JPS6389394A - 電子カ−ド - Google Patents
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- JPS6389394A JPS6389394A JP61235745A JP23574586A JPS6389394A JP S6389394 A JPS6389394 A JP S6389394A JP 61235745 A JP61235745 A JP 61235745A JP 23574586 A JP23574586 A JP 23574586A JP S6389394 A JPS6389394 A JP S6389394A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
〔産業上の利用分野〕
この発明は、一面に表示部とキー入力部を設けたカード
本体の他面にその一側縁に沿わせて磁気ストライプを設
けた電子カードに関するものである。 〔従来の技術〕 最近、一般にカード電卓と呼ばれるカード形小型電子式
計算機の裏面にその一側縁に沿わせて磁気ストライプを
設けた、電子式計算機としても、また磁気ストライプ式
カードとしても使用できる電子カードが考えられている
。 この電子カードは、一般の磁気ストライプ式カードと同
様にして使用されるもので、この電子カードをカード読
取り装置に挿入すると、磁気ストライプの記録情報(暗
証番号等)が読取られる。 前記カード読取り装置は、そのカード挿入口から挿入さ
れるカードを両面側から挟圧してこのカードを搬送する
一対のカード搬送ローラと、このローラにより搬送され
るカードの磁気ストライプ面に摺接して磁気ストライプ
の記録情報を読取る読取りヘッドとを67えたもので、
前記読取りヘッドはカードの磁気ストライプ位置に対応
させて設けられている。また、磁気ストライプ式カード
には、磁気ストライプだけを有するものと、磁気ストラ
イプとエンボス文字とをHするものと、磁気ストライプ
とエンボス文字の他に光学的に読取られるバーコード部
ももっているものとがあるために、前記カード読取り装
置のカード搬送ローラは、いずれのカードも磁気ストラ
イプやエンボス文字およびバーコード部を避けて搬送で
きるように、次のような位置に設けられている。 すなわち、第8図はカードの磁気ストライプとエンボス
文字およびバーコードの形成領域を示したもので、カー
ド1は、長さしが約85.5mm、 IIIWが約54
mmの矩形状をなしている。そして、磁気ストライプ
とエンボス文字の形成位置は、JISの89560また
はISOの2849で規定されており、磁気ストライプ
はカード1の一側縁に沿わせて形成され、エンボス文字
はカード1の他側縁に沿わせて形成されている。なお、
上記JISの89560とISOの2849の規定は同
一ではなく、また磁気ストライプの巾もJISのB 9
5filに規定されているように二種類の巾があるが、
いずれの規定に基づく場合も、磁気ストライプはカード
1の一側縁から約I G vrmの
本体の他面にその一側縁に沿わせて磁気ストライプを設
けた電子カードに関するものである。 〔従来の技術〕 最近、一般にカード電卓と呼ばれるカード形小型電子式
計算機の裏面にその一側縁に沿わせて磁気ストライプを
設けた、電子式計算機としても、また磁気ストライプ式
カードとしても使用できる電子カードが考えられている
。 この電子カードは、一般の磁気ストライプ式カードと同
様にして使用されるもので、この電子カードをカード読
取り装置に挿入すると、磁気ストライプの記録情報(暗
証番号等)が読取られる。 前記カード読取り装置は、そのカード挿入口から挿入さ
れるカードを両面側から挟圧してこのカードを搬送する
一対のカード搬送ローラと、このローラにより搬送され
るカードの磁気ストライプ面に摺接して磁気ストライプ
の記録情報を読取る読取りヘッドとを67えたもので、
前記読取りヘッドはカードの磁気ストライプ位置に対応
させて設けられている。また、磁気ストライプ式カード
には、磁気ストライプだけを有するものと、磁気ストラ
イプとエンボス文字とをHするものと、磁気ストライプ
とエンボス文字の他に光学的に読取られるバーコード部
ももっているものとがあるために、前記カード読取り装
置のカード搬送ローラは、いずれのカードも磁気ストラ
イプやエンボス文字およびバーコード部を避けて搬送で
きるように、次のような位置に設けられている。 すなわち、第8図はカードの磁気ストライプとエンボス
文字およびバーコードの形成領域を示したもので、カー
ド1は、長さしが約85.5mm、 IIIWが約54
mmの矩形状をなしている。そして、磁気ストライプ
とエンボス文字の形成位置は、JISの89560また
はISOの2849で規定されており、磁気ストライプ
はカード1の一側縁に沿わせて形成され、エンボス文字
はカード1の他側縁に沿わせて形成されている。なお、
上記JISの89560とISOの2849の規定は同
一ではなく、また磁気ストライプの巾もJISのB 9
5filに規定されているように二種類の巾があるが、
いずれの規定に基づく場合も、磁気ストライプはカード
1の一側縁から約I G vrmの
【1】Aの領域2内
に収まっており、エンボス文字はカード1の他側縁から
約24課の巾Bの領域3内に収まっている。また第8図
において4はバーコードの形成領域を示しており、この
バーコードは、JISのB 9552またはISOの3
554の規定(いずれも同一の規定)に基づいて、カー
ド1の他側縁から27.9mmの間隔Cをとった位置に
設けられている。このバーコードの巾りは3.4mmと
されている。 したがって、磁気ストライプの形成領域2とバーコード
形成領域4との間には約4.9朋の間隔Eがあり、エン
ボス文字の形成領域3とバーコード形成領域4との間に
は約5.7Hの間隔Fがあるから、前記カード読取り装
置において前述したいずれのカードも磁気ストライプや
エンボス文字およびバーコード部を避けて搬送できるよ
うにするためには、カード搬送ローラで前記間隔Eまた
はFのいずれかの部分を挟圧してカードを搬送すればよ
い。そこで一般には、前記間隔E、Fのうち[11が広
くかつカード1の中央部に近い方つまりエンボス文字形
成領域3とバーコード形成領域4との間の部il)をカ
ード1の被搬送領域aとし、カード読取り装置のカード
搬送ローラを前記被搬送領域aに対応させて設けている
。このカード搬送ローラの巾(軸方向長さ)は、前記エ
ンボス文字形成領域3とバーコード形成領域4との間隔
F(約5.7mm)より作かに小さくされている。なお
、カード読取り装置の読取りヘッドは、カード1の磁気
ストライプ形成領域2の金山にわたる読取り巾を有する
ものとされて、磁気ストライプ形成領域2内のとの位置
に磁気ストライプがあるカードについてもその磁気スト
ライプの記録情報を読取れるように設けられており、ま
たバーコードを読取る光学読取り部は、カード1のバー
コード形成領域4に対応させて設けられている。 ところで、上記カード読取り装置は、カード搬送ローラ
によりカードを搬送しながらその磁気ストライプ記録情
報を読取りヘッドで読取るものであるために、カードの
搬送速度が変動すると読取りエラーを発生するから、磁
気ストライプの記録情報を正確に読取るにはカードを一
定速度で搬送する必要があり、そのために上記カード読
取り装置では、カード搬送ローラを定速で回転駆動して
カードを一定速度で搬送するようにしている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、カード形電子式計算機等のような表示部
やキー入力部を宜するカード形電子機器に磁気ストライ
プを設けた7は子カードは、その表裏両面が平坦面とな
っている(カード形電子機器の表示部の表示窓部はカー
ド本体の表面シートの一部を透明とすることにより形成
されており、またキー入力部もカード本体の表面シート
を押圧してキー接点をONさせる構成となっているため
に、表示部とキー入力部を有するカード本体の表面も平
坦面となっている)にもかかわらず、カード読取り装置
のカード搬送ローラを定速で回転駆動してもカードの搬
送速度が変動することがあり、そのために磁気ストライ
プ記録情報の読取りエラーを発生することがあった。な
お1.この読取りエラーは、プラスチック板からなるカ
ード本体面に磁気ストライプ等を設けただけのカードで
は全く発生していないものであり、上記電子カードの場
合に読取りエラーが発生する原因は今までは不明である
とされていた。 この発明は上記のような実情にかんがみてなされたもの
であって、その[1的とするところは、一面に表示部と
キー入力部を設けたカード本体の他面にその一側縁に沿
わせて磁気ストライプを設けたものでありながら、従来
の電子カードにおいて生じていた搬送速度の変動をなく
して、カード読取り装置に磁気ストライプ記録情報を正
しく読取らせることができる電子カードを提供すること
にある。 〔問題点を解決する手段〕 この発明は、従来不明であるとされていた電子カードの
搬送速度が変動する原因を解明して、この搬送速度の変
動原因をなくしたものであって、第1の発明は、上下一
対のパネルからなるカード本体の」部パネルを、カード
本体内の表示パネルと対応する部分に透明な表示窓を形
成するとともにカード本体内の多数のキー接点とそれぞ
れ対応する部分をキー操作面とした柔軟性シートと、こ
の柔軟性シートをその裏面側から支持しかつ前記柔軟性
シートの表示窓およびキー操作面と対応する部分に表示
用開口およびキー操作用開口を形成した支持板とで構成
し、かつ前記カード本体内の各キー接点を、カード読取
り装置のローラがi′l接する所定111の被搬送領域
を避けて形成して、前記支持板のキー操作用開口の全て
を、前記被搬送領域とラップしない位置に設けたことを
特徴とするものである。また第2の発明は、上記第1の
発明のようにカード本体内の各キー接点をカード読取り
装置のローラが当接する被搬送領域を避けて形成して支
持板のキー操作用開口を前記被搬送領域とラップしない
位置に設ける代わりに、前記支持板のキー操作用開口の
うち、被搬送領域とラップする位置にあるキー操作用開
口を、前記被搬送領域の少なくとも一側部を避けて形成
したことを特徴とするものである。 〔作用〕 まず、従来不明であるとされていた?11子カードの搬
送速度が変動、する原因を解明した結果を説明すると、
この搬送速度の変動原因は電子カードのキー入力部にあ
ることが発はされた。すなわち、電子カードのキー入力
部は、カード本体の表面シートのキー操作面(カード本
体内のキー接点と対応する部分)を押圧してキー接点を
ONさせる構成となっているために、前記表面シートの
キー操作面部分はカード本体内のキー接点形成面がら作
かではあるが離間している。そして、カード読取り装置
のカード搬送ローラは、第8図に示したカード中央付近
の被搬送領域aのみに接する小さい111のものとされ
ているために、電子カード表面のキー操作面が前記被搬
送領域a内にあると、カード搬送ローラにより71S
’:1’カードの被搬送領域aを両面側から挟圧して電
子カードを搬送する過程でカード表面に接するローラが
前記キー操作面の上を通ることになるが、この場合、ロ
ーラの巾がキー操作面の巾より小さいと、キー操作面が
ローラの押圧力により内側に凹入変形してしまうために
、この凹入部分にローラが落ち込んでカードの搬送速度
を変動させることになる。 そこで、上記第1の発明では、カード本体内の各キー接
点をカード読取り装置のローラが当接する所定巾の被搬
送領域を避けて形成して、カード本体の上部パネルの支
持板に形成するキー操作用開口の全てを前記被搬送領域
とラップしない位置に設けたのであり、このようにすれ
ば、電子カードの被搬送領域をカード両面側から挟圧し
てカードを搬送する一対のローラのうちカード表面に接
するローラが柔軟性シートのキー操作面を量大変形させ
て前記キー操作用開口に落ち込むことはないために電子
カードの搬送速度が一定に保たれるから、従来の電子カ
ードにおいて生じていた搬送速度の変動をなくして、カ
ード読取り装置に磁気ストライプ記録情報を正しく読取
らせることができる。 また、上記第2の発明は、カード本体の上部パネルの支
持板のキー操作用開口のうち、カード読取り装置のロー
ラが当接する被搬送領域とラップする位置にあるキー操
作用開口を、前記被搬送領域の少なくとも一側部を避け
て形成することにより、カード表面に接するローラがカ
ード表面の柔軟性シートのキー操作面」二にきたときで
も、このローラの少なくとも一端側は前記キー操作用開
口の外側において柔軟性シートを介して前記支持板で支
持されるようにしたものであり、この第2の発明によっ
ても、カード表面に接するローラが柔軟性シートのキー
操作面を量大変形させてキー操作用開口に落ち込むこと
はないために、上記第1の発明と同様に電子カードの搬
送速度は一定に保たれるから、カード読取り装置に磁気
ストライプ記録情報を正しく読取らせることができる。 〔実施例〕 以下、この発明の実施例を、カード形小型?は子弐計算
機に磁気ストライプとエンボス文字を設けた電子カード
を例にとって図面を参照し説明する。 (第1の発明の実施例) まず、第1の発明の一実施例を第1図〜第4図を参照し
て説明する。この実施例の′、七子カードは第2図に示
すような外観のもので、図中10はカード本体であり、
その表面には表示部11とキー入力部12が設けられ、
裏面にはその下側縁に沿わせて磁気ストライプ13が設
けられるとともに上側縁に沿わせてエンボス文字14が
形成されている。なお、カード本体lOは前述した寸法
(約85.5zzX約54顧)のものであり、また磁気
ストライプ13およびエンボス文字14は前述したJI
SまたはISOの規定に基づいて形成されている。 この電子カードの構造を説明すると、第1図および第3
図において、2oはカード本体1oのコア部材、21は
」二部パネル、22は下部パネルであり、カード本体I
Oは前記コア部材2oの」−下面に上部パネル30と下
部パネル4oを接青して構成されている。 前記コア部材20は、カード本体1oの周側面となる外
周部を残して大面積の計算機モジュール収納開口21を
形成した枠状のもので、その」−縁側のエンボス文字形
成領域には、エンボス文字14を突出し形成するための
厚肉部22がコア部材上下面に突出させて形成されてい
る。なお、このコア部祠20は、エンボス文字14を良
好に突出し形成できる材質(例えは硬質塩化ビニルまた
はアルミニウム等)のものとされている。 前記カード本体IO内には、配線基板50にdk品表示
パネル60とペーパー状電池70を接続した計算機モジ
ュールが収納されている。前記配線基板50は、その上
面に多数の固定キー接点51.51を縦横に配列形成し
たもので、この配線基板50には第3図に示すように、
固定キー接点51.51の形成部分を避けてLSIチッ
プ52が取付けられている。このLSIチップ52は、
配線基板50に設けた開口53内に挿入して配線基板5
0面の配線と接続されており、このLSIチップ52の
取付は部はエポキシレジン等によってモールドされてい
る。そして、前記液晶表示パネル60は、配線基板50
の上縁側に形成した切欠部内に収まるように配線基板5
0と並べて配置されており、この液晶表示パネル60は
ヒートシールコネクタ61によって配線基板50の下面
に接続されている。また、前記ペーパー状電池70は、
配線な板50の側方に配線基板50と並べて配置されて
おり、このペーパー状電池70は、その上下の電極板か
ら導出した端子部71.71を配線基板50の下面に半
田付けして配線基板50に接続されている。この計算機
モジュールは、コア部材20の計算機モジュール収納開
口21内にその周壁面により位置決めされて収納されて
いる。また、前記配線基板50面の各固定キー接点51
.51は、その全てが、電子カードの被搬送領域(カー
ド読取り装置のカード搬送ローラによって挟圧される領
域)aを避けて被搬送領域aよりもカード下側縁側に配
列形成されており、またLSIチップ52は、前記被搬
送領域aを避けて被搬送領域aよりもカード上側縁側に
設けられている。さらに、液晶表示パネル60は、その
液晶充填部つまり表示領域部分が前記被搬送領域aと重
ならないように被搬送領域aからカード上側縁側にずら
して配置されており、この液晶表示パネル60は、前記
ヒートシールコネクタ61が接続された端子配列部だけ
が被搬送領域aにその巾のほぼ半分程度入り込むように
して設けられている。 一方、カード本体10の上部パネル30は、カード本体
10の表面を形成する柔軟性シート30aと、この柔軟
性シート30aの裏面にラミネートされて柔軟性シート
30aをその裏面側から支持する支持板30bとからな
っている。前記柔軟性シート30aは、カード本体10
内の液晶表示パネル60の表示領域と対応する部分に透
明な表示窓31を形成するとともにカード本体10内の
配線基板50面に配列形成した各キー接点51.51と
それぞれ対応する部分をキー(・°p作前面3232と
したもので、この柔軟性シート30aは、ポリエステル
等からなる透明樹脂シートに前記表示窓31部分を除い
て目隠し用の化粧印刷を施すとともに、各キー操作面3
2.32部分にキー表示を印刷して形成されており、ま
た、各キー操作面32.32部分の裏面には、キー操作
面32の抑圧操作により前記固定キー接点51に接触さ
れる可動キー接点33.33がカーボンインク等の印刷
によって形成されている。また、前記支持板30bは、
ステンレス等の金属薄板からなっており、この支持板3
0bには、前記柔軟性シート30aの表示窓31および
各キー操作面32.32と対応する部分に、それぞれ表
示用開口34およびキー操作用開口35.35が形成さ
れている。このキー操作用1η口35.35は、その全
てが第4図に示すように電子カードの被搬送領域aから
外れた位置にあり、また表示用開口34も、その一側縁
部だけが被搬送領域aにその巾のほぼ半分程度入り込ん
でいるだけである。またこの支持板30bには、前記コ
ア部材20に形成したエンボス文字形成用厚肉部22に
嵌合する開口3Gか形成されており、さらに、この支持
11230bの裏面には、前記配線基板50に取付けた
LSIチンブ52の配線基板50上に突出する」一面部
を収容する凹部37と、ペーパー状電池70の上面部を
収容する四部38とがハーフエツチングによって形成さ
れている。 そして、この上部パネル30は、前記支持板30bの各
開口34.35.3Gおよび凸凹部38.39と対応す
る部分にそれぞれ開口を設けた両面接着シート39によ
りコア部材20および配線基板50の上面に接イ′1さ
れており、柔軟性シート30aの各キー操作面32゜3
2下に形成した可動キー接点33.33は、前記支持板
30bおよび両面接着シート39をスペーサとじて配線
基板50面の固定キー接点51.51と#を間対向して
いる。 また、カード本体lOのF部パネル40は、カード本体
lOの裏面を形成するポリエステル樹脂等からなる外装
シート40aと、この外装シート40aの裏面にラミネ
ートされて外装シート40aをその裏面側から支持する
ステンレス薄板等の金属支持板40bとからなっており
、前記外装シート40aの外面には磁気ストライプ13
が設けられている。また、前記支持板40bには、前記
コア部材20に形成したエンボス文字形成用厚肉部22
に嵌合する開口41が形成されており、さらにこの支持
板40bの裏面には、液晶表示パネル60の下面部を収
容する四部42と、前記LSIチップ52の配線基板5
0下に突出する下面部を収容する四部43と、ペーパー
状1は池70の下面部を収容する凹部44とがハーフエ
ツチングによって形成されている。そして、この下部パ
ネル40は、前記支持!il: 40bの開口41およ
び各凹部42゜43、44と対応する部分にそれぞれ開
口を設けた野面接着シート45によりコア部材20およ
び配線基板50の下面に接着されている。 なお、上部パネル30および下部パネル40の柔軟性シ
ート30aおよび外装シート40aは、前記エンボス文
字形成用厚肉部22の上下面密着しており、エンボス文
字形成用厚内部22に設けられるエンボス文字14は、
柔軟性シート30aおよび外装シート40aのにから熱
プレスして形成される。また、カード本体10内の配線
基板50は、前記両面接着シート39.45によって上
部パネル30および下部パネル40に接着固定されてお
り、また液晶表示パネル60は、上部パネル30の柔軟
性シート30aと下部パネル40の支持板に形成した四
部42の底面との間に挟持固定され、ペーパー状電池7
0は、上部パネル30および下部パネル40の支持板3
0b 、 40bに形成した凹部3g、 44の底面間
に挟持固定されている。 しかして、この実施例の電子カードにおいては、カード
本体IO内の配線基板50面に形成する各固定キー接点
51.51を、電子カードをカード読取り装置に挿入し
たときにカード読取り装置のカード搬送ローラ80.8
0が当接する所定巾(ローラ巾)の被搬送領域aを避け
て形成して、カード本体10の上部パネル30の支持板
30bに形成するキー操作用開口35.35の全てを前
記被搬送領域aとラップしない位置に設けているから、
電子カードの被搬送領域aをカード両面側から第1図お
よび第2図に示すように挟圧してカードを搬送するロー
ラ80゜80のうちカード表面に接する上ローラ80が
柔軟性シート30aのキー操作面32.32を凹入変形
させてキー操作用開口35.35に落ち込むことはない
し、また上ローラ80が表示部11を通る際にも、この
上ローラ80はその一端側を柔軟性ンート30aを介し
て支持板30bに支持されるから、上ローラ80が柔軟
性シート30aを凹入変形させて表示用開口35゜35
に落ち込むこともない。なお、カード本体[0の」二部
パネル30および下部パネル40にかかる上下のローラ
80.80の押圧力は配線基板50によって受止められ
る。したがってこの電子カードによれば、その搬送速度
が一定に保たれるから、従来の電子カードにおいて生じ
ていた搬送速度の変動をな(して、カード読携り装置の
読取りヘッド81(第2図参照)に磁気ストライプ13
の記録情報を正しく読取らせることができるし、またカ
ード搬送時に上ローラ80によってキー操作面32.3
2が押されてキーがONしてしまったり、上ローラ8o
の抑圧力で液晶表示パネル00が破壊される心配もない
。なお、この実施例の電子カードでは、そのペーパー状
電池70の収納部が被搬送領域aとラップしているが、
カード搬送ローラ80.80が電池収納位置を通るとき
でも、上部パネル3oおよび下部パネル4゜にかかる押
圧力はペーパー状電池7oで受止められるし、またペー
パー状電池7oは十分な機械的強度をもっているから、
ローラ80.80の押圧力てペーパー状電池70が破壊
されることもない。 なお、上記実施例では、カード形小型電子式計算機に磁
気ストライプ13とエンボス文字■4を設けた電子カー
ドについて説明したが、この発明は、カード形小型電子
式計算機に磁気ストライプ13だけを設けたものや、磁
気ストライプ13とエンボス文字14に加えて、第1図
に鎖線で示すようにバーコード15を設けた電子カード
にも適用することができる。また、上記実施例では、キ
ー入力部11を被搬送領域aからカード下縁側に設けて
いるが、このキー入力部巾は被搬送領域aをまたいでそ
の両側に設けてもよく、その場合は、カード本体内のキ
ー接点を被搬送領域aを避けてその両側に配列して、上
部パネルの支持[30bに第5図に示すようにキー操作
用開口35.35を設ければよい。 (第2の発明の実施例) 次に、第2の発明の詳細な説明する。なお、この第2の
発明は、上記第1の発明のようにカード本体10内の各
キー接点51.51をカード読取り装置のローラ111
0.80が当接する被搬送領域aを避けて形成して上部
パネル30の支持板30bのキー操作用開口35.35
を被搬送領域aとラップしない位置に設ける代わりに、
前記支持板30bのキー操作用開口35.35のうち、
被搬送領域aとラップする位置にあるキー操作用開口3
5を、前記被搬送領域aの少なくとも一側部を避けて形
成したものであるから、ここでは上部パネル30の支持
板30bだけを図示して電子カード全体の構造の説明は
省略する。 第6閃は第2の発明の一実施例を示したしので、この実
施例は、前記支持板30bのキー操作用開口35、35
のうち、被搬送領域aとラップするキー操作用開口35
を前記被搬送領域aのほぼ中央部に形成し、このキー操
作用開口35の11を、前記被搬送領域aの111より
も小さくしたものである。なお、この実施例では、カー
ド本体内に設ける液晶表示パネルの11を小さくして、
支持板301+に設ける表示用開口34を被搬送領域a
とラップしないように形成している。 また、第7図は第2の発明の他の実施例を示したもので
、この実施例は、前記支持板30bのキー操作用開口3
5.35のうち、被搬送領域aとラップするキー操作用
開口35を、その一側を前記被搬送領域aとラップさせ
て形成し、かつこのキー操作用開口35の被搬送領域a
とラップする部分の巾を、被搬送領域aの巾よりも小さ
くしたものである。 なお、この実施例では、計算機の電源電池として太陽電
池を使用し、この太陽電池を、被搬送領域aを避けて支
持板30bに形成した採光用間ロア2に対応させて配置
している。 なお、第6図および第7図において、3Gはコア部材の
エンボス文字形成用厚肉部に嵌合する開口である。 しかして、上記2つの実施例では、いずれも、カード本
体の上部パネルの支持板3Qbに設けるキー操作用開口
35.35のうち、カード読取り装置のローラが当接す
る被搬送領域aとラップする位置にあるキー操作用開口
35を、前記被搬送領域aの少なくとも一側部を避けて
形成しているから、電子カードをカード読取り装置に挿
入したときにカード表面に接するローラがカード表面の
柔軟性シートのキー操作面上にきたときでも、このロー
ラの少なくとも一端側は前記キー操作用開口の外側にお
いて柔軟性シートを介して前記支持11Q30bで支持
されることになる。したがって、この実施例においても
、カード表面に接するローラが柔軟性シートのキー操作
面を四人変形させてキー操作用開口に落ち込むことはな
いために、上記第1の発明と同様にij1子カードの搬
送速度は一定に保たれるから、カード読取り装置に磁気
ストライプ記録情報を正しく読取らせることができる。 (他の実施例) なお、上記実施例では、カード本体に設けるエンボス文
字14を突出し形成するようにしているか、このエンボ
ス文字は、カード本体IOとは別のテープ部材にエンボ
ス文字を形成してこのテープ部材をカード本体■0に接
着することで形成してもよいし、またこのエンボス文字
はなくてもよい。また、カード本体IOのコア部材20
は、上部パネル30の支F、17板30bまたは下部パ
ネル40の支持板40L+に一体に形成してもよい。さ
らに上記実施例では、カード形小型電子式計算機に磁気
ストライプを設けた電子カードについて説明したが、こ
の発明はカード形小型電子式計算機に限らず、例えばf
cカードに磁気ストライプを設けた電子カード等にも適
用できることはもちろんである。 〔発明の効果〕 この発明の電子カードは、上下一対のパネルからなるカ
ード本体の上部パネルを、カード本体内の表示パネルと
対応する部分に透明な表示窓を形成するとともにカード
本体内の多数のキー接点とそれぞれ対応する部分をキー
操作面とした柔軟性シートと、この柔軟性シートをその
裏面側から支持しかつ前記柔軟性シートの表示窓および
キー操作面と対応する部分に表示用開口およびキー操作
用開口を形成した支持板とで構成し、かつカード本体内
の各キー接点を、カード読取り装置のローラが当接する
所定11」の被搬送領域を避けて形成して、前記支持板
のキー操作用開口の全てを、前記波搬送領域とラップし
ない位置に設けるか、あるいは、前記支持板のキー操作
用開口のうち、前記被搬送領域とラップするキー操作用
開口を、被搬送領域の少なくとも一側部を避けて形成し
たことを特徴とするものであるから、一面に表示部とキ
ー入力部を設けたカード本体の他面にその一側縁に沿わ
せて磁気ストライプを設けたものでありながら、従来の
電子カードにおいて生じていた搬送速度の変動をなくし
て、カード読取り装置l¥に磁気ストライプ記録情報を
正しく読取らせることができる。
に収まっており、エンボス文字はカード1の他側縁から
約24課の巾Bの領域3内に収まっている。また第8図
において4はバーコードの形成領域を示しており、この
バーコードは、JISのB 9552またはISOの3
554の規定(いずれも同一の規定)に基づいて、カー
ド1の他側縁から27.9mmの間隔Cをとった位置に
設けられている。このバーコードの巾りは3.4mmと
されている。 したがって、磁気ストライプの形成領域2とバーコード
形成領域4との間には約4.9朋の間隔Eがあり、エン
ボス文字の形成領域3とバーコード形成領域4との間に
は約5.7Hの間隔Fがあるから、前記カード読取り装
置において前述したいずれのカードも磁気ストライプや
エンボス文字およびバーコード部を避けて搬送できるよ
うにするためには、カード搬送ローラで前記間隔Eまた
はFのいずれかの部分を挟圧してカードを搬送すればよ
い。そこで一般には、前記間隔E、Fのうち[11が広
くかつカード1の中央部に近い方つまりエンボス文字形
成領域3とバーコード形成領域4との間の部il)をカ
ード1の被搬送領域aとし、カード読取り装置のカード
搬送ローラを前記被搬送領域aに対応させて設けている
。このカード搬送ローラの巾(軸方向長さ)は、前記エ
ンボス文字形成領域3とバーコード形成領域4との間隔
F(約5.7mm)より作かに小さくされている。なお
、カード読取り装置の読取りヘッドは、カード1の磁気
ストライプ形成領域2の金山にわたる読取り巾を有する
ものとされて、磁気ストライプ形成領域2内のとの位置
に磁気ストライプがあるカードについてもその磁気スト
ライプの記録情報を読取れるように設けられており、ま
たバーコードを読取る光学読取り部は、カード1のバー
コード形成領域4に対応させて設けられている。 ところで、上記カード読取り装置は、カード搬送ローラ
によりカードを搬送しながらその磁気ストライプ記録情
報を読取りヘッドで読取るものであるために、カードの
搬送速度が変動すると読取りエラーを発生するから、磁
気ストライプの記録情報を正確に読取るにはカードを一
定速度で搬送する必要があり、そのために上記カード読
取り装置では、カード搬送ローラを定速で回転駆動して
カードを一定速度で搬送するようにしている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、カード形電子式計算機等のような表示部
やキー入力部を宜するカード形電子機器に磁気ストライ
プを設けた7は子カードは、その表裏両面が平坦面とな
っている(カード形電子機器の表示部の表示窓部はカー
ド本体の表面シートの一部を透明とすることにより形成
されており、またキー入力部もカード本体の表面シート
を押圧してキー接点をONさせる構成となっているため
に、表示部とキー入力部を有するカード本体の表面も平
坦面となっている)にもかかわらず、カード読取り装置
のカード搬送ローラを定速で回転駆動してもカードの搬
送速度が変動することがあり、そのために磁気ストライ
プ記録情報の読取りエラーを発生することがあった。な
お1.この読取りエラーは、プラスチック板からなるカ
ード本体面に磁気ストライプ等を設けただけのカードで
は全く発生していないものであり、上記電子カードの場
合に読取りエラーが発生する原因は今までは不明である
とされていた。 この発明は上記のような実情にかんがみてなされたもの
であって、その[1的とするところは、一面に表示部と
キー入力部を設けたカード本体の他面にその一側縁に沿
わせて磁気ストライプを設けたものでありながら、従来
の電子カードにおいて生じていた搬送速度の変動をなく
して、カード読取り装置に磁気ストライプ記録情報を正
しく読取らせることができる電子カードを提供すること
にある。 〔問題点を解決する手段〕 この発明は、従来不明であるとされていた電子カードの
搬送速度が変動する原因を解明して、この搬送速度の変
動原因をなくしたものであって、第1の発明は、上下一
対のパネルからなるカード本体の」部パネルを、カード
本体内の表示パネルと対応する部分に透明な表示窓を形
成するとともにカード本体内の多数のキー接点とそれぞ
れ対応する部分をキー操作面とした柔軟性シートと、こ
の柔軟性シートをその裏面側から支持しかつ前記柔軟性
シートの表示窓およびキー操作面と対応する部分に表示
用開口およびキー操作用開口を形成した支持板とで構成
し、かつ前記カード本体内の各キー接点を、カード読取
り装置のローラがi′l接する所定111の被搬送領域
を避けて形成して、前記支持板のキー操作用開口の全て
を、前記被搬送領域とラップしない位置に設けたことを
特徴とするものである。また第2の発明は、上記第1の
発明のようにカード本体内の各キー接点をカード読取り
装置のローラが当接する被搬送領域を避けて形成して支
持板のキー操作用開口を前記被搬送領域とラップしない
位置に設ける代わりに、前記支持板のキー操作用開口の
うち、被搬送領域とラップする位置にあるキー操作用開
口を、前記被搬送領域の少なくとも一側部を避けて形成
したことを特徴とするものである。 〔作用〕 まず、従来不明であるとされていた?11子カードの搬
送速度が変動、する原因を解明した結果を説明すると、
この搬送速度の変動原因は電子カードのキー入力部にあ
ることが発はされた。すなわち、電子カードのキー入力
部は、カード本体の表面シートのキー操作面(カード本
体内のキー接点と対応する部分)を押圧してキー接点を
ONさせる構成となっているために、前記表面シートの
キー操作面部分はカード本体内のキー接点形成面がら作
かではあるが離間している。そして、カード読取り装置
のカード搬送ローラは、第8図に示したカード中央付近
の被搬送領域aのみに接する小さい111のものとされ
ているために、電子カード表面のキー操作面が前記被搬
送領域a内にあると、カード搬送ローラにより71S
’:1’カードの被搬送領域aを両面側から挟圧して電
子カードを搬送する過程でカード表面に接するローラが
前記キー操作面の上を通ることになるが、この場合、ロ
ーラの巾がキー操作面の巾より小さいと、キー操作面が
ローラの押圧力により内側に凹入変形してしまうために
、この凹入部分にローラが落ち込んでカードの搬送速度
を変動させることになる。 そこで、上記第1の発明では、カード本体内の各キー接
点をカード読取り装置のローラが当接する所定巾の被搬
送領域を避けて形成して、カード本体の上部パネルの支
持板に形成するキー操作用開口の全てを前記被搬送領域
とラップしない位置に設けたのであり、このようにすれ
ば、電子カードの被搬送領域をカード両面側から挟圧し
てカードを搬送する一対のローラのうちカード表面に接
するローラが柔軟性シートのキー操作面を量大変形させ
て前記キー操作用開口に落ち込むことはないために電子
カードの搬送速度が一定に保たれるから、従来の電子カ
ードにおいて生じていた搬送速度の変動をなくして、カ
ード読取り装置に磁気ストライプ記録情報を正しく読取
らせることができる。 また、上記第2の発明は、カード本体の上部パネルの支
持板のキー操作用開口のうち、カード読取り装置のロー
ラが当接する被搬送領域とラップする位置にあるキー操
作用開口を、前記被搬送領域の少なくとも一側部を避け
て形成することにより、カード表面に接するローラがカ
ード表面の柔軟性シートのキー操作面」二にきたときで
も、このローラの少なくとも一端側は前記キー操作用開
口の外側において柔軟性シートを介して前記支持板で支
持されるようにしたものであり、この第2の発明によっ
ても、カード表面に接するローラが柔軟性シートのキー
操作面を量大変形させてキー操作用開口に落ち込むこと
はないために、上記第1の発明と同様に電子カードの搬
送速度は一定に保たれるから、カード読取り装置に磁気
ストライプ記録情報を正しく読取らせることができる。 〔実施例〕 以下、この発明の実施例を、カード形小型?は子弐計算
機に磁気ストライプとエンボス文字を設けた電子カード
を例にとって図面を参照し説明する。 (第1の発明の実施例) まず、第1の発明の一実施例を第1図〜第4図を参照し
て説明する。この実施例の′、七子カードは第2図に示
すような外観のもので、図中10はカード本体であり、
その表面には表示部11とキー入力部12が設けられ、
裏面にはその下側縁に沿わせて磁気ストライプ13が設
けられるとともに上側縁に沿わせてエンボス文字14が
形成されている。なお、カード本体lOは前述した寸法
(約85.5zzX約54顧)のものであり、また磁気
ストライプ13およびエンボス文字14は前述したJI
SまたはISOの規定に基づいて形成されている。 この電子カードの構造を説明すると、第1図および第3
図において、2oはカード本体1oのコア部材、21は
」二部パネル、22は下部パネルであり、カード本体I
Oは前記コア部材2oの」−下面に上部パネル30と下
部パネル4oを接青して構成されている。 前記コア部材20は、カード本体1oの周側面となる外
周部を残して大面積の計算機モジュール収納開口21を
形成した枠状のもので、その」−縁側のエンボス文字形
成領域には、エンボス文字14を突出し形成するための
厚肉部22がコア部材上下面に突出させて形成されてい
る。なお、このコア部祠20は、エンボス文字14を良
好に突出し形成できる材質(例えは硬質塩化ビニルまた
はアルミニウム等)のものとされている。 前記カード本体IO内には、配線基板50にdk品表示
パネル60とペーパー状電池70を接続した計算機モジ
ュールが収納されている。前記配線基板50は、その上
面に多数の固定キー接点51.51を縦横に配列形成し
たもので、この配線基板50には第3図に示すように、
固定キー接点51.51の形成部分を避けてLSIチッ
プ52が取付けられている。このLSIチップ52は、
配線基板50に設けた開口53内に挿入して配線基板5
0面の配線と接続されており、このLSIチップ52の
取付は部はエポキシレジン等によってモールドされてい
る。そして、前記液晶表示パネル60は、配線基板50
の上縁側に形成した切欠部内に収まるように配線基板5
0と並べて配置されており、この液晶表示パネル60は
ヒートシールコネクタ61によって配線基板50の下面
に接続されている。また、前記ペーパー状電池70は、
配線な板50の側方に配線基板50と並べて配置されて
おり、このペーパー状電池70は、その上下の電極板か
ら導出した端子部71.71を配線基板50の下面に半
田付けして配線基板50に接続されている。この計算機
モジュールは、コア部材20の計算機モジュール収納開
口21内にその周壁面により位置決めされて収納されて
いる。また、前記配線基板50面の各固定キー接点51
.51は、その全てが、電子カードの被搬送領域(カー
ド読取り装置のカード搬送ローラによって挟圧される領
域)aを避けて被搬送領域aよりもカード下側縁側に配
列形成されており、またLSIチップ52は、前記被搬
送領域aを避けて被搬送領域aよりもカード上側縁側に
設けられている。さらに、液晶表示パネル60は、その
液晶充填部つまり表示領域部分が前記被搬送領域aと重
ならないように被搬送領域aからカード上側縁側にずら
して配置されており、この液晶表示パネル60は、前記
ヒートシールコネクタ61が接続された端子配列部だけ
が被搬送領域aにその巾のほぼ半分程度入り込むように
して設けられている。 一方、カード本体10の上部パネル30は、カード本体
10の表面を形成する柔軟性シート30aと、この柔軟
性シート30aの裏面にラミネートされて柔軟性シート
30aをその裏面側から支持する支持板30bとからな
っている。前記柔軟性シート30aは、カード本体10
内の液晶表示パネル60の表示領域と対応する部分に透
明な表示窓31を形成するとともにカード本体10内の
配線基板50面に配列形成した各キー接点51.51と
それぞれ対応する部分をキー(・°p作前面3232と
したもので、この柔軟性シート30aは、ポリエステル
等からなる透明樹脂シートに前記表示窓31部分を除い
て目隠し用の化粧印刷を施すとともに、各キー操作面3
2.32部分にキー表示を印刷して形成されており、ま
た、各キー操作面32.32部分の裏面には、キー操作
面32の抑圧操作により前記固定キー接点51に接触さ
れる可動キー接点33.33がカーボンインク等の印刷
によって形成されている。また、前記支持板30bは、
ステンレス等の金属薄板からなっており、この支持板3
0bには、前記柔軟性シート30aの表示窓31および
各キー操作面32.32と対応する部分に、それぞれ表
示用開口34およびキー操作用開口35.35が形成さ
れている。このキー操作用1η口35.35は、その全
てが第4図に示すように電子カードの被搬送領域aから
外れた位置にあり、また表示用開口34も、その一側縁
部だけが被搬送領域aにその巾のほぼ半分程度入り込ん
でいるだけである。またこの支持板30bには、前記コ
ア部材20に形成したエンボス文字形成用厚肉部22に
嵌合する開口3Gか形成されており、さらに、この支持
11230bの裏面には、前記配線基板50に取付けた
LSIチンブ52の配線基板50上に突出する」一面部
を収容する凹部37と、ペーパー状電池70の上面部を
収容する四部38とがハーフエツチングによって形成さ
れている。 そして、この上部パネル30は、前記支持板30bの各
開口34.35.3Gおよび凸凹部38.39と対応す
る部分にそれぞれ開口を設けた両面接着シート39によ
りコア部材20および配線基板50の上面に接イ′1さ
れており、柔軟性シート30aの各キー操作面32゜3
2下に形成した可動キー接点33.33は、前記支持板
30bおよび両面接着シート39をスペーサとじて配線
基板50面の固定キー接点51.51と#を間対向して
いる。 また、カード本体lOのF部パネル40は、カード本体
lOの裏面を形成するポリエステル樹脂等からなる外装
シート40aと、この外装シート40aの裏面にラミネ
ートされて外装シート40aをその裏面側から支持する
ステンレス薄板等の金属支持板40bとからなっており
、前記外装シート40aの外面には磁気ストライプ13
が設けられている。また、前記支持板40bには、前記
コア部材20に形成したエンボス文字形成用厚肉部22
に嵌合する開口41が形成されており、さらにこの支持
板40bの裏面には、液晶表示パネル60の下面部を収
容する四部42と、前記LSIチップ52の配線基板5
0下に突出する下面部を収容する四部43と、ペーパー
状1は池70の下面部を収容する凹部44とがハーフエ
ツチングによって形成されている。そして、この下部パ
ネル40は、前記支持!il: 40bの開口41およ
び各凹部42゜43、44と対応する部分にそれぞれ開
口を設けた野面接着シート45によりコア部材20およ
び配線基板50の下面に接着されている。 なお、上部パネル30および下部パネル40の柔軟性シ
ート30aおよび外装シート40aは、前記エンボス文
字形成用厚肉部22の上下面密着しており、エンボス文
字形成用厚内部22に設けられるエンボス文字14は、
柔軟性シート30aおよび外装シート40aのにから熱
プレスして形成される。また、カード本体10内の配線
基板50は、前記両面接着シート39.45によって上
部パネル30および下部パネル40に接着固定されてお
り、また液晶表示パネル60は、上部パネル30の柔軟
性シート30aと下部パネル40の支持板に形成した四
部42の底面との間に挟持固定され、ペーパー状電池7
0は、上部パネル30および下部パネル40の支持板3
0b 、 40bに形成した凹部3g、 44の底面間
に挟持固定されている。 しかして、この実施例の電子カードにおいては、カード
本体IO内の配線基板50面に形成する各固定キー接点
51.51を、電子カードをカード読取り装置に挿入し
たときにカード読取り装置のカード搬送ローラ80.8
0が当接する所定巾(ローラ巾)の被搬送領域aを避け
て形成して、カード本体10の上部パネル30の支持板
30bに形成するキー操作用開口35.35の全てを前
記被搬送領域aとラップしない位置に設けているから、
電子カードの被搬送領域aをカード両面側から第1図お
よび第2図に示すように挟圧してカードを搬送するロー
ラ80゜80のうちカード表面に接する上ローラ80が
柔軟性シート30aのキー操作面32.32を凹入変形
させてキー操作用開口35.35に落ち込むことはない
し、また上ローラ80が表示部11を通る際にも、この
上ローラ80はその一端側を柔軟性ンート30aを介し
て支持板30bに支持されるから、上ローラ80が柔軟
性シート30aを凹入変形させて表示用開口35゜35
に落ち込むこともない。なお、カード本体[0の」二部
パネル30および下部パネル40にかかる上下のローラ
80.80の押圧力は配線基板50によって受止められ
る。したがってこの電子カードによれば、その搬送速度
が一定に保たれるから、従来の電子カードにおいて生じ
ていた搬送速度の変動をな(して、カード読携り装置の
読取りヘッド81(第2図参照)に磁気ストライプ13
の記録情報を正しく読取らせることができるし、またカ
ード搬送時に上ローラ80によってキー操作面32.3
2が押されてキーがONしてしまったり、上ローラ8o
の抑圧力で液晶表示パネル00が破壊される心配もない
。なお、この実施例の電子カードでは、そのペーパー状
電池70の収納部が被搬送領域aとラップしているが、
カード搬送ローラ80.80が電池収納位置を通るとき
でも、上部パネル3oおよび下部パネル4゜にかかる押
圧力はペーパー状電池7oで受止められるし、またペー
パー状電池7oは十分な機械的強度をもっているから、
ローラ80.80の押圧力てペーパー状電池70が破壊
されることもない。 なお、上記実施例では、カード形小型電子式計算機に磁
気ストライプ13とエンボス文字■4を設けた電子カー
ドについて説明したが、この発明は、カード形小型電子
式計算機に磁気ストライプ13だけを設けたものや、磁
気ストライプ13とエンボス文字14に加えて、第1図
に鎖線で示すようにバーコード15を設けた電子カード
にも適用することができる。また、上記実施例では、キ
ー入力部11を被搬送領域aからカード下縁側に設けて
いるが、このキー入力部巾は被搬送領域aをまたいでそ
の両側に設けてもよく、その場合は、カード本体内のキ
ー接点を被搬送領域aを避けてその両側に配列して、上
部パネルの支持[30bに第5図に示すようにキー操作
用開口35.35を設ければよい。 (第2の発明の実施例) 次に、第2の発明の詳細な説明する。なお、この第2の
発明は、上記第1の発明のようにカード本体10内の各
キー接点51.51をカード読取り装置のローラ111
0.80が当接する被搬送領域aを避けて形成して上部
パネル30の支持板30bのキー操作用開口35.35
を被搬送領域aとラップしない位置に設ける代わりに、
前記支持板30bのキー操作用開口35.35のうち、
被搬送領域aとラップする位置にあるキー操作用開口3
5を、前記被搬送領域aの少なくとも一側部を避けて形
成したものであるから、ここでは上部パネル30の支持
板30bだけを図示して電子カード全体の構造の説明は
省略する。 第6閃は第2の発明の一実施例を示したしので、この実
施例は、前記支持板30bのキー操作用開口35、35
のうち、被搬送領域aとラップするキー操作用開口35
を前記被搬送領域aのほぼ中央部に形成し、このキー操
作用開口35の11を、前記被搬送領域aの111より
も小さくしたものである。なお、この実施例では、カー
ド本体内に設ける液晶表示パネルの11を小さくして、
支持板301+に設ける表示用開口34を被搬送領域a
とラップしないように形成している。 また、第7図は第2の発明の他の実施例を示したもので
、この実施例は、前記支持板30bのキー操作用開口3
5.35のうち、被搬送領域aとラップするキー操作用
開口35を、その一側を前記被搬送領域aとラップさせ
て形成し、かつこのキー操作用開口35の被搬送領域a
とラップする部分の巾を、被搬送領域aの巾よりも小さ
くしたものである。 なお、この実施例では、計算機の電源電池として太陽電
池を使用し、この太陽電池を、被搬送領域aを避けて支
持板30bに形成した採光用間ロア2に対応させて配置
している。 なお、第6図および第7図において、3Gはコア部材の
エンボス文字形成用厚肉部に嵌合する開口である。 しかして、上記2つの実施例では、いずれも、カード本
体の上部パネルの支持板3Qbに設けるキー操作用開口
35.35のうち、カード読取り装置のローラが当接す
る被搬送領域aとラップする位置にあるキー操作用開口
35を、前記被搬送領域aの少なくとも一側部を避けて
形成しているから、電子カードをカード読取り装置に挿
入したときにカード表面に接するローラがカード表面の
柔軟性シートのキー操作面上にきたときでも、このロー
ラの少なくとも一端側は前記キー操作用開口の外側にお
いて柔軟性シートを介して前記支持11Q30bで支持
されることになる。したがって、この実施例においても
、カード表面に接するローラが柔軟性シートのキー操作
面を四人変形させてキー操作用開口に落ち込むことはな
いために、上記第1の発明と同様にij1子カードの搬
送速度は一定に保たれるから、カード読取り装置に磁気
ストライプ記録情報を正しく読取らせることができる。 (他の実施例) なお、上記実施例では、カード本体に設けるエンボス文
字14を突出し形成するようにしているか、このエンボ
ス文字は、カード本体IOとは別のテープ部材にエンボ
ス文字を形成してこのテープ部材をカード本体■0に接
着することで形成してもよいし、またこのエンボス文字
はなくてもよい。また、カード本体IOのコア部材20
は、上部パネル30の支F、17板30bまたは下部パ
ネル40の支持板40L+に一体に形成してもよい。さ
らに上記実施例では、カード形小型電子式計算機に磁気
ストライプを設けた電子カードについて説明したが、こ
の発明はカード形小型電子式計算機に限らず、例えばf
cカードに磁気ストライプを設けた電子カード等にも適
用できることはもちろんである。 〔発明の効果〕 この発明の電子カードは、上下一対のパネルからなるカ
ード本体の上部パネルを、カード本体内の表示パネルと
対応する部分に透明な表示窓を形成するとともにカード
本体内の多数のキー接点とそれぞれ対応する部分をキー
操作面とした柔軟性シートと、この柔軟性シートをその
裏面側から支持しかつ前記柔軟性シートの表示窓および
キー操作面と対応する部分に表示用開口およびキー操作
用開口を形成した支持板とで構成し、かつカード本体内
の各キー接点を、カード読取り装置のローラが当接する
所定11」の被搬送領域を避けて形成して、前記支持板
のキー操作用開口の全てを、前記波搬送領域とラップし
ない位置に設けるか、あるいは、前記支持板のキー操作
用開口のうち、前記被搬送領域とラップするキー操作用
開口を、被搬送領域の少なくとも一側部を避けて形成し
たことを特徴とするものであるから、一面に表示部とキ
ー入力部を設けたカード本体の他面にその一側縁に沿わ
せて磁気ストライプを設けたものでありながら、従来の
電子カードにおいて生じていた搬送速度の変動をなくし
て、カード読取り装置l¥に磁気ストライプ記録情報を
正しく読取らせることができる。
第1図〜第4図は第1の発明の一実施例を示したもので
、第1図は第2図のI−1線に沿う拡大断面図、第2図
および第3図は電子カードの外観図および分解図、第4
図は上部パネルの支持板の平面図である。第5図は第1
の発明の他の実施例を示す上部パネルの支持板の平面図
である。第6図および第7図はそれぞれ第2の発明の実
施例を示す上部パネルの支持板の平面図である。第8図
はカードの被搬送領域を示す1L而図である。 10・・・カード本体、11・・・表示部、12・・・
キー入力部、13・・・磁気ストライプ、14・・・エ
ンボス文字、a・・・被搬送領域、30・・・、F部パ
ネル、30a・・・柔軟性シート、31・・・表示窓、
32・・・キー操作面、30b・・・支持板、33・・
・表示用開口、34・・・キー操作用開口、40・・・
下部パネル、50・・・配線基板、51・・・固定キー
接点、60・・・液晶表示パネル、80・・・カード搬
送ローラ。
、第1図は第2図のI−1線に沿う拡大断面図、第2図
および第3図は電子カードの外観図および分解図、第4
図は上部パネルの支持板の平面図である。第5図は第1
の発明の他の実施例を示す上部パネルの支持板の平面図
である。第6図および第7図はそれぞれ第2の発明の実
施例を示す上部パネルの支持板の平面図である。第8図
はカードの被搬送領域を示す1L而図である。 10・・・カード本体、11・・・表示部、12・・・
キー入力部、13・・・磁気ストライプ、14・・・エ
ンボス文字、a・・・被搬送領域、30・・・、F部パ
ネル、30a・・・柔軟性シート、31・・・表示窓、
32・・・キー操作面、30b・・・支持板、33・・
・表示用開口、34・・・キー操作用開口、40・・・
下部パネル、50・・・配線基板、51・・・固定キー
接点、60・・・液晶表示パネル、80・・・カード搬
送ローラ。
Claims (4)
- (1)一面に表示部とキー入力部を設けたカード本体
の他面にその一側縁に沿わせて磁気ストライプを設けて
なり、カード読取り装置への挿入により前記カード本体
の中央部付近を両面側から挟圧する一対のローラで搬送
されて前記磁気ストライプの記録情報を読取られる電子
カードにおいて、上下一対のパネルからなるカード本体
の上部パネルを、前記カード本体内の表示パネルと対応
する部分に透明な表示窓を形成するとともに前記カード
本体内の多数のキー接点とそれぞれ対応する部分をキー
操作面とした柔軟性シートと、この柔軟性シートをその
裏面側から支持しかつ前記柔軟性シートの表示窓および
キー操作面と対応する部分に表示用開口およびキー操作
用開口を形成した支持板とで構成し、かつ前記カード本
体内の各キー接点を、前記カード読取り装置のローラが
当接する所定巾の被搬送領域を避けて形成して、前記支
持板のキー操作用開口の全てを、前記被搬送領域とラッ
プしない位置に設けたことを特徴とする電子カード。 - (2)一面に表示部とキー入力部を設けたカード本体
の他面にその一側縁に沿わせて磁気ストライプを設けて
なり、カード読取り装置への挿入により前記カード本体
の中央部付近を両面側から挟圧する一対のローラで搬送
されて前記磁気ストライプの記録情報を読取られる電子
カードにおいて上下一対のパネルからなるカード本体の
上部パネルを、前記カード本体内の表示パネルと対応す
る部分に透明な表示窓を形成するとともに前記カード本
体内の多数のキー接点とそれぞれ対応する部分をキー操
作面とした柔軟性シートと、この柔軟性シートをその裏
面側から支持しかつ前記柔軟性シートの表示窓およびキ
ー操作面と対応する部分に表示用開口およびキー操作用
開口を形成した支持板とで構成し、かつ前記支持板のキ
ー操作用開口のうち、前記カード読取り装置のローラが
当接する所定巾の被搬送領域とラップするキー操作用開
口を、前記被搬送領域の少なくとも一側部を避けて形成
したことを特徴とする電子カード。 - (3)被搬送領域とラップするキー操作用開口は、前
記被搬送領域のほぼ中央部に形成されており、かつこの
キー操作用開口の巾は前記被搬送領域の巾よりも小さい
ことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の電子カー
ド。 - (4)被搬送領域とラップするキー操作用開口は、そ
の一側を前記被搬送領域とラップさせて形成されており
、かつこのキー操作用開口の前記被搬送領域とラップす
る部分の巾は前記被搬送領域の巾よりも小さいことを特
徴とする特許請求の範囲第2項記載の電子カード。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61235745A JPS6389394A (ja) | 1986-10-03 | 1986-10-03 | 電子カ−ド |
KR1019870010224A KR910007038B1 (ko) | 1986-10-03 | 1987-09-15 | 전자카드 |
US07/102,575 US4876441A (en) | 1984-03-27 | 1987-09-29 | Card-like electronic apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61235745A JPS6389394A (ja) | 1986-10-03 | 1986-10-03 | 電子カ−ド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6389394A true JPS6389394A (ja) | 1988-04-20 |
Family
ID=16990595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61235745A Pending JPS6389394A (ja) | 1984-03-27 | 1986-10-03 | 電子カ−ド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6389394A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011181041A (ja) * | 2010-03-04 | 2011-09-15 | Dainippon Printing Co Ltd | 表示部付カード |
-
1986
- 1986-10-03 JP JP61235745A patent/JPS6389394A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011181041A (ja) * | 2010-03-04 | 2011-09-15 | Dainippon Printing Co Ltd | 表示部付カード |
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