JPS6387520A - 未燃灰回収装置 - Google Patents

未燃灰回収装置

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JPS6387520A
JPS6387520A JP22980386A JP22980386A JPS6387520A JP S6387520 A JPS6387520 A JP S6387520A JP 22980386 A JP22980386 A JP 22980386A JP 22980386 A JP22980386 A JP 22980386A JP S6387520 A JPS6387520 A JP S6387520A
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exhaust gas
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勉 肥後
Takahiro Oshita
孝裕 大下
Shigeru Kosugi
茂 小杉
Naoki Inumaru
犬丸 直樹
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は、砂状の粒状固体を下面より吹き込む気体によ
り流動化させ且つ燃焼温度に保持して形成し念流動層に
燃焼物を供給し、当該流動層とその上部燃焼温度領域よ
シ発生する燃焼排ガスが同伴する可燃性固体を当該燃焼
排ガスの燃焼温度よりも低い冷却後の部分より分離回収
し、当該流動層又はその上部燃焼温度領域に投入して燃
焼物の燃焼率を向上するようにした熱反応における当該
可燃性固体の分離装置に関し、特に、主とした燃料に石
炭やコークス、オイルコークス等の燃焼速度の比較的遅
い固体燃料を用いる流動床ボイラにおいて、燃料の燃焼
効率の一層の向上を計るため、流動床ボイラよシ出た排
ガスから慣性力又は遠心力又はその両方を用いた集塵に
より数μm以上の径の比較的粗い粒子を分離して、その
中に含まれる未燃カーゼンや飛散燃料粒子等未燃灰を再
度流動床やその上部など燃焼を行なっている燃焼温度領
域に戻す、いわゆる戻し灰の操作を行なう過程(プロセ
ス〕における未燃灰分離のための装置の改善に関する (従来の技術) 流動床炉は、ストーカ炉等と比較して、燃料の性状例え
ば石炭の炭種や発熱量燃料比、揮発分や固定炭素等が大
幅に変化してもそれ種燃料の燃焼率が変化しなりという
長所があシ、最近の重油から固体燃料への燃料転換の中
の有力な技術となっている。
石炭だきボイラの場合、石炭の燃料比が上がるb、スト
ーカ炉では定格運転しようとするとlよ〜λO%もの石
炭が燃えきれずに排出されてしまうのが通常であるが、
流動床ボイラでは、蒸発量数トン毎時以上の規模であれ
ば、規模方式により異なるがほぼ20%前後以上の燃焼
率を保つことができる。
そして更に、煙道の底に沈降するものや、或いは積極的
な慣性力、遠心力等により、熱回収等によって冷却され
念排ガス中よシ分離した数〜i。
μm以上の径の比較的粗大な固体粒子を再びその燃焼域
に戻すことにより、当固体粒子中に含まれている未燃カ
ーデンや飛散燃料等即ち未燃灰を燃焼させ、その結果、
りj〜タタチ以上の燃焼率を得られることが知られてい
る。
(発明が解決しようとする問題点〕 上記した従来の流動床ボイラ等は、一般的にはターンダ
ウン比(蒸発量の節減〕が比較的狭く、このため、ペー
スロード用として常に定格に近い運転をすることが多く
、通常の慣性力や遠心力による分離を用いた未燃灰回収
装置でも特に性能上や運転上の問題はなかったが、流動
床2イラの実績が延びるに従って、流動床部を数個に区
分けして各々独立して運転できるようにし、負荷に応じ
てその運転個数を変えるいわゆるマルチベッド方式や、
流動床の流動層高変化を利用したり又は伝熱面を昇降し
たりすることにより流動床内の伝熱面積を変化させたり
、また本発明者らが先に出願し次特願昭61−1110
号などのように、流動床での熱回収部を燃焼部より別に
設けて熱回収部流動を制御し′fcシして、負荷を下げ
たときにはそれに応じて流動層から熱回収を抑制するこ
とで大幅なターンダウン比を可能にし念流動床が現れ始
めている。
上記のような装置にあっては、未燃灰回収はその分離の
原理が、慣性力によるものは排ガスの流速を加速しなが
ら急激に流れ方向を変化させることにより、排ガスの流
れに対してその中に含まれる固体分は比重が大きく慣性
が働くために運動方向がずれて分離するという現象を利
用したものであシ、遠心力によるものは、排ガスに強い
旋回運動を与え固体分に作用する遠心力によって排ガス
から固体が分離するものであシ、従って、排ガスの流れ
の加速、急激な方向の変化ないし旋回運動減速などの一
連の現象に伴ない排ガス通風圧損が生じ、分離効果を発
揮させるには一定値以上の排ガス通風圧損が分離に必要
となる。
従って、運転負荷を下げることで発生排ガス量も減少す
るが、それにより急速に圧力損失が減少して分離能力が
失われてしまうことになる。しかも、流動床上部の、定
常運転時には燃焼温度領域である部分も熱負荷が下がる
のに対し、周囲の輻射伝熱面等はそのままであるために
激熱量の割合が増して冷え燃焼温度領域が急激に縮小し
、未燃分が増加してしまうことになる。
従って、部分負荷運転時には、戻し灰による燃焼率向上
が劣ってしまうばかりでなく、炉焼温度域自体での燃焼
率自体も低下してしまう傾向にあり、流動床の層高や層
温度を高めて層内燃焼率を向上させることでしか燃焼率
の低下を防ぐ方法はなかった。
ところが、流動床の層高を上げると、流動空気吹田に必
要な圧力が流動空気吹出部での流動床による圧力(流動
媒体の単位床面積当りの重さに相当する。)と、吹出口
の通風圧力損失との和に等しいため、層高が上がっただ
け圧力も高くなシ、それに対する流動空気用送風機の能
力にも限界があシ、又該圧力が増加した分、流動空気用
送風機の仕事量が増し動力も増加して、流動床ゼイン発
生エネルギも割高となってしまうという問題点があった
また、流動床の層温度を上げると、流動媒体の劣化消耗
が増したり、温度計や流動空気吹出ノズルなど流動床内
の金属の劣化摩耗量が増えて寿命が短くなったシ、床内
脱硫はl弘o−rho℃の最適点から離れて脱硫率が低
下するとか、酸化窒素濃度が上昇し始めるなどの点から
も、層温度を上げることには限界があるという問題点も
あった。
本発明は、上記したいろいろの問題点を解決することを
技術的課題としている。
(問題点を解決するための手段〕 本発明は、上記した従来技術の問題点を解決するために
、排ガスからの慣性力又は遠心力を用い次燃焼部へ戻す
固形分の分離に際して一つの装置で行なわず、容量の小
さな複数の装置に分け、ダンパ等によって使用する装置
を選択し、常に、その運転負荷に応じた分離装置の能力
を発生排ガス風景に見合ったものとして、分離装置を適
切な運転点で運転し、戻し灰による燃焼率改善効果を負
荷の低い運転においても保持しようというものである。
即ち、燃焼排ガスの流路を分岐して、それぞれに流路開
閉機構と燃焼排ガスからの可燃性固体の慣性力又は遠心
力を用い次分離機構を備えた流路を複数並列させ且つ当
該分離機構前後の差圧計を備え、当該開閉機構の開個数
を調節することにより、当該可燃性固体の分離機構での
燃焼排ガスの通風圧損を一定範囲に保持する仁とを特徴
としている。
(実施例〕 次に、本発明の実施例を図面について説明する。
第1図は、本発明の未燃灰回収装置の一実施例を示す概
要説明図である。図において、流動床ゼイラl内に形成
された流動層2に、側壁に設けられた投入口から燃焼物
3が投入されるよりになっている。流動層λ及びその流
動層の上部空間では、燃焼物3の発火点以上で燃焼温度
となっており、且つ流動層コを形成している砂状の粒状
固体を最低速度化速度以上送気して流動化させる流動化
ガスを兼用している燃焼空気量が、流動層−の底面全面
に配備した散気製画から供給されるようになっている。
なお、燃焼空気μの一部を、流動層上部空間燃焼温度領
域jに直接壁等から二次燃焼空気として供給する燃焼装
置もある。
また、特に酸素分EEを低減して排ガス中の窒素酸化物
低減の効果をねらったり、燃焼空気量が流動化ガス景と
しては不足する場合などでその不足量を補うために、燃
焼用空気に燃焼排ガスの一部を混入するいわゆる排ガス
再循環法をとる場合もある。
上記流動床ゼインlで発生した燃焼排ガス(矢印6で示
す〕は、ぎイラによって熱を回収されると同時に冷却さ
れて燃焼温度以下、即ち参〇〇にj00℃以下、望まし
くは後続の機器がSS材質が使用できるよう300〜3
10℃以下で並列に配備された複数のダンパ7a付の慣
性力又は遠心力を用bfc分離装@7を通り、排ガス中
のばいじんを荒取りした後、更に後続の集塵機lにより
排ガスのばいじん濃度規制値以下までばいじんを再度捕
集し穴径、誘引送風機?を経て煙突10よシ大気中へ排
出されるようになっている。上記後続の集塵機rには、
電気集塵機、・々グフィルタ、或いはスクラ/々−等の
高効率集塵装置が使用される。
分離装置7には、慣性力では衝突式、反転式など、遠心
式ではサイクロンで接線流入式や軸流式反転形、軸流式
直進形等がある。
運転中、燃焼物3は、流動層J及びその上部の燃焼温度
領域jで、燃焼空気等に含まれる酸素により、その可燃
分の大部分が燃焼し、その中に含まれてbる不燃分の内
数百μm以下の微細な粒径のもの及び流動層−での流動
媒体との衝突により同様の粒径に微細化され念ものは、
燃焼により生成する燃焼排ガスに同伴されてばいじんと
なり、燃焼温度領域!より排出されるが、その中には、
燃焼温度領域!で生成する未燃カーボンや燃焼しきれな
いで燃焼排ガスに同伴してしまう飛散燃焼物などの未燃
物が含まれており、それらは、燃焼物やその同伴水分等
による爆発的燃焼や流動層の気泡形■とその流動層表面
による破裂に伴ない加速され流動層から噴出する流動層
を形成する粒状固体の流動媒体等の、本来排ガスに同伴
できないような粗い/IIm前後の粒径の不燃物を除け
ば、燃え切れなかったものであるだけに通常粒径の大き
い方に属する。
未燃分が粒径の大きな方に属する理由は、以下のように
説明することができる。流動床燃焼では流動層内の流動
媒体の働きで燃焼物が層全体に分散し、且つ流動店内で
の温度はほぼ均一で、全体に均一燃焼し不完全燃焼し念
未燃カー昶ンは実際には燃焼物供給量の極端な偏りや流
動層温度低下、流動不良などない限り、通常発生するこ
とはまずなく、未燃分の殆んどは、燃焼物が燃焼しきら
ぬ内に燃焼温度領域から出てしまったものであシ、粒径
の十分小さいものは未燃物を残さないことからである。
即ち、未燃分の殆んどは、排ガスの流速程度で排ガスに
より浮遊化はするが、燃焼it領領域おける滞留時間で
は燃焼しきれないもので、従って十μm前後から数百μ
m程度の粒径を持つのが普通である。これは、石炭、燃
焼では石炭に同伴した戻粉等が起源であるといって差支
えない。
これに対し、数μ以下のものは、完全燃焼しているのが
殆んであシ、又、流動媒体としては直ちに排ガスに同伴
されて飛散するため用をなさない。
従って、これらの未燃分を多く含む粒径の粗いばいじん
は数μ〜ioμ前後以上の粒子のみ捕捉する慣性力や遠
心力を用いた分離装置7により容易に捕捉され、又はそ
れ以前の煙道沈降ダストに多く含まれることになる。従
って、それらのダストは再び燃焼温度領域に戻すことで
再燃させ、燃焼率を改善させ又、その中に含まれる不燃
分粒子は流動媒体として再利用させることができる。但
し、流動床ボイラ沈降ダストの沈降した部分が、成る程
度前もって沈降したダストにより機嫌から断熱されてい
る場合で、排ガスが4Loo℃前後以上ある場合、酸化
は沈降してからも進行し、未燃分が燃焼してしまう可能
性も高い。このような場合には、第1図に示す実施装置
と異なり、集塵機の灰と一緒に灰として系外に排出する
方が好ましい。但し、不燃分の粗粒子が多い場合、流動
媒体として流動層に戻すことは流動媒体の補給量を削減
する効果がある。
次に、分離装置7について説明する。分離装置7は、例
えば遠心式であるサイクロンを用いたとすると、通風圧
損を≠θ〜/λOmmAq (322m / / 77
 Pa) 8度、更に望ましくは10−/コOmmAq
 (7J’ j−/ / 77 Pa)程度とすること
が、最も無駄なく且つ固気分離機能を発揮できることが
一般的に知られている。
圧損は通風量の2乗に比例する。従ってサイクロンを例
にとると、圧損の平方根が通風量に比例するため、圧損
を定格風量時/ 20 mmAqで設計しても、圧損の
下限μOmmAqに対して転負荷を半分にもしないうち
に、分離能力がなくなってしまう。そこで、第1図に示
すように、分離装置7を複数台並列状に設け、流動床ゼ
イラ運毎に、並列状態に設置された分離装置の一部の通
ガスを、ダンパ2aを閉じて停止して行くことで、常に
少くとも弘0− / 20 mmAq望ましくは♂0〜
/ 20 mmAq前後のこの種の分離に最適な通風圧
損をほぼ総べて運転負荷において保つことが可能となる
。即ち、高分離効率を保つことが可能となり、その分離
装置7による分離灰を流動床ボイラlの燃焼温度領域j
に例えば空気輸送配管l♂を経て戻すことにより、高燃
焼効率を保つことが可能となる。これは差圧計30にて
分離装置前後の圧力損失を監視することで確実に管理す
ることができる。
ここで、分離装置7に慣性力又は遠心力によると規定し
念のは、この種類の分離装置で分離し度い粒径が前述し
た未燃分の多い数十〜数百μmの粒径であり、一方、慣
性力又は遠心力による分離は一般的に1O−2Oμm以
下では捕集効率が特別な工夫をしない限り極端に低下し
、10−数μm以下では殆んで捕集しないといわれてい
ることから、完全燃焼した灰であるダストを選択的に後
続の集塵機tに送シ、そこで捕集し灰として系外に排出
するのに好都合であることによる。
分離装置7で分離されたものは、もともと排ガスに同伴
する位であるから、そのまま排ガス中に戻しても再び燃
焼し切れぬうちに飛散してしまう可能性が高い。従って
、水油、泥等の液体を含んだものと混練して団塊化して
流動層に投入するとか、或いは流動層成近傍よシ空気輸
送等で直接流動層成近傍に吹き込んでやるなどの工夫が
必要となる。
なお、仮に分離装置7が細かいダストまでも捕集するよ
うな電気集塵機とかテ過集塵のバグフィルタのようなも
のであるとしfC+a合には、分離装置と後の集塵機と
に分ける意味が薄れる。即ち、この場合は、粒径により
分離でき逢いため分離袋@全やめて後続の集塵機で得次
灰の一部を戻すのと同じことになり、そのため、全体と
して、灰を全く戻さない場合よシは燃焼率F′i高いが
、前述した慣性力又は遠心力による分離装置ヲ用い念戻
し灰よりは低い燃焼率となるからである。
なお、燃焼物に含まれる不燃物で粒径が数百μm前後以
上あるものは、流動媒体に混入同化するが、余り粒径の
大きなものは流動層の底に溜る恐れがあるので、流動層
より抜き出し、排出する。粒径が流動媒体に近く混入同
化したものは特に流動媒体と区別できず又必要もないの
で、増量した流動媒体を系外に排出することになる。又
、底に溜るものは、流動媒体を底層低部近傍よυ抜き出
すと流動媒体に伴われて出てくるので、分級して流動媒
体とほぼ同一径以下のものは奔び流動床に戻し、大きい
径のものは不燃物として 系外に排出することになる。
低部より抜き出すものは、流動層内の特に吹き込まれた
酸素分の多いガスに曝されたものであることから、はぼ
完全に燃焼しておシ、未燃分は全くないといってもよい
第1図に記載し次符号と同一の符号は同一ないし同類部
分を示すものとする。
図において、流動床ゼインlのハウジング(外壁]は、
壁面伝熱管を上下方向に並設し、フィンで互いにつない
でメンブレンウオールとして構成され、外側に保温材が
張設されている。まなその内部は、燃焼部//を中央部
に位置させ、その両側に仕切壁lλを介して、多数の伝
熱管を内蔵した熱回収部/J、/Jが設けられておシ、
燃焼部/lにおける流動媒体の動きを円滑にするために
、空気室を中央部の/44a 、 /≠aと両側部の/
4(b、/弘すのように2系統に分け、中央部の空気室
から吹き込まれる流動空気吹込風量を両側の空気室より
小とし、燃焼部II内で矢印で示すように、流動と共に
強い侵拌作用を与え、空気室l弘a、/弘a上方に、下
方へ向かう移動層が、また両佃窒気室l≠l)、/4<
l)の上方に、上方へ向かう流動層がそれぞれ形成され
、且仕切壁lコの上方で一部が反転して熱回収部13へ
上方から入シ込み、該仕切壁//2の下方から燃焼部1
/へ戻る循環流が生じるように構成されており、そのた
め、散気装alよけほぼ対称的な山形に形成されている
また、仕切壁12の傾斜部に沿って、その上部に、多数
のガス(空気〕供給孔を穿役し次数気管/Aが設置され
ている。該散気管16がらの吹込風1つまり燃焼空気ψ
aは、循環層を形成する定めに、0−2 Gmf i(
Gmfは流動開始質量速度を与える流動ガス量〕の範囲
で必要な熱回収量によって増減されるようになっている
。図中、/7は廃棄物投入ホッパ、17aは給塵装置、
17bは廃棄物投入口、itは石炭ホッパ、/1aは給
炭装置、Irbは石炭投入口、/りは不燃物取出口であ
る。
一方、流動床ボイラlで発生した燃焼排ガスは、気水ド
ラム2Qaと水ドラムiobを有する水管接触部λO及
びエコノマイザコlで熱交換して冷却され、その間、排
ガスから分離し友固形物は、それぞれの最底部に集まっ
て灰排出コンベヤ2.2によって排出されfc後、分離
装置として用いられ次マルチサイクロンj4へ導かれる
上記マルチサイクロンコtは、複数個(図では、3個並
列されているが、それぞれのサイクロンλ7の奥行方向
に多数並設されている。〕のサイクロンλ7からなり、
各サイクロンコアの排気筒出口は、円錐形の上下動する
弁体J7aとそれに付属した弁駆動装置u7bによって
開閉するようになっている。
捕集灰は、共有の捕集灰室コaaに入シ、その最底部に
設けられたスクリューの灰排出コンベヤjobによって
7ケ所にかき寄せられ、ダブルダンパないしロータリ弁
などの図示しない排出弁を経て、空気輸送配管(戻し灰
うイン〕コtに送シ込まれ、それを経て、燃焼部//の
流動層底より燃焼m度領域に戻されるようになっている
なお、上記サイクロンコアで灰を分離した排ガスは、図
示しない後続のスクラバー、/々グフィルタや電気集塵
機等の集塵機で更に固形物を排ガス規制値以下まで分離
した後、誘引送風機を経て煙突へ導かれることは、第1
図のものと同様である。
この実施装置によれば、流動床メイラlからマルチサイ
クロンコロの出口まで一体型として形■されているので
、ダクト引きまわしによる空間の無駄がなく、通風圧損
の増加が防止でき、しかもコンノセクトな外観として形
成することができる。
なお、上記した実施例において、マルチサイクロンの一
つ一つのサイクロン27に独立し念弁駆動装置コアbを
取付けた構造について説明し念が、各サイクロンに備え
た各弁コアaの幾つかをまとめて一緒に駆動させるよう
にすることも可能である。
例えば、定格風量のl/λ に相当する部分をまとめて
1つの駆動機構につなげたものを11同様に定格風景の
l/弘 に相当する部分をまとめたものをl、定格風量
の//r  に相当する部分をまとめ次ものを2の弘系
統として、それらの駆動機構の組み合わせにより//I
 単位で調節する方法が可能である。また、排気筒出口
を開閉する弁体7aの代りに、ダンノにでもよい。
ま念、分離機構として用いられた分離装置自体も、サイ
クロンに限る必要はなく、tた必ずしも同一の容量とす
る必要もなく、異なった容量のものを組み合わせること
により細かい単位で調節するようにしてもよい。
また、本発明の未燃灰回収装置は、燃料の燃焼効率を上
げるべき流動床ボイラに限らず、流動層を有する熱反応
炉に広く適用できるものである。
部ち、燃焼後の灰を再利用するなどの理由で、灰の粒径
を細かいものに揃え、なおかつ未燃分を極力少なくシ念
い場合にも適切な手段であり、その場合、必ずしもボイ
ラによる熱回収はせずに燃焼排ガスを直接水噴射で行な
うようなものにも適用できる。
(発明の効果〕 以上述べ念ように、本発明によれば、未燃灰回収の危め
に排ガスからの未燃分を多く含む粗い粒径の固体を選択
的に捕集する分離機構としての分離装置を複数台並列状
に挿入し、なお且つ、流動床ボイラ等の熱反応炉の負荷
調節に伴なう排ガス発生量の増減に応じて、上記分離装
置をダンノぞ等の開閉により、該分離装置での燃焼排ガ
ス通風圧損を一定範囲に保持するようにしたことにより
、排ガス風量に一見合つな能力として常に高効率域で運
転することが可能となり、これにより、流動床ボイラ等
の熱反応炉の特に工夫され大幅な蒸発量負荷調節を可能
とし次ものにおいてその全域に亘シ、戻し灰による高燃
焼率t−維持することができる。
従って、特に負荷の低い経済運転においても燃焼率の低
下によるボイラ効率金防ぐことが可能となり、従って流
動床ボイラ等の熱反応炉を負荷変動を伴つ用途にも適用
する上で燃料の節約に大きく寄与することができる。
これは同時に、そのままでは流動層より突出して排出さ
れてしまう流動媒体を回収して再び流動層に戻す役割も
同時に果すため、流動媒体消費蕾の低減に役立つ。
又分離装置の通風圧損の幅を狭くできることにより、排
ガス通風とそのための誘引送風機の負荷を軽減すると同
時に、運転状態を安定化させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明    −5装置の概要説明図、第4図
は同じく本発明        装置の具体例を示す断
面図である。 l・・・流動床ボイラ、λ・・・流動層、3・・・燃焼
物。 ダ・・・燃焼空気、j・・・燃焼温度領域、7・・・分
離装置、7a・・・ダンツク、?・・・集塵機、?・・
・誘引送風機、10・・・煙突、/l・・・燃焼部、l
コ・・・仕切壁、・13・・・熱回収部、141−a、
I≠b・・・空気室、is・・・散気装置、16・・・
散気管、26・・・マルチサイクロン、J4g・・・捕
集灰室、、2Jb・・・灰排出コンベヤ、コア・・・サ
イクロン、、Z7fi・・・弁、コアb・・・弁駆動装
置、dr・・・空気輸送配管、60・・・差圧計。 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、粒状固体を下面より吹き込む気体により流動化させ
    且つ燃焼温度に保持して形成した流動層に燃焼物を供給
    し、当該流動層とその上部燃焼温度領域より発生する燃
    焼排ガスが同伴する可燃性固体を当該燃焼排ガスの燃焼
    温度よりも低い冷却後の部分より分離回収し、当該流動
    層又はその上部燃焼温度領域に投入して燃焼物の燃焼率
    を向上するようにした熱反応における当該可燃性固体の
    分離装置において、燃焼排ガスの流路を分岐して、それ
    ぞれに流路開閉機構と燃焼排ガスからの可燃性固体の慣
    性力又は遠心力を用いた分離機構を備えた流路を複数並
    列させ且つ当該分離機構前後の差圧計を備え、上記開閉
    機構の開閉個数を調節することにより当該可燃性固体の
    分離機構での燃焼排ガス通風圧損を一定範囲内に保持す
    ることを特徴とする可燃性固体を燃焼排ガスより分離し
    て未燃灰を回収する装置。 2、上記分離機構が上記燃焼排ガス通風圧損を40〜1
    20mmAq(392〜1177Pa)程度、望ましく
    は80〜120mmAq(785〜1177Pa)程度
    とする遠心力を用いた分離である特許請求範囲第1項記
    載の未燃灰回収装置。 3、上記分離機構が燃焼排ガスよりばいじんを捕捉し系
    外に排出する集塵装置よりも燃焼排ガス流路上流側に配
    置されている特許請求の範囲第1項又は第2項記載の未
    燃灰回収装置。
JP61229803A 1986-09-30 1986-09-30 未燃灰回収装置 Expired - Lifetime JPH0743114B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60181518U (ja) * 1984-05-10 1985-12-02 バブコツク日立株式会社 流動層燃焼装置
JPS61114762A (ja) * 1984-11-09 1986-06-02 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 機械式集塵装置の運転方法

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