または油井管類および関連ハードウェア、例えば
、バッカー、ハンガーおよび弁に関しては、複雑な腐食
環境に遭遇する。例えば、硫化水素攻撃が生じることに
よって、水素を発生し、万一水素が管類を浸透するなら
ば、「水素脆化」が続いて起こることがある。塩化物イ
オンはウェルに存在することがあり、その結果、応力腐
食割れが、しばしば経験される。
そして、勿論、例えば、塩化物攻撃によってもたらされ
る孔食を包含する面倒な腐食問題が、事実上常時ある。
薄い管類は、しばしば、ぜひほしいものであるが、この
ような場合には、より大きい注意を孔食問題に集中しな
ければならない。このように、孔食、応力腐食割れおよ
び水素脆化に対する抵抗性は、成る高強度金属物品、特
に石油産出管類および油井および/またはガス井用ハー
ドウェアに重要である特性のうちの1つである。
発明 前記のことを仮定すれば、鍛錬品および他の製品の製造
に有用な所望水準の高強度、耐食性、耐久性および他の
重要な特性〔良好な二次加工性(f’abricabi
lity )を含めて〕を与える成る元素成分、特にニ
ッケル、クロム、モリブデン、ニオブ、鉄、チタンおよ
びアルミニウムに関して制御された割合の新合金組成物
が、発見された。このように、本発明の特定の目的は、
それに限定せずに、管類、特にガスおよび/または油井
用管類の製造用耐食性高強度延性合金を提供することに
ある。
発明の態様 一般的に言えば、本発明によれば、ここで意図する合金
は、重量でクロム約15%〜22%、鉄量10%〜28
%、モリブデン約6%〜9%、ニオブ約2,5%〜5%
、チタン1%〜2%、アルミニウム約0. 5%まで、
有利にはアルミニウム0.05%または約0.1%〜0
.5%を含有し、残部は本質上ニッケルであり、ニッケ
ルが合金の45%〜55%、好ましくは50%〜60%
を構成する。可鍛剤および脱酸剤を含めて補助元素は、
少量で存在でき(例えば、炭素0.1%まで、ケイ素0
.35%まで、マンガン065%まで、例えば、0.3
5%、ホウ素0.01%まで)、また残留少量のセシウ
ム、カルシウム、ランタン、ミツシュメタル、マグネシ
ウム、ネオジムおよびジルコニウムは、合計で炉装入物
の0.2%まで添加物から残存できる。許容可能な不純
物としては、鋼約1%まで、例えば、0.5%まで、硫
黄0.015%までおよびリン0.015%までが挙げ
られる。窒素0.15%または0.2%までおよびバナ
ジウム3%までは、存在できる。
タングステンおよびタンタルは、付随的%で存在でき、
しばしばモリブデンおよびニオブの商業的源に付随する
(それぞれ、例えば、タングステン0.1%またはタン
タル0.1%)。タングステンは、成る場合には、等し
い%のモリブデンの代わりに3%までの量で使用できる
。その場合でさえ、特により高い率のクロム、モリブデ
ンおよび鉄において有害量の望ましくない相、例えば、
ラーベス(Lavas )相の生起を回避するためにタ
ングステン量を低率に保持することが好ましい。
タンタルは、等原子%でニオブの代わりに使用できるが
、その高原子重量に鑑みて望ましくない。
本発明を実施する際に、強度、延性、耐食性、二次加工
性および前記腐食環境の種類における良好な耐久性を含
めてクロム、鉄、モリブデン、ニオブ、チタン、アルミ
ニウムおよびニッケルによって与えられる利益を得るた
めに、適当な組成バランスを達成することに関して注意
を払うべきである。例えば、クロムおよびモリブデンを
前記量よりもはるかに少ない量に減少することは、耐食
性のむだな損失を生ずることがある。クロムは、高めら
れた耐食性が期待される場合に25%までで使用できる
。モリブデン含量5%以上は、推奨されないが、特によ
り多いクロム量、例えば、22〜25%において使用で
き、特に余り攻撃的な腐食性ではない媒体を包含する場
合に使用できる。
最適の耐食性を得ようとする際に、モリブデン含量は、
有利にはクロム含量少なくとも20%と一緒に、少なく
とも6.5%、好ましくは少なくとも7%であるべきで
ある。クロムとモリブデンとの和は、好ましくは27%
以上である。しかしながら、このことは、注意を加工性
に集中する。
注意を払わなければ、不都合な析出物、例えば、ラーベ
ス相が有害量で形成する危険がある。この不都合な析出
物は、例えば、シートおよびストリップを製造するため
に熱間圧延時および/または冷間圧延時に割れをもたら
すことがある。このことは、高率のニオブ(4〜5%)
がモリブデン%7〜7.5%またはそれ以上と一緒に存
在する時に特に真実である。ニオブは、加工性にモリブ
デンよりも大きい悪影響を及ぼすと思われる。いかなる
場合にも、この望ましくないことを阻止するために、ニ
ッケル含量は、少なくとも52%、最も有利には54%
〜60%であるべきであることが見出された。更に、こ
のようなニッケル量は、以下の表■のデータによって示
されるように耐食性に顕著に寄与することが見出された
。これに関連して、60%においては強度が下がる傾向
があるので、ニッケルの上限58%が、好ましい。
鉄の%に関しては、5%以上の量が、利用できる。より
多い鉄量、例えば、20%よりも多い量は、H2S環境
で役立つが、応力腐食割れに対する抵抗性を減じること
があると信じられる。より低い鉄量においては、H2S
の効果に対する抵抗性が余り良好ではないことがあるが
、応力腐食割れに対する抵抗性は、改良されると考えら
れる。
5〜15%の鉄範囲が、有利であると思われる。
アルミニウムは、強度および硬さ特性を付与するが、過
剰に存在するならば、耐孔食性を減じる。
従って、アルミニウムは、約0.5%を超えるべきでは
なく、好ましくは約0.25または0,3%未満に保持
される。
チタン1%以上が本発明の合金に存在することが好まし
いが、0.5%程度の低率は、特にその範囲の上端、例
えば、3.5または4%以上のニオブと併用できる。チ
タン2.5%までは、強度のために利用できる。
多分所望の結果の一貫性を促進するために特に厳重な制
御が望まれるならば、組成は、ニッケル54%〜58%
、クロム18,5%〜20.5%、鉄13.5%〜18
%、モリブデン6.5%〜8%、ニオブ3%〜4.5%
、チタン1,3%〜1.7%またはアルミニウム0.0
5%〜0.5%の範囲の1以上で独特に制限できる。
有利に高強度を達成し、かつ良好な延性、加工性および
他の所望の結果を維持するために、合金組成は、次式 %式%) の割合和に従って釣合わされた量でチタンおよびニオブ
を存在させるように、より厳重に制御される。例えば、
チタン約1.5%およびニオブ約4%、例えば、Ti1
.3%〜1.7%およびNb3.6%〜4.4%は、本
発明の合金で有利である。
前記のように設定したと仮定すると、合金は、物品、例
えば、鍛連品、例えば、熱間または冷間引き抜きロッド
またはバー、冷間圧延ストリップおよびシートおよび押
出管類にするための良好な加工性(熱間および冷間の両
方)を有する。
所望の場合には、合金から製造される物品の降伏強さお
よび引張強さは、冷間加工または時効硬化またはそれら
の組み合わせ(例えば、冷間加工した後、時効硬化)に
よって高めることができる。
合金の熱処理温度は、大抵の場合には、焼鈍の場合には
約1600丁(870℃)〜2100丁(1148℃)
、時効の場合には約1100’F(593℃)〜140
0下(816℃)である。冷間加工直後の1200丁(
648℃)〜1400丁(760℃)での1/2時間〜
約2または5時間の直接時効処理は、良好な強度と延性
との望ましい組み合わせを得るのに特に有益である。
前記のように、ここで意図する合金は、熱間加工しくま
たは温間加工し)、次いで、時効硬化することができる
。一般的に言えば、熱間加工または温間加工した後、時
効することは、降伏強さがより低いが、より良い耐応力
腐食性をもたらす。
冷間加工した後、時効することは、逆をもたらす。
これに関連して、焼鈍処理した後、時効することは、よ
り良い応力腐食割れ抵抗性を与えるらしい(降伏強さは
若干より低い)。
本発明の物品のうちには、降伏強さく0.2%オフセッ
ト)120.00〜150,000psi(ボンド/平
方インチ)(1034MPa)以上および伸び8%以上
、例えば、 160.000.180.000または190.000
ps t (1103,1241または1310MP 
a)および10.12または15%および一層大きい強
度および伸びによって特徴づけられる機械熱加工高強度
耐食性製品がある。
当業者に本発明のより良い理解を与える目的で、下記例
示例およびデータを与える。
例  I 50 N i /20 Ci / 18 F e /7
 M o / 3Nb/1.5Ti10.lAl10.
03Mgのffi量%の金属の炉装入物を真空誘導溶融
し、鋳造してインゴット形態とした。その化学分析(合
金1)および本発明の成る他の合金の化学分析を表Iに
示す。
合金1のインゴットを均質化のために2050’F(1
122℃)で16時間加熱し、次いで、2050丁(1
122℃)から鍛造してフラット(f’1at)とした
。フラットを2050°F(1122℃)で熱間圧延し
て0.16ゲージ(約4mm)とし、1950下(10
66℃)で1時間焼鈍し、冷間圧延して0.1ゲージ(
約2、 5mm)のストリップとした。このストリップ
を1950丁(1066℃)で1時間再度焼鈍した。焼
鈍された0、1ゲージ(約2. 5mm)のストリップ
の試験片を異なる程度冷間圧延して0.062.0.0
71および0.083ゲージ(1,57,1,8および
2.11mm)の大きさを作り、次いで、各大きさく0
.1ゲージを含めて)を再度1950丁(1066℃)
で1時間焼鈍し、冷間圧延して0.05の最終ゲージ(
約1.27mm)とし、冷間加工圧下率約20%、30
%、40%および50%を生じた。下記スケジュールH
Tに記載の温度および時間での熱処理前および熱処理後
の0.05ゲージのストリップの試料についての合金1
の場合の加工硬化性および時効硬化性を含めて硬化性デ
ータを表Hに与える。
合金1の引張試験片(0,05ゲージのストリップ)を
冷間圧延状態および冷間圧延+熱処理状態を含めて所定
の機械的熱加工状態での室温における機械的性質につい
て評価した。結果を表■に示す。本発明の合金の冷間加
工態様の場合には、「直接時効〔冷間加工後に合金を直
接時効硬化温度で熱処理する(冷間加工と時効との間に
ある他の熱処理なしに)〕は、延性を良好に保持しなが
ら、降伏強さ150,000ps i  (1034M
 P a )以上を生じたことがわかる。更に、120
0丁(649℃)での直接時効は、強度と延性との両方
において格別有利な増大を与えた。強度および延性は、
それぞれ160.000ps i  (1103MPa
)および伸び20%を超えていた。
596硫酸溶液に全電流10mAで500時間陰極的に
チャージングしながら、降伏応力100%よりも大きい
応力に拘束して保持した幅1インチ(25,4mm)の
冷開成形U曲げ試験片に関連して合金1を水素チャージ
ングに付す時には、延性の有意な損失は、各種の加工条
件下では経験されなかった。500時間のチャージング
期間全体にわたって成功な生き残り(保持された延性)
は、以下に与えられるように、12個の加工処理状態に
ある合金1の場合に示された。
ACR20%、30%、40%および50%;20%、
30%、40%および50%CR後にHT−1; 20%CR+HT−8; 20%CR+HT−920%
CR+HT−10; 20%CR+HT−11゜ 対照的に、長時間(これの場合、16時間以上)の直接
時効処理HT−5およびHT−6から生ずる状態にある
合金1の20%冷間圧延ストリップの2個の拘束U曲げ
試験片は、同じ水素チャージング条件に付す時に、それ
ぞれ5時間および2時間の不満足な短い生き残り後に破
損した。
合金1の場合には満足であると示された冷間圧延および
熱処理が適用されたとしても、合金1とは異なる合金組
成、例えば、異なる鉄および/またはモリブデン%との
比較しうる水素チャージングU曲げ評価時に破損が不満
足な短時間後に生じたので、組成は、中でも、水素脆化
に抵抗する際に本発明の加工物品の成功に重要であると
思われる。高温での酸塩化物媒体との接触に対する良好
な抵抗性は、40%冷間圧延状態にある合金1の4イン
チ×3インチ(10,2X7.62cm)の試験片の目
減りおよび目視外観測定によって確認した。2個の試験
片を150下(66℃)の10%F e C13+ 0
. 5%HCI水溶液に24時間浸漬した。目減りは、
満足なほど少なく、0、 03〜0. 52mg/ci
であった。目視検査は、1個のビットのみが生じたこと
を示し、合金金属が酸媒体に対して良好な抵抗性を与え
ることを確認した。追加の孔食データを表■に与える。
応力腐食割れに対する抵抗性を与える合金1の能力は、
沸騰42%MgCl2中での720時間露出時の50%
冷間圧延拘束U曲げ試験片の満足な生き残りによって示
された。
例■ 本発明に係る約18−3X4%Cr/14%F e /
 6−1 / 2%M o / 4−1 / 4%Nb
/1−1X2%Ti/残部ニッケルおよび少量のアルミ
ニウムおよび他の元素を含有するニッケル基合金のバー
ジン金属成分の炉装入物を空気誘導溶融し、I、D、(
内径)4−1/4インチ(10,’8cm)を有する金
型中で回転速度1:tOOrpmでアルゴンシュラウド
の保護下で遠心的に鋳造した。このことは、合金2の鋳
造遠心固化管シェルを生じた。鋳造寸法は、0.D。
約4−1/4インチ(10,8co+)および壁厚約3
/4インチ(1゜9c111)を有していた。更に他の
加工のために、鋳造シェルをO,D、約4インチ(10
,2cm)の大きさ〔壁約0.43フインチ(1,11
cm))に「クリーンアップ」した。
リーダー管をシェル上に溶接し、加工は下記の通り進行
した。管シェルを2100”F (1149℃)で焼鈍
し、酸洗いし、O,D、3.75インチ(9,252c
m)x壁0.39インチ(0,99CII+)に冷間引
き抜き(約15.8%)、2100下(1149℃)で
再焼鈍し、酸洗いし、次いで、O,D、  3. 5イ
ンチ(8,89印)X壁0,35インチ(0,990(
至))に冷間引き抜き(また、圧下率的15.8%)、
2100丁(1149℃)で再焼鈍し、酸洗いし、次い
で、0、 D、  2.625インチ(6,668cm
)x壁0.3インチ(0,762cm)に管を圧下した
(断面収縮重量36.7%)。
管壁から縦方向に取られたサブサイズ(sub−siz
e )の丸棒試験片を使用して測定された機械的性質を
表■に報告する。
例■ 本発明の別の合金(表Iの合金3)の円筒管は、本発明
に係る約20%Cr / 17%F e / 7%MO
/3%Nb/1−1/2%Ti/残部ニッケルおよび少
量のアルミニウムおよび他の元素を有するニッケル基合
金の炉装入物を使用して作った。
例■の溶融、鋳造および他の成形法を再度使用し、合金
3の冷間加工管を製造した。機械的性質の測定値を表■
に示す。
結果は、強度と延性との非常に良好な組み合わせが特に
1300丁(704℃)〜1400丁(760℃)での
1〜2時間直接時効の場合に合金2および3の冷間加ニ
ー直接時効物品の場合に達成できたことを反映する。
合金3の押出1300丁(704℃)直接時効製品から
取られた横方向試験片は、ASTM粒度No、 3−1
 / 2を有していた。試験片の光学顕微鏡検査は、粒
界炭化物の不在を示し、押出冷間圧下熱処理微細構造が
100OXで分解能のあるいかなる粒内相も含有しない
ことを示した。
例■ 応力腐食挙動を更に調べるために、合金(合金4)を真
空溶融し、30ボンド(13,6kg)のインゴットと
して鋳造した。化学組成は、18.4%C「/8%Mo
/17.6%Fe10.19%Al/1.3%Ti/3
.2%Nb10.016%Cであり、残部は本質上ニッ
ケルであった。インゴットを2100’F(1149℃
)で熱間圧延して5/8インチ厚の板ストックとした。
次いで、板ストックの試験片を1325丁(718℃)
で8時間時効し、100丁(44℃)/lhrで115
0丁(621℃)まで炉冷部し、そこに10時間保持し
た後、風乾した。
引張試験は、この材料が降伏強さ169ks i。
伸び22%を有することを示した。
鋼にガルバーニ電気的に結合された合金4のU曲げ試料
をNACEH2S環境、即ち、H2Sガスで飽和された
氷酢酸5g、NaCl30g、水945gの溶液中で試
験した(NACE仕様標弗TM−01−77)。破損は
、6週間の露出後に観察されなかった。
表Vは、高アルミニウム量が耐孔食性に悪影響を及ぼす
ことがあることを反映する。試験は、露出時間72時間
を使用して合金試験片を122下(50℃)の6%塩化
第二鉄溶液に浸漬することを包含した(この試験は、サ
ワーガス井でのサービス条件を複写しないが、この塩化
第二鉄溶液中での孔食挙動と深いサワーガス井環境に更
に近く模擬する他の試験環境との間の合理的な良好な相
関があることが報告された)。試験片を時効硬化状態で
試験し、即ち、2100丁(1149℃)で1/2時間
焼鈍し、水焼き入れし、1600丁(871℃)で4時
間時効後、水焼き入れした。
合金ASBおよびCは、低チタン含量を有するが、チタ
ンは、耐孔食性に悪影響を有していない。
このように、これらの合金は、比較の目的で満足である
と思われる。合金Aは、多分、データが示唆する程不良
ではない。合金5に5種の追加の熱処理を施した。結果
は、表Vに報告のものと事実上同じであった。
追加の試験を10%塩化第二鉄中で152丁(67℃)
で露出時間24時間実施して、アルミニウム含量に対す
る本合金の腐食感度を測定した。
合金6.7、DおよびEの分析された化学組成および結
果を表■に与える。合金(厚さ0.15インチX幅3イ
ンチ×長さ4インチ)は、冷間圧延(20%)+140
0丁(760℃)で12時間、風乾状態であった。その
結果は、表Vのデータと一致する(即ち、高アルミニウ
ムは有害である)。
他の試験を異なる熱処理のための合金6.7、Dおよび
Eの場合に実施したが、結果は、信頼できないと考えら
れた。このことは、表面欠陥に起因する。
前記のように、過剰のモリブデンおよびニオブ含量は、
特に低ニツケル率の場合にラーベス相形成に関する不要
な危険を導入することがある。このことは、2050丁
(1122℃)で0.500インチの板を0.160イ
ンチのストリップに熱間圧延することに関して表■中の
データによって反映される。また、前記のように、ニッ
ケルは、ラーベス相の形成を抑制することに加えて、表
■に示すように高水準の耐食性を付与する。
主成分ニッケル、モリブデン、クロム、ニオブおよび鉄
のバランスは、本発明の合金が熱間加工操作によって二
次加工できるべきであるならば、前記限度内に注意深く
制御しなければならない。
良好な熱間二次加工性を保証するためには、ニッケル含
量は、クロム、モリブデンおよびニオブが増大するにつ
れて増大すべきである。クロムおよびモリブデンに比較
して、ニオブは、加工性に対する特定の妨害物である。
これらの元素の間の下記関係(A)は、求められて、こ
れらの合金に良好な熱間加工性を付与するのに必要な最
小Niを規定する:Ni  3.3 (Mo+Cr+2
Nb)−71゜この関係を第1図にグラフ的に図示する
前記関係を満たす合金は、熱間加工できるが、依然とし
て所望最終製品形態への爾後加工時または最終製品の引
張試験時に低い延性を示すことがあり、次式(B)は、
有害なラーベス相の相対的豊富さを予測することによっ
て商業的に魅力的ではないような低い延性を示すことが
ある組成をより正確に予n1する。
LN(%ラーベス)−2,408−0,01881(%
NI X%cb)+0.00929(%Pe x%Mo
)+0.2075(%No X%Cb)一般に、約5%
よりも高いラーベスを予測する組成は、限界的冷間加工
性を示すらしく、更に、組成は、適当な引張延性を保証
するために予測ラーベス約2.5%未満を与えるべきで
ある。
例として、ラーベス約9.9%を予測する合金Mは、熱
間加工を切り抜けるが、割れなしに40%以上の水弗で
冷間加工することができなかった。
ラーベス5.3%を予測する別の組成物、合金Hは、圧
下率50%まで冷間加工可能であるが、室温で試験する
時に引張伸び1.5%を保持するだけであった。
表■中の孔食データに関しては、試験片を150丁(6
6℃)に維持された F e CI  F e C16H20+ 0 、1%
HCI溶液に24時間浸漬した。観察されるように、ニ
ッケル含量40%は、モリブデン量9%にも拘らず、攻
撃を抑制するのに不十分であった(合金9)。
ニッケル含量を50%および60%(合金Nおよび9)
に上げる時には、事実上同の孔食にも遭遇しなかった。
モリブデン7%の合金8および7は、同様に挙動した。
モリブデン5%は、ニッケル含量に関係なく、単純に余
りに少なかった(合金G、9および10)。
本発明は、金属物品、例えば、腐食媒体にさらしながら
、粗サービスにおける重負荷および衝撃に耐えるのに必
要な管、容器、ケーシングおよび支持体を提供するのに
応用でき、特に産出管類および関連ハードウェア、例え
ば、炭化水素燃料の深い自然の溜めを引くためのバッカ
ーおよびハンガーを与える際に応用できる。深い油井ま
たはガス井サービスでは(多分、海洋設備において)、
本発明は、石油と共に時々存在する硫化水素、二酸化炭
素、有機酸、濃縮ブライン溶液などの媒体に対する抵抗
性のために特に有益である。また、本発明は、二酸化硫
黄ガススクラバーにおける良好な耐食性を与えるのに応
用でき、このような環境中のシール、ダクトファン、お
よび煙突ライナーに有用であると考えられる。合金の物
品は、1200″F (648℃)まで(場合によって
それ以上)の高温において有用な強度を付与できる。
本明細書の目的では、英語単位とメートル法の単位との
両方を使用した。元の観察は、英語単位で得られた。メ
ートル法の単位は、換算によって得られた。これらの単
位間の不一致が存在するならば、英語単位が、制御する
であろう。
本発明を好ましい態様と共に説明したが、当業者が容易
に理解するであろうように、本発明の精神および範囲か
ら逸脱せずに修正および変形を施すことができることを
理解すべきである。このような修正および変形は、本発
明の権限および範囲内であるとみなされる。
表! 化学分析、重 合金  Cr   Fe   Mo   Nb   T
i   AI    C120,0917,557,0
B   3.02  1.49  0.13  0.0
32  18.73 13.89 6J0  4.29
   L、45  0.35  0.023   L9
.89 1B、81 7.18  3゜10  1.5
1  0.08  0.03NA−分析せず コバルト、リンおよび硫黄は、分析時に、0.011%
以下の%ニオブ%は、可能な小割合のタンタルを包含す
る。
Mn   St    B    Cu   Mg  
 NiO,180,2B   0.006   NA 
  O,01150,230゜29  0.19  0
.007   Q、28  0.021  53.91
0.22  0.1B  0.0013  0.Of3
  0.01B   51.14で存在することが見出
された。
表■ ACR353838,54O CR+HT−140404040,5 CR+HT−240,540,541,541,5C1
?+IIT−33740,541,542,5CI?+
1IT−442444445 CI?+IIT−545474744,5C1?+II
T−739,5−−−−−−CR+IIT−841−−
−一−− CR+HT−939,5−−−−−− CI?+HT−1031,5−−−−−−C)i十〇T
−1137−一      −−−−ACR−冷間圧延
したまま %CR−C開−延による厚さの減少率(最終焼鈍後) 20%CRストリップの焼鈍硬さは、1750下(95
4℃)/ (1/2)hr、1900丁(1038℃)
 / 1 h rおよび2100丁(1149℃)/ 
(1/2)h rの処理後のロックウェルBスケール、
97.93および78によった。40%CRストリップ
の場合の対応結果は、23.5Rc、94Rbおよび7
8Rbであった。
スケジュール HT−1:1900丁(1038℃)10.5゜AC+
1400丁(760℃)/8−FC−1200丁(64
8℃)/8.AC(1900丁(1038℃)で1/2
時間加熱し、次いで、室温に風乾し、そして1400丁
(760℃)で8時間加熱した後、1200丁(649
℃)に炉冷部し、そこに8時間保持し、次いで、室温に
空冷〕HT−2:1750下(954℃)10.5゜A
C+1325丁(718℃)/8−FC−1150下(
622℃)/8.AC HT−3: 1150丁(622℃) /1. ACH
T−4:1400丁(760℃)/1.ACHT−5:
 1325丁(718℃)/8−FC−1150丁(6
22℃)/8.AC HT−6: 1400”F (760℃)/8−FC−
1200丁(648℃)/8.AC HT−7: 1200下(648℃)15.ACIHT
−8:1300丁(704℃)15.ACHT−9:1
400丁(760℃)15.ACHT−10:2100
丁(1148℃)10.5゜AC十HT−5 HT−11: 2100°F(1148℃)10.5゜
AC+HT−6 合金  Cr   Fe   Mo   Nb   M
o+NbF   (20)   (38)   (7)
    (3)    (10)G   20.06 
 30.55  5.18  3.06   8.24
H19,8g   28.2Ei   7.I    
LO510,151(20)   2B    (7)
    (5)    (12)J   (20)  
 (1B)   (7)    (5)    (12
)K   19.88  1.69 7.19  5.
19  12.38L   L9.91  21.20
  9.28  2.18  11.44M   20
.03 2B、23 9J4  2.11  11.4
5N   19.99  15.99  9.21  
2.12  11.340  20.26   B、8
5  8.79  2.09  10.888  20
.09  17.55  7.06  3.02  1
0.0g9  14.81  25.91  5.14
  2.98   8.1210 14.44  1B
、29  5.08  3.09   8.17P−合
格 C−割れる 〇−公称 表■ Ti    CAt   Ni   熱間加工(1,5
)  (o、2)  (0,10)  (30)   
C,ラーベス0.55 0.00B70.e2 39.
42 Pl、52 0.02 0.14 39.77 
P(1,5)  0.02   (0,10)  (4
0)   C,ラーベス(1,5)  (0,02) 
 (0,LO)  (50)   C,ラーベス1.5
1 0.02 0.24 63.88 Pl、07 0
.02 0.14 45.9I Pl、07 0.02
 0.14 40.87 Pl、09 0.02 0.
10 51.24 Pl、02    0.02   
 0.10    60.44   Pl。49 0.
03 0.13 50.23 PO,540,0390
,6349,3I P −0,540,0200,59
59,05P表  ■ 孔食挙動 (公称)  (公称) G    40    5     42.5H4G 
    7     38.2M    40    
9     37.39   50    5    
 37.98   50    7      0.2
N    50    9      0.5410 
 60    5     45.5K    B4 
   7      0.020   60    9
      0.03
【図面の簡単な説明】
第1図は、N iSCr s N bおよびMoの加工
に対する効果を示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、良好な加工性および二次加工性によって特徴づけら
    れ、かつ更に冷間圧延状態および時効状態の両方におい
    て高強度、良好な延性および孔食、水素脆化および応力
    −腐食割れに対する抵抗性によって特徴づけられるニッ
    ケル基合金であって、本質上重量%でクロム約15〜2
    5%、モリブデン約6〜9%、ニオブ約2.5〜5%、
    チタン0.5〜2.5%、アルミニウム約0.5%まで
    、および残部本質上ニッケルからなり、ニッケルが合金
    の約50〜60%を構成することを特徴とするニッケル
    基合金。 2、ニッケル含量が、少なくとも52%である特許請求
    の範囲第1項に記載の合金。 3、ニッケル含量が、54〜58%である特許請求の範
    囲第1項に記載の合金。 4、クロムが少なくとも16%であり、モリブデンが少
    なくとも6.5%であり、クロムとモリブデンとの和が
    少なくとも27%であり、チタン含量が1〜2%である
    特許請求の範囲第1項に記載の合金。 5、ニオブ含量が3〜4.5%であり、モリブデンとニ
    オブとの和が少なくとも10%である特許請求の範囲第
    4項に記載の合金。 6、アルミニウムが、0.05〜0.3%である特許請
    求の範囲第4項に記載の合金。 7、チタンとニオブとの%は、次式 3%≦%Ti+1/2%Nb≦4% の関係に従って相関される特許請求の範囲第5項に記載
    の合金。 8、いかなる炭素、ケイ素、マンガンおよ びホウ素の存在も、炭素約0.1%、ケイ素約0.35
    %、マンガン約0.5%およびホウ素約0.01%を超
    えない特許請求の範囲第1項に記載の合金。 9、クロム約18.5%〜20.5%、鉄 13.5〜18%およびモリブデン6.5〜8%を含有
    する特許請求の範囲第1項に記載の合金。 10、ニッケル、モリブデン、クロムおよびニオブが、
    下記関係 %Ni3.3(%Mo+%Cr+2Cb)−71を満た
    すように相関される特許請求の範囲第1項に記載の合金
    。 11、いかなるラーベス相も、下記関係 LN(%ラーベス)=2.408−0.01881(%
    Ni×%Cb)+0.00929(%Fe×%Mo)+
    0.2075(%Mo×%Cb)によって測定する時に
    約5%を超えない特許請求の範囲第1項に記載の合金。 12、製品として、ガスおよび/または油井管類、パッ
    カー、ハンガーおよび弁から選ばれ、かつ特許請求の範
    囲第1項に記載の合金から形成された製品。 13、良好な加工性および二次加工性によって特徴づけ
    られ、かつ更に時効状態において高強度、良好な延性お
    よび孔食、水素脆化および応力−腐食割れに対する抵抗
    性によって特徴づけられるニッケル−クロム−鉄基合金
    であって、本質上クロム約15%〜22%、鉄約10%
    〜28%、モリブデン約6%〜9%、ニオブ約2.5%
    〜5%、チタン約1%〜約2%、アルミニウム約0.0
    5%〜約0.5%からなり、残部が本質上前記合金の約
    45%〜約55%の重量割合のニッケルであることを特
    徴とするニッケル−クロム−鉄基合金。 14、チタンおよびニオブの量は、次式 3%≦Ti+1/2(%Nb)≦4% の関係に従う特許請求の範囲第13項に記載の合金。 15、チタン1.3%〜1.7%を含有する特許請求の
    範囲第14項に記載の合金。 16、炭素、ケイ素、マンガンおよびホウ素の存在が、
    炭素0.1%、ケイ素0.35%、マンガン0.35%
    、およびホウ素0.01%を超えないように制限される
    特許請求の範囲第13項に記載の合金。 17、クロム18.5%〜20.5%、鉄 13.5%〜18%およびモリブデン6.5%〜7.5
    %を含有する特許請求の範囲第15項に記載の合金。 18、特許請求の範囲第13項に記載の合金を含む冷間
    加工金属物品。 19、合金を冷間加工し、約1100°F〜1500°
    F(約593℃〜816℃)の温度で時効することから
    生ずる状態の特許請求の範囲第13項に記載の合金を含
    む金属製品であって、降伏強さ少なくとも約150,0
    00psiおよび伸び少なくとも約8%によって特徴づ
    けられる金属製品。 20、降伏強さ少なくとも約180,000psiおよ
    び伸び少なくとも約8%を有する特許請求の範囲第19
    項に記載の製品。 21、新製品として、特許請求の範囲第13項に記載の
    合金から形成された、深いサワーガスまたは油井で使用
    する油またはガス井用管。 22、良好な加工性および二次加工性によって特徴づけ
    られ、かつ更に時効状態において高強度、良好な延性お
    よび孔食、水素脆化および応力−腐食割れに対する抵抗
    性によって特徴づけられるニッケル−クロム−鉄基合金
    であって、本質上クロム15%〜約25%、鉄約5%〜
    28%、モリブデン約6%〜9%、ニオブ約2.5%〜
    5%、チタン0.5%〜2.5%、アルミニウム約0.
    5%まで、および残部本質上ニッケルからなり、ニッケ
    ルが前記合金の約45%〜約55%であることを特徴と
    するニッケル−クロム−鉄基合金。 23、鉄約5%〜15%を含有する特許請求の範囲第2
    2項に記載の合金。 24、チタン1%〜約2%およびアルミニウム約0.0
    5〜0.5%を含有する特許請求の範囲第23項に記載
    の合金。 25、アルミニウム約0.25%までを含有する特許請
    求の範囲第22項に記載の合金。 26、新製品として、油および/またはガス井管類、パ
    ッカー、ハンガーおよび弁から選ばれ、かつ特許請求の
    範囲第25項に記載の合金から形成された製品。 27、良好な加工性および二次加工性によって特徴づけ
    られ、かつ更に時効状態において高強度、良好な延性お
    よび孔食、水素脆化および応力−腐食割れに対する抵抗
    性によって特徴づけられるニッケル−クロム−鉄基合金
    であって、本質上クロム18%〜約23%、鉄約5%〜
    15%、モリブデン約6.5%〜9.5%、ニオブ約2
    .5%〜5%、チタン0.5%〜2.5%、アルミニウ
    ム約0.5%まで、および残部本質上ニッケルからなり
    、ニッケルが前記合金の約52%〜約60%であること
    を特徴とするニッケル−クロム−鉄基合金。 28、良好な加工性および二次加工性によって特徴づけ
    られ、かつ更に時効状態において高強度、良好な延性お
    よび孔食、水素脆化および応力−腐食割れに対する抵抗
    性によって特徴づけられるニッケル−クロム−鉄基合金
    であって、本質上クロム19%〜約21%、鉄約6.5
    %〜13%、モリブデン約7%〜9%、ニオブ約3%〜 3.75%、チタン1%〜2%、アルミニウム約0.0
    5〜0.35%まで、および残部本質上ニッケルからな
    り、ニッケルが前記合金の約54又は55%〜約58%
    であることを特徴とするニッケル−クロム−鉄基合金。
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