JPS6384502A - 衛生履物 - Google Patents

衛生履物

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JPS6384502A
JPS6384502A JP23072986A JP23072986A JPS6384502A JP S6384502 A JPS6384502 A JP S6384502A JP 23072986 A JP23072986 A JP 23072986A JP 23072986 A JP23072986 A JP 23072986A JP S6384502 A JPS6384502 A JP S6384502A
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JP
Japan
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footwear
antibacterial
sanitary
base fabric
antifungal
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邦彦 原田
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Achilles Corp
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、射出成形靴に防菌、防黴等の衛生機能を付与
した衛生履物に関する。本発明の衛生履物は、食品、食
肉の生産工場にて、また食堂や外食店などにて利用価値
の大きいものである。
〈従来の技術〉 近年、履物及びその付属品の衛生加工が特に注目されて
いる。履物等の衛生加工は、悪臭の原因となるバクテリ
アの発生や活動を抑制して足下や履物内部の不快な臭い
8無くし、また水虫やカビの発生、繁殖を防止して衛生
的な履物とするようになされるものである。
そして、最近では、衛生加工された履物や。
防臭インソール、防臭抗菌スプレー等の各種フットケア
商品が市販されている。
履物やインソールについての従来の衛生加工の多くは、
履物部品(例えば中底やインソールの基布)8構成する
轍維及び糸に、抗菌剤及び防黴剤を直接後処理するか又
は抗菌・防黴剤をアクリル樹脂エマルジヲン等に添加、
後処理し固着する方法であった。また、従来、慣用の抗
菌剤、防黴剤に代えて、水溶性の抗菌剤、防黴剤例えば
トリクロサンや、昇華性抗菌剤例えばBCA(α−ブロ
モシンナムアルデヒド)などを使用する方法も取られて
いた。
〈発明が解決しようとする問題点〉 一般に、衛生加工された履物等においては、■抗菌防黴
作用が良好で、衛生効果が大きいこと、■抗菌剤や防黴
剤が洗濯や機械的摩擦によって落ち損失せず、衛生効果
に関して持続性(耐久性)のあること、及び0人体の生
理機能に悪影響を及ぼさないことなどの緒特性が要求さ
れるO しかし、衛生加工された従来の履物は、洗濯等の繰り返
しによって抗菌、防黴作用が低下し易く、その持続性(
耐久性)が大変悪く、その上摩擦等の機械的強度の面に
おいて劣るという問題があった。特に、衛生加工中底を
備えた射出成形靴の場合、その中底を束子又はブラシ等
で洗剤と共に強く擦り洗濯することを数回繰り返すだけ
で、抗菌、防黴性能が著しく低下又はすっかり消失して
しまうことが多かった。
また、抗菌剤や防黴剤の固着に使用される水系エマルジ
ョンは、周知のとおり、界面活性剤を含有するため、洗
濯時溶出して失われ易い。
従ッて、上述のように水系エマルジヨンで固着処理され
た従来の衛生履物も、同様に抗菌、防黴効果の持続性が
大変悪いという問題があった。
さらに、水溶性の抗菌剤、防黴剤や昇華性の抗菌剤を用
いて衛生加工された履物も、初期のうちは衛生効果があ
るものの、その後まもなく洗濯等によって抗菌、防黴性
能が低下してしまい、衛生効果が持続しないという問題
があった。
また、防臭抗菌スプレーで履物に噴霧処理する方法は、
噴霧後暫の間衛生効果が相当−められるものの、その効
果は長続きせず、持続性、耐久性の点で決して満足でき
るものではなかった。
ところで、食品、食肉の生産工場においては衛生に関す
る規制が厳格に定められており、また食品、食肉関係の
業界も自主的に衛生管理をより厳格に芙施し、さらに最
近では生産工場内の空中浮遊薗、落下、菌までも問題と
している。
従来の衛生管理は、具体的には、生産工場内で作業者が
良く洗濯された衛生円な作業衣、帽子、前掛等を身に付
けること、衛生加工が施されたものを着用すること、作
業衣等の洗濯時殺菌処理をすること、及び作業後作業衣
、帽子等をオゾン殺菌処理をすることなどにより行なわ
れている。
しかし、作業者が身に付けている履物は、従来の普通の
履物のままであり、履物について衛生管理は、作業者が
作業の前後に次亜塩素酸水溶液等の消毒液槽に作業靴(
ブーツ)を漬けて通り作業靴の消毒を行なうように指導
されているに過ぎないものであった。時として、この指
導が徹底されていない場合もあり、また消毒液槽の塩素
濃度管理が不十分なことも多い。すなわち、作業者の履
物、特にその外側(外廻り)に対する衛生対策は、不完
全であるのが現状であった。
本発明は、上述の実状を考慮してなされたもので、従来
の衛生加工履物の欠点を解消し、衛生性能の持続性を飛
躍的に向上させ、その上履物内外両面について抗菌、防
黴機能を有するようにした衛生履物を提供するものであ
る。
く問題点を解決するための手段〉 本発明の衛生履物は、靴底または靴本体を熱可塑性樹脂
で中底またはインナーソックスの基布と一体に形成した
射出成形靴において、熱可塑性樹脂は防菌防黴剤を配合
してなり、また中底またはインナーソックスの基布は少
くとも50%以上の気孔容積を有し、さらに前記熱可塑
性樹脂が前記基布の気孔部に侵入した構造を有すること
を特徴とするものである。
すなわち、本発明の衛生履物は、靴底又は靴本体用の熱
可塑性樹脂に防菌、防黴剤を好ましくは(LO1重i%
〜5.0重量%配合し、その熱可塑性樹脂が中底基布又
はインナーソックス基布の気孔部に侵入して履物内表面
に現われ出るように射出成形した履物である。
本発明に2いて、熱可塑性樹脂は、従来より射出成形靴
の製作に慣用される熱可塑性樹脂でよく、例えば、ポリ
塩化ビニル、塩化ビニルと酢酸ビニルのコポリマー、エ
チレンと塩化ビニルのコポリマー、エチレンと酢酸ビニ
ルのコボリマー、ポリウレタン、スチレンブタジェンス
チレンブロックコポリマー、1,2−ポリブタジェン、
ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレンプロピレンコ
ポリマー、ポリアミド、アイオノマーなどが挙げられ、
これらは単独でまたは混合して使用することができる。
才た必要に応じて、熱可塑性樹脂は、可塑剤、安定剤、
充填剤、架橋剤、抗酸化剤、紫外線吸収剤、滑剤。
発泡剤、帯電防止剤、顔料などを配合することができる
また、熱可塑性樹脂に配合する本発明の防菌防黴剤は、
次のような条件を満足することが必要とされる。
■耐水性 防菌防黴剤は、水特に洗剤水溶液に対し不溶性又は難溶
性のものでなければならない。
水溶性、水溶液型又はエマルジョン型の防菌防黴剤は、
洗剤水溶液に溶失するため、防菌、防黴性能を長く持続
させることが困難であり、衛生効果の低下が著しいため
不適当である。
■樹脂との相溶性 防菌防黴剤は、熱可塑性樹脂中に均一に混入し得るもの
でなければならない。樹脂との相溶性が悪く、均一な防
菌防黴性が得られない防菌防黴剤は不適当である。
■耐熱性 射出成形は通常加熱下で実施されるので、防菌防黴剤は
射出成形温度域で分解又は変質しないものでなければな
らない。例えば、軟質塩化ビニル樹脂の射出成形靴を製
作する場合には、防菌防黴剤は180’〜200℃の温
度に耐える性質のものでなければならない。従って、昇
華性の防菌剤、防黴剤例えば8−ヒドロキシキノリン、
p−クロロ−m−キシレノール、及びα−ブロモシンナ
ムアルデヒド等は、射出成形特昇華したり分解するため
、本発明に適用することができない。
■広範な抗菌スペクトル 防菌防黴剤は、広範囲の抗菌スペクトルを有し、多種の
菌に対して有効なものでなければならない。菌の分離分
析の結果、央際に使用された履物の内部には、グラム陽
生球菌。
枯草醒に代表される細菌、水虫や皮膚炎の原因となる糸
状菌、黒カビ・育カビクラドスポリウム等の真匡など、
10ないし15種類の菌が発生することが確認されてい
る。従って、履物の衛生加工には広範囲の抗菌スペクト
ルを有する防菌剤、防黴剤の使用が必要とされる。
■着色性 防菌防黴剤は、樹脂配合物及び他の履物部品に対して着
色作用を発揮しないものが好ましい。
本発明者は、鋭意研究の結果、2−(4−チアゾリル)
−ベンズイミダゾール、N−フルオロジクロロメチルチ
オフタルイミド、N−(トリクロロメチルチオ)−4−
シクロヘキセン−1,2−ジカルボキシイミド、2,4
,5.6−テトラクロロ−1,3−インフタロニトリル
、N−ジメチル−N/−フェニル−(N’−クロロジク
ロロメチルチオノ−スルファミド、10.10’−オキ
シビスフェノキシアルシン、2,3,5.6−チトラク
ロロー4−(メチルスルホニル)ピリジン、及びテトラ
メチルチウラムジサルファイド等の防菌防黴剤が上述の
■〜■条件を全て満足することを見い出したのである。
従って、これら防菌防黴剤は、本発明履物に効果的に使
用することができる。また、これらは対象とする細菌、
真直等に応じて単独で又は2種類以上組合せて使用して
よい。
上記の防ピ、防黴剤は、経皮毒性、皮膚刺激など、安全
性の諸点より、熱可塑性樹脂に対しQ、01ないし5.
0重′t%、好ましくはrl、1ないし1.0重f%の
範囲で使用する。また、これら防菌、防黴剤は、全て粉
末であるため、トライブレンド法、マスターパッチ法及
びペレット化法等に従って熱可塑性樹脂に配合するのが
良い。
また、本発明履物の中底基布又はインナーソックス基布
は、少くとも50%1以上の気孔容積を有する織布等が
使用される。ここで、気孔容積とは、次式で与えられる
基布の空隙率をいう。
W:基布の1 m2当りの重if (f/m”)t:基
布の厚さく、) S二基布繊維の真比重 本発明者は、鋭意検討の結果、中底又はインナーソック
スとして、靴型に貼付時又は吊込み時において50%以
上99%以下、好ましくは70%以上95%以下の気孔
容積を有する基布を用いて、射出成形短靴又はブーツを
製作すると、成形用熱可塑性樹脂が該基布の気孔部に侵
入し履物内面に現われ出ることを見い出したのである。
従って、本発明における中底、インナーソックスは、上
述の気孔容積を有する基布であることが必要とされる。
基布としては、綿。
レーヨン、ポリエステル、ナイロン(ポリアミド)、ア
クリルなどの繊維を単独又は2種類以上使用した織布1
編布あるいは不織布が利用できる。また、これらの基布
は、気孔容積を50%以下に低下させない範囲で、熱可
塑性樹脂との良好な接着を得るために、接着剤の塗布処
理を行なってもよい。
さらに、本発明の履物は、慣用の射出成形方法に従って
製作される。しかし、射出成形された本発明履物は、熱
可塑性樹脂が基布気孔部の全体又は一部に入り込み、履
物内面に現出している構造を有する履物であることが必
要とされる。
く作用〉 本発明の衛生履物は、水に不溶又は離溶性の防菌防黴剤
が靴底や靴本体の樹脂自体に配合されているため、その
薬剤が洗濯等によって容易に溶出せず、また仮に樹脂表
面の薬剤が溶出しても樹脂内部の薬剤が順次滲出してく
るので、防菌防黴作用が長く持続する。従って、本発明
履物の衛生性能は、防菌剤や防黴剤を中・底やインナー
ソックス自体に吸着させた従来の場合と比較して、飛躍
的に長期に亘って発揮し続ける。
また、本発明の衛生履物は、防菌防−j配合の熱可塑性
樹脂が中底やインナーソックスの基布気孔部に侵入して
履物内面に現われ出ているので、履物の内外両面につい
て防菌防黴機能が発揮される。防菌防黴作用が履物内部
のみ働〈従来の衛生履物とは対照的である。
〈実施例〉 以下、本発明の詳細な説明する。これら実施例は、本発
明を何等制限するものではない。
実施例1 まず、次の配合を有する熱可塑性樹脂をalll製する
重量部 ポリ塩化ビニル(PVC,〒−1300)    10
0可塑剤DOP              9SSn
系安定剤              2チタンホワイ
ト顔料                 5防菌防徽
剤1)A             α32)B   
          l 51)A;N−フルオロジク
ロロメチルチオフタルイミド2)B;N−ジメチル−N
′−フェニル−(N’−クロロジクロロメチルチオ)−
スルファミド 次に、第3図に示すような射出成形ブーツ型を用い、最
初にスフメリヤスのインナーソックス4をラストモール
ド8に吊込む。ソックス4は、吊込み完了時78〜83
%の気孔容積を有する基布2である。続いて、ラストモ
ールド8゜ボトムモールド9及びサイドモールド10を
セットし、その後防菌防黴剤が配合された上記熱可塑性
樹脂コンパウンドを温度190℃の下でボトムモールド
10のランナー11より射出注入して靴本体5を成形し
、脱型の後実施例1の射出成形ブーツを得た。
実施例1の履物は、第1図及び第2図に示すように、靴
本体の熱可塑性樹脂1がインナーソックスの基布2の気
孔部3に侵入し、履物内面に現われ出た構造を有するも
のであった。
実施例2 まず、次の配合を有する熱可塑性樹脂を調製する・  
               重量部ポリ塩化ビニル
(PVC,p−1aoo)    1o 。
可塑剤DOP100 Sn系安定剤             2滑剤   
             α5チタンホワイト顔料 
               4防菌防徴剤 ’)A
                a、33)C(L2 ’)A ; N−フルオロジクロロメチルチオフタルイ
ミド3)C;10,10′−オキシビスフェノキシアル
シン次に、第4図に示すような射出成形ツーリング型を
用い、最初にスフ織布の中底6を備えた胛皮をラストモ
ールド8に吊込む。中底6は、吊込み完了時77〜79
%の気孔容積を有する基布2である。続いて、ラストモ
ールド8.ボトムモールド9及びサイドモールド10を
セットし、その後防菌防黴剤が配合され上記熱可塑性樹
脂コンパウンドを温度185℃の下でサイドモールド1
0のランナー11より射出注入して靴底7を成形し、脱
型の後実施例2の射出成形短靴を得た。
実施例2の履物も、第1図及び第2図に示すように、靴
底の熱可塑性樹脂1が中底の基布2の気孔部3に侵入し
、履物内面に現われ出た構造を有するものであった。
さらに比較のため、次のような381の履物を準備した
比較例1 中底を衛生加工した従来の射出成形短靴。
中底の衛生加工は、実施例2で用いたのと同一の防菌防
黴剤ヲ繊維処理用アクリルエマルジョンに添加し、中底
基布をそのアクリルエマルシコンに浸漬し、その後引上
げて乾燥する方法により行なった。また、射出成形は、
実施例2と同様の方法で行なった。
比較例2 インナーソックスを衛生加工した従来の射出成形ブーツ
インナーソックスの衛生加工は、実施例1で用いたのと
同一の防菌防黴剤を繊維処理用アクリルエマルジョンに
自席し、インナーソックスの基布をそのアクリルエマル
ジョンに浸漬し、その後引上げて乾燥する方法により行
なった@また、射出成形は、実施例1と同様の方法で行
なった。
比較例3 中底を衛生加工せずに使用した射出成形短靴。
射出成形方法は比較例1と同じである。
試験例1 実施例1及び2.比較例1ないし3の履物を下記のよう
に洗濯し、各履物について洗濯前。
洗濯5回後及び洗f?110回後の試料を取り、そして
各試料について防菌性及び防黴性の試験を下記の方法で
行なう。その結果を表1に示す。
−履物の洗濯方法− 供試履物を合成洗剤溶液(濃度1 f/))に浸漬し、
試料となるべく履物表面をタワシで30回擦り洗いし、
続いて充分に濯ぎ、その後供試履物を室温乾燥する。こ
の一連の作業を洗2−回と数えることとした。
御坊菌性の試験方法− 防菌試験法(Halo試験法) 試験菌として下記3M種のそれぞれを滅菌水5て均一懸
濁液を調製し、これを普通寒天培地に生菌数104にな
るように添加したのちベトリ皿へ分注して固化させ、そ
の表面に上記の検体(3X3cIM)を密着貼付し、3
3℃の温度下で24時間培養したのち試料の周辺に生じ
るclearzoneを測定した。
5tapylococcua aureus  (黄色
ブドウ状歯)Escherichia coli   
 (大腸菌)白si 生存細菌の検出法(TTC呈色反応) 上記のHalo−試験法で得られた試料片を取り出して
その裏面に下記の呈色試薬を噴霧し、20分後に赤色に
呈色(生存構菌)するのを観察した。呈色しない場合は
細菌が死滅していることになる。
呈色試薬;2−p−Iodophenyl−3−p−n
itrophenyl−tetrazolium−Ch
lor ide  のα05 %水溶液 御坊黴性の試験方法− 上記の検体の試料(3X5cm)に対して試験菌として
下記3菌種の混合胞子懸濁液を噴霧し、27℃で7日間
培養したのち色の繁植度を観察する貼付法で試験した。
(JIS−Z−2911に準る)Aspergillu
$・niger  (黒カビ)Penicillium
  citrinum  (fカビ)Cladospo
rium  cladosporioides (クラ
ドスボリム)表     1 表1において、 1樹脂”は靴本体(靴底)試料の外側表面を表わす。
“布”は上記試料の内側表面を表わす。
各欄中の数字は、防菌性の欄ではハロー(Hallo)
試験におけるハローの大きさく単位ニm)を表わし、ま
た防黴性の欄では防黴性試験における阻止帯の大きさく
単位ニー)を表わす。
数字の下の符号は、試料表面の細菌、黴の有無の程度、
特に防菌性の欄ではTTC呈色反応の結果を下記の定義
に従って表わす。
細菌ニ ー:試料面に赤色の呈色が認められない。
士:試料面に赤色の呈色が極めて微弱である。
+:試料面に赤色の呈色が認められる。
廿:試料面に赤色の呈色が中程度に認められる。
惜:試料面に赤色の呈色が顕著に認められる。
徴: m:肉眼で試料面に徴の繁殖が認められないもの。
±:肉眼で試料面に黴の繁殖がわずかに認められるもの
+:肉眼で試料面に黴の繁殖が14程度認められるもの
+:肉眼で試料面に黴の繁殖がシ3程度認められるもの
惜:肉眼で試料面に黴の繁殖が全面に認められるもの。
総合評価は次の定義を表わす。
◎:衛生効果が極めて高く、大変長く持続する。
O:衛生効果が高く、長く持続する。
Δ:衛生効果が低く、長く持続しない。
×:衛生効果が相当低く、殆ど持続しない。
ベニ衛生効果が無い。
表1より、実施例1及び2の衛生履物は、履物の内外両
側について高い防菌、防黴機能を具え、かつその機能が
況濯の繰り返し後において十分に維持されることがわか
る。これに対し。
比較例1及び2の履物は、履物の内側について防菌、防
黴機能を有するもののその機能は洗油によって著しく低
下することがわかる。比較例3の履物は、当然のこと乍
ら、防菌、防黴機能を全く発揮しないことがわかる。
(発明の効果) 以上述べたように、本発明の衛生履物は。防菌防黴剤の
樹脂への配合及び該樹脂の中底基布等への侵入により、
靴本体又は靴底全体を衛生加工したことにより、履物の
内外間部位について防菌防黴(幾能を同時に発揮するこ
とができると共に、洗濯や機械同摩擦の繰り返しに対し
て、乾燥、i潤の如何を問わず、防菌防黴機能が堅牢に
維持され、即ち衛生効果が長期に亘って持続し、従来の
衛生加工では実現し得なかった耐久性が得られる。
従って、本発明の衛生履物は、食品、食肉の生産工場、
レストラン、外食店などにおいて極めて有用なものであ
り、さらにバイオテクノロジーの実験クリーンルーム用
作業靴としても利用することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の実施例の衛生履物の靴底ま
たは靴本体の内表面部を示す断面図及び拡大図、 第3図及び第4図は実施例1及び実施例2の衛生履物の
製造工程を夫々示す図である。 図中、 1・・・防菌防黴剤配合の熱可塑性樹脂2・・・中底ま
たはインナーソックスの基布3・・・気孔部 4・・・インナーソックス 5・・・靴本体 6・・・中底 7・・・靴底 特許出顯人 アキレス株式会社 牙1図 才2図 ] 1・・p1歯門叡)」白色金の糟、可塑性衝詣2・中1
!、まt1オイシフーリー・7スの外じら3・ 気子し
部            4・・イユナーン、7ス5
 撃化ネ#、      6・中へ 7−Et、@ 才3図 第4図 手続補正書 昭和61年lθ月24日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 靴底または靴本体を熱可塑性樹脂で中底またはインナー
    ソックスの基布と一体に形成した射出成形靴において、
    熱可塑性樹脂は防菌防黴剤を配合してなり、また中底ま
    たはインナーソックスの基布は少くとも50%以上の気
    孔容積を有し、さらに前記熱可塑性樹脂が前記基布の気
    孔部に侵入した構造を有することを特徴とする衛生履物
JP23072986A 1986-09-29 1986-09-29 衛生履物 Withdrawn JPS6384502A (ja)

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JP23072986A JPS6384502A (ja) 1986-09-29 1986-09-29 衛生履物

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