JPS6376795A - 圧搾処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の目的」 （産業上の利用分野） 本発明は、各種果汁液の抽出等の食品処理設備や、し尿
処理、焼却物脱水その他の衛生設備等に使用される圧搾
処理装置に関するものである。

（従来技術） 従来より含水ｔｎｍ物等を連続的に圧搾脱水するために
、投入口から投入された被処理物をスクリュープレスに
より大容積部から小容積部側に圧送して圧搾脱水し、抵
抗体を配置した出口側で更に圧搾脱水しながら処理済物
を排出させるように構成した圧搾処理装置がある。

このような圧搾処理”Ａｎにあっては、被処理物に対し
て内部撹拌作用と移動抵抗なり・えて共回りを防止する
ために７ジテータが配置されるが、従来はケーシングの
内壁から多数のピンを突出させていた。

（発明が解決しようとする問題点） しかし上記したようなピンによるアジテータではスクリ
ュー羽根にピン通過のための切欠部を設ける必要がある
と共にその切欠部はピン通過に位相を合せた位はに設け
る必要があること等から加工のためにコストアップとな
り、しかも！１９故防止のためにはその切欠部をかなり
大きく設けたりピンの深さを調ｎする必要がある７頗る
面倒であった。

本発明の目的は上記した従来の欠点を解消し、スクリュ
ー羽根に何重加工を施したりする必要のない圧搾処理装
置を提供することにある。

「９．明の構成」 （問題点を解決するための１段） 本発明に係る圧搾処理装置は、投入口から投入される被
処理物をスクリュープレスにより圧搾部側に圧送して圧
搾脱液せしめるように構成した圧搾処理装置において、
スクリュー軸のケーシングに形成した切欠部に軸線方向
に沿って抵抗板を揺動自在に配置し、抵抗板にはスクリ
ュー羽根の回転位相に対応するカム部を形成してスクリ
ュー羽根の回転によって抵抗板が揺動するように構成し
たものである。

この場合、揺動サイクルを異ならせた複数個の抵抗板を
並列的に設けることもでき、また、これを前後二段に配
置することもできる。

（作用） 投入口から投入された含水繊維物等の被処理物はスクリ
ュー羽根により大容積部から小容積部側に圧送されて圧
搾脱水され、抵抗体を配置した出［１側で更に圧搾脱水
されながら排出されるが、圧送される被処理物はケーシ
ングから内方向に突出している抵抗板によって撹拌され
ると共に移動抵抗が与えられてスクリュー羽根との共回
りが防止される。この抵抗板にはスクリュー羽根の回転
位相に対応するカム部が形成されているから羽根部によ
って抵抗板が揺動し、羽根部は所定のサイクルで通過す
る。

抵抗板をその中央部が支点となるように揺動自在に配置
した場合には揺動により両端部が交互にケーシング内方
向に突出して被処理物に移動抵抗を７１えることができ
る。

（実施例） 本発明の圧搾処理装置の実施例を第１図及び第２図に基
づいて説明するが、第１図は全体構成を示す断面図、第
２図は要部を示す断面図である。

図中、１はスクリュープレス装置全体を示し、その構成
は従来と同様であって、投入口２から投入された被処理
物はケーシング４内に横設されたスクリュー軸３により
前進するが、スクリュー羽根５の径及びケーシング４の
内径が排出口６方向に至るに従って小径となっているた
め被処理物は次第に圧搾されて脱液され、液体はケーシ
ング４の周面に多数形成された滴Ｆ孔４ａから滴下して
ド部に配置された鹸液槽７に貯溜して排液口から外部に
排出されるように構成されている。

しかして処理済物は排出ｎ　６から押し出されてシュー
ト９から落下排出されるが、排出１１６側にはスプリン
グ１１で付勢された抵抗体１０が配置されていて出口面
積を規制するようになっている。このため被処理物は最
終的な搾り加減が調整されて排出されることとなる。図
中、１２はスクリュー軸３のＪ動子−ター、１３はカッ
プリングである。なお、投入口２の下方には投入口から
投入された被処理物がスリップすることなく圧送される
ようにした圧送ホイールユニット１４が組み込まれるが
、その構成は従来のものと同様であるため説明は省略す
る。１５ハヘッドフレーム、　１８はテールフレーｌ１
．１７はカウンターフレームである。

本発明においては、圧送される被処理物がスクリュー羽
根と共回りするのを防止するためアジテータ装置２０が
配置されるが、この構成として、ケーシング４に形成し
た切欠部２４に軸線方向に沿って抵抗板２１を揺動自在
に配置し、抵抗板２１にはスクリュー羽根５の回転位相
に対）心するカム部２２を形成してスクリュー羽根５の
回転によって抵抗板２１が揺動するように構成したもの
である。

上記した構成を詳説すると、ケーシング４のＬ面側には
軸線方向に沿って長細の切欠部２４が形成され、これを
囲むように箱型の枠体２３が取り付けられる。上記抵抗
板２１は切欠部２４に配置されるが、実施例ではその中
央部が支点２５となるように枠体２３に支持することに
よりシーソー状に揺動できるように配置されている。抵
抗＆　２１の下縁にはスクリュー羽根５の回転位相に対
応させたカム部２２が形成されるが、このカム部２２は
、図面に示すように、抵抗板の前後の下縁に形成された
弧状カム部２６と下縁中央部に形成された凹状カム部２
７とからなり、この凹状カム部２７の長さはスクリュー
羽根５のピッチに対応している。

上記のような形状の抵抗板２１は前後に突出部２８を有
することとなるが、この前後の突出部２８は抵抗板が揺
動すると交互にスクリュー羽根間に侵入し、被処理物に
対して移動抵抗をかえることができる。このような抵抗
板２１は並列的に複数個設けることもできるが、実施例
では二枚の抵抗板を前後に配置してあり、前後の抵抗板
の揺動サイクルを異ならせである。なお、２９は抵抗板
２１の支持部材、３０はアジテータ装置２０の上方に設
置された点検蓋である。

（発明の効果） 本発明に係る圧搾処理装置によれば、投入口から投入さ
れた含水ｍ雄駒等の被処理物はスクリュー羽根により大
容積部から小容積部側に圧送されて圧搾脱水されながら
排出［１から排出されるが、圧送される被処理物はケー
シングから内方向に突出している抵抗板によって撹拌さ
れると共に移動抵抗が与えられてスクリュー羽根との共
回りを適確に防止することができる。この抵抗板にはス
クリュー羽根の回転位相に対応するカム部が形成されて
いて羽根部によって抵抗板が揺動し、羽根部は所定のサ
イクルで通過するから、従来のビンによるアジテータの
ようにスクリュー羽根に大きな切欠部を形成したりビン
の深さを調節したりする必要がないから装置全体を著し
くコストダウンすることができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る圧搾処理装置の実施例を示し、第１
図はスクリュープレス装置全体を示す断面図、第２図は
要部の断面図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、投入口から投入される被処理物をスクリュープレス
   により圧搾部側に圧送して圧搾脱液せしめるように構成
   した圧搾処理装置において、 圧送される被処理物がスクリュー羽根と共回りするのを
   防止するために、スクリュー軸のケーシングに形成した
   切欠部に軸線方向に沿って抵抗板を揺動自在に配置し、
   抵抗板にはスクリュー羽根の回転位相に対応するカム部
   を形成してスクリュー羽根の回転によって抵抗板が揺動
   するように構成されていることを特徴とする圧搾処理装
   置。 ２、揺動サイクルの異なる抵抗板が前後二段に配置され
   ているこを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の圧搾
   処理装置。