JPS6380894A - 海生物を主体とする廃棄物の中間処理方法 - Google Patents

海生物を主体とする廃棄物の中間処理方法

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JPS6380894A
JPS6380894A JP61225122A JP22512286A JPS6380894A JP S6380894 A JPS6380894 A JP S6380894A JP 61225122 A JP61225122 A JP 61225122A JP 22512286 A JP22512286 A JP 22512286A JP S6380894 A JPS6380894 A JP S6380894A
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JP
Japan
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waste
water
washing
solids
tank
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JP61225122A
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JPS6365391B2 (ja
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Shuji Deguchi
出口 修二
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MARUSEI JUKOGYO KK
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MARUSEI JUKOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、廃棄物の処理、処分の分野で利用ざれる。
本発明は、廃棄物の処理方法に関し、特に無処理のまま
で処分すると腐敗が進行し環境破壊の源となる有機質固
形物や泥状の腐敗成分及び無機質固形物が混在するよう
な廃棄物を回収直後に無害化処理する廃棄物中間処理方
法に関する。
(従来の技術及び問題点) 発電所の冷却水として大量の海水を使用することが多い
取水設備ににおいては、を水路や水路溝造物の表面に貝
類ヤ海藻類等の海生物が繁殖すると取水能力に影響を及
ぼすので、定期点検時やその他の清掃時にこれらが廃棄
物として大量に回収される。
ところが、このような廃棄物は腐敗の進行が早く悪臭を
発散し蚊、ハエの発生源となるなど環境破壊の源となる
ため回収直後に無害化処理する必要がある。
一般に廃棄物の無害化処理は焼却処理を行なうことが主
流であるが、上記のような廃棄物は次の理由から焼却法
を採用することが非常に困難であり且つそのメリットも
少ないという問題がある。
1)貝殻のような無は質固形物の重量比率が多い2)無
機系固形物は燃え難く焼却しても減量効果が小さい 3)貝の身、臓物等のような有機質固形物は生のままで
は燃え難く且つ焼却すると悪臭を発散する4)一定期毎
に集中的に大量発生する謂ゆるスポット的発生に対応し
難い、 (技術的課題) 従って本発明においては、廃棄物の成分に応じて無機質
固形物と、有機質固形物に分けて夫々に適応した処理を
行ない、装置の小型化、ランニングコストの軽減化を図
り、且つスポット的に大量に発生する廃棄物にも対応で
きるようにすることを技術的課題とする。
(問題を解決するための手段) 上記の技術的課題を解決するために本発明は、処理物を
洗浄水を満した撹拌洗浄槽に投入して洗浄撹拌し処理物
中の無機系固形物に剛着した有機系固形物及び泥状物を
離脱させる第1の工程と、洗浄水で希釈されたものを破
砕してさらに細かく分離する第2の工程と、撹拌及び破
砕により生じた汚濁水をポンプで液体サイクロンに投入
して無機系固形物を主体とする重質物と有機系固形物を
主体とする軽質物とに分級する第3の工程と、分級され
た軽質物をスクリーンにかけ、水切りして回収する有機
物回収工程と、分級された重質物を水洗槽に投入し清澄
水を加えて撹拌し残った泥分その他の有機分を離脱させ
て水洗槽から分離槽へ導き重力沈降した固形物をコンベ
アで運び上げ水切り後回収する無機物回収工程、の各工
程を順次に連続して施すようにしてなるものでおる。
(作用) 上記の技術的手段は次のように作用する。
第1図において、水路清掃時に回収されたヘドロを含む
貝、海藻類等の海生物(以下廃棄物又は処理物という)
は、水切りした状態で貯留ホツパコに投入され、コンベ
ア2により予め設定された供給量にて撹拌洗浄槽3に投
入される。
撹拌洗浄槽3には洗浄水を満しそれを撹拌機4で撹拌さ
せる。撹拌により投入された処理物は洗浄水で希釈され
ると同時に撹拌されて貝とヘドロ、海藻の分離が行なわ
れる。
次いで洗浄水にて希釈された処理物を破砕機能を備えた
ポンプ5で引き出し圧送する過程で細かく破砕してさら
に分離効果を高める。ポンプ5で圧送された処理物は汚
濁水と共に次の工程に送られ液体サイクロン6に供給さ
れる。
液体サイクロン6では、比重差を利用して比重の重い無
機系固形物を主体とする貝殻、砂等の重質物と、比重の
軽い有機系固形物を主体とする貝の臓物、海藻等の軽質
物に分級され、夫々が濁水と共に上部及び下部より排出
される。
サイクロン上部からの排出物は、スクリーン7で有機系
固形物を回収し、コンベア11で所定の場所へ搬送され
る。濁水の方は濁水タンク8に貯められる。
一方サイクロン下部からの排出物は、そのまま全量が分
離槽10に連らなった水洗槽9に投入される。
第2図に示すように、水洗槽9では清澄水が加えられ、
そこで撹拌装置12により撹拌して再度もみほぐし貝殻
、砂等の無機系固形物に剛着している泥分、有機分が離
脱される。さらにこれを分離槽10に導いて重力沈降さ
せ、底部より洗浄度の高い無機系固形物としてコンベア
13で水上部へ運び上げ水切りをした後に回収する。分
離槽10における濁水(洗浄排水)と有機系固形物は、
分離槽10の上部からオーバフローしてスクリーン14
で回収し、コンベア11へ供給される。オーバフローし
た洗浄排水は第1の工程の撹拌洗浄槽3に返流され、洗
浄水として再利用される。
(効果) 本発明は次のような特有の効果を有する。
■  貝類、海藻類等の海生物を、腐敗し易い有機系固
形物と貝殻、砂等の無機系固形物及び濁水に選別して夫
々を個別に処理できる。
■  処理物中の安定した無機系固形物を洗浄度の高い
状態で分離し回収できる為それをそのまま埋立等に利用
することができる。
■  処理物中の腐敗し易い有機系固形物を無害化処理
し易い状態で分離し回収できると共に、無害化処理すべ
き吊を大幅に減量化して、次・り工程へ供給することが
できる。
■  有機系固形物の無害化処理が容易に行なわれ、無
害化処理の装置や設備も小型、簡略化されランニングコ
ストの軽減化を図ることができる。
■  貝類を主とする廃棄物の場合は洗浄度の高い貝殻
が回収されることとなる為に飼料化やカルシュラム源と
しての有効利用対策につながるという効果が期待できる
■  集中的に大量に発生する廃棄物のスポット的発生
にも充分に対応することができる。
(実施例) 処理すべき廃棄物を貯留するホツパコはダンプカー20
等から受は入れられるように上部が開放し、底部にはス
クリュー式等のコンベア1aを備え、コンベア1aの駆
動で底部の取出口1bから水切りされた状態の廃棄物が
取シ出される。
撹拌洗浄槽3は上部から直接貯留ホッパ1よりの廃棄物
が投入されるように構成して、その中に洗浄水が満され
るようにする。洗浄水は清澄水の他、分離槽10の余剰
水を利用する。
洗浄槽3の撹拌機4は槽の底部に取付けて水流を機械的
に旋回させる。又ジェット噴射水、エアー等を吹き付け
るようにしてもよい。
ポンプ5は破砕機能を有するものが用いられるが、破砕
機能を有しない場合は別途に破砕機を設けるとよい。
液体サイクロン6は遠心分離法を用いたもので比重差を
利用して重質回収物と軽質回収物及び洗浄排水(濁水)
とに分級する働らきを有する。
スクリーン7は、濾過機能と搬送機能を有し、排出物中
の有機系固形物を回収してコンベア11の前部11′ 
へ供給し、濁水はそのまま濁水タンク8へ送られる。
水洗槽9の撹拌装置12は、モータの駆動で撹拌羽根を
回転させ、これにより、洗浄水を機械的に旋回撹拌させ
るもので必るが、噴射水又はエアーの噴則で撹拌するよ
うにしても差仕えない。
分離槽10には、浮遊物と重力沈降を促すように必要に
よりエアー又は循環水をノズル16から噴出させるよう
にする。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を実施する工程のフローシートを示すもの
で、第1図はその全体図、第2図は水洗及び分離槽部の
拡大側面図である。 1・・・貯留ホッパ     3・・・撹拌洗浄槽4・
・・撹拌機       5・・・ポンプ6・・・液体
サイクロン   7・・・スクリーン9・・・水洗槽 
      10・・・分離槽11・・・コンベア  
    12・・・撹拌装置13・・・コンベア   
   14・・・スクリーン特許出願人  丸誠重工業
株式会社 第1図 第2図 手 続 ネ市 正 書(自発) 昭和61年 特  許 願第225122号2発明の名
称   海生物を主体とする廃棄物の中間処理方法 3補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所   大阪市大正区鴎町1丁目1番40号名称  
丸誠重工業株式会社 代表者小田原大造 4代理人 住所  大阪市淀用区西宮原1丁目8番31号ニュー大
阪ビル507号 6補正の対象 補      正      書 明細書の特許請求の範囲を下記の通り訂正する。 [(1)  海生物を主体とする廃棄物のように腐敗し
難い無機系固形物(貝殻)と腐敗し易い有機系固形物(
臓物、海藻類)及び泥状物等が混在する廃棄物を処理す
る方法であって、 ■  処理物を洗浄水を満した撹拌洗浄槽に投入して洗
浄撹拌し処理物中の無機系固形物に剛着した右)次系固
形物及び泥状物を離脱させる第1の工程と、 ■  洗浄水で希釈されたものを破砕してさらに細かく
分離する第2の工程と、 ■  撹拌及び破砕により生じた汚濁水をポンプで液体
サイクロンに投入して無機系固形物を主体とする重質物
と有)次系固形物を主体とする軽質物とに分級する第3
の工程と、 ■  分級された軽質物をスクリーンにか(プ、水切り
して回収する有機物回収工程と、■  分級された中質
物を水洗(角に投入し清)a水を加えて撹拌し残った泥
分その他の有機分を回脱させて水洗槽から分離槽へ導き
重力沈降した固形物をコンベアで運び上げ水切り後回収
する無(本物回収工程、 の各工程を順次に連続して施すことを特徴とする海生物
を主体とする廃棄物の中間処理方法。 (2)  前記分離槽からの余剰水は洗浄排水として第
1の工程の撹拌槽へ返流するようにしてなることを特徴
とする特許 の海生物を主体とする廃棄物の中間処理方法。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)海生物を主体となる廃棄物のように腐敗し難い無
    機系固形物(貝殻)と腐敗し易い有機系固形物(臓物、
    海藻類)及び泥状物等が混在する廃棄物を処理する方法
    であって、[1]処理物を洗浄水を満した撹拌洗浄槽に
    投入して洗浄撹拌し処理物中の無機系固形物に附着した
    有機系固形物及び泥状物を離脱させる第1の工程と、 [2]洗浄水で希釈されたものを破砕してさらに細かく
    分離する第2の工程と、 [3]撹拌及び破砕により生じた汚濁水をポンプで液体
    サイクロンに投入して無機系固形物を主体とする重質物
    と有機系固形物を主体とする軽質物とに分級する第3の
    工程と、 [4]分級された軽質物をスクリーンにかけ、水切りし
    て回収する有機物回収工程と、 [5]分級された重質物を水洗槽に投入し清澄水を加え
    て撹拌し残った泥分その他の有機分を離脱させて水洗槽
    から分離槽へ導き重力沈降した固形物をコンベアで運び
    上げ水切り後回収する無機物回収工程、 の各工程を順次に連続して施すことを特徴とする海生物
    を主体とする廃棄物の中間処理方法。
  2. (2)前記分離槽からの余剰水は洗浄排水として第1の
    工程の撹拌槽へ返流するようにしてなることを特徴とす
    る前記特許請求の範囲第1項記載の海生物を主体とする
    廃棄物の中間処理方法。
  3. (3)前記分離槽中を浮遊する固形物は洗浄排水を撹拌
    槽へ返流する過程でスクリーンにかけ回収するようにし
    てなることを特徴とする前記特許請求の範囲第1項又は
    第2項記載の海生物を主体とする廃棄物の中間処理方法
JP61225122A 1986-09-24 1986-09-24 海生物を主体とする廃棄物の中間処理方法 Granted JPS6380894A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014525349A (ja) * 2011-09-06 2014-09-29 アナエコー リミテッド 分離方法及び装置

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JP2014525349A (ja) * 2011-09-06 2014-09-29 アナエコー リミテッド 分離方法及び装置

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