JPS6387144A - 回転電気機械の固定子 - Google Patents

回転電気機械の固定子

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JPS6387144A
JPS6387144A JP22919786A JP22919786A JPS6387144A JP S6387144 A JPS6387144 A JP S6387144A JP 22919786 A JP22919786 A JP 22919786A JP 22919786 A JP22919786 A JP 22919786A JP S6387144 A JPS6387144 A JP S6387144A
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JP
Japan
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yoke
peripheral wall
section
field core
alloy
Prior art date
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Pending
Application number
JP22919786A
Other languages
English (en)
Inventor
Kingo Kamiya
神谷 欣吾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisan Industry Co Ltd
Original Assignee
Aisan Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisan Industry Co Ltd filed Critical Aisan Industry Co Ltd
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Publication of JPS6387144A publication Critical patent/JPS6387144A/ja
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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は回転電気機械に係り、特に当該回転電気機械の
固定子の改良に関する。
〔従来技術〕
従来、この種の回転電気機械の固定子においては、例え
ば、特開昭60−237836号公報に開示されている
ように、継鉄の内周面に界磁鉄心を溶接するにあたり、
電気抵抗法を利用したものがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような構成においては、両溶接用電
極の一方については継鉄の外表面に接触保持すればよい
ものの、他方の溶接用電掻については継鉄内に挿入した
後界磁鉄心の内表面に接触保持して、継鉄と界磁鉄心と
の接合部分の溶接を行うため、溶接作業性が悪かった。
また、このようなことは、継鉄の形状寸法が小さい程著
しかった。
また、上述のような溶接を適確に行うには、両溶接用電
極に対する荷重、これら電極間の接触抵抗及び溶接電流
、並びに各電極の形状等の各種溶接条件を常に通正に管
理しなければならず、非常に面倒であった。また、上述
のような溶接条件の変動により溶接電流が異常に増大す
ると、各電極の周辺に放電現象が誘起され、この放電に
よる工ネルギーが、各電極に対する継鉄或いは界磁鉄心
の接触部分に、パリ、カエリ等のエンジン状の傷を発生
させるという不具合があった。さらには、界磁鉄心に施
された錆止塗料が、上述のようなパリ、カエリによりは
がれて、界磁鉄心の腐蝕の進行或いはこの腐蝕の進行に
伴う磁気抵抗の増大を招いていた。また、上述のような
パリ、或いはカエリが回転電気機械の軸受にかみ込まれ
ると、同軸受の本来の機能が阻害されるという不具合も
あった。
そこで、本発明はこれらのことに対処すべく、回転電気
機械の固定子において、その継鉄に対し界磁鉄心を固着
するにあたり、レーザーと一ムー或いは電子ビームの高
エネルギー性を活用するようにしようとするものである
〔問題点を解決するための手段〕
かかる問題の解決にあたり、本発明の構成上の特徴は、
回転電気機械に設けられて円筒状継鉄と界磁巻線をそれ
ぞれ巻回した複数の界磁鉄心とを備えてなる固定子にお
いて、前記継鉄においてその円周方向に間隔を付与して
定めた複数の周壁部にてその各内側から前記複数の界磁
鉄心の各基部をそれぞれ接合して接合部を形成し、前記
複数の周壁部にその各外側からそれぞれ電子ビーム或い
はレーザービームを照射して前記各接合部を溶融合金状
態にした後凝固させるようにしたことにある。
(作用効果〕 しかして、このように本発明を構成したことにより、前
記継鉄の各周壁部と前記各界磁鉄心の基部との各接合部
がレーザービーム或いは電子ビームの高エネルギーのも
とにそれぞれ合金状溶接部として形成されて前記継鉄に
対し前記各界磁鉄心を強固に固着し得る。かかる場合、
レーザービーム或いは電子ビームを前記継鉄の各周壁部
の外表面に照射して同各周壁部を通し前記各界磁鉄心の
基部に及ばしめるのみでよいため、前記継鉄の形状が小
さくても、溶接作業が容易になる。また、レーザービー
ム或いは電子ビームの光強度、照射時間の制御が簡単に
できるので、上述した合金状溶接部の形成が常に通正に
なされ得る。また、レーザービーム或いは電子ビームの
照射部が前記継鉄或いは界磁鉄心に接触することがない
ので、この継鉄或いは界磁鉄心の表面に機械的損傷が生
じることもない。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面により説明すると、第1
図は本発明が小型整流子電動機の固定子Sに適用された
例を示している。この固定子Sは、円筒状継鉄10と、
複数の界磁鉄心20〜20(第1図にては、−界磁鉄心
のみを示す)と、複数の界磁巻線30〜30(第1図に
ては、−界磁巻線のみを示す)とを備えており、複数の
界磁鉄心20〜20は、継鉄10にその円周方向に所定
間隔を付与して定めた複数の周壁部11〜11 (第1
図にては、−周壁部のみを示す)に継鉄10内にてそれ
ぞれ装着されている。なお、各界磁巻線30〜30は各
界磁鉄心20〜20の基部21〜21にそれぞれ巻回さ
れている。
次に、複数の界磁鉄心20〜20の継鉄10の複数の周
壁部11〜11に対する各装着構造について説明する。
但し、これら各装着構造は複数の界磁鉄心20〜20の
各々について同様であるので、以下、−界磁鉄心20の
装着構造について説明する。界磁鉄心20は、その基部
21にて、継鉄10の周壁部11の内周面11aに接合
した円弧状端面21aを有しており、この界磁鉄心20
の基部21は、第1図及び第2図に示すごと(、継鉄1
0の軸方向に間隔を付与して周壁部11との間に形成し
た複数の合金状溶接部Pa、Pb。
Pcにより周壁11に固着されている。
ところで、上述した各合金状溶接部Pa、Pb。
Pcの形成は次のようにして行う。即ち、継鉄10、及
び界磁巻線30を巻回した界磁鉄心20を別体にてそれ
ぞれ準備する。然る後、界磁鉄心20を継鉄10内に挿
入し、同界磁鉄心20の基部21を、第3図に示すごと
く、その円弧状端面21aにて継鉄10の周壁illの
内周面11aに接合させ、かつこのような接合状態にて
界磁鉄心20をその内周面側から適宜な治具40により
下方から支持する。
このように、継鉄10の周壁部11に接合した界磁鉄心
20を治具40により支持した状態において、レーザー
溶接機50の加工ヘッド52を継鉄10の周壁部11に
向けて所定間隔上方に保持して移動させつつ、溶接機本
体51から生じるレーザービームを加工へラド52を通
し周壁部11の外表面上第2図にて実線により示す部分
を順次照射する。かかる場合、レーザービームの照射は
、例えば、第1図における合金状溶接部Paに相当する
継鉄10の周壁部11の外表面部分から界磁鉄心20の
基部21内の中間部位にかけて溶融し合金状態となるま
で継続する。また、このような熔融合金状態は、レーザ
ービームの高エネルギー性により容易に実現されるとと
もに、レーザービームの指向性のため、溶融合金状態と
なる範囲を狭くでき、その結果、界磁巻線30に悪影響
を与えることがない。然る後、レーザービームの照射を
停止すると、上述の溶融合金状態となった部分は急冷し
て第1図のような合金状溶接部Paとなる。また、この
ようなことは各合金状溶接部Pb。
Pcについても同様に成立する。
しかして、上述のように各合金状溶接部Pa。
Pb、Pcを形成すると、継鉄10の周壁部11と界磁
鉄心20の基部21との機械的接合強度は、各合金状溶
接部Pa、Pb、Pcの合金同様の作用により十分に確
保されることとなる。かかる場合、レーザー溶接機50
の加工ヘッド52は継鉄lOの外側に配置するのみでよ
いので、継鉄10の外径寸法が小さくでも、溶接作業が
容易となる。
また、加工ヘッド52と継鉄10の周壁部11とが互い
に非接触のままで溶接作業がなされるので、継鉄10の
表面、或いは界磁鉄心20の表面に、機械的接触に起因
する損傷が生じることがない。
また、レーザー溶接機50からのレーザービームの光強
度、照射時間等の条件は自由にかつ容易に管理できるの
で、上述のような各合金状溶接部Pa、Pb、Pcの形
成は常に適確になされ得る。
なお、以上述べた作用効果は残余の界磁鉄心20につい
ても同様に達成できる。
なお、前記実施例においては、レーザービームの継鉄1
0の周壁部11の外表面に対する照射を直線状に行うよ
うにしたが、これに代えて、第4図にて符号Pd、Pe
、Pfにより示すごと(、スポット状にレーザービーム
を照射するように実施しても、前記実施例と同様の作用
効果を達成し得る。
また、本発明の実施にあたり、レーザー溶接機50から
のレーザービームの光強度が比較的低い場合には、第5
図に示すごとく、継鉄10の周壁部11に薄肉部11b
を形成し、この薄肉部11b上に、第6図にて符号PR
,Pmにより示すごとく、或いは第7図にて符号Pg−
Pkにより示すごとく加工ヘッド52からレーザービー
ムを照射して前記実施例と同様の作用効果を達成するよ
うにしてもよい。なお、第5図においては、合金状溶接
部Pgのみが示しである。
また、前記実施例においては、整流子電動機の固定子S
に本発明が通用された例について説明したが、これに限
らず、各種回転電気機械の固定子に本発明を通用して実
施してもよい。
また、前記実施例においては、レーザー溶接機50によ
り溶接する例について説明したが、これに代えて、電子
ビーム溶接機を利用してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る固定子の一実施例を示す要部断面
図、第2図は同固定子の継鉄の要部平面図、第3図は継
鉄と界磁鉄心との溶接方法を示す概略図、第4図は溶接
部位の変形例を示す要部平面図、第5図は前記実施例の
変形例を示す要部断面図、並びに第6図及び第7図は同
変形例における溶接部位の例を示す継鉄の要部平面図で
ある。 符号の説明 P a % P m・・・合金状溶接部、S・・・固定
子、lO・・・継鉄、11・・・周壁部、20・・・界
磁鉄心、21・・・基部、30・・・界磁巻線、50・
・・レーザー溶接機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 回転電気機械に設けられて円筒状継鉄と界磁巻線をそれ
    ぞれ巻回した複数の界磁鉄心とを備えてなる固定子にお
    いて、前記継鉄においてその円周方向に間隔を付与して
    定めた複数の周壁部にてその各内側から前記複数の界磁
    鉄心の各基部をそれぞれ接合して接合部を形成し、前記
    複数の周壁部にその各外側からそれぞれ電子ビーム或い
    はレーザービームを照射して前記各接合部を溶融合金状
    態にした後凝固させるようにしたことを特徴とする回転
    電気機械の固定子。
JP22919786A 1986-09-27 1986-09-27 回転電気機械の固定子 Pending JPS6387144A (ja)

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JPS6387144A true JPS6387144A (ja) 1988-04-18

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0455106U (ja) * 1990-09-14 1992-05-12
JP2015071971A (ja) * 2013-10-03 2015-04-16 パナソニックIpマネジメント株式会社 圧縮機
JP2015075047A (ja) * 2013-10-10 2015-04-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 圧縮機
US9365163B2 (en) 2010-03-10 2016-06-14 Honda Motor Co., Ltd. Device for visually confirming forward direction

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9365163B2 (en) 2010-03-10 2016-06-14 Honda Motor Co., Ltd. Device for visually confirming forward direction
JP2015071971A (ja) * 2013-10-03 2015-04-16 パナソニックIpマネジメント株式会社 圧縮機
JP2015075047A (ja) * 2013-10-10 2015-04-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 圧縮機

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