JPH037685Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH037685Y2
JPH037685Y2 JP1986112739U JP11273986U JPH037685Y2 JP H037685 Y2 JPH037685 Y2 JP H037685Y2 JP 1986112739 U JP1986112739 U JP 1986112739U JP 11273986 U JP11273986 U JP 11273986U JP H037685 Y2 JPH037685 Y2 JP H037685Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
burner
furnace body
steam generator
air
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986112739U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6323506U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986112739U priority Critical patent/JPH037685Y2/ja
Publication of JPS6323506U publication Critical patent/JPS6323506U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH037685Y2 publication Critical patent/JPH037685Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)
  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、醸成品の醸成等を行う際に使用され
る恒温恒湿度の気体発生装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 醸成品等の製造工程では、常温よりも高温の例
えば、36℃乃至40℃で相対湿度85%程度に雰囲気
を保持するために恒温恒湿度の気体を必要とす
る。
従来は、バーナによつて鉄板を200℃乃至300℃
程度に加熱しておき、導水管に穿設した吹出孔か
ら前記加熱された鉄板へ水を吹き出させて水蒸気
を発生させ、この水蒸気を蒸気導管によつて醸成
室等へ導き、蒸気噴出孔から噴出させるものであ
つた。そして前記導水管の途中に設けた電磁弁を
タイマーによつて所定時間間隔にて開閉して給水
量を調節し、発生する水蒸気の量を加減してい
た。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の場合、鉄板等に吹き出す水の量を調
節して水蒸気の発生量を加減するにすぎないの
で、醸成室等は、所定の恒温恒湿度を保持し難
く、かつ湿度の変動も大きく、製造される醸成品
の品質に悪影響を及ぼすという問題点があつた。
本考案は、上記従来の問題点にかんがみ、恒温
恒温度を保持し、かつ湿度の変動が小さい恒温恒
湿度の気体発生装置を提供することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するために、バーナ
と、該バーナで発生する燃焼ガスに覆われる位置
にあつて水蒸気を発生し噴射する蒸気発生器と、
軸心に沿つて外周に羽根を固着した螺旋状管を有
する給水配管とをこの順序で筒状炉体内に該炉体
の一端側入口から出口までの間に設置し、前記炉
体の外周を前記螺旋状管に対応する位置にて囲繞
し前記給水配管を通じて前記蒸気発生器へ温水を
供給する給温水器と、前記炉体の一端側入口へ混
合用空気を送り込むとともに前記バーナへ燃焼用
空気を送り込む通風機とを設け、前記混合用空気
及び前記燃焼用空気の量を調節自在としたことを
特徴とする恒温恒湿度の気体発生装置として構成
したものである。
(作 用) 本考案によれば、筒状炉体内にバーナを配置
し、通風機によつて前記炉体の一端側入口へ混合
用空気を送り込むとともに前記バーナへ燃焼用空
気を送り込み、前記バーナの下流側であつて該バ
ーナで発生する燃焼ガスに覆われる位置に蒸気発
生器を設置し、軸心に沿つて外面に羽根を固着し
た螺旋状管を有する給水配管を前記炉体内の出口
側に配置し、前記炉体の外周を前記螺旋状管に対
応する位置にて囲繞する給温水器から前記給水配
管を通じて温水を供給し、当該温水により前記蒸
気発生器で水蒸気を発生させて前記燃焼ガスと空
気との混合気体中へ噴射し、前記混合用空気及び
燃焼用空気の量を調節することによつて恒温恒湿
度の気体を発生させ得るものである。
(実施例) 本考案の実施例について、醸成品を製造するた
めの醸成室へ送り込まれる恒温恒湿度の気体を発
生する装置を例として図面を参照しながら説明す
る。
第1図は、本考案の実施例に係る恒温恒湿度の
気体発生装置を示す側断面図である。
恒温恒湿度の気体発生装置は、筒状炉体1内に
その一端側入口から出口1bまでの間に順次設置
したバーナ2と、当該バーナ2で発生する燃焼ガ
スに覆われる蒸気発生器3と、この蒸気発生器3
へ給水するための給水配管4の螺旋状管4aとを
備え、通風機5によつて筒状炉体1内へ混合用空
気を送り込むとともにバーナ2へ燃焼用空気を送
り込み、炉体1の外周を前記螺旋状管4aに対応
する位置にて囲繞する給温水器6から給水配管4
を通じて、温水を供給し、蒸気発生器3で水蒸気
を発生させてそれを炉体1内に噴射させ、バーナ
用空気ダクト7内の空気ダンパー8及びガス温度
調節用空気ダクト9内の空気ダンパー10の開閉
操作によつて送風量を調節し、バーナ2で発生す
る燃焼ガスGと、通風機5から直接送り込まれる
空気と、蒸気発生器3から噴出する水蒸気Sとを
混合し、恒温恒湿度の気体として、炉体1の出口
1bから2点鎖線で示す醸成用保湿保温器11内
へ送り出すものである。
炉体1は、横置きの筒状をなし、第2図に示す
ように、内壁面がセラミツクスや鋼材等からなり
密接させた耐熱ライナー1aによつて覆われ、温
度の急変がないような構造になつており、入口側
の側部にバーナ2の外筒2aが挿通される貫通孔
1cが穿設してあり、一端側入口に通風機5の出
口の空気ダクト5aが接続され、この空気ダクト
5aの接続部に末広がり状に傾斜した空気分配板
12が設けてある。
バーナ2は、外筒2aと、当該外筒2a内に配
置されたバーナエレメント2bと、炉体1の外部
から燃料供給弁2cを介して外筒2a内へ導入さ
れバーナエレメント2bに接続されている燃料供
給管2dとを備えている。外筒2aは、先端が末
広がり状の拡開部2eとされ、炉体1の外部にお
いて、バーナ用空気ダクト7が接続している。
蒸気発生器3は、末広がり状の中空截頭円錐形
をなし、中心に燃焼ガスが流通するガス通路3a
を有し、燃焼ガスによつて覆われるようになつて
おり、小径端板3bが外筒2aの拡開部2eに対
向し、第2図に示すように大径端板3cにはガス
通路3aの出口周囲に間隔を置いて複数の蒸気出
口孔3dが穿設してあり、給水配管4及び放流管
13の一端が内部に連通している。この放流管1
3は、供給配管4内で温水から水蒸気を発生させ
ない量を流量としてオーバーフローの態様にて使
用しスケールを生じない形式のものを用いる。
給水配管4は、炉体1の出口側に当該炉体1と
同心的な螺旋状をなす螺旋状管4aを備え、この
螺旋状管4aは、第3図に示すように、蒸気発生
器3側から見て最初の1周外面に軸心に沿つて羽
根4bが固着してあり、この羽根4bによつてこ
こを流れる気体を旋回させ伝熱係数を上昇させて
熱交換性能を高めるとともに、炉体1の壁面即
ち、給温水器6の内側の伝熱面における伝熱効果
を向上させるものである。
通風機5は、出口が空気ダクト5aに接続して
あり、空気ダクト5aにバーナ用空気ダクト7及
びガス温度調節用空気ダクト9が分岐して接続し
てあり、当該空気ダクト7及び9内にそれぞれ設
けてある空気ダンパー8及び10の開閉操作によ
つてそれぞれバーナ2への送風量及び炉体1内へ
の直接送風量とが調節自在になつている。
また、通風機5の保温器11の内部及び外部か
ら選択的に吸引することができる。内部から吸引
すれば循環フアンとして使用できる。
給温水器6は、螺旋状管4aに対応する位置に
あつて、炉体1の外周を囲繞して中空円筒体状に
形成され、満水で突沸しない開放型の耐圧ベント
6aが連通して上向きに設けてあり、下部には注
入弁14aを介して薬液注入管14及び排出弁1
5aを介して放流管15が接続してあり、供給弁
4c及び給水配管4を通じて温水を蒸気発生器3
へ供給する。
そして、バーナ2で燃焼させる燃料が薬液を必
要とするものである場合には、前記薬液注入管1
4及び注入弁14aを通じて薬液を給温水器6内
へ注入し、中和剤を完全にガス化せしめ、蒸気発
生器3の蒸気出口孔3dを通じて水蒸気とともに
炉体1内へ噴出させる。
次に、上記実施例に係る恒温恒湿度の気体発生
装置の動作について説明する。
通風機5から空気ダクト5aへ送り出された空
気は、ここで分岐するバーナ用空気ダクト7及び
ガス温度調節用空気ダクト9に分流し、ダンパー
8及び10の開閉操作によつて、それぞれの空気
ダクト7及び9へのそれぞれの流量が調節され温
度調節がなされる。燃料供給管2dを通じて供給
される燃料は、空気ダクト7を通じて供給される
空気によつてバーナで燃焼し、燃焼ガスGを発生
する。燃焼ガスGは、外筒2aの拡開部2eから
流出し、蒸気発生器3の円錐形外周面及びガス通
路3aを通り蒸気発生器3全体を覆うとともに炉
体1の内壁面に沿つても流れ、空気ダクト9を通
じて入つてくる空気と混合されつつ蒸気発生器3
の下流側へ達する。一方、給温水器6から供給さ
れる温水が螺旋状管4aで熱を受けて昇温しつつ
給水配管4を通じて蒸気発生器3へ送られ、蒸気
発生器3で燃焼ガスGから熱を受けて水蒸気とな
り、蒸気出口孔3dから噴出する。この水蒸気に
よつて、燃焼ガス及び空気の混合気体が高湿度と
なり、かくして、バーナ2の点火後短時間のうち
に所要温度で高湿度の気体を発生し、炉体1の出
口1bから保湿保温器11へ送り込むことができ
る。
なお、通風機5は、容量等の能力を適当に選ぶ
ことによつて保湿保温器と炉体との循環フアンと
しての機能を兼ねることも可能である。
(考案の効果) 本考案は、上述の如く構成され、炉体内に、バ
ーナと、該バーナの下流側にあつて該バーナで発
生する燃焼ガスに覆われる位置にあつて、水蒸気
を発生し噴射する蒸気発生器と、軸心に沿つて外
面に羽根を固着した螺旋状管を有し出口側にある
給水配管とを設置し、前記炉体の外周を前記螺旋
状管に対応する位置にて囲繞し前記給水配管を通
じて前記蒸気発生器へ温水を供給する給温水器を
備えることにより、バーナで発生する燃焼ガスを
有効に無駄なく活用して必要な水蒸気を発生させ
ることができ、通風機によつて前記炉体の一端側
入口へ送り込まれる混合用空気及び前記バーナへ
送り込まれる燃焼用空気の量を調節自在とし、前
記蒸気発生器で水蒸気を発生し噴射することによ
り、所定の恒温恒湿度を保持し、かつ湿度の変動
が小さい気体をバーナへの点火後短時間のうちに
発生することができる等の効果を有する。
また、蒸気発生器から噴出した蒸気は、円錐形
外周面及びガス通路3aを通つて来た燃焼ガスG
に覆われて、乾き蒸気となる。更に、螺旋状管に
固定した羽根により粒径の大きい水分粒は旋回さ
れ、燃焼ガスと混合して均一な蒸気となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例に係る恒温恒湿度の
気体発生装置を示す側断面図、第2図は第1図の
A−A矢視図、第3図a及びbは給水配管の螺旋
状管を示すそれぞれ部分拡大正面図及び部分拡大
側面図である。 1……炉体、1a……ライナー、1b……出
口、1c……貫通孔、2……バーナ、2a……外
筒、2b……バーナエレメント、2c……燃料供
給弁、2d……燃料供給管、2e……拡開部、3
…蒸気発生部、3a……ガス通路、3b……小径
端板、3c……大径端板、3d……蒸気出口孔、
4……給水配管、4a……螺旋状管、4b……羽
根、4c……供給弁、5……通風機、5a……空
気ダクト、6……給温水器、6a……耐圧ベン
ト、6b……耐圧ベント、7……バーナ用空気ダ
クト、8……空気ダンパー、9……ガス温度調節
用空気ダクト、10……空気ダンパー、11……
保湿保温器、12……空気分配板、13……放流
管、14……薬液注入管、14a……注入弁、1
5…放流管、15a……排出弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バーナと、該バーナで発生する燃料ガスに覆わ
    れる位置にあつて水蒸気を発生し噴射する蒸気発
    生器と、軸心に沿つて外周に羽根を固着した螺旋
    状管を有する給水配管とをこの順序で筒状炉体内
    に該炉体の一端側入口から出口までの間に設置
    し、前記炉体の外周を前記螺旋状管に対応する位
    置にて囲繞し前記給水配管を通じて前記蒸気発生
    器へ温水を供給する給温水器と、前記炉体の一端
    側入口へ混合用空気を送り込むとともに前記バー
    ナへ燃焼用空気を送り込む通風機とを設け、前記
    混合用空気及び前記燃焼用空気の量を調節自在と
    するとともに前記蒸気発生器は、末広がり状の中
    空截頭円錐形をなし中心に燃焼ガスの流通するガ
    ス通路を備えたことを特徴とする恒温恒湿度の気
    体発生装置。
JP1986112739U 1986-07-24 1986-07-24 Expired JPH037685Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986112739U JPH037685Y2 (ja) 1986-07-24 1986-07-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986112739U JPH037685Y2 (ja) 1986-07-24 1986-07-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6323506U JPS6323506U (ja) 1988-02-16
JPH037685Y2 true JPH037685Y2 (ja) 1991-02-26

Family

ID=30993892

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986112739U Expired JPH037685Y2 (ja) 1986-07-24 1986-07-24

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH037685Y2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS45525Y1 (ja) * 1965-11-19 1970-01-10
JPS4882201A (ja) * 1972-02-04 1973-11-02
JPS493872A (ja) * 1972-05-04 1974-01-14
JPS5826906A (ja) * 1981-08-08 1983-02-17 北澤 幸男 高温空気混合蒸気発生装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS45525Y1 (ja) * 1965-11-19 1970-01-10
JPS4882201A (ja) * 1972-02-04 1973-11-02
JPS493872A (ja) * 1972-05-04 1974-01-14
JPS5826906A (ja) * 1981-08-08 1983-02-17 北澤 幸男 高温空気混合蒸気発生装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6323506U (ja) 1988-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100908352B1 (ko) 개별적인 화염공급크라운부를 갖춘 가스버너
CA2138783C (en) Tube burner
US2143259A (en) Fluid burner
US2126417A (en) Burner installation for boilers
JPS6160257B2 (ja)
JPH037685Y2 (ja)
EP0813836B1 (en) Improvement in the flow turbulence creating arrangement of a gas-fired deep fat fryer
US2267025A (en) Pulverized fuel burner
MXPA04005215A (es) Boquilla de inyeccion de combustible de contraflujo en un sistema quemador-hervidor.
RU191874U1 (ru) Парогенератор для банной печи
JPS61153439A (ja) ボイラー装置
US4005977A (en) Gas circulating combustion means
US2178189A (en) Oil burning heater
US1990962A (en) Gas burner
US3364967A (en) Forced draft burner
US20210341177A1 (en) Gas burner assembly
JPS5837447A (ja) 給湯機
JPH0424245Y2 (ja)
US1045829A (en) Gas-burning furnace.
US1540633A (en) Oil burner
JPH037695Y2 (ja)
JPS62762A (ja) 液体燃料燃焼装置
US1962237A (en) Gas burner
JP2506022B2 (ja) 暖房加湿装置
JPS5838250Y2 (ja) 液体燃料燃焼装置