JPS6382748A

JPS6382748A - 光照射器具

Info

Publication number: JPS6382748A
Application number: JP22584686A
Authority: JP
Inventors: Hiroaki Kosaka; 高阪　弘明
Original assignee: Toshiba Electric Equipment Corp
Current assignee: Toshiba Electric Equipment Corp
Priority date: 1986-09-26
Filing date: 1986-09-26
Publication date: 1988-04-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）本発明はしや熱フィルタの効果的な冷却を可能とした光
照射器具に関する。

（従来の技術）一般にたとえば印刷紙などの乾燥に使用される光照射器
具にはその光照射源として高圧水銀ランプが用いられこ
のランプ下面にダイクロイックフィルタのようなしや熱
フィルタを配設することにより熱線をしゃ断し、紫外線
が照射面に有効に作用するように構成されている。この
ためしや熱フィルタを配設したフィルタ枠内が高温とな
るのでフィルタ枠の両側に通気孔を設けて内部を冷却し
ていたが、従来の通気孔は両側に対称的に穿設されてい
たので流入する空気流はフィルタの中央部で衝突してか
ら上方へ排出されるのでフィルタに接触する空気量が少
なく効果的な冷却が行なわれなかった。したがって、し
や熱フィルタを構成する石英ガラスの表面に積層被着さ
れた金属蒸着膜が熱的影響を受は寿命が低下する原因と
なっていた。

（発明が解決しようとする問題点）本発明は上述したじゃ熱フィルタに対する冷却手段の不
都合を除去するためなされたもので、空気の流れを有効
に利用してしや熱フィルタの効果的な冷却を可能とした
光照射器具を提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段）放電ランプとこのランプを覆う反射体、ランプ照射面に
配設されたしゃ熱フィルタおよびこのフィルタを両側か
ら支持するフィルタ枠を有した器具本体とを具備し、フ
ィルタ枠の両側面にはそれぞれ対向する側面と非対称に
穿設した通気孔を設けるようにしたことにある。

（作　用）本発明の光照射器具ではフィルタ枠の両側面にそれぞれ
対向した側面と非対称に多数の通気孔が設けられている
ので１通気孔から流入する空気は第２図示のように交互
にしや熱フィルタの幅方向表面に沿って流れ、従来のよ
うに対向する空気流によってじゃまされることはない、
さらに第１図示のように放電ランプの周側を冷却させて
流れ、上部排出孔から排出される。

したがって、しや熱フィルタの表面に接触する空気量は
従来と比較して大幅に増大しフィルタ表面に被着された
金属蒸着膜を劣化させることのない効果的な冷却を可能
にするとともに放電ランプを含む器具内の冷却と相まっ
てじゃ熱フィルタを長寿命化することができる。

（実施例）以下１本発明の詳細を一実施例について図面を参照して
説明する。（１）は放電ランプ、たとえば高圧水銀ラン
プ、（ス）は放電ランプ（１）を内装した器具本体で、
上部に排気孔（３）を有した門状の基体部（４）と、こ
の基体部（４）に上下端を支持されて放電ランプ（１）
を覆う曲状に形成された反射体（５）。

（５）と、同じく基体部（４）の背面で両端を支持され
て基体部（４）の下面を覆うフィルタ枠（６）と、この
フィルタ枠（６）で支持され放電ランプ（１）の照射面
に配設されたたとえばダイクロイックフィルタからなる
じゃ熱フィルタ（７）とから構成されている。

（６ａ）（６ｂ）はフィルタ枠（６）の側面板で、各側
面板（６ａ）　（６ｂ）にはしや熱フィルタ（７）に近
接した位置にそれぞれ多数の通気孔（８）　（８）・・
・および（９）　（９）・・・が設けられている。そし
て各通気孔（８）、（９）は対向する各側面（６ｂ）　
、　（６ａ）と第２図または第３図に示すようにそれぞ
れ非対称に穿設されている。

〔発明の効果〕

本発明は以上詳述したようにじゃ熱フィルタを支持する
フィルタ枠の両側面にそれぞれ相対する側面と非対称に
穿設した通気孔を設けてなる光照射器具であるから、両
側の通気孔から流入する空気流は相互に抵抗を受けるこ
となくしゃ熱フィルタの表面に接触通流して十分な冷却
を行なうことができて、フィルタ表面に被着された金属
蒸着膜に対する熱的影響を排除して長寿命化を可能とす
るすぐれた利点を有する。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の実施例を示すもので、第１図は断面図、第
２図は第１図の■−■に沿って示す一部切欠平面図、第
３図は一部切欠側面図である。（１）・・・放電ランプ、　　　（ス）・・・器具本体
。（５）・・・反射体、　　　　　（６）・・・フィルタ
枠、（７）・・・しや熱フィルタ、　（８）　、（９）
・・・通気孔。

Claims

【特許請求の範囲】放電ランプと、この放電ランプを覆う反射体、ランプの照射面に配設さ
れたしや熱フィルタおよびこのしや熱フィルタを両側か
ら支持するフィルタ枠を有した器具本体と、を具備し、上記フィルタ枠の両側面にはそれぞれ対向し
た側面と非対称に穿設した通気孔を設けたことを特徴と
する光照射器具。