JPS638022Y2 - - Google Patents

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JPS638022Y2
JPS638022Y2 JP18651784U JP18651784U JPS638022Y2 JP S638022 Y2 JPS638022 Y2 JP S638022Y2 JP 18651784 U JP18651784 U JP 18651784U JP 18651784 U JP18651784 U JP 18651784U JP S638022 Y2 JPS638022 Y2 JP S638022Y2
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JP
Japan
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prism
recess
prisms
lamp
shape
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JP18651784U
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JPS61100815U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、上方に配置されているランプや反射
板から入射する光を下方に必要な配光の光を出力
する照明用プリズムパネルに関するものである。
[背景技術] この種の照明用のパネル5は第4図及び第5図
に示すように、白色メラミン塗装等が施された拡
散反射板を兼ねた照明器具本体6の下面に取着さ
れる透明パネルである。照明器具本体6の内部に
は直管または環状の蛍光ランプ4が配置されてお
り、このランプ4を光源としている。パネル5へ
の入射光が主に拡散光で広い範囲から来る場合、
第9図に示すような回転体のプリズム1を多数配
列してパネル5を構成することで、狙いの配光を
出すことが可能である。例えば、第9図に示すよ
うに、蛍光ランプ4側の上面を略球面状に凹没さ
せてくぼみ2を形成すると共に、蛍光ランプ4と
反対側の下面を円錐状に凹没させ回転体形状の単
体のプリズム1を形成すれば、このプリズム1で
ランプ光を斜め下方に拡散して直下光度を抑える
ことによつて、所謂バツトウイング配光を得るこ
とができるのである。
一方、プリズム1の配列は第8図a〜cに示す
ような四角形、蜂の巣状、三角形状等のパターン
で配列されることが多い。しかし、このような場
合、プリズム1単体で考えると、第10図のよう
に回転体形状の一部が欠落している部分が生じ
る。すなわち、第10図のA−A断面では、第1
1図aに示すように基本回転断面全体の形状を有
しているが、第10図のB−B断面では第11図
bに示すように基本回転断面の外側が欠落してし
まつている。つまり、第10図において、実線と
1点鎖線との間の部分が欠落しているものであ
る。
次に、上記欠落部分がどうして生じるかを説明
する。まず、上述のようにパネル5は多数のプリ
ズム1からなり、このプリズム1によつて配光等
光学特性を制御する。プリズム1はその単体の形
状が回転体をなしており、それが、パネル5上に
多数配置されているものである。この単体プリズ
ム1の形状を回転体としている理由は、プリズム
1の形状を回転体にすることにより、照明器具本
体6全体の配光を方向性の無い配光にしようとす
るからである。ただし、単体のプリズム1の形状
が回転体であつても、多数配列すると第6図に示
すように、それぞれのプリズム1の間に隙間Pが
あくか、逆に第7図に示すように隣合うプリズム
1が重なつて一部欠落するかである。隙間Pがあ
く場合はプリズム1以外の部分が残り、光学制御
しない部分が残る。従つて、一般には第7図のよ
うにプリズム1を重ね合わせにすることが多い。
そのため欠落部Qが生じてしまいその欠落部Qの
影響が出ることになる。
つまり、プリズム1のくぼみ2の形状が第9図
bのように略球面状(例えば球面や回転放物面や
回転楕円面など、なお以降の説明においては主に
球面の場合について述べる)の場合、外側が欠け
てしまうと、第11図bに示すように残つた断面
形状と元の基本断面形状が相似形でなくなる。す
なわち、外側が欠落した断面では、元の基本断面
形状が作り出す配光とは配光特性が異なることに
なる。このために、全体としては、基本断面形状
の周辺形状がもたらす効果が少なくなりがちとな
る。
即ち、第9図bに示すプリズム1は、上述した
バツトウイング配光を得るためのプリズム形状で
あるが、このプリズム1の中心部は下方に光を出
し、周辺部が斜め下方へ光を拡散して全体として
バツトウイング配光を得ている。従つて、第11
図bに示すように周辺部分がなくなると、斜め下
方に放射される光が減つて、直下集光タイプにな
つてしまう。つまり、隣合うプリズム1同士を重
ね合わせて多数配列した場合、プリズム1の周辺
部の欠落により良好なバツトウイング配光を得る
ことができなくなるのである。また、単体のプリ
ズム1が回転体形状であると、成形精度の誤差や
バラツキ、変形拡散等による光線方向のずれによ
り、直下光度が設計値より出過ぎる問題もある。
[考案の目的] 本考案は上述の点に鑑みて提供したものであつ
て、隣合う同士を重ね合わせて多数の単体のプリ
ズムを配列した場合でも、プリズムの平坦部の直
下光度を抑えて良好なバツトウイング配光を得る
ことを目的とした照明用プリズムパネルを提供す
るものである。
[考案の開示] (実施例 1) 以下、本考案の一実施例を図面により説明す
る。本実施例では、第1図に示すように、第9図
の場合と同様に蛍光ランプ4側の上面を略球面状
に凹没させてくぼみ2を形成すると共に、蛍光ラ
ンプ4と反対側の下面を円錐状に凹没させ回転体
形状の単体のプリズム1を形成してあり、このプ
リズム1でランプ光を斜め下方に拡散して直下光
度を抑えようにしてバツトウイング配光を得るよ
うにしてある。なお、この回転曲面のくぼみ2に
おいて直下方向に光を出しやすいのは平坦部2a
である。そこで、このくぼみ2の平坦部2aには
円錐状または角錐状の突起7を形成したものであ
る。すなわち、この突起7により、平坦部2aに
傾斜を付けて直下方向のランプ光を斜め下方に拡
散し、隣合う同士を重ね合わせて多数の単体のプ
リズム1を配列しても、プリズム1の平坦部2a
の直下光度を抑えて良好なバツトウイング配光を
得ることができるようにしたものである。なお、
上記突起7により、単体のプリズム1が回転体形
状であつても、成形精度の誤差やバラツキ、変形
拡散等による光線方向のずれにより、直下光度が
設計値より出過ぎるということもなくなる。
(実施例 2) 第2図に示すように、プリズム1の平坦部2a
に円錐状または角錐状の凹部8を削設して、上記
と同様に凹部8にて平坦部2aに傾斜をつけて直
下光度を抑えるようにしたものである。
(実施例 3) 第3図はバツトウイング配光を達成するために
同心円状に凹面状の三重のくぼみ2,3,9を形
成し、くぼみ3の平坦部3aに円錐状または角錐
状の突起7を形成したものである。上記と同様に
この突起7の傾斜により直下光度を押さえるよう
にしている。
上述のように三重のくぼみ構造とした理由につ
いて説明する。つまり、従来例で説明したよう
に、多数の単体のプリズム1を隣合う同士を重ね
合わせて配列すると、第10図のB−B断面では
プリズム1の外周部が欠落して、第11図bに示
すように残つた断面形と元の基本断面形状が相似
形でなくなる。このため、外側が欠落した断面で
は、元の基本断面形状が作り出す配光とは配光特
性が異なり、照明プリズムパネル全体としては、
基本断面形状の周辺形状がもたらす効果が少なく
なるがちとなる。そこで、くぼみ2と相似形で凹
面状のくぼみ3を、くぼみ2に設け、更にくぼみ
2とくぼみ3との間にもくぼみ9を設けて、プリ
ズム1の外側の欠落による影響を少なくするよう
にしたものである。
[考案の効果] 本考案は上述のように、上方のランプや反射板
からの光を下方に透光し、ランプ側の上面が略球
面状に凹没されると共に、ランプと反対側の下面
が円錐状に凹没された回転体形状の単体のプリズ
ムを、隣合うプリズム同士を重ね合わせて多数配
列した照明用プリズムパネルにおいて、上記単体
のプリズムの上面のくぼみの平坦部に該平坦部の
直下光度を抑える突起または凹部を形成している
ので、くぼみの平坦部に形成された突起や凹部に
て平坦部に傾斜を付けて直下方向のランプ光を斜
め下方に拡散することができ、隣合うプリズム同
士を重ね合わせて多数配列しても、プリズムの平
坦部の直下光度を抑えて良好なバツトウイング配
光を得ることができ、しかも単体のプリズムが回
転体のプリズムパネルにおいては、非制御光の影
響を受けて直下光度が高くなりがちであつた従来
と比べ、プリズムの凹面状のくぼみの平坦部に直
下光度を抑える突起または凹部を設けることで、
制御光の直下方向への出力を抑えることができ、
全体として直下光度が高くなりすぎることを防ぐ
ことができる利点を有するものである。尚、上記
突起を円錐状とすれば、パネル全体のランプイメ
ージも低減できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本考案の一実施例のプリズムの
平面図及び断面図、第2図a,bは同上の他の実
施例のプリズムの平面図及び断面図、第3図a,
bは同上の更に他の実施例のプリズムの平面図及
び断面図、第4図は照明器具本体の断面図、第5
図は同上の斜視図、第6図及び第7図はプリズム
の配列状態を示す図、第8図a〜cは同上の配列
状態を示す図、第9図a,bは従来例のプリズム
の平面図及び断面図、第10図は同上の説明図、
第11図a,bは同上の説明図である。 1はプリズム、2,3はくぼみ、2a,3aは
平坦部、4はランプ、7は突起、8は凹部を示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上方のランプや反射板からの光を下方に透光
    し、ランプ側の上面が略球面状に凹没されると共
    に、ランプと反対側の下面が円錐状に凹没された
    回転体形状の単体のプリズムを、隣合うプリズム
    同士を重ね合わせて多数配列した照明用プリズム
    パネルにおいて、上記単体のプリズムの上面のく
    ぼみの平坦部に該平坦部の直下光度を抑える突起
    または凹部を形成して成ることを特徴とする照明
    用プリズムパネル。
JP18651784U 1984-12-08 1984-12-08 Expired JPS638022Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18651784U JPS638022Y2 (ja) 1984-12-08 1984-12-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18651784U JPS638022Y2 (ja) 1984-12-08 1984-12-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61100815U JPS61100815U (ja) 1986-06-27
JPS638022Y2 true JPS638022Y2 (ja) 1988-03-09

Family

ID=30743980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18651784U Expired JPS638022Y2 (ja) 1984-12-08 1984-12-08

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JP (1) JPS638022Y2 (ja)

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JPS61100815U (ja) 1986-06-27

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