JPS6383653A - 排気ガスセンサおよびその製造方法 - Google Patents

排気ガスセンサおよびその製造方法

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JPS6383653A
JPS6383653A JP61230288A JP23028886A JPS6383653A JP S6383653 A JPS6383653 A JP S6383653A JP 61230288 A JP61230288 A JP 61230288A JP 23028886 A JP23028886 A JP 23028886A JP S6383653 A JPS6383653 A JP S6383653A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の利用分野] 本発明は、BaSnO3を用いた排気ガスセンサとその
製造方法とに関する。このような排気ガスセンサは、自
動車エンジンやボイラー、ストーブ等の空燃比の検出等
に用いられる。
[従来技術] 発明者らは、BaSnO3を排気ガスセンサの材料に用
いることを提案した(特開昭60−205,342号)
また発明者らは、B a S n O3に少量の5if
tを加え、酸素感度を増すことを提案した(特願昭59
−270.252号)。
発明咎らは、BaSnO3のX線回折を行いX線的にほ
ぼ完全な結晶であることを確認している、また電子顕微
鏡写真から明確な結晶面を持った結晶が得られたことを
確認している(特開昭60−205゜342号参照)。
1こ乙かかわらず、BaSnO3にはBa元素やSn元
素のわずかな偏析が有ることが判明した。これらの偏析
はわずかなもので、X線や電子顕微鏡写真ではほとんど
検出できな円また焼成温度や時間を増しても、偏析を解
消することは困難である。
そして偏析は、Ba5nO+の排気ガス中での分解の原
因となり、センサ特性を劣化さ仕ろ。また偏析を解消す
ると、BaSnO3の酸素感度ら向上する。
[発明の課題] 本発明は、BaSnO3を用いた排気ガスセンサの、実
使用での特性劣化を抑制することを課題とする。また本
発明は、センサの酸素感度を高めることを課題とする。
さらに本発明の他の課題は、このような要求を充たすB
aSnO3の製造方法を提供することに在る。
[発明の構成] 本発明は、偏析を解消したBa5nO*を排気ガスセン
サの材料に用いることを特徴とする。偏析を解消すると
、実際の排気ガスに対するセンサの耐久性が増し、酸素
感度も向上する。しかし偏析の解消と酸素感度の向上と
の、相関の原因は不明である。
このような73asno3は、例えば以下の方法で製造
できる。
1)  5nOtとBaCO3等の反応により、偏析の
存在するBaSnO3を得る。このBaSnO3の粉砕
と焼成とを繰り返し、偏析を解消する。
2)強アルカリ中で、スズ酸等のSn化合物と塩化バリ
ウム等のバリウム化合物を反応させ、BaSnO3・n
H*o(nは3以上)を得る。この化合物の水等への溶
解度は低く、容易に純粋な結晶として得ることができる
。ついでこの化合物を熱分解すれば、偏析のないB a
 S n O3が得られる。
3)  5n(OCtHs)i等のスズの有機化合物と
、バリウムエチラート Ba(OC2H5)2 等のバ
リウムの有機化合物とを、エタノール等の共通溶媒に溶
かし、噴霧燃焼等により分解してBaSnO3とする。
2)、3)の方法は、Sn元素とBa元素とを微視的に
混合することを111用して、偏析をなくすものである
。ここに微視的に均一とは、出発材料中においてBa原
子とSn原子とが、原子レベルで均一に存在ずろことを
意味する。
[実施例] 粉砕と焼成 偏析したBaSnO3を出発材料とし、焼成と粉砕とを
繰り返せば、偏析を解消できる。出発材料のBaSnO
3は任意のものを用い得る。
実施例では、5nOyと等モル量のBaCO3とを混合
し、空気中1200〜1400℃で焼成し、出発材料の
BaSnO3とした。これらの出発材料はいずれら、B
aやSnが偏析していた。焼成雰囲気は空気中に代え、
N 2100%、あるいは02100%等のものを用い
ても良く、非還元性雰囲気で有れば良い。なお焼成雰囲
気についての条件は、(AF?、の解消のため以後の工
程で行う焼成についても、同様である。
5nOzとBaC0,とを空気中で1200℃で4時間
焼成し、BaSnO3とした。この試料をボールミルで
2時間粉砕した後、1300℃で空気中4時間焼結して
センサを得た(比較例a)。この試料では、Ba5Sn
共に偏析していた。
次に最初の焼成温度、即ち5nOtとBaCO3との反
応温度を、1300℃に高めた試料を得た。
池の粉砕や焼結等の調整条件は、比較例aと同一である
。この試料でも、Baやsnは偏析していた(比較例b
)。
比較例aで得た試料をさらにボールミルで2時間粉砕し
、空気中で1300℃、2時間焼成したが、偏析は解消
しなかった(比較例C)。
1300℃でSnowとBaCO3を空気中で2時間反
応させ、BaSnO3を得た。この試料に付いて、ボー
ルミルでの2時間の粉砕と1300°Cで/7’l’)
naF−Fbr+mdJ−71−−9u’Ar:Fil
f−h<?)ItM(fA析は解消しなかった(比較例
d)。
SnO,とB a CO3とを空気中1400℃で2時
間反応させ、I3 a S n O3を得た。このBa
5nO*をボールミル中で2時間粉砕した後に、再度空
気中1400°Cで2時間焼成したが、偏析は解消しな
かった(比較例e)。
以下では、空気中で2時間の焼成を1回の焼成とし、ボ
ールミルで2時間の粉砕を1回の粉砕として示す。また
センサの成型時に行う焼結も、焼成の回数に加えて表示
する。なおセンサの成型については後で説明する。
1300℃で2時間SnO,とBaCO3を反応させ、
I3 a S n O3とした。この試料について、1
300℃での焼成と粉砕を3回繰り返すと、偏析が解消
した(実施例a)。これを代表的な実施例として、以下
で用いた。また1400℃で2時間SnO2とB a 
CO3とを反応させB a S n 03とした後、1
400°Cでの焼成と粉砕とを2回繰り返しfこ。
偏析は解消していた(実施例b)。さらに1200’C
cS n O2とB a CO3とを2時間反応させた
I3aSnO,を、1200℃での焼成と粉砕とを8回
繰り返すと、偏析の解消したBaSnO3が得られた(
実施例C)。
偏析の解消において重要なことは、第1に焼成温度であ
り、第2に焼成と粉砕の回数である。粉砕や焼成の時間
は余り重要ではなく、長時間続けても効果は飽和してし
まう。1回の粉砕や焼成を長時間行うよりも、回数を多
くするほうが有効である。なお実施例では粉砕や焼成の
時間を各2時間としたが、各30分以上とすれば良く、
より好ましくは@1時間以上とする。粉砕や焼成の効果
は実際には、この程度の時間でほぼ飽和しているのであ
る。
実施例では、粉砕にボールミルを用いた。しかし粉砕は
ボールミルに限らず、乳ばち、その他適宜の方法で行う
ことができる。ボールミル以外の粉砕方法を用いる場合
には、粉砕条件をボールミルでのものに喚算して定めれ
ば良い。
なお実施例で示したものは、偏析を解消するための粉砕
と焼成の条件であり、さらに粉砕や焼成を繰り返しても
良い。
表1に、主な試料の調製条件を示す。
表 1 調製条件 試 料  5nOtとBaSnO3以後の粉砕 偏 訴
反応条件      焼成条件 Δ在無比較例a  1
200℃4時間  粉砕 2時間  打1300℃4時
間 比較例b 、 1300℃4時間  粉砕 2時間  
打1300°C4時間 比較例C比較例aの調整後に、粉砕2時間  有と13
00℃2時間の焼成を追加 比較例d  1300℃2時間           
有2時間の粉砕と1300°C2時間の焼成を2回比較
例e  1400℃2時間  粉砕 2時間  有14
00℃2時間 表1続き 試 料  SnO,とB a S n Os  以後の
粉砕 偏 析反応条件      焼成条件 曵存無実
施例a  1300℃2時間  粉砕 2時間と  無
1300°C2時間とを3回 実施例b  1400℃2時間  粉砕 2時間と  
無1400°02時間とを2回 実施例CI200℃2時間  粉砕 2時間と  無1
200℃2時間とを8回 スズ酸バリウムの含水結晶 強アルカリ、例えば水酸化ナトリウムで安定化したスズ
酸溶液を、PH13以上で塩化バリウム等のバリウム化
合物と反応させる。溶媒は水を主成分とする水性溶媒で
有れば良く、PHはスズ酸が沈でんしない範囲であれば
良い。スズ酸イオンとバリウムイオンとが反応し、スズ
酸バリウムの含水結晶か沈でんする。得られた結晶には
少なく2413頭のtlのが有り−そのネ日勤は−Ba
SnOs ・7H*O(50℃以下で安定)、BaSn
O3 ・5HzO(50〜60℃で安定)、BaSnO
3 ・3HtO(65℃以上で安定)、の3者である。
なお条件によっては、これらの化合物が混合して沈でん
する。またこれ以外の含水化合物の有無は不明である。
これらの沈でんはいずれら無色透明で、析出結晶の大き
さは3水塩や5水塩で数十μ程度、7水塩で数μ程度で
あった。沈でんした結晶はより低いPHでも安定で、水
洗できる。沈でんの形態は温度により変化し、昇温する
と7水塩から5水塩、5水塩か3水塩への変化が生じる
。沈でん反応はSn/Ba比を1とする必要はなく、任
意のSn/Ba比で行うことができる。
沈でん反応はCO2フリーの雰囲気で行うことが重要で
、COlが存在するとB a CO3が沈でんに混入す
る。
第1図aに3水塩のX線回折図を、bに5水塩のX線回
折図を、Cに7水塩のX線回折図を示す。
このうち文献値の有るものは3水塩のみで(JCPDS
カード)、これから同定した。
この反応は好ましくは、−たん7水塩あるいは5水塩を
沈でんさせた後、水洗と昇温とにより、5水塩あるいは
3水塩へ進めるようにする。含水量の低いもの程、低い
PHでも安定で、加えた強アルカリを除くことができる
。実施例では7水塩から出発し、水洗と昇温とにより5
水塩とした後、再度水洗と昇温とを行い3水塩とした。
3水塩のアルカリ含量はIOppm以下であった。なお
7水塩を1回の水洗のみでそのまま分解すると、IO0
0ppm程度のアルカリ含量のものが得られた。
第2図に、BaSnO3・5HtOの熱重量分析図を示
す。昇温速度は10℃/minである。100℃付近で
3水塩への脱水が起こり、600℃付近からBaSnO
3に転化し、700℃付近で転化が完了する。これらの
結果から、含水結晶の組成を同定した。なお昇温速度を
落とすと、600℃付近でもBaSnO3に完全に転化
した。
得られた7水和物を水洗と脱水とを繰り返し、5水塩を
介して3水塩とした後、仮焼して BaSnO3とする
。仮焼雰囲気は空気中や酸素中、あるいは窒素中等の非
還元性雰囲気とし、ここでは800℃で2時間空気中で
仮焼し、BaSnO3とした。このBaSnO3に1対
の貴金属電極を接続してプレス成型し、焼結してガス感
応体とする。
焼結条件は、温度を例えば1100〜1500℃、雰囲
気を非還元性雰囲気とし、時間を例えば1時間以上とす
る。なおこれらの焼結条件の範囲で、センサの特性はほ
ぼ同一であったので、以下ては1400°Cで2時間、
空気中で焼結したものに付いて説明する。焼結温度を1
100°C以上とするのは、センサの使用温度よりも充
分高くするためであり、1500℃以下とするのは、加
熱を容易とするためである。
13aSnO3の含水結晶を経たものは、いずれもBa
やSnの偏析は見られなかった。母結品が完全な結晶で
あるためである。
この手法の利点の1つは、含水塩の大きな針状結晶が仮
焼後も残存し、プレス成型を容易にする点である。即ち
粉体の流動性が高く成型が容易であり、また成型体の強
度が高い。800℃で仮焼後のBaSnO3の電子顕微
鏡写真を、第3図に示す。
センサの構造 第4図に、排気ガスセンサの構造を示す。(2)はアル
ミナ等の絶縁基板、(4)はBaSnO3を有効成分と
するガス感応体、(6)、(8)はl対の貴金属電極、
(l O)、(12)は外部リードである。
ガス感応体(4)は前記のBaSnO3をプレス成型し
焼結したもので、その大きさは2mmX2mmX0 、
5 mmの直方体状である。含水結晶を用いた場合には
、含水結晶の焼成後にプレス成型し、1400℃で空気
中2時間の焼結を行った。また粉砕と焼成とを繰り返す
場合は、焼結ら焼成の回数に加えた。実施例の場合には
最終焼成を焼結とした。
プレス成型は、BaSnO3の含水結晶を経由したもの
の方が容易である。含水結晶の形がい粒子が仮焼後も残
存するため、粉体の流動性が高く、金型に均一に充てん
できる。また形がい粒子が成刑イ太rp書4k)−1プ
1乍田1  凛i除1酬のfカ池伏哨く宮見に得られる
。表2にプレス成型に関するデータを示す。
表 2 プレス成型* 試  料     プレス圧  強度   気孔率(T
on/cm”)  (Kg/ mm2)   (?)B
aSnO,・314*Oから  4    18   
36成型後1400℃焼結 実施例a4 成型体は低強度で焼結不能 実施例a         15   18   34
成型後1400’C焼結 * いずれも成型後1400℃で2時間焼結、強度は焼
結後の強度。
含水結晶を経由したものでは、4 T on/ cm2
程度のプレス圧で充分なのに対して、粉砕と焼成とを繰
り返したものでは、同じ強度を得るのに15Ton/a
m2程度のプレス圧が必要とされる。
偏析 1200℃と1300℃で焼成した試料(比較例a)を
、40,000倍程度の電子顕微鏡で調べた。B a 
S n O3の大きな結晶の周囲に、微少な粒子が付5
していることか判明した。この粒子の電子線回折像を第
5図に示す。回折像はリング状で、この粒子は多結晶体
である。
この試料に付いてX線で局所的な元素分析を行うと、1
つのB a S n O3結晶の内部でも位置により元
素分布が異なることが判明した。第6図に結果を示す。
(a)はSnとBaとが均一に存在する状態を示し、(
b)ではSnが偏在している。(c)では逆にBaが偏
在している。なお(d)は、この試料を合計8時間、自
動車エンジンからの排気ガス中にさらした際のものであ
る。排気ガス中でのセンサ温度は800℃で、燃料は通
常のガソリンである。Snが消失し、Pが蓄積して、バ
リウムとリンとの化合物が生成していることが判る。し
かし各実施例のものでは、元素分析は均一なSn/Ba
比を示し、排気ガスにさらしてもSn/Ba比は一定で
、Pは痕跡量しか検出されなかった。従って偏析は、局
所的な元素分析から検出でき、また排気ガス中でセンサ
を実際に使用した場合のPの蓄積の有無からも検出でき
る。
偏析は試料のP I−1からも検出できる。偏析の強い
試料では、バリウムリッチ相が存在ずろため、試料はア
ルカリ性を示す。これに対し偏析のない試料では、中性
ないしは極く弱いアルカリ性である。なおりaSnO3
にBaC0+を混合しても、アルカリ性は弱い。従って
偏析したBaSnO3には活性なバリウムリッチ相が存
在し、それがアルカリ性の原因と推定できる。水1ml
当たり0.1gのBa S n Osを混合し、1時間
放置した後、かく拌してP I−1を測定した。偏析の
aるものではP Hは10で、偏析のないものではPH
は8であった。
偏析はまた、高感度な分光法でも検出できろ。
製造直後のBaSnO3を、フーリエ変換赤外線分光法
(FTIR)で分析した。1400cm−’付近のCO
aイオンの吸収ピークの有無から偏析を検出てきる。第
7図aに比較例aのFTInスペクトルを、第7図すに
実施例aのスペクトルを示す。しかしこの分析法では、
製造後長時間放置すると、例えば2週間程度空気中で放
置すると、試料にCOtが吸着し、偏析によるピークと
の区別が難しくなる場合があった。
表3に、各試料のPHと、製造直後のFTIRの結果と
を示す。FTInの結果は、バックグラウンドに対する
C Osの吸収強度の比で示す。
表3 試  料       P  )(FTIR比較例a’
       10   0.2”b    10 0
.2 ”c    10 0.2 ”d    9 0.2 ”e    9 0.2 実施例a       8   痕跡 〃 b       8   〃 〃 c       8   〃 B a S n O3 、qi−r−nhNt;         R//実使
用での耐久性 偏析したBaSnO3を用いると、実使用によりセンサ
の高抵抗化と酸素感度の低下とが生じる。
これらの変化は酸素増感剤の5iOpを加えたもので特
に大きく、1週間程度の使用により、5i02の効果が
失われてしまう。
実使用条件での測定は、センサを自動車エンジンの排気
管に設置し、日に1回1時間ずつエンジンを空燃比(A
/F)20で動作さけて行った。なおセンサ温度はエン
ジン作動時には800℃とし、他は室温で放置した。セ
ンサをブリッジ回路に組み込み、当量点よりもかすかな
リーン側でブリッジ出力がOとなるよう、ブリッジ抵抗
を調製した。
なお出力はリーン側への変化で正となり、リッチ側への
変化で負となる。
第8図に、比較例a(破線)と、実施例a、およびBa
SnO3の3水塩からの実施例との出力特性を示す。比
較例ではセンサが経時的に高抵抗化し、出力は不安定で
ある。
使用後の比較例aのセンサの表面をArイオンでスパッ
タエッチし、表面からの深さにたいする組成を調べた。
結果を第9図に示す。5n7t3度が低下すると共に、
排気ガスに起因するPが蓄積していた。しかし実施例の
ものではPは検出されず、Sn/Baの比は一定であっ
た。第9図には実施例aのデータを示すが、3水塩を用
いたものや、他の実施例でも同様であった。このことは
、偏析を契機として、BaSnO3か排気ガスで分解さ
れることを示している。
8日間の実使用による、特性変化を表4に示す。
比較例a     1.4    0.20→0.18
比較例d     1.3    0.20→0.18
実施例a     1.0    0.24−”0.2
4実施例b     1.0    0.23→0.2
3実施例c     1.0    0.24−0.2
43水塩    1.0    0.25→0.24の
熱分解 *抵抗値の比は80後の抵抗値と最初の抵抗値との比を
現す、 酸素勾配は、 LogRs=に+m−LogPot  Rsはセンサ抵
抗、■くは定数、とした際のmを現す、測定温度はいず
れら800℃、 データはセンサ3個の平均値。
抵抗値や酸素感度の安定性、さらに酸素感度の高さにお
いて、実施例は優れている。
他の特性 偏析の有無は、センサの他の特性にも影響する。
例えばセンサを強い酸化雰囲気や強い還元雰囲気にさら
すと、センサの抵抗値や応答速度が変化する。またセン
サをSowやNOX等にさらして乙、抵抗値は変化する
。これらのいずれの点においても、実施例のセンサは比
較例のセンサより侵れている。
強い酸化雰囲気や強い還元雰囲気への耐久性を、以下の
ように評価した。当量比λを、10分間隔で1.1と0
.9との間で変化させながら、雰囲気を900℃、ある
いは700℃に保つ。センサをこの雰囲気に14日間保
持する。用いた試料は、比較例aと、各実施例である。
テストの萌後での抵抗値の変化や応答速度の変化を評価
した。結果を第10図、第11図に示す。なお抵抗値は
、700℃でλが1.02の雰囲気と、700℃てλが
098の雰囲気で測定した。また結果は各2側のセンサ
の平均値で示す(以下同じ)。テスト後のIキ片砧2テ
スト前の博抗砧との田を、第10図に示す。比較例では
、酸化側の抵抗値が昔しく減少していた。
第11図に、このテストでの応答速度の変化を示す。応
答速度は700℃でのλが0.98と1゜02との間の
応答時間を現し、10%応答から90%応答に要する時
間で現す。実施例の優越性は明らかである。
SO7やNOxとの接触による、抵抗値の変化を第12
図に示す。なおN OXを代表するものとしてNO7を
用いた。20Torrの水蒸気を含む0゜5.5%のN
、バランス系で、センサを3時間500ppmの902
)あるいは5000ppmのN02にさらした。
処理温度は室温または800°Cである。 700℃で
の、テスト後の抵抗値とテスト萌の抵抗値との比を、第
12図に示す。SowやN Otの影響は室温の方が著
しく、比較例の方が影響か大きい。
これらの結果は実使用に対する耐久性の結果と対応し、
偏析の解消によりBaSnO3の安定性が高まることを
示している。
噴霧燃焼 テトラエトキシスズ酸5n(oc、os)4とバリウム
エチラートBa(OCtH5)2とをエタノールに溶解
し、空気中で噴霧燃焼させB a S n O3とした
得られis B a S n Osを成型し、1300
℃で空気中4時焼結すると、偏析のないBaSnO3が
得られた。このセンサの特性は、800℃の酸素勾配で
0.23であった。また自動車の排気管に実装し、8日
間1日1時間ずつエンジンを駆動させるたが、抵抗値の
変化は生じなかった。
補足 なお上記の説明では800℃での酸素勾配を問題とした
が、これは700〜900℃での酸素勾配を代表するも
のである。そして排気ガスセンサの使用温度はほぼこの
範囲にあり、800℃での酸素勾配により、酸素感度を
示すことができる。
また焼結型のセンサについて説明したが、薄膜型、ある
いは原模型のセンサについても同様である。さらにB 
a S n O3には貴金属触媒等の適宜の添加物を加
えても良いことは当然である。さらに偏析を生じない範
囲で、B a S n O3にTi1t等の他の物質を
加え、またBaやSn元素の一部を置換して実施しても
良いことら当然である。
[発明の効果] 本発明では、f3 a S n 03を用いた排気ガス
センサの実使用に対する耐久性を増すとともに、酸素感
度を高めることができる。
また本発明では、このような要求を充たす排気ガスセン
サの製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図a、b、cは実施例での中間体のX線回折図、第
2図は実施例での熱重量分析の結果を示す特性図、第3
図は実施例の排気ガスセンサの粒子構造を現す電子顕微
鏡写真、第4図は実施例に用いる排気ガスセンサの平面
図、第5図は従来例の粒子構造を現す電子線回折図、第
6図a、b、c、dは従来例の元素分析結果を現すX線
スペクトルの特性図、第7図aは従来例の赤外吸収スペ
クトルを示す特性図、第7図すは実施例の赤外吸収スペ
クトルを示す特性図、第8図は実施例の特性図、第9図
は従来例の特性図、第10図〜第12図は実施例の特性
図である。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)BaSnO_3の抵抗値の変化を利用した排気ガ
    スセンサにおいて、 前記BaSnO_3として、BaおよびSnの偏析のな
    いBaSnO_3を用いたことを特徴とする、排気ガス
    センサ。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の排気ガスセンサにお
    いて、 前記偏析は、BaSnO_3粒子の局所元素分析により
    測定したものであることを特徴とする、排気ガスセンサ
  3. (3)特許請求の範囲第1項記載の排気ガスセンサにお
    いて、 前記偏析は、BaSnO_3のPHから測定したもので
    あることを特徴とする、排気ガスセンサ。
  4. (4)特許請求の範囲第1項記載の排気ガスセンサにお
    いて、 前記偏析は、P(リン)を含有する燃料からの排気ガス
    中で、排気ガスセンサを使用した際の、BaSnO_3
    中へのPの蓄積の有無から測定したものであることを特
    徴とする、排気ガスセンサ。
  5. (5)特許請求の範囲第1項記載の排気ガスセンサにお
    いて、 前記偏析は、製造直後のBaSnO_3に対する、フー
    リエ変換赤外分光法でのCO_3イオンの吸収ピークの
    有無から測定したものであることを特徴とする、排気ガ
    スセンサ。
  6. (6)BaSnO_3の抵抗値の変化を利用した排気ガ
    スセンサの製造方法において、 BaらしくはSnが偏析したBaSnO_3に対して粉
    砕と焼成とを繰り返し、BaおよびSnの偏析を解消す
    る工程を有することを特徴とする、排気ガスセンサの製
    造方法。
  7. (7)特許請求の範囲第6項記載の排気ガスセンサの製
    造方法において、 前記粉砕は、ボールミル中30分以上の粉砕に対応する
    ものであり、前記焼成は、非還元雰囲気中1350℃以
    上で30分以上の焼成であり、この粉砕と焼成とを2回
    以上繰り返すことを特徴とする、排気ガスセンサの製造
    方法。
  8. (8)特許請求の範囲第6項記載の排気ガスセンサの製
    造方法において、 前記粉砕は、ボールミル中30分以上の粉砕に対応する
    ものであり、前記焼成は、非還元雰囲気中1250℃以
    上で30分以上の焼成であり、この粉砕と焼成とを3回
    以上繰り返すことを特徴とする、排気ガスセンサの製造
    方法。
  9. (9)特許請求の範囲第6項記載の排気ガスセンサの製
    造方法において、 前記粉砕は、ボールミル中30分以上の粉砕に対応する
    ものであり、前記焼成は、非還元雰囲気中1150℃以
    上で30分以上の焼成であり、この粉砕と焼成とを8回
    以上繰り返すことを特徴とする、排気ガスセンサの製造
    方法。
  10. (10)BaSnO_3の抵抗値の変化を利用した排気
    ガスセンサの製造方法において、 Sn元素とBa元素とが微視的に均一に混合した物質を
    調整し、 この物質を熱分解し、偏析のないBaSnO_3とする
    ことを特徴とする、排気ガスセンサの製造方法。
  11. (11)特許請求の範囲第10項記載の排気ガスセンサ
    の製造方法において、 前記Sn元素とBa元素とが微視的に均一に混合した物
    質は、化合物BaSnO_3・nH_2O(nは3以上
    )であることを特徴とする、排気ガスセンサの製造方法
  12. (12)特許請求の範囲第11項記載の排気ガスセンサ
    の製造方法において、 前記化合物BaSnO_3・nH_2Oは、スズ酸とバ
    リウムイオンとの強アルカリ中での沈でん反応から得る
    ことを特徴とする、排気ガスセンサの製造方法。
  13. (13)特許請求の範囲第12項記載の排気ガスセンサ
    の製造方法において、 前記BaSnO_3・nH_2Oは、BaSnO_3・
    3H_2O、BaSnO_3・5H_2O、BaSnO
    _3・7H_2Oからなる群の化合物の少なくとも一員
    であることを特徴とする、排気ガスセンサの製造方法。
  14. (14)特許請求の範囲第10項記載の排気ガスセンサ
    の製造方法において、 Snの有機化合物とBaの有機化合物との混合溶液を熱
    分解し、BaSnO_3とすることを特徴とする、排気
    ガスセンサの製造方法。
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