JPS6384329A - リモ−トコントロ−ル装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、赤外線のような制御光を用いた電子機器な
どのリモートコントロール装置に係り、特に通常利用領
域を外れた地点がらの制御をも可能にするための送信機
の改良に係るものである。

従来の技術 テレビジョン受像機、ＶＴＲ１オ一デイオ機器、エアコ
ンディジβす等の多くの電気機器がリモートコントロー
ル装置により制御される構造として普及してきた。これ
らに用いられるリモートコントロール装置は、赤外線を
制御媒体として使用していることは周知である。このよ
うなリモートコントロール装置の送信機の制御光発射部
の構造は一般に第５図に示されるようになっている。

１は送信機で、２は操作キー、３は制御光として赤外線
を発射する発光素子である。４はプリント基板で、発光
素子３のリード線３１を半田付けし、図示されていない
制御回路と接続している。

この場合、発光素子３から発射される赤外線は、リフレ
クタ５で反射し、透光窓６を介して外部へ放出される。

リフレクタ５の角度は、被制御機器か使用される状態、
すなわち部屋の大きさ、制御する人と被制御機器との距
離や位置関係を常識的に考えて決めている。

発明が解決しようとする問題点 従来のリモートコントロール装置の送信機の構造は、リ
フレクタと発光素子との位置関係が固定されている。し
かしながら、予め設定された制御範囲外の遠い距離から
制御しようとすることが実際上は起りつるものである。

そのような時、従来のように固定式だと制御光の指向性
が弱く、利得が十分でないため、わざわざ制御範囲内に
身体を移動しなければ制御しきれなかった。

この発明は、以上のような問題点を解決するために創案
されたもので、機械的構造を変えるだけで制御範囲を必
要に応じて遠近拡大・短縮できるリモートコントロール
装置を提供することを目的とするものである。

問題点を解決するための手段 この発明のリモートコントロール装置は、赤外線のよう
な光を用いて機器の遠隔制御を行うリモートコントロー
ル装置の送信機において、広角反射領域と狭角反射領域
を設け、制御光が広角反射領域または狭角反射領域で選
択的に反射できるように制御光を発射する発光素子とり
フレフタの相対的位置関係を選択切り換え可能にしたこ
とを特徴としたものである。

作　　　用 この発明によれば、リフレクタと発光素子の相対的位置
関係を切り換えることにより制御光を広角反射領域また
は狭角反射領域で反射させることができるわけである。

したがって、広角反射領域で反射した制御光は従来のよ
うに一般によく使用される条件下に合う指向性および距
離で制御機能を果す。一方、狭角反射領域で反射した制
御光は集束するためその骨脂向性が強くなり、かつ制御
光の利得が上がるため、前者の条件下よりも遠い距離か
らの制御を可能にする。

実施例 この発明の実施例について以下図面を参照して説明する
。第１図および第２図は本発明のリモートコントロール
装置の実施例の要部を示す切欠部分側面図、第３図は同
実施例に使用されているリフレクタの構造を示す斜視図
、第４図は同実施例の正面図である。

５０はリフレクタで、広角反射領域５１と狭角反射領域
５２がラッパ状に設けられており、上部には弾性状片５
３が一体に形成されている。弾性状片５３の上部にはノ
ブ５４と、先端に山状突出部５３１が設けられている。

またリフレクタの側面にはっは部５５が設けられ、つば
部５５には係合片５５１〜５５４が形成されている。

リフレクタ５０は送信機ケース１内に収納されるが、そ
れはケース１の内側面に設けられたガイド溝５５５．５
５Ｂに係合片５５１〜５５４をスライド可能に係合する
ことによって行われる。狭角反射領域５２の開口側から
は発光素子３が挿入されており、ノブ５４はケース１の
上部に設けられた長孔１１から外部へ突出されている。

弾性状片５３の突出部５３１はケース１の上部板の内側
に設けられた突状部１２を乗り越えて往復運動ができる
ように配置されている。

リフレクタ５０が透光窓６に対してケースの奥方向にセ
ットされているとき、すなわち第１図に示す位置にある
ときには、発光素子３は広角反射領域５１の位置にある
。そのため発光素子３から発射される制御光は、領域５
１の反射面で反射し１透光窓６を介して外部へ放出され
る。この場合の送信機から放出される制御光は、指向性
も弱く、被制御機器からの角度がかなり広範であってい
るいろな方向からの制御に反応できるものである。

次に、ノブ５４を押して前方、すなわち透光窓側へ押し
出すと、突出部５３１は突状部１２を乗り越え、リフレ
クタ５０はガイド溝５５５．５５６に沿って前方へ移動
し停止する。この状態では第２図に示されるように、発
光素子３が狭角反射領域５２に位置するようになる。そ
の結果発光素子３からの制御光は領域５２の反射面で反
射し透光窓６を介して外部へ放出される。この場合、光
は第１図のときに較べて細い光束になるため指向性が高
まり、利得が向上し、前より遠い距離からの制御が可能
となる。

上述の実施例においては、発光素子を固定しりフレフタ
を可動できる構造としているが、他の実施例として、そ
の関係を逆にした構造を与えても同じ目的を達成できる
。また、反射面なと構造的にはいろいろな変形が考えら
れる。発光素子３と−〇− しては、上述のような構成を採用した場合、ＬＥＤ（発
光ダイオード）等を用いて極めて好適であり、その指向
性を強めたり、弱めたりして、制御領域を遠近拡大する
ことができる。

発明の効果 この発明は以上述べたように、リフレクタに異なる反射
領域を設け、制御光に対してその反射領域を切り換える
ことにより、指向性を調整し遠近両距離からの被制御機
器の遠隔制御を可能にするものである。したがって、操
作者は、従来のものよりも制御領域を拡大することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図はいずれも本発明のリモートコント
ロール装置の実施例の要部を示す切欠部分側面図、第３
図は同実施例に使用されているリフレクタの構造例を示
す斜視図、第４図は同実施例の正面図、第５図は従来の
リモートコントロール装置の一部切欠側面図である。 １・・・リモートコントロール装置の送信機、３・・・
発光素子、 ５０・・・リフレクタ、 ５１・・・広角反射領域、 ５２・・・狭角反射領域。 特許出願人　日本電気ホームエレクトロニクス綜

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）赤外線のような光を用いて機器の遠隔制御を行う
   リモートコントロール装置の送信機において、リフレク
   タに広角反射領域と狭角反射領域を設け、制御光が前記
   広角反射領域または狭角反射領域で選択的に反射できる
   ように前記制御光を反射する発光素子と前記リフレクタ
   の相対的位置関係を選択切り換え可能にしたことを特徴
   とするリモートコントロール装置。