JPS6376955A - 圧力容器における気室と液室の隔離用仕切り膜 - Google Patents

圧力容器における気室と液室の隔離用仕切り膜

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JPS6376955A
JPS6376955A JP22134886A JP22134886A JPS6376955A JP S6376955 A JPS6376955 A JP S6376955A JP 22134886 A JP22134886 A JP 22134886A JP 22134886 A JP22134886 A JP 22134886A JP S6376955 A JPS6376955 A JP S6376955A
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JP
Japan
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chamber
liquid chamber
partition
membrane
air chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP22134886A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Takadera
一郎 高寺
Kohei Taguchi
功平 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NHK Spring Co Ltd
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NHK Spring Co Ltd filed Critical NHK Spring Co Ltd
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Publication of JPS6376955A publication Critical patent/JPS6376955A/ja
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Priority to US07/375,340 priority patent/US5042781A/en
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  • Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、例えば車両の懸架151横や各種用途のガス
ばね等に使用される圧力容器における気室と液室の隔離
用仕切り膜に関する。
〔従来の技術〕
シリンダ・ピストン形の圧力容器内にガスと油を収容し
たガスばねが知られている。この種の装置において、気
室と液室をより確実に仕切るためにフリーピストンを使
用することがあるが、この場合、フリーピストンの外周
店動部から少しずつ封入ガスが液中に逃げるといった現
象が見られる。
このためフリーピストンを使用する代りに、第7図に示
される先行技術のように圧力容器a内に封入ガスを透過
しにくい高分子弾性材料からなる袋状または円筒状の仕
切りMl bを収容したものが考えられている。この仕
切り膜すに使用される材料としては、熱油に対して膨潤
および強度低下を生じることがなく、しかもかなりの低
温でも屈曲・伸縮によるクラックを生じることがなく、
かつ封入ガスを透過しにくいことが要求される。このた
め仕切りIbには、ある種の合成樹脂材からなる1il
i1品、またはこの合成樹脂膜の両面に、鋭角屈曲を防
ぐ目的で耐油性がありかつ可撓性を有するエラストマ層
を重ねた複層構造のものが考えられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら上述した袋状または円筒状の仕切りlbで
は、伸縮する際の変形形状が定まらないため、膜固定部
分近傍ヤ偏肉等に起因する異常変形部分に局部的な伸縮
・屈曲が発生し、仕切り膜すの一部にクラックが生じた
り破損を引起こすなどして封入ガスが漏れてしまうこと
があった。なお、実公昭38−25737号公報には蛇
腹状の膜が開示されているが、この膜は圧力容器の内部
を仕切るものではなくしかも蛇腹の内部に油が収容され
るようにしであるのでガスバリヤ性についての考慮は特
になされていなかった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、圧力容器内に設けられた気室と液室とを隔離
する仕切り膜において、上記気掌内の封入ガスに対する
ガスバリヤ性の高い合成樹脂膜を単層または柔軟性およ
びIti’!摩耗性を有するエラストマ層と組合わせて
複層構造としたものを蛇腹状に形成してなることを特徴
とするものである。
〔作用〕
上記のように仕切り膜の材料にガスバリヤ性の高い材質
を用いかつ蛇腹状としたことにより、例えば車両の懸架
装置に使用される圧力容器の内部のように^い圧力が作
用する場合にあっても、伸縮に伴う仕切り膜の変形形状
が安定しており、局部的な異常伸縮や屈曲の発生を防止
できるとともに封入ガスの漏れを確実に防止できる。
C実施例1〕 第1図に示された第1の実施例において、懸架装置1は
外筒2と、この外IPi12の軸線方向に往復動自在に
挿入された内筒3とを備えている。本実施例の場合、外
筒2は外側に位置する第1部材2aと、この第1部材2
aの内側に嵌挿された第2部材2bとからなる。
上記外筒2の図示上端側には、オイルシール5とシール
押え6、およびベアリング7などが設けられている。外
筒2の下部は、連結用の部品8を用いて車軸側に取付け
られる。
外筒2の内部には液室10が設けられている。
この液室10には油が収容されるとともに、外部から油
を出し入れできるように車高調整用の送油口11が設け
られている。また、液室10にエア抜き口12が設けら
れている。このエア抜き口12は、盲栓13によって塞
がれる。符号15はリバウンドラバー、16は0リング
、17はベアリングである。
一方、内筒3の図示上端側には車体に取付けるための連
結用部品20が、また下面側にはバンブラバー21が取
付けられている。更に、内筒3と外筒2との鷹動部分を
包囲するようにして、ダストカバー22が設けられてい
る。内筒3の下部には、たとえばプレート弁等を用いた
減衰力発生部23が設けられている。内筒3の内部の液
室25は、減衰力発生部23を介して外筒の液室10と
連通ずる。
そしてこの懸架装置1は副チャンバ3oを備えている。
副チャンバ30すなわち圧力容器の内部は、蛇腹状の仕
切り1131によって液室33と気室34とに仕切られ
ている。この仕切り膜31は、副チャンバ30の軸方向
に伸縮自在である。また上記液室33は、流通部35を
介して内筒3の液室25と連通している。
副チャンバ30にはガスの封入口36が設けられている
。気室34に封入するガスは、例えば窒素やアルゴン、
ヘリウム等の不活性ガスが適するが、封入圧力が低い場
合には空気を用いることもできる。気v34には、その
内容積を調整するために、適宜の量の液体37が収容さ
れることもある。このように気室34の内容積を変化さ
せることによって、ばね定数を調整することが可能であ
る。
第2図に拡大して示したように、仕切り膜31の上端部
は、膜取付はベース40と取付は用リング41とに挟み
付けられることよって気密に固定される。42は気密性
を維持するためのリング状の高分子弾性体である。仕切
り131の下端部は閉じており、先端強度を増すための
補強用の部材43が取着されている。
仕切り膜31に使用される材料としては、90℃前後の
熱油に触れても膨nや物性劣化を生じないこと、および
−40℃の低温でも屈曲に対してクラックを生じにくい
柔軟性をもつこと、および耐摩耗性、更には優れたガス
バリヤ性も要求される。
このためASTM (D1434)マノメータ法による
ガス透過係数が1.Oxlo−12cc、c+a /a
i、Sec、CI。
Ha以下(N2ガスで測定)のガスバリヤ性能が得られ
るエチレン・ビニルアルコール共重合体またはポリ塩化
ビニール、ポリ塩化ビニリデン、アクリロニトリルを含
有する高分子化合物、ポリアミド等の合成樹脂膜が適し
ており、これを蛇腹状に成形する。この仕切りIl!3
1は上記材料からなる単層のl1l(第3図参照)であ
ってもよいが、例えば第2図に示されるように、上記と
同様の合成樹脂からなる1l131aの外面側もしくは
内面側あるいは内外両面に、耐摩耗性を得るためと鋭角
屈曲を防ぐため及び柔軟性を高めるために、耐油性があ
りかつ可撓性を有するポリウレタンエラストマ、ポリエ
ステルエラストマ、ポリアミドエラストマ等からなるエ
ラストマM31bを被着することにより2層ないし3層
の構造としてもよい。また上記複層構造のものを更に複
数枚重ねて多層構造としてもよい。
上記仕切り1131を成形するにはブロー成形法が最適
である。ブロー成形を行なう場合、成形前の材料厚が全
体にわたって一定であると、第3図に示されるように拡
径された外周部45の肉厚が内周部46の肉厚に比べて
薄くなる。この外周部45は、副チャンバ30の内面壁
30aと擦れることがあるので、第4図に示される材料
31′のように、拡径される部分の材料厚を予め他の部
位よりも厚く作っておき、これを内側から圧搾空気等を
吹込んでブロー成形するようにすれば、外周部45の肉
厚が薄くΔるのが防げ、更に耐久性が増す。48は成形
用の型を示す。
上記構成の懸架装置1は、外筒2に対して内筒3が伸縮
すると、減衰力発生部23において油の流通により減衰
力が生じるとともに、流通部35を通じて油が流動し、
仕切り膜31が軸方向に伸縮して気室34の容積が変動
することにより、ガスばねとしての機能が発揮される。
また、送油口11を通じて液室10内の油量を調節する
ことで、外筒2に対する内筒3の突出凹を変えて車高を
調節することも可能である。
この懸架装置1は、封入ガスと油とがガスバリヤ性に優
れた伸縮自在な蛇腹状の仕切り膜31によって互いに隔
離されているので、伸縮に伴う仕切りll!31の変形
形状が安定している。すなわち、従来の単なる袋状ある
いは円筒状の仕切り膜に比べて膜固定部分近傍や偏肉等
に起因する異常変形を生じにくく、クラックの発生や破
損を防よできるため封入ガスの漏れを生じない。その結
果、ガスの再封入を行なわずとも初期のばね定数や乗り
心地を長期間にわたって維持できる。
〔実施例2〕 第5図に示された本発明の第2の実施例においては、仕
切り11131を実施例1とは上下を逆にして取付けて
いる。すなわち副チャンバ30の下部に、蛇腹状の仕切
り膜31の下端部を膜取付はベース40と取付は用リン
グ41とを用いて気密に固定し、仕切り11131の内
側に気室34を設けている。それ以外の基本的構成と作
用効果は実施例1と同様であるから、実施例1と共通す
る箇所に同一符号を付して説明は省略する。
〔実施例3〕 第6図に示された実施例においては、副チャンバ30の
図示下側に液室33、図示上側に気室34が設けられて
いる。この気v34内には、ばね定数w4整用に適宜の
量の液体37が収容されることもある。また副チヤンバ
30内に減衰力発生部23が設けられている。副チャン
バ30の液室33は、この減衰力発生部23と流通部3
5を介して外筒の液室10に連通している。外筒2と内
筒3との相対往復動に伴って流動する油は、流通部35
と減衰力発生部23を通って液室33側に出入りし、前
記実施例と同様の仕切りl!31を伸縮させる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、気室の容積変化に伴って伸縮する仕切
り膜の変形形状が安定なものとなり、局部的な異常変形
等によるクラックの発生や破損を防止できるとともに、
長期にわたって優れたガスバリヤ性を発揮でき、圧力容
器の耐久性および信頼性を大幅に向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す車両用懸架装置の縦
断面図、第2図は第1図の装置に使われる仕切り膜の一
例を示す略断面図、第3図は仕切り膜の他の例を示す断
面図、第4図は仕切り膜の材料と成形型の一例を示す断
面図、第5図は本発明の第2実施例を示す懸架装置の断
面図、第6図は本発明の第3実施例を示す懸架8置の断
面図、第7図は従来の仕切り膜の一例を示す懸架装置の
断面図である。 1・・・懸架装置、30・・・副チャンバ(圧力容器)
、31・・・仕切り膜、33・・・液至、34・・・気
室。 出願人代理人 弁理士 鈴江武尽 図面の浄書(内容に変更なし) 第4図 手続補正書 昭和61皐1・≠日 特許庁長官 黒 1)明 誰 殿 1、事件の表示 14願昭61−221348月 2、発明の名称 圧力容器にお(プる気室と液室の隔離用仕切り膜3 、
 ン由正をづ−る老 事件との関係 特許出願人 (464)日本発条株式会社 4、代理人 5、自発補正 6、補正の対象 図  面 7、補正の内容

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧力容器内に設けられた気室と液室とを隔離する
    仕切り膜において、上記気室内の封入ガスに対するガス
    バリヤ性の高い合成樹脂膜を単層または柔軟性および耐
    摩耗性を有するエラストマ層と組合わせて複層構造とし
    たものを蛇腹状に形成してなることを特徴とする圧力容
    器における気室と液室の隔離用仕切り膜。
  2. (2)上記合成樹脂膜に、封入ガスに対する透過係数が
    低くかつ耐油性および可撓性を有する合成樹脂膜を用い
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の圧力容
    器における気室と液室の隔離用仕切り膜。
JP22134886A 1986-02-13 1986-09-19 圧力容器における気室と液室の隔離用仕切り膜 Pending JPS6376955A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22134886A JPS6376955A (ja) 1986-09-19 1986-09-19 圧力容器における気室と液室の隔離用仕切り膜
US07/253,887 US4890822A (en) 1986-02-13 1988-10-06 Car suspension system
US07/375,340 US5042781A (en) 1986-02-13 1989-06-30 Accumulator

Applications Claiming Priority (1)

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JP22134886A JPS6376955A (ja) 1986-09-19 1986-09-19 圧力容器における気室と液室の隔離用仕切り膜

Publications (1)

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JPS6376955A true JPS6376955A (ja) 1988-04-07

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ID=16765390

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JP22134886A Pending JPS6376955A (ja) 1986-02-13 1986-09-19 圧力容器における気室と液室の隔離用仕切り膜

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0246368A (ja) * 1988-07-05 1990-02-15 Gebr Hennig Gmbh ベローズ及びその製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50124076A (ja) * 1974-01-22 1975-09-29

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