JPS5854997B2 - ケシヨウシノ セイゾウホウホウ - Google Patents

ケシヨウシノ セイゾウホウホウ

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JPS5854997B2
JPS5854997B2 JP14036874A JP14036874A JPS5854997B2 JP S5854997 B2 JPS5854997 B2 JP S5854997B2 JP 14036874 A JP14036874 A JP 14036874A JP 14036874 A JP14036874 A JP 14036874A JP S5854997 B2 JPS5854997 B2 JP S5854997B2
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JP
Japan
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printing
resin
ink
paper
decorative paper
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Expired
Application number
JP14036874A
Other languages
English (en)
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JPS5166010A (en
Inventor
洋三 長谷川
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
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Publication of JPS5166010A publication Critical patent/JPS5166010A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は化粧紙の製造方法さらに詳しくは一液型(溶剤
揮発型)印刷インキへ硬化剤、添加剤などを添加しない
で樹脂による紙の前処理によって該樹脂と印刷インキを
反応させ、強いてオーバコートを施す必要がなく、耐溶
剤性、耐水性の優れた化粧紙の製造方法Gこ関するもの
である。
従来建材用印刷紙は全て合板等の基板lこ貼着する前又
は貼着した後lこ、アミノアルキッド塗料とかウレタン
樹脂塗料をロールコータ−、フローコーター等で塗装し
、物理的、化学的に耐性を持たせていた。
もちろん塗装するグレードは要求される品質によって変
化し、価格的には安価なものと高価なものとその差は太
きい。
しかし塗装する目的の中に、耐溶剤性、耐水性は大きな
比重を占めているので、もの(こよっては耐水性、耐溶
剤性を満足すればそれ以上の品質は要求されないものも
ある。
耐溶剤性、耐水性を塗装なしで満足させる(こは印刷紙
と印刷インキを強化する必要がある。
強化手段としては、印刷インキとして二液型反応樹脂又
は−液型反応樹脂をビヒクルとするものを用いれば良い
が〜ポットライフ、残肉ロス、作業不適なとマイナス面
が多く、印刷紙の強化も効果かうずいと思われる。
本発明はこれらの欠点を解消したもので、現在建材用印
刷インキとして普通に用いられている硝化綿ラッカー、
アルキッドなど水酸基を持つ樹脂をビヒクルとするイン
キを用いて、耐溶剤性、耐水性等(こ優れ、オーバーコ
ートの必要のない化粧紙を提供するものである。
次Iこ本発明を説明すれば、まず化粧紙用原紙にウレタ
ン樹脂を塗布する。
ウレタン樹脂としては一液型のものや二液型のものが知
られているが、二液型のものが適当である。
例えばイソシアネート基を多数もった橋かけ成分と水酸
基を多数もつポリエステルを、塗装置前に混合してウレ
タン結合を生じさせる二液型のウレタン樹脂等通常用い
られるもので良い。
またウレタン樹脂の塗布方法としてはロールコート、フ
ローコート、グラビアコート、あるいは刷毛塗り等通常
用いられる手段は全て可能であるが、グラビアコート方
式が最も適する。
次いでウレタン樹脂とウレタン結合を形成する反応基を
有する樹脂をビヒクルとしたインキで所望の図柄を施す
所望の図柄を施す方法としては、凸版印刷、オフセット
印刷、グラビア印刷、転写印刷等通常用いられる方法が
用いられる。
インキとしては、化粧紙用原紙とウレタン結合を形成す
る反応基を有する樹脂をビヒクルとしたものなら何でも
良く例えばビヒクルとして硝化綿ラッカーヒマシ油変性
アルキッド樹脂等が用いられる。
現在一般(こ使用されている建材用印刷インキは上記硝
化綿ラッカー、ヒマシ油変性アルキッド樹脂等水酸基を
有する樹脂をビヒクルとしている。
従つて本発明に用いるインキとしては、これら溶剤揮発
型の建材用印刷インキを用いれば良い。
図柄を施した後、加熱あるいは放置により反応を完結さ
せる。
本発明の方法によれば、本来はこれら溶剤揮発型乾燥で
被印刷体表面に固着させていたインキを用いても、印刷
前(こウレタン樹脂を化粧紙用原紙に塗布しておく事に
より、往時と共にインキ中のビヒクルとウレタン樹脂と
のウレタン結合反応が促進され、最終的には耐溶剤性の
優れた印刷面となる為強いてオーバーコートを施す必要
はない。
又耐水性に関しては、印刷する前にウレタン樹脂を全面
に塗布する為ウレタン樹脂が紙層に含浸し、樹脂自体も
やがて硬化するから通常の化粧紙よりも湿気をこ対して
膨潤の少ない化粧紙となる。
この様に本発明は従来必要とされていたオーバーコート
をする工程が省かれ、しかも耐溶剤性、耐水性の優れた
化粧紙が得られる。
またマッドインキとグロスインキを組み合わせて所望の
図柄を施す事によりグロスマット効果を有する模様を得
る事も容易(こ可能であり、特に天井用杉天柄の様な木
目柄に艶状態の差を付けたものはその効果大である。
本発明によって得られた化粧紙は天井、内装、家具内貼
り等に用いられる。
次に実施例を示す。
実施例 化粧紙用原紙として名古屋パルプ■製の30.9/m2
のコート用原紙を用い、この原紙にウレタン樹脂として
東亜ペイント■製の二液型ウレタン樹脂(商品名CIO
+200)を5 、!li’ /7112dryの割合
で塗布しまた3色の木目模様を東洋インキ製造■製PC
インキを用い5 、!i’ / 7712dryの割合
で印刷し薄紙化粧紙を得た。
この場合ウレタン樹脂塗布と印刷とは広巾グラビア4色
印刷機によって連続的に行った。
この様にして得られた薄紙化粧紙は7日間放置後ラッカ
ーシンナーで30回ラビングしてもインキは取れず完全
(こ耐溶剤性を発揮した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 化粧紙用原紙全面にウレタン樹脂を塗布し、その上
    に該ウレタン樹脂とウレタン結合を形成する反応基を有
    する樹脂をビヒクルとしたインキにて所望の図柄を施し
    た後、加熱あるいは放置により反応を完結させる事を特
    徴とする化粧紙の製造方法。
JP14036874A 1974-12-05 1974-12-05 ケシヨウシノ セイゾウホウホウ Expired JPS5854997B2 (ja)

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JPS5166010A JPS5166010A (en) 1976-06-08
JPS5854997B2 true JPS5854997B2 (ja) 1983-12-07

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0641220B2 (ja) * 1984-04-09 1994-06-01 大日本印刷株式会社 化粧シ−トの製造法

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JPS5166010A (en) 1976-06-08

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