JPS637828Y2 - - Google Patents
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- JPS637828Y2 JPS637828Y2 JP6991483U JP6991483U JPS637828Y2 JP S637828 Y2 JPS637828 Y2 JP S637828Y2 JP 6991483 U JP6991483 U JP 6991483U JP 6991483 U JP6991483 U JP 6991483U JP S637828 Y2 JPS637828 Y2 JP S637828Y2
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- Refrigerator Housings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、断熱パネルの連結装置に関する。
従来、プレハブ冷蔵庫の壁を構成する断熱パネ
ルは、たとえば第4図に示すように、2枚の表面
板33,34と、これらの中間に充填された断熱
材35とよりなるものであり、互いに直角に連結
されるたとえば側壁と天井を構成する断熱パネル
31,32のうち、一方の側壁構成断熱パネル3
1の端部31aに横断面凸状の嵌合部材36が嵌
め込まれるとともに、嵌合部材36の裏側に合成
樹脂製のナツト保持体37に所定間隔おきに保持
されたナツト38が埋め込まれ、また他方の天井
構成断熱パネル32の端部32aの一側に横断面
凹状の嵌合部材39が嵌め込まれるとともに、所
要数の木製の補強ブロツク40が相互に所定間隔
をあけて埋め込まれていた。そして断熱パネル3
2の端部32aに凹状の嵌合部材39と各補強ブ
ロツク40を貫通する所要数のボルト孔41があ
けられ、これらのボルト孔41に挿通されたボル
ト42の先端部42aが上記断熱パネル31の端
部31aに埋め込まれたナツト38にねじ込まれ
ることにより、両パネル31,32が相互に連結
されていた。
ルは、たとえば第4図に示すように、2枚の表面
板33,34と、これらの中間に充填された断熱
材35とよりなるものであり、互いに直角に連結
されるたとえば側壁と天井を構成する断熱パネル
31,32のうち、一方の側壁構成断熱パネル3
1の端部31aに横断面凸状の嵌合部材36が嵌
め込まれるとともに、嵌合部材36の裏側に合成
樹脂製のナツト保持体37に所定間隔おきに保持
されたナツト38が埋め込まれ、また他方の天井
構成断熱パネル32の端部32aの一側に横断面
凹状の嵌合部材39が嵌め込まれるとともに、所
要数の木製の補強ブロツク40が相互に所定間隔
をあけて埋め込まれていた。そして断熱パネル3
2の端部32aに凹状の嵌合部材39と各補強ブ
ロツク40を貫通する所要数のボルト孔41があ
けられ、これらのボルト孔41に挿通されたボル
ト42の先端部42aが上記断熱パネル31の端
部31aに埋め込まれたナツト38にねじ込まれ
ることにより、両パネル31,32が相互に連結
されていた。
しかしながら、このような従来の装置では、一
方の断熱パネル31に埋め込まれたナツト38の
位置と、他方の断熱パネル32のボルト孔41の
位置が相互にずれている場合には、もはやナツト
38の位置を修正することはできないので、両パ
ネル31,32を連結することは不可能であつ
た。したがつて予め製造された所定の寸法の断熱
パネル同志を連結することしかできず、このため
に断熱パネルの種類が非常に多くなり、断熱パネ
ルの製造が非常に面倒であつた。また既に製造さ
れた断熱パネルをプレハブ冷蔵庫の組立て現場に
おいて特別な寸法に切断して、これを他の断熱パ
ネルに連結するようなことは勿論不可能であり、
断熱パネルの組立て作業に全く融通性がなく、非
常に不便であるという欠点があつた。
方の断熱パネル31に埋め込まれたナツト38の
位置と、他方の断熱パネル32のボルト孔41の
位置が相互にずれている場合には、もはやナツト
38の位置を修正することはできないので、両パ
ネル31,32を連結することは不可能であつ
た。したがつて予め製造された所定の寸法の断熱
パネル同志を連結することしかできず、このため
に断熱パネルの種類が非常に多くなり、断熱パネ
ルの製造が非常に面倒であつた。また既に製造さ
れた断熱パネルをプレハブ冷蔵庫の組立て現場に
おいて特別な寸法に切断して、これを他の断熱パ
ネルに連結するようなことは勿論不可能であり、
断熱パネルの組立て作業に全く融通性がなく、非
常に不便であるという欠点があつた。
この考案は、上記の欠点を除去するためになさ
れたもので、その構成を以下図面に示す実施例に
基づいて説明する。
れたもので、その構成を以下図面に示す実施例に
基づいて説明する。
第1図において、1,2はプレハブ冷蔵庫の側
壁と天井を構成する互いに直角に配置された2枚
の断熱パネルで、これらはいずれも所定間隔をお
いて平行に配置せられた2枚のアルミニウム製の
表面板3,4の間に、発泡ポリウレタンまたは発
泡フエノール樹脂等の断熱材5が充填せられ、か
つ周縁部に合成樹脂製の横断面凹状の枠材6が嵌
め込まれているものである。枠材6の両側縁内側
に両表面板3,4の端部7,8が折り込まれて止
められている。
壁と天井を構成する互いに直角に配置された2枚
の断熱パネルで、これらはいずれも所定間隔をお
いて平行に配置せられた2枚のアルミニウム製の
表面板3,4の間に、発泡ポリウレタンまたは発
泡フエノール樹脂等の断熱材5が充填せられ、か
つ周縁部に合成樹脂製の横断面凹状の枠材6が嵌
め込まれているものである。枠材6の両側縁内側
に両表面板3,4の端部7,8が折り込まれて止
められている。
9は一方の断熱パネル1の端部1aの枠材6に
相互に所定間隔をおいてあけられた所要数の貫通
孔、10は各貫通孔9に挿通された筒状の固定金
具で、これは取付け前の状態では、第2図イに示
すように、一端に鍔11を有しかつ周縁内部に雌
ねじ部12を有するとともに、周壁の鍔11寄り
の部分に薄肉部13が設けられているものであ
る。このような固定金具10は、断熱パネル1が
予め製造されたのち、その枠材6につぎのように
して取り付けられる。
相互に所定間隔をおいてあけられた所要数の貫通
孔、10は各貫通孔9に挿通された筒状の固定金
具で、これは取付け前の状態では、第2図イに示
すように、一端に鍔11を有しかつ周縁内部に雌
ねじ部12を有するとともに、周壁の鍔11寄り
の部分に薄肉部13が設けられているものであ
る。このような固定金具10は、断熱パネル1が
予め製造されたのち、その枠材6につぎのように
して取り付けられる。
すなわち、まず固定金具10が枠材6の貫通孔
9に挿通され、これの鍔11が枠材6の表面に掛
け止められる(第2図イ)。つぎにこの状態にお
いて、先端に雄ねじ部29を備えた工具28が固
定金具10の雌ねじ部12にねじ込まれ、これに
よつて枠材6の裏側において固定金具10の薄肉
部13が座屈せしめられて、枠材6の裏面に掛か
る環状突部14が形成され、この環状突部14と
鍔11とによつて貫通孔9周縁の枠材6部分が挟
み付けられることにより、固定金具10が枠材6
に止められるものである(第1図および第2図
ロ)。
9に挿通され、これの鍔11が枠材6の表面に掛
け止められる(第2図イ)。つぎにこの状態にお
いて、先端に雄ねじ部29を備えた工具28が固
定金具10の雌ねじ部12にねじ込まれ、これに
よつて枠材6の裏側において固定金具10の薄肉
部13が座屈せしめられて、枠材6の裏面に掛か
る環状突部14が形成され、この環状突部14と
鍔11とによつて貫通孔9周縁の枠材6部分が挟
み付けられることにより、固定金具10が枠材6
に止められるものである(第1図および第2図
ロ)。
15は他方の断熱パネル2の端部2aに、上記
固定金具10に対応するように相互に所定間隔を
おいてあけられたボルト孔、16はこのボルト孔
15に挿通されたボルトで、この先端部16aは
対応する固定金具10の雌ねじ部12にねじ込ま
れている。
固定金具10に対応するように相互に所定間隔を
おいてあけられたボルト孔、16はこのボルト孔
15に挿通されたボルトで、この先端部16aは
対応する固定金具10の雌ねじ部12にねじ込ま
れている。
17は両断熱パネル1,2の中間に介在されか
つ断熱パネル1側の枠材6に嵌め合わせられた合
成樹脂製の横断面凸状の結合部材である。第3図
に示すように、この結合部材17は側壁を構成す
る2個以上の断熱パネル1の上端部同志を相互に
連結するために、これらの断熱パネル1に渡され
ている。18は上記固定金具10に対応するよう
に結合部材17に相互に所定間隔をおいてあけら
れたボルト孔で、これには上記ボルト16の中間
部分が挿通されている。19は結合部材17の外
側縁部に長さ方向に設けられた凹溝、20,21
は凹溝19の開口部の上下両側縁に設けられた上
方突部と垂下部で、これらは断熱パネル2の端面
と、断熱パネル1の端部1aの外面とに当接せし
められており、断熱パネル1,2相互のずれを防
止している。
つ断熱パネル1側の枠材6に嵌め合わせられた合
成樹脂製の横断面凸状の結合部材である。第3図
に示すように、この結合部材17は側壁を構成す
る2個以上の断熱パネル1の上端部同志を相互に
連結するために、これらの断熱パネル1に渡され
ている。18は上記固定金具10に対応するよう
に結合部材17に相互に所定間隔をおいてあけら
れたボルト孔で、これには上記ボルト16の中間
部分が挿通されている。19は結合部材17の外
側縁部に長さ方向に設けられた凹溝、20,21
は凹溝19の開口部の上下両側縁に設けられた上
方突部と垂下部で、これらは断熱パネル2の端面
と、断熱パネル1の端部1aの外面とに当接せし
められており、断熱パネル1,2相互のずれを防
止している。
22は両断熱パネル1,2の連結部分の一側に
被せられたアルミニウム製の化粧用帯状被覆材
で、これの下縁に断熱パネル側に伸びる幅の狭い
突部23が水平状に設けられ、同下縁寄りの部分
に幅の広い脚部24が同様に水平状に設けられ、
また同上縁部に幅の広い突部25が同様に水平状
に設けられるとともに、この突部25の幅の中間
部に当たり26が垂下状に設けられている。
被せられたアルミニウム製の化粧用帯状被覆材
で、これの下縁に断熱パネル側に伸びる幅の狭い
突部23が水平状に設けられ、同下縁寄りの部分
に幅の広い脚部24が同様に水平状に設けられ、
また同上縁部に幅の広い突部25が同様に水平状
に設けられるとともに、この突部25の幅の中間
部に当たり26が垂下状に設けられている。
上記において、断熱パネル1,2を組み立てる
のはつぎの手順による。
のはつぎの手順による。
すなわち、まず予め製造された側壁構成断熱パ
ネル1の枠材6の所要箇所に貫通孔9をあけ、こ
れに固定金具10を挿通して、周壁の一部を座屈
せしめることにより、固定金具10を枠材6に固
定する。つぎに、天井構成断熱パネル2の端部2
aと結合部材17とにボルト孔15と18を上記
断熱パネル1の固定金具10に対応するように所
定位置にあける。なお、このような固定金具10
の取付け作業とボルト孔15の開孔作業とは、プ
レハブ冷蔵庫の組立て現場だけでなく、予め工場
において行なつてもよい。
ネル1の枠材6の所要箇所に貫通孔9をあけ、こ
れに固定金具10を挿通して、周壁の一部を座屈
せしめることにより、固定金具10を枠材6に固
定する。つぎに、天井構成断熱パネル2の端部2
aと結合部材17とにボルト孔15と18を上記
断熱パネル1の固定金具10に対応するように所
定位置にあける。なお、このような固定金具10
の取付け作業とボルト孔15の開孔作業とは、プ
レハブ冷蔵庫の組立て現場だけでなく、予め工場
において行なつてもよい。
そして所要数の側壁構成断熱パネル1を起立さ
せ、これらのパネル1の上端に結合部材17を渡
したのち、天井構成断熱パネル2の端部2aを結
合部材17の上にのせ、各ボルト孔15,18に
ボルト16を差し込んで、これの先端部16aを
固定金具10の雌ねじ部12にねじ込むことによ
り、断熱パネル1,2と、これらの中間の結合部
材17とを一体に連結する。そして最後に、化粧
用被覆材22の脚部24を結合部材17の凹溝1
9内に差し込み、両断熱パネル1,2の連結部分
の側面に被覆材22を取り付けるものである。こ
のとき、被覆材22上縁の突部25の先端部は断
熱パネル2の上面にのせられるとともに、当たり
26が同パネル2の端面上縁部に当接せられ、ま
た被覆材22下縁の突部23の先端は断熱パネル
1の外面に当接せしめられている。なお、結合部
材17は若干弾性を有しているので、ボルト16
と固定金具10の締付けによつて被覆材22の脚
部24が結合部材17の凹溝19内に差し込むこ
とができなくなるというようなことはない。
せ、これらのパネル1の上端に結合部材17を渡
したのち、天井構成断熱パネル2の端部2aを結
合部材17の上にのせ、各ボルト孔15,18に
ボルト16を差し込んで、これの先端部16aを
固定金具10の雌ねじ部12にねじ込むことによ
り、断熱パネル1,2と、これらの中間の結合部
材17とを一体に連結する。そして最後に、化粧
用被覆材22の脚部24を結合部材17の凹溝1
9内に差し込み、両断熱パネル1,2の連結部分
の側面に被覆材22を取り付けるものである。こ
のとき、被覆材22上縁の突部25の先端部は断
熱パネル2の上面にのせられるとともに、当たり
26が同パネル2の端面上縁部に当接せられ、ま
た被覆材22下縁の突部23の先端は断熱パネル
1の外面に当接せしめられている。なお、結合部
材17は若干弾性を有しているので、ボルト16
と固定金具10の締付けによつて被覆材22の脚
部24が結合部材17の凹溝19内に差し込むこ
とができなくなるというようなことはない。
なお、上記プレハブ冷蔵庫において結露を防止
するために、断熱パネル2の端面と被覆材22と
の中間にグラスウール、ロツクウール、あるいは
ポリウレタンフオーム等のような充填材を詰め込
むこともある。
するために、断熱パネル2の端面と被覆材22と
の中間にグラスウール、ロツクウール、あるいは
ポリウレタンフオーム等のような充填材を詰め込
むこともある。
ところで、一般にプレハブ冷蔵庫において、た
とえば第5図に示すように、側壁と天井を構成す
る断熱パネル31,32の目地が相互に一致する
ようにこれらを組み合わせると、相互に隣り合う
断熱パネル31,32同志が互いに左右両側へ開
くおそれがある。
とえば第5図に示すように、側壁と天井を構成す
る断熱パネル31,32の目地が相互に一致する
ようにこれらを組み合わせると、相互に隣り合う
断熱パネル31,32同志が互いに左右両側へ開
くおそれがある。
そこで、従来は、第6図に示すように、両断熱
パネル31,32の目地を相互にパネル幅の半分
だけずれた状態に配置していた。しかしながら、
このような従来のプレハブ冷蔵庫では、側壁構成
断熱パネル31の目地と、天井構成断熱パネル3
2の目地とが相互にずれているため、外観が非常
に悪く、また目地にシーリング材を充填する場
合、目地が不揃いであると、シーリング作業を迅
速に行なうことができないという問題があつた。
パネル31,32の目地を相互にパネル幅の半分
だけずれた状態に配置していた。しかしながら、
このような従来のプレハブ冷蔵庫では、側壁構成
断熱パネル31の目地と、天井構成断熱パネル3
2の目地とが相互にずれているため、外観が非常
に悪く、また目地にシーリング材を充填する場
合、目地が不揃いであると、シーリング作業を迅
速に行なうことができないという問題があつた。
これに対し、上記実施例においては、側壁構成
断熱パネル1の目地と天井構成断熱パネル2の目
地とが相互に一致せしめられるとともに、相互に
隣り合う側壁構成断熱パネル1同志の上端部を跨
ぐように、結合部材17が取り付けられているか
ら、隣り合う断熱パネル1同志および断熱パネル
2同志が左右両側に開くようなことが全くなく、
しかも両断熱パネル1,2の目地が一致している
ため、外観が非常にきれいであり、またこれらの
目地をシールする場合、その作業を非常に簡単に
行なうことができるものである。
断熱パネル1の目地と天井構成断熱パネル2の目
地とが相互に一致せしめられるとともに、相互に
隣り合う側壁構成断熱パネル1同志の上端部を跨
ぐように、結合部材17が取り付けられているか
ら、隣り合う断熱パネル1同志および断熱パネル
2同志が左右両側に開くようなことが全くなく、
しかも両断熱パネル1,2の目地が一致している
ため、外観が非常にきれいであり、またこれらの
目地をシールする場合、その作業を非常に簡単に
行なうことができるものである。
なお、上記実施例においては、断熱パネル1,
2の枠材6の横断面形状は凹状であるが、これは
凸状あるいは平坦な形状であつても勿論よい。ま
た天井を構成する断熱パネル2の端部2aには、
枠材6を設けないこともある。また枠材6は合成
樹脂製であるが、たとえばクリーンルームや実験
室等におけるように、パネルに比較的断熱性が要
求されない場合には、たとえばアルミニウム押出
型材製の枠材が使用される。また化粧用被覆材2
2はアルミニウム製であるが、これは合成樹脂製
であつても勿論よい。
2の枠材6の横断面形状は凹状であるが、これは
凸状あるいは平坦な形状であつても勿論よい。ま
た天井を構成する断熱パネル2の端部2aには、
枠材6を設けないこともある。また枠材6は合成
樹脂製であるが、たとえばクリーンルームや実験
室等におけるように、パネルに比較的断熱性が要
求されない場合には、たとえばアルミニウム押出
型材製の枠材が使用される。また化粧用被覆材2
2はアルミニウム製であるが、これは合成樹脂製
であつても勿論よい。
また上記実施例では、この考案をプレハブ冷蔵
庫に適用した場合を示したが、この考案は、その
他のクリーンルーム、実験室等の壁面を構成する
断熱パネル、あるいは一般建築用断熱パネルを互
いに連結する場合にも同様に適用可能である。ま
たこの考案は、側壁と天井を構成する断熱パネル
1,2を連結する場合だけでなく、その他側壁と
床、あるいはコーナー部の側壁同志の断熱パネル
を連結する場合にも同様に適用されるものであ
る。
庫に適用した場合を示したが、この考案は、その
他のクリーンルーム、実験室等の壁面を構成する
断熱パネル、あるいは一般建築用断熱パネルを互
いに連結する場合にも同様に適用可能である。ま
たこの考案は、側壁と天井を構成する断熱パネル
1,2を連結する場合だけでなく、その他側壁と
床、あるいはコーナー部の側壁同志の断熱パネル
を連結する場合にも同様に適用されるものであ
る。
この考案による断熱パネルの連結装置は、上述
のように、互いに連結される両断熱パネル1,2
がそれぞれ2枚の表面板3,4と、これらの中間
に充填された断熱材5とによつて構成されるとと
もに、一方の断熱パネル1の端部1aに枠材6が
嵌め込まれており、この枠材6の所要箇所に貫通
孔9があけられ、この貫通孔9に、一端に鍔11
を有しかつ周壁内側に雌ねじ部12を有する筒状
固定金具10が挿通され、これの鍔11が枠材6
の表面に掛け止められ、枠材6の裏側において固
定金具10の周壁の一部が座屈せしめられること
により、枠材6の裏面に掛かる環状突部14が形
成されて、固定金具10が枠材6に止められ、他
方の断面パネル2の端部2aにボルト孔15が上
記固定金具10に対応するようにあけられ、この
ボルト孔15に挿通されたボルト16の先端部1
6aが固定金具10の雌ねじ部12にねじ込まれ
ているもので、予め製造された断熱パネル1の枠
材6に、雌ねじ部12を有する固定金具10をあ
とから取り付けることができるから、断熱パネル
1の必要な箇所に固定金具10を配置することが
できて、断熱パネル1,2の連結を確実に行なう
ことができ、また断熱パネルの製造に際しても、
とくに側壁用断熱パネル、天井用あるいは床用断
熱パネルというように、断熱パネルの種類を分け
て製造する必要がなく、したがつて断熱パネルの
種類が非常に少なくてすみ、その製造を容易かつ
安価に行ない得る。また既に製造された断熱パネ
ルをプレハブ冷蔵庫等の組立て現場において特別
な寸法に切断して、これを他の断熱パネルに連結
することも可能であり、したがつて断熱パネルの
組立て作業に融通性があり、非常に便利であると
いう効果を奏する。
のように、互いに連結される両断熱パネル1,2
がそれぞれ2枚の表面板3,4と、これらの中間
に充填された断熱材5とによつて構成されるとと
もに、一方の断熱パネル1の端部1aに枠材6が
嵌め込まれており、この枠材6の所要箇所に貫通
孔9があけられ、この貫通孔9に、一端に鍔11
を有しかつ周壁内側に雌ねじ部12を有する筒状
固定金具10が挿通され、これの鍔11が枠材6
の表面に掛け止められ、枠材6の裏側において固
定金具10の周壁の一部が座屈せしめられること
により、枠材6の裏面に掛かる環状突部14が形
成されて、固定金具10が枠材6に止められ、他
方の断面パネル2の端部2aにボルト孔15が上
記固定金具10に対応するようにあけられ、この
ボルト孔15に挿通されたボルト16の先端部1
6aが固定金具10の雌ねじ部12にねじ込まれ
ているもので、予め製造された断熱パネル1の枠
材6に、雌ねじ部12を有する固定金具10をあ
とから取り付けることができるから、断熱パネル
1の必要な箇所に固定金具10を配置することが
できて、断熱パネル1,2の連結を確実に行なう
ことができ、また断熱パネルの製造に際しても、
とくに側壁用断熱パネル、天井用あるいは床用断
熱パネルというように、断熱パネルの種類を分け
て製造する必要がなく、したがつて断熱パネルの
種類が非常に少なくてすみ、その製造を容易かつ
安価に行ない得る。また既に製造された断熱パネ
ルをプレハブ冷蔵庫等の組立て現場において特別
な寸法に切断して、これを他の断熱パネルに連結
することも可能であり、したがつて断熱パネルの
組立て作業に融通性があり、非常に便利であると
いう効果を奏する。
第1図はこの考案の実施例を示すもので、プレ
ハブ冷蔵庫の部分縦断面図、第2図は第1図にお
ける固定金具の詳細を示す断面図で、同図イは固
定金具を枠材に止める前の状態を示し、同図ロは
止めた後の状態を示している。第3図は第1図の
プレハブ冷蔵庫の概略部分側面図、第4図は従来
例を示すプレハブ冷蔵庫の部分縦断面図、第5図
は側壁と天井の断熱パネルの目地を互いに一致さ
せたプレハブ冷蔵庫において、断熱パネルが左右
両側に開いた状態を想定した説明図、第6図は側
壁と天井の断熱パネルの目地を相互にずらせた従
来のプレハブ冷蔵庫の概略部分側面図である。 1,2……断熱パネル、1a,2a……端部、
3,4……表面板、5……断熱材、6……枠材、
9……貫通孔、10……固定金具、11……鍔、
12……雌ねじ部、13……薄内部、14……環
状突部、15……ボルト孔、16……ボルト、1
6a……先端部、17……結合部材、18……ボ
ルト孔、19……凹溝、22……被覆材、24…
…脚部。
ハブ冷蔵庫の部分縦断面図、第2図は第1図にお
ける固定金具の詳細を示す断面図で、同図イは固
定金具を枠材に止める前の状態を示し、同図ロは
止めた後の状態を示している。第3図は第1図の
プレハブ冷蔵庫の概略部分側面図、第4図は従来
例を示すプレハブ冷蔵庫の部分縦断面図、第5図
は側壁と天井の断熱パネルの目地を互いに一致さ
せたプレハブ冷蔵庫において、断熱パネルが左右
両側に開いた状態を想定した説明図、第6図は側
壁と天井の断熱パネルの目地を相互にずらせた従
来のプレハブ冷蔵庫の概略部分側面図である。 1,2……断熱パネル、1a,2a……端部、
3,4……表面板、5……断熱材、6……枠材、
9……貫通孔、10……固定金具、11……鍔、
12……雌ねじ部、13……薄内部、14……環
状突部、15……ボルト孔、16……ボルト、1
6a……先端部、17……結合部材、18……ボ
ルト孔、19……凹溝、22……被覆材、24…
…脚部。
Claims (1)
- 互いに連結される両断熱パネル1,2がそれぞ
れ2枚の表面板3,4と、これらの中間に充填さ
れた断熱材5とによつて構成されるとともに、一
方の断熱パネル1の端部1aに枠材6が嵌め込ま
れており、この枠材6の所要箇所に貫通孔9があ
けられ、この貫通孔9に、一端に鍔11を有しか
つ周壁内側に雌ねじ部12を有する筒状固定金具
10が挿通され、これの鍔11が枠材6の表面に
掛け止められ、枠材6の裏側において固定金具1
0の周壁の一部が座屈せしめられることにより、
枠材6の裏面に掛かる環状突部14が形成され
て、固定金具10が枠材6に止められ、他方の断
面パネル2の端部2aにボルト孔15が上記固定
金具10に対応するようにあけられ、このボルト
孔15に挿通されたボルト16の先端部16aが
固定金具10の雌ねじ部12にねじ込まれている
断熱パネルの連結装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6991483U JPS59175992U (ja) | 1983-05-11 | 1983-05-11 | 断熱パネルの連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6991483U JPS59175992U (ja) | 1983-05-11 | 1983-05-11 | 断熱パネルの連結装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59175992U JPS59175992U (ja) | 1984-11-24 |
JPS637828Y2 true JPS637828Y2 (ja) | 1988-03-07 |
Family
ID=30200062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6991483U Granted JPS59175992U (ja) | 1983-05-11 | 1983-05-11 | 断熱パネルの連結装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59175992U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20220235997A1 (en) * | 2019-07-09 | 2022-07-28 | Lg Electronics Inc. | Vacuum adiabatic module and refrigerator |
-
1983
- 1983-05-11 JP JP6991483U patent/JPS59175992U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20220235997A1 (en) * | 2019-07-09 | 2022-07-28 | Lg Electronics Inc. | Vacuum adiabatic module and refrigerator |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59175992U (ja) | 1984-11-24 |
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