JPS6386197A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JPS6386197A
JPS6386197A JP61232030A JP23203086A JPS6386197A JP S6386197 A JPS6386197 A JP S6386197A JP 61232030 A JP61232030 A JP 61232030A JP 23203086 A JP23203086 A JP 23203086A JP S6386197 A JPS6386197 A JP S6386197A
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JP
Japan
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memory device
line
semiconductor memory
nonvolatile semiconductor
row address
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Application number
JP61232030A
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English (en)
Inventor
Kazuo Kobayashi
和男 小林
Yasushi Terada
寺田 康
Takeshi Nakayama
武志 中山
Kenji Noguchi
健二 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は情報の電気的に書込み・消去可能な不揮発性
半導体記憶装置、いわゆるEEPROMにおけるプログ
ラム手段の改良に関する。
[従来の技術] EEFROMのメモリセルへの情報の書込みは、チップ
内部に形成されている高圧発生回路を用いて15〜20
Vの高圧パルス(Vppパルス)を発生し、このVpp
パルスをメモリトランジスタのコントロールゲートまた
はドレインに印加することにより、フローティングゲー
トに電子を注入したり、フローティングゲートから電子
を除去したりすることにより行なわれている。メモリト
ランジスタのコントロールゲートにVppパルスを印加
し、そのドレインを接地電位にしてフローティングゲー
トに電子を注入すると、メモリトランジスタのしきい値
は高い方にシフトし、エンハンスメント型となる。この
動作を消去と呼び、情報“1”がメモリセルに記憶され
る。一方、メモリトランジスタのドレインにVppパル
スを印加し、コントロールゲートを接地電位にしてフロ
ーティングゲートから電子を除去すると、メモリトラン
ジスタのしきい値は低い方にシフトし、デプレション型
となる。この動作をプログラムと呼び、情報“0”がメ
モリセルに記憶される。
通常のEEPROMのメモリセルアレイにおいては、1
バイトのメモリセルのメモリトランジスタのコントロー
ルゲートは共通接続されているので、情報を書込む場合
には、まずバイト単位で消去が行なわれ、情報“1”が
書込まれた後、情報“0“を書込むべきビット(メモリ
セル)に対しプログラム動作が行なわれる。VpI)パ
ルスの幅は通常1ミリ秒ないし数ミリ秒であるので、1
バイトのメモリセルにデータを書込むためには10ミリ
秒程度の時間が必要となる。このため、チップ上の全メ
モリセルにデータを書込むためには非常に長い時間が必
要となる。そのため、データ書込み時間を短縮するため
、64にビット以上の高集積EEFROMにおいては、
同一ワード線上の複数バイトについて一括書込みを行な
うページモードという機能が備えられている。
第3図はページモード書込みの流れを示すフロー図であ
る。以下、第3図を参照してページモード書込動作につ
いて説明する。
ページモード書込みにおいては、データ書込みサイクル
は、外部書込みサイクルと内部書込みサイクルとに分け
られる。
外部書込みサイクルは、外部から記憶装置にデータを書
込むサイクルであり、スタティックRAMに情報を書込
む場合と同様の方法を用いてアドレス指定を行なってデ
ータを入力する(Sl)。
しかし、この外部書込みサイクルにおいては、入力され
たデータはメモリセルに実際に書込まれるのではなく、
選択された各ビット線およびコントロールゲート線に設
けられたラッチ(コラムラッチ)に取込まれ、そこで保
持される(S2)。このサイクルの継続する期間は、チ
ップ上に設けられたタイマにより制御されており、所定
の時間が経過するまで外部からの人力データのコラムラ
ッチによるデータラッチ動作が繰返される(S3)。
所定の時間が経過すると、タイマ出力に応答して外部書
込みサイクルが終了し、同時に自動的に内部書込みサイ
クルに移る。このサイクルでは、外部からの記憶装置へ
のアクセスが禁止される(S4)とともに、チップ内部
で高圧パルスVppを発生し、コラムラッチにラッチさ
れたデータをメモリセルに書込む。すなわち、チップ内
部でチャージポンプ等を用いて高圧パルスVl)l)が
発生され、コラムラッチにラッチされているデータをも
とに各ビット線およびコントロールゲート線が高圧に昇
圧され、メモリセルの消去およびプログラムが行なわれ
る。まず消去が1頁のうち情報を書換えたいバイトに対
して行なわれる(S5)、次にプログラムが行なわれ、
情報“θ″を書込むべきメモリセルに対しプログラムが
行なわれる。ここで、ページモード機能とは、1本のワ
ード線を選択し、このワード線に接続されるメモリセル
のみを順次アクセスする動作である。
第4図は従来の半導体記憶装置のコラムラッチ部の構成
を示す図である。以下、第4図を参照して従来の半導体
記憶装置のコラムラッチの構成について説明する。第4
図においては、図面を簡略化するために1本のビット線
および1本のワード線と1個のメモリセルMCとのみが
示されているが、ビット線およびワード線は複数本設け
られておりかつメモリセルも複数個設けられている。
第4図において、半導体記憶装置は、列方向に配列され
るメモリセルMCを接続し、メモリセルMCと情報の授
受を行なうためのビット線16と、行方向に配列される
メモリセルMCを接続し、1行のメモリセルMCを選択
するためのワード線30と、メモリセルMCに含まれる
メモリトランジスタ19のコントロールゲートへ所望の
電位を与えるためのコントロールゲート線17とを含む
ビット線16の一方端は、Yデコーダ23出力に応答し
てオン・オフするトランスファゲート14を介してデー
タ入出力用のI10線12に接続される。Yデコーダ2
3は外部アドレスに含まれるYアドレス(列アドレス)
をデコードし対応するビット線を選択する。
コントロールゲート線17の一方端は、Yデコーダ23
出力に応答してオン・オフするトランスファゲート15
を介してCGtIlllに接続され、そこから所望の電
位を受ける。トランスフアゲ−)14.15は同一のオ
ン・オフ動作を行なう。
ローデコーダ22出力を伝達するワード線30は、コン
トロールゲート線17上の電位をメモリトランジスタ1
9のコントロールゲートへ伝達するためのトランスファ
ゲート20のゲートおよびメモリトランジスタ19をビ
ット線16に接続するための選択トランジスタ18のゲ
ートに接続される。
1ビツトのメモリセルMCは、そのフローティングゲー
トにおける電子の有無により情報を記憶するメモリトラ
ンジスタ19と、ローデコーダ22から与えられるワー
ド線30上の電位に応答してオフQオフし、メモリトラ
ンジスタ19をビット線16に接続する選択トランジス
タ18とから構成される。ローデコーダ22は外部アド
レスに含まれるローアドレス(行アドレス)をデコード
して1本のワード線を選択する。
ビット線16の他方端は、クロック信号CK1に応答し
てオン・オフするトランスファゲート9を介して第1の
コラムラッチCL1に接続される。
ビット線16上の電位をラッチするための第1のコラム
ラッチCL1は通常、ビット線を昇圧する高圧スイッチ
(図示せず)に組込まれており、nチャネルMOS)ラ
ンジスタ1〜4と容量CI。
C2とから構成される。MOSトランジスタ1は、その
一方導通端子が高圧パルスvppを受け、そのゲートが
トランスファゲート9を介してビット線16に接続され
、その他方導通端子が容量C1の一方電極に接続される
。MOS)ランジスタ2は、抵抗接続され、その抵抗接
続端はMOS)ランジスタ1の他方導通端子および容量
C1の一方電極に接続され、その他方導通端子はトラン
スファゲート9を介してビット線16に接続される。
MOSトランジスタ3は、その一方導通端子が容量C1
の他方電極に接続され、そのゲートが容量C2の一方電
極およびトランスファゲート9を介してビット線16に
接続され、その他方導通端子はビット線16の昇圧のタ
イミングを与える信号φ1に接続される。MOSトラン
ジスタ4は、そのゲートにリセット信号R8Iを受け、
その一方導通端子がMOS)ランジスタ3のゲートおよ
び容ff1C2の一方電極に接続され、他方導通端子が
接地電位に接続され、リセット信号R8Iに応答してオ
ン・オフし、容量C2の電荷を放電する。
容1lCIはMOSトランジスタ1とMOS)ランジス
タ3との間に接続され、信号φ1に応答して充電され、
ビット線16を高圧に昇圧する動作を行なう。容ff1
C2は、その一方電極がトランスファゲート9を介して
ビット線16に接続され、その他方電極が接地電位に接
続され、ビット線16上の電位をラッチする。
コントロールゲート線17の他方端は、クロック信号C
KIに応答してオン・オフするトランスファゲート10
を介してコラムラッチCL2に接続される。
コントロールゲート線17上の電位をラッチするための
第2のコラムラッチCL2は、MOSトランジスタ5〜
8および容量C3,C4から構成される。その構成は第
1のコラムラッチCLIと同様であるが、MOS)ラン
ジスタフがコントロールゲート線17の昇圧のタイミン
グを与える信号φ2を受け、リセット用のMOS)ラン
ジスタ8が第2のリセット信号R32を受ける点が異な
っている。
第5図は、第4図に示される半導体記憶装置のコラムラ
ッチ部の動作タイミングを示す波形図であり、半導体記
憶装置におけるデータ書込み時における動作タイミング
を示す図である。以下、第4図および第5図を参照して
従来の半導体記憶装置おけるコラムラッチの具体的な動
作について説明する。
電源投入時およびデータ書込みサイクル終了時において
、第1のリセット信号RSIがMOSトランジスタ4の
ゲートへ与えられるとともに第2のリセット信号R32
がMOSトランジスタ8のゲートに与えられる(第5図
a、b)。これによりMOSトランジスタ4,8がとも
にオン状態となり、容量C2,C4に蓄積されていた電
荷がMOSトランジスタ4.8を介してそれぞれ放電さ
れ、コラムラッチCLI、CL2がともにリセットされ
る。
”外部書込サイクルが始まると、CG線11が第5図C
に示すように′H”レベルに保たれ、一方I10線12
の電位は入力データの“1゛、 “02に応じて“L″
、“Hoと変化する。ここで第5図においては、入力デ
ータとして“0”が入力され、第5図dに示すようにI
10線12が“H”レベルになった状態が示されている
。外部アドレスに含まれるローアドレスの組合わせに対
応して1本のワード線が選択されてワード線30の電位
が“Hoとなり(第5図■)となり、選択トランジスタ
18およびトランスファゲート20がオン状態となる。
同様に外部アドレスに含まれるY(列)アドレスの組合
わせに対応して1本のYゲート線13が選択されて第5
図eに示すように″Hルベルとなり、トランスファゲー
ト(Yゲート)14.15がそれぞれオン状態となる。
この結果、I10線12と選択されたバイトのビット線
16とが接続されるとともに、CG線11とコントロー
ルゲート線17とが接続される。ここで、メモリセルM
Cのメモリトランジスタ19のコントロールゲートの1
バイトが同一のコントロールゲート線に接続されている
ものとする。コントロールゲート線17の電位が第5図
fに示すように、“H”となり(CG線11を介して与
えられる)、ビット線16の電位が第5図gに示される
ように、I10線12を介して与えられるデータが“0
″のときに“H”レベルとなる。外部書込みサイクルの
間、クロック信号CKIは第5図りに示すようにH”レ
ベルに保たれており、トランスフアゲ−)9.10が導
通状態となっている。これにより選択されたビット線1
6およびコントロールゲート線17のそれぞれの電位は
容量C2,C4に蓄積され、入力データがコラムラッチ
CLI、CL2にラッチされる。
図示しないタイマの出力に応答して外部書込サイクルが
終了すると、消去サイクルに移る。消去サイクルにおい
ては、チップ内部に設けられた高電圧発生回路からの高
電圧パルスVpI)が第5図iに示されるように20V
まで立上がり、同時にクロック信号φ2の発振が始まる
(第5図j)。
またクロック信号CKIも第5図kに示すように20V
まで昇圧される。選択されたバイトのメモリセルに含ま
れるメモリトランジスタのコントロールゲートにつなが
るコントロールゲート線17に対して設けられるコラム
ラッチCL2においては、MOSトランジスタ7のゲー
ト電位が容量04の充電電位により“Hoであるために
導通状態となり、クロック信号φ2が容ff1c3およ
びMOSトランジスタ7を介してMOSトランジスタ5
のソースに与えられる。この結果、信号φ2の発振動作
、容量C3および抵抗接続されたMOS)−ランジスタ
ロの機能により、MOSトランジスタ5へ与えられてい
る高圧パルスvppがコントロールゲート線17へ伝達
され、コントロールゲート線17は第5図mに示すよう
に高電圧Vl)I)レベルにまで立上がる。この結果、
トランスファゲート20を介して高圧パルスVl)りが
選択されたバイトのメモリセルのメモリトランジスタの
コントロールゲートに与えられ、選択されたバイトに対
する消去が行なわれる。
消去サイクルが終了すると、図示しないタイミング手段
により第2のリセット信号R32が第51Jnに示すよ
うに“H”レベルとなり、MOSトランジスタ8がオン
状態となる。応じて容ff1C4に蓄積されていた電荷
がMOSトランジスタ8を介して放電され、コントロー
ルゲート線17のラッチがリセットされ、次のプログラ
ムサイクルの間、コントロールゲート線17は第5図0
に示すように“Lmレベルにまで立下がりその状態が保
持される。
プログラムサイクルにおいては、第5図pに示すように
、クロック信号φ1の発振が始まり、導通状態のMOS
)ランジスタ3を介して容量C1へ与えられる。この容
量C1へ与えられた信号φ1はMOS)ランジスタ1の
ソースへ伝達される。
このとき、第5図qに示すように高電圧パルスVppが
立上がり、クロック信号CKIも第5図rに示すように
高電圧vppレベルにまで立上がる。
この結果、第5図Sに示すように情報“0°を書込みた
いビットのビット線16のみが高電圧Vppレベルにま
で立上がる。これにより、高電圧Vppレベルにまで立
上がったビット線に接続されるメモリセルMCのメモリ
トランジスタ19のフローティングゲートから電子が放
出され、情報“0”がメモリセルMCに書込まれ、すな
わちプログラムが行なわれる。プログラムが終了すると
、第1のリセット信号R81が“H″レベルなり、応じ
てMOS)ランジスタ4がオン状態となり、容量C2に
蓄積されていた電荷がオン状態のMOSトランジスタ4
を介して放電され、コラムラッチCLIがリセットされ
る。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の不揮発性半導体記憶装置は上述のように構成され
ており、メモリトランジスタに情報“01が書込まれ、
そのしきい値が低い方にシフトし、メモリトランジスタ
がデプレション型になっている場合、コントロールゲー
ト電位がOvで導通状態となる。したがって、“0”の
データ入力時においてワード線が選択される場合、ビッ
ト線はセレクト(選択)トランジスタおよびメモリトラ
ンジスタを介して接地されることになり、ビット線上の
“H0レベル電位に放電されてしまう。またメモリトラ
ンジスタに“1”が書込まれていてメモリトランジスタ
がエンハンスメント型となっている場合には、ワード線
が選択された場合、ビット線に大きな容量が付加される
ことになり、情報信号の伝搬遅延が生じ、データのラッ
チに時間が要することになる。この結果、コラムラッチ
に正しいデータが取込むことができなったり正しいデー
タを取込むのに時間を要するなどの問題点があった。 
それゆえに、この発明の目的は上述のような従来の半導
体記憶装置の問題点を除去し、メモリトランジスタが有
する情報にかかわらず正しいデータを確実に早くラッチ
することのできる不揮発性半導体記憶装置を提供するこ
とである。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、情報を書込
む際に、外部アドレスに含まれる行アドレスをデコード
して出力する行アドレスデコーダ出力を内部書込みサイ
クル開始時までラッチしておき、外部書込みサイクル時
にはすべてのワード線を非選択状態に保持するようにし
たものである。
[作用] 行アドレスデコーダ出力が外部書込サイクル時には出力
されず、すべてのワード線が非選択状態にされているた
め、メモリセルのメモリトランジスタとビット線とは分
離されるため、メモリトランジスタの状態がビット線上
の情報に影響を及ぼすことがなく、入力されたデータが
正しくかつ確実に早くコラムラッチにラッチされる。
[発明の実施例] 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図はこの発明の一実施例である不揮発性半導体記憶
装置のコラムラッチ部の構成を概略的に示す図であり、
第4図に示される従来の不揮発性半導体記憶装置の、コ
ラムラッチ部分と対応する部分には同一の参照番号が付
されている。
第1図において、この発明の一実施例である不揮発性半
導体記憶装置は、外部アドレスに含まれる行アドレス(
ローアドレス)をデコードするローデコーダ23出力を
ラッチするローアドレスラッチ回路40を備える。ロー
アドレスラッチ回路40出力はワード線30に接続され
、ローデコーダ23出力に応じた1本のワード線を選択
する。
このローアドレスラッチ回路40は、たとえば情報書込
みのタイミングを与えるタイマ(図示せず)からの信号
により動作制御され、外部書込みサイクル時にはすべて
のワード線を非選択状態(接地電位レベル)にし、外部
書込みサイクル時にラッチしたローアドレスに応じた1
本のワード線30を選択し、そのワード線電位を立上げ
るように構成されている。他の構成および与えられる信
号のタイミングは第4図および第5図に示される従来の
不揮発性半導体記憶装置と同様である。
第2図はこの発明の一実施例である不揮発性半導体記憶
装置における情報書込み時におけるコラムラッチの動作
を示すタイミング波形図である。
以下、第1図および第2図を参照してこの発明の一実施
例である不揮発性半導体記憶装置の情報書込み動作につ
いて説明する。
まず最初に電源投入時および書込みサイクル終了時に、
従来と同様にして、リセット信号RSIおよびRS2が
“Hoとなり、応じてMOSトランジスタ4,8がオン
状態となり、コラムラッチCLI、CL2がリセットさ
れる。
書込まれるべきデータを人力する外部書込サイクルが開
始されると、CG線11が“H” レベル(5v)に立
上がり、入力データが0”の場合には、I10線12も
“H″レベル5V)に立上がる(第2図c、d)。これ
は1バイトのメモリセルが選択される場合であり、1ビ
ツトのメモリセルMCが選択される場合には、CG線1
1上の電位とI10線上の電位は相補的な関係にされる
。次に、外部アドレスに含まれるYアドレス(列アドレ
ス)をデコードするYデコーダ23からの出力により、
列アドレスが指定するYゲート線13の電位が立上がり
(第2図e)、トランスフアゲ−)14,15がオン状
態となり、I10線12およびCG線11上の電位がそ
れぞれビット線16およびコントロールゲート線17へ
伝達される(第2図g、  f)。この間外部アドレス
に含まれるローアドレス(行アドレス)をデコードする
ローデコーダ22の出力はラッチ回路40によりラッチ
されており、ローアドレスラッチ回路40出力はすべて
“Lルベルであり、すべてのワード線の電位は接地電位
レベルにされており、すべて非選択状態となっている。
したがって外部書込みサイクル時においてはメモリトラ
ンジスタ19とビット線16とは電気的に切り離されて
いる。またこのとき、クロック信号CKIは“H”レベ
ルにあり(第2図h)、トランスファゲート9.10は
ともにオン状態となっているので、ビット線16および
コントロールゲート線17上の電位はコラムラッチCL
I、CL2へ伝達され、それぞれコラムラッチCLI、
CL2内の容量C2、C4に伝達される。したがって、
入力データ“θ″がI10線12に与えられている場合
には、容量C2,C4はともに充電され、容量C2には
入力データ“θ″が、容ff1c4には列アドレスがス
トアされたこととなる。
図示しないタイマ出力に応答し外部書込サイクルが終了
し、コラムラッチにラッチされた入力データをメモリト
ランジスタへ書込むための内部書込みサイクルが開始さ
れる。このとき、ローアドレスラッチ回路40は、たと
えばタイマ(図示せず)出力により活性化され、ラッチ
したローアドレスをワード線へ伝達し、選択されたワー
ド線30の電位を20V程度の高圧に立上げ、1本のワ
ード線を選択する(第2図U)。
ワード線30が高圧Vppレベルとなると、トランスフ
ァゲート20および選択トランジスタ18がともにオン
状態となり、メモリトランジスタ19がビット線16に
接続されるとともに、コントロールゲート線17上の電
位がメモリトランジスタ19のコントロールゲートへ伝
達される。内部書込みサイクルにおいては、まず消去サ
イクルが従来と同様に行なわれ、クロック信号φ2が発
振され(第2図j)、高圧パルスvppが発生され(第
2図1)、かつクロック信号CKIが高圧Vppレベル
となり(第2図k)、コントロールゲート線17の電位
がvppレベルとなる(第2図n)これにより、選択さ
れたメモリセルの消去が行なわれる。この消去サイクル
が終了すると、次にプログラムサイクルが開始され、従
来と同様にして、リセット信号R32が発生され(第2
図n)、コラムラッチCL2がリセットされ、コントロ
ールゲート線17上の電位が“L#レベルに保たれると
ともに(第2図o)、をクロック信号φ1が発振され(
第2図p)情報“0“をラッチしていたコラムラッチC
LIの動作により、それに接続されるビット線16電位
が高圧vppレベルにまで昇圧される。それにより情、
報“0°が書込まれるべきビットのメモリセルに対し情
報が書込まれる。
なお、選択されたワード線電位を20Vの高圧に昇圧す
るタイミングおよびクロックCKIを20vに昇圧する
タイミングは、コラムラッチCL1がラッチするデータ
(容ff1c2にラッチされる情報)に対するメモリト
ランジスタ19の影響を排除するために、コラムラッチ
CLIに高圧Vppが印加され、コラムラッチCLI内
に十分な高電圧が発生した後の方が望ましい。
[発明の効果コ 以上のようにこの発明によれば、情報を書込む際に、外
部書込みサイクル中においてはすべてのワード線を非選
択状態にしてメモリトランジスタをビット線から電気的
に切り離し、内部書込みサイクル開始時に応答してワー
ド線を選択状態とするように構成したので、メモリトラ
ンジスタがビット線上の信号に及ぼす影響を排除するこ
とができ、入力データを早く確実にラッチし、それによ
り正確なデータ書込みをメモリセルに行なうことのでき
る不揮発性半導体記憶装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例である不揮発性半導体記憶
装置の構成を示す図である。第2図は第1図に示される
不揮発性半導体記憶装置のデータ書込み時における信号
のタイミングを示す波形図である。第3図はページモー
ドでデータを書込む際の動作を示すフロー図である。第
4図は従来の不揮発性半導体記憶装置のコラムラッチ部
分の構成を示す図である。第5図は従来の不揮発性半導
体記憶装置におけるデータ書込み時における動作タイミ
ングを示す信号波形図である。 図において、CLlはビット線電位をラッチするコラム
ラッチ、CL2はコントロールゲート線電位をラッチす
るコラムラッチ、MCはメモリセル、16はビット線、
17はコントロールゲート線、22はローデコーダ、2
3はYデコーダ(コラムデコレーダ)、18は選択トラ
ンジスタ、19はメモリトランジスタ、30はワード線
、40はローアドレスラッチ回路である。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)行および列からなるマトリクス状に配列され、各
    々が電気的に情報の書込・消去が可能な複数個のメモリ
    セルを備える不揮発性半導体記憶装置であって、前記不
    揮発性半導体記憶装置は、外部から与えられたデータを
    その内部でラッチする外部書込サイクルと、前記ラッチ
    されたデータを外部アドレスが指定するメモリセルへ書
    込む内部書込サイクルとを備えており、 1本の行を選択するために、前記外部アドレスに含まれ
    る行アドレスをデコードして出力する行選択手段と、 前記行選択手段出力を受けてラッチし、前記内部書込サ
    イクル開始時に前記ラッチした行アドレスデコード信号
    を出力して1本の行を選択する行アドレスラッチ手段と
    を含む、不揮発性半導体記憶装置。
  2. (2)前記行アドレスラッチ手段は、少なくとも外部書
    込みサイクル時にはすべての行選択線電位を接地電位に
    する、特許請求の範囲第1項記載の不揮発性半導体記憶
    装置。
  3. (3)前記不揮発性半導体記憶装置はページモード動作
    が可能である、特許請求の範囲第1項または第2項に記
    載の不揮発性半導体記憶装置。
JP61232030A 1986-09-29 1986-09-29 不揮発性半導体記憶装置 Pending JPS6386197A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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