JPS6382812A

JPS6382812A - 自動車用外気取入装置

Info

Publication number: JPS6382812A
Application number: JP61228387A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Okada; 浩岡田
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1986-09-29
Filing date: 1986-09-29
Publication date: 1988-04-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本願は必要に応じ自動車に簡単に取り付けることができ
る自動車用外気取入装置に関する。

従来の技術及びその問題点通常自動車を駐車しておく場合に防犯上の面からドアを
施錠すると共に窓ガラスは閉め切った状態におかれる。

ところで、例えば行楽地などにおいて、長時間炎天下で
駐車した場合、車内温度が５０°Ｃを越えてライターな
どの爆発や、ビニール製品の変形などが起こり、またた
とえ短時間の駐車でも、車内に放置された愛玩用動物な
どが熱射病や脱水症などにより死に至らしめる危険性を
有する。

目的及び実施例とその作用そこで本願は、自動車のサイドウィンドーの窓枠と昇降
可能な、窓ガラスとの間に、簡単に挟着することができ
、かつ、外気との空気交換のための動力を窓ガラスを介
して入射する太陽光線を受けて発電する太陽電池から得
るようにして、上記した従来のものの不都合を解決した
ものである。

以下図面と共に本願実施例を詳述する。

第１図は本願実施例の総体正面図を示し、（１）は縦断
面方形状を呈し、かつ、両端部を封口した例えば合成樹
脂から成る横長の筒体（２）から構成された外気取入部
材を示し、前記筒体（２）は、その長さ寸法が、自動車
の窓枠ａ上端部内寸法ｌにほぼ等しく、かつ、筒体（２
）の外側面には、その長さ方向に複数の外気取入孔（３
）　、　（３）　、　　・・・・・が、また内側面には
、その長さ方向の所要部分に複数の外気取入孔（３）”
、　（３）’・・・・・が夫々配設されている。さらに
前記筒体（２）の上面長さ方向には、窓枠ａの窓ガラス
介入溝ａ、に介入する嵌合突条（４）が設けられ、また
筒体（２）の下面長さ方向には、窓ガラスｂの上端縁が
介入する嵌合凹溝（５）が設けである。（６）は前記外
気取入部材（１）の内側面の長さ方向の所要部分に一体
に取り付けられた吸気部材を示し、該吸気部材（６）は
、前記外気取入孔（３）’、　（３）’・・・・・の全
部と連通ずる吸気口部（９）を有した頚部（８）と、こ
れと連続して下向きに延びる円筒状の膨径部（７）とか
ら成り、前記膨径部（７）は一方の端面（１０）が開放
されており、この膨径部（７）内に、取付片（１１）を
介して、駆動モータ（１２）と、その出力軸に軸止され
、モータ（１２）の作動により回転して膨径部（７）内
の空気を前記開放端面（１０）より車内に放出するファ
ン（１３）とが装着されている。　（１４）は前記膨径
部（７）の下端部より下方に一体に垂設された方形状の
支持板で、その前面に形成した凹状面（１４）°内に、
多数の太陽電池素子（１６）を敷設して成る太陽電池パ
ネル（１５）が装着されており、この太陽電池パネル（
１５）の電力出力端子（１５）’が電気コード（１７）
を介して前記駆動モータ（１２）に電気接続されている
。

しかして、先ず本願装置を自動車のサイドウィンドーに
取り付ける場合には、自動車に備えられている窓ガラス
昇降機構の操作ハンドル乃至レバーなどを操作して、窓
ガラスｂと窓枠ａの上枠杆ａｔとの間に、所要の間隔を
形成し、この状態で、太陽電池パネル（１５）が車室内
側に、窓ガラスｂと対向するようにして上枠杆ａ□の窓
ガラス介入溝ａ１に外気取入部材（１）の嵌合突条（４
）を嵌合したのち、操作ハンドルを操作し、窓ガラスｂ
を上昇してその上縁を、外気取入部材（１）の嵌合凹溝
（５）に介入することにより、外気取入部材（１）を、
窓枠ａと窓ガラスｂとの間で挟着し、次いでドアを施錠
して車内を密閉状態とする。

すると、太陽光線は窓ガラスｂを介して太陽電池パネル
（１５）に照射し、該パネル（１５）は、電力が発生し
、この電力は電気コード（１７）を介して駆動モータ（
１２）に供給されてファン（１３）を回転する。

すると外気は外気取入孔（３）より外気取入部材（１）
内に流入し、さらに外気取入孔（３）゛より吸気部材（
６）内に流入して、ファン（１３）により車内に放出さ
れ、かつ、車内の空気は、自動車の通常のベンチレータ
を介して大気中に排出され、外気の車内空気との交換が
強制的に行われる。

なお上記実施例においては、太陽電池パネル（１５）を
装着した支持板（１４）と外気取入部材（１）と、吸気
部材（６）とを夫々一体に構成した場合を示したが、こ
れらを別体に構成し、かつ、太陽電池パネルを最も太陽
光線の入射量の大きい窓側に吸着部材などを介して着脱
可能に取り付け、この太陽電池パネルの出力端子と駆動
モータの電力入力端とを電気コードを介して接続しても
よい事は勿論である。

発明の効果以上の様に、本願によれば、自動車の窓枠と、昇降可能
な窓ガラスとの間に、外側面と内側面とを連通する外気
取入部材を着脱可能に装備すると共に、太陽電池パネル
を用いて、自動車の窓ガラスを介して入射する太陽光線
を受けて発電する太陽電池よりの電力によってモータ駆
動のファンを作動することにより外気を車内に供給して
空気の交換を行う構成であるので、炎天下における長時
間の駐車状態においても、車内の温度上昇を抑制するこ
とができると共に、空気の交換に要する動力源として太
陽光線を用いるので省エネルギー化ができて合理的であ
り、かつ、取り付け、取り外し操作も極めて簡単に行え
るなどの利点を有する。

【図面の簡単な説明】

図面は本願の実施例を示し、第１図は一部を切欠した総
体正面図、第２図は内面側よりみた総体斜視図、第３図
は要部の拡大継断面図、第４図は使用状態を示す参考図
である。図中、（１）は外気取入部材、（３）　、　（３）’は
外気取入孔、（４）は嵌合突条、（５）は嵌合凹溝、（
６）は吸気部材、（７）は膨径部、（１０）は開放端面
、（１２）は駆動モータ、（１３）はファン、（１４）
は支持板、（１５）は太陽電池パネルである。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）自動車の窓枠と昇降可能な窓ガラスとの間に着脱
可能に挟着され、かつ、外気取入孔を有する外気取入部
材と、前記外気取入孔を介して外気を吸引すると共に、
内部に駆動モータと、これによって回転するファンを備
え、かつ、ファンによる空気の放出口部を有した中空状
の吸気部材と、自動車の窓ガラスと車内側で対向すると
共に、窓ガラスを介して入射する太陽光線を受けて前記
モータに作動電力を供給する太陽電池パネルを有した支
持板とから構成したことを特徴とする自動車用外気取入
装置。
（２）外気取入部材が、上面に、自動車の窓枠のガラス
介入溝に介入する嵌合突条を、下面に、窓ガラスの上縁
が介入する嵌合凹溝を夫々有して成る特許請求の範囲第
１項記載の自動車用外気取入装置。
（３）外気取入部材が、中空で長尺な筒状体から成り、
その外側面と内側面とに複数の外気取入孔を夫々形成し
、また吸気部材が、吸気口部を有した頚部と、これと連
続すると共に一端面が開放する円筒状の膨径部とから成
り、前記吸気口部を、前記外気取入部材の内側面の外気
取入孔と連通するように接続して成る特許請求の範囲第
１項または第２項記載の自動車用外気取入装置。
（４）外気取入部材と、吸気部材と支持板とを一体に組
付けて成る特許請求の範囲第１項、第２項または第３項
記載の自動車外気入装置。