JPS6389291A - 食肉スライサ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は機台の一側に回転する丸刃を立設して、機台
の上面に、上記丸刃に向けて往復しつつ、積載した材料
を繰り出して丸刃にスライスさせるようにした肉箱を備
えるとともに、この肉箱の底部に敷設されて上記材料を
送り出す下部コンベアの送り方向に直交するようにして
該肉箱内で材料の側面に接して、該材料を対向する肉箱
の一方の側壁との間で挟んで材料の振れを防ぐようにし
た幅寄せ板と、この幅寄せ板を所定の位置へ進退させる
部寄せ調節軸とを備えた幅寄せ装置を上記肉箱に付設し
た食肉スライサーに関する。

従来の食肉スライサーに付設されている幅寄せ装置は、
例えば実公昭５５−３７Ｆ５３号公報および実開昭５３
−３７７７６号公報に示されているように、それぞれ、
肉箱の側面に回転操作ハンドルを臨出させて回転自在に
肉箱に軸受けされている幅寄せ調節軸を幅寄せ板の位置
を見乍ら回わして所望の位置へ移動させるという手動型
のものであった。

肉箱内に付設されている上記＠寄せ板は、スライスされ
る材料の振れを防ぐ一方で、肉箱内で行われるコンベア
の送り機構を阻害しないように適宜の圧力で材料に接し
させておく必要がある。しかしながら、従来機にあって
は、前記のように手動によってｆＫＡ寄せ調節軸を回わ
して、幅富せ板を所定の位置へ移動させるようにしてい
たので、人手を要するとともに、締め過ぎや締め不足を
生じないようにスライサーの使用に習熟する必要があっ
た。一方で、近年の産業の発展とともに１食肉スライサ
ーの使用においても省力化が望まれ、また、扱い方に特
に習熟を要さないで誰にでも使えるようにすることが望
まれるようになった。

そこで本発明は、前記のようにして丸刃と肉箱とを備え
るとともに、幅寄せ板と幅寄せ調節軸とを備えた幅寄せ
装置を肉箱に付：没した食肉スライサーにおいて、前記
幅寄せ調節軸にモータを連結して前記幅寄せ板を電動に
よりＭ！！させるとともに、上記Ｗ￥せ板が所定位置に
達したことを検出して上記モータを停止ヒさせるように
した制御素子を、上記モータをＯＮ、ＯＦＦに操作する
操作回路中に接続したことを特徴とする食肉スライサー
を提供するものである。

上記のように本発明は幅寄せ１４ｍ軸にモータを連結し
て電動により部寄せ板を進退させるようにしたので、幅
寄せ装置の使用を省力化できる。また、頚部寄せ板が所
定位置に達したことを検出して上記モータを停止させる
ようにした制０１素子を、１記モータをＯＮ、ＯＦＦに
操作する操作回路中に接続したので、幅寄せ板の自動停
止ができ、食肉スライサーの使用を省力化できるととも
に、扱いにｆｉ塾が不要になり、前記従来の欠点を除去
することができる。

以下に本発明の実施例を図面について説明する。

図において、Ａは機台Ｆの一側に立設されて刃面な垂直
にして回転する丸刃、Ｂはこの丸刃Ａの刃面に前端面を
平行に沿わせて往復しつつ、底部に敷設した下部コンベ
アＣと上方から嵌合する一Ｅ部コンベアＣとの間で積載
した材料を挟みつつ送らせて、繰り出した材料を丸刃Ａ
にスライスさせる肉箱、１はこの肉箱ＢＩ７）裏面を前
後で支承し１図示省略のクランク等からなる肉箱駆動機
構に駆動される肉箱の走行を機台Ｆ上面で案内するレー
ルである。Ｄは肉Ｔ１Ｂに付設した幅寄せ装置で、この
輻−ジせ装７１０は、下部コンベアＣの送り方向に直交
するようにして肉箱Ｂ内で材料の側面に接して、該材料
を対向する肉箱Ｂの一方の側壁２との間で挟み、材料の
振れを防ぐようにした幅′シせ板３と１幅富せ板３を先
端に固定して肉箱Ｂの他方の側壁４を貫通して同側壁４
の外ａ而に設置したブラケット５，６に軸受けされる幅
寄せ調節軸７と、この幅寄せ３Ｊ節軸７に形成した角ね
じ部８に雌ねじ孔９を螺合してブラケット５，６の間で
回転自在に保持されるスプロケットＩＯと、スプロケツ
ｈｌｏに張設される循環チェノ１１の他端を張設するス
プロケツ）１２を取り付けて肉ｔＮＢの底部側面に設置
したモータＭと、Ｗ寄せ２ｊＪｍ軸７と平行に摺動自在
に設けられて幅寄せ板３を支承するガイド軸２０とを備
えている。

第２図は上記幅寄せ装ｆｉＤに用いたモータＭのモータ
回路ｍと、該モータＭをＯＮ、ＯＦＦに操作する操作回
路Ｅの構成図で１Ｍは前記モータ、ＰＢ＋は幅寄せ板３
を材料に接しさせるときに使用する押釦スイッチ、ｅｌ
は幅寄せ板３が材料に接して所定位置に達したときに回
路を開放してモータをＯＦＦにする一方の制御素子（ス
イッチ）　、　）Ｉ（＋は上記押釦スイッチＦＢＩ　と
制御素子２１の作動をモータ回路ｍに伝達するリレー。

ＭＣ１ａ、ｂはリレー接点、ＰＨ１は肉箱Ｂに材料を積
む時とか掃除をする場合とかに幅寄せ板３を一側に片寄
せる場合に使用する押釦スイッチ、ｅ２は幅寄せ板３が
片寄せられて所定位置に達したときに回路を開放してモ
ータをＯＦＦにする他方の制御素子（スイッチ）　、　
ＭＣ２は上記押釦スイッチＰＢ２と制Ｗ；Ｊ子ｅ２の作
動をモータ回路ｍに伝達するリレー、ＭＣ２ａ、ｂはリ
レー接点である。

次に第３図は上記二つの制御素子ｅＩｅ２を取付けた幅
寄せ装ｆｉＤの要部、すなわら幅寄せ板３と幅寄せ調節
軸７との部分を示すもので１図中、３は＋ｌａＷせ板、
２は肉箱Ｂの側壁、５．６は前記ブラケット、７は＠寄
せ調節軸、８は角ねじ部、９は雌ねじ孔、　１０はスプ
ロケットである。

幅寄せ調節軸７は、後端に止め環１３を固定し曲端にば
ね１４によって幅寄せ板３の表面よりも常時突出してい
る検知板１５を固定した中空の検出杆１６を遊嵌し、常
時は離れている検知板１５の裏面が接近し得る位置に前
記一方の制御素子ｅｌを埋込んでいる。また前記他方の
制御素子ｅ２は。

一方のブラケット５の内側面に埋設されており、片寄せ
られた幅寄せ板３が後退し得ないように形成した幅寄せ
調節軸７のフランジ部１７に表面を臨出させてばね１８
と共に埋設した検知法１９と係合し得る位置に設けられ
ている。

次に以上のように構成したこの実施例の作動について述
べる。

第３図の状態から暢富せ板３を使用状態にする場合は押
釦スイッチＰＲ＋を押すとリレーＭＣＩが作動してモー
タＭが起動し、１ｒｉ環チエン１１を介してスプロケッ
）１０が回転すると幅寄せ調節軸７が肉箱Ｂ内へ向けて
移動し、先端の＠寄せ板３が肉箱内に請載されている材
料に近付くとまず検知板１５が材料に接し、ばね１４を
圧縮するー・方で幅寄せ板３の接近が続く、それによっ
てさらにばね１４が圧縮されて検出杆１６の相対的な後
退が生じて、検知板１５の裏面が制御素子ｅ１の動作範
囲に入ると該制御素子ｅ１の作動によってモータＭがＯ
ＦＦになり、材料に接する所定位置で幅寄せ板Ｊが自動
停止する。このとき材料は肉箱Ｂの一方の側壁２と幅寄
せ板３との間で過ちな圧力のもとに挟持される。

次に＠寄せ板３を片寄せる場合は、押釦スイッチＰＢ２
を押す、それによってリレーＭＣ２が作動してモータＭ
を逆回転に起動し、材料を挟持する場合とは逆に幅寄せ
２箇軸７が回転して蝙寄せ板３を戻す、そして、他方の
側壁４に接近した所定位置に達すると他方の制御素子ｅ
２が作動してモータＭがＯＦＦになって停止する。

なお、上記の実施例の設計変更の範囲で本発明を前述の
実開昭５３−３７７７６号公報の幅寄せ装置にも採用で
きることはいうまでもない。

前記のように本発明は、丸刃と肉箱とを備えるとともに
、幅寄せ板と部寄せ調節軸とを備えた幅寄せ装置を上記
肉箱に付設した食肉スライサーにおいて、前記幅寄せ調
節軸にモータを連結して幅寄せ板を電動によって進退さ
せるようにしたので、食肉スライサーの使用を省力化す
ることができる。また、上記モータをＯＮ、ＯＦＦに操
作する操作回路中に、１記＠寄せ板が所定位置に達した
ときに作動する位置に設けられて、上記モータをＯＦＦ
にするようにした制御素子を接続したので、′ｌｌ１ｔ
動によって移動する幅寄せ板の所定位置での自動停止が
でき１食肉スライサーの扱いに習塾しない者でも幅寄せ
装置の操作が一定にできるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図はその一部
切欠立面図、第２図は同−Ｅに付設した回路の構成図、
第３図は幅宵せ装置部分の一部切欠拡大平面図である。 Ｆ・・機台、Ａ・・丸刃、Ｂ・・肉箱、Ｃ・・下部コン
ベア、１・・レール、Ｄ・・幅寄せ装置、２・・側壁、
３・・幅寄せ板、４・・側壁、５．６・・ブラケット、
７・・％富せ調節軸、８・・角ねじ部、９・・雌ねじ孔
、１０．１２・・スプロケット、１１・・循環チェ７、
Ｍ・・モータ、ｍ・・モータ回路、Ｅ・・操作回路、　
Ｐａｌ、　ＰＨ１−・押釦スイッチ、ｅ＋、　ｅ２”１
ｌｌｉ素子（スイツ＋）　、　ＭＣ＋、　ＴＡＣ２”リ
レー、１３”ｌｈ＋Ｖ）環、１４・・ばね、１５・・検
知板、１６・・検出杆、１７・・フランジ部、１日・・
ばね、１９・・検知球、２０・・ガイド軸。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 機台Ｆの一側に回転する丸刃Ａを立設して、機台Ｆの上
   面に、上記丸刃Ａに向けて往復しつつ、積載した材料を
   繰り出して丸刃Ａにスライスさせるようにした肉箱Ｂを
   備えるとともに、この肉箱Ｂの底部に敷設されて上記材
   料を送り出す下部コンベアＣの送り方向に直交するよう
   にして該肉箱Ｂ内で材料の側面に接して、該材料を対向
   する肉箱Ｂの一方の側壁との間で挟み、材料の振れを防
   ぐようにした幅寄せ板３と、この幅寄せ板３を所定の位
   置へ進退させる幅寄せ調節軸７とを備えた幅寄せ装置Ｄ
   を上記肉箱Ｂに付設した食肉スライサーにおいて、前記
   幅寄せ調節軸７にモータＭを連結して前記幅寄せ板３を
   電動により進退させるとともに、上記幅寄せ板３を所定
   位置に停止させるようにした制御素子ｅを、上記モータ
   ＭをＯＮ、ＯＦＦに操作する操作回路Ｅ中に接続したこ
   とを特徴とする食肉スライサー。