JPS637989A - 自動作画装置における筆記具昇降制御方法 - Google Patents

自動作画装置における筆記具昇降制御方法

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JPS637989A
JPS637989A JP15318186A JP15318186A JPS637989A JP S637989 A JPS637989 A JP S637989A JP 15318186 A JP15318186 A JP 15318186A JP 15318186 A JP15318186 A JP 15318186A JP S637989 A JPS637989 A JP S637989A
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吉野 裕司
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Mutoh Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動作画装置(xyプロッター)の筆記具を作
画面に対し直角方向に駆動制御する方法に関する。
〔従来の技術〕
特公昭53−34532号公報には、自動作画装置の筆
記具装置の筆記具を紙面又は製図台に対し直角方向に駆
動制御する装置において、前記筆記具と直結または間接
的に接続したムービングコイルと、このムービングコイ
ルを駆動する界磁構成部と、前記筆記具を加減速駆動し
紙面または製図台に到着したのち上記筆記具に筆圧を与
える駆動回路を設けたことを特徴とする高速筆記具上下
駆動制御方式が開示されている。上記方式において、筆
記具下降時、ムービングコイルに筆記具を急速に下降さ
せるプラスの電流を流し、しかる後に逆のマイナスの電
流を流して、筆記具を減速させて着地させている。筆記
具が紙面又は製図台に到着したことを検出するのは、比
較器の一方の入力端にムービングコイルの移動量を検出
して電圧信号を出力する位置検出器の出力端を接続し、
比較器の他方の入力端に所定の基準電圧を印加し、この
基準電圧に位置検出器の出力電圧が一致したときを、比
較器によって検出して、この一致したときを筆記具が紙
面又は製図台に到着したときとしている。上記基準電圧
は、筆記具が紙面又は製図台に到着したときの位置検出
器の出力電圧と丁度一致する値に設定されている。
筆記具を上昇させる場合には、ムービングコイルに筆記
具を急速に上昇させるマイナスの電流を流し、しかる後
に逆のプラスの電流を流して、筆記具を減速させて、筆
記具保持部材を上限ストッパーに当接させている0位置
検出器と比較器の構成によって、筆記具保持部材の上限
ストッパーとの当接位置を検出し、この検出後、ムービ
ングコイルにマイナスの電流を流して筆記具保持部材を
上限ストッパーに所定の圧力で押し付けている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のように、位置検出器と比較器を用いて筆記具が作
画面に到着したことを検出する方式を採用した場合、筆
記具上昇時において、筆記具の先端と作画面との距離Ω
が作画面の全域において常に一定であれば問題はない、
しかしながら、作画面の水平度に誤差があり、また1作
画面に凹凸があると、作画面上における筆記具の位置に
よって、上記距離aが変化してしまう、このことは、上
記基準電圧を一定とした場合、位置検出器と比較器の構
成では筆記具の作画面到着時を正確に検出し得ないこと
を意味する。
しかるに筆記具が作画面に到着したとき、筆記具の上方
向反発力Faと下方向の筆圧FbがFa)Fbの関係に
あるとき筆記具が作画面に対してバウンドしてしまう、
従って、筆記具が作画面に到着した直後に反発力Faよ
り大きな筆圧をかければ筆記具はバウンドしないが、従
来の筆記具制御方式では、筆記具が作画面に到着した時
点を正確に検出することができず、そのため筆記具が作
画面に到達後バウンドしてしまう、同様に、筆記具 、
上昇時、筆記具保持部材が上限ストッパーに当接すると
、その衝撃で筆記具保持部材がバウンドしてしまうこと
になる。筆記具下降時、筆記具が作画面に対してバウン
ドしているときに、ヘッドを作画方向に移動すると、作
画線が途切れてしまうことになる。そのため、筆記具の
バウンドが停止してからヘッドの移動を行う必要があり
1作画時間が長くなってしまう欠陥が存した。
また、筆記具上昇時、筆記具保持部材が上限ストッパー
に対してバウンドし、第11図に示すように筆記具がバ
ウンドしていると、筆記具をダウンさせるときに、下降
ストロークが変わってしまう。
例えば筆記具がa点の位置にあるときに、筆記具下降信
号が入った場合と、C点の位置にあるときに筆記具下降
信号が入った場合とでは、Q、−21の長さ分、筆記具
の下降ストロークが変ってしまい、従って、a点で筆記
具を下降させた場合に、筆記具が強く作画面に当たり、
筆記具が損傷したり、あるいは筆記具が作画面に対して
大きくバウンドしてしまう欠陥が存した。
また、b点で筆記具下降信号が入った場合、上方向に力
が加わっているので少し遅れてから筆記具が降下し始め
る。そのため、上方向に加わっている力の大きさによっ
て筆記具降下時間が異なり筆記具昇降動作が不安定にな
る。筆記具のバウンドがおさまるまで待ってから筆記具
を下降させることによって上記の問題は解決するが、そ
の待ち時間が長くなるため作画速度が遅くなってしまう
本発明は上記欠陥を除去することを目的とするものであ
る。
〔問題点を解決する手段〕
上記問題点を解決するため1本発明は、ムービングコイ
ルに通電して筆記具を昇降制御する装置において、筆記
具下降時5強い力で下降方向に筆記具を加減速し、筆記
具の最大下降ストロークの略1/2で下降速度がゼロと
なるようにし、次に筆記具に任意の下降力を作用させて
加速し1次に徐々に適正筆圧を付加するようにムービン
グコイルに通電を行い、筆記具上昇時は1強い力で上昇
方向に筆記具を加減速し、筆記具の最大上昇ストローク
の略1/2で上昇速度がゼロとなるようにし5次に筆記
具に任意の上昇力を作用させて加速し次に徐々に適正上
方向圧力を筆記具に付与するようにムービングコイルに
通電を行うようにしたものである。
(作用〕 筆記具の下降ストロークが図板の平面度1紙の厚さ、筆
記具の製作精度等の誤差によって変化した場合、筆記具
が作画面に到着するのが早すぎたり、遅すぎたりする。
筆記具の作画面への到着が早すぎると、筆記具に任意の
下降力が付与されるときに、筆記具は作画面に到着する
。この状態では、筆記具の下降速度がゼロとなった直後
なので。
筆記具は作画面に対してバウンドしない、筆記具の作画
面への到着が遅すぎると、筆記具に徐々に適正筆圧がか
かっているときに筆記具が作画面に到着するが、その直
後に、さらに大きな筆圧がかかるため筆記具のバウンド
が最小に押えられる。
筆記具が作画面に到着するのは、これに任意の下降力が
付与されているとき、又は、筆記具に徐々に適正筆圧が
かかっているときの範囲に設定されている。これによっ
て、筆記具の下降時間を短縮することができる。
筆記具上昇時、筆記具保持部材が上限ストッパーに到達
するのが早すぎると、筆記具に任意の上昇力が付与され
るときに、筆記具保持部材は上限ストッパーに到着する
。この状態では筆記具の下降速度がゼロとなった直後な
ので、筆記具は保持部材は上限ストッパーに対してバウ
ンドしない。筆記具保持部材の上限ストッパーへの到着
時間が遅すぎると、筆記具保持部材に徐々に上方向圧力
がかかっているときに筆記具が作画面に到着するが、そ
の直後にさらに大きな上方向圧力がかかるため筆記具の
上限ストッパー衝突時におけるバウンドが最小に押えら
れる。筆記具保持部材が上限ストッパーに到着するのは
、筆記具保持部材に任意の上昇力が付与されているとき
又は、徐々に上方向圧力がかっているときにその範囲が
設定されている。これによって筆記具の上昇時間を短縮
することができる。
〔実施例〕
以下に本発明の構成を添付図面に示す実施例を参照して
説明する。
第3図乃至第5図において、2,2aはテーブル4上を
X座標方向に移動可能に支承されたYレールであり、こ
れにYカーソル6が移動可能に取り付けられている。前
記Yカーソル6には作画ヘッド8が連結し、該ヘッド8
の基板8aには筆記具保持部材10がガイド12によっ
て昇降自在に支承されている。前記筆記具保持部材10
には筆記具14が脱着可能に固定されている。前記筆記
具保持部材10に取り付けられたホルダーにはムービン
グコイル16が固設され、該ムービングコイル16は前
記基板8aに配設された界磁構成部18に対向している
。前記ムービングコイル16に正の電流が通電されると
、筆記具保持部材10がばね20に抗して下降し、該保
持部材10と連動して筆記具14が下降し、その先端が
テーブル4上の用紙に当接するように構成されている。
前記ムービングコイル16に負の極性の電流が流される
と、筆記具保持部材1oは基板8aに固設された上限ス
トッパー22に係止されるまで上昇するように構成され
ている。前記Yレール2,2aはXモータが駆動される
と、テーブル4に沿ってX座標方向に平行移動し、前記
Yカーソル6はYモータが駆動されるとYレール2,2
aに沿って移動するように構成されている。自動作画装
置において、筆記具の昇降ストロークはテーブル面の平
面度、紙の厚さ、筆記具の製作精度等により一定しない
、ストロークが変化する範囲をlamとし、最小ストロ
ークをII、最大ストロークを2膣として説明する。第
1図において、筆記具14が最上昇位置にある状態にお
いて、まず、時間T1でプラスの下降加速電流D1がム
ービングコイル16に供給され、これにより、筆記具1
4は急速下降する。次に時間T2で負の逆電流UP1が
ムービングコイル16に供給され、筆記具は、急激に減
速され、最上昇位置からII下に速度ゼロで到達する。
このTl、T2の区間では筆記具14が用紙面に着地し
ないように設定されている。次に、時間T3でプラスの
下降加速電流D2がムービングコイル16に供給され、
筆記具14は下方向に加速される。筆記具の下降ストロ
ークが最小ストロークのときには、T3のところで筆記
具の先端が紙面に着地することになる。このときは、筆
記具の下降速度がゼロで筆記具14が紙面に着地し。
その直後に下降力が加わるため、筆記具14は紙面に対
してバウンドしない、筆記具14の下降ストロークが最
大ストロークのときには、時間T3におけるプラスの電
流は、第1図に示す筆圧降下区間の時間短縮のために筆
記具を下降方向に加速させる働きがある0次に、時間T
4で小さな値から所定の筆圧設定電流値に向けて徐々に
増加する変化電流PFI及び筆圧電流PF2がムービン
グコイル16に供給される。筆記具が第9図に示すよう
に、a点で紙面に着地した場合について考察する。第1
0図aに示すように、筆記具14のバウンドは、Fa(
反発力)−Fb(筆圧)が小さいほど少ない。そこで、
a点において、筆圧F1で着地しているが、その直後に
、Flよりも大きい力F2が加わっている。従って一定
な筆圧を与えた時よりもFa−Fbが小さくなり、筆記
具のバウンドが小さくなる。
また、筆記具14が着地した後、徐々にF2よすもさら
に大きな筆圧が加わっていくため、上記変か電流PFに
よる筆記具下降力は筆記具14を押さえつけるように働
き筆記具のハネ即ちバウンドの周期も短かくなる。尚、
筆記具14が着地した瞬間は、Fa−Fbは大きいが第
10図に示すように、用紙24及びテーブル4表面が多
少沈むため、b、c、dの順で時間が経過し、dの状態
では、 Fc (筆圧)より大きな力Feが筆記具14
に加わるため、Fa−Fbは小さくなり、筆記具14の
バウンドを押さえることができる。
また、筆記具14は適正筆圧より弱い筆圧で着地するた
め、筆記具14の先端の保護にもなる。
第1図において、筆記具14を上昇させるときは。
時間T5でマイナスの電流UP2をムービングコイル1
6に供給して筆記具14を急速上昇させた後、プラスの
電流D1を16時間、ムービングコイル16に供給して
、筆記具保持部材10の上昇速度を減速させ、しかる後
に、筆記具保持部材10を上方向に付勢するばね20の
弾発力によって筆記具保持部材10を上限ストッパー2
2に圧接する。
第2図には、ムービングコイル16に上記制御電流を供
給するための装置のブロック回路図が示されている。中
央処理装置11cPU30から出力された筆記具ダウン
ディジタル信号は、D/A変換器32に供給され、ここ
でアナログ電圧信号に変換される。この電圧信号は、タ
イミングコントローラ34によって定電流ドライバ36
に供給され。
該ドライバ36により、ムービングコイル16に第1図
中、Dlの電流がT1のタイミングで供給される。CP
U30から出力された筆記具アップディジタル信号はD
/A変換器38によってD/A変換され、D/A変換器
38の出力は、時間T1後、タイミングコントローラ3
4の制御で定電流ドライバ36に供給され、これにより
ムービングコイル16に、UPIの電流が供給される。
次にCPU30から出力されたダウンディジタル信号は
、D/A変換器32に供給され、D/A変換器32の出
力がタイミングコントローラ34の制御で定電流ドライ
バ36に供給される。これにより、ムービングコイル1
6にT3のタイミングでD2の電流が供給される。次に
、CPU30から小さな値から徐々に所定の値まで変花
するディジタル信号がD/A変換器40に供給される。
このD/A変換器40のアナログ電圧信号はタイミング
コントローラ34の制御で、積分器42に供給され、こ
こで積分されて定電流ドライバ36に供給され、第1図
中1時間T4’のタイミングで。
変化電流PFIと筆圧電流PF2がムービングコイル1
6に通電される。上記の要領で、筆記具上昇時には、D
/A変換器38の出力が定電流ドライバ36に供給され
て、T5のタイミングでUF4の電流がムービングコイ
ル16に供給され、次に、D/A変換器32の出力が定
電流ドライバ36に供給され、T6のタイミングでDl
の減速電流信号がムービングコイル16に供給される。
次に他の実施例を第6図及び第7図を参照して説明する
筆記具14に形成されたペン種即ち、ボールペン、中空
ペン等の種類を示すコード信号を作画ヘッド8側に設け
た光学的読取器から成るペン種指定装置46によって読
み取り、このペン種コード信号がCPU48に入力され
る。CPU48は、ペン種コード信号に基いて、ペンダ
ウン時の適正筆圧を設定し、そのデジタル情報をD/A
変換器50゜52に入力する。D/A変換器50.52
は、筆圧デジタル情報をそれぞれ−v1と+v1のアナ
ログ電圧信号に変換する。筆記具14が上昇位置にある
ときはムービング16に、第6図に示すように、−1の
電流が供給され、筆記具保持部材10は、上限ストッパ
ー22に弾接している。該状態において、CPU48か
ら第6図中、T1のタイミングで、加速電流D1に相当
するディジタル信号がD/A変換器54に供給され、該
D/A変換器54から、下降加速アナログ電圧信号が定
電流ドライバ56に供給されて、ムービングコイル16
に電流D1が通電される。これにより、筆記具14は、
テーブル4面に向けて急速下降する。
次に、CPU48から、T2のタイミングで、減速電流
U1に相当するディジタル信号がD/A変換器54に供
給され、該D/A変換器54から下降減速アナログ電圧
が定電流ドライバ56に供給されて、ムービングコイル
16に電流U1がT2のタイミングで通電される。これ
により、筆記具14は、急速減速され、筆記具14の最
大下降ストロークの略1/2の位置1本実施例では、上
昇位置から1鵬下降したところで筆記具14の下降速度
がゼロとなる。次に、CPU48からT3のタイミング
で、加速電流D2に相当するディジタル信号がD/A変
換器54に供給され、該D/A変換器54から下降加速
アナログ電圧信号が定電流ドライバ56に供給されて、
ムービングコイル16に加速電流D2が通電される0次
に、CPU48からタイミング信号b(第8図参照)が
波形整形回路58の制御端に入力され、波形整形回路5
8は、適正筆圧電圧レベルに向けて徐々に変化する変化
部分vSを有する定形電圧信号VSTを出力し、ムービ
ングコイル16に、変化部分PFを有する定形電流信号
PTがT4’のタイミングで通電される。筆記具14の
着地範囲は、第1及び本実施例ともT3とT4の範囲内
に設定される。
従って、筆記具の下降ストロークが最小ストロークのと
きには、T3のところで、筆記具14が紙面に着地する
ことになる。このとき、筆記具14の下降速度は、ゼロ
でその直後に力が加わるため、筆記具14はバウンドし
ない。筆記具14が、T4の間で着地するときには、前
記加速電流D2によって筆記具が加速され、筆圧降下区
間の時間が短縮される。T4の間で、筆記具14が着地
した場合には1着地した後、徐々に反発力よりもさらに
大きな筆圧が加わっていくためこれが筆記具14を押え
つけるように働き、筆記具14のバウンドの周期も短く
なる。上記電流信号D2のレベルは、筆記具14を数種
類使用する場合一番筆圧の弱い筆記具に合わせ、適正筆
圧に20〜30グラム程度を加えた力に相当する値に設
定されている。
次に、筆記具上昇動作について説明する。
CPO48から第6図中、T5のタイミングで、加速電
流U1に相当するディジタル信号がD/A変換器54に
供給され、該D/A変換器54から、上昇加速アナログ
電圧信号が定電流ドライバ56に供給されて、ムービン
グコイル16に電流U1が通電される。これにより、筆
記具14は、作画面から急速上昇する0次に、CPU4
8から、T6のタイミングで、減速電流D1に相当する
ディジタル信号がD/A変換器54に供給され、該D/
A変換器54から上昇減速アナログ電圧が定電流ドライ
バ56に供給されて、ムービングコイル16に電流D1
が通電される。これにより、筆記具14は、急速減速さ
れ、筆記具14の最大上昇ストロークの略1/2の位置
1本実施例では、作画面から1m上昇したところで筆記
具14の上昇速度がゼロとなる0次に、CPU48から
T7のタイミングで、加速電流U2に相当するディジタ
ル信号がD/A変換器54に供給され、該D/A変換器
54から上昇加速アナログ電圧信号が定電流ドライバ5
6に供給されて、ムービングコイル16に加速電流U2
が通電される0次に、CPU48からタイミング信号b
′が波形整形回路60の制御端に入力され、波形整形回
路60は、適正ストッパー圧接電圧レベルに向けて徐々
に変化する変化部分を有する定形電圧信号を出力し、ム
ービングコイル16に、変化部分PF’ を有する定形
電流信号PT’ が通電される。筆記具14の上昇係止
範囲は、T7とT8の範囲内に設定される。
従って、筆記具の上昇ストロークが最小ストロークのと
きには、T7のところで、筆記具保持部材10が上限ス
トッパー22に当接することになる。
このとき、筆記具保持部材10の上昇速度は、ゼロでそ
の直後に力が加わるため、筆記具保持部材1oはバウン
ドしない。筆記具14が、T8の間で係止されるときに
は、前記加速電流U2によって筆記具の上昇が加速され
、筆記具上昇区間の時間が短縮される。T8の間で、筆
記具14が上限ストッパー22に係止された場合には、
係止された後、徐々に反発力よりもさらに大きな圧力が
上限ストッパー22に加わっていくためこれが筆記具保
持部材1oを上限ストッパー22に押えつけるように働
き、筆記具14のバウンドの周期も短くなる。
尚1本実施例では、昇降最大ストロークの略1/2の位
置のところで、筆記具の昇降速度をゼロとするのに逆電
流信号を用いているが、逆電流によって減速する方式に
特に限定さ九るものではない。
また、第12図に示すように、電流信号PF、PF″は
直線的に変化するものでも良く、二次曲線状に変化する
ものでも良い。また、筆記具昇降時における加速電流信
号D2.U2は設定せず、筆記具が74.T8において
、着地又は上限ストッパーに係止されるように設定して
も良い。
〔効果〕
本発明は、上述の如く、筆記具の昇降ストロークが変化
しても、筆記具は、上昇又は下降速度がゼロとなった直
後に加圧力が加わる状態で着地又は上方向に係止される
か、筆圧又は上限ストッパーとの当接圧が徐々に増加す
る領域で着地または上方向に係止されることになるので
、筆記具の着地及び/又は、上昇係止時におけるバウン
ドの発生を押さえることができ、作画スピードを向上さ
せることができる効果が存する。
【図面の簡単な説明】
第1図は動作説明図、第2図はブロック回路図、第3図
は断面図、第4図は平面図、第5図は側面図、第6図は
説明図、第7図はブロック回路図、第8図は説明図、第
9図は説明図、第10図は説明図、第11図は説明図、
第12図は説明図である。 2.2a・・・・Yレール、 4・・・・テーブル、 
6・・・・Yカーソル、 8・・・・作画ヘッド、  
 8a・・・・基板、 10・・・・筆記具保持部材、
 12・・・・ガイド、  14・・・・筆記具、 1
6・・・・ムービングコイル、 18・・・・界磁構成
部、 20・・・・ばね、 22・・・・上限ストッパ
ー、 24・・・・用紙特許出願人    武藤工業株
式会社 代理人弁理士    西 島 Mt  雄  !1・・
−2,1 (−一一一一 図面の浄書(内容に変更なし) 第12  図 手続補正書防式) %式% 2、発明の名称 自動作画装置における筆記具昇降制御方法3、補正をす
る者 事件との関係  特許出願人 住所 東京都世田谷区池尻3−1−3 名称武藤工業株式会社 4、代理人

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ムービングコイルへの電流を制御して、該ムービ
    ングコイルに連結する筆記具を作画面に対して直角方向
    に駆動制御する装置において、急下降するようにムービ
    ングコイルに筆記具下降用電流を通電し、次に、該ムー
    ビングコイルに筆記具の下降速度を減速させるための電
    流を通電して、筆記具がその最大下降ストロークの略1
    /2に達したとき下降速度が略ゼロとなるように成し、
    次に、絶対値が小さな値から所定の筆圧設定電流値に向
    けて徐々に増加変化する変化電流を前記ムービングコイ
    ルに通電するようにしたことを特徴とする自動作画装置
    における筆記具昇降制御方法。
  2. (2)ムービングコイルへの電流を制御して、該ムービ
    ングコイルに連結する筆記具を作画面に対して直角方向
    に駆動制御する装置において、急下降するようにムービ
    ングコイルに筆記具下降用電流を通電し、次に、該ムー
    ビングコイルに筆記具の下降速度を減速させるための電
    流を通電して、筆記具がその最大下降ストロークの略1
    /2に達したとき下降速度が略ゼロとなるように成し、
    次に、ムービングコイルに筆記具下降加速用電流を瞬間
    的に通電した後、絶対値が小さな値から所定の筆圧設定
    電流値に向けて徐々に増加変化する変化電流を前記ムー
    ビングコイルに通電するようにしたことを特徴とする自
    動作画装置における筆記具昇降制御方法。
  3. (3)ムービングコイルへの電流を制御して、該ムービ
    ングコイルに連結する筆記具を作画面に対して直角方向
    に駆動制御する装置において、急下降するようにムービ
    ングコイルに筆記具下降用電流を通電し、次に、該ムー
    ビングコイルに筆記具の下降速度を減速させるための電
    流を通電して、筆記具がその最大下降ストロークの略1
    /2に達したとき下降速度が略ゼロとなるように成し、
    次に、絶対値が小さな値から所定の筆圧設定電流値に向
    けて徐々に増加変化する変化電流を前記ムービングコイ
    ルに通電するように成し、筆記具を下降状態からその保
    持部材が上限ストッパーに係止されるまで上昇させるに
    際し、まず、筆記具が急上昇するようにムービングコイ
    ルに筆記具上昇用電流を通電し、次に、該ムービングコ
    イルに筆記具の上昇速度を減速させるための電流を通電
    して筆記具がその最大上昇ストロークの略1/2に達し
    たとき上昇速度が略ゼロとなるように成し、次に、絶対
    値が小さな値から所定のストッパー当接圧設定電流値に
    向けて徐々に増加する変化電流を、前記ムービングコイ
    ルに通電するようにしたことを特徴とする自動作画装置
    における筆記具昇降制御方法。
  4. (4)ムービングコイルへの電流を制御して、該ムービ
    ングコイルに連結する筆記具を作画面に対して直角方向
    に駆動制御する装置において、急下降するようにムービ
    ングコイルに筆記具下降用電流を通電し、次に、該ムー
    ビングコイルに筆記具の下降速度を減速させるための電
    流を通電して、筆記具がその最大下降ストロークの略1
    /2に達したとき下降速度が略ゼロとなるように成し、
    次に、絶対値が小さな値から所定の筆圧設定電流値に向
    けて徐々に増加変化する変化電流を前記ムービングコイ
    ルに通電するように成し、筆記具を下降状態からその保
    持部材が上限ストッパーに係止されるまで上昇させるに
    際し、まず、筆記具が急上昇するようにムービングコイ
    ルに筆記具上昇用電流を通電し、次に、該ムービングコ
    イルに筆記具の上昇速度を減速させるための電流を通電
    して筆記具がその最大上昇ストロークの略1/2に達し
    たとき上昇速度が略ゼロとなるように成し、次に、ムー
    ビングコイルに筆記具上昇加速用電流を瞬間的に通電し
    た後、絶対値が小さな値から所定のストッパー当接圧設
    定電流値に向けて徐々に増加する変化電流を、前記ムー
    ビングコイルに通電するようにしたことを特徴とする自
    動作画装置における筆記具昇降制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57148696U (ja) * 1981-03-14 1982-09-18
JPS5974000A (ja) * 1982-10-22 1984-04-26 セイコーインスツルメンツ株式会社 ペン昇降制御装置

Patent Citations (2)

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