JPS6381060A

JPS6381060A - 熱転写記録装置

Info

Publication number: JPS6381060A
Application number: JP61227332A
Authority: JP
Inventors: Yasukuni Komata; 安国小俣; Akihiko Konuma; 小沼　明彦
Original assignee: Minolta Co Ltd
Current assignee: Minolta Co Ltd
Priority date: 1986-09-25
Filing date: 1986-09-25
Publication date: 1988-04-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】童呈よｐ赳■公団本発明は、サーマルヘッドの蓄熱を防止することができ
る熱転写記録装置に関する。

従来見茨黴サーマルヘッドの冷却手段を備えた従来の熱転写記録装
置は、例えば、第６図に示すように、基板５２の先端に
印加パルスによって発熱する発熱素子５３が備えられた
サーマルヘッド５１と、該サーマルヘッド５１の側面に
取付けられたヒートシンク５４と、このヒートシンク５
４の側面に送風するファン５５と、記録紙が装着される
プラテンローラ５６と、該プラテンローラ５６とサーマ
ルヘッド５１との間に搬送されるインクフィルム５７と
、より構成されている。

■が解゛　しようとする間　寺ところで、上記構成の熱転写記録装置によれば、ヒート
シンク５４がサーマルヘッド５１の基板５２の側面に取
付けられ、且つ、このヒートシンク５４の外側面に形成
されたフィン５４ａに、前記ファン５５の送風を当てて
該ヒートシンク５４の冷却が行われるようになっている
。しかし、ファン５５の送風はやや離れた空中から行わ
れるために、風の拡散が起こって冷却効率が悪く、また
、この送風がインクフィルム５７に当たるので、該イン
クフィルム５７が振動等を起こし、印刷に悪影響を及ぼ
すという問題点がある。

そこで、本発明は、上記の問題点に鑑み、サーマルヘッ
ドの冷却効率を向上させるとともに、送風による冷却を
行ってもインクフィルムに悪影響を与えない構成の熱転
写記録装置を提供することを目的とする。

、　点を　゛するための上記目的を達成するため、本発明は、プラテンローラに
装着された記録紙にインクフィルムのインクをサーマル
ヘッドで転写し記録を行なう熱転写記録装置において、
前記サーマルヘッドの基板又は基板に取付けたヒートシ
ンクの内部に通風可能な通気孔を設けたことを構成上の
特徴とする。

生−一一里上記構成の熱転写記録装置は、ファン等で送風を行って
も風を拡散させることなく、すべて通気孔内の通すこと
ができるため、冷却効率の向上を図ることができ、また
、前記送風は通気孔内のみに行われ漏れることが無いの
で、インクフィルムに悪影響を与えることは無い。

大−隻一銭以下、本発明の一実施例として、特に１つのプラテンロ
ーラに３つのサーマルヘッドを備えた、いわゆるドラム
型マルチヘッドタイプに実施した例について説明する。

第１図は本発明に係る熱転写記録装置の要部の概略構成
図、第２図は前記熱転写記録装置のサーマルヘッド付近
の拡大側面図である。図中、１は、記録紙２が装着され
るプラテンローラ、３〜５は、所定の印加パルスによっ
て発熱する発熱素子（図外）をそれぞれの先端に有する
サーマルヘッド、６〜８は、前記サーマルヘッド３〜５
とプラテンローラ１との間にそれぞれ介在されたインク
フィルムで、多色印刷を行なうため、順にイエローイン
クフィルム６、マゼンタインクフィルム７及びシアンイ
ンクフィルム８で構成されている。これらのインクフィ
ルム６〜８は、それぞれのインクフィルム供給リール９
〜１１からインクフィルム巻取リール１２〜１４へ供給
される。

１５〜１７は、それぞれのサーマルヘッド３〜５の基板
３ａ〜５ａ側面に一体的に形成されたヒートシンクで、
このヒートシンクの内部には、プラテンローラ１の走査
方向と同方向に貫通した通気孔１８〜２０が形成され、
この通気孔１８〜２０の一方に、第３図に示すように、
ファン２１が設けられており、該ファン２１からダクト
２２を介して前記各通気孔１８〜２０内に送風されるよ
うになっている。

前記ヒートシンク１５〜１７の内壁には、冷却効果を向
上させるための凹凸状のフィン１５ａ〜１７ａが形成さ
れており、各ヒートシンク１５〜１７は、蓄熱されたサ
ーマルヘッド３〜５を充分放熱するよう構成されている
。

この実施例の熱転写記録装置における印刷は、プラテン
ローラ１と各サーマルヘッド３〜５との間に搬送される
記録紙２に対し、各インクフィルム６〜８のイエロー、
マゼンタ及びシアンインクを、３色の混合或いは単独の
色を配して多色印刷を行なう。この印刷はサーマルヘッ
ド３〜５に取付けられた発熱素子で前記インクフィルム
６〜８を溶融して転写するが、連続印刷を行なうとサー
マルヘッド３〜５の基板３８〜５ａが次第に蓄熱し、ま
た、複数のサーマルヘッド３〜５を設けているので、プ
ラテンローラ１の温度も上昇するため、前記基板３８〜
５ａの温度が次第に上昇する。

ところが、基板３８〜５ａに一体状にヒートシンク１５
〜１７を設けているので、基板３８〜５ａからの熱は、
該ヒートシンク１５〜１７に伝導して基板３８〜５ａの
温度は上昇が抑制される。一方、温度が上昇したヒート
シンク１５〜１７は、その内部の通気孔１８〜２０にフ
ァン２１から送風されているので、冷却されて温度が低
下する。これが繰り返されサーマルヘッド３〜５の温度
が異常に高くなることは防止される。

なお、前記ヒートシンク１５〜１７の内壁には、フィン
１５ａ〜１７ａが形成されているので、ヒートシンク自
体と送風された風との熱交換が良好になされ得るもので
ある。　　　　　′ 次に、ヒートシンク１５〜１７に対するファン２１の送
風量の制御について説明する。第４図（ａｌ、（ｂ）は
それぞれファン２１に印加する電圧を決定するフローチ
ャートを示し、第５図（ａ）、（ｂ）はブロック図であ
る。第４図（ａ）は、サーマルヘッド３〜５に設けられ
た温度検出素子であるサーミスタ（図外）からの検出温
度によってファン２１に印加する電圧を決定する流れを
示したものである。前記検出温度が、先ずある一定の温
度Ａ以下であるかどうか判断する（Ｓｌ）。この温度は
、サーマルヘッド３〜５の冷却を開始する温度に設定し
ておき、この温度以下であればファン２１に弱電圧Ｘを
印加して、ヒートシンク１５〜１７に弱い風を送風し、
蓄熱を事前に抑制する。次に、前記温度Ａ以上で、且つ
、温度Ｂ以下と判断すれば（Ａ＜Ｂ）、ファン２１に中
電圧Ｙを印加してやや強めにサーマルヘッド３〜５を冷
却し、サーマルヘッド３〜５が前記温度Ｂを越している
と判断した場合には（Ｓ２）、ファン２１に強電圧Ｚを
印加してヒートシンク１５〜１７に強風を送り、冷却を
最大に行なうものである。

この場合の温度検出信号の流れを第５図ｔａ＋に示し、
サーマルヘッド３〜５の検出信号２４はインターフェイ
ス２５を介してＣＰＵ２６に入力され（Ｌｌ、ｌ、２）
、前記温度の演算結果により印加電圧を決定し、インタ
ーフェイス２５を介してファン制御回路２７に信号を出
力する（Ｌ３．Ｌ４）。

第４図（ｂ）に示すものは、ファン電圧を決定する他の
例であって、これは、印刷するデータ量によって、ファ
ン２１に印加する電圧を変化させる。即ち、予め実験等
で得たデータ量に対するサーマルヘッド３〜５の温度を
ＣＰＵ２６（第５図（ｂ））に記憶させておき、印刷中
は、印刷データ量と前記記憶させであるデータ量とを比
較する。先ず、データ量がある一定の量Ｃ以下と判断し
た時（Ｓ３）は、弱電圧Ｘを印加する。次に、前記デー
タ量Ｃより多くＤより少ないと判断した時は、中電圧Ｙ
を印加し、データ量が前記り以上であると判断した場合
（Ｓ４）は、強電圧Ｚを印加する。この場合の信号流れ
を、第５図山）に示し、データ量２８は、インターフェ
イス２５を介してＣＰＵ２６へ入力され（Ｌ５．Ｌ６）
　、演算結果によりファン電圧を決定してファン制御回
路２７に出力（Ｌ７．Ｌ８）され、ファン２１の送風量
が変化させられ、サーマルヘッド３〜５の蓄熱量に応じ
た最適の送風量が決定されるものである。

なお、上述した２つの制御方法は、何れか単独に設ける
ことも、双方の制御方法を採用することも、任意にでき
、種々の条件等を考慮して決定す　Ｑ　　− れば足りる。

上記のように、この実施例では、３つのサーマルヘッド
３〜５が取付けられているため、印刷量が増大してヘッ
ド温度が上昇するが、ヒートシンク１５〜１７を設ける
とともに、その内部に通気孔１８〜２０を形成してファ
ン２１による強制冷却を行なうので、サーマルヘッド３
〜５が異常な高温になることを防止する。しかも、サー
マルヘッド３〜５の温度によって送風量を変化させるこ
とができるので、常に最適なヘッド温度を維持すること
ができる。

また、ファン２１による送風も、通気孔１８〜２０内に
行なうので、この風がインクフィルム６〜８に　　４対
して影響を与えることもないので、印刷はつねに正常な
状態で行われる効果がある。

なお、上記の実施例では、ヒートシンク１５〜１７をサ
ーマルヘッド３〜５の基板３ａ〜５ａに取付けてその内
部に通気孔１８〜２０を設けた例を示したけれども、基
板３８〜５ａ内部に直接通気孔を形成することもできる
。

一　〇　− ３浬Ｉυか果上記のように、本発明の熱転写記録装置は、サーマルヘ
ッドの基板又は基板に取付けたヒートシンクの内部に通
気孔を形成したので、サーマルヘッドの蓄熱に対して充
分放熱するので、インクフィルムを不所望に溶融させる
ことがないため印刷品位を低下させることがない。また
、送風は、通気孔内で行われるので、すべて冷却作用に
供され、冷却効率が良好であるとともに、インクフィル
ムに当ることもないので、インクフィルムに対して悪影
響を及ぼす恐れもない、等の顕著な効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例としての熱転写記録装置の概
略構成図、第２図は前記熱転写記録装置のサーマルヘッ
ド付近の拡大側面図、第３図は第１図の側面図、第４図
（ａ）、（ｂ）はそれぞれファン電圧を決定するための
フローチャート、第５図ｆａｔ、（ｂｌはそれぞれファ
ンを制御するブロック図、第６図は従来例としての熱転
写記録装置の概略側面図である。１・・・プラテンローラ、　２・・・記録紙、３〜５・
・・サーマルヘッド、６〜８・・・インクフィルム、１
５〜１７・・・ヒートシンク、１８〜２０・・・通気孔
、２１・・・ファン。特許出願人　：　ミノルタカメラ株式会社第１図第２図第３図第４（ａ）（ｂ）第５図（ａ）第６図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）プラテンローラに装着された記録紙にインクフィ
ルムのインクをサーマルヘッドで転写し記録を行なう熱
転写記録装置において、前記サーマルヘッドの基板又は基板に取付けたヒートシ
ンクの内部に通風可能な通気孔を設けたことを特徴とす
る熱転写記録装置。