JPS6385685A - 電子写真装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、レーザープリンタや発光ダイオードを用いた
プリンタや複写機等の電子写真装置に関するものである
。

従来の技術 一般に電子写真装置は現像材、感光体ドラム、クリーニ
ングブレード、現像機等の消耗品を有している。このた
め従来は専門の検査員が例えば１力月程度の一定期間ご
とに電子写真装置を点検すると共に、これらの消耗品を
補充したり、取り替えたりしていた。しかしながら近年
、複写機等の電子写真装置が一般家庭にも普及するにつ
れて、できるだけメインテナンスが容易で、専門の知識
がなくても機器が維持できることが必要になってくる。

特に感光体ドラムとクリーニングブレードに関してはた
だ取り替えるだけでなく、位置関係や押し付け力等も調
整する必要があり、熟練を要するため、これらは一体と
して交換できることが好ましい。この問題を解決するた
めに消耗品をユニット化し、−度に交換することのでき
る電子写真プロセスユニットが考えられ、実用化されて
いる。これらの電子写真プロセスユニットでは、感光体
ドラムを保持すると共に感光体ドラムに近接してトナー
回収部の空間が設けられており、そのトナー回収部の内
部にはクリーニングブレードを保持するブレード保持部
材や、ブレード保持部材を感光体ドラムに付勢するばね
が取り付けられている。またトナー回収部は、感光体ド
ラム上に残ったトナーを回収するものであり、トナーが
電子写真装置内に飛散しないようにできるだけ開口部の
少ない形状となっている。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記従来の構成では、電子写真装置を小型
化しようという要求が生じても、トナー回収部の狭い空
間の中にブレード保持部材を取り付け、さらにこのブレ
ード保持部材を押圧した状態でばねを取り付ける必要が
あったため、組立が非常に困難なものとなり、小型化し
難いという問題点を有していた。

問題点を解決するための手段 本発明は、感光体ドラムに隣接して設けられトナーを回
収するためのケーシングを備え、ケーシングの内部に回
動又はスライド可能にブレード保持部材を配置し、ケー
シングの内壁にばね支持用の凹部を備えたばね支持部材
を設け、ばね支持部材の凹部にブレード保持部材を押圧
するばねを取り付け、装着時に凹部の開口部に位置しば
ね支持部材とともにばねをガイドするガイド部を有する
蓋をケーシングに取り付けてなるものである。

作　　用 上記構成により、蓋を開けた状態でブレード支持部材を
ケーシング内に取り付け、ばね支持部材の凹部にばねを
置き、Ｍをすることにより開口部が塞がれると同時にば
ねが固定される。

実施例 第２図は本発明の一実施例における電子写真プロセスユ
ニットの斜視図であり、１はプラスチック製のケーシン
グであり、ケーシング１には電子写真装置への取付用突
起１ａ及び取付用穴１ｂ、及び発生したオゾンを排気す
るための排気用穴ＩＣ１及びレーザー光の通過用のレー
ザー照射穴１ｄ１穴１ｅが設けられている。２は蓋、３
は第１図にさらに詳細に示すようにアルミニウム製のド
ラム３ａの表面に厚さ約２０μｍの有機光導電性樹脂層
３ｂが形成された感光体ドラム、４は感光体ドラム３の
端部に取り付けられ、感光体ドラム３を回転させるため
のフランジ、５は一端に抜き取り用のリング部５ａが設
けられ穴１ｅに挿入されたビンである。

第１図は本実施例の電子写真プロセスユニットの断面図
であり、１ｆは第３図に示すようにＵ字型の断面を有す
るばね支持部、１ｇは第４図に示すように円筒を斜めに
切断した形状の突起、２ａは蓋２とともに形成され第３
図に示すようにばね雲Ｂ４Ｒ１ｒ　　Ｉｙ　　ｌ　　Ｌ
ｌ；入ｔ＞１．−ｉ’ｈ［？　　ＩＩ　　２　　　　Ｒ
ｌ千　−７’　　／、　　ｆｆｌで、感光体ドラム３の
表面のトナー（図では省略されている。）を掻き落とす
クリーニングブレード、７はクリーニングブレード６を
保持する保持部材であり、保持部材７には、第４図にさ
らに詳細に示すように折り曲げ部７ａ、及び先端が内側
に向かって曲げられ突起１ｇに係合するアーム７ｂ、及
び突起１ｇに係合する穴７Ｃが設けられている。８は一
端がばね支持部１ｆ及びばね押えリブ２ａにより固定さ
れ、他端が折り曲げ部７ａにより上下方向に位置決めさ
れ、クリーニングブレード６を感光体ドラム３に向かっ
て押圧するばねであり、保持部材７ばばね８に押されて
いるが、ビン５に当接する位置で停止しているため、ク
リーニングブレード６は感光体ドラム３計当接していな
い。９はクリーニングブレード６により掻き落とされた
トナーがケーシング１から外に出ないようにするための
シート、１０は感光体ドラム２を高電圧に帯電させるた
めの帯電線、１は帯電のためのシールド板である。

以上のように構成された本実施例の電子写真ブロセスユ
ニットを電子写真装置に用いる場合、まずビン５を引き
抜く。すると保持部材７がさらに回動し、クリーニング
ブレード６が感光体ドラム３に当接する。そしてこの状
態で電子写真装置に取り付ける。

以上のように構成された本実施例の電子写真プロセスユ
ニットについて、以下にその組立について説明する。

まずビン５をケーシング１に取り付ける。次にＮ２を外
した状態で、クリーニングブレード６が取り付けられた
保持部材７のアーム７ｂをケーシング１内部の突起１ｇ
に取り付ける。この時アーム７ｂの先端が、突起１ｇの
先端の傾斜面でガイドされて矢印Ａで示す方向に変形し
、穴７Ｃに突起１ｇが入り込む。次にばね８を押し縮め
た状態でばね支持部材１ｆに載せ、押し縮めた状態を解
除し、保持部材７をビン５に圧接させる。次にリブ２ａ
でばね８をばね支持部材１ｆに押し付けながら、Ｎ２を
ケーシング１に取り付ける。

発明の効果 本発明は、感光体ドラムに隣接して設けられトナーを回
収するためのケーシングを備え、ケーシングの内部に回
動又はスライド可能にブレード保持部材を配置し、ケー
シングの内壁にばね支持用の凹部を備えたばね支持部材
を設け、ばね支持部材の凹部にブレード保持部材を押圧
するばねを取り付け、装着時に凹部の開口部に位置しば
ね支持部材とともにばねをガイドするガイド部を有する
蓋をケーシングに取り付けてなるものであり、蓋を開け
た状態でブレード支持部材をケーシング内に取り付け、
ばね支持部材の凹部にばねを置き、蓋をすることにより
開口部が塞がれると同時にばねが固定されるよう構成さ
れているため、開口部からばねを凹部に置くだけでばね
を取り付けることができ、容易に電子写真装置を組立て
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における電子写真装置の要部
断面図、第２図は同要部斜視図、第３図は同要部断面図
、第４図は同要部斜視図である。 １・・・ケーシング、　　２・・・蓋、３・・・感光体
ドラム、　　４・・・フランジ、５・・・ビン、　　　
６・・・クリーニングブレード、７・・・保持部材、　
　８・・・ばね、９・・・シート、　　１０・・・帯電
線、１１・・・シールド板 代理人の氏名　弁理士　中尾敏男　はか１名ｒｓ１図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）感光体ドラムに隣接して配置され、前記感光体ド
   ラムから掻き落としたトナーを回収するためのケーシン
   グを備え、弾性のあるクリーニングブレードが一端に設
   けられたブレード保持部材を回動又はスライド自在に前
   記ケーシング内に取り付け、前記ケーシングの前記感光
   体ドラムに対向する内壁にばね支持用の凹部を備えたば
   ね支持部材を配置し、前記凹部に前記ブレード保持部材
   を押圧するばねを取り付け、装着時に前記ばね支持部材
   の凹部の開口部に位置し前記ばね支持部材とともに前記
   ばねをガイドするガイド部を有する蓋を前記ケーシング
   に取り付けてなることを特徴とする電子写真装置。
2. （２）ブレード保持部材は、両端に先端が内側に向かつ
   て曲がつたアームを有し、前記アームには穴が形成され
   、ケーシングの内壁には前記アームの取り付け時に前記
   アームをガイドする傾斜面が端部に形成され、前記穴に
   入り込む円筒状の突起が形成されていることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項記載の電子写真装置。