JPS638236A - 釉薬を用いた装飾品用石等の装身具の製造方法 - Google Patents
釉薬を用いた装飾品用石等の装身具の製造方法Info
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、釉薬を用いた装身具の製造方法に係り、より
詳細には、萩焼用釉薬を用いてペンダント、ブローチ、
ネクタイピン等の装飾品用石等の装身具の製造方法に関
する。
詳細には、萩焼用釉薬を用いてペンダント、ブローチ、
ネクタイピン等の装飾品用石等の装身具の製造方法に関
する。
ペンダント、ブローチ、ネクタイピン等に用いる装飾品
用石としては、宝石、真珠、天然石等が用いられている
もののその加工が困難であると共に大きな形状のものが
得にくいので、今日では、ガラス製やP4器製のものが
多く用いられている、そして、該装飾品用石は任意の大
きさ、形状のものが得られるという利点を有する。
用石としては、宝石、真珠、天然石等が用いられている
もののその加工が困難であると共に大きな形状のものが
得にくいので、今日では、ガラス製やP4器製のものが
多く用いられている、そして、該装飾品用石は任意の大
きさ、形状のものが得られるという利点を有する。
しかしながら、該陶器製のものはクランクを生じやすい
等の問題を有し、またガラス製のものは深みや気品に欠
ける等の問題を存している。
等の問題を有し、またガラス製のものは深みや気品に欠
ける等の問題を存している。
そこで、本発明者は以上のような点に対処して、種々、
究明した処、萩焼に用いる釉薬だけ(主成分として)を
焼結させることで上述したような問題を解決した装飾品
用石等の装身具を製造できることを考究した。
究明した処、萩焼に用いる釉薬だけ(主成分として)を
焼結させることで上述したような問題を解決した装飾品
用石等の装身具を製造できることを考究した。
ところて、該萩焼に用いる釉薬としては、I天粕(白濁
釉)と土天粕(藁、茅、竹の灰を含まない釉薬、透明釉
)の二種類の釉薬があり、藁天粕は萩焼独特の釉薬であ
って電の灰と長石および藁の灰とを混合し白濁色を出す
ことのできる釉薬である。
釉)と土天粕(藁、茅、竹の灰を含まない釉薬、透明釉
)の二種類の釉薬があり、藁天粕は萩焼独特の釉薬であ
って電の灰と長石および藁の灰とを混合し白濁色を出す
ことのできる釉薬である。
本発明は、以上の点に基づいて、クランク等の発生が少
なく、任意の大きさのものが得られる装飾品用石等の装
身具の製造方法を提供することにある。
なく、任意の大きさのものが得られる装飾品用石等の装
身具の製造方法を提供することにある。
そして、上記目的を達成するための手段としての本発明
の釉薬を用いた装飾品用石等の装身具の製造方法は、藁
天粕と金属酸化物その他金属化合物とを混合して所定形
状に形成した後、該形状物を乾燥、焼成することにより
装飾品用石を得るようにした構成よりなるものである。
の釉薬を用いた装飾品用石等の装身具の製造方法は、藁
天粕と金属酸化物その他金属化合物とを混合して所定形
状に形成した後、該形状物を乾燥、焼成することにより
装飾品用石を得るようにした構成よりなるものである。
ここで、上記構成において、通常、金属化合物としては
鉄、銅等の酸化物のうちの一種類もしくは複数種類を用
い、また、藁天粕と金属化合物とはそれを1:0.01
〜1:0.1の割合で混合したものを用い、また、上記
形状物の形状としそは球状に加工し、これを焼成の際に
偏平形状になるようにし、さらに、該形状物の焼成はア
ルミナの粉末を敷設もしくは塗布した棚板上で行うよう
にしている。
鉄、銅等の酸化物のうちの一種類もしくは複数種類を用
い、また、藁天粕と金属化合物とはそれを1:0.01
〜1:0.1の割合で混合したものを用い、また、上記
形状物の形状としそは球状に加工し、これを焼成の際に
偏平形状になるようにし、さらに、該形状物の焼成はア
ルミナの粉末を敷設もしくは塗布した棚板上で行うよう
にしている。
そして、上記構成に基づく本発明の装身具の製造方法は
、I天粕と金属酸化物その他金属化合物とに水を入れて
適度な粘性を存するゾル状の、製造しようとする装身具
の形状に適合する形状物を形成した後、該形状物を乾燥
し、該乾燥物を焼成炉内の棚板にR置くして萩焼の焼成
と同様の条件のもとて所定時間・所定焼成を行うことに
より、藁天粕と金属酸化物により種々の色調の装身具を
得ることができるように作用する。
、I天粕と金属酸化物その他金属化合物とに水を入れて
適度な粘性を存するゾル状の、製造しようとする装身具
の形状に適合する形状物を形成した後、該形状物を乾燥
し、該乾燥物を焼成炉内の棚板にR置くして萩焼の焼成
と同様の条件のもとて所定時間・所定焼成を行うことに
より、藁天粕と金属酸化物により種々の色調の装身具を
得ることができるように作用する。
〔実施例]
以下、本発明を具体化した実施例に基づき、本発明の釉
薬を用いた装飾品用石等の装身具の製造方法について説
明する。
薬を用いた装飾品用石等の装身具の製造方法について説
明する。
本実施例は、ペンダント川石の製造方法として具体化し
たものである。まづ、I天粕100gと金属酸化′+y
J2gおよび水70gを準備し、咳藁天粕に該金属酸化
物と加えて、これに上記分量の水により混合し、適度な
粘性を持たせた後、0. 5〜Logの球状の形状物を
複数個成形する。
たものである。まづ、I天粕100gと金属酸化′+y
J2gおよび水70gを準備し、咳藁天粕に該金属酸化
物と加えて、これに上記分量の水により混合し、適度な
粘性を持たせた後、0. 5〜Logの球状の形状物を
複数個成形する。
ここで、上記藁天粕としては、上天と長石粉末および藁
灰とを均一な濃度で1/3の割合で混合した萩焼に用い
る藁天粕を乾燥したものを用いている。なお、該軸とし
ては他の配合、種類等よりなるものを用いてもよい。ま
た、金属酸化物としては、酸化鉄(紅殻:pe、O,)
を用いている。しかし、該金属酸化物は銅その他の金属
の酸化物を一種若しくは混合したものを用uユてもよい
。
灰とを均一な濃度で1/3の割合で混合した萩焼に用い
る藁天粕を乾燥したものを用いている。なお、該軸とし
ては他の配合、種類等よりなるものを用いてもよい。ま
た、金属酸化物としては、酸化鉄(紅殻:pe、O,)
を用いている。しかし、該金属酸化物は銅その他の金属
の酸化物を一種若しくは混合したものを用uユてもよい
。
次に、上記球状の形状物を完全に乾燥した後、該乾燥物
をガス炉等の焼成炉内で所定温度で所定時間焼成する。
をガス炉等の焼成炉内で所定温度で所定時間焼成する。
すなわち、該乾燥物をアルミナを水に溶かした水溶液を
塗布、乾燥した棚板上面に載せた後、該棚板を焼成炉内
に導入し、該焼成炉内を還元雰囲気とし、該雰囲気内で
萩焼の焼成と同様の条件、換言すれば、1250〜12
60℃で8時間〜10時間にわたって焼成すると、上記
乾燥物は焼成温度のために球状形状より偏平形状の焼成
物となる。ここで、乾燥物の載置用−仮としてアルミナ
水?8液を塗布乾燥した構成のものを用いるいるので、
焼成後に、棚板より焼成物が簡単に剥離できる。
塗布、乾燥した棚板上面に載せた後、該棚板を焼成炉内
に導入し、該焼成炉内を還元雰囲気とし、該雰囲気内で
萩焼の焼成と同様の条件、換言すれば、1250〜12
60℃で8時間〜10時間にわたって焼成すると、上記
乾燥物は焼成温度のために球状形状より偏平形状の焼成
物となる。ここで、乾燥物の載置用−仮としてアルミナ
水?8液を塗布乾燥した構成のものを用いるいるので、
焼成後に、棚板より焼成物が簡単に剥離できる。
そして、該焼成物を焼成炉内より取り出し、該焼成物の
底面に付着するアルミナを除去し、また該底面が平坦状
をしてない場合は、必要に応じて底面処理をすことによ
り、全体として青白潤色がかった色調で表面に光沢を存
する釉薬を用いたペンダント用の石を得ることができた
。次に、咳石の底面側にペンダントにするための吊るし
穴をあけ、あるいは底面を銀等で覆い、ペンダントとし
ての装身具を得た。
底面に付着するアルミナを除去し、また該底面が平坦状
をしてない場合は、必要に応じて底面処理をすことによ
り、全体として青白潤色がかった色調で表面に光沢を存
する釉薬を用いたペンダント用の石を得ることができた
。次に、咳石の底面側にペンダントにするための吊るし
穴をあけ、あるいは底面を銀等で覆い、ペンダントとし
ての装身具を得た。
ここで、本実施例に基づく装身具用石の効果をTII
L’lするために、本発明における釉薬の代わりに土天
粕を用いて同様の工程で該石を製造したものと比較して
みたところ、土天粕を用いたものは添加する金属酸化物
の色がそのまま表出し装飾品として余り好ましくない色
調のものしか得られなかったのに対し、本実施例のもの
は金属色がそのまま発色することなく趣のある色調のも
のが得られた。
L’lするために、本発明における釉薬の代わりに土天
粕を用いて同様の工程で該石を製造したものと比較して
みたところ、土天粕を用いたものは添加する金属酸化物
の色がそのまま表出し装飾品として余り好ましくない色
調のものしか得られなかったのに対し、本実施例のもの
は金属色がそのまま発色することなく趣のある色調のも
のが得られた。
また、本実施例に基づく装身具用石の効果を6!認する
ために、本実施例による装身具用石と、土天粕を用いた
装身具用石および粘土成形物の表面に釉薬を塗布した装
身具用石について、クランク発生率をみてみると、本実
施例および土天粕による装身具用石については殆どクラ
ンクの発生が見られ無かったのに対し、後者のものは表
面に多くの小さなりランクの発生が認められた。
ために、本実施例による装身具用石と、土天粕を用いた
装身具用石および粘土成形物の表面に釉薬を塗布した装
身具用石について、クランク発生率をみてみると、本実
施例および土天粕による装身具用石については殆どクラ
ンクの発生が見られ無かったのに対し、後者のものは表
面に多くの小さなりランクの発生が認められた。
なお、上述した実施例においては、装身具としてペンダ
ント用の石を製造する場合について説明したが、他の装
身具についても同様の方法によって得ることができる。
ント用の石を製造する場合について説明したが、他の装
身具についても同様の方法によって得ることができる。
また、実施例においては、金属酸化物として酸化鉄(紅
殻)を用いたもので説明したが、他の金属酸化物(銅、
マンガン、クロム等やこれらを複数種混合したもの)そ
の他金属化合物を用いてもよい。また、必要に応して、
他の発色剤その他を混合してもよい。
殻)を用いたもので説明したが、他の金属酸化物(銅、
マンガン、クロム等やこれらを複数種混合したもの)そ
の他金属化合物を用いてもよい。また、必要に応して、
他の発色剤その他を混合してもよい。
因みに、本発明は上述実施例に限定されるものでなく、
本発明の要旨を変更しない範囲内で変形実施できるもの
を含むことは明らかである。
本発明の要旨を変更しない範囲内で変形実施できるもの
を含むことは明らかである。
以上の記載より明らかなように、本発明の釉薬を用いた
装飾品用石等の装身具の製造方法によれば、主成分とし
て藁天粕を用いているので、発色剤としての金属酸化物
その他金属化合物の色をそのまま発色させることなく、
上記釉と相まって趣のある色調の装身具を節単に提供で
きるという効果を有する。
装飾品用石等の装身具の製造方法によれば、主成分とし
て藁天粕を用いているので、発色剤としての金属酸化物
その他金属化合物の色をそのまま発色させることなく、
上記釉と相まって趣のある色調の装身具を節単に提供で
きるという効果を有する。
また、本発明によれば、釉薬を主成分として用いている
ので、軽量でしかもクランクを生じにくい装身具を提供
できるという効果を有する。
ので、軽量でしかもクランクを生じにくい装身具を提供
できるという効果を有する。
従って、本発明によれば、種々の形態、色調の装身具を
簡単に提供できる。
簡単に提供できる。
Claims (5)
- (1)藁灰釉と、金属酸化物その他金属化合物とを混合
して所定形状に形成した後、該形状物を乾燥、焼成する
ことにより装飾品用石を得るようにしたことを特徴とす
る釉薬を用いた装飾品用石等の装身具の製造方法。 - (2)金属化合物として、鉄、銅等の金属酸化物のうち
の一種類もしくは複数種類を用いた特許請求の範囲第1
項に記載の釉薬を用いた装飾品用石等の装身具の製造方
法。 - (3)藁灰釉と金属化合物とを1:0.01〜1:0.
1の割合で混合した特許請求の範囲第1項に記載の釉薬
を用いた装飾品用石等の装身具の製造方法。 - (4)形状物が球形状であって、焼成の際に偏平形状に
なるようにした特許請求の範囲第1項に記載の釉薬を用
いた装飾品用石等の装身具の製造方法。 - (5)形状物をアルミナの粉末を敷設もしくは塗布・乾
燥した棚板上で焼成するようにした特許請求の範囲第1
項に記載の釉薬を用いた装飾品用石等の装身具の製造方
法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15099686A JPS638236A (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 | 釉薬を用いた装飾品用石等の装身具の製造方法 |
SG1996004214A SG49701A1 (en) | 1986-05-12 | 1987-05-12 | Lens shutter camera including a zoom lens system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15099686A JPS638236A (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 | 釉薬を用いた装飾品用石等の装身具の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS638236A true JPS638236A (ja) | 1988-01-14 |
Family
ID=15509002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15099686A Pending JPS638236A (ja) | 1986-05-12 | 1986-06-26 | 釉薬を用いた装飾品用石等の装身具の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS638236A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100440821B1 (ko) * | 2001-09-28 | 2004-07-21 | 김현규 | 토청(土靑) 유약의 조성물 |
KR100481953B1 (ko) * | 2000-05-20 | 2005-04-13 | 신규식 | 도자기용 유액의 제조방법 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6016830A (ja) * | 1983-07-07 | 1985-01-28 | Advance Res & Dev Co Ltd | 焼結して得られる着色ガラス |
-
1986
- 1986-06-26 JP JP15099686A patent/JPS638236A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6016830A (ja) * | 1983-07-07 | 1985-01-28 | Advance Res & Dev Co Ltd | 焼結して得られる着色ガラス |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100481953B1 (ko) * | 2000-05-20 | 2005-04-13 | 신규식 | 도자기용 유액의 제조방법 |
KR100440821B1 (ko) * | 2001-09-28 | 2004-07-21 | 김현규 | 토청(土靑) 유약의 조성물 |
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