JPS6379392A - 埋込み構造半導体レ−ザの製造方法 - Google Patents

埋込み構造半導体レ−ザの製造方法

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JPS6379392A
JPS6379392A JP22540186A JP22540186A JPS6379392A JP S6379392 A JPS6379392 A JP S6379392A JP 22540186 A JP22540186 A JP 22540186A JP 22540186 A JP22540186 A JP 22540186A JP S6379392 A JPS6379392 A JP S6379392A
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JP
Japan
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layer
semiconductor laser
semiconductor
vapor phase
growth
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JP22540186A
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Yoshitake Katou
芳健 加藤
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、高速変調動作する埋込み溝道半導体レーザの
製造方法に関する。
(従来の技術) 半導体レーザーは光フアイバー通信の光源として実用化
が始まっている。この用途に用いられる半導体レーザー
は、高速変調が可能でかつ高い効率で発振することが望
ましい。特に、光ファイバの低損失化の進展にともない
、1100kを越える無中継伝送が可能となりつつある
ので、このような要請はより強くなっている。
高速変調を実現する半導体レーザとして、活性領域の左
右両側が高抵抗半導体で形成された埋込み溝道半導体レ
ーザがある。第2図は、この半導体レーザの断面図であ
る。このような構造の半導体レーザのp (!1.1 
を極26とn(!lll?lt極27に通電すると、高
抵抗半導体はその抵抗率が非常に高いため電流ブロック
層として1動さ、電流は活性領域21に集中して流れる
。この構造では、pn接合は活性領域21を上下からは
さんだ幅約1pmの領域にしか形成されない。その為こ
の半導体レーザの静電容量は約1pFと非常に小さくな
り、電流ブロック層にpn逆接合を用いた半導体レーザ
の静電容量に比べると約1710に低減出来る。従って
、時定数は非常に短かくなりI Gb/s以上の高速変
調が可能となる。
この半導体レーザの従来の製造方法は、アプライド・フ
ィジックス・レターズ(Appl、 Phys、 Le
tt、)。
48巻、1986年、1572〜1573頁に詳述され
ている。
初めに、半導体基板25上にnバッファ層23、活性領
域21、pクラッド層22、pキャップ層28が積層さ
れたダブルへテロ(DH)結晶を通常の方法で得る。次
に高抵抗半導体を埋込むための溝を活性領域21が横幅
約1ミクロンになるようにケミカルエツチングにより形
成する。この溝が形成されたDH結晶を気相成長炉内に
設置し、成長温度に達するまでこのDH結晶を昇温する
。この時の成長温度は通常600〜700°Cである。
成長温度に達すると同時に、高抵抗半導体24の成長ガ
スを気相成長炉内に流し、高抵抗半導体24の気相埋め
込み成長を行う。その後、通常の半導体レーザプロセス
を用いて、第2図に示す半導体レーザを得る。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の製造方法で製作された電流ブロック層に高抵抗半
導体24を用いた埋込み構造半導体レーザでは、室温(
30°C)における発振閾電流Ithが20〜30mA
、最高動作温度Tmが100°Cであった。これらの値
は、電流ブロック層にpn逆接合を用いた半導体レーザ
のIthが15m、A、 Tmが130°Cであること
を考えると、若干劣る。このように、従来の製造方法で
は、低閾電流、高温動作する半導体レーザが得られない
問題があった。
本発明の目的は、低閾電流、高温動作し、かつ高速変調
動作が可能な埋込み構造半導体レーザの製造方法を提供
することにある。
本発明は、活性領域が該活性領域の屈折率より低い屈−
折率を有し、かつ該活性領域の禁制帯幅より大きい禁制
帯幅を有する半導体で囲まれ、活性領域の上側の層およ
び下側の層のうち一方がn型、他方がp型で、かつ活性
領域の左右両側の埋め込み領域が高抵抗半導体で形成さ
れた埋込み構造半導体の製造方法において、高抵抗半導
体の気相埋込み成長直前に気相ガスエツチングを行うこ
とを特徴とする。
(作用) III −V族化合物半導体を高抵抗化するためにドー
ピングされる不純物元素には、鉄(Fe)、クロム(C
r)、コバルト(Co)、バナジウロム(V)、チタニ
ウム(Ti)等がある。例えば、FeがInPにドーピ
ングされるとInPの伝導帯下の深い位置に不純物準位
が形成される。この不純物準位がInPのキャリアを捕
獲して、キャリア濃度が激減し、InPが高抵抗化する
この高抵抗半導体の気相成長法には、有機金属気相成長
法とハライド輸送気相成長法がある。
我々はハライド輸送気相成長法の中の■族原料を水素化
ガスとして輸送するハイドライド気相成長法を用いてF
eドープ高抵抗1nPを成長した。基板にはFeドープ
高抵抗基板を用いた。成長温度、成長時の成長ガス濃度
を同じ条件とし、一方の成長では基板が成長温度に達す
ると同時にFeドープInPの成長を行なった。他方の
成長では基板が成長温度に達したときはじめに気相ガス
エツチングを行ない連続してFeドーフゴnPの成長を
行なった。気相ガスエツチングはFeドープInP成長
ガス雰囲気にHCIを添加じて行なった。
この成長層の抵抗率を成長層に電極を付けて測定したと
ころ前者は5Ωcm、ガスエツチングを行なった後者で
は106ΩCmであった。この原因を明らかにするため
、この試料の膜厚方向の2次イオン質量分析を行なった
ところ、前者では基板と成長層界面にシリコン(Si)
、酸素(0)、炭素(C)等の不純物が検出され、特に
Siは界面で1017以上の濃度であった。一方気相ガ
スエッチングを行なった方では、界面でのこれら不純物
はまったくみちれなかった。従って、気相ガスエツチン
グをしなかった方で抵抗率が極めて小さかったのは基板
界面にあるSiドープInP層が高い導電性を示しこの
影響を受けたためと分かった。
以後の実験により基板と成長層で検出された不純物は基
板を成長装置に入れ成長温度までy−温しただけで、基
板表面に付着していることが分かつた。更に、気相成長
法に依らないことが分かった。
従来の埋込み溝道半導体レーザの製造方法では高抵抗半
導体の埋込み領域界面にこの導電層が形成されており、
半導体レーザに通電された電流の一部がこの導電層を流
れる。そのため、この半導体レーザは低閾電流で動作せ
ず、かつこの導電層は高温になるほど導電性が高まり高
温動作が得られない。
本発明の製造方法では埋込み層界面での導電層はなく、
得られる半導体レーザは低閾電流、高温動作が得られる
(実施例) 第1図は本発明の一実施例を説明するのに用いたハイド
ライド気相成長装置の概略図である。製作した半導体レ
ーザは第2図に示す構造である。まず、通常の結晶成長
方法(本実施例では液晶成長法)によりDH結晶を得た
。このDH結晶は活性領域21がノンドープInGaA
sP(禁制帯幅Eg = 0.95eV)、pクラッド
層22が亜鉛(Zn)をI X 10”cm−3ドープ
したInP、 pキャップ層28がZnを8 X 10
1”cm=ドープしたInGaAsP(Eg= 1.1
3eV)、nバッファ層23が硫黄(S)をI X 1
018cm−3ドープしたInP層で構成されており、
半導体基板25はSが5 X 10110l8ドープさ
れたInPとした(この実施例では液晶成長法を用いた
が、気相成長法でもよい)。
このDI結晶に埋込み領域となる溝を5i02の選択マ
スクを用いてケミカルエツチングにより形成した。その
時、活性領域の横幅は約1pmとした。
その後、気相成長法を用いて哩込み領域へ高抵抗半導体
24としてFeドープInPの埋込み成長を行った。埋
込み成長には、第1図に示したハイドライド気相成長装
置を用いた。先ず、溝の形成されたDH結晶を成長装置
の待機室19に設置し、加熱炉18によりソースの置か
れた領域を830°C1成長温度を600°Cになるよ
う加熱した。この時、供給管14にH2キャリアガスに
PH325cc/minを加えて流した。
一方、Feを20mo1%添加したFe/Inソース1
5に供給管11よりHCIを3cc/min含むH2キ
ャリアガス、Inソース17に供給v13によりHCI
を7cc/min含むH2キャリアガスを流した。導入
管12にはH2キャリアガスにPH3PH315cc7
及びHCI 5cc/minを供給した。この成長装置
では、導入管12にHCIを流すことにより気+目ガス
エッチ雰囲気が形成され、MCIを停止するとFeドー
プ高抵抗1nP成長雰囲気が形成される。
成長温度が600’Cに達したとき、DH結晶を成長室
16に移動させ、先ず気相ガスエッチを行い、その後導
入管12のHClの供給を止めFeドープInPの埋込
み成長を行った。成長後、DH結晶を待機室19に移動
し降温した。埋込み成長されたDH結晶は通常のレーザ
プロセスにより埋込み構造半導体レーザにした。
このレーザの室温における発振閾電流は15mA、最高
動作温度は125°Cであり、低閾電流高温動作が実現
した。同時に、5GHzの高速動作が確認された。
上記実施例では、気相成長法にハイドライド気相成長法
を用いたが、他のハライド輸送気相成長法、例えば有機
金属気相成長法でも良い。
上記実施例においては、高抵抗半導体を得るための不純
物としてFeを用いたが、この不純物に限定されないの
゛は明らかである。
上記実施例では、活性領域に波長1.3ミクロンで発振
する組成のInGaAsPを用いたが、この組成に限定
されないのは明らかである。
上記実施例では、高抵抗電流ブロック層14にInPが
用いられたが、InGaAsPでも良い。
上記第1、第2の実施例では、InGaAsP/InP
半導体材料が用いられたが、GaAlAsノGaAs。
InGaAlAs/InP等の他のIII −V族半導
体材料がちなる半導体レーザーにも同様に適用可能であ
る。
上記実施例では、活性領域の上側の層をp型、下側の層
全n型としたが、上側の層をn型、下側の層をp型とし
ても良い。
(発明の効果) 本発明の製造方法による埋込み構造半導体レーザは、低
閾値電流および高温で発振する。また、pn接合部がス
トライプ状の活性領域をはさんでしか形成されないため
高速の変調が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を説明するのに用いた気相
成長装置の概略図であり、第2図は、高抵抗半導体を有
する埋込み構造半導体レーザの断面図である。 11.13.14・・・供給管、   12・・・導入
管、15−Fe/Inソース、   16−・・成長室
、17・・・Inソース、     18・・・加熱炉
、19・・・待機室、     21・・・活性領域、
22・・・pクラッド層、   23・・・nバッファ
層、24・・・高抵抗半導体、  25・・・半導体基
板、第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 活性層を、当該活性層の屈折率よりも低い屈折率を有し
    、かつ、活性層の禁制帯幅よりも大きい禁制帯幅を有す
    る半導体で挟み込んだ構造を少なくとも備えた積層構造
    を形成する結晶成長工程と、前記活性層内の活性領域と
    なる領域の両側に溝を形成するエッチング工程と、気相
    成長装置内でガスエッチングを行なうガスエッチング工
    程と、前記気相成長装置内でガスエッチング工程に引き
    つづいて前記溝中に高抵抗半導体を埋め込み成長する気
    相成長工程とを少なくとも備えていることを特徴とする
    埋込み構造半導体レーザの製造方法。
JP22540186A 1986-09-22 1986-09-22 埋込み構造半導体レ−ザの製造方法 Pending JPS6379392A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0277187A (ja) * 1988-06-30 1990-03-16 Furukawa Electric Co Ltd:The 半導体レーザ素子
KR101018116B1 (ko) 2008-11-14 2011-02-25 삼성엘이디 주식회사 질화물 반도체 소자 및 그 제조방법

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JPS61210689A (ja) * 1985-03-14 1986-09-18 Fujitsu Ltd 半導体レ−ザの構造及び製造方法

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