JPS637904A - 自動車内装基材用成形素材の製造方法 - Google Patents

自動車内装基材用成形素材の製造方法

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JPS637904A
JPS637904A JP15329286A JP15329286A JPS637904A JP S637904 A JPS637904 A JP S637904A JP 15329286 A JP15329286 A JP 15329286A JP 15329286 A JP15329286 A JP 15329286A JP S637904 A JPS637904 A JP S637904A
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JP
Japan
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mat
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fleecy
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same
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JP15329286A
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Takeshi Shibata
健 柴田
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TAKEHIRO MOKUZAI KOGYO KK
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TAKEHIRO MOKUZAI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、自動車の内装材において使用される基材用
成形素材を製造するための方法に関するものである。
(従来の技術) 従来より、原料としては、主として木質パルプと麻、綿
等からなる主原料に、バインダー剤としてフェノール類
と熱可塑性物質(例えば、ポリエチレン)とからなるサ
イズ剤類を所定の割合で混合したものが使用されている
まず、上記の原料は解繊工程を経る。ここで、繊維類の
解繊に加え、パルプ類、サイズ剤類との再混合を行なう
のである。次いで、マット抄造工程へ移送される。この
場合には、ブロアーによってエアー搬送される。そして
、抄造工程において一定の目付は石を持ったフリース状
のマット素材とされる。
次に、マット素材は持運びの便宜のために、ベーキング
・プレス工程に移される。この工程では、マット素材を
加熱することで、内部の熱可塑性バインダーを軟化させ
、プレス圧締時に同バインダーによって他の原料を繋ぎ
止めてハンドリング性を有するマットとするのである。
そうした後、適当寸法毎にカッティングされ(定尺カッ
ト工程)、成形用金型にて最終的に所望形状に仕上げら
れるのである(成形工程)。
(発明が解決しようとする問題点) 以下に、上記の従来技術の問題点を列挙する。
■従来の場合、ハンドリング性を具備させるために、ベ
ーキングを行なっている。しかし、この工程は、本来、
成型用素材の製造には直接的に関与するものではない。
只単に次工程へ移し変えの際のマットの持運びの便宜の
ためだけに行なっているものである。したがって、素材
を製造するという観点からすれば、不要である。そして
、こういった不要な工程を経ることは、ライン工程数の
増加とともに、製造コストのアップにもつながるもので
ある。
■成形工程において、型クリアランスの小さな金型によ
る圧締がなされると、成形用素材は金型内部で凹凸形状
に従って剪断方向への作用、つまり引張りの力を強く受
ける。このため、素材自体もこの力の作用する方向に沿
ってずれを生じ、部分的に欠肉を生じてしまうことがあ
った。
■一方、特に深絞りが要求される場合には、成形工程を
複数段階に分けて行なうことがある。つまり、予備成形
を行なうわけである。この場合には基材厚さく成形工程
を経た後の厚さ)の1〜3倍のクリアランスを持つ金型
が用いられる。これで、型内へのマット素材のすべり込
みを増加させ、先の引張りの力を低減させようというの
である。加えて、予備成形の対像であるマット素材はベ
ーキング・プレス工程によって引張り強度が高められた
ものであるため(1〜5Kg/ 50mm幅)、このよ
うなものに対する成形型のクリアランスを大きくとれば
、型内への引込み状況がきわめて良くなるため、欠肉の
防止に効果がある、と考えられた。
ところが、欠肉の防止には効果があるものの、素材の引
き込みがよすきることが、逆に素材の局所的な集中を1
Bいていた。例えば、凸部の裾部分等、平面的なマット
素材を立体形状に成形するため、形状的に材料が集中し
やすく、素材の局所的な集中がより一層生じやすい。こ
ういった箇所では表面に皺が寄って、高比重化、樹脂化
といった物性の低下の問題を起すことはよく知られると
ころであり、比重、厚さの不均一により、高周波ウエル
ダー適性(溶着の均一性)も悪化する問題を生じる。
本発明は、こういった問題点に鑑み、製造コストの低減
および、成形性の向上を図らんとしたものである。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本発明は、次の手順によ
って基材を製造することとした。すなわち、パルプ類、
mm類、サイズ剤等を配合した解繊原料を、抄造工程を
経てフリース状のマット素材とした後、このマット素材
を基材となす成形工程に先立ち予備成形工程へ移送し、
ここで前記マット素材をフリース状態のまま、前記基材
の厚みよりも大きな型クリアランスを持つ成形型に仕掛
けて予備成形することとしたのである。
(発明の作用効果) したがって、本発明は従来と異なり、フリース状態のま
ま予備プレスする点が特徴的である。つまり、ハンドリ
ングのためのベーキング工程を経ないことから、工程が
短縮される。加えて、型クリアランスの充分に大きな成
形型による予備成形である点により、型内部への引張り
の力も低減され、欠肉の発生が抑制される。また、フリ
ース状態であることから比重も低く、高比重化を抑制し
、物性の低下が解消される。さらに、ベーキングあるい
はニードリングによって引張り強度が高くなっていた従
来の素材と異なり、フリース状態にあることから流動性
を有し、つまり皺が発生しに(く、このことから厚さの
均一、比重の均−等が図れる。
(実施例) 以下、本発明を具体化した実施例を図面にしたがって訂
細に説明する。
■原料 本例で使用される原料は、表1のような成分が表1に示
すように、従来の原料は主としてハードボード、インシ
ュレーションボードに利用されている木質パルプと麻、
綿、化繊類からなる主原料に、バインダー剤としてフェ
ノール類と熱可塑性物質(例えば、ポリエチレン、ポリ
プロピレン)とからなるサイズ剤類を所定の割合で混合
した原料が使用される。
■成形用素材の製造工程 まず、上記の原料は解1iiiへと供給され、従来と同
様にして解繊およびU合がなされる。そして、ブロアー
2にてエアー搬送され、次のマット抄造工程へ移送され
る。
ブ[1アー2にて搬送されてくる原料Mは、まずボツバ
3内に投入され、下方のタンク4に落下する。次いで、
原料Mは一対のコンベヤよりなる定m供給機5にて左右
にほぼ均等に振り分けられ、回転可能な抄造機6によっ
て搬送用コンベヤ7゜8へ吹付けられる。このことによ
って、はぼ一定の目付は量を持ったフリース状のマット
FMが得られる。このようにして、左右の両コンベヤ7
゜8によって抄造がなされるが、第2図の左側では重ね
合せ用コンベヤ9によってマットFMが反転した状態で
搬送され、再び図示右側で他のコンベヤ8によって搬送
されてくるマットFMと重ね合せられ、フリース状のマ
ット素材MSとなる。
従来では、この工程の後、ハンドリング性を付与するた
めに、ベーキング又はニードリングの工程を経ていたが
、本例ではこれを経ることなく、成形ラインに載せて直
ちに予備プレス工程へ移される。つまり、フリース状態
のまま予備成形するわけである(第3図から第5図参照
)。
ここで使用される金型11.12は、型クリアランスが
基材に厚さの2〜6倍(5〜15mm)に設定されたも
のが使用されている。成形に際しては、所定の条件下(
型440〜200℃、圧締圧力5〜10klJ/ ai
、圧締時間5〜30sec)でなされる。
このように、型クリアランスを太き(設定しているため
、型内部での引張り力も低減され、したがって欠肉の発
生が防止される。また、マット素材MSはフリース状態
にあることから、引張り強度が低く (0,05〜0.
11c+150+am幅)、型11゜12の圧締に伴う
素材の引込みは従来に比して著しく緩和される。したが
って、材料の集中化が解消され、加えてマット素材MS
が低比4 (o、oos〜0.05 )であることから
、圧締後の高比重化の防止にも効果がある。また、圧締
に伴って素材MS1.:皺が寄るようなことがあっても
、素材MSは結合力が低く、流動性があるために皺伸し
効果も発揮され、このことによって圧締後の素材厚さ、
その他物性が均一なものとなる。こうして1qられた予
備成形マットYMの物性は、目付けm1〜3kg/ 7
4、引張り強度1〜5kg1501im幅であった。
この予備成形マットYMは、次の本成形工程へ移される
(第6図から第8図参照)。
ここで使用される金型13.14は、基材Kに対応して
形成されたものであり、成形面の因縁には基材にの不要
部分を切り落すための縁切り刃15が設けられている。
なお、この縁切り刃15については子局成形の金型11
.12に設け、予備成形の段階で予めトリミングしてお
くようにしてもよい。
さて、本成形においては、型温180〜230℃、圧締
圧力1o 〜30ka/ cd1圧締時間15〜40S
eCの条件下で行なわれ、最終的に所望とする基材Kが
取出される。そして、こうして取出された基材には厚さ
、比重共にほぼ均一なものとなり、強度および高周波ウ
エルダー適性(溶着の均一性)に優れる。
なお、取出された基材にの物性は、目付は量1〜3に9
/rIt1比重0.7〜1.0、曲げ強度300〜60
0k(1/尻であった。
【図面の簡単な説明】
第1図から第8図は本発明方法に係る工程の概略を示し
ており、第1図は解繊工程を示す断面図、から第8図は
それぞれ本成形工程を示す断面図である。 M・・・原料 MS・・・マット素材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. パルプ類、繊維類、サイズ剤等を配合した解繊原料を、
    抄造工程を経てフリース状のマット素材とした後、この
    マット素材を基材となす成形工程に先立ち予備成形工程
    へ移送し、ここで前記マット素材をフリース状態のまま
    、前記基材の厚みよりも大きな型クリアランスを持つ成
    形型に仕掛けて予備成形することを特徴とする自動車内
    装基材用成形素材の製造方法。
JP61153292A 1986-06-30 1986-06-30 自動車内装基材用成形素材の製造方法 Expired - Fee Related JPH0679809B2 (ja)

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JPS637904A true JPS637904A (ja) 1988-01-13
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01275102A (ja) * 1988-04-28 1989-11-02 Toyota Motor Corp 木質系成形体の製造装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59204531A (ja) * 1983-05-09 1984-11-19 Daiken Trade & Ind Co Ltd 立体成形品の製造方法

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JPH01275102A (ja) * 1988-04-28 1989-11-02 Toyota Motor Corp 木質系成形体の製造装置

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