JPS6376168A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばＶＴＲ等の、映像信号の記録再生を行
う磁気記録再生装置に関する。

〔従来の技術〕

一般にＶＴＲ等の磁気記録再生装置においては、記録済
み磁気テープの再生に際し、その記録内容の事前の把握
もしくは所望記録部分の選択的再生のために何等かのイ
ンデソクシング手段が必要となる。従来用いられている
インデノクシング手段の１つとして、ＶＴＲにおける高
速サーチ再生を挙げることができる。この高速サーチ再
生は、周知のごとく、磁気テープを通常の再生速度よシ
もかなシの高速で走行させながら、回転ヘッドによるヘ
リカルスキャンを行い、記録映像信号の高速再生（クイ
ックモーション再生）を行うもので、このような再生モ
ードによれば、比較的短時間で記録済み磁気テープの記
録内容の把握、もしくは所望記録部分を選択的に再生す
るだめの頭出しを行うことができる。

従来における他のインデックシング手段としては、例え
ば特開昭５３−１０７８０２号公報に示されるように、
磁気テープの所望記録部分を選択的に再生するためのア
ドレスとなる頭出し信号を予め磁気テープに記録してお
き、再生時、所望記録部分に対応するアドレス指定を行
うことによシ自動的に磁気テープの頭出しを行うように
したものがある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、上記した従来技術のうち、前者の手段では、よ
く知られているように、判別可能な再生画像を得るため
には、磁気テープ走行速度の高速化に限界があシ、長時
間にわたる磁気テープの記録映像信号の内容を短時間の
うちに把握し、所望記録部分の頭出しを行うことは困難
である。

また、後者の手段では、磁気テープの所望記録部分のよ
シ迅速な頭出しを行うことができるものの、該手段は、
本来、頭出し動作中における磁気テープの記録内容の把
握を意図したものではなく、磁気テープの記録内容自体
は、その記録時に記録アドレスと共に手持ちのインデッ
クスカード等に適宜メモされ、再生時にそれを見て頭出
しのためのアドレス指定が行われるものである。それ故
、この手段では、上記インデックスカードへの書込みが
面倒であるばかシではなく、記録済磁気テープの記録内
容を、事前に映像情報そのものとして十分に把握するこ
とはできない。

そこで、本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決
し、よシ短時間の間に磁気テープ全体に記録されている
映像信号の内容を映像情報そのものとして十分に把握で
きるようにした磁気記録再生装置を提供するにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、磁気記録再生装置において、少なくとも１
フィールド分の映像信号を記憶し得るメモリを設け、シ
ステムコントローラによυ記録。

再生２巻戻し等の記録再生装置全体の動作モードの制御
と合わせて上記メモリの書込み、読出し動作の制御をも
行わせ、磁気テープに記録されている映像信号のうち、
任意のフィールド数おきの１フィールドまたは１フレー
ム単位の映像信号を再生抽出して上記メモリに記憶させ
ると共に、磁気テープを始端近傍まで巻戻した巻戻し位
置に上記メモリから読出した映像信号をその各フィール
ドまたはフレーム単位が順次隣接するごとく再記録し得
るようになすことで達成される。

〔作用〕

本発明による磁気記録再生装置では、磁気テープに記録
されている映像信号は、１フィールドまたは１フレーム
単位で離散的にサンプリング再生されてメモリに一時記
憶され、磁気テープを始端近傍まで巻戻した巻戻し位置
に再記録される。再記録に際しては、上記離散的にサン
プリングされた各フィールドまたはフレームが順次隣接
して記録されるので、再記録された映像信号は、磁気テ
ープ全体に記録されている映像信号を時間圧縮したダイ
ジェスト版ということができる。したがってこの再記録
部分を必要に応じて再生すれば、短時間のうちに磁気テ
ープ全体に記録されている映像信号の内容を容易に把握
することができる。

なお、上記したメモリへの一時記憶動作および磁気テー
プの巻戻し位置への再記録動作等は、メモリ容量の関係
から、複数回に分けて順次繰返して行うのが好適である
。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図、第２図によシ説明す
る。

第１図は、本発明をヘリカルスキャン方式のＶＴＲＫ適
用した場合の一実施例を示すブロック図であシ、同図に
おいて、１は磁気テープ２．３はリールモータ、４はキ
ャプスタンモータ、５はシリンダモータ、６．７はシリ
ンダモータ５によシ回転駆動される回転ヘッド、８はリ
ールモータ駆動回路、９はキャプスタンモータおよびシ
リンダモータの駆動回路、１０．１１は記録再生切換え
用のスイッチ、１２．１３は再生アンプ、１４．１５は
記録アンプ、１６は再生処理回路、１７は記録処理回路
、１８はアナログ−ディジタル変換器（以下ＡＤ変換器
と略す）、１９はメモリコントロール回路、２０はメモ
リ、２１はディジタル−アナログ変換器（以下ＤＡ変換
器と略す）、２２はシステムコントローラ、２３はコ／
トロールヘッドを示す。

第１図の実施例において、いま、システムコントローラ
２２によってＶＴＲが再生モードに設定されているとす
れば、磁気テープ１は、リールモータ２．６およびキャ
プスタンモータ４により定速走行され、回転ヘッド６．
７によシヘリカルスキャンされて、通常のごとく、磁気
テープ１上に記録されている映像信号が再生される。再
生映像信号は、スイッチ１１（再生モードでは図示位置
と反対側に切換えられている）、再生アンプ１３゜再生
処理回路１６を介してＡＤ変換器１８に供給されてディ
ジタル変換された後、メモリコントロール回路１９に入
力される。メモリコントロール回路１９は、ＶＴＲが再
生モードにある間は、入力されるディジタル映像信号を
、システムコントローラ２２からのサンプリング書込み
指令に基すき、所望のフィールド数おきに１フィールド
または１フレーム単位でサンプリングしてメモリ２０に
書込む作用をなすもので、そのサンプリング書込み態様
は、例えば第２図（ａ）に示すごとく、磁気テープ１の
記録ビデオとをックのうち、一定間隔毎のビデオとをッ
クＡ、Ｂ、Ｃ，Ｄ、・・・から再生される映像信号（こ
の場合には１フィールド単位の映像信号）を順次サンプ
リングしてメモリ２０に書込むようになすことができる
。このようなサンプリング書込みを行うための前記シス
テムコントローラ２２からのサンプリング書込み指令は
、本実施例では、コントロールヘッド２３によって再生
される周知のとをッキング制御用のコントロール信号を
利用して形成される。すなわち、ＶＴＲの再生モードで
は、コントロールヘッド２３によって再生されるコント
ロール信号がスイッチ１０（図示位置とは反対側に切換
えられている）、再生アンプ１２を介してシステムコン
トローラ２２に入力されているので、これをシステムコ
ントローラ２２内に設けた適宜のカウント手段によって
カウントし、その所定カウント数毎（第２図（ａ）のビ
デオとをックＡ、Ｂ、Ｃ，Ｄ、・・・に対応）にメモリ
コントロール回路１９に対するサンプリング書込みのた
めの指令を形成するようになっている。

上記のごとき順次のサンプリング書込みは、磁気テープ
１の全体にわたって一度に行うことができるが、この場
合には、メモリ２０の記憶容量がかなり大きなものでな
ければならない。そこで、よシ好適には、システムコン
トローラ２２は、例えば第２図（ａ）の最初のビデオと
をックＡから再生される映像信号分のみをサンプリング
してメモリ２０に書込ませ、その後メモリ２０へのサン
プリング書込みを一旦停止させるようになすことができ
る。この場合には、メモリ２０の所要記憶容量は、映像
信号の１フィールド分でよい。もちろん、メモリ２０の
記憶容量を２フィールド分あるいは３フィールド分等と
して、ビデオとをックＡ、Ｂから再生される２フィール
ド分の映像信号、あるいはビデオとをックＡ、Ｂ、Ｃか
ら再生される３フィールド分の映像信号等をメモリ２０
に一度にサンプリング記憶させるようにもなし得ること
はいうまでもない。

さて、システムコントローラ２２は、メモ１Ｊ２０への
サンプリング書込みを一旦停止させた後、リールモータ
駆動回路８等に巻戻しモード指令を送シ、磁気テープ１
をその始端近傍（映像信号が記録されていない余白部分
）まで巻戻す。次いでシステムコントローラ２２は、リ
ールモータ駆動回路８、キャプスタンおよびシリンダモ
ータ駆動回路９等に記録モード指令を送シ、該指令に応
じて磁気テープ１、回転ヘッド６．７が通常の記録モー
ドで駆動されると共に、記録再生切換用のスイッチ１０
．１１が記録側位置（図示位置）に切換えられる。そし
て記録モードの間、システムコントローラ２２は、回転
ヘッド６．７の回転走査と同期する読出し指令をメモリ
コントロール回路１９に送９、その結果、メモリコント
ロール回路１９は、前記したサンプリング書込みによっ
てメモリ２０に記憶されている１フィールド分もしくは
数フィールド分のディジタル映像信号を、回転ヘッド６
．７の回転走査と同期して読出す。読出されたディジタ
ル映像信号は、ＤＡ変換器２１でアナログ変換された後
、記録処理回路１７、記録アンプ１５、スイッチ１１を
介して回転ヘッド６．７に供給され、該回転ヘッド６．
７によるヘリカルスキャン記録とをックに再記録される
。

なお、上記のごとき記録モード時、システムコントロー
ラ２２から記録アンプ１４にコントロール信号が送出さ
れ、該コントロール信号は、周知のとをッキング制御用
のコントロール信号としてスイッチ１０を介してコント
ロールヘッド２３に供給され、磁気テープ１のコントロ
ールとをックに記録されるようになっている。

以上説明した再生映像信号のメモリ２０へのサンプリン
グ書込み動作、磁気テープ１の巻戻し動作およびメモリ
２０から読出した映像信号の再記録動作は、メモリ２０
の記憶容量を、前記したごとく、映像信号の１フィール
ド分もしくは数フィールド分程度とした場合には、逐次
反復して繰返され、かかる繰返しによって磁気テープ１
の全体にわたるサンプリングビデオとをックからの再生
映像信号の再記録が完了することになるが、このような
一連の反復繰返し動作は、システムコントローラ２２内
に予め設定されている制御プログラムに従って順次遂行
されるようになし得る。例えば、メモリ２０への各サン
プリング書込み動作毎のサンプリングビデオとをックの
指定については、メモリ２０へのサンプリング書込み動
作の所要繰返し回数分の指定アドレス（コントロール信
号のカウント数）を予めプログラムしておき、これに従
ってメモリ２０へのサンプリング書込み動作毎に、サン
プリングすべきビデオとをックの頭出しく磁気テープ１
の早送シによる頭出しを可とする）を行うようになすこ
とができ、また、メモリ２０から読出された映像信号の
再記録位置については、例えば初回の再記録動作時にお
いては、磁気テープの巻戻し位置（適宜の始端検出手段
によって決定される）を基準として、これから所定間隔
離れた立置（ＶＴＲの記録動作が定常状態となった後の
所定位置）が従定され、第２回目以降の再記録動作時に
は、各再記録動作毎に、その前回までに再記録されるビ
デオとをック数（記録コントロール信号数）を予めプロ
グラムしておき、各再記録動作に先立ち、磁気テープを
上記巻戻し位置からスタートさせて実際に再記録されて
いるビデオとをック数（記録コントロール信号数）をカ
ウントし、その数が上記プログラムされた予定数に達し
たとき、その次の隣接ビデオとをックが再記録位置とし
て指定されるようになし得る。

第２図（ｂ）は、上記のようにして再記録されたビデオ
とをックパターンの一態様を示すもので、同図から明ら
かなように、磁気テープ１上のサンプリングビデオとを
ックＡ、Ｂ、Ｃ，Ｄ、・・・から再生された映像信号は
、それぞれ磁気テープ１の始端近傍に、隣接した再記録
ビデオとをックＡ’　ＩＢ’　ｌｃ’ＩＤ・・・として
圧縮記録されている。したがって、この再記録ビデオと
をックＡ’　、Ｂ’　、Ｃ’　、Ｄ’・・・部分を再生
するのみで、磁気テープ１全体に記録されている映像信
号の内容を迅速、的確に把握することができる。しかも
、場合によっては、この再記録ビデオとをンクを、磁気
テープ１の所望記録部を自動的に頭出しして再生するだ
めのインデックシング手段として用いることもできる。

すなわち、上記再記録ビデオトンツク八′、Ｂ′、ｃ′
、Ｄ′、・・・と記録ビデオとをックＡ、Ｂ、Ｃ，Ｄ、
・・・とは、１対１の関係で対応しているのであるから
、再記録ビデオとをックの再生中に、ある順位のとをッ
クで所望の記録内容が出現したとすれば、その時点で自
動頭出し指令操作を行い、システムコントローラ２２等
によって、上記再記録ビデオとをックのとをック順位に
対応する記録とをック順位のアドレス指定を行って自動
的な所望記録とをックの頭出しを行うことは容易に実現
可能である。ただし、この場合、自動頭出し指令操作を
タイミングよく行うためには、再記録ビデオとをックの
再生を例えば周知の間欠送りスローモーション再生もし
くは駒送り再生等の再生モードで行い得るようになすの
が望ましい。

以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は
、上記実施例に限定されるものではなく、種々の変形が
可能である。例えば、上記実施例では、メモリ２０にサ
ンプリング書込みされる再生映像信号のサンプリング間
隔を一定なものとして説明したが（第２図参照）、かか
るサンプリング間隔は、必ずしも一定である必要はなく
、例えば、同一磁気テープに複数のプログラムが記録さ
れている場合等において、各記録プログラム毎にその初
頭部分等を適宜サンプリングしてメモリ２０に書込んで
その再記録を行うようにしてもよい。そして、このよう
な場合には、サンプリングされるべきビデオとをックの
指定は、自動編集を行う場合等と同様に、予め磁気テー
プのＱとをック等に、所望のビデオとをックを識別し得
るＱ信号を誓込んでおき、これを再生検出することによ
り行うことができる。

また、本発明に係る磁気記録再生装置が、特にヘリカル
スキャン方式のｌ／ＴＲにのみ限定される要のないこと
は明らかであろう。

〔発明の効果〕

本発明によれば、磁気テープに記録されている映像信号
の内容を適宜サンプリングして圧縮したダイジェスト版
を磁気テープの始端近傍に自動的に再記録することがで
きるので、これを再生することにより、従来技術に比し
よシ短時間の間に磁気テープ全体に記録されている映像
信号の内容を映像情報そのものとして十分に把握するこ
とができ、また必要に応じて磁気テープの所望記録部分
を容易に頭出しするようになすことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
本発明による磁気テープ上のサンプリング再生とをック
パターンおよび再記録とをックパターンの一例を示す図
である。 １・・・磁気テープ １９・・・メモリコントロール回路 ２０・・・メモリ ２２・・・システムコントローラ。 一

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 少なくとも１フィールド分の映像信号を記憶し得るメモ
   リと、記録、再生、巻戻し等の記録再生装置全体の動作
   モードの制御と上記メモリの書込み、読出し動作の制御
   を行い得るシステムコントローラとを有し、該システム
   コントローラは、磁気テープに記録されている映像信号
   のうち、任意のフィールド数おきの１フィールドまたは
   １フレーム単位の映像信号を再生抽出して上記メモリに
   一時記憶させると共に、磁気テープを始端近傍まで巻戻
   した巻戻し位置に、上記メモリから読出した映像信号を
   その各フィールドまたはフレーム単位が順次隣接するご
   とく再記録することができるように構成されていること
   を特徴とする磁気記録再生装置。