JPS6389333A - Pc部材に樹脂発泡体を打込む方法 - Google Patents

Pc部材に樹脂発泡体を打込む方法

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JPS6389333A
JPS6389333A JP61233966A JP23396686A JPS6389333A JP S6389333 A JPS6389333 A JP S6389333A JP 61233966 A JP61233966 A JP 61233966A JP 23396686 A JP23396686 A JP 23396686A JP S6389333 A JPS6389333 A JP S6389333A
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JP
Japan
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concrete
resin
foam
resin foam
formwork
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JP61233966A
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English (en)
Inventor
Takeisa Iketani
池谷 建勇
Kuninori Hayashibara
林原 邦典
Kazuma Misaka
一磨 三阪
Masanori Matsushita
正憲 松下
Hiroshi Hyodo
兵頭 洋
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Fudo Tetra Corp
Original Assignee
Fudo Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)発明の目的 〈産業上の利用分野〉 本発明は、建築構造物の壁板または床板に使用される複
合材の製造方法、さらに詳しくは断熱。
防湿または防音、防振あるいは軽量壁板または床板の製
造過程においてPC部材に樹脂発泡体を打込む方法に関
する。
〈従来の技術〉 建築構造物の内部および外部に成形済の樹脂発泡体を取
付ける工法は従来から行われている。これは建築現場に
おいで施工する場合、第5図(a)。
(b)に示すように構造躯体8−3の表面に既製の樹脂
発泡板5−1を接着材14や接続金具等を用いて止める
方法が採られたり、第6図(a) 、 (b)にみられ
るように型枠16に支持された樹脂発泡板5−1を躯体
コンクリートと同時に打込む方法が実施されている。ま
た、第7図(a) 、 (b)に示すように工場でプレ
キャストコンクリート部材を製造するとき、事前に既製
の樹脂発泡体を敷設し、コンクリートの打設により、そ
れらを一体化する方法も、よく知られている。上述のよ
うに成形済の樹脂発泡体を現場で取付けたり、コンクリ
ートと一諸に打込むという従来の工法では、 111  既製の樹脂発泡板5−1は規格成形品である
ため、施工の際に、切断・成形加工等に多大の工数を必
要とする。
(2)成形品は脆弱なため、作業中、型枠とか支保抗に
当って表面に傷が付き易く、取扱いに難点がある。
さらに、接着材14や接続金具等で躯体に止める方法で
は、 (3)取付けるための目地15合わせや、仕上げのため
の目地15処理など、作業工数が増す。
(4)成形品と躯体コンクリート8−1面との間に接着
剤14が回らないと空隙ができ結露が生じ易い。
等々、施工上の問題点があった。
〈発明が解決しようとする問題点〉 そこで本発明方法は、工場においてコンクリート複合材
による壁板または床板を製造する過程において、あらか
じめ発泡剤を吸収または吸着させた発泡性樹脂を散布、
積層して、これを加熱し、溶融3発泡させてコンクリー
トの打設と同様、周辺の型枠、開口枠等により形成する
複雑な形状に対応した樹脂発泡体層を成形させると共に
、前記発泡体層とコンクリート部分との間が樹脂発泡体
の融着またはコンクリートの打設により一体となるよう
施工する。このようにして上述、従来技術が内包する諸
問題を解決する手段を提供することを目的とするもので
ある。
(Il+)発明の構成 〈問題点を解決するための手段〉 本発明は、上記目的を達成するため、次に述べるような
構成要件を具備している。
+11  プレキャスト複合材の製造過程において、ビ
ーズ、ペレットまたはシート状の熱可塑性樹脂に発泡剤
を吸収または吸着させた材料を、均一厚さに散布、充填
、配置した後、これを加熱して溶融1発泡させて前記材
料を板状樹脂発泡体に成形すると共に、これを打設され
たコンクリート板と一体的に積層させることを特徴とす
るPC部材に樹脂発泡体を打込む方法。
(2)  プレキャスト複合材により断熱、防湿または
防音、防振あるいは軽量壁板、床板を製造する過程にお
いて、型枠に熱可塑性樹脂に発泡剤を吸収または吸着さ
せた材料を均一厚さに散布。
配置し、これを加熱して溶融1発泡させて板状樹脂発泡
体を形成した後、その上から配筋およびコンクリート材
の打設を行うことより成る上記第(11項記載のPC部
材に樹脂発泡体を打込む方法。
(3)  プレキャスト複合材により断熱、防湿または
防音、防振あるいは軽量壁板5床板を製造する過程にお
いて、プレキャストコンクリートの打設後、その表面に
熱可塑性樹脂に発泡剤を吸収または吸着させた材料を散
布し、これを加熱して溶融2発泡させ型板に沿った樹脂
発泡体を−体成形することより成る上記第(1)項記載
のPC部材に樹脂発泡体を打込む方法。
(4)  プレキャスト複合材により断熱、防湿または
防音、防振あるいは軽量壁板、床板を製造する過程にお
いて、プレキャストコンクリートの打設後、その表面に
熱可塑性樹脂に発泡剤を吸収または吸着させた材料を均
一厚さに散布、充填し、これを加熱して溶融2発泡させ
板状樹脂発泡体を形成すると共に、その上から配筋およ
びコンクリートまたはモルタル材の打設を行うことより
成る上記第fl)項記載のPC部材に樹脂発泡体を打込
む方法。
〈作用〉 樹脂発泡体の原材料は、熱可塑性樹脂であればよく、加
熱によってガス化する物質(発泡剤)を吸収または吸着
させた前記樹脂(発泡性樹脂)のベレット。ピースまた
はシートを用意しておいて、これを工場等のコンクリー
ト?3[合材の壁板または床板を製造する場所に搬入し
、型枠内またはプレキャストコンクリート表面に散布。
充填して、これを加熱2発泡させ、複雑な周辺型枠や開
口部等に対応した一体的な形状の樹脂発泡体層を形成す
ると共にコンクリート表面に接着またコンクリート打設
によって発泡層に接合させる。
上記発泡体原材料としてはポリスチレン、ポリエチレン
、その地熱可塑性の樹脂であれば通用可能で、運搬、使
用時には一般にペレット状。
ビーズ状またはシート状に加工してあり、運搬。
移送を極めて容易かつ効果的に行うことができる。
発泡剤としては、加熱によってガス化する化合物(たと
えば重炭酸ナトリウムやアゾジカルボアミドなど)のほ
か、ヘキサン、ヘプタンなどの炭化水素や、N、、 C
O,、フレオンなどのガスが使用される。
上掲の材料は、以下に述べる各実施例の中においても共
通して利用することができる。
なお、下記実施例の加熱手段は、PC部材型枠に常設さ
れた熱源を利用することができるが、発泡性樹脂を溶融
9発泡する目的が達成できればよいのであるから移動式
または可搬式の加熱手段を使用しても同効の結果が得ら
れることは勿論である。
ビーズ、ペレット状の発泡性樹脂の加熱9発泡の際、樹
脂材の膨張空間を解放して置くと、単位発泡体素材表面
相互間の接着性が充分に発揮されず、一体的発泡体を形
成しない場合もあるので成形加工の確実性、安全性を確
保するために、樹脂材を散布、充填するときに接着剤。
たとえば酢酸ビニール系または合成ゴム系の接着剤を薄
くまぶすか混入させて発泡成形後の単位素材間を接着し
、一体成形するか、前記接着剤を発泡成形後の板状樹脂
発泡体の表面にスプレーして、その成形表面を接着剤に
より押さえ、単位の樹脂発泡体が、個々に本体から分離
しないように手当をする必要がある。ただし、樹脂材の
膨張空間を押え型板などを用いて密封し、同空間容積と
散布、充填した樹脂発泡体の容量とがマツチしていると
きは、加熱、膨張によって成形された板状樹脂発泡体は
一体に構成されるので、一般に接着剤を施すことを要し
ないことになる。
〈実施例〉 (その1) 第1図は、本発明方法の一実施例を示すもので、その(
a)〜(d)は工程の順序、(e)は同方法によって製
造されたPCコンクリート複合パネルの一例の斜視図で
ある。
第1図(a)工程中、1はベッド面型枠で、−般に薄鋼
板により形成され、その下面には(b)工程に示すよう
に複数本の蒸気パイプ2が配設されていて、型枠1を下
面から加熱し、PCコンクリートを養生するようになっ
ている。3は外周型枠で、ベッド面型枠lの表面に載置
し、その内側はPCコンクリート複合パネルの外形を、
その丈は複合材の厚さを規制し、必要に応じ(e)工程
に示すような複合パネル外形を付与する。4は、スリー
ブ用型枠で型枠1上に配置し成形された複合材の内側に
、スリーブを付与する、スリーブ用型枠4はコンクリー
ト打設によって浮上らぬよう、また移動しないようにベ
ッド面型枠−1に固定するか錘を載せる必要がある。5
は発泡性樹脂で、本実施例ではビーズ状であり、これを
外周型枠3の内側でベッド面型枠1上に散布、充填して
均一の所定厚さの層を形成する。このとき、ビーズ状発
泡性樹脂には同樹脂を侵すことのない、たとえば酢酸ビ
ニール系接着材を薄く、まぶすか混合しておき、発泡成
形後の樹脂の一体性を維持するようにしておく。
(b)工程、蒸気バイブ2から加熱蒸気を送ってベッド
面型枠1を内側から加熱し、その上面の発泡性樹脂ビー
ズ5を加熱、溶融して発泡。
膨張させて発泡体樹脂5−、を型枠の隅々まで行き渡ら
せる。6は、その際用いる保温カバーである。発泡性樹
脂の自由表面に対して所定の型枠を覆せておけば樹脂表
面の形、模様等を制御することも可能で均一な発泡材層
が得られる。
(c)工程、所要厚さに発泡体樹脂5−+を成形した後
に、要すれば樹脂表面に前記接着剤を散布して樹脂表面
を押えた後、その上面に配筋7を施し、または、所定量
のコンクリートを打設した上に配筋7を施し、その後で
外周型枠3−杯に、また配筋7をかこむようにしてコン
クリート8を打設し、所要時間養生する。そのとき発泡
体樹脂5−1に悪影響を与えない範囲でコンクリート材
を加熱してもよい0発泡体樹脂5−4の表面は粗面をな
すから、その上にコンクリートを打設することによって
両者は接着剤を用いることなく緊密に、かつ均一に接合
する。
(d)工程、コンクリートが所定強度を持つようになっ
たら外周型枠3およびスリーブ用型枠4等を外して、コ
ンクリート複合パネル9をベッド面型枠1から取出す。
(e)上述の工程により製造されたコンクリート複合パ
ネル9は片面に樹脂発泡体5−1が接合したPCコンク
リート板であり、両側にコツクー12を形成し、内部に
スリーブ10および開口部11を備えたものである。樹
脂発泡体5−3のベッド面型枠lに接した面は平坦であ
って目地がなく、以後の作業に好都合であり、また、コ
ンクリート8との接合面に空隙が生じることはない、こ
の種、PCコンクリート複合パネルは断熱、防湿または
遮音、防振壁板または床板あるいは軽量構築材として利
用分野が広い、上記説明中、樹脂の発泡成形後に接着剤
を表面にスプレーするのは、加熱9発泡前の樹脂を接着
剤で、まぶさないときと、発泡性樹脂の自由表面を押え
型板(枠)によって密封しないときに成形樹脂が一体的
板状に成形されないおそれがある場合である。
(その2) 実施例(その1)では、先に樹脂発泡体5−1をベッド
面型枠1上に形成したが、コンクリート打設を先にして
も本発明方法が実施可能なことは勿論である。第2図は
、この場合の方法を示すもので、その(a)〜(d)は
工程の順序、使用する型枠等は実施例(その1)で説明
したものと同一である。そして、この際コンクリート打
設に引続いて、その上に発泡性樹脂を散布、充填し、こ
れを加熱1発泡させるようにする工程と、コンクリート
打設後若干養生した後に発泡性樹脂を施す工程とがあり
得る。いずれにしてもコンクリート表面の粗面と樹脂の
溶融1発泡作用とにより、樹脂発泡体5−1とコンクリ
ート板8との間は接着剤を要さず密着する。その際、発
泡性樹脂5の加熱は上面から行うことが効果的である。
この方法によれば複雑な型の成形も極めて容易であり、
既成形の樹脂発泡材5−tを運搬、加工する間に傷を付
けるとか、工数が増すとか、目地が出来るとか、コンク
リートの接着のために接着剤その他の手段が必要な上に
均一接着に技術を要すると云ったような不都合が生じな
い。
この場合、(c)工程にみられるように外周型枠3の上
に押え型枠1−2を載せて散布した発泡性樹脂の自由表
面空隙を密封するようにして加熱1発泡させれば膨張す
る樹脂発泡体が相互に圧接して、一体的な板状樹脂発泡
体を形成するが、第1図(b)工程のように発泡性樹脂
の自由表面側を解放して、加熱2発泡させる場合は、前
記樹脂をコンクリート表面に散布、充填する段階で酢酸
ビニール系または合成ゴム系の接着剤を若干混入してお
くか、または前記樹脂を加熱1発泡して成形した後に表
面から前記接着剤を散布して単位の樹脂発泡体を相互に
接着させ樹脂が剥れたり分離しないように押えておくこ
とを要する。
(その3) 第3図は、本発明方法の他の実施例を示すもので、その
(a)〜(e)は工程の順序、<f>は、前記方法によ
って製造された複合材パネルの一例を示す斜視図である
第3図(a)工程中、7−1および7−2は配筋で、前
記配筋はパネル両外壁のコンクリートに埋込まれるよう
三次元立体に組立てである。ここでは実施例(その2)
に説明したとおりの工程から始まり、所要深さのコンク
リート層を打設する。勿論、そのとき配筋7−1は前記
コンクリート層内に埋設している。
(b)工程では、実施例(その2)の工程同様、発泡性
樹脂5を打設コンクリート8−1の表面に散布、充填す
るが、これら暦の深さの和は外周型枠3の丈に比べ小さ
い。
(c)工程、発泡性樹脂5を、ベッド面型枠1の下側か
らコンクリート8−1を介して加熱、熔融および発泡さ
せるようにしているが、勿論。
発泡性樹脂5の表面から加熱するようにしても良い、そ
の際、樹脂発泡体を一体的に成形するために接着剤を、
あらかじめ混合しておくか、発泡成形後接着剤を散布す
ることを要する。本実施例では樹脂発泡体を均一厚さの
一体的板状体に成形しているけれども、発泡性樹脂5を
、記載してない型枠によって発泡成形すると、たとえば
コンクリート8−1表面に碁石状に樹脂発泡体s−1を
配列、設定することおよび接着剤を施すことなく一体成
形することができ、同発泡体54は発泡成形時にコンク
リート8−1表面に接着するので、(d)工程において
コンクリート84を打設しても、それらが浮上ることが
ない。
かくして軽量壁板または床板を製造するのに効果的であ
る。
(d)工程0発泡性樹脂5を発泡成形して一体的な板状
発泡体5−zを形成した後、その表面上部に外周型枠3
の丈、−杯にコンクリート8−。
を打設して配筋7−tを埋設し、コンクリート複合パネ
ルを成形すること、実施例(その1)と殆んど同様であ
る。打設終了後はコンクリートが所要強度を保持する迄
、そのまま養生する。
発泡体層5.とコンクリート8−!との間は発泡体表面
の粗面とコンクリートの打設と相俟って密着し、接着剤
等を施すことを嬰しない。
(d′)工程、図示してないが、本実施例の場合(a)
〜(c)工程を、コンクリート8−8が硬化する前に施
工することができる。この際は配筋74は(c)工程の
後で樹脂発泡体5−2表面から貫いてコンクリート8−
I内部に届くように配設してから外周型枠3の丈−杯に
コンクリート8−2を打設し、配筋74を埋設する方法
も実施可能である。
(e)工程、コンクリートが所定強度になったら外周型
枠3および、その他の型枠を外して、パネルをベッド面
型枠1から取出す。
(f)は、両面コンクリートの間に樹脂発泡体層が挟ま
った積層構造のコンクリート複合パネルで、その外形な
どは実施例(その1)(e)項に説明したと同一である
(その4) 第4図(a)〜(d)は、実施例(そのl)の工程を建
築現場において施工する実施例を示すもので、 (a)工程において、8−3は建築物のコンクリート構
造躯体で、5は、その床上に均一に散布1充填した発泡
性樹脂層である。その際前述したように接着剤を混入し
ておく。
(b)工程、発泡性樹脂層5の上面を移動する熱源12
により、樹脂を加熱、溶融および発泡させて、継目無し
の所定厚さの樹、脂発泡板層5−雪を形成する。その際
には発泡性樹脂の見掛けの体積が膨張し、かつi8融す
るため、構造躯体8−1になじみ、強く接合する。
(c)工程、所定厚の樹脂発泡体層5−2の表面に押え
コンクリート8−4を打設する。前記コンクリートと構
造躯体の壁面との間には緩衝材13を介在させて、両者
間に収縮量の差異があっても緩衝できるようにしである
。一定期間養生した後、押えコンクリート8−4の表面
仕上げ、床仕上げ材14を施工することによって工事が
終了する。
(d)工程、押えコンクリートの表面に床仕上げ材を施
し、かくして、断熱、防湿および遮音。
防振用床板または軽量構造材を形成する。
上述、工程は基本的に、実施例(その1)に述べた方法
と同一であるから、その際説明したようにコンクリート
板に挟まれた樹脂発泡体層5−1の形状を適宜変更する
ことによって、より自由な設計で軽量床構造を形成する
ことも可能である。
(ハ)発明の効果 以上のとりであるから本発明方法によれば、断熱、防湿
または遮音および防振用または軽量構造材パネル等の製
造に当り、既成形の樹脂発泡板を施工する必要がない為
、その運搬、施工の面で効率的で、現場における樹脂板
の成形、目地の修正厚さの選択または接着剤の塗布、接
続金具の施工等の工程を節減することができ、しかも工
場での製造の際は、既設のコンクリート養生用熱源を転
用して発泡性樹脂の加熱2発泡および溶融が可能である
等々、従来、この種構造材の製造方法に比べ格別の効果
を期待することができる。また、本発明方法は、そのま
まの形で建築現場における、この種の構造材の施工にも
利用できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明方法の一実施例を示すもので、その(
a)〜(d)は工程の順序、(e)は同方法により製造
されたPCコンクリート複合パネルの一例の斜視図、第
2図は、他の実施例で、その(a)〜(d)は工程順序
、(e)は前記方法によって製造した複合材パネルの一
例の斜視図、第3図は、別の実施例を示し、その(a)
〜(e)までは工程の順序で、m は成形した複合材パ
ネルの一例の斜視図、第4図は、その他の実施例を示し
、その(a)〜(d)は工程の順序である。 第5図、第6図および第7図は、従来公知の方法を示し
、その(a)〜(b)は、それぞれ工程および成形材の
断面形状である。 l・・・ベッド面型枠 2・・・蒸気パイプ 3・・・外周型枠 4・・・スリーブ用型枠 5・・・ビーズ状の発泡性樹脂 5−、・・・樹脂発泡体 6・・・保温カバー 7・・・配筋 8・・・コンクリート 9・・・コンクリート複合パネル 10・・・スリーブ 11・・・開口部 12・・・コツター。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 (a )     (b ) !4 第6図 (a)                (bン第7図 (a)      (b)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、プレキャスト複合材の製造過程において、ビーズ、
    ペレットまたはシート状の熱可塑性樹脂に発泡剤を吸収
    または吸着させた材料を、均一厚さに散布、充填、配置
    した後、これを加熱して溶融、発泡させて前記材料を板
    状樹脂発泡体に成形すると共に、これを打設されたコン
    クリート板と一体的に積層させることを特徴とするPC
    部材に樹脂発泡体を打込む方法。 2、プレキャスト複合材により断熱、防湿または防音、
    防振あるいは軽量壁板、床板を製造する過程において、
    型枠に熱可塑性樹脂に発泡剤を吸収または吸着させた材
    料を均一厚さに散布、配置し、これを加熱して溶融、発
    泡させて板状樹脂発泡体を形成した後、その上から配筋
    およびコンクリート材の打設を行うことより成る特許請
    求の範囲第1項記載のPC部材に樹脂発泡体を打込む方
    法。 3、プレキャスト複合材により断熱、防湿または防音、
    防振あるいは軽量壁板、床板を製造する過程において、
    プレキャストコンクリートの打設後、その表面に熱可塑
    性樹脂に発泡材を吸収または吸着させた材料を散布し、
    これを加熱して溶融、発泡させ型板に沿った樹脂発泡体
    を一体成形することより成る特許請求の範囲第1項記載
    のPC部材に樹脂発泡体を打込む方法。 4、プレキャスト複合材により断熱、防湿または防音、
    防振あるいは軽量壁板、床板を製造する過程において、
    プレキャストコンクリートの打設後、その表面に熱可塑
    性樹脂に発泡剤を吸収または吸着させた材料を均一厚さ
    に散布、充填し、これを加熱して溶融、発泡させ板状樹
    脂発泡体を形成すると共に、その上から配筋およびコン
    クリートまたはモルタル材の打設を行うことより成る特
    許請求の範囲第1項記載のPC部材に樹脂発泡体を打込
    む方法。
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