JPS62207605A - 自動車内装用基材を成形するための素材の製造方法 - Google Patents

自動車内装用基材を成形するための素材の製造方法

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JPS62207605A
JPS62207605A JP4946886A JP4946886A JPS62207605A JP S62207605 A JPS62207605 A JP S62207605A JP 4946886 A JP4946886 A JP 4946886A JP 4946886 A JP4946886 A JP 4946886A JP S62207605 A JPS62207605 A JP S62207605A
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JP
Japan
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raw material
bag
molding
stock
pouring bag
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JP4946886A
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English (en)
Inventor
Takeshi Shibata
健 柴田
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TAKEHIRO MOKUZAI KOGYO KK
Original Assignee
TAKEHIRO MOKUZAI KOGYO KK
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、自動車の内装材において使用される基材が
、所定形状に成形される前段階での素材を製造J゛るた
めの方法に関するものである。
(従来の技術) 以下に、従来の製造方法を説明する。
■原料 従来使用される原料は、表1のような成分が配合されて
いる。
表1に示すように、従来の原料は主としてハードボード
、インシュレーションボードに利用されている木質パル
プと麻、綿、化繊類からなる主原料に、バインダー剤と
してフェノール類と熱可塑性物質(例えば、ポリエヂレ
ン、ボリブDピレン)とからなるサイズ剤類を所定の割
合で混合した原料が使用される。
■成形用素材のl!J造工程 まず、上記の原料は解11mへと供給される。ここでは
、繊維類の解繊に加え、他の原料であるパルプ類、Iナ
イス類との再混合を行なわせる意義もある。。
原料Mは解繊磯を通った後、ブロアーにて空気搬送され
、次のマツ1〜抄造工程へ移送される(第6図参照)。
ブロアーによって搬送されてくる原料Mは、まずホッパ
10内に投入され、下方のタンク10aに落下する。次
いで、原料Mは一対のコンベヤよりなる定…供給機11
にて左右にほぼ均等に振り分りられ、回転可能な抄造機
12によって搬送用コンベヤ13a、13bへ吹き付け
られる。このことによって、はぼ一定の目付は量を持っ
たフリース状のマットFM”が得られる。なお、このフ
リース状のマットFM−は、コンベヤ13a、13b上
において空気の力を利用して抄造されるため、この抄造
時には上層部に比■の小さなmM類が多く、逆に下層部
には比重の大きなパルプ類が多くなる。また、抄造に際
しては、左右の両コンベN−z13a、13bにおいて
なされるが、図示左側Cは巾ね合l用]ンベA714に
よってマツ1−にM′が反転した状態で搬送され、再び
図示右側で他のコンベヤ13 bによって搬送されてく
るマツ1−FM−ど重ね合けられ、マット素材MSとさ
れる。
次いで、このマット素UMSは持運びの便宜を図るため
の工程に移管される。従来、この工程には2種類があり
、いずれかの方法が選択される。
まず、ニードリングによる方法について説明する(第7
図参照)。
上記のマット素材MSは、搬送途上で高速で上干動する
釦14にて突きさされる。こうして、マットl?5材M
S内の繊維類を絡み合せるわけである。
こうJることで、パルプ類、サイズ剤を抱き込むため、
ニードリング後には持運びが可能なつまりハンドリング
性のあるマット15が得られる。
J、た、他の方法としてベーキング法が知られている(
第8図参照)。
この方法では、マット素材MSに対し搬送途上で、加熱
炉16へ導き、ここで上方からヒータ17による熱風を
吹付け、その一方で下方から熱風を吸引してI11循環
さけている。こうすることで、マツI−素材MS内の化
繊類を含む熱可塑性物質(バインダー月)が軟化する。
この後、プレスローラ18等ににってマット素材MSを
圧締しながら冷2JI Jれば、上記した熱可塑性バイ
ンダー材にJ:って、他の原料が繋ぎ止められるため、
同様にハンドリング性のあるマット15が得られるので
ある。
こうして、いずれかの方法によって得られたハンドリン
グ性のあるマット15は、次工程であるカッティング工
程(第9図に示ず工程)に移送され、スリッター19に
よって定寸毎にカッティングされる。従来は、こうして
成形用素材S−を仕上げていたのである。
■素材の成形工程(第10図参照) 上記のようにして得られた成形用素材S′は、上下一対
の成形用金型20.21に仕掛番ノられる。
この両金型20.21は、型開じ時に一定のクリアラン
スが保有され、かつ」−型2o側には縁切り刃22が備
えられている。しかして、所定の条件下(圧締圧力、加
熱温度、圧締時間等)でプレスを行なえば、所望の内装
用基材が取出される。
(発明が解決しにうどJる問題点) 以下に、上記従来技術の問題点を列挙する。
■従来の場合、ハンドリング性を具備させるために、ニ
ードリングあるいはベーキングを行なっている。しかし
この工程は、本来、成型用素材の製造には、直接的に関
与するものではなく、只単に次工程への移し換えの際の
マットの持運びの便宜のためだけに行なっているもので
ある。したがっ゛て、素材S′を製造するという観点か
らずれば、不要であり、こういった不要な工程を経るこ
とは、ラインエ稈数の増加とともに製造コストのアップ
につながる。
■成形工程時において、成形用素材S′が圧締される際
には、第10図に示すように、図示F矢視方向に引張り
力を受ける9、シたがって、・素材s−はこれに応じた
強度が必要となる。このためには、ニードリング法の場
合では、m雑同士の絡み合いの度合を高める必要があり
、コストの高い長繊維を用いざるを111なくなる。ま
た、べ−4;フグ法の場合では、コス1〜の高い熱可塑
性バインダーが多く必要となり、いずれらロス1−アッ
プを19りちのである。■上記したように、成形用素材
S′は所定の強度が必要となるが、このためにマット素
材MS−は抄造時にあって、層方向に積層しなければな
らない。このために、第6図に示すような特殊の抄造装
置が必要となり、設備費が高くつく。
■従来のマット素44M5−は、表面の密度が粗である
こと、また引張り強度が不足がちである場合には、成形
工程時において型内が充填不足となること等により、エ
ンボス転写等を鮮明になし得ないことがある。
■成形工程において、型による圧締がなされると、成形
用索材S−は上記したような引張りの作用を受けるため
、成形用素材S′自体もこの力の作用りる方向に沿って
ずれを生じ、部分的に欠肉を生じることがある。これと
は逆に、凸部の裾部分等形状的に材料の集まりやすい箇
所では、表面に皺が寄ることがある。こういった部分t
よ、材料の集中に伴って高比重化し、樹脂化してもろく
なるとともに、表面層とその下層側との物性の急激な変
化にJ:って層間剥離を生じることがある。
本発明Cま、こうい゛った問題点に鑑み、製造コストの
低減と、成形性の向上を図らんとしたものである。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本発明は成形工程を経て
自動車の内装材の基材とされる素材の製造方法であって
、前記成形工程に先立って所定の強度を有する材料を用
いて注入袋を形成しておき、この注入袋に対しパルプ類
、lli維類、サイズ剤を配合した解繊原料を充填した
後、袋閉じしておくこととしたのである。
(実施例) 以下、本発明を具体化した実施例を図面にしたがって詳
細に説明する。
(T)原料 本実施例においては、表2に示ずような原料が使用され
ている。
表    2 表1と比較しても分るように、本実施例のものは、従来
の配合品に加えて種々の再生材粉砕品を、増旦材として
添加している。こうすることで、サイズ剤以外の主原料
の配合率を従来に比して、20〜80%と幅広く設定す
ることを可能ならしめでいる。
(II)成形用素材の製造工程 ■注入袋1の製造 まず、通気性を有する素材(例えば、テトロン製素材、
不織布)に熱硬化性樹脂(例えば、フェノール、レゾル
シノール等)を含浸させ、これを一方に開口する所定サ
イズの袋形状として、注入袋1を作製しておく。熱硬化
性樹脂を含浸させるのは、加熱下で行なわれる成形工程
によって注入袋1の−・層面上させるためである。
■注入工程 そして、この注入袋1を枠体2に収納しておく(第3図
状態)。この一方で、表2に示した原料Mを、解繊機3
を用いて解繊しかつ再混合した後、ターボブロアー4に
て適当な輸送管5を通してエアー輸送し、上記した注入
袋1へ注入する。このどきには、エアーは注入袋1を通
過するため、原料Mだけが袋内に残る。そして、一定時
間の経過の後、注入袋1内が原nMで充填されれば、注
入袋1を111しる。かくして、内部にフリース状マッ
1〜FMが封入された、ハンドリング性のある成形用(
、材Sが得られる(第4図参照)。
なd3、)L人に際して、原料Mの充填状況が悪いどぎ
に【ユ、バイブレーションをかけ゛C原料Mの分イII
の均一化を図ることもある。また、注入後に圧締して体
積を小さくしておくこともある。
ところぐ、上記のようにして(qられた成形用素材Sは
、内層には比重の小さな(o、oi〜0.20)フリー
ス状マットFMを持ち、外層には高比重(0,4〜0.
8)の注入袋1によって形成されたものとなっている。
また、この成形用素材Sの引張り強1aは専ら注入袋1
に依存しており、通常5〜30(にす15011幅)程
瓜である。
(I[I)成形工程 素材Sの成形工程は、前述した従来の成形工程と同様に
して行なわれるため、ここでは改めて説明しないが、こ
の成形工程に際して加えられる熱によって注入袋1に含
浸させた熱硬化性樹脂を介して注入袋1と内部のフリー
ス状マットFMとが接合づ−る。
(実施例の効果) 以下、本実施例の効果を列挙する。
■解繊機3を経た原料Mを、注入袋1に直接的に吹込む
ようにしたため、従来の抄造工程が省略され、特殊な抄
造機が不要となる。また、ハンドリング性を保有させる
ための工程さらには定寸カッティングの工程を行なう必
要がなくなる。したがって、工数的にまた設備的に安価
となる。
■成形用素材Sの引張り強度は、専ら注入袋1に依存し
、原料によっていない。このため、原石の選択の自由度
が高く、再生品等種々の粉砕物が利用できる。このため
、原料費の低減を図ることができる。
■また、フリース状マットFM自体は剛性が低いしので
あっても、これを剛性のある注入袋1によって包み込ん
で、成形用累USを2に■1としているため、素材S全
体を高剛性に保持することができる。
■従来の場合、成形用素材Sの表面密度が0.1〜0.
2であったのに対し、本例のものは0.4〜0.8と高
密度であるため、成形時のエンボス転写を鮮明に行なう
ことができる。
■前述したように、成形工程における圧締に際して成形
用素材Sに引張り力が作用すると、従来の場合、素材S
全体に引張り力が作用して欠肉を生しることがあり(@
えば、白部分頂部のコーナ)、後にバッチ材をあてがう
等、補修の必要があった。
しかし、本例の場合、表層、つまり注入袋1にこの引張
り力が作用し、これが充分な引張り強度を有するため、
内部のフリース状マットFMには引張りに伴うずれを生
じることないため、欠肉の発生が可及的に抑制される。
したがって、この点からもエンボス転写の鮮明化が図れ
るとともに、後の補修の必要もない。
■また、従来の場合には皺の発生が原因で、基材が劣化
することがあったが、本例によれば、この点す併せて解
演することができた。すなわち、注入袋1と内部のフリ
ース状マットFMとは、成形完了前は接合していないた
め、成形の進行に伴つて 皺が寄っても、これは内部のフリース状マツ)−FMに
は及ばず、注入袋1だけに及ぶ。このため、成形完了後
にあっても、従来と異なりこの部分がn比重化すること
による物性の低下を生じない。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明方法は、所定の強度を備え
た注入袋を形成しておき、ここへ原料を充填させること
で成形用素材を形成しておくのである。こうすることで
、ハンドリングのための工程、カッティングのための工
程を省略することができるため、工程数の削減によって
作業効率の向上が図られる。また、表層を内部層に比し
て強度的に高めた2F1j構造となっているため、成形
性にも#つれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は注入袋の斜視図、第2図は解繊機を示す断面図
、第3図は注入工程を示す斜視図、第4図は成形用素材
を示ず斜視図、第5図は成形用素材に皺が寄った状態を
示1°拡大断面図、第6図は従来方法に係る抄造機を示
す断面図、第7図は二−ドリンク法を示り゛正面図、第
8図はベーー1ング法を示」正面図、第9図はカッティ
ング■稈を示J止面図、第10図【6L成形1稈庖示り
断面図である3゜ 1・・・)」ニ入袋 M・・・原料 F’ M・・・フリース状マツ1〜 S・・・成形用素材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 成形工程を経て自動車の内装材の基材とされる素材の製
    造方法であって、前記成形工程に先立って所定の強度を
    有する材料を用いて注入袋を形成しておき、この注入袋
    に対しパルプ類、繊維類、サイズ剤を配合した解繊原料
    を充填した後、袋閉じしておくことを特徴とする自動車
    内装用基材を成形するための素材の製造方法。
JP4946886A 1986-03-06 1986-03-06 自動車内装用基材を成形するための素材の製造方法 Pending JPS62207605A (ja)

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