JPS6378751A - 印刷方法及び装置 - Google Patents

印刷方法及び装置

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JPS6378751A
JPS6378751A JP61224211A JP22421186A JPS6378751A JP S6378751 A JPS6378751 A JP S6378751A JP 61224211 A JP61224211 A JP 61224211A JP 22421186 A JP22421186 A JP 22421186A JP S6378751 A JPS6378751 A JP S6378751A
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JP
Japan
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printing
web
speed
plate
running
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Pending
Application number
JP61224211A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Karakawa
唐川 公一
Tatsuhiko Yoshimatsu
吉松 龍彦
Hideyuki Tsuchimoto
土本 英幸
Katsumi Hiwatari
樋渡 克己
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KIYOKUTOO INTERNATL KK
Kyokuto International Corp
Original Assignee
KIYOKUTOO INTERNATL KK
Kyokuto International Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS6378751A publication Critical patent/JPS6378751A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、印刷方法及び装置に関し、特に走行するウェ
ブに異なった寸法のパターンを印刷する方法及び装置に
関する。
(従来の技術) 従来より走行するウェブに印刷を行なうものは各種知ら
れており、代表的なものとして凹版輪転印刷機、平版・
オフセット輪転印刷機及び凸版輪転印刷機がある。
ところが、これらの印刷機でリピート長(1サイクルの
長さ)の異なる印刷を行なう場合には、印版の変換と同
時に版胴の実効直径も変える必要があった。従って各種
直径の版胴を備えておかねばならなかった。特にグラビ
ア印刷の場合、版胴に直接印刷パターンがエツチングさ
れているので、版胴全体を交換する必要があり、同一径
であっても版毎に多数の版胴を保存しておかねばならな
いという問題があった。
従って、版胴交換の繁雑さ及び段とり時間の長さの由に
例えばウェブの1種である段ボールを製造するライン内
で同時に所望のリピート長の輪転印刷を行なうことは実
務的には不可能で、段ポールシートに切断されてから枚
葉印刷を行なうことや少数ではあるが段ボールライナに
オフラインでプレプリントを行なうことが一般に普及し
ている。
段ボール製造とインラインで特殊なパターンを印刷する
ことは知られている(例えば、英国特許第125609
7号明細書参照)。この特殊なパターンは印刷長が限定
されない連続模様であるから、どこからでも段ボールシ
ートに切断することからできるものである。逆に言えば
、任意のリピート長を有するパターンは印刷することが
できないものである。
尚、本明細書中で使用する「インライン」という用語は
「ウェブの加工ラインと同じラインで」を意味する。ま
たウェブには段ボールライナに限ることなく、袋用クラ
フト紙、フィルムなども含まれることは勿論である。
(発明が解決しようとする問題点) 従って本発明の目的は以下に列挙するとおりである。
■ 版胴の直径を実質的に変えることなく異なったリピ
ート長のパターンを走行するウェブに印刷する方法及び
装置を提供すること。
0 段ポールライチのようなウェブにインラインで異な
ったリピート長のパターンを印刷する方法及び装置を提
供すること。
O走行するウェブの走行速度と版胴の周速とを所望の比
率で異ならしめること。
O版胴の周速とウェブの走行速度が異なっていても、印
刷に必要なインキ量を供給し、適正な濃度の印刷を得る
こと。
■ 適正なインキング方法及び装置を提供すること。
その他本発明の目的とするところは以下の説明及び図面
から明らかになるであろう。
前記目的を速やかに達成し得る本発明の主旨とするとこ
ろは、走行するウェブに輪転印刷を行なう方法において
、走行するウェブの走行速度を検出し、前記ウェブの走
行速度に対して版胴の周速が非同期となるように一定の
変化率で版胴を回転させ、定点カットマークを含む印刷
されるべきパターンを印刷時に周方向となる方向に印刷
パターンの寸法と異なる比率で製版した印版で前記ウェ
ブに印刷を施すことを特徴とする印刷方法、及び走行す
るウェブに印刷を行なうものにおいて、ウェブの走行を
制御する走行制御手段と、前記ウェブの走行速度を検出
する速度センサと、印刷バタンの寸法と異なる比率で製
版された印版が装着される版胴と、該版胴を直接又は間
接に駆動する駆動手段と、前記版胴に走行するウェブを
接触せしめる圧胴と、前記速度センサからの信号に基づ
いて一定の変化率で版胴の周速を異ならしめるための非
同期信号を前記駆動手段に与える制御手段とを備えたこ
とを特徴とする印刷装置である。
(発明の構成及び作用) 本発明の詳細について、図面に例示した実施態様を参照
しながら説明するが、本発明がこれらの実施態様に限定
されないことは言うまでもない。
第1図は、本発明装置の第1の実施態様を示す構成図で
、オフセットグラビアコータをインキング手段として用
いている。アンワインダ20に保持されたウェブ10を
走行させながら印刷を行なった後リワインダ22に巻き
取るものである。ウェブロール16としてアンワインダ
20に回転可能即ち繰出し可能に保持されたウェブ10
は、リワインダ22に引っ張られながら走行する。前記
ウェブ10の走行中は、走行制御手段の1種であるサク
ションブレーキ24でブレーキがかけられ、走行ウェブ
10がたるむことがなくなる。
本発明では、ウェブと印版とが非同期的に動くので、ウ
ェブと印版との間には必然的にスリップが生ずる。また
後述するようにウェブの走行速度を測定しながら、版胴
の回転即ち印版の回転を制御して所望のリピート長を得
るようにすることが多いから、ウェブが異常に走行しな
いように制御しなければならない。
走行制御手段として、第1図においてはサクションブレ
ーキ24t−用いてテンションコントロールを行なった
がこれに限ることなく、例えばアンワインダ20それ自
体にブレーキを設けてもウェブ10の走行を制御し得る
ものである。また、圧胴40と走行ウェブ10とがスリ
ップしないようにするには、圧胴40それ自体をサクシ
ョンロールにしても良い。更には、圧胴40 と同期的
に回転するニップロール(図示せず)でウェブ10を挾
んでも良い。要は、ウェブ10の走行速度と、速度セン
サ36の検出速度とが相違しないようにウェブ10の走
行が制御されれば良い。
走行ウェブ10は第1及び第2のガイドロール32.3
4を経て圧胴40へ至る。前記第1のガイドロール32
には、走行ウェブ10の走行速度を測定するための速度
センサ36が圧接されてりる。
この速度センナ36は、第1のガイドロール32に取付
けることに限定されることなく第2のガイドロール34
や圧胴40に取付けることも可能であるが、印刷後は印
刷面を汚損するおそれがあるので不適当である。要は印
刷前であってなるべく圧胴40に近い場所であれば良い
。圧胴40は、通常はウェブ10と同一速度となるよう
に回転するので圧胴40に速度センサ36を取付けるよ
うにしてもよい。
圧胴40は走行ウェブ10を版胴42上の印版44に接
触せしめるものである。印版44と走行ウェブ10とは
、輪転印刷機械であるから、極めて幅の狭い実質的な線
接触である。本発明では、走行ウェブ10と印版44と
は(・わゆるキスタッチと呼ばれる比較的小さな圧力で
接触しており、版胴42側及び/又は圧胴40側にクッ
ション手段46が配されている。(第2図参照)。
上記のようにキスタッチとなるようにするには極めて微
細な調整が必要で、走行ウェブ10の厚みが部分的に異
なると適正な印圧を得るのが困難であるため、このクッ
ション手段46はそのバラツキによって印圧に大きな差
異が発生しないように過圧防止手段として用いるもので
ある。クッション手段46は、通常は版胴42に取付け
るが、圧胴40に取付けるようにしても良いことは勿論
で、第2図に示すような弾性体に限ることなく圧縮空気
を走行ウェブ10に吹き付けるようにしても良い。
第2図の印版44は複数個であるが、全体を一体にして
1つの印版で構成することも可能である。
上記版胴42の周速と上記走行ウェブ10の速度とは、
同期して動作するのではなく、通常はスリップして非同
期動作である。ただし、偶然にもリピート長と版胴42
の周長とが一致する場合はスリップさせる必要がない。
尚本明細書中で「版胴の周速」とは版胴42それ自体の
周速を意味するのではなく、印版44の外周の実質的な
速度を示す実効周速を意味するものである。またリピー
ト長とは実際の印刷パターンの長さのみを指すのではな
く、非印刷部分の長さを含む1サイクルの長さである。
例えば走行ウェブ10が段ボールライナである場合は、
段ボールシートに切断されたときのシートの長さと一致
するものである。第3図は印刷されて適宜カットされた
シートの平面図で、符号Rで示される長さが実際のリピ
ート長である。
第4図は印版44の展開図である。
上述のように印版44と走行ウェブ10とがスリップし
、走行ウェブ10の速度が版胴の周速よりも大きいとき
は印刷されたパターンPは印版44に製版されたパター
ンP2よりも印刷時の周方向に延長されて出現する。逆
に走行ウェブ10の速度が版胴の周速よりも小さいとき
は印刷されたパターンは印版44に製版されたパターン
P2よりも印刷時(c周方向となる方向に縮小されて出
現する。これは、印版44と走行ウェブ10とが線接触
状態にあるからと考えられ、印版44のパターンP2が
多少拡大又は縮小されても印刷されたパターンPのボケ
は実質的にはなく、フレキソ印刷で実験した結果、充分
に実用化できるものであった。
上記印刷パターンPと印版のパターンP2とは一定の比
率で寸法が異なり、R2(印版のパターンP2の周方向
寸法)/R(印刷パターンPの周方向寸法)は実質的に
版胴の周速の変化率に等しいものである。
印版44のパターンP2の周方向寸法R2よりも印刷さ
れたパターンPの周方向寸法Rが太きいとき即ち変化率
が1より小さいときは、印版44上へのインキの塗布量
を多めに調整し、逆に周方向寸法R2よりも周方向寸法
Rが小さいとき即ち変化率が1より大きいときはインキ
塗布量は少な目に調整する。こうすれば印刷されたパタ
ーンPは適度な濃度の色彩が得られる。インキング調整
の方法は各種あるが、例えば汲み上げロール50に当接
されたドクタ52によって調整することも出来るし、イ
ンキ54の粘度を調整することによっても可能である。
インキ54の粘度が高いときはインキ塗布量は大となり
、インキ54の粘度が低いときはインキ塗布量は小とな
る。
第1図に示したものはオフセットグラビアコータをイン
キング手段として応用した例の1つで、汲み上げロール
50には写真食刻により無数のセルが形成されており、
過剰のインキはドクタ52で掻き落とされる。従って他
の要因が不変である限り、汲み上げi−ル50のインキ
汲み上げ量は、該汲み上げロール50の周面積当りでは
一定で回転速度即ち回転数には正比例する。本発明では
、適正な印刷を行なうための1つの方法として以下の調
整を行なう。
先ず周速の変化率を1即ち全てが同期的に動作するよう
にセットしたときに適正な印刷が出来るように、セルの
形状、その深さ、インキの粘度、インキの濃度、転移ロ
ールの材質、ドクタの接触角度、ドクタの接触圧などの
諸要因の設定をする。
このように設定した状態で走行ウェブ10の走行速度に
対して一定の変化率で版胴42がスリップするように該
版胴42を駆動手段の1例である第1の電動機62で駆
動する。このとき版胴42と転移ロール53とは同期回
転する。即ち版胴42の周速と転移ロール53の周速と
は同一である。
一方走行つニブ10と同期的に又は一定の比で回転され
る汲み上げロール50は第2の電動機63によって駆動
されており、転移ロール53との間は等周速ではない即
ち非同期なのでスリップする。
汲み上げロール50の回転制御は、コン)er−ルユニ
ット60によって行なわれ、常にウェブ10の走行速度
に対して回転する。
汲み上げロール50の周速と走行ウェブ10の走行ウェ
ブ10の走行速度は必ずしも一致させる必要はないが、
全てが同期回転するときに適正な印刷が行なわれるよう
にインキング調整した場合は、汲み上げロール50の周
速と、ウェブ100走行速度を同じにするとほぼ適正な
インキ量が得られる。
これにより詳細に説明すると、先ず汲み上げロール50
上にはドクタ52によって過剰なインキが掻き落される
ので、常に一定量のインキが載っている。次いで転移ロ
ール53の周速が汲み上げロール50の周速よりも小さ
い場合は、転移ロール53上の塗膜の厚みは等速時の塗
膜厚みよりも大になり、印版上のインキ量は等速時より
も大となる。
ところが版胴の周速よりもウェブの走行速度が大である
から、印版上のインキは引き伸ばされて適正な濃度のパ
ターンが得られる。
逆に転移ロール53の周速が汲み上げロール50の周速
よりも大きい場合は、転移ロール53上及び印版44上
で塗膜厚みは小となり、走行ウェブ10上で適正な塗布
量となるものである。
上述のように印版44上のインキ量は、版胴の周速の変
化率が1より小さい場合は多くなり、逆に1より大きい
場合は少なくなる。例えば変化率が0.8の場合は、印
版44上のインキ量は等速印刷の場合の約1.25倍が
適正である。逆に変化率が1.3の場合はそのインキ量
は等速印刷に比べて約0.75倍が適正である。従って
版胴の周速の変化率と印版上のインキ量とは実質的に反
比例の関係となる。
尚、印版44上のインキ量は単純に変化率に依存するの
ではなく、印版のインキ親和性、インキの流動特性など
の要因にも関連があるので正確な反比例関係ではなく、
はぼ反比例の関係にある。
特にウェブ10が段ボールライナであってフレキソ印刷
を行なう場合は、精密な調整は要求されないので反比例
関係に調整すれば充分に実用的な印刷が得られる。
前記速度センサ36から得られたウェブ10の走行速度
信号は、制御手段であるコントロールユニット60へ伝
達サレる。該コントロールユニット60には、版胴の周
速とウェブ10の速度の比率(即ちウェブの走行速度に
対する周速の変化率)が設定されており、速度センサ3
6で検出された走行速度信号にその変化率を乗じた値が
制御信号として駆動手段である第1の電動機62へ伝達
される。
一方、前記コントロールユニットからは、第2の電動機
63をウェブ100走行速度と同期回転させるための制
御信号が第2の電動機63へ与えられている。
前記変化率は、同一の印版を用いている間は一定で、印
刷速度部もウェブの走行速度には依存しない。走行速度
が増加すれば版胴の周速も増加するし、走行速度が減少
すれば版胴の周速も減少する。
この版胴の周速の変化率の設定は、印版に記録されたも
のを人が看てコントロールユニットの操作部材例えば可
変抵抗器を扱うことによってもできる。また光学マーク
を製版時に同時に作るなどして印版に版胴の周速の変化
率を記録し、これを記録検出手段で光学的に読み取って
この信号をコントロールユニットへ伝送して自動的に前
記変化率の設定を行なうことができる。尚、前記変化率
の記録は光学手段に限ることなく磁気手段、ICメモリ
、機械的記録手段等によっても良いことは勿論で、要は
印版を交換したときに前記変化率を読み取れるように印
版の何れかの場所に記録ができれば良い。
前記第1の該電動機62は版胴42を前記周速の変化率
で駆動する。尚、この周速の変化率は実質的に印版44
の周方向寸法R2に対する印刷パターンPのリピート長
Rの比率(R/R2)に等しい。
印刷がなされたウェブ10は、印刷された面12に接触
しないように印刷裏面14側からヒートロール90にて
加熱され、更に必要に応じて熱情92にてウェブ10を
加熱乾燥し、充分な乾燥がなされたウェブ10は必要に
応じてリワインダ22にに巻き取られる。
第1図においてはりワインダ22を用いたが、場合によ
ってはりワインダを用いることなく、印刷及び乾燥後す
ぐに即ちインラインで所望長のシートに切断することが
出来る。シートに印刷された定点カットマークである光
学マーク48を光学センサで感知し、例えばロータリカ
ッタで所定の寸法に切断することによってシートに形成
することができる。
また印刷ウェブ10の加熱手段としては上記ヒートロー
ル90及び/又は熱情92を用いることができるが、こ
れらに限定することなく赤外線ヒータ、マイクロウェー
ブ加熱などその他の手段によることも勿論可能である。
第5図は、版胴42の周速を変化せしめる変速機構を例
示するものである。これは機械的制御手段の1つである
駆動手段例えば電動機62からの動力は入力軸64から
第1の傘歯車66及びこの傘歯車66に噛合する第2の
傘歯車68を経て差動歯車機構70へ伝達される。第2
の傘歯車68と版胴42とは連結されていないので直接
には動力は版胴42へ伝達されない。この第2の傘歯車
68にはほぼコ字状の基枠80が固着され、該基枠80
には第3、第4及び第5の傘歯車72.74及び76が
配されている。第3の傘歯車72は回転可能ではあるが
能動的であり、この傘歯車72と噛合する第4及び第5
の傘歯車74.76は受動的に回転可能である。
これら第4及び第5の傘歯車74.76に噛合する第6
の傘歯車78は前記版胴42に連結されており、この第
6の傘歯車78の回転に応じて前記版胴42は回転する
前記第3の傘歯車72が回転しない状態即ち停止状態に
あるとき、人力軸64からの動力により第1の傘歯車6
6が回転すると第2の傘歯車68及び基枠80が一体的
に回転する。基枠80の回転に伴なって前記第4及び第
5の傘歯車76が回転し、次いで第6の傘歯車78及び
版胴42が回転する。
一方、前記入力軸64から動力は、部分的に平歯車82
を介して変速機構の1つである無段変速機構84へ伝達
される。この無段変速機構84の出力は第7の傘歯車8
6へ現われ、この出力はこの傘歯車86と噛合する第8
の傘歯車88へ伝達される。この第8の傘歯車88は前
記第3の傘歯車72と一体的に回転するので、前記無段
変速機構84からの出力によって前記版胴42の回転を
増加又は減少させることができる。即ち、上記ウェブ1
00走行速度と版胴の周速が等しい場合は、前記無段変
速機構84の出力により版胴の周速をウェブ10の走行
速度に対して異ならしめることが可能である。
前記無段変速機構84の出力の設定は設定具85によっ
て、第7の傘歯車86が正回転又は逆回転するように選
ぶことができる。無段変速機構84の出力が一方向のみ
にしか回転しないものであるときは、版胴の周速とウェ
ブ10の走行速度とを予め一致させないで一定の比率で
版胴42を回転させておき、前記無段変速機構84の出
力によって所望の速度比にすることができる。換言すれ
ば、版胴の周速がウェブ10の走行速度に対して一定の
比率で減少されているときは、前記無段変速機構84の
出力によって増速することにより、リピート長Rを短く
することができる。逆に版胴の周速かウェブ10の走行
速度に対して一定の比率で増加しているときは、前記無
段変速機構84の出力によって減速することにより、リ
ピート長Rを長くすることができる。また、第5図に示
した実施態様では、変速機構として無段変速機構を用い
たが、場合によってはトランスミッションギヤなどの段
階的変速機構であっても良い。
また、前記人力軸64への駆動力の伝達は駆動手段であ
る電動機62から直接に伝達することも可能であるし、
圧胴240とウェブlOが同期的に作動している限り、
即ち圧胴240の周速とウェブ10の走行速度が一致し
ているときは、圧胴240へ駆動手段である電動機62
の、駆動力を伝達し、該圧胴240から前記人力軸64
へ駆動力を伝え得ることは言うまでもない。
更に付言すると、前記差動歯車機構は本発明装置に不可
欠のものではなく、変速機構のみでも充分に目的を達成
し得るようなものを用いても良い。
従って本明細書で単に変速機構という意味には付属的装
置も含まれる。
第6図は本発明を段ポール製造に応用した第2の実施態
様を示す構成図である。
アンワインダの1種であるミルロールスタンド620に
装架された段ボールライナ610は走行制御手段の1つ
であるサクションブレーキ624ニよって段ボールライ
ナ610のテンションが調節される。
前述と同様に走行制御手段624はミルロールスタンド
620に形成することもできる。
段ボールライナ610の走行は、ダブルフェーサ622
のキャンバスペルトロ23で牽引されることにより行な
われる。速度センサ636はサクションブレーキ624
0近くに配したがここに限ることなく他の場所に設ける
ことができる。
印刷ユニット655、電動機662、コントロールユニ
ット660は第1図の実施態様の印刷ユニット55、第
1ノ電動機62、コントロールユニット60と同様の構
成及び作用を有するから説明は省略する。また第5図に
示すような変速機構を前記段ボールライナ用印刷ユニツ
)655に応用できるが、この構成及び作用も同様であ
るから説明は省略する。
前述と同様にして版胴の周速を異ならしめて印刷が施さ
れた段ボールライナはその印刷裏面を必要によりヒート
ロール690で加熱され、次いで第3のガイドロール6
91によりダブルフェーサ622の一部である熱板69
2の下方を通過し、第4のガイドロール693を経てダ
ブルフェーサ622へ至る。
該ダブルフェーサ622にはシングルフェーサ又は巻取
から片面段ボール618が至っており、該ダブルフェー
サ622ではこの片面段ボール618と前記段ボールラ
イナ610とが貼合されて両面段ポール619となる。
この両面段ポール619は、第3図に示されたような光
学マークを検出してカッタ694で段ボールシートに切
断される。このカッタ694は通常はロータリカッタと
呼ばれるものが使用される。
光学マークは段ボールシートの場合糊代部となる部分又
はその延長部である切除部分に印刷すると外観上不快感
をもたらすことがない。また糊代部に限らず下フラツプ
に印刷しても良いことは勿論である。
第7図は、本発明印刷装置の第3の実施態様を示すもの
で、オフセットグラビアコータをインキング手段に応用
した例である。
版胴242と転移ロール263とは、通常は同期回転す
るように機械的伝達手段の1つである歯車249で連結
されており、また汲み上げロール250と圧胴240と
は同期回転又は一定の比率で比例回転するように機械的
伝達手段の1つであるチェーン251で連結されている
第1の電動機262は先ず転移ロール263を駆動し、
次いで前記歯車249を経て版胴242が駆動される。
一方圧用240は第2の電動機263で駆動され次いで
前記チェーン251を経て汲み上げロール250が駆動
される。
これら第1及び第2の電動機262.263に第1図に
示す装置と同様にして、速度センサ236からの走行速
度信号及び前記変化率に基づいてコントロールユニット
260から制御信号が与えられる。
尚、この制御は電気的なものに限ることなく機械的手段
例えば変速装置などを用いることが可能であることは、
第5図の装置で説明したものとほぼ同様であるから詳細
な説明は省略する。
第7図に示すように版胴242は必ずしも直接に駆動さ
れることは要せず、転移ロール263を介して駆動され
るようにしても良いし、また第2の電動機263と版胴
242との間に第5図に示すような無段変速機構や差動
歯車機構などの装置を介在させるようにしても良い。ま
た圧胴240は、第7図では第2の電動機263で直接
に駆動されるが、逆に汲み上げロール250を電動機で
駆動してこの汲み上げロール250を経て圧胴240が
駆動されるようにしても良い。
第7図に示す装置の調整方法や作用は、第1図に示す装
置の調整方法及び作用に類似しているのでその詳細な説
明は省略する。
第8図乃至第11図に、本発明装置に応用可能なインキ
ング手段を例示する。
第8図は、インキング手段の第2の例を示すもので、ロ
ールコータをこれに応用した例である。
第8図のロールコータはいわゆる3本リバースロールコ
ータに類似するもので、これに限ることなく、4本リバ
ースロールコータ、トランスファロールコータ、キスロ
ールコータなどが応用可能である。
版胴842とアプリケータロール853とは通常は同期
回転するように連動されており、またメタリングロール
850とアプリケータロール8−53とは逆回転するよ
うに制御されている。インキは前記アプリケータロール
853と前記メタリングロール850との間に配されて
おり、漏出しないようにクリーニングドクタ852で掻
き取られている。
インキ量の調整は主として、アプリケータロール853
とメタリングロール850との間隙を調節する方法、又
はアプリケータロール853とメタリングロール850
との回転比(又は周速比)を変化させる方法がとられる
これらの制御は、第1図に示す装置と同様にして、速度
センサ36からの走行速度信号及び前記変化率に基づい
て、コントロールユニット60カら制御信号が与えられ
ることによって行なわれる。
なお、この制御は電気的なものに限ることなく機械的手
段例えば変速装置などを用いることが可能であることは
、第5図の装置で説明したものとほぼ同様であるから詳
細な説明は省略する。
インキングの他の方法としては、例えばインキ粘度を変
化させることによっても行なうことができる。粘度が犬
になれば塗布量も大になり、粘度が小になれば塗布量も
小となる。ただしこの方法は、自動的に行なう場合には
別個に粘度調整剤を自動的に供給する装置を設けること
が必要である。
インキ量を、版胴の周速の変化率に実質的に反比例する
ように調整することは、前述と同様(特に第1の実施態
様の説明参照)であるから、詳細な説明は省線する。要
は前記変化率及びウェブの走行速度に応じてインキング
が調整できれば良い。
第9図は、インキング手段の第3の例を示すもので、ス
クイズコータをこれに応用した例である。
版胴942と金属ロール953とは通常は同期回転する
ように連動されており、またゴム被覆ロール950と金
属ロール953とは正回転するように制御されている。
ゴム被覆ロール950の周速は通常は金属ロール953
の周速と同一となるように設定しである。インキは金属
ロール953とゴム被覆ロール950との間に配されて
いる。
インキ量の調整は主として、金属ロール953とゴム被
覆ロール950との間のニップ圧を調整する方法、又は
金属ロール953とゴム被覆ロール950との回転比(
又は周速比)を変化させる方法がとられる。
これらの制御は、前述のように第1図に示す装置と同様
にして、速度センサ36からの走行速度信号及び前記変
化率に基づいて、コントロールユニット60から制御信
号が与えられることによって行なわれる。なお、この制
御は、電気的なものに限ることなく機械的手段例えば変
速装置などを用いることが可能であることは、第5図の
装置で説明したものとほぼ同様であるから詳細な説明は
省略する。
インキング調整の他の方法としては、例えばインキ粘度
を変化させることによってでも行なうことができる。粘
度が犬になれば塗布量も犬になり、粘度が小さくなると
塗布量も小となる。
インキ量を、版胴の周速の変化率に実質的に反比例する
ように調整することは、前述と同様(特に第1の実施態
様の説明参照)であるから、詳細な説明は省略する。要
は前記変化率及びウェブの走行速度に応じてインキング
が調整できれば良い。
第10図は、インキングの第4の例を示すもので、エア
ドクタコータをこれに応用した例である。
版胴1042とアプリケータロール1050トハ通常は
同期回転するように連動されており、また版胴1042
とアプリケータロール1050とは正回転するように制
御されている。インキは回収槽1059の中に配されて
いる。
インキ量の調整は主として、エアドクタ1053の内圧
とそれによる風速を変化させることにより行なうが、エ
アドクタの設定角度を変化させたり又はエアドクタ10
53とアプリケータロール1050との距離を変化させ
ることによっても調整することができる。
これらの制御は、前述のように第1図に示す装置と同様
にして、速度センサ36からの走行速度信号及び前記変
化率に基づいて、コントロールユニット60から制御信
号が与えられることによって行なわれる。
インキング調整の他の方法としては、例えばインキ粘度
を変化させることによってでも行なうことができる。粘
度が犬になれば塗布量も大になり、粘度が小さくなると
塗布量も少なくなる。
インキ量を、版胴の周速の変化率に実質的に反比例する
ように調整することは、前述と同様(特に第1の実施態
様の説明参照)であるから、詳細な説明は省略する。要
は前記変化率及びウェブの走行速度に応じてインキング
が調整できれば良い。
第11図は、インキング手段の第5の例を示すもので、
スプレーコータをこれに応用した例である。
版胴1142とアプリケータロール1152とは通常は
同期正回転するように連動されており、また均らしロー
ル1153はアプリケータロール1152ト逆回転する
ように制御されている。アプリケータロール1152に
は、スプレー1150からインキが霧状に吹き付けられ
る。凹版の場合はスプレー1150から直接に版胴11
42ヘインキを吹き付けても良いが、凸版の場合は非画
線部にインキが溜り易くなるので好ましくない。アプリ
ケータロール1152上のインキは均らしロール115
3で平滑化されて版胴1142側へ転移される。
インキ量の調整は主として、スプレー1150からの吐
出量により行なわれる。この制御は、前述のように第1
図に示す装置と同様にして、速度センサ36からの走行
速度信号及び前記変化率に基づいてコントロールユニッ
ト60から制御信号が与えられることによって行なわれ
る。
゛インキング調整の他の方法としては、例えばインキ粘
度を変化させることによってでも行なうことができる。
しかしこの場合は前述の実施態様とは逆で、粘度が犬に
なると抵抗も大となって吐出量は減少する。
インキ量を版胴の周速の変化率に実質的に反比例するよ
うに調整することは、前述と同様(特に第1の実施態様
の説明参照)であるから、詳細な説明は省略する。要は
前記変化率及びウェブの走行速度に応じてインキング調
整ができれば良い。
上述のように、本発明には各種のインキング手段/方法
が適用できるもので、図面に示した実施態様に限ること
なく、他のインキング手段/方法であっても良い。要は
版胴の周速の変化率に応じて、且つウェブの走行速度に
応じて適正なインキ量を与えて適正な濃度の印刷仕上り
となるものであれば良い。
第12図に示すものは第4の実施態様の正面図で、第1
3図はその平面図である。この印刷機は2つの印刷ユニ
ットを有しているので、2色印刷を施すことが可能であ
るが、2つに限ることはなく任意に選ぶことができる。
印刷ユニットの構成に格別な限定はないが、最少要素と
しては、版胴、圧胴及びインキング手段を有する。
本発明装置を正面から見て(即ち第1図において)、比
較的大径の第1の歯車110の周囲にはほぼ放射状に第
1及び第2の印刷ユニツ) 120,130が配されて
いる。それぞれの印刷ユニツ) 120 。
130には、それぞれ第1及び第2の圧胴122,13
2第1及び第2の版胴124.134及び第1及び第2
のインキング手段126.136が配されている。
各圧胴122.132と第1の歯車110との間には、
第1の伝達手段であるアイドラ歯車128.138が介
在し、駆動手段である電動機111からの動力を第1の
歯車110経由で各圧胴122.132へ伝達する。
各インキング手段126.136の駆動は版胴124゜
134を経由して行なうことも出来るし、圧胴122゜
132や電動機111から伝達することも可能である。
また必要に応じて、電動機111と独立して別個に電動
機を配しても良い。
一方、第1の歯車110の動力は、伝動軸113を経て
変速機構112へ伝達されると共に該変速機構112に
てその回転速度は増加又は減少される。この変速機構1
12からの出力は伝動軸115を経て第2の歯車114
へ伝達される。通常は簡便のために、第1及び第2の歯
車110.114は同一形状・同一寸法にするがこれに
必ずしも限ることはない。変速機構112は第1及び第
2の歯車110.114の間に配したが、これに限るこ
となく、第2の歯車114の外方に設けてもよい。
第2の歯車114の回転運動は、第2の伝達手段の一部
を構成するアイドルギヤ172.174へ伝えられ、次
いで圧胴122.132に対して回動自在となるように
圧胴122.132の一端に取付けられた遊び歯車17
6、178へ伝達される。この遊び歯車176、178
の回転運動は、第2及び第1の版胴134、124へ伝
達され、該版胴134,124は回転する。
上述のような構成で、電動機111により第1の歯車1
10が走行ウェブ160の走行速度に従って回転し、各
圧胴122.132が第1の伝達手段を経て回転せられ
る。例えば段ボールライナである走行ウェブ160の走
行速度は各圧胴122.132の周速と一致せしめられ
ている。その手段/方法は各種あるが、例えば第12図
に示すようにニップロール140でウェブ160を第1
の圧胴122に押し付けることが最も簡便である。
一方変速機構112によって所定の率で変化された第2
の歯車114の回転運動は、第2の伝達手段゛を経て各
版胴へ伝えられ、各版胴124.134は各圧胴122
.132と異なる周速で回転する。即ち、走行ウェブ1
60と各版胴124.134とはスリップし、このため
に印版のパターン寸法とは異なるリピート長の印刷が施
される。
各インキング手段126.136には当然にインキ量調
節方法又は手段(図示せず)が伴っており、ウェブ16
0の走行速度が各版胴124.134の周速よりも犬で
あるときは、インキ供給量を多く調節し、逆に走行速度
が周速よりも小であるときは、インキ供給量を少なく調
節する。
各圧胴122.132は、第1の歯車110の周囲に配
され且つそれのみに連動されているので、全てが同期的
に回転する。
同様にして、各版胴124.134は全てが同期的に回
転する。尚、実務上当然ではあるが、各圧胴122、1
32はそれぞれ実質的に同径で、また各版胴124.1
34はそれぞれ実質的に同径である。
本発明装置は基本的に版胴交換が不要であるか又は2〜
4本の版胴があれば充分であるから、設置スペースが小
となるばかりでなく、段ボール製造機などにもインライ
ン方式で配設することができる。
本発明の第4の実施態様図では、圧胴を駆動側とした即
ち第1の歯車110により各圧胴122゜132を回動
させ第2の歯車114により各版胴124゜134を回
動させたが、逆に版胴を駆動側とする即ち第1の歯車1
10で各版胴124.134を回転させ第2の歯車11
4により各圧胴122.132を回転させるようにして
も良いことは勿論である。
上記のような構成で、リワインダ164に引張られるこ
とによりアンワインダ142から繰出されたウェブ16
0が、ニップロール140と第1の圧胴122の間で挾
まれることにより、ウェブ160の走行速度と第1の圧
胴122の周速と一致する。当然に第2の圧胴132の
周速とも一致する。従って本実施態様では、ニップロー
ル140はウェブ160ノ走行制御手段に該当するもの
である。
一方、第4図に示したように印刷パターンと異なる寸法
で製版された印版を装着した第1及び第2の版胴124
.134は、その周速がウェブ160の走行速度と一致
しないで即ち非同期的に回転し、ウェブ160には印版
のパターンとは異なり拡大又は縮小された印刷が施され
る。
本実施態様では、インキング手段として、スクイズコー
タを採っているが、これに限ることなく例えば第8図乃
至第11図に例示したような各種インキング手段が適用
できることは勿論である。
尚、印版が凹版である場合は、上記のようなインキング
手段ではインキ量を調整することは基本的に不可能であ
るが、画線部の彫刻深度を加減することにより、インキ
ングの調整は可能である。
前記ニップロール140は、第2の圧胴132側に配す
ることは不可能ではないが、通常はウェブ160上のイ
ンキが充分に乾いていないので不適切であり、むしろウ
ェブ160に印刷が施される前即ち第1の圧胴122側
に配するのが好ましい。
前記アンワインダ142には第1図に示す装置と同じく
、ブレーキなどの走行制御手段を設けることができるの
は言うまでもない。
尚、ウェブ160として段ボールライナや製袋用クラフ
ト紙などを選ぶことができる点、ウェブを加熱する点、
定点カットマークを糊代部や切除部に印刷できることは
前述と同様であるから詳細な説明は省略する。
本明細書では電気的制御系について主として説明したが
、電気的に限ることなく、機械的制御系に置き換えるこ
とができる。この場合は、走行速度信号、制御信号、変
化率などの数値で表現し得る信号も機械的伝達手段例え
ば歯車、チェーン、ロッドなどで伝達させれば良い。従
って駆動手段としては複数の電動機を用いる必要はなく
、1つに集中させることも可能である。
また版胴は、1本で交換しないことを原則に説明したが
、これに限ることなく、印刷精度を上げたい場合は直径
の異なる版胴を2〜4本準備すれば良い。この場合版胴
の交換はターレット方式を採用することにより簡単に行
なうことができる。
更には本発明実施態様として単色刷について説明したが
、印刷ユニットを複数個にすることにより、多色刷も可
能であることは勿論である。
尚本明細書では、フレキン印刷方式について述べたが、
これに限ることなく、オフセット方式又は凹版方式でも
可能である。オフセット方式の場合は、印版とウェブと
の間に転写手段例えばブランケット胴を介在させるもの
であるが、印版と転写手段との間で速度を変化させてス
リップさせることも可能であるし、転写手段とウェブと
の間をスリップさせるようにしても良い。要は版胴の周
速と走行ウェブとの相対速度を非同期となし得るもので
あれば良い。
(発明の効果) ■ 本発明は上述の如く、版胴の周速を変化させること
により、印刷パターンのリピート長を変化させ得るよう
にしたので、版胴の直径を実質的に変えることなくリピ
ート長を異ならしめることができるものである。
■ 版替時間を短くすることができるからウェブが段ボ
ールライナである場合は、インラインで異なったリピー
ト長のパターンを印刷することができる。
○ 実質的に版胴の直径を変える必要がないので印刷の
ときの操作が簡単である。
■ 印版の寸法を一定又は2〜4種に限定することがで
きるので印版の在庫管理が簡単である。
■ 段ポールに印刷する場合は、印刷時に段つぶれかな
く高い強度の段ポールが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本発明の実施態様を示すもので、第
1図は本発明装置の1つの実施態様を示す構成図、第2
図はその要部断面図、第3図は印刷されたシートの平面
図、第4図は印版の展開図、第5図は調速装置の平面図
、第6図及び第7図は他の実施態様を示す構成図、第8
図乃至第11図は他のインキング手段の側面図、第12
図は本発明装置の他の実施態様を示す正面図、第13図
はその要部平面図である。 10・・・ウェブ、20・・・アンワインダ、24・・
・サクションブレーキ、36・・・速度センサ、40・
・・圧胴、42・・・版胴、44・・・印版、46・・
・クッション手段、48・・・光学マーク、 50・・
・汲み上げロール、52・・・ドクタ、54・・・イン
キ、55・・・印刷ユニット、60・・・コントロール
ユニット、90・・・ヒートロール、92・・・熱情。 將峠出梼人 株式会社キョクトーインターナショナル第25J 44(E’p)fr) 掩8図 揃t? 図 笥10回

Claims (52)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)走行するウェブに輪転印刷を行なう方法において
    、 (イ)走行するウェブの走行速度を検出し (ロ)前記ウエブの走行速度に対して版胴の周速が非同
    期となるように一定の変化率で版胴を回転させ、 (ハ)定点カットマークを含む印刷されるべきパターン
    を、印刷時に周方向となる方向に印刷パターンの寸法と
    異なる比率で製版した印版で前記ウェブに印刷を行なう
    ことを特徴とする印刷方法。
  2. (2)前記変化率に実質的に反比例するように、印版上
    のインキ量を調整することを特徴とする前記特許請求の
    範囲第1項に記載の印刷方法。
  3. (3)前記ウェブが段ボールライナであることを特徴と
    する前記特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の印刷
    方法。
  4. (4)前記ウェブに印刷を行なつた後に、前記ウェブを
    加熱することを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2
    項又は第3項の何れかに記載の印刷方法。
  5. (5)前記印版を製版するときに、前記変化率と実質的
    に等しい比率で印版の周方向寸法を異ならしめたことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第4項の何れかに
    記載の印刷方法。
  6. (6)前記印版に前記変化率を製版時に記録することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第5項の何れかに
    記載の印刷方法。
  7. (7)前記印版に記録された前記変化率信号とウェブの
    走行速度信号とを比較処理して制御信号を得ることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項乃至第6項の何れかに記
    載の印刷方法。
  8. (8)前記印版に記録された前記変化率信号を光学的に
    読み取り、ウェブの走行速度信号とを比較処理して制御
    信号を得ることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至
    第6項の何れかに記載の印刷方法。
  9. (9)前記定点カットマークを糊代部又はその延長上に
    印刷することを特徴とする前記特許請求の範囲第3項乃
    至第8項の何れかに記載の印刷方法。
  10. (10)走行するウェブに印刷を行なうものにおいて、 (イ)ウェブの走行を制御する走行制御手段と、 (ロ)前記ウェブの走行速度を検出する速度センサと、 (ハ)印刷パターンと異なる比率で製版された印版が装
    着される版胴と、 (ニ)該版胴を直接又は間接に駆動する駆動手段と、 (ホ)前記印版に走行するウェブを接触せしめる圧胴と
    、 (ヘ)前記速度センサからの走行速度信号に基づいて一
    定の変化率で版胴の周速を異ならしめるための非同期信
    号を前記駆動手段に与える制御手段と、 を備えたことを特徴とする印刷装置。
  11. (11)前記変化率に実質的に反比例するようにして、
    前記印版上へ塗布されるインキ量を調整するインキング
    手段を備えたことを特徴とする前記特許請求の範囲第1
    0項に記載の印刷装置。
  12. (12)前記走行制御手段がサクションブレーキである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第10項又は第11項
    に記載の印刷装置。
  13. (13)前記走行制御手段が、アンワインダに設けられ
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第10項乃至第
    12項の何れかに記載の印刷装置。
  14. (14)前記ウェブに印刷を行なつた後に、前記ウェブ
    を加熱するための加熱手段を備えたことを特徴とする特
    許請求の範囲第10項乃至第13項の何れかに記載の印
    刷装置。
  15. (15)前記インキング手段が、オフセットグラビアコ
    ータ、ロールコータ、スクイズコータ、エアドクタコー
    タ及びスプレーコータのグループの何れか1つであるこ
    とを特徴とする前記特許請求の範囲第11項乃至第14
    項の何れかに記載の印刷装置。
  16. (16)走行するウェブに印刷を行なうものにおいて、 (イ)ウェブの走行を制御する走行制御手段と、 (ロ)印刷パターンの寸法と異なる比率で製版された印
    版が装着される版胴と、 (ハ)前記ウェブと同期して回転すると共に、前記印版
    に、走行するウェブを接触せしめる圧胴と、 (ニ)該圧胴(又は前記版胴)を駆動する駆動手段と、 (ホ)該駆動手段からの駆動力を、一定の変化率で変化
    せしめて前記版胴(又は圧胴)へ伝達する変速機構と、 を備えたことを特徴とする印刷装置。
  17. (17)前記変速機構が無段変速機構であることを特徴
    とする前記特許請求の範囲第16項に記載の印刷装置。
  18. (18)前記変化率に実質的に反比例(又は比例)する
    ようにして、前記印版上へ塗布されるインキ量を調整す
    るインキング手段を備えたことを特徴とする前記特許請
    求の範囲第16項又は第17項に記載の印刷装置。
  19. (19)前記走行制御手段がサクションブレーキである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第16項乃至第18項
    の何れかに記載の印刷装置。
  20. (20)前記走行制御手段が、アンワインダに設けられ
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第16項乃至第
    18項の何れかに記載の印刷装置。
  21. (21)前記走行制御手段が、前記圧胴と同期的に回転
    するニップロールであることを特徴とする前記特許請求
    の範囲第16項、第17項又は第18項に記載の印刷装
    置。
  22. (22)前記ウェブに印刷を行なつた後に、前記ウェブ
    を加熱するための加熱手段を備えたことを特徴とする特
    許請求の範囲第16項乃至第21項の何れかに記載の印
    刷装置。
  23. (23)前記インキング手段が、オフセットグラビアコ
    ータ、ロールコータ、スクイズコータ、エアドクタコー
    タ及びスプレーコータのグループの何れか1つであるこ
    とを特徴とする前記特許請求の範囲第18項乃至第22
    項の何れかに記載の印刷装置。
  24. (24)走行するウェブに印刷を行なうものにおいて、 (イ)ウェブの走行を制御する走行制御手段と、 (ロ)上記ウェブの走行速度を検出する速度センサと、 (ハ)印刷パターンの寸法と異なる比率で製版された印
    版が装着される版胴と、 (ニ)前記印版に、走行するウェブを接触せしめる圧胴
    と、 (ホ)前記速度センサからの走行速度信号に応じて、前
    記ウェブの走行速度と同期させて前記圧胴を回転させる
    電動機と、 (ヘ)前記圧胴の周速に対して前記版胴の周速が一定の
    変化率で異なるように、前記電動機からの動力を前記版
    胴へ伝達する変速機構と、 を備えたことを特徴とする印刷装置。
  25. (25)前記変速機構が無段変速機構であることを特徴
    とする前記特許請求の範囲第24項に記載の印刷装置。
  26. (26)前記変化率に実質的に反比例するようにして、
    前記印版上へ塗布されるインキ量を調整するインキング
    手段を備えたことを特徴とする前記特許請求の範囲第2
    4項又は第25項に記載の印刷装置。
  27. (27)前記走行制御手段がサクションブレーキである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第24項乃至第26項
    の何れかに記載の印刷装置。
  28. (28)前記走行制御手段が、アンワインダに設けられ
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第24項乃至第
    26項の何れかに記載の印刷装置。
  29. (29)前記ウェブに印刷を行なつた後に、前記ウェブ
    を加熱するための加熱手段を備えたことを特徴とする特
    許請求の範囲第24項乃至第28項の何れかに記載の印
    刷装置。
  30. (30)前記インキング手段が、オフセットグラビアコ
    ータ、ロールコータ、スクイズコータ、エアドクタコー
    タ及びスプレーコータのグループの何れか1つであるこ
    とを特徴とする前記特許請求の範囲第26項乃至第29
    項の何れかに記載の印刷装置。
  31. (31)中芯が貼合されていない段ボールライナにイン
    ラインで輪転印刷を行なうものにおいて、(イ)段ボー
    ルライナの走行を制御する走行制御手段と、 (ロ)前記段ボールライナの走行速度を検出する速度セ
    ンサと、 (ハ)ダブルフエーサの前に配され、印刷パターンの寸
    法と異なる比率で製版された印版が装着される版胴と、 (ニ)該版胴を直接又は間接に駆動する駆動手段と、 (ホ)前記印版に走行する段ボールライナを接触せしめ
    る圧胴と、 (ヘ)前記速度センサからの走行速度信号に基づいて一
    定の変化率で版胴の周速を異ならしめるための非同期信
    号を前記駆動手段に与える制御手段と、 を備えたことを特徴とする印刷装置。
  32. (32)前記変化率に実質的に反比例するようにして、
    前記印版上へ塗布されるインキ量を調整するインキング
    手段を備えたことを特徴とする前記特許請求の範囲第3
    1項に記載の印刷装置。
  33. (33)前記走行制御手段がサクションブレーキである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第31項又は第32項
    記載の印刷装置。
  34. (34)前記走行制御手段が、ミルロールスタンドに設
    けられていることを特徴とする特許請求の範囲第31項
    又は第32項記載の印刷装置。
  35. (35)前記段ボールライナに印刷を行なつた後に、前
    記段ボールライナを印刷裏面から加熱するヒートロール
    を備えたことを特徴とする特許請求の範囲第31項乃至
    第34項の何れかに記載の印刷装置。
  36. (36)前記印版に記録された前記変化率を光学的に読
    み取る記録検出手段を有することを特徴とする特許請求
    の範囲第31項乃至第35項の何れかに記載の印刷装置
  37. (37)前記インキング手段が、オフセットグラビアコ
    ータ、エアドクタコータ及びスプレーコータのグループ
    の何れか1つであることを特徴とする前記特許請求の範
    囲第32項乃至第36項の何れかに記載の印刷装置。
  38. (38)中芯が貼合されていない段ボールライナにイン
    ラインで輪転印刷を行なうものにおいて、(イ)段ボー
    ルライナの走行を制御する走行制御手段と、 (ロ)前記段ボールライナの走行速度を検出する速度セ
    ンサと、 (ハ)ダブルフエーサの前に配され、印刷パターンの寸
    法と異なる比率で製版された印版が装着される版胴と、 (ニ)前記印版に、走行するウェブを接触せしめる圧胴
    と、 (ホ)前記速度センサからの走行速度信号に応じて、前
    記ウェブの走行速度と同期させて前記圧胴を回転させる
    電動機と、 (ヘ)前記圧胴の周速に対して前記版胴の周速が一定の
    変化率で異なるように、前記電動機からの動力を前記版
    胴へ伝達する変速機構と、 を備えたことを特徴とする印刷装置。
  39. (39)前記変速機構が無段変速機構であることを特徴
    とする前記特許請求の範囲第38項に記載の印刷装置。
  40. (40)前記変速率に実質的に反比例するようにして、
    前記印版上へ塗布されるインキ量を調整するインキング
    手段を備えたことを特徴とする前記特許請求の範囲第3
    8項又は第39項に記載の印刷装置。
  41. (41)前記走行制御手段がサクションブレーキである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第38項乃至第40項
    の何れかに記載の印刷装置。
  42. (42)前記走行制御手段が、ミルロールスタンドに設
    けられていることを特徴とする特許請求の範囲第38項
    乃至第40項の何れかに記載の印刷装置。
  43. (43)前記段ボールライナに印刷を行なつた後に、前
    記段ボールライナを加熱するための加熱手段を備えたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第38項乃至第42項の
    何れかに記載の印刷装置。
  44. (44)前記ウェブに印刷を行なつた後に、前記ウェブ
    を印刷裏面から加熱するヒートロールを備えたことを特
    徴とする特許請求の範囲第38項乃至第42項の何れか
    に記載の印刷装置。
  45. (45)前記インキング手段が、オフセットグラビアコ
    ータ、ロールコータ、エアドクタコータ、スクイズコー
    タ及びスプレーコータのグループの何れか1つであるこ
    とを特徴とする前記特許請求の範囲第40項乃至第44
    項の何れかに記載の印刷装置。
  46. (46)走行するウェブに印刷を行なう方法において、 (イ)圧胴の周速とウェブの走行速度を同じくし、 (ロ)圧胴の周速に対する版胴の周速の比が、一定の変
    化率となるように、圧胴の周速と版胴の周速を異ならし
    め、 (ハ)印刷時に周方向となる方向に印刷パターンの寸法
    と異なる比率で製版した印版で前記ウェブに印刷を行な
    うことを特徴とする印刷方法。
  47. (47)前記変化率に実質的に反比例するように、印版
    上のインキ量を調整することを特徴とする前記特許請求
    の範囲第46項記載の印刷方法。
  48. (48)前記ウェブが段ボールライナであることを特徴
    とする前記特許請求の範囲第46項又は第47項に記載
    の印刷方法。
  49. (49)前記印版を製版するときに、前記変化率に実質
    的に等しい比率で印版の周方向寸法を異ならしめたこと
    を特徴とする前記特許請求の範囲第46項、第47項又
    は第48項の何れかに記載の印刷方法。
  50. (50)前記圧胴を駆動側とすることを特徴とする前記
    特許請求の範囲第46項乃至第49項の何れかに記載の
    印刷方法。
  51. (51)前記版胴を駆動側とすることを特徴とする前記
    特許請求の範囲第46項乃至第49項の何れかに記載の
    印刷方法。
  52. (52)前記定点カットマークを糊代部又はその延長上
    に印刷することを特徴とする前記特許請求の範囲第48
    項乃至第51項の何れかに記載の印刷方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103991273A (zh) * 2014-05-28 2014-08-20 太仓市鑫鹤印刷包装有限公司 一种新型纸管印刷机结构

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