JPS6377573A - 印刷模様に同調した凹部を有する化粧材の製造方法 - Google Patents

印刷模様に同調した凹部を有する化粧材の製造方法

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JPS6377573A
JPS6377573A JP22099086A JP22099086A JPS6377573A JP S6377573 A JPS6377573 A JP S6377573A JP 22099086 A JP22099086 A JP 22099086A JP 22099086 A JP22099086 A JP 22099086A JP S6377573 A JPS6377573 A JP S6377573A
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JP
Japan
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paint
resin
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ink
alkyd resin
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JP22099086A
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Tomio Matsuda
松田 富夫
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TOKYO COLOR GRAVURE KOGYO KK
Dantani Plywood Co Ltd
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TOKYO COLOR GRAVURE KOGYO KK
Dantani Plywood Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、印刷模様に同調した凹部を有する化粧シート
の製造方法に関する。
C従来の技術〕 インク中に上塗りされる塗料中の酸性触媒と反応して分
解ガスを発生する薬剤、例えば硫化物や炭酸塩さらには
ジニトロソペンタメチレンテトラミン(DPT)等を混
入しておき、そのインクで基板上に模様を印刷後、上方
に塗料を塗布じ、その際に発生する分解ガスを塗膜中に
捕捉し、その後、この発泡部分の塗膜層を研削して印ぢ
11面と完全に同調した凹部を有する化粧板を製造する
方法は、特公昭51−30099号公報、特公昭51−
49246号公報等に開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上記の方法により製造される化粧仮において
、まず薄い紙や合成樹脂フィルム等のシート状物を基材
として化粧シートを作成後、これを合板等の基板に貼着
する方法においては、化粧シートがカールしたり柔軟性
に乏しくて割れたり裂けたりし易く、基板への貼着作業
が困Yfな場合が多かった。
その理由は、重さが20〜30g/ n(程度の薄いシ
ート状物に、発泡した塗膜の研削性を向上させるために
通常用いられているアミノアルキッド樹脂塗料によりア
ミノ樹脂(メラミンや尿素樹脂)の配合比率を高くした
塗料を分解ガスを捕捉する程度に厚く塗布する必要があ
るためであり、得られる化粧シートは、通常の表面が平
滑な化粧シートに比べて脆くて割れやすいものにならざ
るを得なかった。
〔問題点を解決するための手段〕
アミノアルキッド樹脂にアルキッド樹脂と酸性触媒を混
合した塗料を用いるのは、アミノアルキッド樹脂中のア
ルキッド成分を多くするとO膜の研削性と硬度が低下す
る。ところが、アミノアルキッド樹脂にアルキッド樹脂
を単体で添加すると塗膜の柔軟性は増大するにもかかわ
らず、研削性がほとんど低下しないことを知見した。
その理由は明白ではないが、おそらく、添加されたアル
キッド樹脂が発泡した塗膜部分を脆弱にすることによる
ものと思われる。
この発明は、かかる知見に基づいて完成したもので、酸
性硬化性樹脂の酸性触媒と反応して分解ガスを発生する
薬剤を混入したインクを用いてシート状物の表面に印刷
模様を施した後、アミノアルキッド樹脂にアルキッド樹
脂と酸性触媒を添加混合した樹脂塗料を塗布して裔温で
乾燥硬化し、同乾燥硬化の過程で発生した分解ガスによ
って印刷模様上部の塗料を隆起させて凸部を形成し、つ
いで、該模様上部の凸部を研削してインク面を露出せし
めた後全面にアミノアルキッド樹脂塗料を上塗りし乾燥
することによって、上記の問題のない平滑で且つ少々の
衝撃に対しても割れることのない印刷模様に同調した凹
部ををする化粧シートを”JIAする方法である。
この発明において用いるシート状物は、重さが20〜8
0g/ rd程度の紙や合成紙、或いは厚さが0.05
〜0.51程度の合成樹脂フィルム等であり、特に重さ
が23〜30g/ mの3葉紙が好ましく用いられる。
その理由は、価格が安価であるだけでなく、表面が平滑
で印刷適正に優れている点にある。
次に、上記のシート状物の上面に通常のグラビア印刷装
置等によりインクを2〜3層に重ね印刷して模様を形成
するが、その際、例えば木目の導管部分や溝状部分等の
模様で凹所を表現したい部分のインク中のみに、酸性硬
化触媒と反応して窒素ガス、炭酸ガス等の分解ガスを発
生する薬剤であるDPT、硫化カルシウムや硫化鉄等の
硫化物、炭酸カルシウムや炭酸バリウムさらには重炭酸
アルカリ等の炭酸塩等を添加する。
すなわち、DPT、硫化カルシウム、硫化鉄。
炭酸カルシウム、炭酸バリウム、重炭酸アルカリ等は、
アミノアルキッド樹脂や酸性硬化型フェノール樹脂等の
酸性触媒である無機酸、有機酸、燐酸ブチル、塩化アン
モニウム等の酸性物質又は酸を生しる物質と反応して、
窒素ガス、硫化ガス。
炭酸ガス等を発生せしめ、この発生ガスを利用してイン
クの上面に塗布された塗料の塗膜を隆起させる。
インク中に添加する上記薬剤の配合量としては、インク
中より発生する分解ガスにより塗膜を充分に隆起させる
ために、インク1001Xi部に対して30〜50重量
部の範囲であることが望ましい。
次に、上記の印刷模様全面にアミノアルキッド樹脂塗料
にアルキッド樹脂と酸性触媒を添加混合した樹脂塗料を
塗布する。この発明において使用するアミノアルキッド
樹脂塗料とは、アミノ樹脂とアルキッド樹脂の配合比が
1:4〜3:2の範囲で、樹脂固形分が70%以上の塗
料である。樹脂固形分が70%以上と比較的樹脂固形分
の高い塗料を用いるのは、通常の表面が平滑な化粧紙の
場合、塗料の塗布量は5〜8g/n?程度であるのが、
この発明では塗膜中でガスを捕捉するため、塗料の塗布
量は従来よりもはるかに多量の10〜20g/aJ程度
用いなければならず、このため、塗装工程をできるだけ
簡略化し、且つ紙の裏側への浸透抜けを少なくして塗布
しようとするためである。
そして、上記の塗料に添加されるアルキッド樹脂は、分
子量が4000〜5000、酸価が3以下、OH価が1
20〜150、固形分が80%程度の範囲にあるものを
用いることが好ましい、酸性触媒としては、塩酸や硫酸
等の無機酸あるいは燐酸やバラトルエンスルホン酸等有
14511、さらには塩化アンモニウム等の酸を生じる
物質である。
添加量としては、上記のアミノアルキッド樹脂塗料10
0重量部に対してアルキッド樹脂が5〜50重量部、5
0%溶液の酸性触媒が20〜30重量部程度である。
なお、アルキッド樹脂は上記の範囲以上に添加すると、
塗膜の研削性と硬度が低下して好ましくない。酸性触媒
は多量に添加すると塗膜中に残存して塗膜の劣化を促進
するため、添加量はできる限り少量に抑えるほうが好ま
しい。
そして、塗布された塗料はインク中の薬剤の分解反応と
アミノアルキッド樹脂の硬化が急激に促進される程度の
温度(通常は120℃以上の高温)で乾燥硬化を図り、
分解ガスで印刷模様上部の塗料を隆起させて凸部を形成
する。
塗膜が発泡隆起した凸部の研削は、研磨ロールに150
番程度の砥粒のついた裔速回転するバフロールを用いて
シートの表面を軽く磨くように研削すると、凸部の脆く
なった塗膜は容易に除去されて凹部を形成する。
そして、Qi&に上記シートの全面に常用のアミノアル
キッド樹脂塗料を上塗りする。塗料としてはアミン樹脂
とアルキッド樹脂の配合比がtit程度、樹脂固形分が
45〜50%程度で、塗布量は3〜5g/ n(程度で
ある。
〔実施例〕
実施例1 重さ23g/ rn’の薄葉紙にグラビア印刷機により
木目模様を印刷した。なお、印刷インクとしては常用の
クラビア用インクを用いたが、木目模様の導管部のみは
、下記配合の印刷インクを用いた。
セルローズ系樹脂     50部 顔料           30部 溶剤           50部 DP7          40部 ついで、上記印刷紙表面に下記配合の透明塗料を全面に
塗布し140℃で20秒間乾燥して塗料の発泡と硬化を
行った。なお、塗料の塗布量は15g/ gとした。
メラミンアルキド樹脂  100部 アルキッド樹脂      15部 酸性触媒(50%溶液)10部 溶剤           適量 その後、150番のパフで上記塗膜の発泡凸部を研削し
て導管溝模様に同調した凹部を有する化粧シートを得た
。そして、その化粧シートの上面に通常のアミノアルキ
ッド樹脂塗料を5g/ r+?上塗りして求める可撓性
のある化粧シートを作成した。
実施例2 重さ30g/ rdの合成紙にグラビア印刷機により布
目模様を印刷した。なお、印刷インクとしては常用のク
ラビア用インクを用いたが、布目模様の濃色繊維部分の
みは、下記配合の印刷インクを用いた。
アルキッド樹脂      40部 顔料           30部 溶剤           50部 重炭酸ナトリウム     40部 ついで、上記印刷紙表面に下記配合の透明塗料を全面に
□□□布し、130℃で30秒間乾燥して塗料の発泡と
硬化を行った。なお、塗料の塗布量は13g7m′とし
た。
メラミンアルキド樹脂  100部 アルキッド樹脂      13部 酸性触媒(50%溶液)20部 )8剤           適■ その後、布パフで上記塗膜の発泡凸部を研削して4色布
目模様に同調した凹部を有する化粧シートを製造した。
そして、その化粧シートの上面に常用のアミノアルキッ
ド樹脂塗料を上塗りし、求める化粧シートを得た。なお
、化粧シートは可撓性を有しており、カールもほとんど
見られなかった。
〔発明の効果〕
この発明の化粧材の製造方法においては、アミノアルキ
ッド樹脂にアルキッド樹脂と酸性触媒を混合した塗料を
添加して用いており、塗膜の柔軟性は増大するにもかか
わらず研削性がほとんど低下しない、従って、化粧シー
トの貼着に際して、シートのカールや裂けが少なく比較
的節単に基板に貼着でき、且つシートの保存性も良い等
の効果を有している。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、酸性硬化性樹脂の酸性触媒と反応して分解ガスを発
    生する薬剤を混入したインクを用いてシート状物の表面
    に印刷模様を施した後、アミノアルキッド樹脂にアルキ
    ッド樹脂と酸性触媒を添加混合した樹脂塗料を塗布して
    高温で乾燥硬化し、同乾燥硬化の過程で発生した分解ガ
    スによって印刷模様上部の塗料を隆起させて凸部を形成
    し、ついで、該模様上部の凸部を研削してインク面を露
    出せしめた後全面にアミノアルキッド樹脂塗料を上塗り
    し、乾燥することを特徴とする印刷模様に同調した凹部
    を有する化粧材の製造方法。
JP22099086A 1986-09-18 1986-09-18 印刷模様に同調した凹部を有する化粧材の製造方法 Granted JPS6377573A (ja)

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