JPS637882Y2 - - Google Patents

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JPS637882Y2
JPS637882Y2 JP1980110191U JP11019180U JPS637882Y2 JP S637882 Y2 JPS637882 Y2 JP S637882Y2 JP 1980110191 U JP1980110191 U JP 1980110191U JP 11019180 U JP11019180 U JP 11019180U JP S637882 Y2 JPS637882 Y2 JP S637882Y2
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JP
Japan
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dynamometer
roller
increasing mechanism
speed increasing
chassis dynamometer
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JP1980110191U
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English (en)
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JPS5732836U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案は、システム全体の小型化を企図したシ
ヤシダイナモメータに関する。
B 考案の概要 被試験車の駆動輪が載せられるローラの内部に
遊星歯車列を利用した増速機構を組み込み、軸長
の短縮に基づく小形化を可能としたシヤシダイナ
モメータである。
C 従来の技術 自動車等の性能試験に使用されるシヤシダイナ
モメータは、そのシステム全体の概略構造を表わ
す第1図に示すように、図示しない被試験車の駆
動輪を載せる一対のローラ1の回転軸2が四つの
軸受台3に回転自在に支持された状態となつてい
る。ローラ1の回転軸2とこの回転軸2に連結さ
れるダイナモメータ4との間には、それぞれカツ
プリング5を介して増速機6とフライホイール7
とが介装されている。
D 考案が解決しようとする問題点 第1図に示すように、ダイナモメータ4を小型
化するためには増速機6を設けてこのダイナモメ
ータ4の入力軸8が高速回転するようにさせれば
良いが、これによつて回転軸2からダイナモメー
タ4までの軸長が長くなり、システム全体の設置
空間も大きく取る必要があるため、土地単価の高
い我が国においては極めて不都合となる。
本考案はこのような観点から、増速機を組み込
んでもなおシステム全体の小型化を企図し得るシ
ヤシダイナモメータを提供することを目的とす
る。
E 問題点を解決するための手段 本考案によるシヤシダイナモメータは、被試験
車の駆動輪が載せられる少なくとも一方のローラ
の内部に遊星歯車列を利用した増速機構を組み込
み、この増速機構を介して前記ローラをダイナモ
メータに接続したことを特徴とするものである。
F 作用 被試験車の駆動輪が回転すると、摩擦力によつ
てローラが回転を始め、このローラの回転が当該
ローラ内部に収納された増速機構により増速され
てダイナモメータに伝達される。
この場合、増速機構がローラの内部に組み込ま
れているため、軸長が短かくなつてシヤシダイナ
モメータの設置スペースを少なくできる。
G 実施例 本考案によるシヤシダイナモメータの一実施例
におけるシステム全体の概略構造を表わす第2図
に示すように、図示しない被試験車の駆動輪が載
置される一対のローラ11の回転軸12は二つの
軸受台13に回転自在に支持されており、一方の
ローラ11からダイナモメータ14側へ突出する
出力軸15も軸受台16に回転自在に支持されて
いる。この出力軸15とダイナモメータ14との
間には、カツプリング17を介してフライホイー
ル18が介装されており、前記一方のローラ11
の内部構造を表わす第3図a及びそのB−B矢視
断面構造を表わす第3図bに示すように、一端に
カツプリング17を有する出力軸15の他端に
は、軸受台16と一体のキヤリア19にピン20
を介してそれぞれ回転自在に支持された複数個
(図では三個)の遊星歯車21と噛み合う太陽歯
車22が形成されている。前記ローラ11はこれ
ら遊星歯車21と噛み合う内歯歯車23と補強部
材24を介して一体化され、この内歯歯車23と
回転軸12とは連結金具25により連結された状
態となつている。
本実施例ではキヤリア19を固定した形式の増
速機構26を採用したが、内歯歯車23を固定し
た形式としても良く、この場合には機構が多小複
雑となる。又、本実施例のように増速機構26を
一方のローラ11内に組み込む他に、両方のロー
ラ11内にそれぞれ設けることも可能であり、こ
のような本考案の他の一実施例におけるシステム
全体の概略構造を第4図に示すが、先に説明した
実施例と対応した同一の符号を記してある。
従つて、被試験車の駆動輪の回転に伴つてロー
ラ11が内歯歯車23と共に回転を始め、遊星歯
車21により出力軸15が増速された状態となつ
てダイナモメータ14の入力軸27が高速回転す
る。この場合、増速機構26は一方のローラ11
内に組み込まれた状態となつているため、回転軸
12からダイナモメータ14までの軸長を、増速
機構26を設けていない場合と同程度とすること
が可能であり、システム全体の設置空間が小さく
て済むと同時にダイナモメータ14自体もコンパ
クト化し得る。
H 考案の効果 本考案のシヤシダイナモメータによると、遊星
歯車列を利用した増速機構をローラ内部に組み込
むようにしたため、シヤシダイナモメータ全体を
小型化することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のシヤシダイナモメータシステム
全体の概略を表わす配置図、第2図は本考案の一
実施例におけるシヤシダイナモメータ全体の概略
を表わす配置図、第3図aはその増速機構の構造
を表わす断面図、第3図bはそのB−B矢視断面
図、第4図は本考案の他の一実施例におけるシヤ
シダイナモメータ全体の概略を表わす配置図であ
る。 又、図中の符号で11はローラ、14はダイナ
モメータ、19はキヤリア、21は遊星歯車、2
2は太陽歯車、23は内歯歯車、26は増速機構
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被試験車の駆動輪が載せられる少なくとも一方
    のローラの内部に遊星歯車列を利用した増速機構
    を組み込み、この増速機構を介して前記ローラを
    ダイナモメータに接続したことを特徴とするシヤ
    シダイナモメータ。
JP1980110191U 1980-08-02 1980-08-02 Expired JPS637882Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980110191U JPS637882Y2 (ja) 1980-08-02 1980-08-02

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980110191U JPS637882Y2 (ja) 1980-08-02 1980-08-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5732836U JPS5732836U (ja) 1982-02-20
JPS637882Y2 true JPS637882Y2 (ja) 1988-03-08

Family

ID=29471338

Family Applications (1)

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JP1980110191U Expired JPS637882Y2 (ja) 1980-08-02 1980-08-02

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5339901B2 (ja) * 1974-03-06 1978-10-24

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5339901U (ja) * 1976-09-10 1978-04-07
JPS5544198Y2 (ja) * 1976-12-11 1980-10-17

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5339901B2 (ja) * 1974-03-06 1978-10-24

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Publication number Publication date
JPS5732836U (ja) 1982-02-20

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