JPS6387522A - 工業用バ−ナ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、加熱炉、溶解炉などの熱処理用の加熱燃焼を
行う工業用バーナーに関するものである。

（従来の技術） 従来、この種のバーナーは、−火燃焼空気を燃料と混合
して予備燃焼後、二次燃焼空気を混合して完全燃焼する
ようにして、加熱炉、溶解炉などの熱処理を実施してい
る。

（発明が解決しようとする問題点） バーナーの燃焼は、加熱炉においては、処理材の炉内で
の状態、及び加熱条件により、又、溶解炉においては、
被溶解材の溶解状態等により、バーナーの燃焼により処
理材の加熱及び炉内温度の均一化を図り、バーナーの絞
り調節により、温度調節されていた。しかしながら、バ
ーナーの絞り比の幅が小さい故に、何度調節の時には、
予め、据付バーナー数を多くして炉内温度調整をバーナ
ーの間引き燃焼により実施しているが、バーナー点滅に
よる焚量変化により炉内温度のバラツキ、又、処理材の
昇温温度のバラツキ等が生じ易く、処理材の材質形状変
化に常に適応して最良の加熱条件になるように、バーナ
ーの燃焼加熱条件を設定し、省エネルギー燃焼を実施す
るのに弄温二次燃焼空気を使用する程度であった。

本発明では、二次燃焼空気を一次燃焼火焔に混入して二
次燃焼するのに、二次燃焼空気を−次燃焼火焔に対して
並行に噴出混入、内方向噴出混入、外方向噴出混入など
調整して燃焼火焔の長さを自由に操作できるようにした
工業用バーナーの提供を目的とするものである。

（問題点を解決するための手段） 上記目的を達成するために、本発明の工業用バーナーは
、二次燃焼空気の噴出角度を火焔進行方向に対して平行
或いは火焔流に対して内部方向、又は外部方向に調整可
能にしたことを特徴とするものである。

（作　　用） そして、本発明は前述の手段により、バーナーの燃焼火
焔長さを、二次燃焼空気の噴出角度方向変化により変え
れば、処理炉内の昇温において、炉内部中間点では、長
い燃焼火焔で、又、炉内壁近くでは、短い燃焼火焔で昇
温するため、効率良く均一昇温かでき、又、絞り比を大
きくしても、良好な燃焼状態が可能であり、又、処理材
昇温も直接燃焼火焔で処理材を炙ることができ、処理材
昇温においても効率の良い昇温ができるものである。

（実　施　例） 次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す二次燃焼空気の噴出部
の断面図、第２図は第１図Ａ−Ａ線における断面図、第
３図は噴出口の角度を変えた場合の断面図で、上部は燃
焼火焔内部方向へ噴出口を向けた状態であり、下部は火
焔外部方向へ向けた状態を示す。第１，２図において、
（１）はバーナー本体、（２）は燃焼口で、バーナー本
体（１）は二次燃焼空気室（３）を貫通して炉内に燃焼
口（２）を開口している。

（４）は二次燃焼空気室（３）の入口、（５）は筒状の
二次燃焼空気噴出口で、炉内と二次燃焼空気室（３）と
を連絡、連通している。

この二次燃焼空気噴出口（５）に設けた球状揺動部（６
）は案内揺動座（７）に嵌合して、噴出口（５）を揺動
自由にしている。

この噴出口（５）は、燃焼口（２）の周囲に数個所（図
では６個所）に配設されている。

さらに、噴出口（５）には、噴出口（５）を揺動するた
めの球面金具（８）が設けられ、この球面金具（８）は
カム円板（９）のカム溝（４）に嵌合され、カム円板（
９）の回動により噴出口（５）は上下に揺動する。

カム円板（９）は中空軸α〔に固着され、共に回動する
ように構成している。

ａυは管軸で、この管軸ａυはバーナー本体（１）を保
護し、中空軸α１の内周の案内軸ともなっている。

（２）は二次燃焼空気室（３）の蓋壁であり、中空軸Ｑ
ｌが貫通している。

上記中空軸αのには、蓋壁（２）の外部にある揺動間隙
片α違を介して円板Ｑ４１が取付けられている。

上記揺動間隙片α美は二次燃焼空気室（３）よりの燃焼
空気漏れを防ぎ、円板α旬の回転が容易になるように作
用している。

この円板α荀が回動すれば、中空軸Ｏｅを介して前記カ
ム円板（９）が回動するように構成されている。

さらに、円板Ｑ４）の外部には、バーナー本体（１１を
取付けるバーナー取付蓋α９が管軸ａＯ及び蓋壁（転）
を支持して取付けられている。

又、円板α旬には、バーナー取付蓋αつの外周壁を貫通
するハンドルα口が取付けられ、このハンドル０呻を操
作すれば円板０４）が回動する。

なお、前述の二次燃焼空気室（３）の内壁には、高温二
次燃焼空気が流入可能に耐火物ｕ１で被覆されている。

上述のように構成したので、ハンドルαｅを繰作すれば
、円板ａ船が回動し、中空軸α０を介してカム円板（９
）が回動する。

カム円板（９）の回動により、カム溝（９）に嵌合され
た球面金具（８）がカム溝（９）に案内されて噴出口（
５）を球形揺動部（６）を揺動中心として揺動する。

そして、噴出口（５）が第３図に示すように燃焼口（２
）より噴流する燃焼火焔に対して並行に、火焔内部方向
に、又は火焔外部方向にと、バーナー燃焼中でも自由に
調整可能で、所望の火焔長さに設定できる。

（発明の効果） 以上のように本発明の工業用バーナーは、二次燃焼空気
の噴出角度を火焔進行方向に対して平行或いは火焔流に
対して内部方向、又は外部方向に調整可能にしたので、
二次燃焼空気を噴出口（５）より噴出する時に、バーナ
ーの燃焼火焔流に対して並行に、又は内外部方向へと調
整噴出すれば、燃焼火焔は長く、乃至短く燃焼すること
ができ、炉内の温度分布の均一性を良くすると共に、処
理材の昇温効率を良（して炉の処理能力を向上して省エ
ネルギーになるのみならず、バーナーの設置台数を減数
して設備費の軽減にもなるものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は二次燃
焼空気の噴出部の断面図、第２図は第１図Ａ−Ａ線にお
ける断面図、第３図は噴出口の角度を変えた場合の断面
図である。 ＋１１・・・バーナー本体、（２）・・・燃焼口、（３
）・・・二次燃焼空気室、（５）・・・二次燃焼空気噴
出口、（６）・・・球形揺動部、（７）・・・案内揺動
座、Ｃ１４）・・・円板、αＱ・・・ハンドル。 七へ　　７Ａ 二気噴 ベ　２　Ｂ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）、一次燃焼火焔に二次燃焼空気を混合して完全燃
   焼させる工業用バーナーにおいて、二次燃焼空気の噴出
   角度を火焔進行方向に対して平行或いは火焔流に対して
   内部方向又は外部方向に調整可能にしたことを特徴とす
   る工業用バーナー。
2. （２）、バーナーの燃焼空気噴出方向を燃焼火焔流に向
   かって燃焼中でも自由に角度変更調整できるようにした
   特許請求の範囲第１項記載の工業用バーナー。