JPS638741Y2 - - Google Patents

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JPS638741Y2
JPS638741Y2 JP1983181878U JP18187883U JPS638741Y2 JP S638741 Y2 JPS638741 Y2 JP S638741Y2 JP 1983181878 U JP1983181878 U JP 1983181878U JP 18187883 U JP18187883 U JP 18187883U JP S638741 Y2 JPS638741 Y2 JP S638741Y2
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JP
Japan
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door
opening
heat treatment
shelf
items
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JP1983181878U
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JPS6089263U (ja
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Landscapes

  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、熱処理炉に関する。
従来、熱処理炉として第1図に示すものがあ
る。この熱処理炉1は、その前面に図示しない物
品を内部に出し入れするための1つの大きな開口
2と、その開口2を開閉するための扉3と、収納
する物品の大きさにしたがい適宜の段数設けた外
部へ引き出し可能な受棚4を有し、内部に熱風を
循環させるか、あるいは内部に石英管ヒータを設
ける等して収納された物品の熱処理を行なうよう
に構成されている。この熱処理炉1は、開口2が
大きいために、物品の出し入れのために扉3を開
くと大量の熱が該開口2を経て外部に逃されてし
まい、内部の温度が大幅に低下する欠点がある。
また、このような欠点があるが故に、内部に更に
物品を収納するスペースが残されていても、前に
入れた物品の熱処理が完了するまで扉3を開かず
に、待たねばならず、処理能力を十分に有効に利
用できない欠点がある。そこで、受棚4を複数個
設けた場合、それら受棚4の各々に対応する小面
積の開口と、それをふさぐ扉を個別に設けること
が考えられるが、それでも扉の開放時の大幅な熱
損失は免れない。
本考案は、上述に鑑み、前面の扉をあけたとき
の温度低下が小さく、既に処理中の物品があると
きでも、内部に残されたスペースに物品を入れた
り、そこから取り出したりできるようにすること
を目的とする。
本考案は、上述の目的を達成するために、受棚
の奥端縁に受棚を引き出した際、開口を閉塞する
蓋板を立設した。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。第2図は、本考案の一実施例に係
る物品例えば、電子部品の熱処理炉の斜視図であ
る。この電子部品の熱処理炉10は、内部に熱風
が循環する熱処理室11が形成される本体12
と、この本体12に一体的に組付られた制御部1
3とを有する。前記本体12の前面には、図示し
ない電子部品を熱処理室11に出し入れするため
の3つの小面積の開口14が上、中、下の3段に
設けられる。各開口14には、個別的に対応させ
られた各扉15が設けられる。
各扉15は、それぞれ本体12の前面にヒンジ
16を介して揺動可能に取り付けられる。そし
て、その扉先部分には手動式ドアロツク17が設
けられる。各扉15には、その内側に扇形に展開
する受棚18が設けられる。この受棚18は、熱
処理室11内の熱風の循環をできるだけ自由に行
なわせるとともに、扉15を開いたときに受棚1
8の面に沿つて外部に熱風が逸流しにくくなるよ
うに、パンチングメタル、金網などの多孔板で形
成される。この受棚18の奥端縁19には、扉1
5とほぼ直角に配置された蓋板20が立設してあ
る。この蓋板20は、扉15の開放時に、開口1
4を閉塞するもので、扉15を閉じた際には、熱
風の循環方向に対してほぼ直角に位置する。その
ため、この蓋板20は熱風の循環を可及的に妨げ
ることなく、かつ開口14の閉蓋時に、熱風が可
及的に外部に放出されるのを防ぐためにパンチン
グボードなど適度の通風性を有する板材から構成
してある。このように構成された電子部品の熱処
理炉10では、扉15を開いた時に開口14が蓋
板20によつて閉塞されるうえ、受棚18れの面
に沿つて外部に逸流しがたくしてあるので、外部
への熱が逃げにくくなる。その結果、1つの扉1
5を開いてそこから電子部品を取り出したり、空
の受棚18の扉15をあけてそこに電子部品を入
れたりする際に、熱処理室11の温度降下が少な
く、自由にどれか1つの扉15を介して電子部品
の出し入れができる。
第3図は、本考案の他の実施例を示す斜視図で
ある。図中、第2図に対応する各部分には同一の
符号を付してある。この電子部品の熱処理炉10
は、扉15および受棚18が引き出し式に本体1
2に取り付けられてあり、受棚18の奥端縁19
に蓋板20が扉15と平行に立設されている。た
だし、この場合、蓋板20は熱風の循環方向に沿
つて配置されているので、この循環を妨げないた
め扉15を引き出したときに開口14を完全に閉
蓋しうる1枚の金属板から構成してある。この場
合、受棚18の面積が前記実施例のものよりも大
きくでき、より多くの電子部品を一度に出し入れ
することができることになり、かつ扉15の引き
出し時にも蓋板20によつて開口14を完全に閉
塞することができるので、熱処理室11の温度降
下を更に低減することができる。尚、前記各実施
例では受棚18を扉15と連続して設けてある
が、必ずしもこのようにして設ける必要はなく、
即ち扉を開放した後、受棚を引き出すように構成
した熱処理炉においても、本考案が適用されるこ
とは勿論である。
以上のように、本考案によれば受棚の奥端縁に
蓋板を立設し、受棚の引き出し時に開口を閉塞す
るようにしたので、内部に循環させられた熱風が
開口を経て外部に逃げ出しがたくなり、これによ
り内部の温度が殆ど低下しなくなる。したがつ
て、内部に更に電子部品等の物品を収納するスペ
ースが残されている場合、先に入れた物品の熱処
理が完了していなくても、他の物品を内部に収納
することができ、また物品の熱処理が完了してい
なくても熱処理が完了した先に入れた物品を取り
出すことができるので、処理能力を十分に有効に
利用することができる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来例の斜視図、第2図は、本考案
の一実施例の斜視図、第3図は、他の実施例の斜
視図である。 10は熱処理炉、14は開口、15は扉、18
は受棚、19は蓋板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面に設けた、物品を内部に出し入れするため
    の開口と、その開口を開閉するための扉と、物品
    を収納配置する外部へ引き出し可能な受棚とを有
    し、内部に収納配置された物品の熱処理を行なう
    熱処理炉において、前記受棚の奥端縁に、受棚を
    外部へ引き出した際、前記開口を閉塞する蓋板を
    立設したことを特徴とする熱処理炉。
JP1983181878U 1983-11-24 1983-11-24 熱処理炉 Granted JPS6089263U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983181878U JPS6089263U (ja) 1983-11-24 1983-11-24 熱処理炉

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983181878U JPS6089263U (ja) 1983-11-24 1983-11-24 熱処理炉

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6089263U JPS6089263U (ja) 1985-06-19
JPS638741Y2 true JPS638741Y2 (ja) 1988-03-16

Family

ID=30394016

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1983181878U Granted JPS6089263U (ja) 1983-11-24 1983-11-24 熱処理炉

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JP (1) JPS6089263U (ja)

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JPS6089263U (ja) 1985-06-19

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