JPS6377641A - 位置割出装置 - Google Patents

位置割出装置

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JPS6377641A
JPS6377641A JP22299086A JP22299086A JPS6377641A JP S6377641 A JPS6377641 A JP S6377641A JP 22299086 A JP22299086 A JP 22299086A JP 22299086 A JP22299086 A JP 22299086A JP S6377641 A JPS6377641 A JP S6377641A
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JP
Japan
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drive motor
indexed
indexing
roller
cam surface
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Application number
JP22299086A
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English (en)
Inventor
Toru Okamoto
岡本 融
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は位置割出装置に関するものである。
(従来の技術) 従来の位置割出装置の具体例としては、例えば特開昭6
0−44250号公報に記載された装置を挙げることが
できる。この装置は第4図及び第5図に示すように、両
軸駆動モータ71の上部回転軸72にギヤ73及び74
を介して被割出体75が連結されており、上記上部回転
軸72を回転することにより、上記被割出体75を回転
駆動し得るようになされている。そして、上記両軸駆動
モータ71の下部回転軸76にカム77を取着し、この
カム77のカム面にローラ78を当接させである。
このローラ78は第5図に示すようにL形しバー79の
一方のレバ一部材80先端部に取着されており、上記ロ
ーラ78が上記カム面上を転勤する際の変位が、ケーシ
ング81に枢着されている上記り形レバー79により、
このL形しバー79の他方のレバ一部材82先端部の溝
に嵌着されているビン83に伝えられるようになされて
いる。このビン83には、上記駆動モータ71への作動
流体の循環量を制御するための流量制御弁84のスプー
ル85の端部が取着されており、第5図で示すような状
態では、上記ローラ78はカム77のカム面の、割出位
置に対応する位置に設けた四部86内に嵌入しており、
このときには上記流量制御弁84は閉状態となされて上
記駆動モータ71は停止されている。そして、ローラ7
8が上記凹部86から離脱してカム77の円弧状部87
を転勤するときには、上記し形レバー79は、上記凹部
86嵌入時よりもやや右回りに旋回した状態となされ、
上記スプール85は第5図の状態より押し込まれること
となる。このとき流量制御弁84は開状態となされて、
上記駆動モータ71に作動流体が供給されて、駆動モー
タ71は回転作動される。そして、再び上記ローラ78
が上記凹部86に嵌入するような位置まで回転されたと
きに、再び第5図の状態となって駆動モータ71は停止
される。このように、被割出体75の割出位置に対応す
る位置にカム77の凹部86が位置するように、駆動モ
ータ71の回転軸76に上記カム77を取着し、駆動モ
ータ71を回転作動する間に、ローラ78が上記凹部に
嵌入した時を割出位置として、駆動モータ71への作動
流体の供給を停止し、これにより被割出体を割出を行な
うものである。
(発明が解決しようとする問題点) ところで旋盤の刃物台等のように比較的大きな慣性負荷
を被割出体とする位置割出装置においては、上記したよ
うに、被割出体への駆動モータの回転伝達を減速ギヤ列
を介して行なうことにより、被割出体の慣性力が駆動モ
ータ側で低減されるようになされている。しかしながら
、上記のようなギヤ列を介することによって、双方の軸
にラジアル方向の力が作用し、したがって、ラジアル方
向の強度を持たせるために各軸径を大きくすること、さ
らに軸受も大きな径のものが必要となり、小型化できな
いという問題がある。さらにギヤのバックラッシュによ
り位置決め精度を容易には向上できないという問題もあ
る。そこでギヤ列を介さずに駆動モータの回転軸と被割
出体の軸とを直結することにより上記のような問題点の
解消を図ることができるが、この場合には、上記被割出
体の慣性力がそのまま駆動モータ側に伝わるために次の
様な問題点が生ずる。それは、割出位置で停止するとき
に上記被割出体の慣性力をカムの凹部に嵌入するローラ
で受けることとなるため、このローラの強度が必要とな
り、したがってローラ径を大きくせねばならないことで
ある。このとき上記のような大きな径のローラが嵌入す
る凹部の形状も大きくなり、このためにカムには割出し
位置決めするための凹部を数多くは形成できないという
問題がある。すなわち、従来装置においては、例えばカ
ムに一箇所の凹部を形成した場合においても、駆動モー
タから被割出体への運動を伝達するギヤのギヤ比を換え
ることにより、被割出体の多点割出が可能であったが、
上記のように軸を直結する構成においては、カムに多点
割出しに対応する数の四部を形成する必要があるにもか
かわらず、上記のように、その数に制限が生じるのであ
る。またカム及びローラより成る割出機構が多点割出を
するために大型化することが必要となり、装置の小型化
ができなくなる。
この発明は上記した従来の問題点を解消するためになさ
れたものであって、その目的は、装置の小型化が可能で
あると共に、より多くの割出点数を構成し得る位置割出
装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) そこでこの発明の位置割出装置は、被割出体8を駆動す
る駆動モータ1の回転軸4に第1位置決め機構15を取
着すると共に、第2位置決め機構17を上記回転軸4の
軸心方向摺動自在に設け、上記第1、第2位置決め機構
15.17の一方にはカム面を形成し、他方に取着した
複数の接触子21を上記カム面に当接させることにより
、上記第1位置決め機構15の回転位置に上記第2位置
決め機構17の軸心方向移動を連動させると共に、上記
駆動モータ1への作動流体の供給・停止を制御する開閉
弁19を開閉するスプール22を−ヒ記第2位置決め機
構17に連動させ、さらに上記カム面に設けた複数の凹
部24に上記複数の接触子21が嵌入する際に、上記開
閉弁19が閉じて上記駆動モータ1への作動流体の供給
が停止すべく構成している。
(作用) 上記構成の位置割出装置においては、駆動モータ1の回
転軸4に取着されている第1位置決め機構15の回転位
置に連動して第2位置決め機構17が上記回転軸4の軸
心方向に移動するようになされている。そして、駆動モ
ータ1の回転作動時に割出位置に達して、上記第1、第
2位置決め機構15.17の一方に形成したカム面の複
数の凹部24に、他方に取着している複数の接触子21
が嵌入する際に、上記駆動モータ1への作動流体の供給
が停止されて被割出体8の回転駆動を停止するようにな
されている。すなわち、停止時の慣性力を、従来装置の
ような一点受けではなく、複数の接触子で受ける構成で
ある。したがって、停止時の慣性力は分散され、一点当
たりの接触子の受ける荷重は小さくなるので、その分小
さな部材構成とすることができ、このことにより、割出
位置を一つのカム面上により多く形成でき、より多くの
多点割出が可能な装置として構成することができるので
ある。
(実施例) 次にこの発明の位置割出装置の具体的な実施例について
、図面を参照しつつ詳細に説明する。
第1図はこの発明の一実施例における装置の全体構成を
示す断面図であり、同図において1はトロコイドモータ
あるいはギヤモータ等の低速高トルク特性を有する駆動
モータであり、この駆動モータ1は、本体ケーシング2
の一端側(図において下端側)を覆う端板3に取着され
ている。上記駆動モータ1は、上記端板3を貫通して上
記本体ケーシング2内を、図において上方へと延びる回
転軸4を有しており、この回転軸4は上記端板3側にテ
ーバ形状部5、その上方にはストレート軸部6、そして
先端部(図において上端部)には角形スプライン軸7と
して形成されている。・一方ターレット旋盤の刃物台等
のような被割出体8の軸9の下部には、上記角形スプラ
イン軸7に嵌合し得るスプライン溝が形成されており、
第1図のように上記被割出体8の軸9を上記本体ケーシ
ング2の上端部側より挿入して上記スプライン軸7との
嵌合状態として組立てることにより、駆動モータ1の回
転作動が上記被割出体8に伝達されるようになされてい
る。
上記被割出体8の軸9の下部側外周と上記本体ケーシン
グ2の上部側内周とは液圧シリンダ10として構成され
ている。すなわち、軸9に鍔状部11が形成され、その
軸方向上下にそれぞれOリングにより適当にシールされ
た作動流体導入室12.13が上記軸9と本体ケーシン
グ2との間に形成されているのである。また、上記鍔状
部11の周側面が摺動する本体ケーシング2の内周面に
は、圧力流体出口ボート13aが開口しており、この圧
力流体出口ボート13aは、本体ケーシング2内を通し
て、f&述するように駆動モータ1に接続されている。
一方、上記本体ケーシング2の上端面と被割出体8の下
面との相対向する面に互いに咬合し得るカップリング歯
14が円周上にそれぞれ形成されている。上記液圧シリ
ンダ10の上部作動流体導入室12に圧力流体を導入す
ることにより、被割出体8が下降されて上記カップリン
グ歯14が咬合状態となされ、被割出体8は本体ゲージ
ング2に対して最終的な位置止定かなされ、一方下部の
作動流体導入室13に圧力流体が導入されたときには、
上記被割出体8は上昇されて上記カップリング歯14が
離間し、咬合状態が解除されるようになされている。そ
してこのとき、上記鍔状部11の被圧下端面は、上記圧
力流体出口ボートi3aの開口位置を超えて上方に位置
するようになされている。したがって、下部作動流体導
入室13と上記圧力流体出口ボート13aとが連通状態
となり、下部作動流体導入室13に導入された圧力作動
流体は、上記被割出体8を上昇位置に位置すべ(上記鍔
状部11に上昇圧力を作用させながら、」二記圧力流体
出ロポート13aより流出し、さらに駆動モータ1に供
給されるようになされているのである。
そして上記駆動モータ1の回転軸4のテーバ形状部5と
ストレート軸部6とに、被割出体8の割出位置決め機構
が設けられている。まず第1位置決め機構となる回転板
15が上記テーバ形状部5に中心テーバ穴を嵌着させた
状態でナツト16により固定されている。この回転板1
5の外周部は、この回転板15の軸と同心円周上を上方
へ延びる円筒状に形成され、その上端面は、カム面とな
されている。
一方回転軸4のストレート軸部6には、第2位置決め機
構を構成する軸方向移動板17が、その中心穴を上記ス
トレート軸部6が貫通する状態で配置されている。この
軸方向移動板17と前記回転板15との間には、中心貰
通孔を有する本体ケーシング2の内方突出壁が形成され
ており、この内方突出壁の同心円周上四環配点にそれぞ
れ貫通孔が形成され、第2図に示すように、中心軸対称
の2つの貫通孔には、ローラ支持軸18が軸方向摺動自
在に挿入されている。他方の2つの貫通孔は、後述する
開閉弁としての機能をも有する流量方向制御弁19のス
プール摺動室20として形成されている。そして第1図
のように、上記各ローラ支持軸18の下端部には、前記
した回転板15のカム面に当接し、このカム面上を転勤
し得る接触子、すなわちローラ21がそれぞれ取着され
ている。また上記各ローラ支持軸18の上端は上記軸方
向移動板17に取付けられている。一方上記各スブール
摺動室20にはこの流量方向制御弁19の開度を制御す
るためのスプール22が軸方向摺動自在にそれぞれ挿入
されており、そしてこれらのスプール22の上端部も上
記軸方向移動板17に取付けられている。したがって、
上記ローラ支持軸18下端部のローラ21が回転板15
のカム面に当接し、カム変位が与えられてローラ支持軸
18が軸方向の移動をする場合には、この移動は軸方向
移動板17を介してスプール22に伝達され、これによ
り流量方向制御弁19の開度が回転軸4の回転位置に応
じて自動的に可変するようになされているのである。そ
して軸方向移動板17とこれに連結されているローラ支
持軸18とスプール22とを下方へ押圧するために、ロ
ーラ支持軸18の回りには本体ケーシング2との間にば
ね23が配置されており、また流量方向制御弁19のス
プール摺動室20にも後述するようにスプール22を上
方、また下方へ押圧するためのパイロット室がそれぞれ
設けられている。
また、上記した回転板15のカム面には、被割出体8が
割出位置に位置するときに各ローラ21が嵌入し得る凹
部24が形成されている。さらに、回転板4には、上記
カム面の形成されている外周部の上方突出円筒部とは別
に、さらに小径の同心円周上に円筒状上方突出部25が
形成されており、一方、軸方向移動板17には、上記回
転軸4のストレート軸部6外周と本体ケーシング2の前
記内方突出壁の内周面との間に配置された軸方向垂下部
26が取着されている。そして、上記円筒状上方突出部
25と軸方向垂下部26との相対向する面の円周上にそ
れぞれカップリング歯形状の互いに咬合い得る凹凸嵌合
部27が形成されている。
上記した回転板15のカム面の凹部24にローラ21が
嵌入するときに、軸方向移動板17が下降し、これと共
にスプール22も下降して流量方向制御弁19が閉弁状
態となされると共に、上記凹凸嵌合部27が互いに咬合
状態となって、割出位置への位置決めがなされるように
なっている。なお第1図中、30及び31は後述する電
磁切換弁、32は駆動モータ1の回転量を電気信号とし
て取り出すためのエンコーダである。
次に第3図を参照して上記装置の液圧回路構成について
説明する。液圧ポンプ(図示せず)に接続された吐出ラ
イン41とタンクライン42とは、前記流量方向制御弁
19のポンプボートPとタンクポートTとに接続されて
おり、この流量方向制御弁19は二次側に3つのボート
A、B、Mを有している。上記流量方向制御弁19は、
第2図で示したように、軸対称位置に二分割構成されて
おり、それらの三部分を合わせて第3図の流♀方向制御
弁19として構成されている。上記吐出ライン41とタ
ンクライン42より分岐したライン43.44は第2電
磁切換弁31を介して、上記流量方向制御弁19のパイ
ロット室45とバネ室46にそれぞれ接続されており、
スプール22の切換移動をし得るようになされている。
そして、スプール22が第3図左側に移動した中立状態
においてはシンボル位置S1に位置し、ポンプボートP
はポートAに、タンクポートTはボートBにそれぞれ連
通し、またポートMはブロックされている。
そして切換状態においてはシンボル位置S2、S3で図
示した連通状態が与えられ、まずスプール22がシンボ
ル位置S2に位置するときには、ポンプボートPはポー
トBに、タンクボートTはボートA及びMにそれぞれ連
通ずる。またこの状態からスプール22が徐々に左側へ
と移動していく過程においては、シンボル位置S3に位
置し、流路が徐々に絞られるようなされている。
上記流量方向制御弁19のポートAは上記した被割出体
8を上下動する液圧シリンダ10の上部作動流体導入室
12にライン63により接続されている。一方ボートB
は上記液圧シリンダ10の下部作動流体導入室13にラ
イン64により接続されている。また上記液圧シリンダ
10の前記圧力流体出口ボー)I3aと、上記流量方向
制御弁19のボートMとが、ライン65.66を介して
上記駆動モータ1に接続されている。上記ライン65.
66には、駆動モータ1の正転、逆転を切り換えるため
の第1電磁切換弁30が介設されている。また流量方向
制御弁19のポートMとボートTとは、絞り67の介設
されたバイパスライン68で接続されている。
上記構成の位置割出装置における割出操作は次のように
して行なわれる。まず第1図に示す割出位置止定状態に
おいては、第2電磁切換弁31は第3図に示すシンボル
位置DIに位置し、流量方向制御弁19のスプール下降
押圧側のバネ室46に吐出ライン41の高圧流体が導入
されている。したがって、上記流体圧力と前記したロー
ラ支持軸18に周設されているばね23のばね力とによ
って軸方向移動板17は下降位置に位置し、スプール2
2も下方に押し下げられて、流量方向制御弁19内の各
ポートは第3図のシンボル位置S1で示す中立位置に位
置し、吐出ライン41の流体は、ボートAからライン6
3を介して液圧シリンダ10の上部作動圧力導入室12
へと伝えられ、また下部作動圧力導入室13はライン6
4を通じてタンクライン42に開放されており、被割出
体8は押し下げられ、被割出体8と本体ケーシング2と
に設けた力・ノブリング歯14を互いにかみ合わせて、
その割出位置に、機械的に位置固定した状態、すなわち
止定状態にある。−刃駆動モータ1に通ずるライン65
には流体の供給はなく、この駆動モータ1は停止状態に
保持されている。
そして、割出操作の開始に当たっては、まず第2電磁切
換弁31をシンボル位置D2に切換える。
この操作によって流量方向制御弁19のスプール上昇押
圧側のパイロット室45に高圧流体が切換導入されると
共に、バネ室46がタンクへと開放されることから、軸
方向移動板17が上昇される。
これに伴って凹凸嵌合部27が離間して嵌合状態が解除
されると共に、ローラ21が上記したカム面の凹部24
より離脱する。さらに上記軸方向移動板17の上昇移動
と共に、流量方向制御弁19のスプール22が引き上げ
られ、内部の各ポートの連通状態が、第3図のシンボル
位置S2で示すように、吐出ライン41はポンプボート
Pを介してボートBへと連通し、このとき液圧シリンダ
1゜の下部作動流体導入室13に、ライン64を介して
吐出ライン41の流体が供給されることとなる。
また上部作動流体導入室12はライン63を通じてタン
クライン42に開放されるので、被割出体8が上昇され
、カップリング歯14の咬合状態が解除されて、被割出
体8は回転可能状態となる。
さらに、被割出体8が上記上昇泣面に位置するときには
、液圧シリンダ10内で、前記したように下部作動流体
導入室13と圧力流休出ロポー目3aとが連通状態とな
り、ライン65を介して圧力流体を駆動モータ1へ供給
し得る状態となる。ここで第1電磁切換弁30を中立位
置から、例えば正転倒位置(シンボル位置El)に切換
えることにより駆動モータ1への流体循環経路が形成さ
れ、駆動モータ1が回転を開始して、被割出体8の回転
駆動が開始される。
その後一定時間経過後に、第2電磁切換弁31をシンボ
ル位置D1の切換位置に切換復帰する。これにより、再
び軸方向移動板17は下降する。しかしながら、この時
までに回転板15はある程度回転されており、したがっ
て初めにローラ21が嵌入していた凹部24はローラ2
】の位置には位置せず、凹部以外のカム形状領域にロー
ラ21が当接した状態で上記軸方向移動板17の下降は
阻止される。この状態においては、流量方向制御弁19
のスプール22はやや押し込まれた状態にあり、第3図
のシンボル位置S3で示す状態となり、各ボートの連通
状態はシンボル位置S2と同じであるが、やや流路が絞
られた状態となる。したがって駆動モータ1への流体循
環量が減少し、回転速度がやや低下した状態で回転を継
続する。
そして、上記状態でローラ21がカム面を転勤していく
うちに、凹部24に到達し、その凹部24へと上記ロー
ラ21が嵌入すると共に、スプール22が押し込まれて
流量方向制御弁19はシンボル位置S1で示す中立位置
に位置し、駆動モータ1への流体供給が停止される。そ
してこのとき、回転板15と軸方向移動板17の相対向
する面にそれぞれ形成されている凹凸嵌合部27が嵌合
することとなり、この凹凸嵌合部27の嵌合溝で回転板
15の回転停止位置が位置決めされることとなる。この
状態においてはローラ21は凹部24内に遊嵌状態にあ
り、とまたがって上記位置止定時の被割出体8の慣性力
は上記凹凸嵌合部27で受け、上記ローラ21には回転
方向の力は作用しないようになされている。また、上記
のように流量方向制御弁19が中立位置S1に位置する
ことによって、液圧シリンダ10への作動流体の供給状
態が切換わるので、被割出体8が下降され、カップリン
グ歯14が咬合状態となされて被割出体8の最終的な位
置決めが行なわれ、これにより割出操作を完了する。
上記説明では、便宜上、軸対象位置に一対のローラ21
を配置し、そしてカム面には二点割出に対応する二箇所
に上記ローラ21の嵌入し得る凹部24を形成した装置
について説明したが、多点割出装置としてさらに数多く
の凹部を形成することも可能である。このとき従来、一
対のローラと凹部との嵌合により位置止定していた装置
においては、例えば被割出体等の慣性力を受けるために
、これに耐える強度、すなわち径の大きなローラを必要
としており、したがってカム面上の凹部の幅も大きなも
のが必要であったが、上記実施例においでは、複数のロ
ーラで上記のような慣性力を受ける構成であり、−箇当
たりのローラにかかる荷重は小さくなるので、ローラ径
を小さくできる。
したがって凹部の幅も小さくできることによって、カム
面における周上の割出位置点数を従層よりも多く形成す
ることができ、またコンパクトに構成することができる
。さらに、上記実施例のように、ローラを中心軸対象位
置に配置する等、全ての構成を略中心軸対称に構成する
ことによって、偏った集中荷重が生じないので、各接触
部分の摩耗が少なく、初期組立精度を維持することがで
きる。
さらに上記実施例においては、流量方向制御弁を、スプ
ール移動方向が軸方向移動板の軸方向の移動と平行にな
るように構成しており、これによってスプール移動量は
カム面の変位と1対1に対応することとなるので、流量
方向制御弁の構造とカム形状とが容易に対応づけられ、
設計・製作が容易となる。
なお上記実施例においては、被割出体8の軸と駆動モー
タ1の軸とを同軸上に配置する構成とすることにより、
ギヤ列を介さず、したがってギヤ列を有する従来装置の
前記した問題点を解消することが可能であるが、この発
明は、ギヤ列やその他の伝達機構を介して被割出体を駆
動する装置にも適用することができる。また流量方向制
御弁19は軸対称位置に設けた2分割構成とし、さらに
ローラ21も軸対称位置に一対設けた例について説明し
たが、これらの配置構成はこの発明を限定するものでは
な(、この発明の範囲内で種々の変更が可能である。さ
らに上記実施例における軸方向移動板17側にカム面を
、また回転板15側に接触子を取着する構成とすること
もでき、また両軸駆動モータを用いて、被割出体が連結
される回転軸とは別の回転軸側に各位置決め機構を配置
する構成とすることもできる。
(発明の効果) 以上の説明のように、この発明の位置割出装置において
は、割出位置に達したときには、複数の接触子がそれぞ
れ凹部に嵌入して被割出体の回転が停止するようになさ
れている。したがって、停止時の慣性力は、上記複数の
接触子に分散され、−個当りにかかる荷重は小さなもの
となるので、その分上記接触子の径は小さくすることが
でき、さらに凹部の形状も小さくすることができるので
、割出位置を一つのカム面上により多く形成でき、より
多くの多点割出しの可能な装置として構成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例における位置割出装置の全
体構成を示す一部切欠正面図、第2図は第1図の■−■
線における平面図で、ローラと流量方向制御弁及び凹凸
嵌合部の配置を示す図、第3図は第1図の装置の回路図
、第4図は従来装置の一部切欠正面図、第5図は第4図
の装置の位置割出機構部を示す平面図である。 1・・・駆動モータ、4・・・回転軸、8・・・被割出
体、15・・・回転板(第1位置決め機構)、17・・
・軸方向移動扱く第2位置決め機構)、19・・・流量
方向制御弁(開閉弁)、21・・・ローラ(接触子)、
22・・・スプール、24・・・凹部。 特許出願人       ダイキン工業株式会社代 理
 人      西  森  正  博j −。 賢−−− 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、被割出体(8)を駆動する駆動モータ (1)の回
    転軸(4)に第1位置決め機構(15)を取着すると共
    に、第2位置決め機構(17)を上記回転軸(4)の軸
    心方向摺動自在に設け、上記第1、第2位置決め機構(
    15)(17)の一方にはカム面を形成し、他方に取着
    した複数の接触子(21)を上記カム面に当接させるこ
    とにより、上記第1位置決め機構(15)の回転位置に
    上記第2位置決め機構(17)の軸心方向移動を連動さ
    せると共に、上記駆動モータ(1)への作動流体の供給
    ・停止を制御する開閉弁(19)を開閉するスプール(
    22)を上記第2位置決め機構(17)に連動させ、さ
    らに上記カム面に設けた複数の凹部(24)に上記複数
    の接触子(21)が嵌入する際に、上記開閉弁(19)
    が閉じて上記駆動モータ(1)への作動流体の供給が停
    止すべく構成していることを特徴とする位置割出装置。
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