JPS6379933A - Ni基合金及びその製造法,並びにNi基合金製回転電機ダンパ−及びリテイニング・リング - Google Patents
Ni基合金及びその製造法,並びにNi基合金製回転電機ダンパ−及びリテイニング・リングInfo
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- JPS6379933A JPS6379933A JP22552586A JP22552586A JPS6379933A JP S6379933 A JPS6379933 A JP S6379933A JP 22552586 A JP22552586 A JP 22552586A JP 22552586 A JP22552586 A JP 22552586A JP S6379933 A JPS6379933 A JP S6379933A
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Landscapes
- Soft Magnetic Materials (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、非磁性、低電気抵抗で高強度、高靭性のNi
基合金及びその製造法に係り、またこのNi基合金によ
り形成された回転電機(発電機。
基合金及びその製造法に係り、またこのNi基合金によ
り形成された回転電機(発電機。
モータ等)のダンパー及びリテイニング・リングに関す
る。
る。
従来、発電機及び電動機等の回転電機のダンパ−及びリ
テイニング・リングは磁性、電気抵抗。
テイニング・リングは磁性、電気抵抗。
強度、靭性等についてバランスのとれた材料を必要とし
、これ迄N i −Cu −A Q系の合金が使用され
た。しかし、この合金はCuを含むNi基合金であるの
で、これとFe合金製部材との溶接が困難であり、また
製鋼メーカーは炉の汚染の点からCuを含む合金の溶解
を好まない。従ってCuを含まない合金系から必要な性
状を有する合金を探究している現況である。
、これ迄N i −Cu −A Q系の合金が使用され
た。しかし、この合金はCuを含むNi基合金であるの
で、これとFe合金製部材との溶接が困難であり、また
製鋼メーカーは炉の汚染の点からCuを含む合金の溶解
を好まない。従ってCuを含まない合金系から必要な性
状を有する合金を探究している現況である。
そこでCuを含まないNi基合金として次の様な特許が
ある。例えば特開昭60−89537号公報、「耐二ロ
ーション性に優れた金属部材」には、Ni及び又はCo
に、Cr:0.1〜6%、A42:0.1〜5%、Ti
: 0.1〜6%、Si:0.5〜6%、Zr:0.
1〜6%、 Hf : 0.1〜6%(何れも重量%)
よりなる群の1種以上を含有せたNi基合金が開示され
、内部酸化処理により酸化物を分散析出させて耐二ロー
ション性を付与したNi基合金である。また特開昭58
−96845号の「ニッケル基合金シート及びその製造
方法」には、NiにAl:2〜9%、Ti:0〜6%。
ある。例えば特開昭60−89537号公報、「耐二ロ
ーション性に優れた金属部材」には、Ni及び又はCo
に、Cr:0.1〜6%、A42:0.1〜5%、Ti
: 0.1〜6%、Si:0.5〜6%、Zr:0.
1〜6%、 Hf : 0.1〜6%(何れも重量%)
よりなる群の1種以上を含有せたNi基合金が開示され
、内部酸化処理により酸化物を分散析出させて耐二ロー
ション性を付与したNi基合金である。また特開昭58
−96845号の「ニッケル基合金シート及びその製造
方法」には、NiにAl:2〜9%、Ti:0〜6%。
MO: 0〜16%、Ta:0〜12%、W: 0〜1
2%、Nb:0〜4%、C,r:0〜20%。
2%、Nb:0〜4%、C,r:0〜20%。
Co:0〜20%、C:0〜0.3%、Y二〇〜1%、
B:O−0,3%、Zr:Q 〜0.3%、■:0〜2
%、Re:O〜5%を含ませたNi基合金が開示さ九、
特定条件下で熱間加工後、冷間で交差圧延を行なうこと
により、(110)<112>結晶の数が多い繊維状組
織を有するNi基合金シートである。しかし、これらの
如< Cuを含まないNi基合金は存在しているが、従
来技術は磁性及び電気抵抗に関する配慮が全くなされて
いなかった。また、従来のNi基合金の中でA28b。
B:O−0,3%、Zr:Q 〜0.3%、■:0〜2
%、Re:O〜5%を含ませたNi基合金が開示さ九、
特定条件下で熱間加工後、冷間で交差圧延を行なうこと
により、(110)<112>結晶の数が多い繊維状組
織を有するNi基合金シートである。しかし、これらの
如< Cuを含まないNi基合金は存在しているが、従
来技術は磁性及び電気抵抗に関する配慮が全くなされて
いなかった。また、従来のNi基合金の中でA28b。
インコネル706等の合金は非磁性で高強度を有するも
のであるが、電気抵抗が高過ぎるという問題があった。
のであるが、電気抵抗が高過ぎるという問題があった。
従来技術では、Cuを含まないNi基合金の各成分が磁
性、電気抵抗に及ぼす影響について考慮されておらない
6従って回転電機(発電機、そ−ター等)のダンパー及
びリテイニング・リングのように非磁性、低電気抵抗、
高強度、高靭性の各特性についてバランスのとれた材料
を必要とする部材には適用できないという問題があった
。
性、電気抵抗に及ぼす影響について考慮されておらない
6従って回転電機(発電機、そ−ター等)のダンパー及
びリテイニング・リングのように非磁性、低電気抵抗、
高強度、高靭性の各特性についてバランスのとれた材料
を必要とする部材には適用できないという問題があった
。
従って、本発明の目的は、回転電機(発電機。
電動機等)のダンパー及びリテイニング・リングの材料
として適する非磁性、低電気抵抗、高強度。
として適する非磁性、低電気抵抗、高強度。
高靭性のバランスのとれたNi基合金を提供することに
ある。
ある。
上記の目的を達成するためには、先ず各特性と合金成分
との関係を明らかにすることが必要であり、次ぎに各特
性の自振を満足するように合金成分の量を最適化するこ
とが必要である。最適化がなされないと、合金のある特
性、例えば比抵抗が十分に低い値に得られても、別の特
性2例えばキュリー点が高くなり過ぎたりする。回転電
機(発電機、モーター等)のダンパー及びリテイニング
・リングに用いる材料の場合9合金成分を最適化するこ
とは、磁性、電気抵抗9強度、靭性の各特性の全てにつ
いてバランスのとれている合金成分を選択することを意
味し、以下の様なNi基合金が適するものである。即ち
、本発明のNi基合金は1重量%でCr:1〜5%、A
l:3〜7%。
との関係を明らかにすることが必要であり、次ぎに各特
性の自振を満足するように合金成分の量を最適化するこ
とが必要である。最適化がなされないと、合金のある特
性、例えば比抵抗が十分に低い値に得られても、別の特
性2例えばキュリー点が高くなり過ぎたりする。回転電
機(発電機、モーター等)のダンパー及びリテイニング
・リングに用いる材料の場合9合金成分を最適化するこ
とは、磁性、電気抵抗9強度、靭性の各特性の全てにつ
いてバランスのとれている合金成分を選択することを意
味し、以下の様なNi基合金が適するものである。即ち
、本発明のNi基合金は1重量%でCr:1〜5%、A
l:3〜7%。
Ti:0.2〜1.0%、 C: 0.05〜0.3%
。
。
Si、Mnの単独又は複合:0.01〜1.0%。
及びMg、Zr、Bの1種以上: 0.005〜0.0
5%を含み、残部がNiからなる合金であり、γ−プラ
イム相を有し、キュリー点がo′C以下、比抵抗が70
μΩcm以下、0,2%耐力が60kgf/■2以上、
及び吸収エネルギーが5kgf−m以上の合金である。
5%を含み、残部がNiからなる合金であり、γ−プラ
イム相を有し、キュリー点がo′C以下、比抵抗が70
μΩcm以下、0,2%耐力が60kgf/■2以上、
及び吸収エネルギーが5kgf−m以上の合金である。
また、前記のNi基合金の製造法は、前記の成分の合金
を溶解製造(溶製)後、鍛造成形し、その後で温度80
0℃以上で溶体化処理し、次いで温度450〜650℃
の範囲で時効処理してγ−プライム相を析出する製造法
である。
を溶解製造(溶製)後、鍛造成形し、その後で温度80
0℃以上で溶体化処理し、次いで温度450〜650℃
の範囲で時効処理してγ−プライム相を析出する製造法
である。
また、前記Ni基合金は回転電機(発電機、電動機等)
のダンパー及び、リテイニング・リング等の部材に用い
る。
のダンパー及び、リテイニング・リング等の部材に用い
る。
以下、更にNi基合金について詳述する。各成分の量を
決めるために実験的手法と数学的手法とを組合せた合金
設計の手法を用いる。即ち、Cr。
決めるために実験的手法と数学的手法とを組合せた合金
設計の手法を用いる。即ち、Cr。
Afl、Ti、c、Si、及びMn等の含有量を系統的
に変化させてNi基合金を実験的に溶製し、30種類の
4kg真空溶解鋳塊を得て、所定の加工・熱処理をする
。すなわち1100〜800℃で鍛造後、950℃、l
hrで水冷の溶体化処理をし、次いで2段の時効処理、
550℃、30hrと500℃、30hrを行って各N
i基合金を得る。
に変化させてNi基合金を実験的に溶製し、30種類の
4kg真空溶解鋳塊を得て、所定の加工・熱処理をする
。すなわち1100〜800℃で鍛造後、950℃、l
hrで水冷の溶体化処理をし、次いで2段の時効処理、
550℃、30hrと500℃、30hrを行って各N
i基合金を得る。
各Ni基合金の磁性、電気抵抗2強度、靭性の各特性を
測定して基礎データを作成する。その基礎データから各
特性と合金成分との関係を回帰分析の統計方法により演
算し、磁性、電気抵抗9強度、靭性について実験式を得
る。本発明者等は実験の結果の次の4個の式I −IV
を得た。
測定して基礎データを作成する。その基礎データから各
特性と合金成分との関係を回帰分析の統計方法により演
算し、磁性、電気抵抗9強度、靭性について実験式を得
る。本発明者等は実験の結果の次の4個の式I −IV
を得た。
キュリー点(℃) =353−46(Cr)−57(A
n )+5(Ti)+ 80(C) −77(Si)
−13(Mn) −−(1)比抵抗(μΩの)=6.
8+6.2(Cr) +6.3(A Q ) +4(T
i)+15(C)+8(Si)+2(Mn) ”・・
・・(II)0.2%耐力(kgf /mn”)=22
−2(Cr)+6(An )+30(Ti)+100(
C)+1(Si)+1(Mn)−・・(m)吸収エネル
ギ(kgf /m)=90−1.5(Cr)−6(lt
)−20(Ti)−200(C) −5(Si) −
5(Mn)−・・(IV)但し、 (Cr) 、 (A
fi)t (Tl) 、 (C)(Si)、(Mn)
等は各元素の重量%である。
n )+5(Ti)+ 80(C) −77(Si)
−13(Mn) −−(1)比抵抗(μΩの)=6.
8+6.2(Cr) +6.3(A Q ) +4(T
i)+15(C)+8(Si)+2(Mn) ”・・
・・(II)0.2%耐力(kgf /mn”)=22
−2(Cr)+6(An )+30(Ti)+100(
C)+1(Si)+1(Mn)−・・(m)吸収エネル
ギ(kgf /m)=90−1.5(Cr)−6(lt
)−20(Ti)−200(C) −5(Si) −
5(Mn)−・・(IV)但し、 (Cr) 、 (A
fi)t (Tl) 、 (C)(Si)、(Mn)
等は各元素の重量%である。
次に各I〜■に目標値、すなわちキュリー点が0℃以下
、比抵抗が70μΩ国以下、0.2%耐力が60kgf
/mm”以上、吸収エネルギが5kgf・m以上の値を
設定して4元連立方程式とし、その解を求めた。そして
その解を満足する合金成分を幾つか選定し、実験的にそ
の合金(すなわち後で実施例のところで示す合金)を作
製して目標特性を得られることを確認してから、最終的
に最適化された合金成分範囲として次の範囲を得たもの
である。
、比抵抗が70μΩ国以下、0.2%耐力が60kgf
/mm”以上、吸収エネルギが5kgf・m以上の値を
設定して4元連立方程式とし、その解を求めた。そして
その解を満足する合金成分を幾つか選定し、実験的にそ
の合金(すなわち後で実施例のところで示す合金)を作
製して目標特性を得られることを確認してから、最終的
に最適化された合金成分範囲として次の範囲を得たもの
である。
(Cr):1〜5重量%
(Afi):3〜7重量%
(Ti):0.2〜1.0重量%
(C) : 0.05〜0.3重量%(Si+Mn
): 0.01〜1.0重量%次に合金成分と各特性値
との関係を述べる。第1図に5i=0.2%、Mn=0
.2%、 C=0.15%、Ti=0.4%(何れも重
量%)の場合に各特性を満足するCrとAnの成分量(
重量%)範囲を斜線で示す。直線1はキュリー点o℃を
示し、この直線より上がキュリー点0℃以下であり、直
線2は比抵抗70μΩcmを示し、この直線より下が比
抵抗70μΩ国以下であり、直線3は0.2%耐力60
kgf/mn”を示し、この直線より上が0.2%耐力
60 kg f /rm”以上であり、直線4は吸収エ
ネルギー5kgf−mを示し、この直線より下が吸収エ
ネルギー5kgf−m以上である。従って各直線1,2
,3.4に囲まれた斜線範囲の成分組成が各特性を満足
する。また、O内の数字は後述する第1表の賦香を表わ
す。同様に、第2図は5i=0.2%、Mn=0.2%
、C=0.05%、Ti=1.0%(何れも重量%)の
場合に各特性を満足するCrとAflの成分量(重量%
)範囲を斜線で示す。直線1,2,3,4、及びO内の
数字は第1図と同様である。これらの図がら分るように
、比抵抗とキュリー点の特性によってCrとAflの適
正の成分範囲は大きく制約される。
): 0.01〜1.0重量%次に合金成分と各特性値
との関係を述べる。第1図に5i=0.2%、Mn=0
.2%、 C=0.15%、Ti=0.4%(何れも重
量%)の場合に各特性を満足するCrとAnの成分量(
重量%)範囲を斜線で示す。直線1はキュリー点o℃を
示し、この直線より上がキュリー点0℃以下であり、直
線2は比抵抗70μΩcmを示し、この直線より下が比
抵抗70μΩ国以下であり、直線3は0.2%耐力60
kgf/mn”を示し、この直線より上が0.2%耐力
60 kg f /rm”以上であり、直線4は吸収エ
ネルギー5kgf−mを示し、この直線より下が吸収エ
ネルギー5kgf−m以上である。従って各直線1,2
,3.4に囲まれた斜線範囲の成分組成が各特性を満足
する。また、O内の数字は後述する第1表の賦香を表わ
す。同様に、第2図は5i=0.2%、Mn=0.2%
、C=0.05%、Ti=1.0%(何れも重量%)の
場合に各特性を満足するCrとAflの成分量(重量%
)範囲を斜線で示す。直線1,2,3,4、及びO内の
数字は第1図と同様である。これらの図がら分るように
、比抵抗とキュリー点の特性によってCrとAflの適
正の成分範囲は大きく制約される。
本発明者等は先に述べたようにN i −Cr −A
Q −T i −C−S i −M n合金系において
、磁性、電気抵抗2強度、靭性の夫々の各特性にキュリ
ー点、比抵抗、0.2%耐力、吸収エネルギーに及ぼす
構成元素の成分の作用(影響)を検討した。各元素が特
性に及ぼす影響は式I〜■がら明らかである。
Q −T i −C−S i −M n合金系において
、磁性、電気抵抗2強度、靭性の夫々の各特性にキュリ
ー点、比抵抗、0.2%耐力、吸収エネルギーに及ぼす
構成元素の成分の作用(影響)を検討した。各元素が特
性に及ぼす影響は式I〜■がら明らかである。
Crはキュリー点、0.2%耐力、吸収エネルギーを小
さくして、比抵抗を大きくする。従ってCrは磁性の点
のみで有効な働きをする元素である。またCrが1%(
重量%、以下同様)より少ないとキュリー点が0℃以下
に下がって、常温で強磁性を示し、また5%より多いと
0.2%耐力。
さくして、比抵抗を大きくする。従ってCrは磁性の点
のみで有効な働きをする元素である。またCrが1%(
重量%、以下同様)より少ないとキュリー点が0℃以下
に下がって、常温で強磁性を示し、また5%より多いと
0.2%耐力。
吸収エネルギーが小になり機械的強度が低下するので、
1〜5%の範囲が適する。
1〜5%の範囲が適する。
Alはキュリー点、吸収エネルギーを小さくして、比抵
抗、0.2%耐力を大きくする。従ってAlは磁性と強
度に有効な働きをする元素である。
抗、0.2%耐力を大きくする。従ってAlは磁性と強
度に有効な働きをする元素である。
Aflが強度を高めるのは時効処理により、γ−プライ
ム相(Ni8Al)が形成されるためである。
ム相(Ni8Al)が形成されるためである。
尚、γ−プライム相は透過電子顕微鏡で観察し得る約1
00人程度の微細粒子からなり、高強度に寄与する。ま
た%Affが3%より少ないと0.2%耐力を小にし、
キュリー点を低下させず、また7%より多いと吸収エネ
ルギーを低下させるので、1〜7%の範囲が適する。
00人程度の微細粒子からなり、高強度に寄与する。ま
た%Affが3%より少ないと0.2%耐力を小にし、
キュリー点を低下させず、また7%より多いと吸収エネ
ルギーを低下させるので、1〜7%の範囲が適する。
Tiはキュリー点、比抵抗、0.2%耐力を大きくシ、
吸収エネルギーを低下させる。従ってTiは強度の点の
みで有効な働きをする元素である。また、Tiが0.2
%より少ないと0.2%耐力を小にし、1.0% より
多いとキュリー点を低下させず、吸収エネルギーを低下
し、比抵抗を大にするので、0.2〜1.0%の範囲が
適する。
吸収エネルギーを低下させる。従ってTiは強度の点の
みで有効な働きをする元素である。また、Tiが0.2
%より少ないと0.2%耐力を小にし、1.0% より
多いとキュリー点を低下させず、吸収エネルギーを低下
し、比抵抗を大にするので、0.2〜1.0%の範囲が
適する。
CはTiと同様にキュリー点、比抵抗、0.2%耐力を
高め、吸収エネルギーを低下させる。従つてCは強度の
点のみで有効な働きをする元素である。また、Cが0.
05%より少ないと0.2%耐力を小にし、0.3%
より多いとキュリー点を低下させず、吸収エネルギーを
低下し、比抵抗を大にするので、0.05〜0.3%の
範囲が適する。
高め、吸収エネルギーを低下させる。従つてCは強度の
点のみで有効な働きをする元素である。また、Cが0.
05%より少ないと0.2%耐力を小にし、0.3%
より多いとキュリー点を低下させず、吸収エネルギーを
低下し、比抵抗を大にするので、0.05〜0.3%の
範囲が適する。
SiとMnはAl1と同様にキュリー点、吸収エネルギ
ーを低下させて、比抵抗、0.2%耐力を高める。従っ
てSiとMnは磁性と強度に有効な働きをすると共に、
合金の溶解製造時に脱酸効果に寄与する。SiとMnが
単独又は複合で0.01%より少ないとキュリー点が低
下せず、また脱酸効果が十分でなく、1.0%より多い
と比抵抗が高く、吸収エネルギーが低下するので、0.
01〜1.0%の範囲が適する。
ーを低下させて、比抵抗、0.2%耐力を高める。従っ
てSiとMnは磁性と強度に有効な働きをすると共に、
合金の溶解製造時に脱酸効果に寄与する。SiとMnが
単独又は複合で0.01%より少ないとキュリー点が低
下せず、また脱酸効果が十分でなく、1.0%より多い
と比抵抗が高く、吸収エネルギーが低下するので、0.
01〜1.0%の範囲が適する。
なお、合金の熱間加工性を良好にする為にM g yZ
r、B等の粒界強化元素を1種以上添加するが、0.0
05%より少ないと熱間加工性に寄与せず、また0、0
5%より多くしてもその効果を余り増大しないので、0
.005〜0.05%の範囲が適する。
r、B等の粒界強化元素を1種以上添加するが、0.0
05%より少ないと熱間加工性に寄与せず、また0、0
5%より多くしてもその効果を余り増大しないので、0
.005〜0.05%の範囲が適する。
また、これらの元素の添加量が微量のため、磁性、電気
抵抗2強度、靭性の各特性に及ぼす影響は無視される。
抵抗2強度、靭性の各特性に及ぼす影響は無視される。
上記した如く、本発明のNi基合金は鍛造成形が容易で
あり、非磁性、低電気抵抗、高強度、高靭性なので、回
転電機、特に超電導発電機の回転子のダンパー及び電動
機のリテイニング・リングの部材として適している。
あり、非磁性、低電気抵抗、高強度、高靭性なので、回
転電機、特に超電導発電機の回転子のダンパー及び電動
機のリテイニング・リングの部材として適している。
ダンパーの場合は電力系統が事故を起し、電機子巻線に
電流の変動が起っても、本発明のNi基会合金製ダンパ
ーは非磁性、良導電性でかつ高強度であるので、電機子
磁束の変動分の界磁巻線に鎖交するのを防止し、かつ電
磁力による回転子の損傷を防ぐことができる。またリテ
イニング・リングの場合も同様の効果がある。
電流の変動が起っても、本発明のNi基会合金製ダンパ
ーは非磁性、良導電性でかつ高強度であるので、電機子
磁束の変動分の界磁巻線に鎖交するのを防止し、かつ電
磁力による回転子の損傷を防ぐことができる。またリテ
イニング・リングの場合も同様の効果がある。
実施例1
第1表の賦香1〜10に示す如く、NiにCr。
Afl、Ti、C,Si、Mn、及びMg、B。
Zrのそれぞれを含ませた各組成の合金を真空溶解によ
り4kg溶製した。次に1100〜800℃で鍛造した
後、950℃、1時間で水冷の溶体化処理し、更に55
0℃、30分間、続いて500℃、30時間の2段の時
効処理してγ−プライム相を生成させてNi基合金を得
た。
り4kg溶製した。次に1100〜800℃で鍛造した
後、950℃、1時間で水冷の溶体化処理し、更に55
0℃、30分間、続いて500℃、30時間の2段の時
効処理してγ−プライム相を生成させてNi基合金を得
た。
得られた各賦香のNi基合金についてキュリー点、比抵
抗、0.2%耐力、及び吸収エネルギーを測定し、その
各特性値を第2表に示す。また、比較として従来合金A
のA286.従来合金Bのインコネル706の各成分組
成を第1表に、各特性値を第2表に示す。第2表より本
発明のNi基合金は従来合金よりも比抵抗が低く、吸収
エネルギーが高い。このことから本発明のNi基合金は
良導電性9強靭性で優れ、また非磁性2強度も十分であ
ることが分る。
抗、0.2%耐力、及び吸収エネルギーを測定し、その
各特性値を第2表に示す。また、比較として従来合金A
のA286.従来合金Bのインコネル706の各成分組
成を第1表に、各特性値を第2表に示す。第2表より本
発明のNi基合金は従来合金よりも比抵抗が低く、吸収
エネルギーが高い。このことから本発明のNi基合金は
良導電性9強靭性で優れ、また非磁性2強度も十分であ
ることが分る。
また、第1表及び第2表の賦香の数字は第1図及び第2
図の曲線1,2,3.4に囲まれる斜線の中のO印の数
字に相当する。第1図及び第2図より本発明のNi基合
金は各特性値を全て満足していることが分る。
図の曲線1,2,3.4に囲まれる斜線の中のO印の数
字に相当する。第1図及び第2図より本発明のNi基合
金は各特性値を全て満足していることが分る。
実施例2
本発明のNi基合金を用いて超電導発電機の回転子のダ
ンパーを得た例を示す。第3図は超電導発電機の回転子
の構成を示す断面図である。これは回転界磁型超電導発
電機におけるものである。
ンパーを得た例を示す。第3図は超電導発電機の回転子
の構成を示す断面図である。これは回転界磁型超電導発
電機におけるものである。
回転子は多重同心中空円筒構造を有し、外側より、ダン
パー11、熱輻射シールド9(液体ヘリウムの液化温度
より約50℃高くなっている。)超電導コイルカバー8
、超電導コイルバインド7、超電導コイル2、超電導コ
イル2を収納するトルクチューブ6、冷却用ヘリウム流
路5、シャフト10、電流リード線1、液体ヘリウム4
、液体ヘリウム導入管3によって構成されている。液体
ヘリウムは回転の遠心力によってトルクチューブ6の壁
に押しつけられ、図のように円筒状になる。
パー11、熱輻射シールド9(液体ヘリウムの液化温度
より約50℃高くなっている。)超電導コイルカバー8
、超電導コイルバインド7、超電導コイル2、超電導コ
イル2を収納するトルクチューブ6、冷却用ヘリウム流
路5、シャフト10、電流リード線1、液体ヘリウム4
、液体ヘリウム導入管3によって構成されている。液体
ヘリウムは回転の遠心力によってトルクチューブ6の壁
に押しつけられ、図のように円筒状になる。
熱輻射シールド9およびダンパー11内はいずれも真空
になっている。
になっている。
大容量発電機においては電力系統事故時に電機子巻線の
電流が変動する。このときもしダンパー11がないと、
電機子巻線の発生する磁束と界磁電流との相互作用によ
り制動力が働らく為、回転子が減衰し、同期をはずれる
。同期をはずれると電機子電流が尚−層著しく変動し、
かつ回転子に過大なる推力と制動力が交互に発生するた
め電力系統にとっても発電機にとっても致命的な損傷と
なる。
電流が変動する。このときもしダンパー11がないと、
電機子巻線の発生する磁束と界磁電流との相互作用によ
り制動力が働らく為、回転子が減衰し、同期をはずれる
。同期をはずれると電機子電流が尚−層著しく変動し、
かつ回転子に過大なる推力と制動力が交互に発生するた
め電力系統にとっても発電機にとっても致命的な損傷と
なる。
このようにダンパー11を回転子が同期からはずれるの
を防止するために設けるものである。換言すれば、ダン
パー11は、電機子磁束の変動分が界磁巻線に鎖交する
のを防止するためのものであり、導体内にうず電流を流
して磁束密度を減衰させるものである。電機子磁束には
120 Hz成分と、回転子の動揺に伴なう0.5〜2
Hz の低周波成分があり、前者はダンパーにより、
後者は熱輻射シールドにより、それぞれ遮蔽される。こ
の時、電機子磁束とダンパーのうず電流との相互作用に
より、ダンパー11には回転動揺制動力と強大な電磁力
が発生する。
を防止するために設けるものである。換言すれば、ダン
パー11は、電機子磁束の変動分が界磁巻線に鎖交する
のを防止するためのものであり、導体内にうず電流を流
して磁束密度を減衰させるものである。電機子磁束には
120 Hz成分と、回転子の動揺に伴なう0.5〜2
Hz の低周波成分があり、前者はダンパーにより、
後者は熱輻射シールドにより、それぞれ遮蔽される。こ
の時、電機子磁束とダンパーのうず電流との相互作用に
より、ダンパー11には回転動揺制動力と強大な電磁力
が発生する。
したがって、タンパ−に用いる材料は導電性が良好でか
つ強度の高いことが必要である。また、次の理由から非
磁性であることが要求される。すなわち、超電導コイル
の磁束密度は極めて高いが、電機子巻線との間に強磁性
体が存在すると、磁性体の磁気飽和現象によって、有効
利用できる磁束が減少してしまうためである。
つ強度の高いことが必要である。また、次の理由から非
磁性であることが要求される。すなわち、超電導コイル
の磁束密度は極めて高いが、電機子巻線との間に強磁性
体が存在すると、磁性体の磁気飽和現象によって、有効
利用できる磁束が減少してしまうためである。
上記のようにダンパーには回転動揺制動力と強大な電磁
力が発生するが、キュリー点0℃以下の非磁性、比抵抗
70μΩ国以下の良導電性、0.2%耐力60kgf/
mm”以上の高強度、吸収エネルギー5kgf−m以上
の高靭性のNi基合金でダンパーを造るので、外から超
電導コイルへ入る電磁波を完全にシールドし、また強度
的にも充分耐えて回転子の安全性を高め得る。其の上、
このNi基合金は鍛造成形が容易で、長尺中空円筒が鍛
造により成形できる。
力が発生するが、キュリー点0℃以下の非磁性、比抵抗
70μΩ国以下の良導電性、0.2%耐力60kgf/
mm”以上の高強度、吸収エネルギー5kgf−m以上
の高靭性のNi基合金でダンパーを造るので、外から超
電導コイルへ入る電磁波を完全にシールドし、また強度
的にも充分耐えて回転子の安全性を高め得る。其の上、
このNi基合金は鍛造成形が容易で、長尺中空円筒が鍛
造により成形できる。
実施例3
本発明のNi基合金で在来型電動機の回転子のリテイニ
ング・リングを得た例を示す。第4図は在来型電動機の
概略構造の平面図を示し、電動機は薄鉄板を積層した固
定子鉄心21と、その内径側に空隙を隔てて回転子22
とを設けて構成する。
ング・リングを得た例を示す。第4図は在来型電動機の
概略構造の平面図を示し、電動機は薄鉄板を積層した固
定子鉄心21と、その内径側に空隙を隔てて回転子22
とを設けて構成する。
また第5図は第4図のA部の拡大図で、回転子22の端
部付近の一部断面を示し、第6図は回転子22の斜視図
を示す。回転子22は主として鉄心部22aと界磁巻線
26とにより構成され、そしてこの鉄心部22aには軸
方向に溝が設けられ、界磁巻線26の一部が挿入されて
いる。界磁巻線26の上にはダンパー巻線25が挿入さ
れ、界磁巻線直線部26aすなわち鉄心の溝に収納され
ている部分では楔24により固定保持される。また界磁
巻線端部26bすなわち鉄心から頭出した部分はリテイ
ニング・リング23により固定保持されている。このリ
テイニング・リングが本発明の非磁性、低比抵抗、高強
度、高靭性のNi基合金で造られている。従って実施例
2の場合と同様に回転子の安全性を高めることができる
。
部付近の一部断面を示し、第6図は回転子22の斜視図
を示す。回転子22は主として鉄心部22aと界磁巻線
26とにより構成され、そしてこの鉄心部22aには軸
方向に溝が設けられ、界磁巻線26の一部が挿入されて
いる。界磁巻線26の上にはダンパー巻線25が挿入さ
れ、界磁巻線直線部26aすなわち鉄心の溝に収納され
ている部分では楔24により固定保持される。また界磁
巻線端部26bすなわち鉄心から頭出した部分はリテイ
ニング・リング23により固定保持されている。このリ
テイニング・リングが本発明の非磁性、低比抵抗、高強
度、高靭性のNi基合金で造られている。従って実施例
2の場合と同様に回転子の安全性を高めることができる
。
本発明によって、Niに前述の如き特定の成分量のCr
、Al、Ti、C,Si、Mn、更に必要に応じてM
g v Z r t Bを添加してNi基合金を製造す
るので各特性がバランスのとれたNi基合金、即ちキュ
リー点が0℃以下の非磁性比抵抗が70μΩcm以下の
良導電性0.2%耐力が60kg f / +m2以上
の高強度、吸収エネルギーが5kgf−m以上の高靭性
の特性を有する優れたNi基合金が得られる。また本発
明N3−基合金で造られた回転電機(発電機、電動機等
)のダンパー及びリテイニング・リングは苛酷な電気的
2機械的条件に耐えることができ、回転電機を安全に保
ち得る。
、Al、Ti、C,Si、Mn、更に必要に応じてM
g v Z r t Bを添加してNi基合金を製造す
るので各特性がバランスのとれたNi基合金、即ちキュ
リー点が0℃以下の非磁性比抵抗が70μΩcm以下の
良導電性0.2%耐力が60kg f / +m2以上
の高強度、吸収エネルギーが5kgf−m以上の高靭性
の特性を有する優れたNi基合金が得られる。また本発
明N3−基合金で造られた回転電機(発電機、電動機等
)のダンパー及びリテイニング・リングは苛酷な電気的
2機械的条件に耐えることができ、回転電機を安全に保
ち得る。
第1図は5i=0.2%、Mn=0.2%、C=0.1
5%、Ti=0.4%の場合にキュリー点、比抵抗、0
.2%耐力、吸収エネルギの各目標値を満足するCrと
Aoの成分範囲を示すグラフ。 第2図はS i = 0 、2%、Mn=0.2%、C
=0.05%、Ti=1.0%の場合にキュリー点。 比抵抗、0.2 %耐力、吸収エネルギの各目標値を満
足するCrとAl1の成分範囲を示すグラフ。 第3図は超電導発電機の回転子の断面図、第4図は在来
型電動機の概略構造の平面図、第5図は第4図のA部の
拡大図で回転子端部付近の断面図及び第6図は第4図の
回転子の斜視図である。 1・・・電流リード線、2・・・超電導コイル、3・・
・液体ヘリウム導入管、4・・・液体ヘリウム、5・・
・冷却用ヘリウム流路、6・・・トルクチューブ、7・
・・超電導コイルバインド、8・・・超電導コイルカバ
ー、9・・・熱輻射シールド、10・・・シャフト、1
1・・・ダンパー、21・・・固定子鉄心、22・・・
回転子、22a・・・鉄心部、23・・・リテイニング
・リング、24・・・楔、25・・・ダンパー巻線、2
6・・・界磁巻線。
5%、Ti=0.4%の場合にキュリー点、比抵抗、0
.2%耐力、吸収エネルギの各目標値を満足するCrと
Aoの成分範囲を示すグラフ。 第2図はS i = 0 、2%、Mn=0.2%、C
=0.05%、Ti=1.0%の場合にキュリー点。 比抵抗、0.2 %耐力、吸収エネルギの各目標値を満
足するCrとAl1の成分範囲を示すグラフ。 第3図は超電導発電機の回転子の断面図、第4図は在来
型電動機の概略構造の平面図、第5図は第4図のA部の
拡大図で回転子端部付近の断面図及び第6図は第4図の
回転子の斜視図である。 1・・・電流リード線、2・・・超電導コイル、3・・
・液体ヘリウム導入管、4・・・液体ヘリウム、5・・
・冷却用ヘリウム流路、6・・・トルクチューブ、7・
・・超電導コイルバインド、8・・・超電導コイルカバ
ー、9・・・熱輻射シールド、10・・・シャフト、1
1・・・ダンパー、21・・・固定子鉄心、22・・・
回転子、22a・・・鉄心部、23・・・リテイニング
・リング、24・・・楔、25・・・ダンパー巻線、2
6・・・界磁巻線。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、Ni基合金で、重量%でCr:1〜5%、Al:3
〜7%、Ti:0.2〜1.0%、C:0.05〜0.
3%、Si、Mnの単独又は複合:0.01〜1.0%
、及びMg、Zr、Bの1種以上:0.005〜0.0
5%を含み、残部がNiからなる合金であり、γ−プラ
イム相を有し、キュリー点が0℃以下、比抵抗が70μ
Ωcm以下、0.2%耐力が60kgf/mm^2以上
、及び吸収エネルギーが5kgf・m以上であることを
特徴とするNi基合金。 2、重量%でCr:1〜5%、Al:3〜7%、Ti:
0.2〜1.0%、C:0.05〜0.3%、Si、M
nの単独又は複合:0.01〜1.0%、及びMg、Z
r、Bの1種以上:0.005〜0.05%を含み残部
がNiからなる組成の合金を溶製した後、鍛造成形し、
その後で温度800℃以上で溶体化処理し、次いで温度
450〜650℃の範囲で時効処理してγ−プライム相
を析出させることを特徴とするNi基合金の製造法。 3、回転電機のダンパー及びリテイニング・リングはキ
ュリー点が0℃以下、比抵抗が70μΩcm以下、0.
2%耐力が60kgf/mm^2以上、及び吸収エネル
ギーが5kgf・m以上のNi基合金により成形された
ことを特徴とするNi基合金製回転電機ダンパー及びリ
テイニング・リング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22552586A JPH0699768B2 (ja) | 1986-09-24 | 1986-09-24 | Ni基合金及びその製造法,並びにNi基合金製回転電機ダンパ−及びリテイニング・リング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22552586A JPH0699768B2 (ja) | 1986-09-24 | 1986-09-24 | Ni基合金及びその製造法,並びにNi基合金製回転電機ダンパ−及びリテイニング・リング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6379933A true JPS6379933A (ja) | 1988-04-09 |
JPH0699768B2 JPH0699768B2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=16830670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22552586A Expired - Lifetime JPH0699768B2 (ja) | 1986-09-24 | 1986-09-24 | Ni基合金及びその製造法,並びにNi基合金製回転電機ダンパ−及びリテイニング・リング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0699768B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021010087A1 (ja) * | 2019-07-12 | 2021-01-21 | 三菱マテリアル株式会社 | ニッケル合金スパッタリングターゲット |
-
1986
- 1986-09-24 JP JP22552586A patent/JPH0699768B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021010087A1 (ja) * | 2019-07-12 | 2021-01-21 | 三菱マテリアル株式会社 | ニッケル合金スパッタリングターゲット |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0699768B2 (ja) | 1994-12-07 |
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