JPS6382611A

JPS6382611A - 電気掃除機

Info

Publication number: JPS6382611A
Application number: JP22723986A
Authority: JP
Inventors: 才田　千史
Original assignee: Tokyo Electric Co Ltd
Current assignee: Toshiba TEC Corp
Priority date: 1986-09-26
Filing date: 1986-09-26
Publication date: 1988-04-13
Also published as: JPH0533614B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）本発明は、複数の電池を電源とする電気掃除機に係り、
電動機および電池の配設構造に関する。

（従来の技術）従来、２次電池を電源とするハンディタイプの電気掃除
機が知られている。この種の電気掃除機において、電池
を複数設けた場合、これら電池は、例えば７実公昭６０
−２９９７４号公報、実開昭６１−５４７４３号公報あ
るいは実開昭６１−１２２８２６号公報などに示されて
いるように、吸引用のファンを回転させる電動機とは別
個に、この電動機の後方に一列に並べて配設する構造が
採られていた。しかしながら、この配設構造では、電動
機および電池を内蔵した掃除機本体が前後方向に長くな
り、携帯性や収納性が低下する。

（発明が解決しようとする聞題点）上述のように、従来の電気掃除機では、複数の電池が電
動様とは別個に配置されていたため、掃除機本体の前後
方向の良さや幅が人ぎくなり、掃除機本体が大型化する
問題があつｌζ。

本発明は、このような問題点を解決しようとするもので
、複数の電池を設けた電気掃除機において、電池を確実
に保持しながら掃除機本体を小型化することを目的とす
るものである。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段）本発明は、ハンドルを有する掃除は本体内に、ファンお
よびこのファンを回転させる電動機からなる電動送風機
を設けるとともに、前記電動機を駆動する複数の電池を
設けた電気掃除機において、前記電動機と複数の電池と
は、電＠機を上側の頂点とし複数の電池を底辺とするほ
ぼ三角形状をなすように、かつ、前記掃除機本体の内周
面にほぼ接する状態で配設し、また、前記電動機の外周
面に緩衝材を設けてこの緩衝材を前記ｆｉ電動機複数の
電池との間に介在させたものである。

（作用）本発明の電気掃除機では、電動送風機の電動機と複数の
電池とを、電動機を上側の頂点とじ電池を底辺とするほ
ぼ三角形状にかつ掃除機本体の内周面にほぼ接する状態
で配設することにより、ｈη除除水本体小型化を可能と
している。そうして、電動機と複数の電池との間に介在
された緩衝材が、電池の保持状態を確実なものにすると
ともに、運転時の電動機の振動を吸収する。

（実施例）以下、本発明の電気掃除様の一実施例の構成を第１図な
いし第３図に基づいて説明する。

１は掃除機本体で、本体ケース２と、この本体ケース２
の前側に着脱自在に取着された集塵ケース３とからなっ
ている。なお、前記本体ケース２は左右に分割形成され
、ねじなどで結合される一対のケース部材４．５からな
っている。

前記集塵ケース３は、その内部が集塵室１１となってい
る。また、この集塵室１１に臨んで集塵ケース３の前側
底部には筒状の吸込口１２が形成されている。また、前
記集塵ケース３の後面は開口されており、この後面開口
を介して前記集塵室１１にフィルター１３が着脱自在に
装着されている。さらに、前記集卵ケース３の後端部に
は、その上部にばね１４で付勢されたクランプ１５が枢
着されているとともに、下部に係止突片１６が一体に垂
設されている。

一方、前記本体ケース２の前端部には、その上部に係合
溝２１が形成されているとともに、下部に係合受部２２
が形成されており、これら係合溝２１と係合受部２２と
に、前記集塵ケース３のクランプ１５ど係止突片１６と
が係脱自在に係合されていることによって、前記両ケー
ス２．３が着脱自在に結合されている。

また、前記本体ケース２の上部中央には、前方へ向って
上昇する方向へ傾斜したハンドル２３が一体に形成され
ている。そして、前記本体ケース２は、上方に向って幅
が小さくなる形状に形成されている。とくに、前記ハン
ドル２３に繋がる前端部において、前記本体ケース２は
、前記ハンドル２３を上側の頂点とする正面はぼ三角形
状となっており、この本体ケース２内の前端部には正面
方向から見て比較的大きな空間部２４が生じている。

また、前記本体ケース２の曲面には、連通口２５が開口
形成されている。さらに、前記本体ケース２の両側面後
部には、内方へ突出した平面はぼ三角形状の突部２６が
形成されており、この突部２６に排気孔２７が貫通形成
されている。そして、この排気孔２７は、本体ケース２
内において前記突部２Ｇの前方へ向いた面に開口してい
るとともに、本体ケース２外において側方へ向って開口
している。

さらに、前記排気孔２７の内端は排気フィルター２８に
より覆われている。

３１は合成樹脂などよりなる整流板で、前記本体ケース
２の前端部の内周形状に外周形状がほぼ等しい板形状に
形成されている。そして、この整流板３１の周縁部には
複数の流通口３２が開口形成されている。また、この整
流板３１の後面には、前記流通口３２を一端に有する渦
巻き曲線状の溝を形成する複数の整流リブ３３が突出形
成されているとともに、これら整流リブ３３の中心部に
位置して円筒形状の筒状保持部３４が突出形成されてい
る。また、前記整流板３１の下部両側には、正面円弧状
で弾性変形可能な突片状の保持リブ３５がそれぞれ後方
へ突出形成されている。さらに、前記整流板３１には、
前記筒状保持部３４および両保持リブ３５の中間に位置
して、ボス３６が後方へ突出形成されており、このボス
３６の後Ｏｇ部には、合成ゴムなどからなるキャップ状
の第１の緩訂材３７が嵌着されている。

そして、前記整流板３１は、前記両ケース部材４．５に
挟まれて、これら両ケース部材４．５により構成される
本体ケース２内の前端部に嵌合保持されている。したが
って、前記筒状保持部３４は、正面から見て前記本体ケ
ース２内の前端部の空間部２４のほぼ中心部に位置して
いる。

前記整流板３１の筒状保持部３４には、はぼ円柱形状の
電動機４１が嵌合保持されている。そして、この電動機
４１の前記整流板３１の前方に突出された回転軸４２に
は、ファン４３が、前記本体ケース２の前面の連通口２
５に対向しかつ前記整流板３１に前面以外を覆われた状
態で固定されている。そして、前記電動機４１およびフ
ァン４３が電動送風機４４を構成している。また、前記
電動機４１の外周面後端部の下側には、合成ゴムなどか
らなる第２の緩衝材４５が貼着されている。なお、この
緩衝材４５は、環状にして電動機４１の後端部に嵌着し
てもよい。

また、前記整流板３１の少くとも外径方向く第３図矢指
方向）へ弾性変形可能な前記両保持リブ３５には、円柱
形状の鉛蓄電池４６がそれぞれ嵌合保持されている。そ
して、これら両電池４６に前記両ｍＩＩ材３７．４５が
圧着されており、これら保持リブ３５と両緩衝材３７．
４５とにより両電池４Ｇは弾性的に保持されている。

このようにして、前記電動機４１と両電池４６とは、軸
方向を平行にして、正面から見て電動義４１を上側の頂
点とし両電池４６を底辺とするほぼ三角形状をなし、か
つ、前記本体ケース２の内周面にほぼ接する状態で配設
されている。

さらに、前記本体ケース２内の前側上部には回路基板５
１が支持されており、この回路基板５１には前記電動機
４１を制御するスイッチ５２などが搭載されている。

つぎに、この実施例の作用について説明する。

掃除時には、ハンドル２３を持って、吸込口１２を被掃
除面に対向させる。また、ハンドル２３の前部に位置す
るスイッチ５２を操作して電動送風機４４をオン・オフ
する。そして、電池４６を電源とする電動機４１により
回転されるファン４３によって気流が生じ、この気流に
よって、吸込口１２から仰埃が吸込まれる。吸込まれた
塵埃は、フィルター１３によりｆＡＦＩ！１１内に貯溜
され、一方、フィルター１３を通過した気流は、連通口
２５、整流板３１の流通口３２および整流リブ３３を介
して、損気孔２７より研出される。

このとぎ、電動機４１の振動は、とくに第２の緩衝材４
５により吸収される。

上記構成によれば、整流板３１に直接電動機４１と電池
４６を取付けたので、電動機４１と電池４Ｇの支持構造
が簡単なものとなり、コストダウンを図ることができる
。

また、とくに電池４６を整流板３１の保持リブ３５と緩
衝材３７．４５とにより弾性的に保持したので、電池４
６に寸法上のばらつきがあっても、これら電池４６は確
実に保持される。しかも、たとえば、第２の！ｌ衝材４
５は前述のように電動機４１の振動吸収の機能をも有し
ており、また、第１のＩ新材４５は掃除機本体１を落し
たときの電動機４１やその接点４１ａあるいは電池４６
の接点４６ａへの衝撃吸収の機能を有することができる
から、部品数を少くでき、より安価にできる。

また、電動機４１および２つの電池４６をほぼ三角形状
にかつ掃除機本体１の内周面にほぼ接する状態で配設し
たので、掃除機本体１を小型軒昂化できる。したがって
、持ちやすく、また、本棚等どこにでも収納できる。な
お、電動機４１を上側の頂点に位置させ、より重い電池
４Ｇを底辺に位置させたので、重量的なバランスもよい
。

さらに、ハンドル２３を本体ケース２の上部すなわち電
動機４１の上方に設けて、この電動機４１を本体ケース
２のほぼ中心部に位置させたので、ハンドル２３に繋が
る本体ケース２の内部の前端部には必然的に比較的大き
な空間部２４が生じ、しかも、正面から見てこの空間部
２４の中心部に電動機４１が位置する。したがって、上
記空間部２４をファン４３の収納部として利用すること
により、掃除機本体１を大型化することなく、ファン４
３を収納できるとともに、デッドスペースをなくすこと
ができる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、電動機と複数の電池とは、緩衝材を介
して、電！Ｔ！ｌＪ機を上側の頂点とし複数の電池を底
辺とするほぼ三角形状にかつ掃除機本体の内周部にほぼ
接する状態で配設したので、簡単な構造により、電池の
確実な保持および電動機の振動吸収等を可能にしながら
、掃除様本体を小型化でき、したがって携帯性および収
納性なども向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の電気掃除機の一実施例を示す一部を切
り欠いた横方向断面図、第２図は同上一部を切り欠いた
縦方向断面図、第３図は同上整流板付近の斜視図である
。１・・掃除機本体、２３・・ハンドル、４１・・電動機
、４３・・ファン、４４・・電動送風機、４５・・緩衝
材、４６・・電池。昭和６１年９月２６日

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ハンドルを有する掃除機本体と、この掃除機本体
に内蔵されファンおよびこのファンを回転させる電動機
からなる電動送風機と、前記掃除機本体に内蔵され前記
電動機を駆動する複数の電池とを備え、前記電動機と複数の電池とは電動機を上側の頂点とし複
数の電池を底辺とするほぼ三角形状にかつ前記掃除機本
体の内周面にほぼ接する状態で配設するとともに、前記
電動機の外周面に緩衝材を設けてこの緩衝材を前記電動
機と複数の電池との間に介在させたことを特徴とする電
気掃除機。
（２）前記ハンドルを前記電動機の上方に設けて前記掃
除機本体のほぼ中心部に前記電動機を位置させたことを
特徴とする特許請求の範囲第１項記載の電気掃除機。