JPS6378688A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は磁気記録再生装置に関し、特にテープの長手方
向に記録された情報と、テープに斜めに記録された映像
情報とを再生時に重畳して出力する磁気記録再生装置に
関する。

（従来の技術） 磁気テープの長手方向に映像情報に関連した情報を記録
しておき、再生時長手方向に記録したこの情報とテープ
に斜めに記録した映像情報とを重ね合わせて出力する磁
気記録再生装置が考えられている。このような装置の場
合、映像情報のどの位置（画面上のどの位置）に映像情
報に関連した情報を重ね合わせるかが問題になる。そこ
で、前記情報と同時に位置情報も合わせてテープの長手
方向に記録することが考えられる。しかしながらＳ宍示
位置を細かく規定しようとすると、それに必要な情報長
が長くなり、テープの長手方向に入れられる情報の数も
減少してしまう。

（従来技術の問題点） 上述したように従来は再生時に映像信号に重畳しようと
するテープの長手方向に入れられる情報の数が少ないと
いう問題があった。本発明はこのような点にかんがみて
なされたもので、映像信号に重畳しようとする情報の量
を増大させることができ、かつ重畳位置も細かく規定で
きる磁気記録再生装置を提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段） 本発明ではテープの長手方向には映像信号による画面に
重畳しようとする情報のみを記録し、この情報の重畳位
置く関する情報は映像信号中の色信号の色相を所定の色
相に変更することにより映像信号中に入れてビデオヘッ
ドで記録するようにしたものである。

（作用） 上記構成により再生時再生色侶号中の所定の色相を検出
すれば、この検出位置がテープの長手方向に記録された
情報信号の画像信号への重畳位置となる。これにより画
面に重畳すべき情報の位置が正確に定まる。

（実施例） 以下、本発明になる磁気記録再生装置につきその一実施
例を図面にもとづき説明する。

まず第１図は上記−実施のうち記録系の部分を示すブロ
ック図であり、ｆ＄２図は再生系の部分を示すブロック
図である。最初に記鎌系につき説明する。（１）は記録
用映像信号の入力端子、（２）は輝度・色信号（Ｙ／Ｃ
’）分離回路、（３）は輝度・色信号合成回路、（４）
は映像信号出力端子である。また、（５）は色副搬送波
発生回路、（６）はデコード回路、（７）は信号入れ替
え回路、（８）はエンコード回路、（９）は位置検出回
路、傾は一致検出回路、（Ｌｌ）は指示回路である。

記鎌系の動作は以下のようである。端子（１）に入力さ
れた記録用映像信号はＹ／Ｃ分離回路（２）にて輝度信
号と色信号とに分離される。ここで分離された輝度信号
は合成回路（３）に入力される。一方、分離された色信
号はデコード回路（６）に入力され、ここで入力される
映像信号の力２−バースト信号にもとづきこのバースト
信号に同期した色副搬送波を発生する色副搬送波発生回
路（５）からの色副搬送波により例えば、（凡−Ｙ）信
号、　（Ｂ−Ｙ）信号の２種の信号にデコードされる。

上記２種の信号は次に信号入れ替え回路（力に入力され
る。

一方、入力映像信号は位置検出回路（９）にも入力され
、ここで映像信号が画面上でどの位置にあるか（画面上
でどこを走査しているか）が検出される。この検出信号
は一致検出回路α１に入力され、情報を重畳しようとす
る画面上の位置を指示する指示回路住υからの重畳位置
情報と比較される。そして両者が一致したときに一致検
出回路（１１からは色相入れ替え指示信号が出力され、
信号入れ替え回路（７）に入力される。入れ替え回路（
７）では上記指示信号にもとづき色信号があらかじめ定
められた色相になるように入力された（Ｒ−Ｙ）、（Ｂ
−Ｙ）の両信号のレベルを変化させ、その色相に合った
レベルとする。これにより情報を重畳しようとする映像
信号の位置で色信号は所定の色相を有することになる。

入れ替え回路（７）の出力はエンコード回路（８）に送
られ、ここで色副搬送波発生回路（５）からの色副搬送
波により再び搬送色信号となる。そしてこの信号は合成
回路（３）に送られて輝度信号と合成され、映像信号と
なって、出力端子（４）に出力される。この出力は図示
しないが、記録増幅器等を介して回転ビデオヘッドに送
られ、テープ上に記録される。

なお、図示せぬ固定ヘッドにて再生時に映像信号に重畳
される前述の情報信号がテープの長手方向に記録される
。この記録はテープ側縁のコントロールトラックにコン
トロール信号のデエーティ変調を行うことにより記録す
る等種々前えられる。

次に再生系の構成及び動作を説明する。Ｑｌ）は再生映
像信号の入力端子、に）はＹ／Ｃ分離回路、＠は特定色
相検出回路、（２）は同期分離回路、（ト）は制御回路
、翰は合成回路、（財）は出力端子である。（ハ）は再
生情報信号の入力端子、■は復調回路、（至）はコード
変換回路、０１）はメモリ回路である。

上記再生系の動作は以下のようである。まず、ビデオヘ
ッドにて再生された映像信号は端子０１）に入力され、
次にＹ／Ｃ分離回路＠にて輝度信号と色信号とに分離さ
れる。輝度信号は同期分離回路（財）に送られ、水平及
び垂直同期信号が分離される。

一方、分離された色信号は特定色相検出回路（至）に送
られる。ここでは同期分離回路ｔ２４からの水平同期信
号にもとづいてバースト信号の抜取りを行い、そのバー
スト信号を基準にあらかじめ定めた色相（記録時に定め
た色相）が得られたならば、検出信号を制御回路（ハ）
に出力する。

テープの長手方向に記録された情報信号は図示せぬ再生
ヘッドから再生されて端子（ハ）に入力され、復調回路
翰にて復調される（前述したように記録コントロール信
号のデユーティを変調して情報を伝送する方式において
は、この場合コントロール信号の基準エツジ（例えば立
上りエツジ）をトラッキング制御に用い、デユーティ変
調により位相が変化しているエツジ（例えば立下りエツ
ジ）から情報（コード情報）を取り出す）。復調回路（
ハ）から得られたコード情報はコード変換回路図に入力
され、このコード信号の復調が完了すると、この回路（
至）からはコード復調完了信号が制御回路（ハ）に出力
される。それと共にこの回路（至）からは制御回路（至
）の制御のもとてコードに対応したパターン・情報がメ
そり０１）に出力され、メモリ０１）はこれを記憶する
。詳しく述べると、制御回路（ハ）はコード変換回路（
至）からのコード復調完了信号を受取った後、次に垂直
同期信号が得られた時、メモリ６υへ記憶（書込み）信
号を出力する。これによりパターン情報がメそすＣ（υ
に記憶される。そして特定色相検出回路（ハ）から出力
があると、制御回路（ハ）はその位置に対応して所定数
のライン毎にメモリ０１）を駆動してパターン情報を合
成回路（ハ）に出力させる。

合成回路（ホ）では端子０υからの再生映像信号及びメ
モリ０１）からのパターン情報とが、制御回路（ハ）か
らの位置信号（パターン情報を表示すべき画面上の領域
に対応してアクティブになる信号）にもとづいて重畳さ
れ、端子（５）に出力される。図示しないが、端子−の
出力はテレビジ四ン受像機等へ接続されて再生画を見る
ことができる。なお、合成回路弼は必要に応じて位置信
号によって再生映像信号をカットし、パターン情報のみ
出力するようにすることもできる。また、合成回路（ハ
）に加わる映像信号を適当な遅延時間をもった遅延回路
を介して送り、これに対応した時間遅れをもたせた制御
回路（ハ）によりメそりＧυを駆動させても良い。

〔発明の効果〕

本発明によれば、再生時に再生映像信号に重畳すべき情
報を記録時テープの長手方向に記録するにあたり、その
記録できる情報量を増大させることができ、かつ重畳位
置も細かく指定することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明になる磁気記録再生装置の記録
系、再生系のそれぞれ一実施例を示すブロック図である
。 ２・・・輝度φ色信号分離回路、　３・・・合成回路、
５・・・色副搬送波発生回路、　６・・・デコード回路
、７・・・入れ替え回路、　　　　８・・・エンコード
回路、９・・・位置検出回路、１０・・・一致検出回路
、１１・・・指示回路、　　　ｎ・・・特定色相検出回
路、５・・・制御回路、　　　３・・・合成回路、四・
・・復調回路、　　　　艶・・・コード変換回路、３１
・・・メ　モ　リ。 代理人　弁理士　　則　近　憲　缶 周　　　宇治　弘

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 回転ビデオヘッドを有したヘリカルスキャン形の磁気記
   録再生装置において、前記ヘッドによる映像信号の記録
   時にテープの長手方向に第１の情報信号を記録する手段
   と、この第１の情報を再生時に前記ヘッドからの再生映
   像信号にもとづく画面に重畳して表示しようとするその
   画面上の表示位置に対応するタイミング信号を発生する
   手段と、このタイミング信号発生時に回転ビデオヘッド
   に供給される記録映像信号の色信号の色相を所定の色相
   に変更する手段と、再生時テープの長手方向に記録され
   た前記第１の情報を再生する手段と、前記ヘッドからの
   再生映像信号中の色信号から所定の色相を検出する手段
   と、この検出手段から検出信号が得られたときに再生映
   像信号に前記再生された第１の情報信号を重畳する手段
   とを具備したことを特徴とする磁気記録再生装置。