JPH0533615B2 - - Google Patents

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JPH0533615B2
JPH0533615B2 JP22724086A JP22724086A JPH0533615B2 JP H0533615 B2 JPH0533615 B2 JP H0533615B2 JP 22724086 A JP22724086 A JP 22724086A JP 22724086 A JP22724086 A JP 22724086A JP H0533615 B2 JPH0533615 B2 JP H0533615B2
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JP
Japan
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electric motor
battery
vacuum cleaner
motor
holding
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JP22724086A
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JPS6382612A (ja
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Kazufumi Saida
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電池を電動送風機の電源とするハン
デイ形電気掃除機に係り、電動送風機の電動機お
よび電池の保持構造に関する。
(従来の技術) 従来、2次電池を電源とするこの種のハンデイ
形電気掃除機は、例えば特開昭55−6373号公報お
よび特開昭60−80420号公報に記載されているよ
うに、電動機と電池とをそれぞれ別個に収納支持
する構造が採られている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記従来の構造では、掃除機本体内に電動機と
電池とをそれぞれ個々に収納支持する構造が必要
となり、掃除機本体内の電動機および電池の収納
構造が複雑となり、組立て時の取扱いが不便であ
るなどの問題があつた。
また、電動送風機の電動機を片持ち支持すると
振動し易く、この電動機の振動が掃除機本体に伝
わり、特にハンデイ形電気掃除機ではハンドルを
把握して掃除するときに掃除機本体に電動機の振
動がハンドルに伝わると不快感があり、使い勝手
が悪い問題があつた。
本発明は、このような問題点を解決しようとす
るもので、電動機の一端部を整流板に片持ち支持
で支持しても電池にて確実に支持でき、電動機の
振動を吸収して掃除機本体に振動が伝わることが
ないようにし、ハンドルを把握して掃除するとき
の不快感がなく、しかも、電動機および電池の収
納構造を簡単にでき、組立て時の取扱いを容易と
したハンデイ形電気掃除機を提供するものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明のハンデイ形電気掃除機は、前部に集塵
室を形成した掃除機本体と、この掃除機本体の後
部に内蔵されフアンおよびこのフアンを回転させ
る電動機からなる電動送風機と、前記掃除機本体
に内蔵され前記電動機を駆動する複数の電池と、
前記掃除機本体内に固定され前記フアンを囲む整
流板とを備え、前記整流板の中央部に筒状保持部
を形成するとともにこの保持部の下側に前記電池
を保持する弾性変形可能な保持リブを形成し、前
記電動機の一端部を前記筒状保持部に保持すると
ともにこの電動機と軸方向を平行にして前記筒状
保持部に電池の一端部を前記保持リブに保持して
取付け、前記電動機の他端部と電池との間に緩衝
体を介在させてこの電動機を前記電池にて支持し
たものである。
(作用) 本発明のハンデイ形電気掃除機は、電動送風機
の電動機の一端部を整流板の筒状保持部に保持す
るとともに電池の一端部を電動機と軸方向を平行
にして整流板の弾性変形可能な保持リブに保持し
て取付け、電動機の他端部と電池との間に緩衝材
を介在させることにより、電動機は整流板に一端
部を支持した片持ち構造として電動機の支持構造
を簡略化しても、電動機は緩衝体を介して弾性変
形可能な保持リブに保持された電池に支持され、
電動機の振動が緩衝体および保持リブにて吸収さ
れ掃除機本体に電動機の振動が伝わらず、ハンド
ルを把握して掃除するときに振動による不快感が
なく、使い勝手が良好となり、簡単な構造で電動
機と電池とを衝撃から保護して確実に収納でき
る。
(実施例) 次に、本発明のハンデイ形電気掃除機の一実施
例の構成を第1図ないし第3図に基づいて説明す
る。
1は掃除機本体で、本体ケース2と、この本体
ケース2の前側に着脱自在に取着された集塵ケー
ス3とからなつている。なお、前記本体ケース2
は左右に分割形成され、ねじなどで結合される一
対のケース部材4,5からなつている。
前記集塵ケース3は、この内部が集塵室11と
なつており、この集塵室11に臨んで集塵ケース
3の前側底部には筒状の吸込口12が形成されて
いる。また、前記集塵ケース3の後面は開口され
ており、この後面開口を介して前記集塵室11に
フイルター13が着脱自在に装着されている。さ
らに、前記集塵ケース3の後端部には、その上部
にばね14で付勢されたクランプ15が枢着され
ているとともに、下部に係止突片16が一体に垂
設されている。
一方、前記本体ケース2の前端部には、その上
部に係合溝21が形成されているとともに、下部
に係合受部22が形成されており、これら係合溝
21と係合受部22とに、前記集塵ケース3のク
ランプ15と係止突片16とが係脱自在に係合さ
れていることによつて、前記両ケース2,3が着
脱自在に結合されている。
また、前記本体ケース2の上部中央には、前方
へ向つて上昇する方向へ傾斜したハンドル23が
一体に形成されている。そして、前記本体ケース
2は、上方に向つて幅が小さくなる形状に形成さ
れている。特に、前記ハンドル23に繋がる前端
部において、前記本体ケース2は、前記ハンドル
23を上側の頂点とする正面ほぼ三角形状となつ
ており、この本体ケース2内の前端部には正面方
向から見て比較的大きな空間部24が生じてい
る。
また、前記本体ケース2の前面には、連通口2
5が開口形成されている。さらに、前記本体ケー
ス2の両側面後部には、内方へ突出した平面ほぼ
三角形状の突部26が形成されており、この突部
26に排気孔27が貫通形成されている。そし
て、この排気孔27は、本体ケース2内において
前記突部26の前方へ向いた面に開口していると
ともに、本体ケース2外において側方へ向つて開
口している。さらに、前記排気孔27の内端は排
気フイルター28により覆われている。
31は合成樹脂などにて成型された整流板で、
前記本体ケース2の前端部の内周形状に外周形状
がほぼ等しい板形状に形成されている。そして、
この整流板31の周縁部には複数の流通口32が
開口形成されている。また、この整流板31の後
面には、前記流通口32を一端に有する渦巻き曲
線状の溝を形成する複数の整流リブ33が突出形
成されているとともに、これら整流リブ33の中
心部に位置して円筒形状の筒状保持部34が後方
に向つて突出形成されている。また、前記整流板
31の下部両側には、正面円弧状で弾性変形可能
な突片状の保持リブ35がそれぞれ後方へ突出形
成されている。さらに、前記整流板31には、前
記筒状保持部34の下方に位置して前記両保持リ
ブ35の中間に、ボス36が後方へ突出形成され
ており、このボス36の後端部には、合成ゴムな
どからなるキヤツプ状の緩衝体37が嵌着されて
いる。
そして、前記整流板31は、前記両ケース部材
4,5に挟まれて、これらの両ケース部材4,5
により構成される本体ケース2内の前端部に嵌合
保持され、前記筒状保持部34は、正面から見て
前記本体ケース2内の前端部の空間部24のほぼ
中心部に位置している。また、前記保持リブ35
の外周面は前記本体ケース2の内面に接してい
る。なお、前記整流板31は、両ケース部材4,
5により挟んで固定する他に、ねじなどを用いて
固定してもよい。
前記整流板31の筒状保持部34には、ほぼ円
柱形状の電動機41の前端一端部が嵌合保持され
ている。そして、この電動機41の前記整流板3
1の前方に突出された回転軸42には、フアン4
3が、前記本体ケース2の前面の連通口25に対
向しかつ前記整流板31に前面以外を覆われた状
態で固定されている。そして、前記電動機41お
よびフアン43が電動送風機44を構成してい
る。また、前記電動機41の後端他端部の外周面
下側には、合成ゴムなどにて成型された緩衝体4
5が貼着されている。なお、この緩衝材45は、
環状にして電動機41の他端後端部に嵌着しても
よい。
また、前記整流板31の少くとも外径方向(第
3図矢指方向)へ弾性変形可能な前記両保持リブ
35には、円柱形状の鉛蓄電池46の一端部がそ
れぞれ左右に離間して嵌合保持されている。そし
て、これら両電池46に前記両緩衝材37,45
が圧着されており、これら保持リブ35と両緩衝
体37,45とにより両電池46は弾性的に保持
されている。
このようにして、前記電動機41と両電池46
とは、軸方向を平行にして、正面から見て電動機
41を上側の頂点とし両電池46を底辺とするほ
ぼ三角形状に配置され、電動機41は一端部を前
記筒状保持部34で保持されるとともに他端部を
前記緩衝体45を介して前記電池46で支持さ
れ、前記電池46は前記それぞれの保持リブ35
と前記緩衝体45を介して前記電動機41および
前記緩衝体37を介してボス36とで3点で支持
される。
さらに、前記本体ケース2内の前側上部には回
路基板51が支持されており、この回路基板51
には前記電動機41を制御するスイツチ52など
が搭載されている。
次に、この実施例の作用について説明する。
掃除時には、ハンドル23を持つて、吸込口1
2を被掃除面に対向させる。また、ハンドル23
の前部に位置するスイツチ52を操作して電動送
風機44をオン・オフする。そして、電池46を
電源とする電動機41により回転されるフアン4
3によつて気流が生じ、この気流によつて、吸込
口12から塵埃が吸込まれる。吸込まれた塵埃
は、フイルター13により集塵室11内に貯溜さ
れ、一方、フイルター13を通過した気流は、連
通口25、整流板31の流通口32および整流リ
ブ33を介して、排気孔27より排出される。
このとき、電動機41の振動は、特に電動機4
1の後端部下側に貼着した緩衝材45により吸収
され、掃除機本体1に電動機41の振動が伝達さ
れず、ハンドル23を把握して掃除をするときに
不快感を受けることがない。
上記実施例の構成によれば、整流板31に直接
電動機41の一端部を筒状保持部34に保持する
とともに電池46の一端部を保持リブ35に保持
して取付けたので、固定具や支持体などの保持専
用の部材が不用となり、電動機41と電池46の
保持構造が簡単なものとなり、コストダウンを図
ることができる。
また、特に電池46を整流板31の保持リブ3
5と緩衝材37,45とにより弾性的に保持した
ので、電池46に寸法上のばらつきがあつても、
これら電池46は確実に保持され、また、衝撃か
らも確実に保護される。しかも、例えば、電動機
41の後端部下側に貼着した緩衝材45は電動機
41の振動吸収の機能をも有しており、また、両
緩衝材37,45は掃除機本体1を落したときの
電動機41やその接点41aあるいは電池46の
接点46aへの衝撃吸収の機能を有することがで
きるから、部品数を少くでき、より安価にでき
る。
(発明の効果) 本発明によれば、電動送風機の電動機の一端部
を整流板の筒状保持部に保持するとともに電池の
一端部を電動機と軸方向を平行にして整流板の弾
性変形可能な保持リブに保持し、電動機の他端部
と電池との間に緩衝材を介在させることにより、
電動機は整流板に一端部を支持した片持ち構造と
しても、電動機は緩衝体を介して弾性変形可能な
保持リブにて保持された電池に支持され、電動機
の振動が緩衝体および保持リブにて吸収され、ハ
ンドルを把握して掃除するときに振動による不快
感がなく、ハンデイ形の掃除機の使い勝手が向上
され、簡単な構造で電動機と電池とを衝撃から保
護して確実に収納でき、電動機の支持構造が簡略
化され、確実に収納でき、組立て時の取扱いが容
易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のハンデイ形電気掃除機の一実
施例を示す一部を切り欠いた横方向断面図、第2
図は同上一部を切り欠いた縦方向断面図、第3図
は同上整流板付近の斜視図である。 1…掃除機本体、31…整流板、34…筒状保
持部、35…保持リブ、41…電動機、43…フ
アン、44…電動送風機、45…緩衝体、46…
電池。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 前部に集塵室を形成した掃除機本体と、この
    掃除機本体の後部に内蔵されフアンおよびこのフ
    アンを回転させる電動機からなる電動送風機と、
    前記掃除機本体に内蔵され前記電動機を駆動する
    複数の電池と、前記掃除機本体内に固定され前記
    フアンを囲む整流板とを備え、 前記整流板の中央部に筒状保持部を形成すると
    ともにこの保持部の下側に前記電池を保持する弾
    性変形可能な保持リブを形成し、 前記電動機の一端部を前記筒状保持部に保持す
    るとともにこの電動機と軸方向を平行にして前記
    筒状保持部に電池の一端部を前記保持リブに保持
    して取付け、 前記電動機の他端部と電池との間に緩衝体を介
    在させてこの電動機を前記電池にて支持したこと
    を特徴としたハンデイ形電気掃除機。
JP22724086A 1986-09-26 1986-09-26 ハンディ形電気掃除機 Granted JPS6382612A (ja)

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JP22724086A JPS6382612A (ja) 1986-09-26 1986-09-26 ハンディ形電気掃除機

Applications Claiming Priority (1)

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JP22724086A JPS6382612A (ja) 1986-09-26 1986-09-26 ハンディ形電気掃除機

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Publication Number Publication Date
JPS6382612A JPS6382612A (ja) 1988-04-13
JPH0533615B2 true JPH0533615B2 (ja) 1993-05-20

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JP22724086A Granted JPS6382612A (ja) 1986-09-26 1986-09-26 ハンディ形電気掃除機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6152044B2 (ja) * 2013-11-28 2017-06-21 株式会社マキタ クリーナ

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JPS6382612A (ja) 1988-04-13

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