JPS6382715A - モ−ルド金型 - Google Patents

モ−ルド金型

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Publication number
JPS6382715A
JPS6382715A JP22602086A JP22602086A JPS6382715A JP S6382715 A JPS6382715 A JP S6382715A JP 22602086 A JP22602086 A JP 22602086A JP 22602086 A JP22602086 A JP 22602086A JP S6382715 A JPS6382715 A JP S6382715A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cull
resin
air
cavity
molding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22602086A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadao Yoshino
定雄 吉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Renesas Eastern Japan Semiconductor Inc
Original Assignee
Hitachi Tokyo Electronics Co Ltd
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Tokyo Electronics Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Tokyo Electronics Co Ltd
Priority to JP22602086A priority Critical patent/JPS6382715A/ja
Publication of JPS6382715A publication Critical patent/JPS6382715A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子部品等のパッケージ成形に用いられるモ
ールド金型に適用して特に有効な技術に関するもので、
たとえば、樹脂封止形半導体装置製造用のモールド金型
に利用して有効な技術に関するものである。
〔従来の技術〕
パッケージ成形技術については丸善株式会社、昭和43
年11月25日発行、「集積回路ハンドブックJP42
0〜P4241こ言己載されている。
ここには、半導体装置のパッケージ成形法についてトラ
ンスファモールド法をはじめ各種の技術が紹介されてい
る。
本発明者は、金型を用いた樹脂パッケージの成形の際に
発生する樹脂中のボイドの防止について検討した。以下
は、本発明者によって検討された技術セあり、その概要
は次の通りである。
すなわち、トランスファモールド法によるパッケージ成
形では、ポット内に収容したタブレットを高温条件で溶
融せしめ、さらにこれをプランジャで押圧して金型のキ
ャビティに高圧注入することによって所定形状のパッケ
ージ成形が行われる。
ところで、このようにプランジャでタブレットを押圧す
る際にミタブレットの押圧変形にともないタブレットと
ポットの側面との隙間の空気が樹脂中に入り込み、これ
がこのままキャビティに注入されて成形後のパッケージ
本体にボイドを生じ、パッケージ不良の原因となる場合
がある。
そのために、金型内のパッケージ成形用のキャビティ領
域の近傍に、このパッケージ成形用のキャビティとは別
にランナーから分岐された空気抜き用のダミーキャビテ
ィを形成して、このダミーキャビティ内に空気を逃がし
てパッケージ成形用のキャビティ内でのボイドを防止す
ることが考えられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、上記構造のダミーキャピテイでは、ランナー
内の樹脂内部の空気がダミーキャビティのゲートとは反
対側に位置している場合、空気がダミーキャビティ側に
流れ込まないことがある。
そのために空気がパッケージ成形用のキャビティ内部に
侵入してしまい、成形後のパッケージ内にボイドが発生
する場合の多いことが本発明者によって見い出された。
さらに、1回のモールド作業完了毎にダミーキャピテイ
内の樹脂を排除する必要があるが、上記ダミーキャビテ
ィ構造では、カルから分岐されるランナー毎に小さなダ
ミーキャビティが形成されているため、ダミーキャビテ
ィ内の樹脂が金型から離脱しにくく、このような残存樹
脂が原因となって後続のモールド不良あるいは金型の破
損等を生じる可能性のあることもあわせて本発明者によ
って見い出された。
本発明は、上記問題点に着目してなされたものであり、
その目的は信頼性の高い樹脂パッケージ成形技術を提供
することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう
〔問題点を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、次の通りである。
すなわち、ポット内のタブレットを受け止めるカルの周
囲にダミーキャビティを形成するものである。
〔作用〕
上記した手段によれば、プランジャの押圧により空気の
巻き込みが生じるカルの側面から直接空気抜きを行える
ため、成形後のパッケージ内でのボイドをより完全に防
止することが可能となる。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例であるモールド金型の下型を
示す平面図、第2図はこのモールド金型のカル周辺を示
す拡大部分断面図である。
本実施例のモールド金型1は上型2と下型3とで構成さ
れ、上型2にはプランジャ4の収容されるポット5が取
付けられている。下型3は、第1図に示すようにセンタ
ーブロック6と複数のキャビティブロック7とからなり
、このセンターブロック6の上記ポット5に対応する位
置には円形状のカル8が穿設されている。このカル8か
らは第1図に示すように二方向にメインランナー9が延
設されている。この両メインランナー9の先端はそれぞ
れX字状に4本のサブランナー10に分岐されており、
各サブランナー10の先端はそれぞれキャビティブロッ
ク7のキャビティランナー11と連通されている。各キ
ャビティランナー11の両側部には枝状に多数の成形用
キャビティ12がゲート13を介して形成されている。
ところで、上記のようにメインランナー9およびサブラ
ンナー10を形成するのは、カル8から各成形用キャビ
ティ12群までの距離を等しくしてモールド金型1上の
位置による成形状態の不均一を無(すためである。
センターブロック6のカル8の周囲には、このカル8を
取り囲むようにして一対のダミーキャビティ14が円弧
伏に形成されている。このダミーキャビティ14は第2
図に示すようなゲート15によって複数個所でカル8と
連通されている。このゲート15はカル8からダミーキ
ャビティ14に向かって開口断面積が大きくなるような
構造で穿設されている。
一方、ダミーキャビティ14の底面にはエジェクタピン
16の先端面がこの底面と平坦面状になるように露出さ
れており、このエジェクタピン16は図示しないエジェ
クタ板に固定されており、このエジェクタ板の移動によ
ってダミーキャビティ14の上方に突き上げるように移
動することが可能な構造となっている。
ダミーキャビティ14においてゲート15の開口されて
いる側面とは反対側の側面にはエアーベント17が外部
に開口されており、ダミーキャビティ14内の空気Aが
樹脂Rの充填にともなって外部に排出されるようになっ
ている。
次に本実施例の作用について説明する。
下型3のキャビティブロック7の各成形用キャビティ1
2上に図示しないリードフレームが載置されると、上型
2と下型3とが当接状態となる。
次に上型2のボット5内にタブレット18が収容される
。このタブレット18は例えばエポキシ樹脂等にカーボ
ン等のフィラーを混入して所定の円柱状に予備成形した
ものである。
上記タブレット18はポット5内の底面を構成するカル
8上に載置された状態で、その上方よりプランジャ4に
よって押圧される。このとき、タブレット18の外側面
とポット5の内側面との隙間には僅かに空間が存在し、
この空間の空気入がプランジャ4の押圧にともなってタ
ブレット18の樹脂R内に取り込まれる。
ところで、上記のようにして樹脂R中に入り込んだ空気
Aはカル8あるいはメインランナー9等の内側面に沿っ
て樹脂Rとともに移動する性質を有している。
本実施例によれば、樹脂R内への空気への巻き込みの行
われるカル8の側面に、直接ゲー)15を介してダミー
キャビティ14が形成されているため、樹脂R内に巻き
込まれた空気Aは速やかにゲート15よりダミーキャビ
ティ14内に移動され、さらにエアベント17より外部
に排出される。
このようにして空気入が抜かれた状態となった樹脂Rは
メインランナー9、サブランナー10およびキャビティ
ランナー11を経て各成形用キャビティ12に高圧注入
され、さらにこの成形用キャビティ12内で硬化されて
所定のパッケージ成形が完了する。
ところで、上記のようなパッケージ成形にともなって、
ダミーキャビティ14内にも樹脂Rが充填されるが、各
工程毎にこのような樹脂Rをダミーキャビティ14内か
ら排除する必要がある。この点について、本実施例では
ダミーキャビティ14が一対の円弧状に延設されている
ため、各サブランナー10に複数のダミーキャビティを
設けた場合に比較して、ダミーキャビティ14内の樹脂
Rの離型性がよく、ニジシフタピン16の突出動作のみ
で容易に樹脂Rが下型3から離脱される。
このように、本実施例によれば以下の効果を得ることが
できる。
(1)、空気への巻き込みの行われるカル8の側面に直
接ゲート15を介してダミーキャビティ14を設けるこ
とにより、効果的な樹脂Rの空気抜きを実現することが
でき、樹脂パッケージにおけるボイドの発生を防止する
ことができる。
(2)、カル8の周囲に円弧状にダミーキャビティ14
を延設することによって、ダミーキャビティ14に充填
される樹脂Rの排除をエジェクタピン16等を用いて容
易に行うことが可能となる。
(3)、上記(2)により、ダミーキャビティ14内の
残存樹脂による後続のモールド不良およびモールド金型
1の破損等を防止できる。
(4)、上記(1)〜(3)により、信頼性の高い樹脂
モールドパッケージを得ることができる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない。たとえば、ダミーキャビ
ティ14の形状は実施例で説明した円弧状のものに限ら
れず、いかなる形状のものであってもよい。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその利用分野である、いわゆる樹脂封止型半導体装置
のパッケージ成形に用いられるモールド金型に適用した
場合について説明したが、これに限定されるものではな
く、たとえば他の電子部品あるいは機械部品等のパッケ
ージ成形等を行うモールド金型に適用しても有効な技術
である。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである
すなわち、ポット内に収容されるタブレットを受け止め
るカルの周囲にゲートを介してダミーキャビティが形成
されたモールド金型構造とすることによって、プランジ
ャの押圧により空気の巻き込みが生じるカルの側面から
直接空気抜きを行えるため、成形後のパッケージ内にお
けるボイドの発生をより完全に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるモールド金型の下型を
示す平面図、 第2図は本実施例のモールド金型のカル周辺を示す拡大
部分断面図である。 1・・・モールド金型、2・・・上型、3・・・下型、
4・・・プランジャ、5・・・ポット、6・・・センタ
ーブロック、7・・・キャビティブロック、8・・・カ
ル、9・・・メインランナー、10・・・サブランナー
、11・・・キャビティランナー、12・・・成形用キ
ャビティ、13・・・ゲート、14・・・ダミーキャビ
ティ、15・・・ゲート、16・・・エジェクタピン、
17・・・エアーベント、18・・・タブレット。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポット内に収容されるタブレットを受け止めるカル
    の周囲にゲートを介してダミーキャビティが形成されて
    いることを特徴とするモールド金型。 2、ダミーキャビティがカルを取り囲むように延設され
    、このダミーキャビティと上記カルとは複数のゲートに
    よって連通されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のモールド金型。 3、ダミーキャビティの底部に該ダミーキャビティ内の
    樹脂を離脱させるエジェクタピンが内設されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載の
    モールド金型。
JP22602086A 1986-09-26 1986-09-26 モ−ルド金型 Pending JPS6382715A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22602086A JPS6382715A (ja) 1986-09-26 1986-09-26 モ−ルド金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22602086A JPS6382715A (ja) 1986-09-26 1986-09-26 モ−ルド金型

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6382715A true JPS6382715A (ja) 1988-04-13

Family

ID=16838526

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22602086A Pending JPS6382715A (ja) 1986-09-26 1986-09-26 モ−ルド金型

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