JPS6377642A - 位置割出装置 - Google Patents
位置割出装置Info
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- JPS6377642A JPS6377642A JP22299186A JP22299186A JPS6377642A JP S6377642 A JPS6377642 A JP S6377642A JP 22299186 A JP22299186 A JP 22299186A JP 22299186 A JP22299186 A JP 22299186A JP S6377642 A JPS6377642 A JP S6377642A
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- Japan
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- casing
- drive motor
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Links
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- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 5
- 230000008878 coupling Effects 0.000 abstract description 15
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q16/00—Equipment for precise positioning of tool or work into particular locations not otherwise provided for
- B23Q16/02—Indexing equipment
- B23Q16/08—Indexing equipment having means for clamping the relatively movable parts together in the indexed position
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Machine Tool Positioning Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は位置割出装置に関するものである。
(従来の技術)
従来の位置割出装置の具体例としては、例えば特開昭6
0−44250号公報に記載された装置を挙げることが
できる。この装置は第4図及び第5図に示すように、両
軸駆動モータ71の上部回転軸72にギヤ73及び74
を介して被割出体75が連結されており、上記上部回転
軸72を回転することにより、上記被割出体75を回転
駆動し得るようになされている。そして、上記両軸駆動
モータ71の下部回転軸76にカム77を取着し、この
カム77のカム面にローラ78を当接させである。
0−44250号公報に記載された装置を挙げることが
できる。この装置は第4図及び第5図に示すように、両
軸駆動モータ71の上部回転軸72にギヤ73及び74
を介して被割出体75が連結されており、上記上部回転
軸72を回転することにより、上記被割出体75を回転
駆動し得るようになされている。そして、上記両軸駆動
モータ71の下部回転軸76にカム77を取着し、この
カム77のカム面にローラ78を当接させである。
このローラ78は第5図に示すようにL形しバー79の
一方のレバ一部材80先端部に取着されており、上記ロ
ーラ78が上記カム面上を転勤する際の変位が、ケーシ
ング81に枢着されている上記し形レバー79により、
このL形しバー79の他方のレバ一部材82先端部の溝
に嵌着されているピン83に伝えられるようになされて
いる。このピン83には上記駆動モータ71への作動流
体の循環量を制御するための流量制御弁84のスプール
85の端部が取着されており、第5図で示すような状態
では、上記ローラ78はカム77のカム面の、割出位置
に対応する位置に設けた四部86内に嵌入しており、こ
のときには上記流量制御弁84は閉状態となされて上記
駆動モータ71は停止されている。そして、ローラ78
が上記凹部86から離脱してカム77の円弧状部87を
転動するときには、上記り形レバー79ば、上記凹部8
6嵌入時よりもやや右回りに旋回した状態となされ、上
記スプール85は第5図の状態より押し込まれることと
なる。このとき流量制御弁84は開状態となされて、上
記駆動モータ71に作動流体が供給され、駆動モータ7
1は回転作動される。
一方のレバ一部材80先端部に取着されており、上記ロ
ーラ78が上記カム面上を転勤する際の変位が、ケーシ
ング81に枢着されている上記し形レバー79により、
このL形しバー79の他方のレバ一部材82先端部の溝
に嵌着されているピン83に伝えられるようになされて
いる。このピン83には上記駆動モータ71への作動流
体の循環量を制御するための流量制御弁84のスプール
85の端部が取着されており、第5図で示すような状態
では、上記ローラ78はカム77のカム面の、割出位置
に対応する位置に設けた四部86内に嵌入しており、こ
のときには上記流量制御弁84は閉状態となされて上記
駆動モータ71は停止されている。そして、ローラ78
が上記凹部86から離脱してカム77の円弧状部87を
転動するときには、上記り形レバー79ば、上記凹部8
6嵌入時よりもやや右回りに旋回した状態となされ、上
記スプール85は第5図の状態より押し込まれることと
なる。このとき流量制御弁84は開状態となされて、上
記駆動モータ71に作動流体が供給され、駆動モータ7
1は回転作動される。
そして、再び上記ローラ78が上記凹部86に嵌入する
ような位置まで回転されたときに、再び第5図の状態と
なって駆動モータ71は停止される。
ような位置まで回転されたときに、再び第5図の状態と
なって駆動モータ71は停止される。
このように、被割出体75の割出位置に対応する位置に
カム77の凹部86が位置するように、駆動モータ71
の回転輪76に上記カム77を取着し、駆動モータ71
を回転作動する間に、ローラ78が」二記凹部に嵌入し
た位置を割出位置とし2て、駆動モーフ′11への作動
流体の供給を停止し、こ、れにより被割出体の割出を行
なうものである。
カム77の凹部86が位置するように、駆動モータ71
の回転輪76に上記カム77を取着し、駆動モータ71
を回転作動する間に、ローラ78が」二記凹部に嵌入し
た位置を割出位置とし2て、駆動モーフ′11への作動
流体の供給を停止し、こ、れにより被割出体の割出を行
なうものである。
(発明が解決しようとする問題点)
上記位置割出装置においては、カム77に当接したロー
ラ78のカム変位がL形しバー79を介して流量制御弁
84のスプール85に伝達されるようになされている。
ラ78のカム変位がL形しバー79を介して流量制御弁
84のスプール85に伝達されるようになされている。
このような装置において1、カム77の下部回転軸76
への相対組付状態を修正することによって割出位置を調
整しようとする場合には、ローラ78がカム77の凹部
86に嵌入している状態、或いはカム面に当接している
状態ではカム77を容易には回転することができず、し
たがってこのような調整作業に当たっては■4形レバー
79をも外してまずカム77の調整作業性を確保するこ
とが必要である。そして、再組立時にはL形しバー79
と流量制御弁84のスプール86との相対組付状態も分
解前とはわずかながら異同を生じることとなり、このこ
とによって、ローラ78の凹部86への嵌入動作と、ス
プール85の移動による流量制御弁84の閉弁のタイミ
ングとにずれが生じ、予定した割出位置の修正が容易に
は得られないという問題が生じていた。したがって再度
カム77の再修正取付とL形しバー79とスプール85
との取付位置関係の修正とを試行錯誤的に行なってい(
ことが必要とされ、多くの手数を要する調整作業となっ
ていた。
への相対組付状態を修正することによって割出位置を調
整しようとする場合には、ローラ78がカム77の凹部
86に嵌入している状態、或いはカム面に当接している
状態ではカム77を容易には回転することができず、し
たがってこのような調整作業に当たっては■4形レバー
79をも外してまずカム77の調整作業性を確保するこ
とが必要である。そして、再組立時にはL形しバー79
と流量制御弁84のスプール86との相対組付状態も分
解前とはわずかながら異同を生じることとなり、このこ
とによって、ローラ78の凹部86への嵌入動作と、ス
プール85の移動による流量制御弁84の閉弁のタイミ
ングとにずれが生じ、予定した割出位置の修正が容易に
は得られないという問題が生じていた。したがって再度
カム77の再修正取付とL形しバー79とスプール85
との取付位置関係の修正とを試行錯誤的に行なってい(
ことが必要とされ、多くの手数を要する調整作業となっ
ていた。
この発明は上記した従来の問題点を解消するためになさ
れたものであって、その目的は、割出位置の調整作業時
の位置調整を容易に行なうことのできる位置割出装置を
提供することにある。
れたものであって、その目的は、割出位置の調整作業時
の位置調整を容易に行なうことのできる位置割出装置を
提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
そこでこの発明の位置割出装置は、一方の回転軸2に被
割出体を連結してこれを駆動する両軸駆動モータ1の他
方の回転軸3側をケーシング4で覆うと共に、このケー
シング4を上記回転軸3の軸心に略直交する面で上記回
転軸3側に固定された第1ケーシング5と、上記第1ケ
ーシング5に対して着衣可能な第2ケーシング6とに分
割構成し、また上記他方の回転軸3に割出位置決め用の
対をなす凹凸嵌合部材の一方16を着脱自在に取着する
と共に、他方の凹凸嵌合部材15を上記第2ケーシング
6に上記軸心方向摺動自在に取着し、さらに上記第2ケ
ーシング6に上記駆動モータ1への作動流体の供給・停
止を制御するための開閉弁17のスプール摺動室18を
設けると共に、このスプール摺動室18内に摺動自在に
挿入されるスプール19を上記他方の凹凸嵌合部材15
に連動させ、さらに上記他方の凹凸嵌合部材15を上記
一方の凹凸嵌合部材16側に押圧する付勢手段13を設
け、上記駆動モータ1の回転作動時に割出位置に達して
上記各凹凸嵌合部材15.16の凹部及び凸部が嵌合状
態となされたときに、上記スプール19の移動により上
記開閉弁17が閉じて上記駆動モータ1への作動流体の
供給が停止すべく構成している。
割出体を連結してこれを駆動する両軸駆動モータ1の他
方の回転軸3側をケーシング4で覆うと共に、このケー
シング4を上記回転軸3の軸心に略直交する面で上記回
転軸3側に固定された第1ケーシング5と、上記第1ケ
ーシング5に対して着衣可能な第2ケーシング6とに分
割構成し、また上記他方の回転軸3に割出位置決め用の
対をなす凹凸嵌合部材の一方16を着脱自在に取着する
と共に、他方の凹凸嵌合部材15を上記第2ケーシング
6に上記軸心方向摺動自在に取着し、さらに上記第2ケ
ーシング6に上記駆動モータ1への作動流体の供給・停
止を制御するための開閉弁17のスプール摺動室18を
設けると共に、このスプール摺動室18内に摺動自在に
挿入されるスプール19を上記他方の凹凸嵌合部材15
に連動させ、さらに上記他方の凹凸嵌合部材15を上記
一方の凹凸嵌合部材16側に押圧する付勢手段13を設
け、上記駆動モータ1の回転作動時に割出位置に達して
上記各凹凸嵌合部材15.16の凹部及び凸部が嵌合状
態となされたときに、上記スプール19の移動により上
記開閉弁17が閉じて上記駆動モータ1への作動流体の
供給が停止すべく構成している。
(作用)
上記構成の位置割出装置においては、割出位置決め用の
一対の凹凸嵌合部材15.16と開閉弁17とを覆うケ
ーシング4を分割構成とし、第2ケーシング6を第1ケ
ーシング5より外すことによって、第1ケーシング5側
には一方の凹凸嵌合部材16が両軸駆動モータ1の回転
軸3に取着されている状態が露出されることとなる。し
たがって、上記回転軸3に対する上記一方の凹凸嵌合部
材16の取付位置を容易に変更調整することができる。
一対の凹凸嵌合部材15.16と開閉弁17とを覆うケ
ーシング4を分割構成とし、第2ケーシング6を第1ケ
ーシング5より外すことによって、第1ケーシング5側
には一方の凹凸嵌合部材16が両軸駆動モータ1の回転
軸3に取着されている状態が露出されることとなる。し
たがって、上記回転軸3に対する上記一方の凹凸嵌合部
材16の取付位置を容易に変更調整することができる。
さらに、このとき第2ケーシング6側においては、他方
の凹凸嵌合部材15と開閉弁17との位置関係は変化せ
ず、したがって第2ケ・−ラング6例の調整は必要なく
、上記一方の凹凸嵌合部材16の修正取付けが終了した
後に、上記第2ケーシング6を第1ケーシング5に取付
けることにより調整作業は完了することとなるので、割
出位置の位置調整作業を容易に行なうことができる。
の凹凸嵌合部材15と開閉弁17との位置関係は変化せ
ず、したがって第2ケ・−ラング6例の調整は必要なく
、上記一方の凹凸嵌合部材16の修正取付けが終了した
後に、上記第2ケーシング6を第1ケーシング5に取付
けることにより調整作業は完了することとなるので、割
出位置の位置調整作業を容易に行なうことができる。
(実施例)
次にこの発明の位置割出装置の具体的な実施例について
、図面を参照しつつ詳細に説明する。
、図面を参照しつつ詳細に説明する。
第1図はこの発明の一実施例における位置割出装置の一
部切欠正面図であり、同図において、1はトロコイドモ
ータ或いはギヤモータ等の低速・高トルク特性を有する
両輪駆動モータであって、図において上下部に上部回転
軸2と下部回転軸3とをそれぞれ有しており、上部回転
軸2に例えば歯車列を介して回転テーブル等の被割出体
が連結され、上記上部回転軸2の回転によって、上記被
割出体を回転駆動し得るようになされている。
部切欠正面図であり、同図において、1はトロコイドモ
ータ或いはギヤモータ等の低速・高トルク特性を有する
両輪駆動モータであって、図において上下部に上部回転
軸2と下部回転軸3とをそれぞれ有しており、上部回転
軸2に例えば歯車列を介して回転テーブル等の被割出体
が連結され、上記上部回転軸2の回転によって、上記被
割出体を回転駆動し得るようになされている。
上記両軸駆動モータ1の下部はケーシング4によって覆
われており、上記下部回転軸3はこのケーシング4内方
に突出して延びている。上記ケーシング4は上記下部回
転軸3の軸心に略直交する面で上下に分割し得る構成で
あり、その上部は上記両軸駆動モータ1の本体ケース端
面に固定された第1ケーシング5として、また下部は、
上記第1ケーシング5の外周下端面にボルト(図示せず
)等によって着脱可能に取着された第2ケーシング6と
して構成されている。
われており、上記下部回転軸3はこのケーシング4内方
に突出して延びている。上記ケーシング4は上記下部回
転軸3の軸心に略直交する面で上下に分割し得る構成で
あり、その上部は上記両軸駆動モータ1の本体ケース端
面に固定された第1ケーシング5として、また下部は、
上記第1ケーシング5の外周下端面にボルト(図示せず
)等によって着脱可能に取着された第2ケーシング6と
して構成されている。
そして、上記第1、第2ケーシング5.6により形成さ
れる内部空所には、上記第1ケーシング5の貫通孔を通
して上記内部空所内に延びた上記下部回転軸3の下端テ
ーバ部に、回転板7がナツト8により着脱自在に取着さ
れている。上記回転板7に対面する位置には上下動板9
が配置されているが、この上下動板9は、以下のように
上記第2ケーシング6に取着されている。すなわち、上
記第2ケーシング6には上記下部回転軸3と同軸上にシ
リンダ室10が形成されており、このシリンダ室10内
を軸方向摺動自在に配置されたピストン11のピストン
軸12の上端面に、上記上下動板9は取着されているの
である。したがって、上記シリンダ室10及びピストン
11により構成される液圧シリンダ13への圧力作動流
体の供給を上記ピストン11の上部側又は下部側へと切
換ることにより、上記上下動板9の上下動動作を与え得
るようになされている。上記上下動板9の回転板7に対
面する側の面には、上方に突出する二つの同心リング状
部が形成されており、径小側のリング状部14の上端面
と、上記回転板7の」二記リング状部14に対向する面
とには、この上下動板9を上昇位置に位置させたときに
、互いに咬合うカップリング歯24が形成されており、
これらのカップリング歯24を咬合状態とすることによ
り、回転板7の回転位置を止定し得るようになされてい
る。また、上記上下動板9の外周位置に形成しているリ
ング状部は、その上端面にカム面を有する端面カム15
となされている。一方上記回転板7の外周部には中心点
対称位置に2箇のローラ16が図において水平に取着さ
れており、各ローラ16の上記回転板7の外周側面より
半径方向外側に突出する部分に、上記カム面が当接する
ようになされている。したがって、回転板7の回転時に
は、上下動板9が上記カム面の形状に応じてト下勤する
こととなる。そして上記カム面には、被割出体が割出位
置に位置するときに、第1図に示しているように、上記
各1コーラ16が嵌入し得る凹部25が形成されている
。このときに上記カップリング歯24が咬互状態となり
、一方割出位置以外のときには、上記上下動板9が押し
下げられ、上記カップリング歯24が離間し、回転板7
が回転可能となるようなカム形状になされている。
れる内部空所には、上記第1ケーシング5の貫通孔を通
して上記内部空所内に延びた上記下部回転軸3の下端テ
ーバ部に、回転板7がナツト8により着脱自在に取着さ
れている。上記回転板7に対面する位置には上下動板9
が配置されているが、この上下動板9は、以下のように
上記第2ケーシング6に取着されている。すなわち、上
記第2ケーシング6には上記下部回転軸3と同軸上にシ
リンダ室10が形成されており、このシリンダ室10内
を軸方向摺動自在に配置されたピストン11のピストン
軸12の上端面に、上記上下動板9は取着されているの
である。したがって、上記シリンダ室10及びピストン
11により構成される液圧シリンダ13への圧力作動流
体の供給を上記ピストン11の上部側又は下部側へと切
換ることにより、上記上下動板9の上下動動作を与え得
るようになされている。上記上下動板9の回転板7に対
面する側の面には、上方に突出する二つの同心リング状
部が形成されており、径小側のリング状部14の上端面
と、上記回転板7の」二記リング状部14に対向する面
とには、この上下動板9を上昇位置に位置させたときに
、互いに咬合うカップリング歯24が形成されており、
これらのカップリング歯24を咬合状態とすることによ
り、回転板7の回転位置を止定し得るようになされてい
る。また、上記上下動板9の外周位置に形成しているリ
ング状部は、その上端面にカム面を有する端面カム15
となされている。一方上記回転板7の外周部には中心点
対称位置に2箇のローラ16が図において水平に取着さ
れており、各ローラ16の上記回転板7の外周側面より
半径方向外側に突出する部分に、上記カム面が当接する
ようになされている。したがって、回転板7の回転時に
は、上下動板9が上記カム面の形状に応じてト下勤する
こととなる。そして上記カム面には、被割出体が割出位
置に位置するときに、第1図に示しているように、上記
各1コーラ16が嵌入し得る凹部25が形成されている
。このときに上記カップリング歯24が咬互状態となり
、一方割出位置以外のときには、上記上下動板9が押し
下げられ、上記カップリング歯24が離間し、回転板7
が回転可能となるようなカム形状になされている。
すなわち、上記した回転板7に取着したローラ16と、
上下動板9のカム15とは、割出位置決め用の対をなす
凹凸嵌合部材としてそれぞれ構成されている。
上下動板9のカム15とは、割出位置決め用の対をなす
凹凸嵌合部材としてそれぞれ構成されている。
さらに、上記第2ケーシング6の、軸心より距離を隔て
た箇所に、開閉弁17のスプール摺動室18が上記軸心
と平行に形成されている。この開閉弁17は、上記スプ
ール摺動室18内に挿入されたスプール19の移動によ
り、上記両輪駆動モータ1への作動流体の供給・停止を
制御するものであり、上記スプール19の上端は上記」
二下勅板に連結されている。そして、上記回転板7に取
着されているローラ1Gが上記凹部25に嵌入L2て、
上記カップリング歯24が咬合状態のとき、すなわち上
記上下動板9が上昇位置にあるときには、上記開閉弁1
7が閉じて上記両軸駆動モータ1への作動流体の供給を
停止し、その他の上記上下動板9が下降位置側に位置す
るときには、」二記開閉弁17は開くと共に、スプール
19の位置に応じた開度を有して上記両軸駆動モータ1
への作動流体の循環量を制御するようになされている。
た箇所に、開閉弁17のスプール摺動室18が上記軸心
と平行に形成されている。この開閉弁17は、上記スプ
ール摺動室18内に挿入されたスプール19の移動によ
り、上記両輪駆動モータ1への作動流体の供給・停止を
制御するものであり、上記スプール19の上端は上記」
二下勅板に連結されている。そして、上記回転板7に取
着されているローラ1Gが上記凹部25に嵌入L2て、
上記カップリング歯24が咬合状態のとき、すなわち上
記上下動板9が上昇位置にあるときには、上記開閉弁1
7が閉じて上記両軸駆動モータ1への作動流体の供給を
停止し、その他の上記上下動板9が下降位置側に位置す
るときには、」二記開閉弁17は開くと共に、スプール
19の位置に応じた開度を有して上記両軸駆動モータ1
への作動流体の循環量を制御するようになされている。
なお第1図において、21.22は後述する電磁切換弁
である。また、回転板7のローラ16に上下動板9のカ
ム面を当接するための押圧付勢手段は前記した液圧シリ
ンダ13によりなされるが、さらにシリンダ室10のピ
ストン11下部には、ばね20を配置しており、これに
よっても、上下動板9の上昇側押圧力を与えている。ま
た、23は上下動板9の回転止め用ビンであって、第2
ケーシング6に穿孔されている孔に嵌挿されている。
である。また、回転板7のローラ16に上下動板9のカ
ム面を当接するための押圧付勢手段は前記した液圧シリ
ンダ13によりなされるが、さらにシリンダ室10のピ
ストン11下部には、ばね20を配置しており、これに
よっても、上下動板9の上昇側押圧力を与えている。ま
た、23は上下動板9の回転止め用ビンであって、第2
ケーシング6に穿孔されている孔に嵌挿されている。
次に第2図を参照して上記装置の液圧回路構成について
説明する。液圧ポンプ(図示せず)に接続された吐出ラ
イン31とタンクライン32とは、前記開閉弁17のポ
ンプポートPとタンクポートTとに接続され、そして上
記開閉弁17の二次側ポートA、Bがライン33.34
により両軸駆動モータ1に接続されている。上記ライン
33.34には、両軸駆動モータ1の正転・逆転を切換
えるための第1電磁切換弁21が介設されている。
説明する。液圧ポンプ(図示せず)に接続された吐出ラ
イン31とタンクライン32とは、前記開閉弁17のポ
ンプポートPとタンクポートTとに接続され、そして上
記開閉弁17の二次側ポートA、Bがライン33.34
により両軸駆動モータ1に接続されている。上記ライン
33.34には、両軸駆動モータ1の正転・逆転を切換
えるための第1電磁切換弁21が介設されている。
上記開閉弁17のスプール19の切換移動は、前記上下
動板9を介して液圧シリンダ13によって与えられるも
のであるが、第2図においては、上記液圧シリンダ13
の作用を開閉弁17に直接付記した作用線で示しており
、液圧シリンダ13の、ばね20の配置されたピストン
下部室供給ポート35とピストン上部室供給ポート36
とは、第2電磁切換弁22の介設されたパイロットライ
ン37.38により上記タンクライン32、吐出ライン
31にそれぞれ接続されている。
動板9を介して液圧シリンダ13によって与えられるも
のであるが、第2図においては、上記液圧シリンダ13
の作用を開閉弁17に直接付記した作用線で示しており
、液圧シリンダ13の、ばね20の配置されたピストン
下部室供給ポート35とピストン上部室供給ポート36
とは、第2電磁切換弁22の介設されたパイロットライ
ン37.38により上記タンクライン32、吐出ライン
31にそれぞれ接続されている。
上記構成の位置割出装置における割出操作は次のように
して行なわれる。まず第1図に示す割出位置止定状態に
おいては、第2電磁切換弁22は第2図に示すシンボル
位置D1に位置し、ピストン11下部にはパイロットラ
イン37を通して吐出ライン31の高圧流体圧力が作用
し、一方ピストン11上部はパイロットライン38を通
してタンクライン32に解放しており、上記流体圧力と
ばね20のばね力とによって上下動板9は上昇位置に位
置し、したがってスプール19も上方に引き上げられて
、開閉弁17内の各ポートは第2図のシンボル位置S1
で示すようにそれぞれブロックされ、両軸駆動モータ1
への流体循環はなされず、停止状態にある。ここで第2
電磁切換弁22をシンボル位置D2に切換える。この操
作によって液圧シリンダ13への流体供給状態が切換わ
り、ピストン11が下降される。すなわち上下動板9が
下降し、これに伴って上記カップリング歯24が離間し
て咬合状態が解除されると共に、ローラ16が上記した
カム面の凹部25より離脱して回転板7は回転可能状態
となされる。さらに上記上下動板9の下降移動によって
、開閉弁17のスプール19も下降し、内部の各ポート
の連通状態が第2図のシンボル位置S2で示すように、
ポンプポートPとポートA、及びタンクポートTとポー
トBとがそれぞれ連通ずる位置に切換えられる。ここで
第1電磁切換弁21を中立位置から、例えば正転倒位N
(シンボル位置El)に切換えることにより駆動モータ
1への流体循環経路が形成され、駆動モータ1が回転を
開始して、被割出体の回転駆動が開始される。
して行なわれる。まず第1図に示す割出位置止定状態に
おいては、第2電磁切換弁22は第2図に示すシンボル
位置D1に位置し、ピストン11下部にはパイロットラ
イン37を通して吐出ライン31の高圧流体圧力が作用
し、一方ピストン11上部はパイロットライン38を通
してタンクライン32に解放しており、上記流体圧力と
ばね20のばね力とによって上下動板9は上昇位置に位
置し、したがってスプール19も上方に引き上げられて
、開閉弁17内の各ポートは第2図のシンボル位置S1
で示すようにそれぞれブロックされ、両軸駆動モータ1
への流体循環はなされず、停止状態にある。ここで第2
電磁切換弁22をシンボル位置D2に切換える。この操
作によって液圧シリンダ13への流体供給状態が切換わ
り、ピストン11が下降される。すなわち上下動板9が
下降し、これに伴って上記カップリング歯24が離間し
て咬合状態が解除されると共に、ローラ16が上記した
カム面の凹部25より離脱して回転板7は回転可能状態
となされる。さらに上記上下動板9の下降移動によって
、開閉弁17のスプール19も下降し、内部の各ポート
の連通状態が第2図のシンボル位置S2で示すように、
ポンプポートPとポートA、及びタンクポートTとポー
トBとがそれぞれ連通ずる位置に切換えられる。ここで
第1電磁切換弁21を中立位置から、例えば正転倒位N
(シンボル位置El)に切換えることにより駆動モータ
1への流体循環経路が形成され、駆動モータ1が回転を
開始して、被割出体の回転駆動が開始される。
その後一定時間経過後に、第2電磁切換弁22をシンボ
ル位置D1の位置に切換復帰する。これにより、再び上
下動板9は上昇する。しかしながら、この時までに回転
板7はある程度回転されており、したがって初めにロー
ラ16が嵌入していた凹部25はローラ16の位置には
位置せず、凹部25以外のカム形状領域にローラ16が
当接した状態で上記上下動板9の上昇は阻止される。こ
の状態においては、開閉弁17のスプール19はやや引
き上げられた状態にあり、第2図のシンボル位置S3で
示す状態となり、各ポートの連通状態はシンボル位置S
2と同じであるが、やや流路が絞られた状態となる。し
たがって駆動モータ1への流体循環9が減少し、回転速
度がやや低下した状態で回転を継続する。
ル位置D1の位置に切換復帰する。これにより、再び上
下動板9は上昇する。しかしながら、この時までに回転
板7はある程度回転されており、したがって初めにロー
ラ16が嵌入していた凹部25はローラ16の位置には
位置せず、凹部25以外のカム形状領域にローラ16が
当接した状態で上記上下動板9の上昇は阻止される。こ
の状態においては、開閉弁17のスプール19はやや引
き上げられた状態にあり、第2図のシンボル位置S3で
示す状態となり、各ポートの連通状態はシンボル位置S
2と同じであるが、やや流路が絞られた状態となる。し
たがって駆動モータ1への流体循環9が減少し、回転速
度がやや低下した状態で回転を継続する。
そして、上記状態でローラ16がカム面を転勤していく
うちに、四部25に到達し、その凹部形状によって上下
動板9が上昇を再開する際に、スプール19が引き上げ
られて開閉弁17はシンボル位置S1で示す閉状態とな
され、駆動モータ1への流体供給が停止されて、回転板
7の回転が停止すると共に、上記カップリング歯24が
咬合状態となされて、その割出位置に止定され、割出を
完了するのである。
うちに、四部25に到達し、その凹部形状によって上下
動板9が上昇を再開する際に、スプール19が引き上げ
られて開閉弁17はシンボル位置S1で示す閉状態とな
され、駆動モータ1への流体供給が停止されて、回転板
7の回転が停止すると共に、上記カップリング歯24が
咬合状態となされて、その割出位置に止定され、割出を
完了するのである。
第3図は他の実施例における回路を示している。
この装置は第1図で説明した装置と略同等の構成であり
、相異点は、開閉弁の構造及び配管経路を簡素化した点
にある。第3図において、第1図と同−機能部には同一
番号を附して説明を省略する。
、相異点は、開閉弁の構造及び配管経路を簡素化した点
にある。第3図において、第1図と同−機能部には同一
番号を附して説明を省略する。
第3図に記載の装置においては、開閉弁40は、−次側
及び二次側に各1箇の接続ポートを有する構成であり、
タンクライン32に介設している。
及び二次側に各1箇の接続ポートを有する構成であり、
タンクライン32に介設している。
駆動モータ1とタンクライン32との連通状態を切換え
ることで上記した第1実施例と同様に割出操作を行なう
−ことができる。被割出体が低慣性負荷であって、駆動
トルクが小さくて済む割出装置に使用することができる
。
ることで上記した第1実施例と同様に割出操作を行なう
−ことができる。被割出体が低慣性負荷であって、駆動
トルクが小さくて済む割出装置に使用することができる
。
上記した各実施例の位置割出装置において、被割出体の
割出位置の調整は次のように行なう。まず第2ケーシン
グ6を第1ケーシング5から取外す。この状態において
は、第1ケーシング5側では両軸駆動モータ1の下部回
転軸3に回転板7が取着された状態が露出される。そこ
でナツト8を緩めることにより、回転板7は自由に回転
し得る状態となるので、下部回転軸3への相対位置関係
を修正した後、ナフト8を締め付けて固定する。
割出位置の調整は次のように行なう。まず第2ケーシン
グ6を第1ケーシング5から取外す。この状態において
は、第1ケーシング5側では両軸駆動モータ1の下部回
転軸3に回転板7が取着された状態が露出される。そこ
でナツト8を緩めることにより、回転板7は自由に回転
し得る状態となるので、下部回転軸3への相対位置関係
を修正した後、ナフト8を締め付けて固定する。
このような調整作業に当たっては、上記回転板7のロー
ラ16への当接部材となる上下動板9が第2ケーシング
6と共に取外されており、したがって上記回転板7の調
整は容易に、かつ迅速に行なうことができる。そして上
記第2ケーシング6の取外しに当たっては、上下動板9
と開閉弁】7のスプール19との取付関係は変化するこ
とがないので、上記回転板7の修正取付を終えたあとに
、上記第2ケーシング6を第1ケーシング5に取付ける
ことによって他の調整を必要とせずに調整作業が完了し
、上記回転板7の取付位置の変更量が割出位置の変更量
と対応して確認できるので、その適正度の評価が容易に
行なえ、必要ならば上記調整を繰り返して最適状態へと
容易に修正していくことができる。
ラ16への当接部材となる上下動板9が第2ケーシング
6と共に取外されており、したがって上記回転板7の調
整は容易に、かつ迅速に行なうことができる。そして上
記第2ケーシング6の取外しに当たっては、上下動板9
と開閉弁】7のスプール19との取付関係は変化するこ
とがないので、上記回転板7の修正取付を終えたあとに
、上記第2ケーシング6を第1ケーシング5に取付ける
ことによって他の調整を必要とせずに調整作業が完了し
、上記回転板7の取付位置の変更量が割出位置の変更量
と対応して確認できるので、その適正度の評価が容易に
行なえ、必要ならば上記調整を繰り返して最適状態へと
容易に修正していくことができる。
以上の説明のように、上記実施例においては、割出位置
調整に当たって、従来装置において必要とされていたし
形レバーと開閉弁のスプールとの再組立時の取付位置調
整に相当する余分な調整作業を必要とせず、作業性が大
いに向上される。また、上記実施例においては、割出位
置において、回転板7のローラ16と上下動板9のカム
面の四部が嵌入状態になると共に、カンプリング歯が咬
合状態となる構成である。したがって、従来ローラと凹
部との嵌入のみにより位置決めをしていた場合には、ロ
ーラの上記凹部への嵌入及び離脱の動作がスムーズに行
なわれるように、はめ合い隙間を必要とし、従って割出
精度も上記隙間により制限されるものとなっていたが、
上記実施例においては、さらにローラ16が凹部に嵌入
していくときに、上記カップリング歯が咬合う際に最終
位置規制される構成であり、したがって割出位置決め精
度を向上することができる。さらに、従来ローラと凹部
との嵌入により位置止定していた装置においては、例え
ば被割出体等の慣性力を上記ローラで受けるために、こ
れに耐える強度、すなわち径の大きなローラを必要とし
ており、したがってカム面上の凹部の形状も大きなもの
が必要であったが、上記実施例では位置止定時にはカッ
プリング歯で上記のような慣性力を受ける構成であり、
ローラ16には上記力が作用しない構成とすることがで
きるので、ローラ径を小さくでき、したがって凹部の幅
も小さくできることによって、カム面における周上の割
出位置点数を従来よりも多く形成することができ、また
コンパクトに構成することができる。さらに上記実施例
においては、ローラを中心軸対象位置に配置しており、
これによって上下動板を回転板側に押圧する力が軸対象
に分散されて偏った集中荷重を生じない構成となされて
いるので、各接触部分の摩耗が少なく、初期の組立精度
を維持することができる。さらに上記実施例においては
、開閉弁を、スプール移動方向が上下動板の軸方向の移
動と平行になるように構成しており、これによってスプ
ール移動量はカム面の変位と1対1に対応することとな
るので、開閉弁の構造とカム形状とが容易に対応づけら
れ、設計・製作が容易となる。
調整に当たって、従来装置において必要とされていたし
形レバーと開閉弁のスプールとの再組立時の取付位置調
整に相当する余分な調整作業を必要とせず、作業性が大
いに向上される。また、上記実施例においては、割出位
置において、回転板7のローラ16と上下動板9のカム
面の四部が嵌入状態になると共に、カンプリング歯が咬
合状態となる構成である。したがって、従来ローラと凹
部との嵌入のみにより位置決めをしていた場合には、ロ
ーラの上記凹部への嵌入及び離脱の動作がスムーズに行
なわれるように、はめ合い隙間を必要とし、従って割出
精度も上記隙間により制限されるものとなっていたが、
上記実施例においては、さらにローラ16が凹部に嵌入
していくときに、上記カップリング歯が咬合う際に最終
位置規制される構成であり、したがって割出位置決め精
度を向上することができる。さらに、従来ローラと凹部
との嵌入により位置止定していた装置においては、例え
ば被割出体等の慣性力を上記ローラで受けるために、こ
れに耐える強度、すなわち径の大きなローラを必要とし
ており、したがってカム面上の凹部の形状も大きなもの
が必要であったが、上記実施例では位置止定時にはカッ
プリング歯で上記のような慣性力を受ける構成であり、
ローラ16には上記力が作用しない構成とすることがで
きるので、ローラ径を小さくでき、したがって凹部の幅
も小さくできることによって、カム面における周上の割
出位置点数を従来よりも多く形成することができ、また
コンパクトに構成することができる。さらに上記実施例
においては、ローラを中心軸対象位置に配置しており、
これによって上下動板を回転板側に押圧する力が軸対象
に分散されて偏った集中荷重を生じない構成となされて
いるので、各接触部分の摩耗が少なく、初期の組立精度
を維持することができる。さらに上記実施例においては
、開閉弁を、スプール移動方向が上下動板の軸方向の移
動と平行になるように構成しており、これによってスプ
ール移動量はカム面の変位と1対1に対応することとな
るので、開閉弁の構造とカム形状とが容易に対応づけら
れ、設計・製作が容易となる。
なお上記実施例においては、割出位置決め用の対をなす
凹凸嵌合部材の四部及び凸部として、カム及びローラで
構成したが、このようなカム機構にこの発明は限定され
るものではなく、その他、例えば上記実施例の中で説明
しまたカップリング歯を一つの割出角に相当するピンチ
の据歯状歯として形成して、これを嵌合凹凸部材とする
こともできる。また上記実施例においては、上下動板を
回転板側に押圧する付勢手段としてばね2oの付設され
た液圧シリンダ13により構成したが、例えばばねのみ
により上記付勢手段を構成することもできる。さらに、
開閉弁17のスプール摺動室18は必ずしも上下動板の
移動方向に平行に設ける必要はなく、上下動板の移動を
例えばリンク機構を介して伝達する構成とすることによ
り、任意の方向に設けることができる。
凹凸嵌合部材の四部及び凸部として、カム及びローラで
構成したが、このようなカム機構にこの発明は限定され
るものではなく、その他、例えば上記実施例の中で説明
しまたカップリング歯を一つの割出角に相当するピンチ
の据歯状歯として形成して、これを嵌合凹凸部材とする
こともできる。また上記実施例においては、上下動板を
回転板側に押圧する付勢手段としてばね2oの付設され
た液圧シリンダ13により構成したが、例えばばねのみ
により上記付勢手段を構成することもできる。さらに、
開閉弁17のスプール摺動室18は必ずしも上下動板の
移動方向に平行に設ける必要はなく、上下動板の移動を
例えばリンク機構を介して伝達する構成とすることによ
り、任意の方向に設けることができる。
(発明の効果)
以上の説明のように、この発明の位置割出装置において
は、割出位置決め用の対をなす一方の凹凸嵌合部材を両
軸駆動モータの回転軸に取着し、上記一方の凹凸嵌合部
材に従動して開閉弁の流量制御をするその他の従動側の
割出機構部品を、分割構成された第2ケーシング側に配
置しているので、割出位置の調整に当たっては、上記第
2ケーシングを第1ケーシングより外すことにより、上
記一方の凹凸嵌合部材の上記両軸駆動モータの回転軸へ
の取位位置の変更が容易であり、またこのとき第2ケー
シング側の各割出機構部品の位置関係が変化することが
ないので、従来装置のように従動側の割出機構部品側を
も再組立・調整をするという煩雑な作業を必要とせず、
作業性の向上を図ることができる。
は、割出位置決め用の対をなす一方の凹凸嵌合部材を両
軸駆動モータの回転軸に取着し、上記一方の凹凸嵌合部
材に従動して開閉弁の流量制御をするその他の従動側の
割出機構部品を、分割構成された第2ケーシング側に配
置しているので、割出位置の調整に当たっては、上記第
2ケーシングを第1ケーシングより外すことにより、上
記一方の凹凸嵌合部材の上記両軸駆動モータの回転軸へ
の取位位置の変更が容易であり、またこのとき第2ケー
シング側の各割出機構部品の位置関係が変化することが
ないので、従来装置のように従動側の割出機構部品側を
も再組立・調整をするという煩雑な作業を必要とせず、
作業性の向上を図ることができる。
第1図はこの発明の一実施例における位置割出装置の一
部切欠正面図、第2図は第1図の装置における回路図、
第3図は他の実施例における回路図、第4図は従来装置
の一部切欠正面図、第5図は第4図の装置の割出機構部
を示す平面図である。 1・・・両軸駆動モータ、2・・・上部回転軸、3・・
・下部回転軸、4・・・ケーシング、5・・・第1ケー
シング、6・・・第2ケーシング、15・・・カム(凹
凸嵌合部材)、16・・・ローラ(凹凸嵌合部材)、1
7・・・開閉弁、18・・・スプール移動方向、19・
・・スプール。
部切欠正面図、第2図は第1図の装置における回路図、
第3図は他の実施例における回路図、第4図は従来装置
の一部切欠正面図、第5図は第4図の装置の割出機構部
を示す平面図である。 1・・・両軸駆動モータ、2・・・上部回転軸、3・・
・下部回転軸、4・・・ケーシング、5・・・第1ケー
シング、6・・・第2ケーシング、15・・・カム(凹
凸嵌合部材)、16・・・ローラ(凹凸嵌合部材)、1
7・・・開閉弁、18・・・スプール移動方向、19・
・・スプール。
Claims (1)
- 1、一方の回転軸(2)に被割出体を連結してこれを駆
動する両軸駆動モータ(1)の他方の回転軸(3)側を
ケーシング(4)で覆うと共に、このケーシング(4)
を上記回転軸(3)の軸心に略直交する面で上記回転軸
(3)側に固定された第1ケーシング(5)と、上記第
1ケーシング(5)に対して着脱可能な第2ケーシング
(6)とに分割構成し、また上記他方の回転軸(3)に
割出位置決め用の対をなす凹凸嵌合部材の一方(16)
を着脱自在に取着すると共に、他方の凹凸嵌合部材(1
5)を上記第2ケーシング(6)に上記軸心方向摺動自
在に取着し、さらに上記第2ケーシング(6)に上記駆
動モータ(1)への作動流体の供給・停止を制御するた
めの開閉弁(17)のスプール摺動室(18)を設ける
と共に、このスプール摺動室(18)内に摺動自在に挿
入されるスプール(19)を上記他方の凹凸嵌合部材(
15)に連動させ、さらに上記他方の凹凸嵌合部材(1
5)を上記一方の凹凸嵌合部材(16)側に押圧する付
勢手段(13)を設け、上記駆動モータ(1)の回転作
動時に割出位置に達して上記各凹凸嵌合部材(15)(
16)の凹部及び凸部が嵌合状態となされたときに、上
記スプール(19)の移動により上記開閉弁(17)が
閉じて上記駆動モータ(1)への作動流体の供給が停止
すべく構成していることを特徴とする位置割出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22299186A JPS6377642A (ja) | 1986-09-20 | 1986-09-20 | 位置割出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22299186A JPS6377642A (ja) | 1986-09-20 | 1986-09-20 | 位置割出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6377642A true JPS6377642A (ja) | 1988-04-07 |
Family
ID=16791089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22299186A Pending JPS6377642A (ja) | 1986-09-20 | 1986-09-20 | 位置割出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6377642A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110238255A1 (en) * | 2008-12-25 | 2011-09-29 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Diagnostic system and diagnostic method for vehicle |
-
1986
- 1986-09-20 JP JP22299186A patent/JPS6377642A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110238255A1 (en) * | 2008-12-25 | 2011-09-29 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Diagnostic system and diagnostic method for vehicle |
US8489272B2 (en) * | 2008-12-25 | 2013-07-16 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Diagnostic system and diagnostic method for vehicle |
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