JPS6375631A - トルク検出器 - Google Patents

トルク検出器

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JPS6375631A
JPS6375631A JP61221482A JP22148286A JPS6375631A JP S6375631 A JPS6375631 A JP S6375631A JP 61221482 A JP61221482 A JP 61221482A JP 22148286 A JP22148286 A JP 22148286A JP S6375631 A JPS6375631 A JP S6375631A
Authority
JP
Japan
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steering
shaft
magnet
torque
signal processing
Prior art date
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Pending
Application number
JP61221482A
Other languages
English (en)
Inventor
Masafumi Nakayama
雅文 中山
Hiroshi Kobayashi
博 小林
Hideyuki Ouchi
秀之 大内
Noboru Sugiura
登 杉浦
Masayuki Kume
久米 正行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Hitachi Automotive Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd, Nissan Motor Co Ltd filed Critical Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
Priority to JP61221482A priority Critical patent/JPS6375631A/ja
Publication of JPS6375631A publication Critical patent/JPS6375631A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L5/00Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes
    • G01L5/22Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring the force applied to control members, e.g. control members of vehicles, triggers
    • G01L5/221Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring the force applied to control members, e.g. control members of vehicles, triggers to steering wheels, e.g. for power assisted steering

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、自動車等の車両に用いられるトルク検出器
に関する。
〔従来の技術〕
従来のトルク検出器としては、例えば実開昭59−10
6032号公報に記載されているようなものがある。
そのものは、ハンドルに連結されたステアリング軸を操
作軸と作動軸とに分割し、これらの操作軸と作動軸とを
弾性体を介して連結し、これら操作軸と作動軸とのずれ
量に基づいてハンドルの操作トルクを検出する操作トル
ク検出装置において、前記操作軸と作動軸のいずれか一
方の軸に磁石を固定するとともに該磁石からの磁束を検
出するホール素子を他方の軸に取付け、前記ずれ量に応
じて発生するホール素子出力に基づいて電気的信号とし
ての操作トルク信号を発生することを特徴としており、
トルク検出部分を無接点構造として摺動接触部分を無く
し、トルク検出部分に摺動摩擦抵抗が生じないようにし
て検出精度と部品の耐久性とを向上させるようにしてい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来のトルク検出器にあって
は、操作軸及び作動軸の一方の軸に設けた磁石と他方の
軸に設けたホール素子とのずれ量によって操作トルクを
検出しているが、磁石及びホール素子からなるトルク検
出部分をステアリングシャフトのステアリングホイール
側に設ける構造となっていたため、トルクの検出精度が
あまり良くない等の問題点があった。
すなわち、例えばラックアンドピニオン式ステアリング
ギヤを用いたステアリング装置の場合、一般に、ステア
リングシャフトの下端部にステアリングギヤのビニオン
シャフトを連結し、該ステアリングシャフトのビニオン
シャフトとステアリングホイールとの間を複数の軸受で
車体側に回転可能に支持する構造となっていて、車輪側
からの反力がランク軸を介して入力されるピニオンギヤ
と、その反力の作用によってずれ量が生起されるトルク
検出部分とが大きく離されていると共に、反力の作用部
分とトルク検出部分との間に1個以上の軸受が設けられ
ていたため、その軸受部分における摺動摩擦抵抗が検出
1−ルク値に加えられることになり、そのため、伝達ト
ルクの検出精度が良くなかった。
また、操作軸の下部に作動軸の上部を所定の隙間を設け
て外嵌し、その隙間に弾性体を介在させる構成となって
いたため1.ステアリングシャフト自体が太くなり、し
かも、その部分が車室内に露出していることから運転者
の足元付近が狭くなる・という問題点もあった。さらに
、トルク検出器を必要としない車両の場合には上記のよ
うな分割された複雑な構成を採る必要がないため、これ
とは別構成のステアリングシャフトを備える必要が生じ
、ステアリングシャフトの種類が増えて製造コストや管
理費が高くなる等の問題点もある。
この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たものであり、磁石と磁気検出素子と信号処理回路とス
リップリングとを備えたトルク検出器をステアリングギ
ヤに内蔵し、車輪側から入力される反力の作用点に近い
ところでトルクを検出すると共に、ステアリングシャフ
トから遠ざかる側から磁石、磁気検出素子、信号処理回
路及びスリップリングの順序で配置することにより、装
置全体を小型化しつつ、前記問題点を解決することを目
的としている。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するため、この発明では、ステアリン
グシャフト側の第1の部材と車輪側の第2の部材とをス
テアリングギヤ内でバネ部材を介して連結し、前記第1
の部材及び第2の部材の一方には磁石を且つ他方には磁
気検出素子を互いに対向するように設けると共に、該磁
石と磁気検出素子との間の相対変位による磁気変化に応
じた信号を出力する信号処理回路、及び当該信号処理回
路からの出力を外部に伝達するスリップリングを前記ス
テアリングギヤ内にそれぞれ設け、前記磁石、磁気検出
素子、信号処理回路及びスリップリングは、前記ステア
リングシャフトから遠ざかる側から磁石、磁気検出素子
、信号処理回路及びスリップリングの順序で配置したこ
とを特徴とじている。
〔作用〕
而して、この発明では、トルク検出器の主要構成部品で
ある磁石と磁気検出素子と信号処理回路とスリップリン
グとを全てステアリングギヤに内蔵し、車輪側からの反
力の作用部分の近傍でバネ部材の捩れによる磁石と磁気
検出素子との相対変位を検出し、その相対変位に基づき
信号処理回路で演算処理してトルク検出値を算出し、そ
のトルク検出値に応じた出力をスリップリングを介して
外部へ出力することにより、ステアリングシャフトを支
持する軸受の摩擦抵抗力等によるトルク検出値への影響
をなくし、トルク検出精度を向上させると共に、磁石、
[気検出素子、信号処理回路及びスリップリングの配置
を、ステアリングシャフトより遠ざかる側から磁石、磁
気検出素子、信号処理回路及びスリップリングの順序で
設けることにより、装置全体の小型化とコスト低減等を
図る。
〔実施例〕
以下、この発明を図示実施例に基づいて説明する。
第1図及び第2図は、この発明の一実施例を示す図であ
る。
まず、構成を説明すると、第1図に示す1がステアリン
グシャフトであり、その上端にはステアリングホイール
2が取付けられていると共に、その下端には、第2図に
拡大して断面して示すように、ステアリングシャフト1
の一部を構成する第1の部材であるスタブシャフト1a
がスプライン結合されていて、このスタブシャフト1a
の下部が、ラックアンドビニオン式ステアリングギヤ3
のギヤボックス4内に挿入されている。
上記スタブシャフト1aは、ギヤボックス4のステアリ
ングホイール2側の開口4aを閉じるリング状をなす軸
受ホルダ5の穴を貫通しており、その穴に嵌合された軸
受6を介して当該軸受ホルダ5に回転自在に支持されて
いる。そして、軸受ホルダ5は、ボルト7によってギヤ
ボックス4に位置決め固定されていると共に、スタブシ
ャフト1aとの間をオイルシール8によりシールしてい
る。
また、ギヤボックス4内には、ピニオンギヤ9aを一体
に設けた第2の部材であるビニオンシャフト9がスタブ
シャフト1aの下方に同軸上に配置されていて、そのピ
ニオンギヤ9aの両外側に外嵌された2個の軸受10,
11を介して、ピニオンシャフト9がギヤボックス4に
回転自在に支持されている。ピニオンギヤ9aは、ギヤ
ボックス4内でラック軸12のラック12aと噛合して
いると共に、ラック軸12の両端にはタイロッド13.
13がそれぞれ揺動可能に連結されていて、各タイロッ
ド13.13の外側に、車輪14.14を回転自在に支
持するナックル15.15が揺動可能に連結されている
16は、ラック12aとビニオン9aとの噛み合いを確
保するためのラックリテーナであり、スプリング17に
よりラック軸12側に付勢されていると共に、ギヤボッ
クス4にネジ止めされたりテーナカバ−18の中央部を
螺合貫通するアジャストボルト19によってラック軸1
2から遠ざかる方向への移動が制限されている。なお、
20は、ピニオンシャフト9に外嵌された2個の前記軸
受10.11に予圧を付与するためのナツト、21は、
ナツト20を着脱するためギヤボックス4に設けたネジ
穴に螺合するキャップである。
また、前記スタブシャフト1aはパイプ状をなしていて
、その穴にはトーションバー22が挿通され、スタブシ
ャフト1a及びトーションバー22の各ステアリングホ
イール2側の端部をピン23で締結することにより両部
材1a、22を回転方向へ一体に構成している。上記ト
ーションバー22の、ステアリングホイール2側とは反
対側の端部は、ピニオンシャフト9のスタブシャフトl
a側の端面に開口するように設けた軸方向孔9b内に挿
入されていて、ピニオンシャフト9とトーションバー2
2の端部とをビン24で締結することにより両部材9.
22を回転方向へ一体に構成している。
さらに、ピニオンシャフト9のスタブシャフトIa側の
端部には、当該スタブシャフトla側に突出するハブ9
cと半径方向の外側に突出するフランジ9dとが形成さ
れていて、ハブ9c内にはスタブシャフトlaの下端部
が挿入されていると共に、その下端部とハブ9cとの間
には針状コロ軸受25を介在させている。上記ハブ9c
には切欠き9eを設ける一方、この切欠き9e内に挿入
される凸部1bをスタブシャフト1aの下端部に設け、
この凸部1bと切欠き9eとでストッパを構成し、この
ストッパにより両シャフト1a、9間の所定以上の相対
回転変位(例えば5度程度)を防止している。さらに、
ハブ9cの外側にはウオームホイール26を外嵌してお
り、フランジ9dを貫通してウオームホイール26に螺
合するネジ27により、ウオームホイール26とピニオ
ンシャフト9とを回転方向へ一体に構成している。
上記ウオームホイール26には、ギヤボックス4に回転
自在に支持されたウオーム28が噛合しており、このウ
オーム28の軸部にモータ29の回転軸が連結されてい
る。モータ29には制御装置30が接続されていて、こ
の制御装置30から出力される制御信号によって当該モ
ータ29が駆動制御される。
また、スタブシャフト1aには、前記ウオームホイール
26のステアリングホイール2側の端面に対向するよう
外向きのフランジ1cを設けると共に、このフランジl
cの端面には磁気検出素子の一具体例を示すホール素子
31を接着保持している一方、このホール素子31と対
面して同心上りこ重なり合うようビニオンシャフト9の
フランジ9d端面には磁石32を接着保持している。
磁石32としては各種形状のものを採用することができ
るが、円板、円柱、半球又は球体という縦断面形状が円
形をなすものが好ましい。その理由は、磁石が円形であ
れば、その周縁部における磁界強度が等しいからである
。その結果、磁石32の継断面形状を円形としつつ当該
磁石32に対してホール素子31を水平対向させて設け
ることにより、組付時に多少の寸法誤差が生じた場合に
も、磁石32及びホール素子31間の相対回転変位量と
、これによりホール素子31が受ける磁界強度とのある
対応関係を一定に確保することができる。
而して、ボール素子31と磁石32とは、トーションバ
ー22に加えられる捩りトルクに応じて回転方向へ相対
変位し、それに応じてホール素子31が磁石32から受
ける磁界の強さが変化するため、その変化の中間点を操
舵の中立位置とすることにより、磁界の強さを見ること
で操舵トルクの大きさとその方向とを同時に検出するこ
とができる。
上記スタブシャフトlaのフランジICの内側にはリン
グ状の空隙が形成されていて、その空隙内には、同様に
リング状の空隙を有する回路ケース33が挿入されてい
る。この回路ケース33内には、リング状をなす基板に
ホール素子の出力電圧を増幅、制御するための回路を形
成した磁界−電気変換機能を有する信号処理回路34を
配置し、これを回路ケース33と共にスタブシャフト1
aヘネジ35によって締付固定している。
上記信号処理回路34は、例えば、ホール素子31から
の出力に基づいて操舵トルクとその方向に対応する出力
を増幅する増幅回路から構成され、操舵トルクに応じて
捩られるトーションバー22の捩れ量を磁束密度の変化
量として検出したホール素子31の出力に基づいて操舵
力とその操舵方向とを検出し、それを増幅して操舵トル
ク検出信号として出力する。
また、信号処理回路34の周囲には絶縁材36が充填さ
れていると共に、回路ケース33の開口側には仕切板3
7が圧入されていて、これにより信号処理回路34への
ノイズの侵入等を防止している。さらに、回路ケース3
3の開口側には、絶縁材によって形成されたリングベー
ス38が回転方向へ一体に取付けられていて、その軸受
ホルダ5側の端面には、スリップリング40の一方を構
成する複数本のリングブレー)41を接着固定している
。スリップリング40は、上記リングプレート41と、
それと同数のブラシ42とからなり、これらブラシ42
は、外周縁をギヤボックス4にスプライン結合されたブ
ラシホルダ43に取付けられている。
上記ブラシ42に接続されたリード線44は、ギヤボッ
クス3に設けた切欠きから外部に取り出され、ギヤボッ
クス4の外部で制御装置Z 30に接続されている。こ
の制御装置30は、操舵トルクの大きさと操舵方向とに
対応した制御信号を出ノjしてモータ29を回転駆動し
、これにより、ウオーム28及びウオームホイール26
の作動を介してビニオンシャフト9に、操舵トルクの大
きさと操舵方向とに対応した操舵補助力を付与する。4
5は、バッテリー等からなる電源である。
次に、作用について説明する。
運転者がステアリングホイール2を所望の方向に回して
ステアリングシャフト1を回転させると、このステアリ
ングシャフト1にトーションバー22を介して連結され
たビニオンシャフト9は車輪側からの反力が作用するた
め、トーションバー22にはステアリングホイール2に
入力された操舵トルクに応じた捩れが発生し、これによ
り、スタブシャフト1aとビニオンシャフト9との間に
、操舵トルク及び操舵方向に対応した相対的な回転変位
が発生する。
このように、スタブシャフトla及びビニオンシャフト
9間に相対回転変位が生じると、スタブシャフト1aの
フランジICに取付けたホール素子31とビニオンシャ
フト9と一体のウオームホイール26に取付けた磁石3
2とが同様に相対回転変位し、これにより、ホール素子
31に作用している磁石32の磁界の強さが変化するた
め、そのホール素子31から出力される電気信号として
の電圧が変化する。このとき、操舵の中立位置における
電圧を基準値として、例えば中立位置から右側へ操舵し
たときには正の電圧が、また左側へ変位したときには負
の電圧が得られるようホール素子31の出力を設定する
ことにより、当該ホール素子31の出力の大きさを見る
ことによって操舵トルクの大きさと操舵方向とを同時に
検出することができる。
上記ホール素子31の出力は、スタブシャフト1aに固
定された信号処理回路34に入力され、その信号処理回
路34で増幅されて出力され、この出力信号が、スタブ
シャフト1aと一体のリングベース38に固定されたリ
ングプレート41からブラシ42を介してブラシホルダ
43側に伝達され、それがリード線44によって外部に
取り出されて制御装置30に供給される。これにより、
制御装置30が操舵トルク検出値に応じた制御信号と操
舵方向に対応した回転方向信号とをモータ29に出力す
る。
その結果、モータ29が操舵方向に対応した方向に回転
し、ウオーム28及びウオームホイール26の作動を介
してビニオンシャフト9に、操舵力に応じた操舵補助ト
ルクが付与される。
この場合、トルクの検出部分である磁石32及びホール
素子31と、ホール素子31の検出信号を処理する信号
処理回路34と、この信号処理回路34の出力を外部へ
取り出すスリップリング40とがギヤ、ボックス4に内
蔵されていて、車輪側からの反力の作用点に近い部分で
変位量を測定しているため、ホール素子31から出力さ
れた状態のままの混じり気のない安定した出力に基づい
て信号処理回路34でトルクを検出することができ、従
って、従来例のようにステアリングシャフト1の軸受に
おける摺動摩擦抵抗等によってトルク検出値が影響を受
けることがなく、トルクの検出精度を向上させることが
できる。
しかも、磁石32の縦断面形状を円形としつつ当該磁石
32とホール素子31とを水平方向に対向させるように
したため、構成部品の寸法誤差によってホール素子31
と磁石32との相対位置にバラツキが生じたような場合
にも、相対変位量に対するホール素子31出力の関係を
一定に確保することができるため、該ホール素子31の
増幅度合を変えることによって簡単に対処することがで
き、これによってもトルク検出精度の向上に寄与するこ
とができる。
また、構成部品の配置を、ステアリングシャフト1から
遠ざかる側から磁石32、ホール素子31、信号処理回
路34、スリップリング40の順となるようにしたため
、ホール素子31と磁石32とを水平対向させたことと
相まって組付工程を簡単なものとすることができると共
に、装置の小型化とコストダウンとを図ることができる
。しかも、ステアリングシャフト1の車室内に露出する
部分には、トルク検出器がなく、トルク検出器を必要と
しない従来のステアリングシャフトを用いることができ
るため、予め形状等の異なるステアリングシャフトを複
数種類用意しておく必要がなく、コスト管理費の上昇を
招くことがないと共に、当該ステアリングシャフト1が
必要以上に太くなることがないから、運転者の足元付近
のスペースを広く確保することができる。
さらに、トルク検出器の全体がギヤボックス4に内蔵さ
れ、かつ、スリップリング40が最端部に配置している
ため、車体にギヤボックス4を組付ける前の単体の状態
でスリップリング装着前に外部から容易に信号処理回路
34の増幅度を調整し、トルク検出器の出力調整を行う
ことができる。
なお、上記実施例においては、ラックアンドピニオン型
ステアリングギヤに適用した例について説明したが、こ
れに限定されるものではなく、ウオーム・セクタ型やボ
ール・ナツト型等他の形式のステアリングギヤに適用で
きることは勿論である。また、磁気検出素子として、ホ
ール素子を用いたが、これに限定されるものでもなく、
磁気抵抗素子等の他の磁気検出素子を用いることもでき
る。
さらに、信号処理回路として、この実施例では比較回路
、減算回路等からなる電子回路構成としたが、マイクロ
コンピュータを用いることによっても前記実施例と同様
の効果を得ることができる。
さらにまた、バネ部材として、この実施例ではトーショ
ンバーを用いたが、これに限定されるものではなく、捩
り力に応じて一定の捩れ変位が得られるものであれば、
スプリング等の他のバネ部材を用いることもできる。
〔発明の効果〕
以上説明してきたように、この発明によれば、ステアリ
ングギヤ内で第1の部材と第2の部材とをバネ部材を介
して連結すると共に、当該ステアリングギヤ内に、ステ
アリングシャフトから遠ざかる側から磁石、磁気検出素
子、信号処理回路及びスリップリングの順序で配置し、
付与されるトルクをバネ部材の捩れ変位として磁石と磁
気検出素子との相対回転変位量で検出し、その検出トル
クを信号処理回路及びスリップリングを介して外部に取
り出す構成としたため、装置全体を小型化できてコスト
ダウンを図ることができると共に、付与されるトルク以
外の力がトルク検出値に加えられるのを防ぐことができ
、トルクの検出精度を向上させることができるという効
果が得られる。
しかも、ステアリングギヤは車室外に配設されるため、
従来例のように車室内に突出するステアリングシャフト
の径を太くする必要がないから、運転者の足元付近のス
ペースを広く確保することができる。さらに、ステアリ
ングギヤの車体への取付以前に装置単体として出力調整
することができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す概略説明図、第2図
は第1図のn−n線部分の拡大断面図である。 l・・・・・・ステアリングシャフト、1a・・・・・
・スタブシャフト(第1の部材)、3・・・・・・ステ
アリングギヤ、4・・・・・・ギヤボックス、9・・・
・・・ビニ第5ンシヤフト(第2の部材)、22・・・
・・・トーションバー、26・・・・・・ウオームホイ
ール、29・・・・・・モータ、30・・・・・・制御
装置、31・・・・・・ホール素子(磁気検出素子)、
32・・・・・・磁石、34・・・・・・信号処理回路
、40・・・・・・スリップリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ステアリングシャフト側の第1の部材と車輪側の第2の
    部材とをステアリングギヤ内でバネ部材を介して連結し
    、前記第1の部材及び第2の部材の一方には磁石を且つ
    他方には磁気検出素子を互いに対向するように設けると
    共に、該磁石と磁気検出素子との間の相対変位による磁
    気変化に応じた信号を出力する信号処理回路、及び当該
    信号処理回路からの出力を外部に伝達するスリップリン
    グを前記ステアリングギヤ内にそれぞれ設け、前記磁石
    、磁気検出素子、信号処理回路及びスリップリングは、
    前記ステアリングシャフトから遠ざかる側から磁石、磁
    気検出素子、信号処理回路及びスリップリングの順序で
    配置したことを特徴とするトルク検出器。
JP61221482A 1986-09-19 1986-09-19 トルク検出器 Pending JPS6375631A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61221482A JPS6375631A (ja) 1986-09-19 1986-09-19 トルク検出器

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JP61221482A JPS6375631A (ja) 1986-09-19 1986-09-19 トルク検出器

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JPS6375631A true JPS6375631A (ja) 1988-04-06

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ID=16767402

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JP (1) JPS6375631A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1142774A1 (en) * 2000-04-07 2001-10-10 Visteon Automotive Systems Inc. A device for automatically driving aiding means for steering gears in automotive vehicles
JP2014029326A (ja) * 2012-06-29 2014-02-13 Canon Inc 力覚センサ及び力覚センサを備えたロボットアーム

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