JPS6379675A - 放射線管理建屋 - Google Patents

放射線管理建屋

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JPS6379675A
JPS6379675A JP22385886A JP22385886A JPS6379675A JP S6379675 A JPS6379675 A JP S6379675A JP 22385886 A JP22385886 A JP 22385886A JP 22385886 A JP22385886 A JP 22385886A JP S6379675 A JPS6379675 A JP S6379675A
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JP
Japan
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material handling
combustible material
carbon dioxide
handling room
fire
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JP22385886A
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English (en)
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森田 浩志
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Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
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Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は建屋本体内に可燃物取扱室を設ける放射線管理
11mに係り、特に、火災時に放出される二酸化炭素に
より昇圧する可燃物取扱室内の過圧の防止を図った放射
I!管理建屋に関する。
(従来の技術) 一般に、放射11管!!建屋ではその内部で放射性物質
が取扱われるために放射線管理区域に設定されている。
この放射線管理建屋内に、燃料油や潤滑油等の可燃物を
多聞に取り扱う可燃物取扱室を設ける場合は建築基準法
と消防法の2つの法律の規制を受ける。
建築基準法上、可燃物取扱室は異秤用途区画として防火
区画を形成しなければならず、区画する壁は耐火壁とし
、また間口の無い構造としなければならない。
また、耐火壁に設置する扉は自動閉鎖装置付きの甲種防
火扉とする必要がある。
さらに、自動閉鎖装置付き防火扉とは、扉を押して開い
ても押す力が無くなれば自動的に閉鎖し、火災や煙が流
入・流出しないようにするものである。
開口の無い構造とは、換気空調用のダクトが防火区画と
しての耐火壁を貫通している場合、火災により一定温度
以上となると自動的に閉鎖する防火性能を持つ防火ダン
パを設置することと、ダクトや配管が防火区画の壁を貫
通している場合、その貫通部に耐火処理を施しているこ
とである。
消防法規上の基準では危険物fIl設、すなわち、可燃
物取扱室には二酸化炭素消火設備の設置が義務付けられ
ている。
二酸化炭素消火設備は配管に接続された二酸化炭素貯蔵
容器内に圧縮液化した二酸化炭素(Co□)を充填して
おき、火災の発生時に二酸化炭素貯蔵容器の開閉弁を開
放することにより配管内に二酸化炭素を吐出させ、その
配管の末端もしくは途中に設けた噴射ヘッドより可燃物
取扱室内に二酸化炭素を放出・充満させ窒息消火を行な
うように構成されている。
二酸化炭素消火設備を作動させ二酸化炭素を可燃物取扱
室内に放出する際には、消防法規上その室内の換気装置
を停止させなければならないことから、可燃物取扱室の
耐火壁を貫通する換気用ダクトには二酸化炭素消火設備
の作動と連動して閉鎖する二酸化炭素防火ダンパを設け
、その二酸化炭素防火ダンパを閉鎖した後、二酸化炭素
を放出する。
また、消防法規上、二酸化炭素を放出する可燃物取扱室
は極力気密構造としなければならないことから、その耐
火壁を貫通して設置されている換気用ダクトや配管の貫
通部は気密処理を行ない、また可燃物取扱!の扉は気密
構造としなければならない。
このように構成することにより、二酸化炭素を放出する
際には可燃物取扱室内の雰囲気を外部から遮断すること
が可能となり、二酸化炭素を室内に放出して充満させ窒
息消火を行なうことができる。
放射線管理建屋の換気装置は、その建屋本体内の排気を
フィルタにより濾過し、放射線管理上必要十分な高さを
有する排気筒より屋外大気中に拡散放出し、環境汚染を
防止するように構成されている。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の放射線管理建屋の建屋構造は放射線遮蔽設計上の
要求および建屋強度上の要求から、例えば壁厚が30〜
250αの側壁・床・天井により囲まれて構成されてい
る。
また、二酸化炭素消火設備による消火効果を高めるため
と、二酸化炭素が放出される可燃物取扱室以外の通路や
他の部屋等への二酸化炭素拡散による二次災害や消火用
二酸化炭素の浪費を防止するために、可燃物取扱室を区
画する壁・床・天井には配管・電線管・換気用ダクトが
貫通する貫通部に気密シールが施され、可燃物取扱室の
出入口の扉はセミエアータイト構造とすると共に自動閉
鎖装置付きに構成されている。
また、換気用ダクトの給排気口には二酸化炭素放出時に
自動的に閉鎖する機能を持つ二酸化炭素防火ダンパが設
けられている。
そして、万一、可燃物取扱室内で火災が発生した場合に
は、可燃物取扱室が密閉状態におかれて、二酸化炭素が
放出される。
このために、可燃物取扱室内には二酸化炭素と空気とが
充満し、二酸化炭素放出後の室内圧力が例えば計算上は
約1 、43 K9/ ciatmとなり、側壁・床・
天井や建具の強度を上回る過圧が可燃物取扱室に生じる
こととなる。
しかし、気密シール部・扉およびダンパ部からの漏洩が
若干はあるから上記過圧には至らないと考えられるが、
この漏洩弁の気体量を考慮しても側壁・床・天井や建具
に対し高圧下による悪影響を及ぼす恐れがある。
そして、可燃物取扱室内の過圧を防止する方法としては
、可燃物取扱室から他の部屋へ室内圧上昇分の空気を排
出する方法が考えられるが、これでは排出空気に混入し
た二酸化炭素により、人災が二次的に発生する恐れがあ
ることと、可燃物取扱室を防火区画に構成することがで
きない場合があることと、放射線管理上の区分が異なる
場所には適用することができない等の問題点があり、余
り有効ではない。
そこで、本発明の目的は、二酸化炭素が放出されたとき
の可燃物取扱室内の過圧を防止することにある。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明は、放射線管理建屋内を換気する換気装置におけ
る排気ダクトの排気フィルタに着目してなされたもので
あり、次にように構成される。
建屋本体内に収容されて防火区画に構成される可燃物を
取扱う可燃物取扱室と、この建屋本体内および可燃物取
扱室内の気体を排気フィルタに通してから外気に排気す
る排気ダクトと、上記可燃物取扱室内の火災発生時にこ
の可燃物取扱室に連通ずる上記排気ダクトと給気ダクト
の連通部を閉塞して二酸化炭素を放出し、火災の窒息消
火を行なう二酸化炭素消火設備とを有する放射線管理建
屋において、上記可燃物取扱室内を圧力逃しダクトを介
して上記排気ダクトの排気フィルタの上流側に連通させ
、この圧力逃しダクトには、上記二酸化炭素の放出によ
り可燃物取扱室の室内圧が設定圧を超えたときに開放す
るグラビテイダンパと、設定温度を超えたときに閉鎖す
る防火ダンパとを介装した。
(作用) 万一、可燃物取扱室に火災が発生すると、二酸化炭素消
火設備より二酸化炭素が可燃物取扱室内に供給され、排
気ダクトや給気ダクトが閉じられて可燃物取扱室が密閉
され、火災を窒息消火しようとする。
このために、可燃物取扱室の室内圧が昇圧して、設定圧
を超えると、グラビテイダンパが加圧されて開放し、圧
力逃しダクトを介して可燃物取扱室が排気ダクトに連通
ずる。
したがって、高圧状態の可燃物取扱室からは、空気と二
酸化炭素との混合気体が圧力逃しダクトを通って、排気
ダクトに流入し、排気フィルタを通過する際に放射能が
低減されて浄化され、清浄気体として外気に放出される
そして、万一、二酸化炭素による窒息消火に失敗して、
可燃物取扱室の室温が昇温して所定温度を超えると、防
火ダンパが閉じて圧力逃しダクトが閉塞し、可燃物取扱
室が密閉される。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
図は本発明の一実施例の全体組成を示しており、図中、
符号1は建屋本体1A内で放射性物質が取扱われるため
に、放射線管理区域に設定されている放射線管理建屋で
あり、その下端部1Bは地表2中に埋設されている。
放射線管理建屋1は可燃物を多ωに取扱う可燃物取扱室
3を建屋本体1A内に設け、この可燃物取扱室3の側壁
4、床5、天井6は鉄筋コンクリート製の耐火壁7で囲
まれ、消防法上の防火区画に構成さ−れている。
放射線管理建屋1はその建屋本体1Aと可燃物取扱室3
との内部を換気する換気装置8と、可燃物取扱室3内に
二酸化炭素を放出して火災を窒息消火する二酸化炭素消
火設備9とを設けている。
換気装置8は外気を建屋本体1Aと可燃物取扱室3の内
部に給気する給気ダクト10と、これら建屋本体IA、
可燃物取扱室3内部の空気を外気に放出する排気ダクト
11とを有する。
給気ダクト10はその吸込口10aが外気に開口し、そ
の吐出口端部10bが放射線管理建屋1の建屋本体1A
の側壁を気密に貫通して内部に伸び、上流側から下流側
に向けて、給気用フィルタ12、給気ファン13をこの
順に順次介装してから二股に分岐し、一方の分岐管10
cの吐出口は建屋本体1内部で開口し、他方の分岐管1
0dの吐出口は可燃物取扱室3の耐火壁7よりなる天井
6を気密に貫通して、その内部で開口している。
一方、排気ダクト11の排出口端11aは放射線管理1
!屋1外で地表2上に立設されたスタック14の下端に
接続されている。
この排気ダクト11の吸込口端部11bは放射線管理建
屋1の建屋外壁の下端部1Bを気密に貫通してから上方
に立ち上がり、建屋本体1内部に伸び、下流側から上流
側に向けて、排気ファン15、排気フィルタ16をこの
順に順次介装してから二股に分岐し、一方の分岐管11
cの吸込口はげ屋本体1Aに開口し、他方の分岐管11
dの吸込口は可燃物取扱室3の防火壁7よりなる天井6
を貫通してその内部に開口している。
また、排気ダクト11の吸込口端部11bは排気フィル
タ16と二股分岐部との間で圧力逃しダクト17の一端
を連結している。
圧力逃しダクト17はその吸込口端部17aが可燃物取
扱室3の耐火壁7よりなる側壁を貫通して、その内部に
伸びて開口しており、圧力逃しダクト17の途中には上
流から下流に向けて、グラビテイダンパ18、防火ダン
パ19がこの順に順次介装されている。
圧力逃しダクト17はその吸込口端部17aの吸込口端
から防火ダンパ19までの外表面に耐火処理を施してお
り、建築基準法上の防火区画に構成されている。
グラビテイダンパ18は二酸化炭素消火設備9の作動に
より可燃物取扱〒3へ二酸化炭素が放出されて、その室
内圧が設定圧を超えたときに開放するように構成されて
いる。
グラビテイダンパ18の設定圧は、排気ダクト11の吸
込口における負圧的0.OO01Ng/ci以上とし、
また耐火壁7を構成する躯体および建具のうち最も弱い
部分、例えば扉や耐火ガラス等の強度的0.03Kg/
cI!未満とする。
グラビテイダンパ18の設定値を約o、oo。
1〜0.03都/+ff1未満とすることで、常時は圧
力逃しダクト17に空気の流れが生じないため、排気用
ダクト11の排気性能には悪影響を与えることがない。
また、火災発生時にも加熱された空気はグラビテイダン
パ18までしか到達しないので、防火ダンパ19は閉鎖
せず、可燃物取扱室3内に二酸化炭素が供給された際に
は、その圧力でグラビテイダンパ18が開放される。
また、防火ダンパ19は可燃物取扱室3内の火災に対す
る二酸化炭素による窒息消火が失敗して、可燃物取扱室
3の室温が設定温度以上に昇温したときにr11鎖する
ものであり、この設置は消防法上で義務付()られてい
る。
ところで、圧力逃しダクト17から外気へ排気される気
体は可燃物取扱室3内の空気だけではなぐ、放出された
二酸化炭素も若干歯まれると考えられる。
そこで、圧ノj逃しダクト17の開口部面積に対応した
量の二酸化炭素を二酸化炭素消火設備87)1ら可燃物
取扱室3内へ付加供給するようにして、窒息消火能力の
低下を防止している。
上記圧力逃しダクト17の開口部面積は以下の計算式に
よって与えられる。
ここで、Xは開口部面fa (m) 、Qは二酸化炭素
放出型ffi (KN/1n ) 、Pは二酸化炭素を
放出した後の可燃物取扱室3の室内圧(K’j / C
i)である。
ただし、室内圧Pは可燃物取扱室3が完全密閉と考える
と1.43に9/cmで与えられる。
この圧力逃しダクト17は消防法規上の規定により、可
燃物取扱室3の天井高の2/3よりも上の高さに設ける
ものとする。
一方、可燃物取扱室3を消火対象とする二酸化炭素消火
設備9は圧縮液化した二酸化炭素を貯蔵する二酸化炭素
貯蔵容器20の複数本を、建屋本体1A内における可燃
物取扱室3の外部に配置し、これら二酸化炭素配管容V
S20に接続された二酸化炭素配管21の吐出口端部は
複数膜218.21b、21cに分岐し、第1の分岐管
21aは、可燃物取扱室3の側壁4を気密に貫通して、
その内部に伸び、軸方向に複数の噴射ヘッド22を設け
て、これら噴射ヘッド22より二酸化炭素を放出するよ
うになっている。
二酸化炭素配管21の第2の分岐管21bの吐出端は可
燃物取扱室3の外部にて排気ダクト11の分岐管11d
の途中に、二酸化炭素防火ダンパ23を介して接続され
、二酸化炭素配管21の第3の分岐管21cの吐出端は
可燃物取扱室3の外部にて給気ダクト10の分岐管10
dの途中に、二酸化炭素防火ダンパ23を介して接続さ
れている。
これら二酸化炭素防火ダンパ23は二酸化炭素配管21
に二酸化炭素が導入されたときに、加圧されて反転し、
排気ダクト11の分岐管11dおよび給気ダクト10の
分岐管10dの各吐出口端部の流路を切換えて、給、排
気ダクト10.11側流路を閉じ、可燃物取扱室3への
給、排気を強制的に停止させる一方で、給、排気ダクト
10゜11の各分岐10d、11dを二酸化炭素配管2
1に連通させるようになっている。
なお、可燃物取扱室3には消防法上の規定により、側壁
4、床5、天井6に原則として隙間を設けてはならない
ので、ダクト等が側壁4および天井6を貫通する貫通部
にはブーツラバー24を設けて、気密処理を施している
次に、本実施例の作用について述べる。
可燃物取扱v3内で火災が発生する前の正常時には、こ
の可燃物取扱室3内と、放射線管理建屋1の建屋本体1
A内部とは換気装置8により換気されている。
すなわち、給気ダクト10の吸込端10aより吸入され
た外気は給気フィルタ12でろ過されて清浄空気に浄化
される。
この後、清浄空気は給気フ?ン13により昇圧されてか
ら、給気ダクト10の各分岐管10C910dの吐出口
より建屋本体1Aと可燃物取扱室3内とへそれぞれ吐出
される。
一方、排気ダクト11の各分岐管11C,11dの吸込
口からは、建屋本体1A内と可燃物取扱室3内の空気が
それぞれ吸込まれる。
この空気は排気ダクト11の排気フィルタ16を通風す
る際に放射能が低減されて浄化され、排気ファン15に
より昇圧されて、清浄空気としてスタック14より外気
へ放出される。
しかし、このとき、可燃物取扱室3に万一、火災が発生
ずと、二酸化炭素消火設備9が動作し、二酸化炭素貯蔵
容器20の開閉弁が開放され、二酸化炭素が二酸化炭素
配管21に吐出され、各二酸化炭素防火ダンパ23がガ
ス圧を加圧されて反転する。
このために、各二酸化炭素防火ダンパ23は給気ダクト
10の分岐管10dおよび排気ダクト11の分岐管11
dの各吐出口端部を給、排気側とは閉鎖する一方で二酸
化炭素配管21とは連通させる。
したがって、可燃物取扱室3への給、排気が強υ1的に
停止されて、可燃物取扱室3が密閏され、これらの各分
岐管10d、11dの各吐出口と、二酸化炭素配管21
の分岐管21aの各噴出ヘッド22より二酸化炭素が可
燃物取扱室3へ放出される。
その結果、可燃物取扱室3内の火災は二酸化炭素により
窒息消火される一方、二酸化炭素の充満により可燃物取
扱室3の室内圧が昇圧して設定圧を超えると、グラビテ
イダンパ18が加圧されて開放する。
これにより、高圧化された可燃物取扱室3内の空気と二
酸化炭素との混合ガスが圧力逃しダクト17を通って、
排気ダクト11の途中に流出し、排気フィルタ16を通
過する際に放射能等を低減されて浄化され、さらに、排
気フィルタ16により昇圧されてから、清浄ガスとして
スタック14より外気へ放出され、可燃物取扱室3の過
圧が防止される。
すなわち、本実施例では可燃物取扱室3内の空気および
二酸化炭素の混合ガスを排気フィルタ16により浄化し
てから外気に放出するので、外部環境を汚染することは
防止される。
また、可燃物取扱室3内の二酸化炭素が圧力逃しダクト
17および排気ダクト11を通って外気に放出されるの
で、その放出弁に相当する二酸化炭素が二酸化炭素貯蔵
容器20より可燃物取扱室3内へ追加補充され、窒息消
火に必要な二酸化炭素が常に供給される。
しかしながら、万一、可燃物取扱室3内の二酸化炭素に
よる窒息消火に失敗した場合には、可燃物取扱室の室温
が昇温して所定温度を超えると、防火ダンパが閉じて圧
力逃しダクトが開基し可燃物取扱室が密閉される。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、二酸化炭素放出時の可燃
物取扱室内の過圧を、圧力逃しダクトおよび排気ダクト
を通して逃すようにしたので、可燃物取扱室の過圧を防
止して肚仝性向上を図ることができる。
また、可燃物取扱室内より外気へ放出される空気と二酸
化炭素とを排気フィルタで浄化することができ、外気の
汚染を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明に係る放射線管理建屋の一実施例の全体構成
を示す模式図である。 1・・・放射線管理建屋、1A・・・建屋本体、3・・
・可燃物取扱室、8・・・換気装置、9・・・二酸化炭
素貯蔵容器、10・・・給気ダクト、11・・・排気ダ
クト、16・・・排気フィルタ、17・・・圧力逃しダ
クト、18・・・グラビテイダンパ、19・・・防火ダ
ンパ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、建屋本体内に収容されて防火区画に構成される可燃
    物を取扱う可燃物取扱室と、この建屋本体内および可燃
    物取扱室内の気体を排気フィルタに通してから外気に排
    気する排気ダクトと、上記可燃物取扱室内の火災発生時
    にこの可燃物取扱室に連通する上記排気ダクトと給気ダ
    クトの連通部を閉塞して二酸化炭素を放出し、火災の窒
    息消火を行なう二酸化炭素消火設備とを有する放射線管
    理建屋において、上記可燃物取扱室内を圧力逃しダクト
    を介して上記排気ダクトの排気フィルタの上流側に連通
    させ、この圧力逃しダクトには、上記二酸化炭素の放出
    により可燃物取扱室の室内圧が設定圧を超えたときに開
    放するグラビティダンパと、設定温度を超えたときに閉
    鎖する防火ダンパとを介装したことを特徴とする放射線
    管理建屋。 2、圧力逃しダクトは、可燃物取扱室内にて開口する開
    口端から防火ダンパを介装する箇所までのダクト外表面
    に耐火処理を施している特許請求の範囲1項に記載の放
    射線管理建屋。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5730777A (en) * 1993-07-16 1998-03-24 Peter Mosborg Peterson Method and apparatus for performing operations
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